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糖質制限食と体重減少
おはようございます。

5月18日(日)名古屋の 糖質制限食講演会、おかげさまで約100名の参加があり、盛況となりました。

一歩一歩、糖質制限食の輪が広がりつつあるのを実感しました。

さて今回はshigeさんからのコメント・質問です。

『初めてお便りします。
九州福岡で生活している60歳の男性shigeさんです。

私は、5年前糖尿病と診断され、糖尿病食を中心に節制してきたつもりでしたが、徐々に悪化し、現在ではインスリンを毎食前に2~4単位打っています。

4月中旬頃、インターネットで先生の糖質制限食を拝見し、早速本を購入し、読ませて頂きました。

4月ころは、A1Cが7.5位あり、なかなかこれから下がらず苦心していました。
先生の糖質制限食を実践してみようと思い、インターネットの糖質制限食品を取り寄せ、4月下旬から実践してみました。

すると、毎日の食前血糖値がほとんど二桁になり、次の検診日が楽しみになりました。

昨日(5/10)が検診日でしたので、ルンルン気分で病院へ行き検診を受けました。 すると、なんとA1Cが6.8まで下がっていました。

前回の受診の時、担当医師に「糖質制限食」について尋ねましたが、曖昧に答えられ、良い返事はもらえなかったので、実践していることは伏せていました。

担当の医師から「何か生活が変わりましたか。何かしているんですか。」と尋ねられたので「なるべく甘い物を食べない様にしました。」 と答えておきました。

なかなか下がらなかったA1Cが1ヶ月で0.7も下がるとは驚きでした。

ただ、体重が若干(約1.5Kg)減ったのが気がかりです。

ちなみに、身長174センチで糖尿病になる前が75kg、1ヶ月前までは60kgでしたが、今は58.5kgのまで落ち、妻から「また最近痩せてきたみたい。」と言われています。

しかし、これからも糖質制限食を実践し、インスリン注射のない生活ができるよう頑張っていきたいと思います。

糖質制限食に出会ってこれからの人生に希望が沸いてきました。 ほんとうに有り難うございました。

2008/05/11(日) 10:30:51 | URL | shigeさん』

shigeさん。コメントありがとうございます。

また糖質制限食実践一ヶ月で、HbA1c7.5→6.8%と改善、よかったですね。(^o^)v

5.1ブログにも書きましたが糖質制限食で体重が減りすぎるときは、脂肪制限も無意識レベルでしていて、結果としてカロリー不足になることが一番多いです。

shigeさんも気力・体力の低下を意識されるなら、カロリー不足をチェックしてみてくださいね。

もともと少食タイプの人で、脂っこいものがたくさん食べられないようなときは、血糖自己測定をして食後2時間血糖値が180mg/dlを超えない程度の量の果物を、間食で摂取してみてはどうでしょう。

また同様に、食後高血糖にならないていどのナッツ類の間食もいいですね。

果物に含まれるの糖質のうち、ショ糖とブドウ糖は血糖値を上昇させますが、果糖はほとんど上昇させません。

しかし、果糖もカロリーはありますし、中性脂肪にも変わりやすいので、体重増加には寄与します。

shigeさんは
「身長174センチで糖尿病になる前が75kg、BMI23.1
1ヶ月前までは60kg、BMI19.8、
今は58.5kg、BMI19.3」
ですね。

私は、2002年に糖質制限食で10kg減量して、現在まで、身長167cm、体重56kg、BMI20.1で維持しています。

学生時代の体重に戻って体調も良好なのでこのままで丁度です。

個人差があるので、一般に最適とされているBMI22にする必要もないと思っています。

江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ありがとうございました。
先生のご講演、とても、わかりやすく拝聴できました。
ありがとうございました。

実物の先生が、とても、お若いことに驚きました。
また、まだまだ「糖質制限食」を受け入れられない時代なんだなーと、灰本先生のお話から痛感いたしました。

クロワッサン、楽しみにしております。
2008/05/19(Mon) 17:27 | URL | my | 【編集
江部先生に感謝致します!
江部先生に感謝いたします。
以下長文ですがご容赦願います。

今年1月に糖尿病を発症した、49歳のkazuと申します。
72kgあった体重が今年1月に62.5kgまで落ちてしまい、肺ガンを疑いました。

また去年から、右足裏が棒のように攣ったり、起き抜けに激しい痛み、
又、左右の腕がジーンと痺れたり、数年前から左肩肩甲骨裏の鈍い痛みがあり、長年の不摂生と飲酒のため肝臓が壊れたかと思い、重い足を引きずり病院で検査をしてもらいました。結果は肺ガンではなく糖尿病との事。

血糖値263 ha1c 10.6 
担当した先生は即入院、インスリン注射と指導を行うとおっしゃいました。仕事もあるので、入院は勘弁してもらい、薬で様子を見てもらうことで、アマリールを処方してもらいました。

そのとき処方した担当の先生は「アマリールはあまり効かないし、1ヶ月しても改善しませんよ。そのときは即入院」とおっしゃいました。

家に帰り、ネットを渡り歩き、糖尿について調べているうちに江部先生のブログを拝見させていただき、2日~3日間のあいだ他の情報なとと、参考しているうちになるほど、理に適っていると思い書店に走り「主食を抜けば糖尿は良くなる!実践編」を購入しました。

ままよと、アマリールを3日でかってにやめて、スタンダードを実行してみると、左肩甲骨の鈍い痛みが、始めた3日~4日後位から熱い痺れに変わってきました(虫が這っている様な痺れ)。なんだろうと思いましたが、糖尿病が良くなっていく証拠だったのでしょうか、今ではほとんど痺れもありませんし妙な痛みも無くなりました。

さて、1ヶ月後の2月末に血液検査をしたところ、血糖値126、HA1C 9.2と改善されていました。(今思うと凄い数字ですね!!)

そのときのやりとりです
担当の先生:血糖値改善してますね。(不思議な顔で)
私:はい実はアマリールは飲んでいません
担当の先生:えええー!!
私:糖質制限を実行しています
担当の先生:ふむふむ、では暫く様子を見ましょう(余り関心が無い?)

ということになり2ヶ月目も
担当の先生:いいですね
私:はい
担当の先生:ではもう暫く薬なしで様子を見ましょう

とうとう4月末では、ほとんど正常値に
3ヵ月後の7月末まで検査に来なくて良いと言われました。

現在は正常値に近い処まで、改善してきております。
ちなみに以下は1月末~4月末の病院の検査データです

血糖値 1月263 2月126 3月102 4月109
ヘモグロビンA1C 1月10.6 2月9.2 3月7.5 4月5.9

素晴らしい。というより体の快調さが状況を物語っています。

ただ気になることひとつあります。中性脂肪が異常な値になってしまいました。体は快調なのですが。。
なぜでしょうか?糖尿病改善のため、著書のように食後30分の散歩や、また独自に休日のサイクリングと有酸素運動をなるべく取り入れています。

中性脂肪データです
1月データ無し 2月302 3月652 4月848

糖質制限と有酸素運動を行うことで中性脂肪は改善してくると信じてます。

糖尿病になって、先生の著書に出会い、食の大切さ。体を動かす事の大切さを再認識しました。

また、学生だった若い頃以来、散歩とサイクリングで、暫く忘れていた体を動かす事の快感も久しぶりに実感できています。

糖尿病が改善されたのは本当に江部先生のおかげと感謝しております。これからも多くの方にこの素晴らしい療法を広げて頂きたいと思います。

本当にありがとうございました。
2008/05/19(Mon) 22:48 | URL | kazu | 【編集
myさん。

5月18日(日)、名古屋・糖質制限食講演会へのご参加、ありがとうございました。
実年齢より若く見えましたか?それは嬉しいですね 。(^_^)
myさん、1型ですが、早朝空腹時血糖値が100mg~110mgていどで食後2時間血糖値も140mg未満ですから、優等生で主治医の先生から誉められているでしょうね。
これからも糖質制限食と糖質管理食を適宜使い分けて
美味しく楽しく糖尿人ライフを送ってくださいね。
2008/05/20(Tue) 07:52 | URL | 江部康二 | 【編集
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