2017年03月21日 (火)
こんにちは。
精神科医師Aさんから。
m3.comの臨床ニュース
「糖質の推奨量」定義はこう考えよ【時流◆糖質制限】
山田悟・北里大学北里研究所病院糖尿病センター長に聞く◆Vol.1
2017年3月2日 (木)
https://www.m3.com/clinical/news/506968
に関してコメント・情報をを頂きました。
ありがとうございます。
山田悟氏の推奨する糖質量は
「1食につき20-40gを1日3食、これとは別に嗜好品で1日10gほど摂取すると考えれば、70-130g/日になるような食べ方が良いと思います。ただし、決して70-130g/日さえ守っていれば良い訳ではなく、1食20-40gを優先した考えから算出している数値です。食事のたびに食後高血糖が起きているので、当然のことながら毎回、食後高血糖が起きないように糖質量をコントロールする考えです。」・・・ m3.comの臨床ニュースから一部抜粋。
ということです。
山田悟氏は、「1食20-40gを優先する」と述べています。
日本糖尿病学会推奨の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)なら、
糖質摂取比率60%として、
女性は1200~1800kcal/日
1日の食事の糖質摂取量は180g~270g
1回の食事の糖質摂取量は、60g~90g
男性なら1400~2000kcal/日なので
1日の食事の糖質摂取量は210g~300g
1回の食事の糖質摂取量は、70g~100g
この従来の糖尿病食の糖質摂取量に比べたら山田流の緩い糖質制限でも、かなり糖質量は減少するので、従来の糖尿病食に比し、HbA1cもあるていど改善すると思います。
しかし、20gならともかくとして、40gの糖質摂取なら、血糖値の上昇は120mgあるので、糖尿人なら、食後血糖値が180mg~200mg/dlを超える可能性が高いです。これでは、合併症予防には黄色~赤信号になりますね。
1gの糖質が、体重64kgの2型糖尿人の血糖値を約3mg上昇させます。
そうすると、従来の糖尿病食で、
1回の食事の糖質摂取量が、60g~90gなら、
血糖値は180mg~270mg/dlの上昇ですから、
空腹時血糖値が100mg/dlと好調でも、60~120分後のピークでは、
280mg~370mg/dlというとんでもない食後高血糖を引き起こします。
このような食後高血糖を、1日3回生じているのですから、合併症を予防することは不可能ということがわかります。
即ち、従来の糖尿病食(糖質摂取比率60%)は、誠に遺憾ながら「合併症製造食」としか言いようがありません。
山田流の緩い糖質制限でも、1回の食事の糖質量が40gあると、
血糖値は120mg/dlの上昇ですから、
空腹時血糖値が100mg/dlと好調でも、60~120分後のピークでは、
220mg/dlという食後高血糖を引き起こします。
従来の糖尿病食よりは、ましでも食後高血糖を、1日3回生じているのですから、合併症予防には黄色~赤信号になるということです。
従って、緩やかな糖質制限食は、原則として、糖尿予備軍かごく軽症の糖尿病には適応となりますが、中等度以上の糖尿病には適応となりません。
高雄病院のスーパー糖質制限なら、1回の食事の糖質量が10g~20gであり、
血糖値は30~60mg/dlの上昇に過ぎないので、
空腹時血糖値が100mg/dlなら、60~120分後のピークでも、
130~160mg/dlですみます。
180mg/dlを超える食後高血糖がないので、合併症予防が可能です。
国際糖尿病連合・2011年「食後血糖値の管理に関するガイドライン」では
「食後血糖値は、食後1~2時間で測定されるべきで、160mg/dl未満が目標」
とされていますが、スーパー糖質制限食ならこちらもクリアです。
江部康二
精神科医師Aさんから。
m3.comの臨床ニュース
「糖質の推奨量」定義はこう考えよ【時流◆糖質制限】
山田悟・北里大学北里研究所病院糖尿病センター長に聞く◆Vol.1
2017年3月2日 (木)
https://www.m3.com/clinical/news/506968
に関してコメント・情報をを頂きました。
ありがとうございます。
山田悟氏の推奨する糖質量は
「1食につき20-40gを1日3食、これとは別に嗜好品で1日10gほど摂取すると考えれば、70-130g/日になるような食べ方が良いと思います。ただし、決して70-130g/日さえ守っていれば良い訳ではなく、1食20-40gを優先した考えから算出している数値です。食事のたびに食後高血糖が起きているので、当然のことながら毎回、食後高血糖が起きないように糖質量をコントロールする考えです。」・・・ m3.comの臨床ニュースから一部抜粋。
ということです。
山田悟氏は、「1食20-40gを優先する」と述べています。
日本糖尿病学会推奨の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)なら、
糖質摂取比率60%として、
女性は1200~1800kcal/日
1日の食事の糖質摂取量は180g~270g
1回の食事の糖質摂取量は、60g~90g
男性なら1400~2000kcal/日なので
1日の食事の糖質摂取量は210g~300g
1回の食事の糖質摂取量は、70g~100g
この従来の糖尿病食の糖質摂取量に比べたら山田流の緩い糖質制限でも、かなり糖質量は減少するので、従来の糖尿病食に比し、HbA1cもあるていど改善すると思います。
しかし、20gならともかくとして、40gの糖質摂取なら、血糖値の上昇は120mgあるので、糖尿人なら、食後血糖値が180mg~200mg/dlを超える可能性が高いです。これでは、合併症予防には黄色~赤信号になりますね。
1gの糖質が、体重64kgの2型糖尿人の血糖値を約3mg上昇させます。
そうすると、従来の糖尿病食で、
1回の食事の糖質摂取量が、60g~90gなら、
血糖値は180mg~270mg/dlの上昇ですから、
空腹時血糖値が100mg/dlと好調でも、60~120分後のピークでは、
280mg~370mg/dlというとんでもない食後高血糖を引き起こします。
このような食後高血糖を、1日3回生じているのですから、合併症を予防することは不可能ということがわかります。
即ち、従来の糖尿病食(糖質摂取比率60%)は、誠に遺憾ながら「合併症製造食」としか言いようがありません。
山田流の緩い糖質制限でも、1回の食事の糖質量が40gあると、
血糖値は120mg/dlの上昇ですから、
空腹時血糖値が100mg/dlと好調でも、60~120分後のピークでは、
220mg/dlという食後高血糖を引き起こします。
従来の糖尿病食よりは、ましでも食後高血糖を、1日3回生じているのですから、合併症予防には黄色~赤信号になるということです。
従って、緩やかな糖質制限食は、原則として、糖尿予備軍かごく軽症の糖尿病には適応となりますが、中等度以上の糖尿病には適応となりません。
高雄病院のスーパー糖質制限なら、1回の食事の糖質量が10g~20gであり、
血糖値は30~60mg/dlの上昇に過ぎないので、
空腹時血糖値が100mg/dlなら、60~120分後のピークでも、
130~160mg/dlですみます。
180mg/dlを超える食後高血糖がないので、合併症予防が可能です。
国際糖尿病連合・2011年「食後血糖値の管理に関するガイドライン」では
「食後血糖値は、食後1~2時間で測定されるべきで、160mg/dl未満が目標」
とされていますが、スーパー糖質制限食ならこちらもクリアです。
江部康二
江部先生や私らこのように1食20g以下糖質摂取で1~2食/日 で、食後高血糖からも糖尿病合併症からも縁遠くなれるのに、何で20g/食以上の糖質摂取必須にするのでしょうか? > 山田悟医師
2017/03/21(Tue) 18:12 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
山田悟医師は、いまだにケトン体高値に対して、不安があるようですね。
糖質を20~40g摂取していれば、血中ケトン体が高値とならないので
そこにこだわっていると思われます。
私は宗田先生の胎盤や新生児のケトン体は本来高値という以下の英文論文で、
ケトン体の安全性は担保されたと思います。
宗田らは、胎盤・臍帯・新生児のケトン体値に関する研究を英文で発表。
胎盤・臍帯のケトン体値論文は、世界初と思われる。江部も共著者の一人。
胎盤のケトン体値は基準値の20~30倍、 平均2235.0μmol/L(60検体)
臍帯のケトン体値は基準値の数倍~10倍、平均779.2μmol/L(60検体)
新生児のケトン体値は、基準値の3倍~数倍、
平均240.4μmol/L(312例、生後4日) 基準値は85 μmol/L以下。
胎盤と臍帯と新生児では、ケトン体は高値が当たり前である→安全性の担保
*Ketone body elevation in placenta, umbilical cord,newborn and mother in normal delivery Glycative Stress Research 2016; 3 (3): 133-140
Tetsuo Muneta 1), Eri Kawaguchi 1), Yasushi Nagai 2), Momoyo Matsumoto 2), Koji Ebe 3),Hiroko Watanabe 4), Hiroshi Bando 5)
山田悟医師は、いまだにケトン体高値に対して、不安があるようですね。
糖質を20~40g摂取していれば、血中ケトン体が高値とならないので
そこにこだわっていると思われます。
私は宗田先生の胎盤や新生児のケトン体は本来高値という以下の英文論文で、
ケトン体の安全性は担保されたと思います。
宗田らは、胎盤・臍帯・新生児のケトン体値に関する研究を英文で発表。
胎盤・臍帯のケトン体値論文は、世界初と思われる。江部も共著者の一人。
胎盤のケトン体値は基準値の20~30倍、 平均2235.0μmol/L(60検体)
臍帯のケトン体値は基準値の数倍~10倍、平均779.2μmol/L(60検体)
新生児のケトン体値は、基準値の3倍~数倍、
平均240.4μmol/L(312例、生後4日) 基準値は85 μmol/L以下。
胎盤と臍帯と新生児では、ケトン体は高値が当たり前である→安全性の担保
*Ketone body elevation in placenta, umbilical cord,newborn and mother in normal delivery Glycative Stress Research 2016; 3 (3): 133-140
Tetsuo Muneta 1), Eri Kawaguchi 1), Yasushi Nagai 2), Momoyo Matsumoto 2), Koji Ebe 3),Hiroko Watanabe 4), Hiroshi Bando 5)
2017/03/21(Tue) 18:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木です。
ましな山田悟さんへ、私の江部先生「糖質制限理論」実践での改善以上、生還から更なる脳梗塞頚動脈プラ~ク減少改善デ~タを、進呈したいですね。(笑い)
デ~タ進呈しても、私の改善以上、生還を明確に理解はできるはずはないですが!!(笑い)
日本医療界と糖尿病専門組織の日本糖尿病学会は、
いつまで研究するの?
研究してるの?
何を思いカロリ~制限理論に固執してるの??
欧米先進国医学界で、何処の国がカロリ~制限食を指導しているの??
私は21年余り重症化する糖尿病が、江部先生理論をブログ・著書で理解把握し、1日で効果実感出来たのに、何故理解把握し受容出来ないのですかね??
患者が改善、生還してしまうから、
既得権益減収を心配してかなかな??(笑い)
そろそろ世界へ通用する医療理念に目覚めないんですかね??
江部先生理論に出会えた患者が続々改善、生還してる事を理解把握してないのでしょうか??
ましな山田悟さんも、自身の肩書きある組織創立者の名に恥じない、
ましな医療でなく、
完治医療を目指してほしいです!!
江部先生「糖質制限理論」で改善以上、生還できた私は上記を思います。
今後も更なる改善目指し、江部先生ブログ・著書で学ばせて頂きます。
敬具
ましな山田悟さんへ、私の江部先生「糖質制限理論」実践での改善以上、生還から更なる脳梗塞頚動脈プラ~ク減少改善デ~タを、進呈したいですね。(笑い)
デ~タ進呈しても、私の改善以上、生還を明確に理解はできるはずはないですが!!(笑い)
日本医療界と糖尿病専門組織の日本糖尿病学会は、
いつまで研究するの?
研究してるの?
何を思いカロリ~制限理論に固執してるの??
欧米先進国医学界で、何処の国がカロリ~制限食を指導しているの??
私は21年余り重症化する糖尿病が、江部先生理論をブログ・著書で理解把握し、1日で効果実感出来たのに、何故理解把握し受容出来ないのですかね??
患者が改善、生還してしまうから、
既得権益減収を心配してかなかな??(笑い)
そろそろ世界へ通用する医療理念に目覚めないんですかね??
江部先生理論に出会えた患者が続々改善、生還してる事を理解把握してないのでしょうか??
ましな山田悟さんも、自身の肩書きある組織創立者の名に恥じない、
ましな医療でなく、
完治医療を目指してほしいです!!
江部先生「糖質制限理論」で改善以上、生還できた私は上記を思います。
今後も更なる改善目指し、江部先生ブログ・著書で学ばせて頂きます。
敬具
2017/03/21(Tue) 19:39 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
山田悟医師の本を2冊読みましたが、糖質1食40gに拘るのは、ケトン体もあると思いますが、おそらく「糖尿人にもお米を食べさせたい」という思いがあると思います。
お米を食べさせたいという親切心からかもしれませんし、邪推すれば後発の糖質制限論者として本を売るための戦略なのかもしれません。
1食糖質40gの食事なら「お茶碗半分のお米:糖質28g」として、残り糖質12gで十分なおかずが食べられ「お米を食べられない食生活なんて考えられない」という糖尿人でも受け入れられるでしょう。
1食糖質20g以下の食事で、お米と十分なおかずや味噌汁を食べようとすると「お米お茶碗1/4程度」になり「これっぽっちの米、喰ってられっかっ!!!(怒)」となるわけです。まぁ、これが幸いして、お米を諦め、逆にスーパー糖質制限食としての自由度と満足度を得られるわけですが(喜)
ボクは山田悟医師の緩い糖質制限から入りましたが、1週間程で江部先生のこのブログに出会い、即スーパー糖質制限に切り替えました。
こちらで「糖尿病になるのではないか」と不安から質問される方がけっこうおられますが、ボクは既に糖尿人であり、スーパー糖質制限+良質の脂質・蛋白質・ビタミン・ミネラル摂取+運動で血糖コントロールに自信有りなので、糖尿人ですが逆に不安はないです。
まだまだ、勉強してやれることはやるつもりですが、これでダメになったら、仕方ないと思う次第です。
お米を食べさせたいという親切心からかもしれませんし、邪推すれば後発の糖質制限論者として本を売るための戦略なのかもしれません。
1食糖質40gの食事なら「お茶碗半分のお米:糖質28g」として、残り糖質12gで十分なおかずが食べられ「お米を食べられない食生活なんて考えられない」という糖尿人でも受け入れられるでしょう。
1食糖質20g以下の食事で、お米と十分なおかずや味噌汁を食べようとすると「お米お茶碗1/4程度」になり「これっぽっちの米、喰ってられっかっ!!!(怒)」となるわけです。まぁ、これが幸いして、お米を諦め、逆にスーパー糖質制限食としての自由度と満足度を得られるわけですが(喜)
ボクは山田悟医師の緩い糖質制限から入りましたが、1週間程で江部先生のこのブログに出会い、即スーパー糖質制限に切り替えました。
こちらで「糖尿病になるのではないか」と不安から質問される方がけっこうおられますが、ボクは既に糖尿人であり、スーパー糖質制限+良質の脂質・蛋白質・ビタミン・ミネラル摂取+運動で血糖コントロールに自信有りなので、糖尿人ですが逆に不安はないです。
まだまだ、勉強してやれることはやるつもりですが、これでダメになったら、仕方ないと思う次第です。
2017/03/22(Wed) 00:18 | URL | 餅 | 【編集】
江部先生、早々のレス誠にありがとうございます。
私らこ なりに半日考えました。
江部先生、宗田先生、私らこ などは、ケトン体高値が延々と続行している、と考えられます。集中していると36時間くらい食事をしなくても「食べたい」意欲は湧きません。「糖質中毒」症状が出ないからです。ケトン体で満たされているからですね。
8年間この生活=糖質制限食 を続けていて、何も問題無いのですが、「何かポックリ」が出るのでしょうか?
山田悟医師に尋ねてみたいです。
私らこ なりに半日考えました。
江部先生、宗田先生、私らこ などは、ケトン体高値が延々と続行している、と考えられます。集中していると36時間くらい食事をしなくても「食べたい」意欲は湧きません。「糖質中毒」症状が出ないからです。ケトン体で満たされているからですね。
8年間この生活=糖質制限食 を続けていて、何も問題無いのですが、「何かポックリ」が出るのでしょうか?
山田悟医師に尋ねてみたいです。
2017/03/22(Wed) 06:13 | URL | らこ | 【編集】
こんにちは。
いつもお世話になり心より感謝申し上げます。
≪過去のお話≫
●山田悟先生は「1食20g~40gを優先する」
と言われておりますが、毎日毎食、何をどうやって減らせばよいのかな~と迷ってしまい、血糖値やA1cは不安定となりました。
(私の過去3年の結果より)
多忙なため、糖質のことを細かく計算できない日もございました。
◎江部康二先生のスーパー糖質制限食は
3食主食(ご飯、麺、パンなど)糖質の多い食品を避けると言われており、その方法が具体的で、その気になれば誰でも簡単に実行でき、今の食事スタイルを直ぐに変えることができます。
例えば
おにぎり1個の糖質は約50グラムですから、
50g×3食=150gで毎日約150g糖質を減らすことができ、継続することで標準値内の安定した血糖値やA1cを得ることができました。
(私の過去1年半の結果より)
つまり、糖質制限を行う方法が
山田悟先生の場合、不明確であなた次第
江部康二先生の場合、明確に指示しておられる。
どちらを選択するかは目的に応じて本人の自由と思われます。
(なお、スーパーに適応しない病気もあるようですから、江部先生をはじめ糖質制限を行うお医者様にご相談し実行されるようお奨めいたします。)
いつもお世話になり心より感謝申し上げます。
≪過去のお話≫
●山田悟先生は「1食20g~40gを優先する」
と言われておりますが、毎日毎食、何をどうやって減らせばよいのかな~と迷ってしまい、血糖値やA1cは不安定となりました。
(私の過去3年の結果より)
多忙なため、糖質のことを細かく計算できない日もございました。
◎江部康二先生のスーパー糖質制限食は
3食主食(ご飯、麺、パンなど)糖質の多い食品を避けると言われており、その方法が具体的で、その気になれば誰でも簡単に実行でき、今の食事スタイルを直ぐに変えることができます。
例えば
おにぎり1個の糖質は約50グラムですから、
50g×3食=150gで毎日約150g糖質を減らすことができ、継続することで標準値内の安定した血糖値やA1cを得ることができました。
(私の過去1年半の結果より)
つまり、糖質制限を行う方法が
山田悟先生の場合、不明確であなた次第
江部康二先生の場合、明確に指示しておられる。
どちらを選択するかは目的に応じて本人の自由と思われます。
(なお、スーパーに適応しない病気もあるようですから、江部先生をはじめ糖質制限を行うお医者様にご相談し実行されるようお奨めいたします。)
2017/03/22(Wed) 11:58 | URL | スーパー糖質制限食推進派 | 【編集】
山田 悟医師の糖質130グラムというのは、バーンスタイン医師が始めた、そもそも糖質を少なくする、という主張に由来するところで、米国ではそれが低炭水化物食の1つののスタンダードになっているとようです。
糖尿病学会並びに糖尿病専門医の、糖質に対する無知無関心とケトン体に対する神経質なまでの過敏性は驚くものがあります。先日も都内の大学病院の糖尿病の食事療法についての講演会がありました。糖質について、どのような指導をするのかと期待して行ったのです。しかし、Direct試験を引用して、短期的には糖質制限は効果はあるが、もっともリバウンドをきたすからよくない。タンパク質を多く取ると死亡率を上げる。栄養摂取の年次推移を示して、脂質が増加したから糖尿病が増えたなどなど。当サイトの皆さんには周知の間違った主張に終始しました。糖質は50~60%の比率で「バランスよく」取りましょう、という従来型のカロリー制限を主張していたのには呆れました。聴衆は何とも思わない人たちばかりで、完全なアウェー状態なので質問は控えましたが・・・
かのごとく、都内でも未だにこのていたらくです。それを思うと 、山田悟医師が糖質をある程度許容しているのも、対糖尿病学会対策として戦略的に仕方のない事かもしれません。余りにも議論がかけ離れていますから。その中でも、山田悟医師は、確実なエビデンスを発表して着実にカロリー制限食派を包囲しつつあります。今年6月の糖尿病学会では糖質制限賛成と反対でディベートが予定されているようです。賛成派として山田悟医師がすでに予定されているようですが、反対派がなかなか見つからないとも聞いております。当サイトの方々からすると生温いとのご意見もごもっともでしょうが、着実に糖尿病学会の潮流を変えつつある先生だと思います。長い目で見ていただけたらと思います。
ちなみに私も、しゃらくせえ、の方で、スーパーのほうがスッキリします。
糖尿病学会並びに糖尿病専門医の、糖質に対する無知無関心とケトン体に対する神経質なまでの過敏性は驚くものがあります。先日も都内の大学病院の糖尿病の食事療法についての講演会がありました。糖質について、どのような指導をするのかと期待して行ったのです。しかし、Direct試験を引用して、短期的には糖質制限は効果はあるが、もっともリバウンドをきたすからよくない。タンパク質を多く取ると死亡率を上げる。栄養摂取の年次推移を示して、脂質が増加したから糖尿病が増えたなどなど。当サイトの皆さんには周知の間違った主張に終始しました。糖質は50~60%の比率で「バランスよく」取りましょう、という従来型のカロリー制限を主張していたのには呆れました。聴衆は何とも思わない人たちばかりで、完全なアウェー状態なので質問は控えましたが・・・
かのごとく、都内でも未だにこのていたらくです。それを思うと 、山田悟医師が糖質をある程度許容しているのも、対糖尿病学会対策として戦略的に仕方のない事かもしれません。余りにも議論がかけ離れていますから。その中でも、山田悟医師は、確実なエビデンスを発表して着実にカロリー制限食派を包囲しつつあります。今年6月の糖尿病学会では糖質制限賛成と反対でディベートが予定されているようです。賛成派として山田悟医師がすでに予定されているようですが、反対派がなかなか見つからないとも聞いております。当サイトの方々からすると生温いとのご意見もごもっともでしょうが、着実に糖尿病学会の潮流を変えつつある先生だと思います。長い目で見ていただけたらと思います。
ちなみに私も、しゃらくせえ、の方で、スーパーのほうがスッキリします。
都内河北 鈴木 さん
山田悟医師も、緩やかな糖質制限から
そのうち、スーパー糖質制限食容認に変わっていくと思います。
ケトン体に対するスタンスが、少し良い方に変化してきています。
山田悟医師も、緩やかな糖質制限から
そのうち、スーパー糖質制限食容認に変わっていくと思います。
ケトン体に対するスタンスが、少し良い方に変化してきています。
2017/03/22(Wed) 13:30 | URL | ドクター江部 | 【編集】
餅 さん
コメント、ありがとうございます。
これからも、美味しく楽しく糖質制限食を続けられて、健康ライフをおくって頂けば幸いです。
コメント、ありがとうございます。
これからも、美味しく楽しく糖質制限食を続けられて、健康ライフをおくって頂けば幸いです。
2017/03/22(Wed) 13:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
らこ さん
山田悟医師も、そのうちに、ケトン体容認派に変わっていくように思います。
山田悟医師も、そのうちに、ケトン体容認派に変わっていくように思います。
2017/03/22(Wed) 13:34 | URL | ドクター江部 | 【編集】
スーパー糖質制限食推進派 さん
コメント、ありがとうございます。
そうですね。
ご指摘通り、
一見、厳しそうですが、緩やかな糖質制限食より、スーパー糖質制限食のほうが、
わかりやすいという意味では実践しやすいように思います。
コメント、ありがとうございます。
そうですね。
ご指摘通り、
一見、厳しそうですが、緩やかな糖質制限食より、スーパー糖質制限食のほうが、
わかりやすいという意味では実践しやすいように思います。
2017/03/22(Wed) 13:37 | URL | ドクター江部 | 【編集】
呼吸器科医師 さん
コメント、ありがとうございます。
糖質制限食がすでに産業界では一般的であり、
2016/7/20(水)22:00~22:25まで、NHKクローズアップ現代で糖質制限食が特集され、
糖質制限食関連の市場は¥3184億円とのことでした。
それに比べると、糖尿病専門医の方々の出遅れが、目立ちますね。
山田悟医師はもちろんのこと、
門脇孝日本糖尿病学会理事長のお膝元、東大病院で2015年4月から、40%の糖質制限食が供給されてい行われてます。
また、2017年2月7日には、江部康二、渡邊昌先生、門脇孝理事長の3人で、東大病院の教授室で鼎談が行われました。
そういう時代になってきたということですね。
私もここまで来たので、もうあせる必要はないと思っています。
コメント、ありがとうございます。
糖質制限食がすでに産業界では一般的であり、
2016/7/20(水)22:00~22:25まで、NHKクローズアップ現代で糖質制限食が特集され、
糖質制限食関連の市場は¥3184億円とのことでした。
それに比べると、糖尿病専門医の方々の出遅れが、目立ちますね。
山田悟医師はもちろんのこと、
門脇孝日本糖尿病学会理事長のお膝元、東大病院で2015年4月から、40%の糖質制限食が供給されてい行われてます。
また、2017年2月7日には、江部康二、渡邊昌先生、門脇孝理事長の3人で、東大病院の教授室で鼎談が行われました。
そういう時代になってきたということですね。
私もここまで来たので、もうあせる必要はないと思っています。
2017/03/22(Wed) 13:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
2017/2/24 滋賀県高島市医師会にて
東京の日の丸交通タクシーでの運転手へのロカボ指導の成果について講演した。タクシー運転手に食後の運動をせよといっても、できるわけがない。それでロカボの指導を行い、勤務ごとの同じ時間に、会社で血糖や血圧/体重を測定し記録してみた。それなりのメタボ改善の成果が得られたとおっしゃってた。実行しやすい「ゆる糖」は意味があると思います。
さらに最後の方になって、カロリー制限は意味がなく、糖質制限のみが価値があると主張し始めた、糖尿病学会のガイドラインは、山田DrのRCT論文を、意図的に無視していると怒っていた。
今年の糖尿病学会のデベートの、「食事療法について再考する~エネルギー制限か糖質制限か?~」で山田先生が出るとのこと。
聴衆から思いがけない質問が出た。ブランデーにはカラメルが入っており、糖質制限のマイナスとなること。山田Drもくわしくはご存じなかったようだ。
◇ ◇
調べてみると、コニャック・アルマニャックにおいては4つの添加物が認められています。「蒸留水」「オークチップス」「糖」「カラメル」です
http://brandydaddy.com/chishiki_06_jukusei.html
また、スコッチウイスキーでカラメルは認められています
http://www.nikka.com/web-service/nikka/bbs/view.psp.html?I=20041003113748201&T=000737
東京の日の丸交通タクシーでの運転手へのロカボ指導の成果について講演した。タクシー運転手に食後の運動をせよといっても、できるわけがない。それでロカボの指導を行い、勤務ごとの同じ時間に、会社で血糖や血圧/体重を測定し記録してみた。それなりのメタボ改善の成果が得られたとおっしゃってた。実行しやすい「ゆる糖」は意味があると思います。
さらに最後の方になって、カロリー制限は意味がなく、糖質制限のみが価値があると主張し始めた、糖尿病学会のガイドラインは、山田DrのRCT論文を、意図的に無視していると怒っていた。
今年の糖尿病学会のデベートの、「食事療法について再考する~エネルギー制限か糖質制限か?~」で山田先生が出るとのこと。
聴衆から思いがけない質問が出た。ブランデーにはカラメルが入っており、糖質制限のマイナスとなること。山田Drもくわしくはご存じなかったようだ。
◇ ◇
調べてみると、コニャック・アルマニャックにおいては4つの添加物が認められています。「蒸留水」「オークチップス」「糖」「カラメル」です
http://brandydaddy.com/chishiki_06_jukusei.html
また、スコッチウイスキーでカラメルは認められています
http://www.nikka.com/web-service/nikka/bbs/view.psp.html?I=20041003113748201&T=000737
2017/03/22(Wed) 21:59 | URL | 精神科医師A | 【編集】
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