2017年08月11日 (金)
【17/08/10 精神科医師A
日経メディカルより
◇ 話題の糖質制限、糖尿病患者に使う?使わない?
https://yahoo.jp/box/m1AyvF
糖質制限を批判する医師がいたら、印刷して読んでもらってください 】
精神科医師A さん。
情報をありがとうございます。
日経メディカル編集の、加納亜子さんが、
私と山田悟医師に取材して、
トレンド◎「糖買制限」で知つておくべき3つのポイント
話題の糖質制限、糖尿病患者に使 う ?使わない
2017/8/9
という記事にまとめておられます。
ニュートラルな内容のとてもよい記事と思います。
☆☆☆
以下は、日経メディカルの記事(2017/8/9)から、
私関連のところを一部抜粋です。
●糖質制限について
国内で有効なダイエット法などとして一般に普及している糖質制限は緩やかなレベルから厳格な方法まで様々ある。
大まかに分けると、糖質摂取量により以下の3段階に分かれている。
(1)緩やかな糖質制限:目標とする糖質の摂取量は110~140g/日
(2)スタンダードな糖質制限:目標とする糖質の摂取量は70~100g/日
(3)スーパー糖質制限:目標とする糖質の摂取量は30~60g/日
江部氏は患者の希望に合わせて異なる方法も勧めているが、
1日30~60gを目標に糖質摂取量を制限する「スーパー糖質制限」を積極的に勧めている。
スーパー糖質制限を始めれば、糖尿病患者であっても食後にさほど血糖が上昇せずに済む。
そのため、「食後必要となるインスリンの追加分泌量が減少し、
結果として、インスリン分泌能を担う膵臓β細胞を酷使せずに済み、保護的な作用が期待できる」と江部氏は言う。
また、食後の急激な血糖値上昇を防ぐこともできるため、「血糖変動に伴う血管内皮障害も防げる」と説明している。
●腎機能について
最初に確認したいのは、患者の腎機能だ。腎機能が悪化している患者では、
糖質制限に伴うタンパク質摂取の増加が、腎機能の悪化を招きかねないためだ。
しかし、あまり恐れる必要はないかもしれない。
「多少腎機能が低下している患者でも、こまめに腎機能をフォローして、腎機能の低下が進まないことを確認できれば安全性に問題はない」(北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟氏)といった意見や、
「Cre値が1.2~1.3mg/dL程度までであれば、よく説明して検査しながら糖質制限を勧めている」
(高雄病院[京都市右京区]理事長の江部康二氏)とする意見もあるからだ。
いずれにしても、腎機能が低下傾向にある患者では、
糖質制限が腎機能を悪化させかねないことを事前に十分説明しておく必要はあるだろう。
●低血糖リスクについて
~低血糖を起こしやすいインスリン製剤、SU薬、グリニド薬を使用している患者は、
低血糖を起こしにくいDPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬などにできる限り変更する、それができない場合は減薬すべき――
糖質制限をより安全に導入するため、
江部氏は
「入院して食事の管理を行い、CGMを活用して血糖変動を見ながら投薬量を減量し、なしにすることもある」と話す。
●低栄養の回避について
カロリー制限食と混同し、糖質だけではなくその他の食品の摂取も控えてしまう人がいる。
「高齢者や元々小食の人では、糖質制限を始めることで結果として摂取カロリーが不足し、ふらつきが生じる」と江部氏。
山田氏も「摂取カロリーが不足した状態が長期間続けば、低栄養になり筋力や骨密度の低下に加え、
貧血や摂食障害のリスクも生じてしまう。
血糖値や体重の変動に加え、中性脂肪の値の推移から十分にカロリー摂取ができているかを判断すべき」と説明する。
なお、糖質制限を始めることで脂質の摂取量が増加することから、
動脈硬化などの心血管イベントの発症リスクを高めるのではないかという意見もある。
そのため、糖質制限を勧める際には、
「魚と肉は1対1の比率で、ハムやベーコンなどの加工肉はできるだけ避けるよう伝えている」と江部氏。
江部康二
日経メディカルより
◇ 話題の糖質制限、糖尿病患者に使う?使わない?
https://yahoo.jp/box/m1AyvF
糖質制限を批判する医師がいたら、印刷して読んでもらってください 】
精神科医師A さん。
情報をありがとうございます。
日経メディカル編集の、加納亜子さんが、
私と山田悟医師に取材して、
トレンド◎「糖買制限」で知つておくべき3つのポイント
話題の糖質制限、糖尿病患者に使 う ?使わない
2017/8/9
という記事にまとめておられます。
ニュートラルな内容のとてもよい記事と思います。
☆☆☆
以下は、日経メディカルの記事(2017/8/9)から、
私関連のところを一部抜粋です。
●糖質制限について
国内で有効なダイエット法などとして一般に普及している糖質制限は緩やかなレベルから厳格な方法まで様々ある。
大まかに分けると、糖質摂取量により以下の3段階に分かれている。
(1)緩やかな糖質制限:目標とする糖質の摂取量は110~140g/日
(2)スタンダードな糖質制限:目標とする糖質の摂取量は70~100g/日
(3)スーパー糖質制限:目標とする糖質の摂取量は30~60g/日
江部氏は患者の希望に合わせて異なる方法も勧めているが、
1日30~60gを目標に糖質摂取量を制限する「スーパー糖質制限」を積極的に勧めている。
スーパー糖質制限を始めれば、糖尿病患者であっても食後にさほど血糖が上昇せずに済む。
そのため、「食後必要となるインスリンの追加分泌量が減少し、
結果として、インスリン分泌能を担う膵臓β細胞を酷使せずに済み、保護的な作用が期待できる」と江部氏は言う。
また、食後の急激な血糖値上昇を防ぐこともできるため、「血糖変動に伴う血管内皮障害も防げる」と説明している。
●腎機能について
最初に確認したいのは、患者の腎機能だ。腎機能が悪化している患者では、
糖質制限に伴うタンパク質摂取の増加が、腎機能の悪化を招きかねないためだ。
しかし、あまり恐れる必要はないかもしれない。
「多少腎機能が低下している患者でも、こまめに腎機能をフォローして、腎機能の低下が進まないことを確認できれば安全性に問題はない」(北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟氏)といった意見や、
「Cre値が1.2~1.3mg/dL程度までであれば、よく説明して検査しながら糖質制限を勧めている」
(高雄病院[京都市右京区]理事長の江部康二氏)とする意見もあるからだ。
いずれにしても、腎機能が低下傾向にある患者では、
糖質制限が腎機能を悪化させかねないことを事前に十分説明しておく必要はあるだろう。
●低血糖リスクについて
~低血糖を起こしやすいインスリン製剤、SU薬、グリニド薬を使用している患者は、
低血糖を起こしにくいDPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬などにできる限り変更する、それができない場合は減薬すべき――
糖質制限をより安全に導入するため、
江部氏は
「入院して食事の管理を行い、CGMを活用して血糖変動を見ながら投薬量を減量し、なしにすることもある」と話す。
●低栄養の回避について
カロリー制限食と混同し、糖質だけではなくその他の食品の摂取も控えてしまう人がいる。
「高齢者や元々小食の人では、糖質制限を始めることで結果として摂取カロリーが不足し、ふらつきが生じる」と江部氏。
山田氏も「摂取カロリーが不足した状態が長期間続けば、低栄養になり筋力や骨密度の低下に加え、
貧血や摂食障害のリスクも生じてしまう。
血糖値や体重の変動に加え、中性脂肪の値の推移から十分にカロリー摂取ができているかを判断すべき」と説明する。
なお、糖質制限を始めることで脂質の摂取量が増加することから、
動脈硬化などの心血管イベントの発症リスクを高めるのではないかという意見もある。
そのため、糖質制限を勧める際には、
「魚と肉は1対1の比率で、ハムやベーコンなどの加工肉はできるだけ避けるよう伝えている」と江部氏。
江部康二
はじめまして。いつも興味深く読ませてもらっています。
2ヵ月ほど前に1型糖尿病と診断を受け、
今は糖質制限と月1回の通院を続けています。
・発覚時
血糖値 203 mg/dl
HbA1c 11.5 %
抗GAD抗体 2000以上
Cペプチド 1.06 ng/ml
・現在
血糖値 96 mg/dl
HbA1c 7.4 %
さて、先生に質問なのですが、
最近、<免疫修飾療法>というものを知りました。
(通院している病院とは別の病院でおこなっているものです)
この療法を受診するべきか迷っております。
・発症早期1型糖尿病に対する免疫修飾療法
http://www.hosp.ncgm.go.jp/s007/140/index.html
なぜなら
検索をかけてもあまりにも情報が少なく
詳しい内容も分からず、
また、何か副作用があるのではないかとも思うからです。
これは予想でしかありませんが、
もしかしたら下記のBCGワクチンのことなんでしょうか?
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023602.php
また、下記のアレルギー薬IPD?と関係あるのでしょうか。
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat29/1spiddmipd.html
もちろん
自身の内因性インスリンは保持していきたいと思っています。
もしよかったら、
この<免疫修飾療法>について、
どういった内容が予想されるか、
また、受診したほうがよいのかなど、
先生の考えをお聞かせいただければ嬉しいです。
それでは、失礼いたします。
2ヵ月ほど前に1型糖尿病と診断を受け、
今は糖質制限と月1回の通院を続けています。
・発覚時
血糖値 203 mg/dl
HbA1c 11.5 %
抗GAD抗体 2000以上
Cペプチド 1.06 ng/ml
・現在
血糖値 96 mg/dl
HbA1c 7.4 %
さて、先生に質問なのですが、
最近、<免疫修飾療法>というものを知りました。
(通院している病院とは別の病院でおこなっているものです)
この療法を受診するべきか迷っております。
・発症早期1型糖尿病に対する免疫修飾療法
http://www.hosp.ncgm.go.jp/s007/140/index.html
なぜなら
検索をかけてもあまりにも情報が少なく
詳しい内容も分からず、
また、何か副作用があるのではないかとも思うからです。
これは予想でしかありませんが、
もしかしたら下記のBCGワクチンのことなんでしょうか?
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023602.php
また、下記のアレルギー薬IPD?と関係あるのでしょうか。
http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat29/1spiddmipd.html
もちろん
自身の内因性インスリンは保持していきたいと思っています。
もしよかったら、
この<免疫修飾療法>について、
どういった内容が予想されるか、
また、受診したほうがよいのかなど、
先生の考えをお聞かせいただければ嬉しいです。
それでは、失礼いたします。
2017/08/11(Fri) 21:12 | URL | 柴犬 | 【編集】
2017/08/11(Fri) 22:21 | URL | 精神科医師A | 【編集】
糖尿病、腎不全等の心配をしておりましたが、江部先生に“太鼓判”を押していただけたように感じ、ホッとしました。
健康診断の結果についてですが、昨年は中性脂肪、コレステロール、肝機能、血圧…
高値のオンパレードでした。
今年は治療中の不整脈(期外収縮)が、健康診断時の心電図検査においても指摘された以外は全て正常値で、中性脂肪においては、昨年261(mg/dl)に対し、今年75(mg/dl)で、糖質制限の効果が顕著に現れたと実感しております。
江部先生の本に出会わなければ、近い将来本当の意味での成人病を発症していたに違いなく、心より感謝致しております。
また、私を実例として、職場の同僚が糖質制限を始めるようで、アドバイスしてあげようと思っております。
健康診断の結果についてですが、昨年は中性脂肪、コレステロール、肝機能、血圧…
高値のオンパレードでした。
今年は治療中の不整脈(期外収縮)が、健康診断時の心電図検査においても指摘された以外は全て正常値で、中性脂肪においては、昨年261(mg/dl)に対し、今年75(mg/dl)で、糖質制限の効果が顕著に現れたと実感しております。
江部先生の本に出会わなければ、近い将来本当の意味での成人病を発症していたに違いなく、心より感謝致しております。
また、私を実例として、職場の同僚が糖質制限を始めるようで、アドバイスしてあげようと思っております。
2017/08/12(Sat) 01:43 | URL | 麺's | 【編集】
始めまして、妊娠9ヶ月の妊婦です。
現在37歳、身体163cm体重61kgです
私は妊婦糖尿病では無く、妊婦初期に食べ悪阻になり妊娠発覚後2ヶ月で体重+10kgになりしました。
病院から「これ以上体重を増やせない」と言われ、自己流(食べないダイエット)で何とか体重維持をしている状態です。
けれど食べないのは胎児に良くないと思い、糖質制限を調べました。
すると「ケトン体は胎児のIQを下げる」「胎児の脳は糖で作る」「妊娠中の糖質制限は危険。胎児の発育の為に糖質を摂りカロリー制限にするべき」と書かれているものと、「ケトン体は胎児に必要」「妊娠中の糖質制限は安全」と書かれているものがあり、どうして良いか悩んでいます。
宜しければ教えて下さい。
現在37歳、身体163cm体重61kgです
私は妊婦糖尿病では無く、妊婦初期に食べ悪阻になり妊娠発覚後2ヶ月で体重+10kgになりしました。
病院から「これ以上体重を増やせない」と言われ、自己流(食べないダイエット)で何とか体重維持をしている状態です。
けれど食べないのは胎児に良くないと思い、糖質制限を調べました。
すると「ケトン体は胎児のIQを下げる」「胎児の脳は糖で作る」「妊娠中の糖質制限は危険。胎児の発育の為に糖質を摂りカロリー制限にするべき」と書かれているものと、「ケトン体は胎児に必要」「妊娠中の糖質制限は安全」と書かれているものがあり、どうして良いか悩んでいます。
宜しければ教えて下さい。
2017/08/12(Sat) 07:45 | URL | 藤原 | 【編集】
精神科医師A さん
大変参考になります。
ありがとうございます。
大変参考になります。
ありがとうございます。
2017/08/12(Sat) 17:58 | URL | ドクター江部 | 【編集】
藤原 さん
ケトン体に関する論争は、すでに終止符を打ちました。
ケトン体は、胎児の主たるエネルギー源であり、
脳・心・腎などの臓器保護作用があることが明らかとなりました。
すなわち、ケトン体は「とてもいい奴」ということです。
2016年10月01日 (土)の本ブログ記事
「宗田先生の胎盤などケトン体値英文論文、クリックお願い申し上げます。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3959.html
をご参照いただけば幸いです。
糖質制限食で、体重コントロールが容易となり、母子共に健康度が高まります。
ケトン体に関する論争は、すでに終止符を打ちました。
ケトン体は、胎児の主たるエネルギー源であり、
脳・心・腎などの臓器保護作用があることが明らかとなりました。
すなわち、ケトン体は「とてもいい奴」ということです。
2016年10月01日 (土)の本ブログ記事
「宗田先生の胎盤などケトン体値英文論文、クリックお願い申し上げます。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3959.html
をご参照いただけば幸いです。
糖質制限食で、体重コントロールが容易となり、母子共に健康度が高まります。
2017/08/12(Sat) 18:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、こんにちは。
以前、江部先生が、記事等で「糖尿病とわかっている人には、「ブドウ糖負荷試験」は実施しないのが原則。高血糖を生じる可能性が極めて高い人に、わざわざ負荷してリスクを与えるのは倫理的に良くない」旨の事を書かれておられますが、これは、日本糖尿病学会の方針でしょうか?
そうであれば、糖尿病の人に、「従来の糖尿病食(高糖質・カロリー制限食」」を指導する日本糖尿病学会の方針は矛盾している、ということにはならないでしょうか。
糖尿病の人にブドウ糖負荷試験をするのが倫理的に良くないのであれば、糖尿病の人に高糖質の食事を指導するのは、同様に倫理的に良くないのではないか、と考えるのは、ただの屁理屈でしょうか。
以前、江部先生が、記事等で「糖尿病とわかっている人には、「ブドウ糖負荷試験」は実施しないのが原則。高血糖を生じる可能性が極めて高い人に、わざわざ負荷してリスクを与えるのは倫理的に良くない」旨の事を書かれておられますが、これは、日本糖尿病学会の方針でしょうか?
そうであれば、糖尿病の人に、「従来の糖尿病食(高糖質・カロリー制限食」」を指導する日本糖尿病学会の方針は矛盾している、ということにはならないでしょうか。
糖尿病の人にブドウ糖負荷試験をするのが倫理的に良くないのであれば、糖尿病の人に高糖質の食事を指導するのは、同様に倫理的に良くないのではないか、と考えるのは、ただの屁理屈でしょうか。
2017/08/13(Sun) 12:24 | URL | はかし | 【編集】
はかし さん
『糖尿病とわかっている人には、「ブドウ糖負荷試験」は実施しないのが原則。高血糖を生じる可能性が極めて高い人に、わざわざ負荷してリスクを与えるのは倫理的に良くない』
これは、日本糖尿病学会の方針でもあります。
『糖尿病の人に、「従来の糖尿病食(高糖質・カロリー制限食」」を指導する日本糖尿病学会の方針は矛盾している』
私もその通りと思います。
炊いたご飯を大盛りで200g食べたらそれだけで73gの糖質です。
あとおかずに衣ものとかコロッケとかあったら、まさに「80~90~100g」ブドウ糖負荷試験状態ですものね。
『糖尿病とわかっている人には、「ブドウ糖負荷試験」は実施しないのが原則。高血糖を生じる可能性が極めて高い人に、わざわざ負荷してリスクを与えるのは倫理的に良くない』
これは、日本糖尿病学会の方針でもあります。
『糖尿病の人に、「従来の糖尿病食(高糖質・カロリー制限食」」を指導する日本糖尿病学会の方針は矛盾している』
私もその通りと思います。
炊いたご飯を大盛りで200g食べたらそれだけで73gの糖質です。
あとおかずに衣ものとかコロッケとかあったら、まさに「80~90~100g」ブドウ糖負荷試験状態ですものね。
2017/08/13(Sun) 18:43 | URL | ドクター江部 | 【編集】
http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/GL2016-01.pdf
8頁 「75g OGTTが推奨される場合」をお読みください
「明らかな糖尿病の症状が存在するもの」 は、推奨されていません
8頁 「75g OGTTが推奨される場合」をお読みください
「明らかな糖尿病の症状が存在するもの」 は、推奨されていません
2017/08/14(Mon) 10:19 | URL | 精神科医師A | 【編集】
精神科医師A さん
コメントをありがとうございます。
コメントをありがとうございます。
2017/08/15(Tue) 08:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江別先生、初めまして。
夫が糖尿病で薬を常用しています。
私は特に持病はありませんが、この2年ほどで4kgほど太ったこともあり、先月11日より2人で糖質制限食を始めました。
夫はこの3日間連続で空腹時血糖値が100を切ったと喜んでいました。
ハムとベーコンは避けた方が良いとのことですが、その理由はどのようなことからなのでしょうか。
ふだん食べているベーコンとハムは、添加物は一切使っていない、昔ながらの作り方をしたものを選んでいます。
子供の糖質制限についての質問です。
今小学4年になる子供が1人います。どちらかというと痩せているくらいです。
親は白米を食べないですが、子供は食べています。
いろいろと本を読んで、子供も白米ばかり食べすぎない方がいいのではないかと思うようになりました。
やはり子供でも毎食の糖質量は考えた方がいいのでしょうか。
まだ始めたばかりで、いろいろと疑問点ばかりですが、これからも続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
夫が糖尿病で薬を常用しています。
私は特に持病はありませんが、この2年ほどで4kgほど太ったこともあり、先月11日より2人で糖質制限食を始めました。
夫はこの3日間連続で空腹時血糖値が100を切ったと喜んでいました。
ハムとベーコンは避けた方が良いとのことですが、その理由はどのようなことからなのでしょうか。
ふだん食べているベーコンとハムは、添加物は一切使っていない、昔ながらの作り方をしたものを選んでいます。
子供の糖質制限についての質問です。
今小学4年になる子供が1人います。どちらかというと痩せているくらいです。
親は白米を食べないですが、子供は食べています。
いろいろと本を読んで、子供も白米ばかり食べすぎない方がいいのではないかと思うようになりました。
やはり子供でも毎食の糖質量は考えた方がいいのでしょうか。
まだ始めたばかりで、いろいろと疑問点ばかりですが、これからも続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
2017/08/16(Wed) 21:12 | URL | ELMO | 【編集】
ELMO さん
世界がん研究基金2007年の報告で
⑤動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。
とされています。
添加物は一切使っていないベーコンとハムで、日本人の一般的な摂取量なら問題ないと思います。
子供も勿論、人類本来の食事である糖質制限のほうがいいです。
しかし、学校の給食とか社会生活もあるので、ほどほどでいいと思います。
家にいるときだけでも、糖質制限を心がけるのもいいでしょう。
特に夕食だけでも糖質制限にしたら、食後の眠気がないので勉強がはかどりますよ。
世界がん研究基金2007年の報告で
⑤動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。
とされています。
添加物は一切使っていないベーコンとハムで、日本人の一般的な摂取量なら問題ないと思います。
子供も勿論、人類本来の食事である糖質制限のほうがいいです。
しかし、学校の給食とか社会生活もあるので、ほどほどでいいと思います。
家にいるときだけでも、糖質制限を心がけるのもいいでしょう。
特に夕食だけでも糖質制限にしたら、食後の眠気がないので勉強がはかどりますよ。
2017/08/16(Wed) 22:09 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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