外食でやせる! 「糖質オフ」で食べても飲んでも太らない体を手に入れる 。刊行。
こんばんは。 

外食でやせる! 「糖質オフ」で食べても飲んでも太らない体を手に入れる 単行本 – 2017/3/27 
毎日新聞出版 
江部 康二 (著) 

が出版されました。 糖質制限な外食に特化して、本を一冊作ってみました。 サラリーマンのほとんどが、一日に1~2回は外食になると思います。 私の糖尿病患者さんにおいても、 「外食が多いので、糖質制限はなかなか難しいです。」 と仰る方が結構おられます。 最近は、ファミレスやコンビニでも糖質制限なメニューや食材がどんどん増えていて、糖質セイゲニストにとって、とても暮らしやすい日本となっています。 
本書が、 『全国の糖質セイゲニストの外食のバイブル』 になってくれれば、
嬉しい限りです。 

江部康二

☆☆☆
 以下は、 外食でやせる! 「はじめに」です。

 はじめに ダイエットは現代人にとって永遠のテーマです。 それを実践するために、これまでさまざまな方法が紹介されてきました。 そのなかでも長年主流になってきたのが「カロリー制限」です。 しかし、カロリー制限で成果を上げるにはかなりの努力が必要です。 頑張っても思うように効果が出なかったり、リバウンドしてしまったり、ついには、「もうダイエットなんかやめてやるー!」と投げ出してしまった人もいるかもしれません。 そうした“挫折経験”を持つ人たちに伝えたいのが、私が提唱する「糖質制限ダイエット」です。 やり方はいたって簡単。 ご飯、パン、麺類、砂糖などの「糖質」を可能な限りカットし、肉、魚、豆腐などから「タンパク質」と「脂質」をしっかりとるだけ。 糖質さえ控えれば、あとは何を食べても大丈夫。 お酒を飲んでも問題ありません。 それなのに、すとんと体重が落ちますし、血糖値コントロールができることから健康増進効果も期待できます。 この糖質制限を取り入れた食事は、もともとは糖尿病の治療目的のために開発されました。 私が理事長を務める京都・高雄病院が血糖値をコントロールし、糖尿病とその合併症を防ぐため、1999年、日本で初めて取り入れたのが糖質制限食でした。 糖質を制限するだけという手軽さと、確かな効果が話題を呼び、糖尿病の患者さん以外にも実践する人が増えました。 今や“糖質制限ブーム”と呼べるほどのムーブメントが起きているともいえるでしょう。 その一方で、「外食が多いから糖質制限なんて無理」という声も聞こえてきます。 どうも働き盛りの40代、50代の男性会社員に多いようで、実際、高雄病院でも、外食を理由に糖質制限に踏み切れない、挫折してしまうという方がいらっしゃいます。 接待や宴会が多く、その席で自分だけ特別なメニューを食べるわけにいかないとか、昼は定食や丼モノなどしか選択肢がないとか言いわけする男性もいます。 しかし、本当に外食だけが理由でしょうか。 私はそうは思いません。 実際、私も外食派のひとりですが、身長167cm、体重57kg前後をもう14年以上キープしています。 2002年に52歳で糖尿病、メタボ、高血圧を発症した時は67kgありましたが、糖質制限食開始から半年で10kgの減量に成功し、全てのデータが正常となり現在に至っています。 どうも「糖質制限」と聞くと、糖質の少ない食材を選び、自分であれこれ工夫して調理しないとできない、ちょっと面倒なものと思い込んでしまう人が多いようですが、決してそうではありません。 外食でも、メニュー選びさえ間違えなければ、糖質制限は実践できるのです。 確かに忙しく働いている会社員のみなさんは、外食のメニュー選びに時間をかけている暇はないかもしれません。 ファーストフードや牛丼チェーンなどでパッと済ませたいときもあるでしょう。 しつこいようですが、それでも糖質制限は可能なのです。 今回は、そんな働く大人たちのために、「外食でできる糖質制限」をテーマにまとめてみました。 仕事の合間にパパッと済ませたい“早メシ”から、働く大人に欠かせない会食や接待、ストレス解消の宴会、さらに仕事の合間のおやつタイムまで、あらゆる場面での糖質制限食を提案しています。 ちょっとアプローチを変えるだけで、これまで口にしていた糖質たっぷりの食事を糖質制限食に切り替えることができるのです。 これを読んだらもう、「外食だから糖質制限ができない」とは言えなくなると思いますよ。
コメント
はじめまして。
いつもブログ楽しみに読ませてもらってます。
妊娠糖尿病だったため、将来糖尿病にならないように糖質制限食(主食抜き)にしている者です。
産後の検査では正常型でしたが、現在どうなっているのか気になって、実験してみました。
内容は73gほどの食事を食べて、5時間後まで測定してみました(機能性低血糖があることも知ったので)。先生のブログで、自己血糖測定器の誤差や自己血糖測定では病院で調べるより高くでることを学びました。なので、指を変えて何度か測定してみました。結果は以外のようになりました。
0分91
30分201、226
60分224、240、217
90分148
120分154、156、143、136
150分99
180分78
240分75
300分94
でした。
境界型かなと思ったんですが、自己血糖測定器では特に食後血糖値は30~60は高く出やすいこと、病院の検査より高く出やすいことを考えると、実際はもう少し低くて、2時間値は140未満だったのではないかなと思ったんですが、そう考えるのは間違いでしょうか?少し前に同じ時間帯、同じような糖質量を摂取してピークの血糖値が160台だったため。
30分、60分値がピークで、将来糖尿病になりやすい体質であることは間違いないかもですが…
ちなみに血糖測定器はワンタッチウルトラビューです。
こういう実験をしたとき、自己血糖測定器に誤差が出やすいこと(食後は特に)、毛細血管の血液であることは、考慮しないものなんでしょうか?

過去にも似たような質問があっていましたらごめんなさい。
2017/04/05(Wed) 22:04 | URL | ミルク | 【編集
本とお店のご紹介
おはようございます。
3月末に「外食でやせる」をアマゾンで購入しました。
P100~低糖質メニューのある京都と東京のレストランを紹介してございますが、
今回花見を兼ねて京都へ出掛けた際に友人達とランチで寄ったお店は、フランス料理のエバンタイユ、夜はぷらっと一人で居酒屋のふみ文です。どちらも以前徒然日記に紹介されておりました。
上品なお味で工夫されており、食器も洗練された素敵なものばかり。私好みで恐縮ですが、こちらもお薦めです。

居酒屋の「ふみ文」には今回初めて行きました。
カウンターに座っていたら、気さくなシングルの女性がお隣に来られ、ビールで乾杯された後、ダイエット中と言われたので、「外食でやせる」の本をお渡しすると、
「分かっているんだけど~できないの」
と悩んでおられるご様子。そこでこの機会に糖質制限のことをしっかり学んで頂きたく新書を差し上げました。
全くおせっかいな酔っ払いママと思われたことでしょう。

また京都へ出掛けました折に、ふみ文でお会いできますことを楽しみにしております。


2017/04/06(Thu) 06:52 | URL | おせっかいな酔っ払いママ | 【編集
糖質制限に関する研究結果の記事
江部先生、新刊の出版おめでとございます。私も外食でいろいろ工夫しながら食べているので参考にさせていただきます。

さて、下記の記事についてご存知でしたでしょうか。
http://www.express.co.uk/life-style/health/777963/diabetes-diet-reverses-in-10-weeks-type-two

記事はイギリスの新聞です。内容は2型糖尿病患者238人に対して糖質制限を行った結果10週間で劇的な効果を得られたという物です。
2型糖尿病患者238人に対して糖質を制限し脂肪を多くとる食事療法を10週間行った結果、半分の患者が劇的に薬の量を減らすか薬を飲む必要が無くなったとの事です。
また参加者のなかでインシュリン注射に頼っていた89%が、その量を減らすか注射の必要が無くなったという結果も出ているそうです。
まだ最終的な論文は来年にならないと出ないそうですが、この研究を主導したインディアナ大学のサラ・ホールバーグ教授の言葉が強烈です。
「糖尿病は炭水化物による毒性の状態である。インスリン抵抗性は炭水化物への不耐性の状態である」
「炭水化物摂取は血糖値レベルの唯一最大の要素である」
教授はまた現在の(糖尿病に関する)ガイドラインは変更されると信じています。なぜなら糖尿病は治癒できるケースが多くある、特に初期段階においては、と述べています。

糖質制限を指導・提唱しておられる先生方にとっては当然の結果かと思われますが、研究結果としてこういったものが出てくることは大きな意味があるのではないでしょうか。
2017/04/06(Thu) 11:25 | URL | Tomatin | 【編集
Re: タイトルなし
ミルク さん

正常型あるいは境界型ですね。

ただご指摘通り、60分値が200mgを超えているので、将来糖尿病になりやすいです。

血糖自己測定値の誤差や毛細血管血であることを考慮しても、上記の可能性が高いと思います。
2017/04/06(Thu) 18:03 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 本とお店のご紹介
おせっかいな酔っ払いママ さん

拙著のご購入、ありがとうございます。
ふみ文の出会いで、糖質セイゲニストがお一人増えたらいいですね。
2017/04/06(Thu) 18:05 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限に関する研究結果の記事
Tomatin さん

拙著のご購入、ありがとうございます。
そして
素晴らしい情報をありがとうございます。

インディアナ大学のサラ・ホールバーグ教授の研究、論文になるのが楽しみですね。

2017/04/06(Thu) 18:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
生産者米価の安さに、困っている農民を、助けて欲しい。
江部先生、いつも、ブログを楽しみにしています。昨年の12月、ひょんな事から先生の存在をネットで知り、ダイエットの為、本当に緩やかな糖質制限をした結果
6kgの減量に、成功しました。先生に感謝します。
まだまだ、メタボですので、一生継続するつもりです。
江部先生の糖質制限食は、医学的なエビデンスが確固たるのが、素晴らしいと思います。塩分摂取は、四季、
体質、発汗量などによって違うと思います。今の季節、
私は、1日、8gを目標にしています。本題に入ります。今、多くの米作く農家が、生産者米価の安さに苦しんでいます。安心、安全、美味しい玄米を使った、糖質
控えめ、糖質ゼロのごはんが出来ないでしょうか??
2017/04/06(Thu) 20:37 | URL | 江部先生のノーベル賞を確信している者 | 【編集
お礼
本頼みました!到着が楽しみです。
先日、イタリアンなトリプル炭水化物夫の糖質制限の為に有用なアドバイスを頂きました者です。
ハイパーな数値が出てから2ヶ月後の結果は、
hbA1c12.8→7.9
血糖値440→110(食後2時間)
体重も8.5kg減
となりました!!
感謝感謝です。
後は、尿酸値が9.4と通風があるのと、ここでも話題の色素性皮疹が、
全身に発生していて、凄まじい痒さが2週間ほど続いているので、
スーパー糖質制限から
スタンダード糖質制限に
ちょっとの間切り替えようかな、
と思っています。
夫婦二人の外出は、楽しいものなので、早く本読みたいですーー!

2017/04/06(Thu) 21:23 | URL | りえこ | 【編集
ありがとうございます。
将来糖尿病になりやすいことは覚悟しているんですが、あのデータで正常型ってこともありますか?

また、病院で75gブドウ糖負荷試験するのと自宅で糖質75g程度の食事を摂取するのでは、どれくらいの違いがあるんでしょうか?
2017/04/06(Thu) 22:12 | URL | ミルク | 【編集
Re: 生産者米価の安さに、困っている農民を、助けて欲しい。
江部先生のノーベル賞を確信している者 さん

糖質制限食時代の農業をこれからは考えていく必要があると思います。
大豆の生産が鍵を握っていると思います。

また人類全体の食料確保も考慮する必要があります。
FAO(国際連合食料農業機関)は、食料問題の切り札としての昆虫食について、報告書を発表しています。
2017/04/07(Fri) 07:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: お礼
りえこ さN

血糖値の劇的改善、良かったです。
色素性痒疹に関しては

2014年12月06日 (土)の本ブログ記事
「糖質制限食と色素性痒疹」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3204.html
およびコメント


をご参照頂けば幸いです。
2017/04/07(Fri) 07:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ミルク さん

医学研究に使用するデータなら、「75g経口ブドウ糖負荷試験」が必要です。

個人的に試すならで、家庭内で、「75g経口ブドウ糖負荷試験」に準ずる形で、
血糖自己測定器で血糖値を測定するのもありですが、
こちらはあくまでも参考値という位置づけです。

参考値ですが、それなりに意味はあると思います。
2017/04/07(Fri) 07:55 | URL | ドクター江部 | 【編集
有り難う御座いました。
大変お忙しい中、有り難う御座いました。江部先生の
奉仕精神には、頭が下がります。大豆の生産等、国政の
農林水産大臣、議員、関係省庁、真剣になって努力し、責任を果たすべきです。国民の憲法25条に、関わる問題です。
江部先生、先生監修のパン、美味しかったです。
本日発注した、先生の著書を楽しみにしています。
江部先生、ご多忙だと思いますが、お体、ご自愛ください。
2017/04/07(Fri) 12:00 | URL | 江部先生のノーベル賞を確信している者 | 【編集
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