2017年02月02日 (木)
生活習慣病を考える会 in UCHINADA
場所:金沢医科大学病院 新館12階 特別会議室
特別講演
司会 金沢医科大学循環器内科学准教授 河合康幸先生
糖質制限食による糖尿病治療
~理論と実践~
演者 一般財団法人 高雄病院 理事長 江部康二
こんばんは。
2017年1月31日(火)19:30~
金沢医科大学にて、糖質制限食講演会が開催され私が演者をつとめました。
司会は、金沢医科大学循環器内科学准教授 河合康幸先生 でした。
金沢医科大学循環器内科学教授 梶波康二先生を始め医局員の方々、栄養士の方々、開業医の方々が参加されました。
通常20名足らずの参加者だそうですが、今回は35名も参加され、熱心な質疑応答もありました。
19:30~20:30まで講演で、その後質疑応答10分間の予定を大幅に超過して盛り上がりました。
最近の研究会で、一番質問が出たそうです。
若手の先生方は、講演後、糖質制限を主にした研究を立ち上げたいと熱く語っておられたそうです。
スーパー糖質制限食では血中ケトン体が上昇します。
近年ケトン体に心筋保護作用があることがわかり、循環器内科においても、興味深い研究になる可能性が高いと思います。
ケトン体は以前は悪者扱いでしたが、ここ2~3年は、脳神経細胞や心筋の保護作用があることや日常的なエネルギー源であり安全性も高いことが判明してきました。
心臓専門医の先生方が糖質制限食に興味を持って頂けたことは、医学界において、大変心強い味方を得た思いであり、嬉しい限りです。
講演会終了後は、河合先生や若手の先生方ととても美味しい糖質制限なフレンチとワインを堪能しました。
梶波康二先生、河合康幸先生、この度は、お招きいただき、誠にありがとうございました。
江部康二
場所:金沢医科大学病院 新館12階 特別会議室
特別講演
司会 金沢医科大学循環器内科学准教授 河合康幸先生
糖質制限食による糖尿病治療
~理論と実践~
演者 一般財団法人 高雄病院 理事長 江部康二
こんばんは。
2017年1月31日(火)19:30~
金沢医科大学にて、糖質制限食講演会が開催され私が演者をつとめました。
司会は、金沢医科大学循環器内科学准教授 河合康幸先生 でした。
金沢医科大学循環器内科学教授 梶波康二先生を始め医局員の方々、栄養士の方々、開業医の方々が参加されました。
通常20名足らずの参加者だそうですが、今回は35名も参加され、熱心な質疑応答もありました。
19:30~20:30まで講演で、その後質疑応答10分間の予定を大幅に超過して盛り上がりました。
最近の研究会で、一番質問が出たそうです。
若手の先生方は、講演後、糖質制限を主にした研究を立ち上げたいと熱く語っておられたそうです。
スーパー糖質制限食では血中ケトン体が上昇します。
近年ケトン体に心筋保護作用があることがわかり、循環器内科においても、興味深い研究になる可能性が高いと思います。
ケトン体は以前は悪者扱いでしたが、ここ2~3年は、脳神経細胞や心筋の保護作用があることや日常的なエネルギー源であり安全性も高いことが判明してきました。
心臓専門医の先生方が糖質制限食に興味を持って頂けたことは、医学界において、大変心強い味方を得た思いであり、嬉しい限りです。
講演会終了後は、河合先生や若手の先生方ととても美味しい糖質制限なフレンチとワインを堪能しました。
梶波康二先生、河合康幸先生、この度は、お招きいただき、誠にありがとうございました。
江部康二
江部先生はじめまして、先週母が脳梗塞になり入院し、検査の結果糖尿病と診断されました。長年放置していたようで、HbA1cが10.5、神経障害、網膜症とのことでした。
退院後の食事をどのようにしたらいいのか調べていて、江部先生の著書に行きつきました。
母に糖質制限の話をしたところ、病院でこっそり主食のごはんを抜いたところ血糖値が下がったそうで、退院後糖質制限食を実践してみるといってくれたので、不安もありますが、頑張ってみようと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
退院後の食事をどのようにしたらいいのか調べていて、江部先生の著書に行きつきました。
母に糖質制限の話をしたところ、病院でこっそり主食のごはんを抜いたところ血糖値が下がったそうで、退院後糖質制限食を実践してみるといってくれたので、不安もありますが、頑張ってみようと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
2017/02/02(Thu) 23:58 | URL | 内田香織 | 【編集】
内田香織 さん
薬なしなら、糖質制限食実践しても大丈夫です。
SU剤、速効型インスリン分泌促進剤の内服、またインスリン注射をしておられる場合は、
医師と相談することが必要です。
糖質制限食賛成派の医師が増えてきました。
日本糖質制限医療推進協会の提携医療機関をご参照ください。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/
薬なしなら、糖質制限食実践しても大丈夫です。
SU剤、速効型インスリン分泌促進剤の内服、またインスリン注射をしておられる場合は、
医師と相談することが必要です。
糖質制限食賛成派の医師が増えてきました。
日本糖質制限医療推進協会の提携医療機関をご参照ください。
http://www.toushitsuseigen.or.jp/
2017/02/03(Fri) 07:50 | URL | ドクター江部 | 【編集】
妻が2型糖尿病の患者です。
近所の自称、糖尿病が専門の内科医は自分が糖尿病でないからでしょうが、糖質制限反対派で、患者に毎日、最低でも140グラムの炭水化物を摂るよう奨めており、それに異議を唱えると、もうここには来ないでくれと言い出す有様です。
妻のヘモグロビンA1Cの数値は糖質制限を厳しくすると改善し、糖質制限を緩めると悪化するので、糖質制限は糖尿病患者には必須だと考えています。
ところで、妻が糖尿病なので、子供、孫も糖尿病になるのではないか?と気にしてます。
糖尿病と遺伝との関係はどこまで明らかになっているのでしょうか?
近所の自称、糖尿病が専門の内科医は自分が糖尿病でないからでしょうが、糖質制限反対派で、患者に毎日、最低でも140グラムの炭水化物を摂るよう奨めており、それに異議を唱えると、もうここには来ないでくれと言い出す有様です。
妻のヘモグロビンA1Cの数値は糖質制限を厳しくすると改善し、糖質制限を緩めると悪化するので、糖質制限は糖尿病患者には必須だと考えています。
ところで、妻が糖尿病なので、子供、孫も糖尿病になるのではないか?と気にしてます。
糖尿病と遺伝との関係はどこまで明らかになっているのでしょうか?
いつもお世話になっております。
本日午後9時からNHKBSで「血糖値スパイク」についての番組があります。
流れが変わりました。
本日午後9時からNHKBSで「血糖値スパイク」についての番組があります。
流れが変わりました。
2017/02/03(Fri) 09:57 | URL | 菜の花 | 【編集】
細かいことですみませんが、河合先生の職階、「準」は「准」の誤植と思います。金沢医大HPで確認しました。http://www.cardiol-kmu.jp/department_01.html
2017/02/03(Fri) 10:02 | URL | ゲール | 【編集】
都内河北 鈴木です。
内田さん、私は明らかに21年間重症化する糖尿病からの脳梗塞発症救急搬送体験者です。
退院後に運よく自力で江部先生「糖質制限理論」を知り実践、
見る見る「改善以上、生還しました!!」
後遺症脳梗塞形動脈プラ~ク減少改善もありました!!
言葉だけでなく証明医療デ~タもあります!!
日本既存の明らかに改善可能性無いマッチポンプ医療に気付き、江部先生理論実践した事は、他人事ながら安堵します!!
今後とも糖質制限可能食材で、時代進化対応食生活で、楽しく食生活楽しむだけです。
時代進化医学解明した害毒「糖質」を、江部先生理論で控えるだけです!!
私は江部先生の医療理念の惜しまぬ情報提供に、
感謝尽きません!!
敬具
内田さん、私は明らかに21年間重症化する糖尿病からの脳梗塞発症救急搬送体験者です。
退院後に運よく自力で江部先生「糖質制限理論」を知り実践、
見る見る「改善以上、生還しました!!」
後遺症脳梗塞形動脈プラ~ク減少改善もありました!!
言葉だけでなく証明医療デ~タもあります!!
日本既存の明らかに改善可能性無いマッチポンプ医療に気付き、江部先生理論実践した事は、他人事ながら安堵します!!
今後とも糖質制限可能食材で、時代進化対応食生活で、楽しく食生活楽しむだけです。
時代進化医学解明した害毒「糖質」を、江部先生理論で控えるだけです!!
私は江部先生の医療理念の惜しまぬ情報提供に、
感謝尽きません!!
敬具
2017/02/03(Fri) 10:13 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
お忙しい中、お返事どうもありがとうございます。
お薬を飲んでいるので、先生に相談して、提携病院も調べてみます。本当にどうもありがとうございます。
お薬を飲んでいるので、先生に相談して、提携病院も調べてみます。本当にどうもありがとうございます。
2017/02/03(Fri) 14:03 | URL | 内田香織 | 【編集】
モリタ さん
2型糖尿病の多くは、多因子遺伝病タイプです。
現在まで50以上の2型糖尿病関連遺伝子が報告されています。
まだ他にもあると思われます。
今のところ、遺伝因子による糖尿病発症予測は、まだ不十分です。
しかし、両親や親戚が糖尿病なら、そうでない家系よりは、糖尿病になりやすいことは確かです。
私も、両親が糖尿病で、自分も糖尿病を発症しました。
2型糖尿病の多くは、多因子遺伝病タイプです。
現在まで50以上の2型糖尿病関連遺伝子が報告されています。
まだ他にもあると思われます。
今のところ、遺伝因子による糖尿病発症予測は、まだ不十分です。
しかし、両親や親戚が糖尿病なら、そうでない家系よりは、糖尿病になりやすいことは確かです。
私も、両親が糖尿病で、自分も糖尿病を発症しました。
2017/02/03(Fri) 14:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
菜の花 さん
興味深い情報をありがとうございます。
私も見ようと思います。
興味深い情報をありがとうございます。
私も見ようと思います。
2017/02/03(Fri) 14:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ゲール さん
ありがとうございます。
ご指摘どおり誤字でした。
早速訂正しました。
ありがとうございます。
ご指摘どおり誤字でした。
早速訂正しました。
2017/02/03(Fri) 14:58 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ご丁寧にどうもありがとうございます。母の糖尿病の数値は先生も驚くほど、かなり重症のようなので、糖質制限をしえこれ以上悪化しないようにさせたいと思っています。実践している鈴木さんのコメント嬉しかったです!本当にどうもありがとうございます。
2017/02/04(Sat) 12:01 | URL | 内田香織 | 【編集】
SGLT2阻害薬とケトン体
http://diabetologistnote.blog119.fc2.com/blog-entry-662.html
SGLT2阻害薬とケトン体 2
http://diabetologistnote.blog119.fc2.com/blog-entry-673.html
http://diabetologistnote.blog119.fc2.com/blog-entry-662.html
SGLT2阻害薬とケトン体 2
http://diabetologistnote.blog119.fc2.com/blog-entry-673.html
2017/02/05(Sun) 20:05 | URL | 精神科医師A | 【編集】
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