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スコッチウィスキーとカラメル。バーボンは?
【17/03/24 Tomatin

スコッチウィスキーのカラメル添加について

江部先生初めまして。いつも勉強させて頂いております。

さて、スコッチウィスキーのカラメル添加についてですが、スコッチにおいて認められている唯一の添加物がE150aというカラメルです。これは、味付けの為ではなくスコッチの見た目を均一にする目的で添加されるものです。

スコッチファンの間でもカラメル添加は問題視されることが多いのですが、それは味が変化する為ではなく、カラメルを添加すると色が濃くなり熟成感を悪く言えば偽ることが出来る事が主な理由です。(味の変化もあると言われていますが)
実際に添加される量は全体の0.1~0.5%程度です。

1ℓウィスキーを飲んで1~5g程度です。ソースが私のメモしかないのですが、前に調べたところE150aの中の糖質は100g中12g程度です。

カラメル添加はスコッチ法で認められているので蒸留所によって添加するしないは異なりますが、カラメル添加をしていない事をポリシーとしている蒸留所も沢山あります。

ちなみにバーボンウィスキーはアメリカの法律でカラメル添加を認められていません。(何らかの味付けや添加物があるものはバーボンと呼称できません)】


こんにちは。

スコッチウィスキーとカラメルについてTomatin さんから、詳細なコメントを頂きました。

よくわかりました。
とても助かります。
ありがとうございます。

『実際に添加される量は全体の0.1~0.5%程度です。
1ℓウィスキーを飲んで1~5g程度です。ソースが私のメモしかないのですが、前に調べたところE150aの中の糖質は100g中12g程度です。』


これなら、スコッチウィスキーの糖質量はまず大丈夫ですね。

時々、焼酎に変えて、スコッチの水割りも飲もうと思います。

バーボンは、カラメルなしなら、安心して糖質制限OK食材ですので、こちらもたまに呑もうと思います。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
糖質ゼロの食事は問題ないでしょうか?
江部先生こんにちは。

著作、ブログでいつも勉強させていただいております。
本当にありがとうございます。

さて、勉強のおかげで、糖質制限食において
どういう食材や調味料がNGなのか
だいぶわかってきました。

それで質問なのですが、
限りなく糖質ゼロな食事というのは
問題ありますでしょうか?

スーパー糖質制限の目標糖質量は
1食あたり10〜20g、1日30〜60gですが
自分の味覚、食事量で糖質制限食を作ると
1日10g以下におさえることもできそうです。

それではやりすぎなのか?
それともゼロに近いほどいいのか?

厚生省の食事摂取基準によりますと
炭水化物の目標量は57.5gとありますが。。。

お忙しいところ大変恐縮ですが
教えていただけますと幸いです。

当方、特に持病なしの40歳女性です。
MEC食+ビタミンミネラルサプリを食べています。
2017/03/30(Thu) 18:05 | URL | ゆりこ | 【編集
Re: 糖質ゼロの食事は問題ないでしょうか?
ゆりこ さん

高雄病院のスーパー糖質制限食は、
1食あたり10〜20g、1日30〜60gです。

これは、人体で合成できないビタミンCや食物繊維がヒトには必要なので
それを主として、サプリではなく野菜から摂取するからです。
その野菜分の糖質が主で、1食あたり10〜20g、1日30〜60gとなります。

食物繊維とビタミン、必須脂肪酸、必須アミノ酸、ミネラルを、食事から確保することが基本と思います。
2017/03/31(Fri) 10:23 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございました
江部先生

お忙しいところご回答いただきありがとうございました。
野菜の糖質がほとんどだったんですね。
わたしもサプリに頼らず食事から栄養をとれるよう頑張りたいと思います。
2017/03/31(Fri) 11:56 | URL | ゆりこ | 【編集
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