2017年03月02日 (木)
『17/02/28 きゅう
江部先生、初めまして。
母と一緒に糖質制限を楽しみながら頑張ってます!
スマホのニュースアプリを見ていて気になる記事があったので、江部先生に報告にきました。
【認知症】糖質制限してる人はなりやすい!? 納豆&卵は最強の予防対策
http://kaigo.news-postseven.com/4130
江部先生はこの記事に対してどのようにお考えですか? 』
こんにちは。
きゅう さん から
【認知症】糖質制限してる人はなりやすい!? 納豆&卵は最強の予防対策
http://kaigo.news-postseven.com/4130
というサイトの記載について、コメント・質問を頂きました。
きゅうさん、情報をありがとうございます。
http://kaigo.news-postseven.com/4130 のサイトを見ました。
森由香子管理栄養士さんに認知症にならない食べ方について聞いたということです。
内容は旧態依然たる栄養学で、東大病院でさえ、2015年4月から、摂取比率40%の糖質制限食を提供しているという時代なのに、 全く進歩していないですね。
森由香子管理栄養士さん、
「糖質制限をしている人は認知症になりやすい」
として、
「脂質はとり過ぎず、炭水化物も適量とることが大事で、炭水化物は全摂取エネルギーの50~65%、脂質は20~30%を目安にしっかりとる。これが正しい“糖質制限”だと私は思います。」
と書いておられますが無根拠です。
それに、これは糖質制限ではなく、単なる高糖質食です。
高糖質食が、認知症の元凶であることは、信頼度の高い「久山町研究」において明白に証明されています。
久山町研究では、森由香子管理栄養士さんの推奨する「炭水化物60%」の食事により、糖尿病発症が激増し、アルツハイマー病の発症も激増しています。
<久山町研究>
A)
久山町研究において、1988年から2002年まで、14年間も運動療法と食事療法(従来の糖尿病食)をしっかり指導したにも関わらず、糖尿病発症予防に失敗して、かえって激増させてしまったことは、過去本ブログ記事で再三、述べてきました。
端的に言って、従来の糖尿病食(高糖質食)が、糖尿発症を激増させたという信頼度の高い結論がでたということです。
男性
1988 2002
糖尿病 15.0 23.6%
IGT 19.2 21.6%
IFG 8.0 14.7%
合計 42.2 59.9%
女性
1988 2002
糖尿病 9.9 13.4%
IGT 18.8 21.3%
IFG 4.9 6.6%
合計 33.6 41.3%
B)
「久山町では1985年から2012年まで5回にわたり65歳以上の全住民を対象にした認知症に関する調査を実施。
過去5回で高齢者認知症の有病率が6.7%から17.9%まで急増。
認知症患者の6割を占めるアルツハイマー型に限れば、約9倍に増えていた。」
2012年の調査で、認知症が増加して、アルツハイマー病は、実に27年間で9倍に増加です。
1985年から2012年までの調査結果ですが、A)の1988~2002年の、従来の糖尿病食での食事療法介入期間もしっかり含まれています。
糖尿病患者のアルツハイマー型発症リスクはそうでない人の2.1倍ですから、従来の糖尿病食で、久山町の糖尿病を激増させたことが、久山町のアルツハイマー病激増に、おおいに関わっていると考えられます。
「従来の糖尿病食は、糖質摂取比率60%で、しっかりご飯を摂取する」というものです。
C)
「米の摂取量を減らして、大豆、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品を多く摂るというパターンで認知症のリスクが下がる」
この久山町研究の結論は、私もその通りだと思います。
この食事パターンに、魚と肉と卵を加えたら、何とそのまま『糖質制限食』です。
A)B)C)の久山町研究で、米を多く摂取する「高炭水化物食」により、糖尿病発症が激増し、アルツハイマー病の発症も激増したことが報告されました。
<考察>
スーパー糖質制限食なら、そもそも糖尿病発症予防ができますし、すでに糖尿病を発症した人も、コントロール良好が維持できます。
糖尿病発症予防ができれば、そのままアルツハイマー病発症予防につながります。
糖尿病患者において『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』という酸化ストレスリスクを予防できるのは、糖質制限食だけです。
糖尿病患者における酸化ストレスが、糖尿病合併症だけでなく、アルツハイマー病、がん、動脈硬化、老化・・・様々な生活習慣病の元凶です。
血糖コントロール良好なら、酸化ストレスリスクは生じず、合併症は発生せず、アルツハイマー病などのリスクもありません。
ブログ読者の皆さんも、久山町のように、アルツハイマー病が激増しないように美味しく楽しく末長く糖質制限食に取り組みましょう。
江部康二
江部先生、初めまして。
母と一緒に糖質制限を楽しみながら頑張ってます!
スマホのニュースアプリを見ていて気になる記事があったので、江部先生に報告にきました。
【認知症】糖質制限してる人はなりやすい!? 納豆&卵は最強の予防対策
http://kaigo.news-postseven.com/4130
江部先生はこの記事に対してどのようにお考えですか? 』
こんにちは。
きゅう さん から
【認知症】糖質制限してる人はなりやすい!? 納豆&卵は最強の予防対策
http://kaigo.news-postseven.com/4130
というサイトの記載について、コメント・質問を頂きました。
きゅうさん、情報をありがとうございます。
http://kaigo.news-postseven.com/4130 のサイトを見ました。
森由香子管理栄養士さんに認知症にならない食べ方について聞いたということです。
内容は旧態依然たる栄養学で、東大病院でさえ、2015年4月から、摂取比率40%の糖質制限食を提供しているという時代なのに、 全く進歩していないですね。
森由香子管理栄養士さん、
「糖質制限をしている人は認知症になりやすい」
として、
「脂質はとり過ぎず、炭水化物も適量とることが大事で、炭水化物は全摂取エネルギーの50~65%、脂質は20~30%を目安にしっかりとる。これが正しい“糖質制限”だと私は思います。」
と書いておられますが無根拠です。
それに、これは糖質制限ではなく、単なる高糖質食です。
高糖質食が、認知症の元凶であることは、信頼度の高い「久山町研究」において明白に証明されています。
久山町研究では、森由香子管理栄養士さんの推奨する「炭水化物60%」の食事により、糖尿病発症が激増し、アルツハイマー病の発症も激増しています。
<久山町研究>
A)
久山町研究において、1988年から2002年まで、14年間も運動療法と食事療法(従来の糖尿病食)をしっかり指導したにも関わらず、糖尿病発症予防に失敗して、かえって激増させてしまったことは、過去本ブログ記事で再三、述べてきました。
端的に言って、従来の糖尿病食(高糖質食)が、糖尿発症を激増させたという信頼度の高い結論がでたということです。
男性
1988 2002
糖尿病 15.0 23.6%
IGT 19.2 21.6%
IFG 8.0 14.7%
合計 42.2 59.9%
女性
1988 2002
糖尿病 9.9 13.4%
IGT 18.8 21.3%
IFG 4.9 6.6%
合計 33.6 41.3%
B)
「久山町では1985年から2012年まで5回にわたり65歳以上の全住民を対象にした認知症に関する調査を実施。
過去5回で高齢者認知症の有病率が6.7%から17.9%まで急増。
認知症患者の6割を占めるアルツハイマー型に限れば、約9倍に増えていた。」
2012年の調査で、認知症が増加して、アルツハイマー病は、実に27年間で9倍に増加です。
1985年から2012年までの調査結果ですが、A)の1988~2002年の、従来の糖尿病食での食事療法介入期間もしっかり含まれています。
糖尿病患者のアルツハイマー型発症リスクはそうでない人の2.1倍ですから、従来の糖尿病食で、久山町の糖尿病を激増させたことが、久山町のアルツハイマー病激増に、おおいに関わっていると考えられます。
「従来の糖尿病食は、糖質摂取比率60%で、しっかりご飯を摂取する」というものです。
C)
「米の摂取量を減らして、大豆、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品を多く摂るというパターンで認知症のリスクが下がる」
この久山町研究の結論は、私もその通りだと思います。
この食事パターンに、魚と肉と卵を加えたら、何とそのまま『糖質制限食』です。
A)B)C)の久山町研究で、米を多く摂取する「高炭水化物食」により、糖尿病発症が激増し、アルツハイマー病の発症も激増したことが報告されました。
<考察>
スーパー糖質制限食なら、そもそも糖尿病発症予防ができますし、すでに糖尿病を発症した人も、コントロール良好が維持できます。
糖尿病発症予防ができれば、そのままアルツハイマー病発症予防につながります。
糖尿病患者において『食後高血糖』と『平均血糖変動幅増大』という酸化ストレスリスクを予防できるのは、糖質制限食だけです。
糖尿病患者における酸化ストレスが、糖尿病合併症だけでなく、アルツハイマー病、がん、動脈硬化、老化・・・様々な生活習慣病の元凶です。
血糖コントロール良好なら、酸化ストレスリスクは生じず、合併症は発生せず、アルツハイマー病などのリスクもありません。
ブログ読者の皆さんも、久山町のように、アルツハイマー病が激増しないように美味しく楽しく末長く糖質制限食に取り組みましょう。
江部康二
当該サイトの記事読んでみましたが、江部先生たちが普及に努めている糖質制限食とは別のものを糖質制限と称してしるように思われました。食事とは必須アミノ酸と必須脂肪酸を摂取するためのものであるのに、エネルギーの60%は炭水化物からなどという根拠のない考えを土台にした誤った主張を拡散させているのですから困ったものです。
ネットは便利ですけれども、そこにある情報は玉石混交です。きちんとした本を読んで勉強していかないと判断を誤りかねないことを改めて思い知らされました。
ネットは便利ですけれども、そこにある情報は玉石混交です。きちんとした本を読んで勉強していかないと判断を誤りかねないことを改めて思い知らされました。
2017/03/02(Thu) 14:12 | URL | Makoto | 【編集】
江部先生こんばんは
2016/12/2のブログ記事でご紹介いただいた「菊芋」についてコメントいたします。
早速スーパーに買いに行きましたが、売っていなかったので、ネット通販で食用兼種イモとして20kg購入しました。
大小ありますので、大を食用とし、小は4月半ばに畑に植え付ける予定です。
今まで食べられなかった、ジャガイモや里芋の替わりに食べていますが、大満足です。
サプリとしてイヌリンを摂取するのもいいのですが、食品として調理して食べることは「心の健康」にいいですね。
追記
菊芋の食品成分(日本食品標準成分表2015年版(七訂)から)
各成分をエネルギーに換算してみました。
エネルギー 35kcal
水分 81.7g
タンパク質 1.9g(4kcla/1g)7.6kcal
脂質 0.4g(9kcal/1g)3.6kcal
糖質 12.8g(約1.8kcal/1g)22.8kcal
水溶性食物繊維 0.5g(2kcal/1g)1kcal
不溶性食物繊維 1.4g(0kcal/1g) 0kcal
やはり、糖質のほとんどがイヌリン(多糖類)のようです。
一般に水溶性食物繊維として扱われているイヌリン、熱量も2kcol弱/1g(12.8g(約1.8kcal/1g)22.8kcal)と水溶性食物繊維の熱量とほぼ同じのようです。
2016/12/2のブログ記事でご紹介いただいた「菊芋」についてコメントいたします。
早速スーパーに買いに行きましたが、売っていなかったので、ネット通販で食用兼種イモとして20kg購入しました。
大小ありますので、大を食用とし、小は4月半ばに畑に植え付ける予定です。
今まで食べられなかった、ジャガイモや里芋の替わりに食べていますが、大満足です。
サプリとしてイヌリンを摂取するのもいいのですが、食品として調理して食べることは「心の健康」にいいですね。
追記
菊芋の食品成分(日本食品標準成分表2015年版(七訂)から)
各成分をエネルギーに換算してみました。
エネルギー 35kcal
水分 81.7g
タンパク質 1.9g(4kcla/1g)7.6kcal
脂質 0.4g(9kcal/1g)3.6kcal
糖質 12.8g(約1.8kcal/1g)22.8kcal
水溶性食物繊維 0.5g(2kcal/1g)1kcal
不溶性食物繊維 1.4g(0kcal/1g) 0kcal
やはり、糖質のほとんどがイヌリン(多糖類)のようです。
一般に水溶性食物繊維として扱われているイヌリン、熱量も2kcol弱/1g(12.8g(約1.8kcal/1g)22.8kcal)と水溶性食物繊維の熱量とほぼ同じのようです。
2017/03/02(Thu) 16:50 | URL | オスティナート | 【編集】
「糖質の推奨量」定義はこう考えよ 【時流◆糖質制限】
山田悟・北里大学北里研究所病院糖尿病センター長に聞く ◆Vol.1
時流2017年3月2日(木)配信
https://www.m3.com/clinical/news/506968
◇定義にとらわれる必要はないと話す山田氏
食事療法の中で、健康人の間にも広まっているのが「糖質制限」だが、手軽にできるイメージを危惧する医療者は少なくない。m3.com意識調査「糖質制限、あなたは支持する?」では、医師の6割が肯定的な意見を示したが、一方で4人に1人は慎重な姿勢だった(『糖質制限、医師の6割が「支持」』を参照)。北里大学北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟氏に、適切な摂取量など糖質制限の留意点について尋ねた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部 森圭吾)
◇大事なのは定義よりも結果
――糖尿病治療における1日の糖質摂取推奨量について、どうお考えですか。
1食につき20-40gを1日3食、これとは別に嗜好品で1日10gほど摂取すると考えれば、70-130g/日になるような食べ方が良いと思います。ただし、決して70-130g/日さえ守っていれば良い訳ではなく、1食20-40gを優先した考えから算出している数値です。食事のたびに食後高血糖が起きているので、当然のことながら毎回、食後高血糖が起きないように糖質量をコントロールする考えです。
世界的にさまざまな論文で使われている糖質制限食の定義では、ある国の研究グループでは糖質の摂取量が120g以下、別の研究者の考え方では130g以下、あるいは150g以下などとありますが、こうした数値にとらわれる必要はありません。
われわれが実施したランダム化比較試験(RCT)では、参加者の1日当たりの摂取量が平均で130gになりました(Intern Med 2014,53,13-19)。RCTに登録するということは、少なくとも糖尿病治療における食事療法への意識が高いであろうと思われる人たちですが、それでも平均が130gということは、半分の人は130g/日を守れていなかったということです。
にもかかわらず、参加者全員のHbA1cは低下していたのです。糖尿病治療における糖質制限の目的は、あくまでも血糖改善なのだから、70-130g/日であれ、150g以下/日であれ、どのような定義を用いて指導するにせよ結果が得られればいいのです。たとえ指導内容と乖離した摂取量であっても、治療目的が達成できていればそれでいい。だから、定義にはそれほどとらわれる必要はないと考えています。
――糖質摂取の推奨量に下限は設けるべきなのでしょうか。
他の糖質制限食の研究者とわれわれが大きく異なるのは、糖質摂取の推奨量に下限を設けている点です。極端な糖質制限食、いわゆる「ケトジェニックダイエット(ケトン産生食)」への考え方については、2015年に発表されたEMPA-REGアウトカム試験で総死亡率の低減が認められる結果が出て、2016年にその機序として「ケトンの産生こそがSGLT2阻害薬における臓器保護、生命予後の改善を生む」という仮説が提唱されており、取り巻く状況はかなり大きく変化していると思います。ただし、この点について現時点では議論があるところなので、われわれはケトジェニックダイエットをまだ避けています。
実は、ケトジェニックダイエットを実施する際には、マルチビタミンやミネラル、カルシウムなどのサプリメントを摂取するようにとてんかんの国際的な治療グループが推奨しています。われわれはサプリメントを摂取しないと微量元素が不足するような食べ方は推奨しないという考えから、下限をなくしていないのです。これが、先ほど示した推奨量となります。
◇グリセミック指数だけで判断は「早計」
――糖質の「質」に着目した低Glycemic Index(GI、グリセミック指数)食はどうでしょうか。
糖質の「量」に主眼を置く糖質制限に対し、糖質の「質」に着目した低GI食に関する研究も盛んに行われていますが、OmniCarb試験では、糖質の量と質のどちらが糖代謝への影響がより強いのか、ということについて検討がなされました。それによると、低糖質であれば高GI、低GIに関わらず血糖の改善につながるとの結果でした。一方で、低GI時の高糖質摂取は、低糖質摂取下での高GIより血液中の糖とタンパクが結合してできるフルクトサミン(FA)や、血中タンパク質のアルブミンとブドウ糖が結合したグリコアルブミン(GA)の成績が悪いのです(BMJ Open Diabetes Research and Care 2016, 4, e000276)。GIは高糖質の状態では効くのでしょうが、低糖質の状態であれば、あまり関係しないだろうと思います。
もう一点、GIで気を付けたいのは、果糖に対する判断が甘くなることです。果糖はブドウ糖に変換しにくいので、GIは20(低GI=55以下)となりますが、これをもって果糖が低GIの良い食品と言えるかといえば、懐疑的です。というのも、UCLAのグループがまとめた論文(J Clin Invest 2009, 119, 1322-1334)によると、果糖摂取群とブドウ糖摂取群で糖代謝能を比較したところ、果糖群の方が3カ月後の糖代謝能が悪くなっていたのです。
中性脂肪(TG)に転換しやすい果糖では、内臓脂肪が付いてインスリン抵抗性が高くなっているのです。GIとは、単回投与における食後血糖に対する影響を見た結果ですが、果糖では中長期的な影響がある。そう考えると、やはりGIだけで判断するのは早計だろうと思います。
山田悟・北里大学北里研究所病院糖尿病センター長に聞く ◆Vol.1
時流2017年3月2日(木)配信
https://www.m3.com/clinical/news/506968
◇定義にとらわれる必要はないと話す山田氏
食事療法の中で、健康人の間にも広まっているのが「糖質制限」だが、手軽にできるイメージを危惧する医療者は少なくない。m3.com意識調査「糖質制限、あなたは支持する?」では、医師の6割が肯定的な意見を示したが、一方で4人に1人は慎重な姿勢だった(『糖質制限、医師の6割が「支持」』を参照)。北里大学北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟氏に、適切な摂取量など糖質制限の留意点について尋ねた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部 森圭吾)
◇大事なのは定義よりも結果
――糖尿病治療における1日の糖質摂取推奨量について、どうお考えですか。
1食につき20-40gを1日3食、これとは別に嗜好品で1日10gほど摂取すると考えれば、70-130g/日になるような食べ方が良いと思います。ただし、決して70-130g/日さえ守っていれば良い訳ではなく、1食20-40gを優先した考えから算出している数値です。食事のたびに食後高血糖が起きているので、当然のことながら毎回、食後高血糖が起きないように糖質量をコントロールする考えです。
世界的にさまざまな論文で使われている糖質制限食の定義では、ある国の研究グループでは糖質の摂取量が120g以下、別の研究者の考え方では130g以下、あるいは150g以下などとありますが、こうした数値にとらわれる必要はありません。
われわれが実施したランダム化比較試験(RCT)では、参加者の1日当たりの摂取量が平均で130gになりました(Intern Med 2014,53,13-19)。RCTに登録するということは、少なくとも糖尿病治療における食事療法への意識が高いであろうと思われる人たちですが、それでも平均が130gということは、半分の人は130g/日を守れていなかったということです。
にもかかわらず、参加者全員のHbA1cは低下していたのです。糖尿病治療における糖質制限の目的は、あくまでも血糖改善なのだから、70-130g/日であれ、150g以下/日であれ、どのような定義を用いて指導するにせよ結果が得られればいいのです。たとえ指導内容と乖離した摂取量であっても、治療目的が達成できていればそれでいい。だから、定義にはそれほどとらわれる必要はないと考えています。
――糖質摂取の推奨量に下限は設けるべきなのでしょうか。
他の糖質制限食の研究者とわれわれが大きく異なるのは、糖質摂取の推奨量に下限を設けている点です。極端な糖質制限食、いわゆる「ケトジェニックダイエット(ケトン産生食)」への考え方については、2015年に発表されたEMPA-REGアウトカム試験で総死亡率の低減が認められる結果が出て、2016年にその機序として「ケトンの産生こそがSGLT2阻害薬における臓器保護、生命予後の改善を生む」という仮説が提唱されており、取り巻く状況はかなり大きく変化していると思います。ただし、この点について現時点では議論があるところなので、われわれはケトジェニックダイエットをまだ避けています。
実は、ケトジェニックダイエットを実施する際には、マルチビタミンやミネラル、カルシウムなどのサプリメントを摂取するようにとてんかんの国際的な治療グループが推奨しています。われわれはサプリメントを摂取しないと微量元素が不足するような食べ方は推奨しないという考えから、下限をなくしていないのです。これが、先ほど示した推奨量となります。
◇グリセミック指数だけで判断は「早計」
――糖質の「質」に着目した低Glycemic Index(GI、グリセミック指数)食はどうでしょうか。
糖質の「量」に主眼を置く糖質制限に対し、糖質の「質」に着目した低GI食に関する研究も盛んに行われていますが、OmniCarb試験では、糖質の量と質のどちらが糖代謝への影響がより強いのか、ということについて検討がなされました。それによると、低糖質であれば高GI、低GIに関わらず血糖の改善につながるとの結果でした。一方で、低GI時の高糖質摂取は、低糖質摂取下での高GIより血液中の糖とタンパクが結合してできるフルクトサミン(FA)や、血中タンパク質のアルブミンとブドウ糖が結合したグリコアルブミン(GA)の成績が悪いのです(BMJ Open Diabetes Research and Care 2016, 4, e000276)。GIは高糖質の状態では効くのでしょうが、低糖質の状態であれば、あまり関係しないだろうと思います。
もう一点、GIで気を付けたいのは、果糖に対する判断が甘くなることです。果糖はブドウ糖に変換しにくいので、GIは20(低GI=55以下)となりますが、これをもって果糖が低GIの良い食品と言えるかといえば、懐疑的です。というのも、UCLAのグループがまとめた論文(J Clin Invest 2009, 119, 1322-1334)によると、果糖摂取群とブドウ糖摂取群で糖代謝能を比較したところ、果糖群の方が3カ月後の糖代謝能が悪くなっていたのです。
中性脂肪(TG)に転換しやすい果糖では、内臓脂肪が付いてインスリン抵抗性が高くなっているのです。GIとは、単回投与における食後血糖に対する影響を見た結果ですが、果糖では中長期的な影響がある。そう考えると、やはりGIだけで判断するのは早計だろうと思います。
2017/03/02(Thu) 17:45 | URL | 精神科医師A | 【編集】
オスティナート さん
コメントありがとうございます。
菊芋は、血糖値を上げない糖質制限OK食材ですね。
コメントありがとうございます。
菊芋は、血糖値を上げない糖質制限OK食材ですね。
2017/03/02(Thu) 18:51 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質制限してロードバイク乗って毎週1000mの山登ってるんですが、体重が一瞬100kg切ったかと思ったら103kgぐらいでド安定していて、でも長年GOT、GPT、脂肪コレステロール等の数字は正常値になって妙に持久力もついているので糖質制限の効果は高いようです。しかし体重減らないのは時々食べてる甘味の仕業なのか。といっても食べてる物の質量から考えてその可能性は薄そうですが。
しかし、やはり甘味は時々欲しくなるわけで、特にアンコが食べたい。しかしあれは糖分量を想像すると絶望しそうなものですね。和菓子は全般的に敵になってしまいます。
そこで考えました。小豆餡はいくら砂糖を使わずエリトリトールなどのOK甘味料を使ったとしても、小豆そのものがアウトです。あれはでんぷんのかたまりです。そこで小豆を使わないアンコと言えば、枝豆を使った仙台のずんだ餡です。枝豆なら大豆ですから糖質制限OK食材です。しかも業務スーパーで剥き枝豆が500gが200円以下で買えます。
剥き枝豆を湯がいて、枝豆の25%の重さのエリトリトールを混ぜて食塩はお好みでひとつまみ。フードプロセッサーで潰せばあっという間にずんだ餡の完成です。まあ餅はNGなので、ずんだ餅にはできませんが、そこはあきらめよう。
実はこのレシピは砂糖で作るのとだいたい同じ重量比なんですが、砂糖と比べてエリトリトールの甘味はあっさりしています。ずんだ餡は甘味をあっさりしたほうが美味しいですから、とても美味しいですよ。
甘味があっさりし過ぎであれば、他の甘味料を組み合わせて砂糖に近い甘味になっているラカントとかを使ってみるといいと思います。お試しあれ。
しかし、やはり甘味は時々欲しくなるわけで、特にアンコが食べたい。しかしあれは糖分量を想像すると絶望しそうなものですね。和菓子は全般的に敵になってしまいます。
そこで考えました。小豆餡はいくら砂糖を使わずエリトリトールなどのOK甘味料を使ったとしても、小豆そのものがアウトです。あれはでんぷんのかたまりです。そこで小豆を使わないアンコと言えば、枝豆を使った仙台のずんだ餡です。枝豆なら大豆ですから糖質制限OK食材です。しかも業務スーパーで剥き枝豆が500gが200円以下で買えます。
剥き枝豆を湯がいて、枝豆の25%の重さのエリトリトールを混ぜて食塩はお好みでひとつまみ。フードプロセッサーで潰せばあっという間にずんだ餡の完成です。まあ餅はNGなので、ずんだ餅にはできませんが、そこはあきらめよう。
実はこのレシピは砂糖で作るのとだいたい同じ重量比なんですが、砂糖と比べてエリトリトールの甘味はあっさりしています。ずんだ餡は甘味をあっさりしたほうが美味しいですから、とても美味しいですよ。
甘味があっさりし過ぎであれば、他の甘味料を組み合わせて砂糖に近い甘味になっているラカントとかを使ってみるといいと思います。お試しあれ。
2017/03/03(Fri) 00:28 | URL | Naka | 【編集】
都内河北 鈴木です。
肩書きあっても根拠ない事を堂々と発言する事も、「言論の自由」なんですかね??
管理栄養士と言っても、根本狂ってる欧米先進国に通用しない日本医療デ~タからのデ~タを丸暗記しただけの傀儡医療従事者ですからね!!
私は江部先生「糖質制限理論」実践で、
改善以上、生還してから常々思います。
日本糖尿病学会信者医者指導で、どれ程の患者が、私同様もしくは私以上に生還しているのなら提示するべきです!!
私自身20年余りの闘病通院期間で他患者から改善、又は生還完治したなどと聴いた事がありません!!
生還した現在考えれば、聴くわけ無いですよね!!
日本糖尿病学会専門組織として、
時代進化解明事実に何等対応していないのだから!!
本記事、森由香子管理栄養士は根拠無い能書きだけでなく、自身指導で改善例「結果」を提示するべきだと考えます!!
当然最大の大元、
「日本糖尿病学会信者は、改善・生還完治事例を提示しろ!!」
と言いたいです!!
「医者としてクズ!!、人間としてクズ!!」
の信者輩は、早く改心してほしいです!!
敬具
私は
肩書きあっても根拠ない事を堂々と発言する事も、「言論の自由」なんですかね??
管理栄養士と言っても、根本狂ってる欧米先進国に通用しない日本医療デ~タからのデ~タを丸暗記しただけの傀儡医療従事者ですからね!!
私は江部先生「糖質制限理論」実践で、
改善以上、生還してから常々思います。
日本糖尿病学会信者医者指導で、どれ程の患者が、私同様もしくは私以上に生還しているのなら提示するべきです!!
私自身20年余りの闘病通院期間で他患者から改善、又は生還完治したなどと聴いた事がありません!!
生還した現在考えれば、聴くわけ無いですよね!!
日本糖尿病学会専門組織として、
時代進化解明事実に何等対応していないのだから!!
本記事、森由香子管理栄養士は根拠無い能書きだけでなく、自身指導で改善例「結果」を提示するべきだと考えます!!
当然最大の大元、
「日本糖尿病学会信者は、改善・生還完治事例を提示しろ!!」
と言いたいです!!
「医者としてクズ!!、人間としてクズ!!」
の信者輩は、早く改心してほしいです!!
敬具
私は
2017/03/03(Fri) 07:50 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
精神科医師A さん
コメントをありがとうございます。
山田悟医師、まだケトン体に拘っておられるようですね。
コメントをありがとうございます。
山田悟医師、まだケトン体に拘っておられるようですね。
2017/03/03(Fri) 08:08 | URL | ドクター江部 | 【編集】
山田先生の講演を先日聞きました。
ほぼほぼケトン体への懸念はなくなったように思えましたが、「ロカボの特徴は下限があること」と仰っていて違和感を覚えました。
「糖質の推奨量」定義はこう考えよをよむと「古典的ケトン食」についての懸念だと思います。
この場を借りて山田先生に反論させていただきます。
山田先生のご懸念は古典的ケトン食についてではないでしょうか。
古典的ケトン食のケトン指数は2.1以上 あるいは3から4.1 炭水化物:脂質:蛋白質=4%:90%:6%
私達の言う糖質制限食(MEC食、断糖肉食)はたとえば江部康二先生の提唱するスーパー糖質制限食でカロリー比
炭水化物:脂質:蛋白質=12%:56%:32%ケトン指数は1.12
と全然違います。いわば私達がしているのは【糖質過食制限】です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17109786
という論文もありますが、
古典的ケトン食についての論文です。
私達の行なっている糖質制限食は、古典的ケトン食とは全く別物です。
難治性てんかんの治療食としての古典的ケトン食のデータは当てはまりません。
また、特別なサプリも原則として必要としません。
ほぼほぼケトン体への懸念はなくなったように思えましたが、「ロカボの特徴は下限があること」と仰っていて違和感を覚えました。
「糖質の推奨量」定義はこう考えよをよむと「古典的ケトン食」についての懸念だと思います。
この場を借りて山田先生に反論させていただきます。
山田先生のご懸念は古典的ケトン食についてではないでしょうか。
古典的ケトン食のケトン指数は2.1以上 あるいは3から4.1 炭水化物:脂質:蛋白質=4%:90%:6%
私達の言う糖質制限食(MEC食、断糖肉食)はたとえば江部康二先生の提唱するスーパー糖質制限食でカロリー比
炭水化物:脂質:蛋白質=12%:56%:32%ケトン指数は1.12
と全然違います。いわば私達がしているのは【糖質過食制限】です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17109786
という論文もありますが、
古典的ケトン食についての論文です。
私達の行なっている糖質制限食は、古典的ケトン食とは全く別物です。
難治性てんかんの治療食としての古典的ケトン食のデータは当てはまりません。
また、特別なサプリも原則として必要としません。
2017/03/03(Fri) 08:45 | URL | おかだ | 【編集】
Naka さん
枝豆のずんだ餡、美味しそうですね。
情報をありがとうございます。
枝豆のずんだ餡、美味しそうですね。
情報をありがとうございます。
2017/03/03(Fri) 19:44 | URL | ドクター江部 | 【編集】
おかだ 先生
コメント、ありがとうございます。
私も、ケトン食は、てんかんやがんの特別な治療食と位置づけていて、人類本来の食事とは考えていません。
それに対してスーパー糖質制限食は、人類本来の食事であり人類の健康食と位置づけています。
もちろん、スーパー糖質制限食は様々な生活習慣病の治療食でもあります。
コメント、ありがとうございます。
私も、ケトン食は、てんかんやがんの特別な治療食と位置づけていて、人類本来の食事とは考えていません。
それに対してスーパー糖質制限食は、人類本来の食事であり人類の健康食と位置づけています。
もちろん、スーパー糖質制限食は様々な生活習慣病の治療食でもあります。
2017/03/03(Fri) 19:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902160310671524
ケトン体は、タンパク質の糖化を引き起こします。その点では糖より遥かに有害な物質です。
>私達の行なっている糖質制限食は、古典的ケ>トン食とは全く別物です。
岡田先生はこう言われていますが、どちらもケトジェニックダイエットであることにはかわりはありません。
山田先生の緩やか糖質制限は、ケトン体を産まないという点で優れていると思います・
ケトン体は、タンパク質の糖化を引き起こします。その点では糖より遥かに有害な物質です。
>私達の行なっている糖質制限食は、古典的ケ>トン食とは全く別物です。
岡田先生はこう言われていますが、どちらもケトジェニックダイエットであることにはかわりはありません。
山田先生の緩やか糖質制限は、ケトン体を産まないという点で優れていると思います・
2017/03/04(Sat) 00:33 | URL | HSG | 【編集】
http://kaigo.news-postseven.com/4130
を読みましたが、栄養士というのは栄養学者ではなく、総じて、専門的知見も乏しい学力の低い人達です。実際は調理士の上位資格程度だろうという人もいます。とにかく専門論文を読む学力などはおおよそ持ち合わせていないのに、専門家のような顔をして糖質制限の是非を論じられては困る。
私は「悪玉コレステロール」という言葉を使う「専門家」は信用しません。
を読みましたが、栄養士というのは栄養学者ではなく、総じて、専門的知見も乏しい学力の低い人達です。実際は調理士の上位資格程度だろうという人もいます。とにかく専門論文を読む学力などはおおよそ持ち合わせていないのに、専門家のような顔をして糖質制限の是非を論じられては困る。
私は「悪玉コレステロール」という言葉を使う「専門家」は信用しません。
2017/03/04(Sat) 00:38 | URL | HSG | 【編集】
日本人 糖質制限 炭水化物 摂る
2017/03/04(Sat) 06:48 | URL | みるく | 【編集】
先日朝日放送ビーバップハイヒールを観てるととんでもない情報を放送していました。
日本人は炭水化物を摂るべき人種、食事は和食が一番、糖質を摂らないと糖尿病になるなど…
この番組好きなんですが、この日に限ってはイケテない内容で残念でした。
糖質制限は日本人には意味がない? 「人種差」からみた健康法の真実
https://m.newspicks.com/news/1952878/
日本人は炭水化物を摂るべき人種、食事は和食が一番、糖質を摂らないと糖尿病になるなど…
この番組好きなんですが、この日に限ってはイケテない内容で残念でした。
糖質制限は日本人には意味がない? 「人種差」からみた健康法の真実
https://m.newspicks.com/news/1952878/
2017/03/04(Sat) 07:29 | URL | みるく | 【編集】
HSG さん
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902160310671524
2002年の論文ですね。
ケトン体の安全性については、宗田先生の以下の論文で既に決着がついています。
宗田らは、胎盤・臍帯・新生児のケトン体値に関する研究を英文で発表。
胎盤・臍帯のケトン体値論文は、世界初と思われる。江部も共著者の一人。
胎盤のケトン体値は基準値の20~30倍、 平均2235.0μmol/L(60検体)
臍帯のケトン体値は基準値の数倍~10倍、平均779.2μmol/L(60検体)
新生児のケトン体値は、基準値の3倍~数倍、
平均240.4μmol/L(312例、生後4日) 基準値は85 μmol/L以下。
胎盤と臍帯と新生児では、ケトン体は高値が当たり前である→安全性の担保
*Ketone body elevation in placenta, umbilical cord,newborn and mother in normal delivery Glycative Stress Research 2016; 3 (3): 133-140
Tetsuo Muneta 1), Eri Kawaguchi 1), Yasushi Nagai 2), Momoyo Matsumoto 2), Koji Ebe 3),Hiroko Watanabe 4), Hiroshi Bando 5)
また、ケトン体に脳・心・腎などの臓器保護作用があることが、近年の研究で明らかとなっています。
なお緩やかな糖質制限食では、糖尿人の食後高血糖が防げないことをお忘れなく。
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902160310671524
2002年の論文ですね。
ケトン体の安全性については、宗田先生の以下の論文で既に決着がついています。
宗田らは、胎盤・臍帯・新生児のケトン体値に関する研究を英文で発表。
胎盤・臍帯のケトン体値論文は、世界初と思われる。江部も共著者の一人。
胎盤のケトン体値は基準値の20~30倍、 平均2235.0μmol/L(60検体)
臍帯のケトン体値は基準値の数倍~10倍、平均779.2μmol/L(60検体)
新生児のケトン体値は、基準値の3倍~数倍、
平均240.4μmol/L(312例、生後4日) 基準値は85 μmol/L以下。
胎盤と臍帯と新生児では、ケトン体は高値が当たり前である→安全性の担保
*Ketone body elevation in placenta, umbilical cord,newborn and mother in normal delivery Glycative Stress Research 2016; 3 (3): 133-140
Tetsuo Muneta 1), Eri Kawaguchi 1), Yasushi Nagai 2), Momoyo Matsumoto 2), Koji Ebe 3),Hiroko Watanabe 4), Hiroshi Bando 5)
また、ケトン体に脳・心・腎などの臓器保護作用があることが、近年の研究で明らかとなっています。
なお緩やかな糖質制限食では、糖尿人の食後高血糖が防げないことをお忘れなく。
2017/03/04(Sat) 07:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
HSG さん
栄養士も医師も、個人的に優れた人もいればそうでない人もいるということだと思います。
栄養士も医師も、個人的に優れた人もいればそうでない人もいるということだと思います。
2017/03/04(Sat) 08:00 | URL | ドクター江部 | 【編集】
みるく さん
情報をありがとうございます。
確かに欧米人と日本人は、人種がちがいます。
しかし、「血糖値に直接影響を与えるのは糖質のみで、たんぱく質・脂質は直接影響を与えることはない」
という生理学的事実は、人種差など関係なく、人類共通です。
このような根本的に大事なことを無視して表面的人種差を語っても無意味ですね。
情報をありがとうございます。
確かに欧米人と日本人は、人種がちがいます。
しかし、「血糖値に直接影響を与えるのは糖質のみで、たんぱく質・脂質は直接影響を与えることはない」
という生理学的事実は、人種差など関係なく、人類共通です。
このような根本的に大事なことを無視して表面的人種差を語っても無意味ですね。
2017/03/04(Sat) 08:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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