2016年12月16日 (金)
おはようございます。
そろそろインフルエンザが流行する季節となってきました。
2016年は、例年に比べて患者が多い傾向にあり、要注意です。
沖縄県では一足早く、10月にはインフルエンザの流行が始まっていました。
東京都は、2016年11月24日に流行開始宣言がだされました。
さて、インフルエンザワクチンを接種した人も接種してない人もいると思います。
今年のワクチンは、4種類のインフルエンザウイルス株が含まれています。
是非、知っておいて欲しいことは、インフルエンザワクチンは万能ではないということです。
感染防御力は基本的になくて、重症化を防ぐことが期待されるていどの効能です。
ワクチンを打っている人も打っていない人も、手洗い、うがい、マスクがインフルエンザ予防の基本ですね。
特に、手洗いが思った以上に有効です。
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、 自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
咳やくしゃみで飛んだ飛沫が服についても、数時間で感染力を失うとされています。
外出から帰宅したら着替えすることも予防に役立ちます。
以下の青字は、厚生労働省サイトの記載です。
インフルエンザの予防にはみんなの「かからない」、「うつさない」という気持ちが大切です。
手洗いでインフルエンザを予防して、かかったら、マスク等せきエチケットも忘れないでください。
インフルエンザにかかった人は、必ずマスクをして他人にうつさないように配慮が必要です。
<インフルエンザワクチンの有効性>
インフルエンザワクチンは、季節性にも新型にも対応しています。
しかし、実は現行のインフルエンザワクチンには、水際で感染をシャットアウトするような効果はありません。
感染した後、重症化を防ぐ効果が期待されるという程度なので、過信するのは禁物です。
理論的に考えても、ワクチンを接種することによりIgG抗体が血液・体液中に産生されますが、粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。
従って、インフルエンザウィルスが、咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。
下記は国立感染研究所のホームページからの抜粋です。
【7.インフルエンザワクチンの問題点
(2)「現行ワクチンの感染防御効果や発症阻止効果は完全ではありませんので、ワクチン接種を受けてもインフルエンザに罹患する場合があり、この場合には患者はウイルスを外部に排泄し、感染源となります。従って、集団接種を行っても社会全体のインフルエンザ流行を完全に阻止することは難しいと考えられます。」
(6)「現行のインフルエンザワクチンは皮下接種されています。しかし、不活化ワクチンの皮下接種では、インフルエンザウイルスの感染防御に中心的役割を果たすと考えられる気道の粘膜免疫や、回復過程に重要であると考えられる細胞性免疫がほとんど誘導されません。これは、インフルエンザウイルスの感染そのものを防御すると言う面では大きな短所であると考えられています。
しかし、この様な欠点を持ちながらも、先に述べたように、ハイリスク群に対する現行インフルエンザワクチンの効果は明らかに認められています。また、ワクチンの皮下接種でも血中の抗体産生は十分に刺激できるので、インフルエンザに続発する肺炎などの合併症や最近問題となっているインフルエンザ脳炎・脳症の発生を抑えることには期待出来ると考えられています。」】
<院内感染>
例年と同様に2014年、2015年も全国各地の病院や施設で、職員や患者さんにインフルエンザの集団感染が発生しました。
高齢の患者さんの死亡者も出ています。
これらの集団感染において、ほとんどの人はインフルエンザワクチンを接種していました。
このように、感染防御にはワクチンは、実際にまったく無力だったことが明らかとなりました。
そもそもインフルエンザワクチンは「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」ということが効能です。
感染を防ぐためには、「手洗い、うがい、マスク」が必須です。
<誤解>
ところが、相変わらず多くの患者さんや医師が、ワクチンを接種していれば、水際で感染防御できると誤解しておられるのです。
私は、過去10年間以上、友人の医師などに、感染防御はできないと口を酸っぱくして言い続けてきたのですが、皆なかなか信じてもらえませんでした。どこかで誤った情報が流され続けていたのでしょうね。
ここ数年、新聞などでもやっと、「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」という真実が報道されるようになりました。
逆に言えば、過去10年以上、あたかも感染防御できるような内容の報道に終始していたわけで、そのことに関して自己批判も反省もないのは如何なものでしょう。
インフルエンザワクチン注射を希望する患者さんがこられたら、私はこのことを説明して、
「手洗いやうがい、人混みを避けるなど、基本的なことが感染防御には大事なので、ワクチンを接種したからといって油断しないでくださいね。」
と付け加えます。
<必要性>
別に私は、ワクチンが無意味といっているのではありません。
65歳以上の高齢者、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者、糖尿病、腎臓病などの慢性疾患の患者、免疫低下状態の患者などでは、インフルエンザに罹患し重症化すれば、肺炎などの重篤な合併症になり、生命に危険が及ぶこともありますから必要だと思います。若い人でも、受験生などは重症化したら困りますから、接種する意味はありますね。
<感染防御>
①医療関係者は、インフルエンザ患者を診察するときはマスクをする。
診察が終わったら必ず手洗いをし、使い捨て紙タオルでふく。
マスクをはずしたときはうがいをする。
②急性の咳や熱がでている当事者はエチケットとして、マスクをする。
③満員電車の中など避けようがない密閉された場所にいくときはマスクをして乗る。
④人混みにでたあとは、手洗い・うがいを励行する。
⑤家族が一人インフルエンザに罹患したら、家の中でも当事者はマスクをする。
その一人は、違う部屋で寝る。
⑥咳で飛沫が飛ぶのは約1mであるので当事者から距離を取る。
⑦鼻水や痰を封じ込めるためにティッシュを使用し、使用後のティッシュは、
できればノンタッチごみ箱に廃棄すること
ブログ読者の皆さん、インフルエンザワクチンを接種している人も、感染防御効果はないことをしっかり認識して、上記①~⑦を励行してくださいね。
これが実行されていれば、上述のような院内感染が猛威をふるうことはなかったでしょう。
<終わりに>
インフルエンザワクチン接種に、賛成の人も反対の人もあると思います。
ブログ読者の皆さんには、インフルエンザワクチンの真実を知ってもらいたくて今回記事にしました。
江部康二
そろそろインフルエンザが流行する季節となってきました。
2016年は、例年に比べて患者が多い傾向にあり、要注意です。
沖縄県では一足早く、10月にはインフルエンザの流行が始まっていました。
東京都は、2016年11月24日に流行開始宣言がだされました。
さて、インフルエンザワクチンを接種した人も接種してない人もいると思います。
今年のワクチンは、4種類のインフルエンザウイルス株が含まれています。
是非、知っておいて欲しいことは、インフルエンザワクチンは万能ではないということです。
感染防御力は基本的になくて、重症化を防ぐことが期待されるていどの効能です。
ワクチンを打っている人も打っていない人も、手洗い、うがい、マスクがインフルエンザ予防の基本ですね。
特に、手洗いが思った以上に有効です。
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、 自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
咳やくしゃみで飛んだ飛沫が服についても、数時間で感染力を失うとされています。
外出から帰宅したら着替えすることも予防に役立ちます。
以下の青字は、厚生労働省サイトの記載です。
インフルエンザの予防にはみんなの「かからない」、「うつさない」という気持ちが大切です。
手洗いでインフルエンザを予防して、かかったら、マスク等せきエチケットも忘れないでください。
インフルエンザにかかった人は、必ずマスクをして他人にうつさないように配慮が必要です。
<インフルエンザワクチンの有効性>
インフルエンザワクチンは、季節性にも新型にも対応しています。
しかし、実は現行のインフルエンザワクチンには、水際で感染をシャットアウトするような効果はありません。
感染した後、重症化を防ぐ効果が期待されるという程度なので、過信するのは禁物です。
理論的に考えても、ワクチンを接種することによりIgG抗体が血液・体液中に産生されますが、粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。
従って、インフルエンザウィルスが、咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。
下記は国立感染研究所のホームページからの抜粋です。
【7.インフルエンザワクチンの問題点
(2)「現行ワクチンの感染防御効果や発症阻止効果は完全ではありませんので、ワクチン接種を受けてもインフルエンザに罹患する場合があり、この場合には患者はウイルスを外部に排泄し、感染源となります。従って、集団接種を行っても社会全体のインフルエンザ流行を完全に阻止することは難しいと考えられます。」
(6)「現行のインフルエンザワクチンは皮下接種されています。しかし、不活化ワクチンの皮下接種では、インフルエンザウイルスの感染防御に中心的役割を果たすと考えられる気道の粘膜免疫や、回復過程に重要であると考えられる細胞性免疫がほとんど誘導されません。これは、インフルエンザウイルスの感染そのものを防御すると言う面では大きな短所であると考えられています。
しかし、この様な欠点を持ちながらも、先に述べたように、ハイリスク群に対する現行インフルエンザワクチンの効果は明らかに認められています。また、ワクチンの皮下接種でも血中の抗体産生は十分に刺激できるので、インフルエンザに続発する肺炎などの合併症や最近問題となっているインフルエンザ脳炎・脳症の発生を抑えることには期待出来ると考えられています。」】
<院内感染>
例年と同様に2014年、2015年も全国各地の病院や施設で、職員や患者さんにインフルエンザの集団感染が発生しました。
高齢の患者さんの死亡者も出ています。
これらの集団感染において、ほとんどの人はインフルエンザワクチンを接種していました。
このように、感染防御にはワクチンは、実際にまったく無力だったことが明らかとなりました。
そもそもインフルエンザワクチンは「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」ということが効能です。
感染を防ぐためには、「手洗い、うがい、マスク」が必須です。
<誤解>
ところが、相変わらず多くの患者さんや医師が、ワクチンを接種していれば、水際で感染防御できると誤解しておられるのです。
私は、過去10年間以上、友人の医師などに、感染防御はできないと口を酸っぱくして言い続けてきたのですが、皆なかなか信じてもらえませんでした。どこかで誤った情報が流され続けていたのでしょうね。
ここ数年、新聞などでもやっと、「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」という真実が報道されるようになりました。
逆に言えば、過去10年以上、あたかも感染防御できるような内容の報道に終始していたわけで、そのことに関して自己批判も反省もないのは如何なものでしょう。
インフルエンザワクチン注射を希望する患者さんがこられたら、私はこのことを説明して、
「手洗いやうがい、人混みを避けるなど、基本的なことが感染防御には大事なので、ワクチンを接種したからといって油断しないでくださいね。」
と付け加えます。
<必要性>
別に私は、ワクチンが無意味といっているのではありません。
65歳以上の高齢者、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者、糖尿病、腎臓病などの慢性疾患の患者、免疫低下状態の患者などでは、インフルエンザに罹患し重症化すれば、肺炎などの重篤な合併症になり、生命に危険が及ぶこともありますから必要だと思います。若い人でも、受験生などは重症化したら困りますから、接種する意味はありますね。
<感染防御>
①医療関係者は、インフルエンザ患者を診察するときはマスクをする。
診察が終わったら必ず手洗いをし、使い捨て紙タオルでふく。
マスクをはずしたときはうがいをする。
②急性の咳や熱がでている当事者はエチケットとして、マスクをする。
③満員電車の中など避けようがない密閉された場所にいくときはマスクをして乗る。
④人混みにでたあとは、手洗い・うがいを励行する。
⑤家族が一人インフルエンザに罹患したら、家の中でも当事者はマスクをする。
その一人は、違う部屋で寝る。
⑥咳で飛沫が飛ぶのは約1mであるので当事者から距離を取る。
⑦鼻水や痰を封じ込めるためにティッシュを使用し、使用後のティッシュは、
できればノンタッチごみ箱に廃棄すること
ブログ読者の皆さん、インフルエンザワクチンを接種している人も、感染防御効果はないことをしっかり認識して、上記①~⑦を励行してくださいね。
これが実行されていれば、上述のような院内感染が猛威をふるうことはなかったでしょう。
<終わりに>
インフルエンザワクチン接種に、賛成の人も反対の人もあると思います。
ブログ読者の皆さんには、インフルエンザワクチンの真実を知ってもらいたくて今回記事にしました。
江部康二
江部先生はじめまして。
47才男性
カロリー制限のダイエットで
体重を落としました。
多分、体の栄養はスカスカ状態になってると思います。断食に近い物がありました。
最初から糖質制限でダイエットすれば良かったのですが、知ったのが最近で
やっと、先生のブログにたどり着きました。
これから栄養を摂りつつ、体重維持をしたいのですが
ほかのダイエットで体重を落としていた人が、糖質制限食を摂取する事は可能でしょうか?
摂取した物が全て吸収されてしまいそうで心配です。
47才男性
カロリー制限のダイエットで
体重を落としました。
多分、体の栄養はスカスカ状態になってると思います。断食に近い物がありました。
最初から糖質制限でダイエットすれば良かったのですが、知ったのが最近で
やっと、先生のブログにたどり着きました。
これから栄養を摂りつつ、体重維持をしたいのですが
ほかのダイエットで体重を落としていた人が、糖質制限食を摂取する事は可能でしょうか?
摂取した物が全て吸収されてしまいそうで心配です。
2016/12/16(Fri) 14:44 | URL | れん | 【編集】
無症候性原発性胆汁性肝硬変を患っていても
糖質制限は大丈夫でしょうか?
この病気は情報が少ないので難病にも良いとされる糖質制限をゆるく実行しています。
糖質制限は大丈夫でしょうか?
この病気は情報が少ないので難病にも良いとされる糖質制限をゆるく実行しています。
2016/12/16(Fri) 15:04 | URL | りん | 【編集】
れん さん
心配ないです。
しっかり良く噛んで、糖質制限食で、
厚生労働省のいう「推定必要エネルギー量」を摂取しましょう。
心配ないです。
しっかり良く噛んで、糖質制限食で、
厚生労働省のいう「推定必要エネルギー量」を摂取しましょう。
2016/12/16(Fri) 15:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
りん さん
原発性胆汁性肝硬変は初期の段階なら「ウルソ」が良く効きますので
是非、内服しましょう。
そのうえで、
緩い糖質制限食で、経過をみられても良いと思います。
原発性胆汁性肝硬変は初期の段階なら「ウルソ」が良く効きますので
是非、内服しましょう。
そのうえで、
緩い糖質制限食で、経過をみられても良いと思います。
2016/12/16(Fri) 15:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
糖質制限系の医師の中には、ワクチンを一切認めないような先生方もいらっしゃいます。
ステロイドについても認めない先生方がほとんどだと思います。
最近もアトピーで糖質制限をしている方が、江部先生のアトピー治療方針を恐ろしい(ステロイドを使う意味)、栄養学を何も分かっていないといっていたようです。
夏井先生も、ステロイドや保湿剤のヒルドイドについて肌に必要ないと仰っていたと思います。
ステロイドについても認めない先生方がほとんどだと思います。
最近もアトピーで糖質制限をしている方が、江部先生のアトピー治療方針を恐ろしい(ステロイドを使う意味)、栄養学を何も分かっていないといっていたようです。
夏井先生も、ステロイドや保湿剤のヒルドイドについて肌に必要ないと仰っていたと思います。
2016/12/16(Fri) 15:32 | URL | ジャポニカ学習帳愛好者 | 【編集】
はじめて投稿させていただきます。
55歳女性です。
原発性胆汁性肝硬変を患っています。江部先生の本を拝読し、ゆるく糖質制限をしています。
この病気を持ちながらの糖質制限で気をつけることがあれば教えていただけますでしょうか。
55歳女性です。
原発性胆汁性肝硬変を患っています。江部先生の本を拝読し、ゆるく糖質制限をしています。
この病気を持ちながらの糖質制限で気をつけることがあれば教えていただけますでしょうか。
2016/12/16(Fri) 15:59 | URL | りん | 【編集】
江部先生、早々のお返事ありがとうございます。
はい、ウルソは服用しております。
なんだか安心しました。
ゆるくがんばります。
すいません、コメント投稿の確認ができなくて再度投稿してしまいましたが、無用としてください。
はい、ウルソは服用しております。
なんだか安心しました。
ゆるくがんばります。
すいません、コメント投稿の確認ができなくて再度投稿してしまいましたが、無用としてください。
2016/12/16(Fri) 16:03 | URL | りん | 【編集】
ジャポニカ学習帳愛好者 さん
ステロイド剤は、使い方次第です。
例えば、微小変化型ネフローゼ症候群と診断がついて、ステロイド剤を使わないという選択肢は、まずありえません。
また、気管支喘息の治療においても、吸入ステロイド剤が、世界中で第一選択剤であり、
それを使わないという選択肢はまれです。
微小変化型ネフローゼ症候群や気管支喘息などは、適切な治療が施されなければ、死亡することもある病気なので
ステロイド拒否という患者さんも、治療者もほとんどいません。
一方、アトピー性皮膚炎は、適切な治療をしないと生活の質は破壊されますが、
死亡することは、極めてまれです。
そのため、ステロイド拒否の患者さんや民間療法などの治療者が結構、世の中におられるというのが現状です。
私は、生活の質を保つことも、極めて大切と考えているので、
漢方、食事、ステロイド、プロトピックを総合的に使用して、副作用が出ないように治療します。
アトピー性皮膚炎も、世界標準のガイドラインによる適切な治療でほとんど良くなります。
根本的に治ることもよくあります。
ステロイド剤は、使い方次第です。
例えば、微小変化型ネフローゼ症候群と診断がついて、ステロイド剤を使わないという選択肢は、まずありえません。
また、気管支喘息の治療においても、吸入ステロイド剤が、世界中で第一選択剤であり、
それを使わないという選択肢はまれです。
微小変化型ネフローゼ症候群や気管支喘息などは、適切な治療が施されなければ、死亡することもある病気なので
ステロイド拒否という患者さんも、治療者もほとんどいません。
一方、アトピー性皮膚炎は、適切な治療をしないと生活の質は破壊されますが、
死亡することは、極めてまれです。
そのため、ステロイド拒否の患者さんや民間療法などの治療者が結構、世の中におられるというのが現状です。
私は、生活の質を保つことも、極めて大切と考えているので、
漢方、食事、ステロイド、プロトピックを総合的に使用して、副作用が出ないように治療します。
アトピー性皮膚炎も、世界標準のガイドラインによる適切な治療でほとんど良くなります。
根本的に治ることもよくあります。
2016/12/16(Fri) 17:22 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
おはようございます。
あわわと申します。
以前、9月末に先生に質問させていただき、10月からスーパー糖質制限を始めました。
それまでは緩い糖質制限を昨年11月からして、
(身長168 年齢35です)
昨年11月、糖尿病と診断
エクア、クレストール10 エパデール500服用
ヘモグロビンa1c 7.0
血糖値120
体重99
中性脂肪398
今年9月末 数値が下がっても薬を減らすことを検討いただけなかったので、糖質制限に理解のある病院に行ってみました。
クレストール2.5のみになる。
ヘモグロビンa1c5.9
血糖値88
体重79
中性脂肪66
現在 クレストール2.5のみ
ヘモグロビンa1c5.5
血糖値90
体重72
中性脂肪67
と、10月からスーパー糖質制限を始めたところ、すんなり体重も減りました。ただ最近減り幅が小さくなってきてはいますが‥
江部先生ありがとうございました。
今後もスーパー糖質制限を続け、体重をBMI22まで落としたいとおもいます。
最後に質問させていただきたいのですが、ケトスティックでケトン体を測っていたのですが、2週間まえからケトン体が2+以上の検出が1日置き、2日置きとなり、先週半ばからケトン体が検出されなくなりました。食事内容は変えていないつもりなのですが、やはりなんらかの糖質をとってしまっているからでしょうか?
おはようございます。
あわわと申します。
以前、9月末に先生に質問させていただき、10月からスーパー糖質制限を始めました。
それまでは緩い糖質制限を昨年11月からして、
(身長168 年齢35です)
昨年11月、糖尿病と診断
エクア、クレストール10 エパデール500服用
ヘモグロビンa1c 7.0
血糖値120
体重99
中性脂肪398
今年9月末 数値が下がっても薬を減らすことを検討いただけなかったので、糖質制限に理解のある病院に行ってみました。
クレストール2.5のみになる。
ヘモグロビンa1c5.9
血糖値88
体重79
中性脂肪66
現在 クレストール2.5のみ
ヘモグロビンa1c5.5
血糖値90
体重72
中性脂肪67
と、10月からスーパー糖質制限を始めたところ、すんなり体重も減りました。ただ最近減り幅が小さくなってきてはいますが‥
江部先生ありがとうございました。
今後もスーパー糖質制限を続け、体重をBMI22まで落としたいとおもいます。
最後に質問させていただきたいのですが、ケトスティックでケトン体を測っていたのですが、2週間まえからケトン体が2+以上の検出が1日置き、2日置きとなり、先週半ばからケトン体が検出されなくなりました。食事内容は変えていないつもりなのですが、やはりなんらかの糖質をとってしまっているからでしょうか?
2016/12/17(Sat) 06:49 | URL | あわわ | 【編集】
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