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『糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ』東洋経済オンライで記事に
こんにちは。

本日東洋経済オンラインニュースで
『糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ』
の記事がアップされました。

http://toyokeizai.net/articles/-/179230

子どもの糖質制限は何が良くて何が危ないか

血糖値の安定が肉体にも精神にも効く

三島 学 :三島塾塾長 2017年07月15日

「大人のダイエット」だけがその効果ではありません(写真:NOBU / PIXTA)
北九州で私が開く個人学習塾「三島塾」では、子どもに糖質制限をするように保護者に伝えている。簡単にいえば、食事の中から「糖質」を抜く食事方法だ。甘いお菓子やジュースはもちろん、ごはんやパン、めんといった主食、イモ類も極力食べない。

家庭では、朝食・夕食(弁当の場合は昼食も)を糖質制限食にかえる。塾では私自身が、ハンバーグやローストポークなどの肉料理を補食としてふるまっている。教室では、勉強の合間に子どもたちが肉にかぶりつくが、ごはんもパンもそこにはない。

実は私自身は6年ほど前から糖質制限を続けているが、糖尿病が改善しただけでなく驚くほど元気になり、頭がクリアになった。そんな私を見た保護者から「先生の糖質制限をうちの子にも教えてほしい」と言われたのがきっかけだ。

拙著『糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ』でも詳しく書いているが、実際に通っている子どもに糖質制限を実践してもらったところ、以下のような効果につながった。

●居眠りがなくなり、集中力がついて勉強がどんどん進むようになった

●多動ぎみだった子どもが急激に落ち着くようになった

●偏差値が10~20上がった。難関大学やトップ校に次々合格した

●アレルギー、アトピー性皮膚炎、冷え性、生理不順などの体調不良が改善した

「子どもに糖質制限?」最初はだれもが違和感を持つが…

以下続く
http://toyokeizai.net/articles/-/179230
このサイトで続きがご覧いただけます。




☆☆☆

糖質制限で子どもが変わる! 三島塾レシピ
― 成績&集中力アップ! もう「勉強しなさい! 」は言わなくてOK
– 2017/6/7 主婦の友社
三島 学 (著), 江部 康二 (監修)


が、アマゾンなどで2017年6月7日から販売中です。
三島学塾長の、子供の糖質制限シリーズの第2弾です。

 前著で、世界で初めての「子供の糖質制限」の本を上梓された三島塾長が、
今回、『糖質制限で子供が変わる!三島塾レシピ』を刊行されました。

 嬉しいことに、
「糖質制限」が子供を救う
を読んでいただいた主婦の友社さんから依頼があり、
とてもスムースに出版の運びとなりました。
三島塾長の血と汗と涙のこもった珠玉のレシピ集ですから、
必ずや読者の皆さんのお役にたてると思います。 

 私が常々言うように、糖質制限食は人類本来の食事であり、人類の健康食です。
ですから、子供の健康にもおおいに役立つはずです。
人類700万年間の歴史において、穀物を食べ始めたのは、約1万年前。
人体はその歴史のほぼすべての期間で、
糖質制限食を摂取しつつ突然変異を繰り返して、
消化・吸収・代謝のシステムを完成させています。

 すなわち我々の体は糖質制限食に特化して適合していると考えられるのです。
農耕開始前の人類は糖質制限食を実践しながら
妊娠・出産・子育てを含む日常生活を過ごしていたと考えられます。

 子供の成長において必須であるのは、
たんぱく質と脂質、そしてビタミン、ミネラル、食物繊維です。
筋肉や骨格や内臓の成長に特に大切なのは
たんぱく質と脂質であり、糖質ではありません。

 体の組成は、
水分55~65%、たんぱく質14~18%、脂肪=15~30%、ミネラル5~6%、
そして糖質は1%以下です。
もちろん個人差がありますが、
糖質は身体組成の成分としては、極めて微々たるものであり、
理論的には必須糖質はありません。

 本の内容はぜひ読んでいただきたいのですが、糖質制限食を実践することで、
子どもの授業中の眠気がなくなり、多動が消え、
集中力が増して学力がどんどん向上して、
劇的に変わったという三島塾での実例も、理論編でたくさん出てきます。

 おかだ小児科医院(滋賀県高島市)の岡田清春先生は
「おかゆから始めない離乳食のすすめ」を実践しておられます。
赤ちゃんの発育がとても健康的で丈夫になるとのことです。
本書に2ページ執筆していただいてます。

おかげさまで前著

「糖質制限」が子供を救う(日本糖質制限医療推進協会、大垣書店)
http://books.rakuten.co.jp/rb/14600870/
 → こちらは楽天ブックスでご購入頂けます。

の売れ行きも好調で、早くも増刷となりましたが、
自費出版本としては破格のことです。

 妊婦も赤ちゃんも子供も大人も糖質制限食で、健康になります。
まさに人類本来の食事、人類の健康食と言えます。
2017年は「子供の糖質制限」が重要なキーワードになるかもしれません。


江部康二
コメント
糖質制限中の喫煙について
江部先生、はじめまして!
江部先生のことをテレビで知り、三週間前から糖質制限を始めた40歳女です。
1日の糖質を60グラムに、摂取カロリーを1,200に押さえています。
毎日一時間のウォーキングをしていますが、三週間で1.4㎏しか減らず、最近では1グラムも減らなくなってしまいました。
糖質はガッツリ抑え、間食はせす、たまにアーモンドを5粒ほど食べています。
後、喫煙者です。
タバコを吸っていると、糖質制限してもダメなのでしょうか?
ネットを見ても曖昧でよく分かりません。
どうか、教え頂けたら幸いです。
ヨロシクお願いいたしますm(__)m
2017/07/16(Sun) 06:47 | URL | かんな | 【編集
Re: 糖質制限中の喫煙について
かんな さん

喫煙が、体に良くないことは確定しています。
しかし、喫煙車には糖質制限が無効というわけではありません。

体重ですが、BMIが20以上~25未満で、その人の体調が良ければ、それでいいと思います。


2017/07/16(Sun) 12:15 | URL | ドクター江部 | 【編集
回答ありがとうございます
江部先生、お忙しいところお返事ありがとうございます。
お恥ずかしながら、BMIは30あります。
かなり太っているので、糖質制限始めればすぐに体重が落ちるかと思っていましたが、中々思うようにいかず、焦っていました。
しかし、これで諦めるのではなく、健康面も考えて、地道に続けていこうと思います。
体調は、毎日のようにあった頭痛が減ってきた気がします。
これからも、先生のブログを読ませていただきます。
ありがとうございました。
2017/07/16(Sun) 16:58 | URL | かんな | 【編集
Re: 回答ありがとうございます
かんな さん

頭痛が減ったのは、良かったですね。
喫煙も、この機会に減らせたらよいと思います。
2017/07/16(Sun) 17:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
目標とするA1c 数値について
江部先生、いつもブログを拝見し、勉強させて頂きながら、スーパー糖質制限生活も3年に近づいています。

2型糖尿病63歳女性です。
現在は、1年間投薬なしで、A1c6.3位の値が続いております。

6.0以下になかなかならないのは、早朝時血糖値高値が原因なのかしらと想像しておりますが、現状維持よりも、薬を処方して頂いて、6.0以下を目指したほうが良いのか、ご教示お願いいたします。


2017/07/18(Tue) 15:53 | URL | シーラオキ | 【編集
Re: 目標とするA1c 数値について
シーラオキ さん

『スーパー糖質制限食で、1年間投薬なしで、A1c6.3位の値』

A1c6.3%なら、平均血糖値は134.1mg/dlです。
スーパー糖質制限食実践なので、食後高血糖と平均血糖幅増大もありません。

確かに、空腹時血糖値がやや正常より高めの可能性がありますね。
一度、前日の夕食から、10時間以上あけて、早朝空腹時の血糖値とインスリン値を測定してみましょう。

舟形町研究によれば、早朝空腹時血糖値が、126mg/dl未満なら、合併症リスクは正常人と有意差なしとされています。
薬を内服する前に、早朝空腹時血糖値が、126mg/dl未満かどうか、確認してみては如何でしょう。
2017/07/18(Tue) 17:03 | URL | ドクター江部 | 【編集
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