チワワ、糖質制限食でインスリンなしで、元気。手術と点滴。
【16/11/22 ぽけっと

胃癌腹腔鏡手術時の点滴について

江部先生初めまして。

私は鍼灸師で、アレルギー等のお子さんを診ることがあるのですが、なかなかうまく子供向けの糖質制限食を上手に勧められずにきたので、糖質制限が子供を救う!の刊行は本当に嬉しいです!

私自身も糖質制限食でアレルギー体質を克服したので、この本を武器にお子さんにも自信を持って糖質制限を広めていきたいと思います。

ちなみに今、糖尿病で危篤状態に陥り、獣医さんに覚悟するように言われたチワワを親戚から預かって治療していますが、インスリンをやめて糖質制限食でみるみる元気になっています。

先生のご著書をバイブルに手探りの毎日ですが、大きな助けを本当に有難うございます!

ところで、私は現在42歳で去年の9月に未分化型早期胃癌が見つかりました。

糖質制限食でコントロールしてきましたが、まだ癌の大きさに変化がなく、色々な都合で来月腹腔鏡手術を受けることになりました。3分の2の切除です。

残念ながらお医者様に糖質制限、ケトン体質への理解がなく、糖質のない点滴を、とお願いしても通じませんでした。
あなたは小柄だから最低限の量だから心配いらない、低血糖を起こしたら大変、とのことでした。

ダンピング症候群などの心配もあるのに、点滴で体調が悪くなりそうでとても不安なのですが、江部先生はどう思われますか?
経口摂取ができないのだから、仕方がないのでしょうか??
点滴を含め、手術に際することで何かアドバイスがありましたら、どうぞお聞かせください。
よろしくお願いいたします。】



ぽけっと さん

「糖質制限」が子供を救うのご購入、ありがとうございます。

ご自身のアレルギー体質克服に加えて、糖尿病のチワワがインスリンをやめて、糖質制限食で元気とは嬉しいです。
糖尿病で危篤状態だったのが、良かったですね。

犬は、元オオカミですから、基本肉食です。

ドッグ・フードのほとんどが、糖質タップリ食ですので糖尿病になるのも「宜なるかな」です。

犬の本来の食事である糖質制限食に回帰させたのが成功の鍵と思います。

我が家の愛犬(柴犬)も、普通のドッグフードで、アトピー性皮膚炎を発症して、血だらけ傷だらけで大変でした。

一見肉に見えるドッグフードの成分をよくよく見てみたら、糖質60%くらいあって、びっくりでした。

ネットで探して「オリジン」社の糖質制限なドックフードに切り替えて9割方アトピーは改善しました。

オリジン社によれば、

「炭水化物と植物性たんぱく質を排除して、新鮮な肉類が豊富で、肝臓、胃袋、軟骨および骨髄を含んでいる生物学に適正な食事」

とのことです。

さて、ぽけっと さんは、腹腔鏡手術で、胃を2/3切除なら、1~2週間入院でしょうか。

糖尿病がないなら、ブドウ糖点滴の害は、短期間なので問題ないと思います。

水分補給だけなら、ラクテックの点滴は、糖質なしですので再度、医師に提案してみましょう。

胃を2/3切除したら、ダンピング症候群を発症しやすいと思います。

退院後は糖質制限食で、がんの再発予防とダンピング症候群の予防が可能です。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ステロイド軟膏の副作用
江部先生にお聞きしたい事があります。
幼い頃からアトピーで顔、身体など全身にステロイド軟膏を使ってきました。良くなったり悪くなったりの繰り返しで色々な病院を探し、高雄病院で漢方を出してもらい、家で煎じて飲んでいたこともありましたが、子供だった私には長く続ける事ができず、結局ステロイドに長年頼ってしまいい、その副作用で顔、主に両頬が赤く火照り、熱を持ちチクチク痛みます。特に冬場、暖房の効いた暖かい部屋では症状が悪化してしまいます。
毛細血管拡張症、酒さ様皮膚炎は糖質制限では改善されないのでしょうか?
おかげさまでアトピーは糖質制限を始めてから症状がなくなり、今はステロイド剤、内服薬は使用していません。
江部先生、ステロイド剤の副作用である毛細血管拡張症や酒さ様皮膚炎はどのような治療がありますか?
よろしくお願いします。
2016/11/24(Thu) 10:40 | URL | 京ゆっこ | 【編集
すでに「糖質制限点滴」を実践されてる複数の先生方がおられるのですね。知りませんでした。
点滴や入院食へも糖質制限の裾野が広がりつつあるのでしょうか。

http://blog.livedoor.jp/skado1981/archives/cat_249137.html
2016/11/24(Thu) 12:02 | URL | ゴロンタ | 【編集
ぽけっと さんへ
ぽけっと さんへ
未分化型早期胃癌腹腔鏡手術に当たっての糖質制限点滴等の主治医への依頼方法について

突然ですが、横からコメントさせていただきます。
既に、ご存知のことかもしれませんが、「熱血ナースMrs.GAGAの糖質オフ支援サイト」において、糖質制限点滴を医師に依頼する際の参考文書(患者本人の意思、家族の意思を明示したもの)を事情を話したうえで、教えてくださると聞いています。詳細は、「熱血ナースMrs.GAGAの糖質オフ支援サイト」にお尋ねしてみてはどうでしょうか。
 また、ご存知かもしれませんが、水野雅登医師のブログやパラダイムシフト好きの外科医のブログ、藤川博美医師のブログでは、糖質制限点滴を含む「ビタミン・ケトン療法」による癌治療の進展、大きな効果について、活発な情報発信がなされています。是非、参考にされてみてはいかがでしょうか。
2016/11/24(Thu) 14:33 | URL | 山口雄二 | 【編集
Re: ステロイド軟膏の副作用
京ゆっこ さん

糖質制限食でアトピー性皮膚炎が改善して良かったですね。

「ステロイド剤の副作用である毛細血管拡張症や酒さ様皮膚炎」
は、残念ながら、治りません。

ただ、ステロイド剤を止めて、漢方薬を内服して、すこし目立ちにくくなることはあります。
2016/11/24(Thu) 18:13 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ゴロンタ さん

「パラダイムシフト好きの外科医のblog」

ですね。
2016/11/24(Thu) 18:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
コレステロールについて
江部先生、こんにちは。
私は、スーパー糖質制限食を始めて8年3ヶ月になります。
ひとつ、どうしても気になることがあるので、お聞きしたいのですが・・・。
今の主治医の先生は、糖質制限のことは知ってみえて、私がそれを出来るのであれば、反対はしませんと言って下さったので、3ヶ月に一度、血液検査でお世話になっています。
今日の検査結果は下記の数値でした。

HbA1c、5.5
食後2時間後の血糖値、110
中性脂肪、62
総コレステロール、315
HDLコレステロール、109
LDLコレステロール、194

でした。
前々回の検査では、HDLが104、LDLが208、前回は、HDLが91、LDLが158と、基準値を上回ってます。
いくら、糖質制限をしてるからといって、これでは、コレステロールが高すぎる!と言われ、このままコレステロールが標準枠に入らなければコレステロール降下薬を使うと言われました。
「糖質制限では、血糖値は問題なく管理できているようですが、コレステロールは問題みたいですね。」と言われました。
8年間、コレステロールはこの位の間の値を行ったり来たりしている状態なので、やはり、薬を使わなくてはいけないのでしょうか?
お教えていただけないでしょうか?m(_ _)m
2016/11/24(Thu) 18:20 | URL | ゆん | 【編集
Re: ぽけっと さんへ
山口雄二 さん

情報をありがとうございます。
2016/11/24(Thu) 18:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: コレステロールについて
ゆん さん

中性脂肪、62
総コレステロール、315
HDLコレステロール、109
LDLコレステロール、194


中性脂肪が基準値内で低めであり、
HDLコレステロールが高めです。
このパターンは、LDLコレステロールも標準の大きさの、肝臓から末梢組織にコレステロールを
運んでくれている良いLDLです。

中性脂肪が高値で、HDLコレステロールが低値だと
小粒子LDLコレステロールが増えます。
小粒子LDLコレステロールは、真の悪玉の酸化コレステロールに変化しやすいので危険です。

ゆん さんのパターンは、OKのパターンですので、薬は要りません。
2016/11/24(Thu) 18:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
薬は要らないのですね!
安心しました。
この説明を次回、主治医に伝えてみます。
どうも、有難うございましたm(_ _)m
2016/11/24(Thu) 20:01 | URL | ゆん | 【編集
長崎市薬剤師会勉強会にて
本日薬剤師会勉強会にて、長崎原爆病院 内科・代謝内科の上田康雄先生の講演がありました。
題目は「糖尿病治療における食事療法のパラダイムシフト」でした。

内容は期待した通り糖質制限肯定で、スウェーデンの論文はエビデンスが低いとか、ほかの論文のバックは砂糖業界とか見知った話題満載でした。また妊婦でも糖質制限をしている先生がいらっしゃるとか、ケトン体に対してもバンバン論文を出されているなど宗田先生と思われる先生の話もされていました。

長崎原爆病院での教育入院ではまだ糖質60%が基本だが、やっと40%の食事も入れてもらえるなったということでした。

バリバリ糖尿病学会の先生なのでまだ130g以下という数字は出されていましたが、やっと長崎もここまで来たかと思いました。

私としては目新しい話ではなかったのですが、長崎の糖尿病専門医の中でも、食事療法はカロリー制限のみではないと言われる先生が出てこられたことが嬉しくメールしました。


2016/11/24(Thu) 22:22 | URL | rikko | 【編集
Re: 長崎市薬剤師会勉強会にて
rikko さん

長崎原爆病院 内科・代謝内科の上田康雄先生、
それは、嬉しいです。

緩やかな糖質制限食(糖質摂取比%率)までは容認ですので、
さらに踏み込んで、糖質摂取比率%のスーパー糖質制限食まで来て欲しいですね。
2016/11/25(Fri) 07:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
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