“糖質制限ブーム”生みの親、江部康二医師を直撃。夕刊フジ。
こんにちは。
最近、夕刊フジからインタビューを受けて、その内容が記事として掲載されました。

合計9回の連載記事で、
夏井睦先生、深作秀春先生、宗田哲男先生も登場しておられます。
一応私が、トリをつとめさせていただきました。

その記事が夕刊フジのウェブサイトで見ることができると
精神科医師Aさんから、情報を頂きました。
ありがとうございます。

それがどうしたと言われるかもしれませんが、
最近の私の写真もアップで載っていますよ。(^^)


江部康二


☆☆☆
以下、夕刊フジのサイトから一部抜粋です。

夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/lif/news/170606/lif1706060003-n1.html

【糖質制限 結局いいのか、悪いのか】
“糖質制限ブーム”生みの親、江部康二医師を直撃
「健康な食事とは何かを考えていくことが大切」

2017.6.6

「私が糖質制限の書籍を初めて刊行した2005年当時、米国糖尿学会は糖質制限食を全否定していましたが、
08年から肥満の患者に期限付きで認め、
13年には肥満の有無や期限も付けずに糖質制限食を治療食の1つとして容認しました。
このため日本の医学界も糖質制限への態度を変えつつあります」

 こう語るのは“糖質制限ブーム”の生みの親ともいえる高雄病院(京都市右京区)理事長の江部康二医師だ。

 低糖質食品などの市場は3000億円を超えるとみられ、
「糖質制限」はすでにブームの域を超えて社会に認知されている。
次の段階として、どんな糖質制限が最適なのかが問われる中、
江部医師は厳しい糖質制限(スーパー糖質制限=1日の糖質摂取量50グラム以下)を推奨し、
自身の病院でも実践している。

 「糖質制限の有効性や安全性に関するエビデンスが蓄積されていくなか、
一部の観察研究で厳しい糖質制限に対して否定的な結果があるのは承知しています。
しかし、観察研究は切り口次第でいくらでも恣意的な解釈が可能です」

 「一方、糖質摂取後の『食後高血糖』『血糖変動幅増大』で生じる酸化ストレスが、
動脈硬化や老化、がん、アルツハイマー病などの疾患の元凶であるのは紛れもない生理学的な事実。
ゆえに、糖質を制限すればするほどこれらの病気になるリスクが低下するのは理論的に明らかです」

 江部医師はそう断言する。

http://www.zakzak.co.jp/lif/news/170606/lif1706060003-n2.html

 さらに厳しい糖質制限で、ブドウ糖の代わりに主なエネルギー源として使われるケトン体が近年、
多くの病気予防にかかわっているのではないかと注目されている。

 14年に日本でも発売されたSGLT2阻害薬を、
米国で先行して心疾患リスクの高い糖尿病患者に投与したところ、
心血管疾患の発症が有意に減少し、他の研究では腎保護作用などがあることも分かってきたからだ。

 江部医師は忠告する。

 「SGLT2阻害薬は尿から余分な糖を排出して血糖値を下げる薬で、
薬物による糖質制限という側面を持ち、体内のケトン体を上昇させます。
つまり、少し前まで危険視されていたケトン体が危険どころか、
その臓器保護作用が世界的に認められたわけです。
動物性脂肪しかり、コレステロールしかりで食の常識が次々と覆っていることからも、
最新の情報を入手して健康な食事とは何か-を考えていくことが大切です」

 8回にわたって糖質制限に関する推進派、慎重派の見解を紹介してきたが、
「過剰な糖質摂取が健康によいはずがない」という認識は共通している。

 江部医師が指摘するとおり、日本の医学界はいつまでも体面にこだわらず、
糖質制限に関する正確な情報を国民に伝えていく責任がある。 (吉澤隆弘)=おわり
コメント
膠原病(強皮症)には有効なのでしょうか?
江部先生、いつも有益な記事をありがとうございます。
楽しく拝読させていただいております。
本ブログを知って以来、スーパー糖質制限を始めて10か月になりますが、体調がとても良いので、今後も継続しようと思っております。

今回は膠原病の強皮症について質問があり、メールさせていただきました。
端的に申しますと、糖質制限は強皮症に有効なのでしょうか?という質問になります。

72歳の母が10年程前に強皮症を発症しまして、現在も治療中です。
特に手足の指の血流が悪く、冬には紫色になりとても冷たくなってしまいます。
しもやけのひどい状態といった感じです。
数年前には血流悪化から壊疽をして手の指を1本切断しております。

私は健常者ですが、スーパー糖質制限を始めて、冷え性と慢性鼻炎が治りました。
本ブログでも、血流が良くなった、花粉症やアレルギー症状が治ったというコメントが散見されます。
強皮症は原因や有効な治療法が確立されていないようですが、自己免疫疾患が関係しているようです。
母の症状を見る限り、糖質制限によって血流が良くなり免疫が活性化すれば、症状が緩和するのでは?と思いました。

糖質制限が強皮症に有効といった症例はあるのでしょうか?
お忙しいとは存じますが、よろしくお願いいたします。
2017/06/11(Sun) 00:17 | URL | しん | 【編集
糖質制限、なぜ医師によって意見が違う?
おはようございます。

最近は本当に糖質制限の文字をよく見かけるようになりました!(嬉)
江部先生方の啓蒙の成果が着実に出てきています!(感謝)

http://biz-journal.jp/i/2017/06/post_19310_entry.html

この記事の様な事も、数年前に江部先生が既にブログ記事にされていましたが(笑)
2017/06/11(Sun) 08:25 | URL | 岸和田のセイゲニスト | 【編集
Re: 膠原病(強皮症)には有効なのでしょうか?
しん さん


「糖質制限が強皮症に有効といった症例はあるのでしょうか? 」


私にも良くわかりません。

糖質制限食実践で、全身の血流・代謝がよくなるので、強皮症にも有効な可能性はあります。
10年経過しておられるので、すでに改善不能の面もあると思いますが、
これ以上の症状の進行に関して、糖質制限食を実践するほうがやらないよりは、ましと思います。
2017/06/11(Sun) 08:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限、なぜ医師によって意見が違う?
岸和田のセイゲニスト さん

情報をありがとうございます。
確かに糖質制限食は、日常の言葉となりつつあり、嬉しい限りです。
ご指摘通り、私も以下の記事をすでに掲載しています。

2013年07月25日 (木)の本ブログ記事
各糖質制限食のスタンス
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2614.html
2017/06/11(Sun) 08:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
電子タバコに含まれるグリセリンについて
四年前に血液検査をした時に糖尿病と診断され途方に暮れていた所、江部先生のブログを知りました。
糖質制限を始めてからみるみる血糖値が改善し、当時は血糖値が423、ヘモグロビンが11.5でしたが半年後には空腹時血糖値90、ヘモグロビン4.9まで下りました。
四年たった今も血糖値を維持出来てるのは江部先生のブログに出会ったおかげです。

そこで1つ質問があります。

今ではストレスなく糖質制限を続ける事が出来てるのでいるので、次に禁煙をしようと色々模索した結果
電子タバコを試してみました。
購入してタバコに置き換えて試してみたのですが、その日からなんだかトイレが近く、その日の就寝時も糖質制限を始めてからは起きてトイレに行く事などめったになくなったのですが、その日は二回もトイレに起きてしまいました。

私が使っている電子タバコのリキッドの成分の内、八割程グリセリンが入っています。
それを気化して肺から摂取する場合、血糖値に影響する事はありえるのでしょうか?




2017/06/11(Sun) 11:50 | URL | ヤス | 【編集
Re: 電子タバコに含まれるグリセリンについて
ヤス さん

グリセリン は、3価のアルコールです。
医学的にはグリセロール と呼びます。
血糖値への影響はありません。
2017/06/11(Sun) 17:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re:Re 膠原病(強皮症)には有効なのでしょうか?
江部先生

お忙しいところ、アドバイス下さりありがとうございます。

「やらないよりはまし」、私も同感です。
有効な治療法が確立されていないからこそ、ダメもとでやってみることで、まさかの良い効果が表れるのかもしれません。
糖質制限をしても副作用が出るわけではないし、ブログの記事にあるような良い効果や、私自身が経験して得たことを話してみようと思います。
懸念されるのは、母が70年間信じてきた食や糖質に対する考えを変えてくれるかです。
糖質制限を素直に受け入れてくれれば良いのですが・・・
2017/06/12(Mon) 10:43 | URL | しん | 【編集
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