糖尿病、戦後の「国民病」、高脂肪食が一因?・・・門脇孝氏への反論。
こんばんは。

毎日新聞のウェブサイト
http://mainichi.jp/articles/20161204/ddm/016/040/006000c に
達医
糖尿病 生活見直す機会

という記事が載りました。

精神科医師Aさん、情報をありがとうございます。

以下、一部引用します。

達医
糖尿病 生活見直す機会 
門脇孝・東京大教授(糖尿病・代謝内科学)


毎日新聞2016年12月4日 東京朝刊

 糖尿病は患者とその予備群が合計2000万人以上と推計される国民病だ。日本人は、糖を分解するために働くホルモン「インスリン」の分泌量が欧米人よりも少なく、戦後の生活習慣の変化によってインスリンが十分に働かない人が増えている。予防には食生活の見直しと運動が有効だ。それらのポイントを門脇孝・東京大教授(糖尿病・代謝内科学)に聞いた。【高野聡】

戦後の「国民病」、高脂肪食が一因
 戦後、日本人の糖尿病患者は増えてきた。2014年の国民健康・栄養調査によると、血糖値が高めの予備群は減少傾向にあるものの、患者数は増えていた。「日本人は、インスリンの分泌量が欧米人の半分。そこにインスリンの効きを悪くする高脂肪食と運動不足が加わった。その結果、内臓脂肪が蓄積され、糖尿病が増えたと考えられる」と門脇さんは指摘する。

 糖尿病の一因は肥満だが、日本人の食事からのエネルギー摂取量が高かったのは、1965~75年ごろ。1日平均2100キロカロリーを超えていた。しかし最近は1900キロカロリーを下回る。終戦直後と比べた最大の変化は、エネルギー摂取に占める炭水化物(糖質)が減り、脂質が全体の6~7%から26%程度に増えたことだ。脂質でも、肉のような動物性脂肪に含まれる飽和脂肪酸が増え、魚などに含まれる多価不飽和脂肪酸が減っている。

 高脂肪食が肥満につながる理由には、「レプチン」というホルモンがかかわる。脂肪細胞から分泌されるレプチンは、食べ過ぎると分泌が増え、脳の視床下部にある「レプチン受容体」に働き食欲を抑えたり、エネルギー消費を増やしたりして肥満にブレーキをかける。ところが、肥満が進むと、レプチンが分泌されてもブレーキが働きにくい状態になるという。その現象を起こすのが飽和脂肪酸だ。門脇さんは「肥満を予防するには、動物性脂肪を取り過ぎないようにする必要がある」と指摘する。

以下略』



門脇孝氏は、高脂肪食で糖尿病が増えたと述べていますが、正確ではありません。

2007年→2012年にかけて
糖尿病の増加率は激減し、糖尿病予備群は初めて減少しています。
この間、
2008年から2010年にかけて、炭水化物の摂取比率は1%減少し、
脂質摂取比率が、1%増えているのです。


スライド1


スライド2


「糖尿病疑い950万人 厚労省推計2007年から60万人増」

炭水化物摂取比率が減少して、糖尿病の増加が急減し、糖尿病予備軍は減少。


2013年12月19日に厚生労働省が発表。

厚生労働省は、毎年国民健康・栄養調査を実施しています。

その中で、5年に1回、糖尿病有病率を集計しています。

今回2012年の糖尿病有病率は、2007年に比し、約60万人増加で、かなり歯止めがかかっています。

1990年:560万人
1997年:690万人(130万人増加)
2002年:740万人(50万人増加)
2007年:890万人(5年間で150万人増加)
2012年:950万人(5年間で60万人増加)

これで見ると、2002年→2007年の増加率が、半端じゃないですね。

2007年→2012年の増加は、60万人で
1997年→2002年の増加、50万人と似たようなもので、
2002年→2007年の増加、150万人に比しかなり少ないです。

さらに、糖尿病予備軍は、約1100万人で、2007年から約220万人減少で、国民健康・栄養調査が始まって以来の快挙です。

冷静に考えて、糖尿病増加の勢いが、弱まったことになります。

実はずっと増え続けいた炭水化物摂取比率が、2008年から2010年にかけて、60.4%から59.4%に減ってるのです。

そして、ずっと減少傾向だった脂質摂取比率が、2008年から2010年にかけて、24.9%から25.9%に増えているのです。

そして、これを受けて、20007年から2012年にかけて糖尿病の増加が急減して、糖尿病予備群は220万人も減少しているのです。

保健所や一般の医師・栄養士の食事指導は、旧態依然たる日本糖尿病学会推奨で唯一無二のカロリー制限食で、数十年来不変ですので、今更この影響はないと思います。

こうなると、あくまでも仮説ですが、炭水化物摂取が減って脂質摂取が増えて、糖尿病の激増に歯止めがかかったのは、糖質制限食の影響の可能性がありえますね。 

なお、2000年~2012年まで日本の人口は1億2000万ちょっとで大きな変化はありません。

そして、この間、高齢化はどんどん進んでいるので、普通に考えると高齢者に多い病気である糖尿病は、より増加し易い状況だったと言えます。それが歯止めがかかったというわけです。

また、高脂肪食で肥満するということはありません。

複数のRCT論文により、少なくとも同一カロリーなら糖質制限食(高脂肪食)の方が、脂肪制限食(高糖質食)より減量効果が高いというエビデンスがあります。

肥満ホルモンインスリンを大量に分泌させるのは、糖質なのです。

「脂肪を操るインスリンを、炭水化物(糖質)が操る」ということです。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
門脇孝、やはりガラパゴス知能!
都内河北 鈴木です。

東京大学・門脇孝(敬称不要)
まだ負け戦続けるか?

門脇孝へ言いたい
「私は江部康二先生提唱・糖質制限理論で生還した事実を、
現在、東京都病院協会会長K・Hに訊ねてみては如何?」
と言いたいですね!!

私は命ある限り江部先生・糖質制限理論で、
自力で改善以上、生還した事実!!を発言して行きます。

私の父親は玉砕したガダルカナル数少ない静岡連隊帰還兵です。
自国民を明らかに可能性ない理論で治療方法として営利指導実践している事に、
怒り感じると思います!!
何のために自国の為に命がけで殺し合いをしてきたのかと!!

私の生還事実は、言葉だけでなく全て事実証明文書は存在します。

私の改善以上、生還への経過医療デ~タは現在糖尿病協会会長経営病院の医療デ~タです!!

肩書きだけの病院は、
患者より医療知識欠如している事を恥じるべき!!
私は治療と称して専門医・病院に殺されかけた事は事実です!!

江部先生・糖質制限理論で生還した事も事実です!!

江部先生、今後も御尽力宜しくお願いいたします。
敬具








2016/12/06(Tue) 00:24 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
米麹 甘酒
はじめまして。
お答えいただけたら幸いです。

最近ブームの甘酒は世間でいうようにいいものなのでしょうか?
それこそブドウ糖ですよね?
簡単な質問で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
2016/12/06(Tue) 07:50 | URL | まっちゃん | 【編集
訂正します。
都内河北 鈴木です。

文中の
「現在糖尿病協会会長」は、
「現在東京都病院協会会長」です。
訂正いたします。

失礼致しました。
敬具
2016/12/06(Tue) 09:19 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
甘酒について私も気になっていました。
アミノ酸豊富で美肌効果等と、NHKの朝番組でも取り上げていましたね。
糖質という意味でNGでしょうが、その効能の良い部分を上手く使えないか?
または甘酒に拘らずとも他のアミノ酸豊富な食材で充分かなぁ?cocoroさんのブログで聞いてみようと思っていました。
最近の健康ブームでスーパーフード等が毎日の様に取り上げられていますが、食生活の根本を見直さず良いものだからと言って足し算しても無意味な気がします。
2016/12/06(Tue) 13:13 | URL | ゆう | 【編集
Re: 米麹 甘酒
まっちゃん

甘酒は、100cc中に約18gの糖質ですので、糖質制限NG食材です。
2016/12/06(Tue) 13:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ゆう さん

お酒やみりんも少量を風味のために料理に使用するのはOKです。

1回の食事の合計糖質量が「10~20g以下」におさまればいいのです。

例えば、糖質制限OK食品の枝豆にも、少量の天然のショ糖が含まれています。
2016/12/06(Tue) 17:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
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