2016年10月09日 (日)
おはようございます。
2016年10月8日(土)
午後7時30分~8時43分
NHKスペシャル
“血糖値スパイク”が危ない
~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~
視聴しました。
おおたさん、岸和田のセイゲニストさんからコメントを頂きました。
ありがとうございます。
お二人が仰っているように、私が日頃、警鐘を鳴らし続けてきた「グルコーススパイク(ブドウ糖スパイク)」について、詳しく解説があったのは大変良かったです。
糖尿病と診断される前の段階で、健康診断では正常な人でも、ブドウ糖スパイクがあり、心筋梗塞、脳梗塞、ガン、認知症のリスクとなることがきちんと説明されていました。
また、インスリンの過剰分泌が認知症のリスクになることも説明されました。
ある会社では、65人中20人にブドウ糖スパイクが認められたそうです。
ご本人は、全く気がついてないわけですから、実に危険です。
早期に、発見するには、食事開始後、60分で採血して血糖値で測定することです。
例えば、午前8時に食事開始なら、午前9時に医院で血糖測定です。
また出演した医師が、血糖自己測定器を奨めていました。
これは、とても良いことです。
血糖自己測定器、大分、安価となりました。
私から見ると、『糖尿病学会さん、墓穴を掘った』と思いました。
血糖自己測定器が普及すれば、<糖質摂取→血糖値上昇→ブドウ糖スパイク>という流れが一目瞭然です。
ステーキを食べても、ブドウ糖スパイクを生じないことはすぐに分かります。
そうなると、糖質制限食の理論的正当性が認識されると思います。
それにしても、「ブドウ糖スパイク」「インスリン過剰分泌」は、糖質摂取のときだけ生じて、たんぱく質と脂質では生じないという肝腎なことが説明なしだったのは如何なものでしょう?
このように前半はそれなりに良いところが多かったのですが、ブドウ糖スパイクに対する対策が、残念でした。
◆対策1 食べる順番は「野菜」⇒「肉・魚」⇒「ご飯・パン」
こんな方法では効果は限定的です。
結局、6人が試みて、2人しか改善していません。
糖質の摂取量を減らす糖質制限食こそが、ブドウ糖スパイク改善の根本的な食事療法です。
糖質制限食なら、全員が改善です。
◆対策2 「朝ごはん」はちゃんと食べよう!「ごはん抜き」は厳禁
そもそも人類は長い間、1日2食です。
日本でも1日3食になったのは、江戸中期以降です。
そして糖質制限食なら、朝食抜きの、1日2食でもブドウ糖スパイクは、まったく生じません。
◆対策3 「食後すぐ」の「ちょこちょこ動き」が効果的!
これは、良いと思います。
やる価値があります。
糖質制限食に関して、折角視聴者から質問があったのですが、回答した医師は、「ブドウ糖スパイクは予防できる。体重も改善する。極端な糖質制限は良くない」と煮え切らない説明をしました。
ともあれ、NHKさん、喝!ですね。
このようなテーマの番組を企画したならば、
『「ブドウ糖スパイク」「インスリン過剰分泌」は糖質摂取のときだけ生じて、たんぱく質と脂質では生じない。』
『糖質制限食実践で、ブドウ糖スパイクとインスリン過剰分泌は防げる』
という明確な事実を、NHKは国民に広く知らせる義務があったと思います。
江部康二
【16/10/09 岸和田のセイゲニスト
昨夜のNHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」観ました。
http://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20161008
放送内容は、血糖値スパイクの身体への影響が取り上げられてました。これは、江部先生がいつも言われてる事が放送されたのは、本当に嬉しかったです。
ですが「誰でも食事をすれば血糖値スパイクが起こりえる」という流れから、最後は、「野菜から食べる」「食後の運動」などありきたりのお茶を濁す感じになりました。
この糖質(炭水化物)制限は、酒やタバコとは違い、日本の食生活の根幹(生産から加工供給に至るまで、関わってる人口が多すぎる)に関わる事なので、本当にこれからも苦難な道のりと再認識出来ました。
今後は、現在の血圧計の様な(さらに出来ればスマホで)針を刺すことなく、簡単に血糖値が計測出来る物が出回れば、より説得力が強まると思いました。】
【16/10/08 おおた
NHKスペシャル「血糖値スパイク」
本日、放送のNHKスペシャルを見ました。
1.良かった点
江部先生が重要視されていらっしゃる、血糖値スパイクをこれだけ大々的に特集した番組は、おそらく初めてではないでしょうか。
番組の説明で、血糖値スパイクは糖尿病とは別の病気であり、健康診断で正常な人でも血糖値スパイクになり得る。 血糖値スパイクは認知症、心筋梗塞、脳梗塞、ガンの元となる。これらのことを解りやすく説明されており、私を含めて多くの視聴者は、血糖値スパイクの恐ろしさが良く理解できたのではないでしょうか?
2.悪かった点
肝心な糖質制限の話がほんの少ししか出ませんでした。視聴者の糖質制限の質問に慶応大の先生が肯定的なのか、否定的なのか、よく分からない回答をしていました。
また、血糖値スパイクの改善方法として、「食べる順番に気を付けろ」で最後にしっかり糖質を食べて「改善した」という人は6人中たった2人であり、根本的な改善とは言えないではないでしょうか?
以上、乱文申し訳ありませんが、取り急ぎ御報告までです。】
☆☆☆
以下、NHKのサイトから一部抜粋
http://www.nhk.or.jp/special/kettouchi/result/index.html
NHKスペシャル
“血糖値スパイク”が危ない
~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~
放送:10月8日(土)午後7時30分~午後8時43分
健康診断では「血糖値は正常」と言われたのに、知らないうちに体中の大事な血管が痛めつけられ、突然死やがん、認知症まで招いてしまう――。そんな恐ろしい「血糖値の異常」がいま日本人に蔓延しているという事実が、最新研究によって明らかになってきました。名付けて“血糖値スパイク”(食後高血糖)。
その知られざる実態と、超簡単な撃退法を大特集!
健康診断では見つかりにくい「血糖値の異常」
「血糖値」とは血液中を流れる糖分の量を示すもので、一般的な健康診断の検査項目にも入っています。これが一定値より高い状態が続くと「糖尿病」と診断されます。
ところが最近の研究で、糖尿病ではない人の中に、「普段は正常だが、“食後の短時間だけ”血糖値が急上昇する」という現象が起きていることがわかってきました。それこそが、今回取り上げた「血糖値スパイク」。番組の調査では、健康診断で正常と言われていた働き盛りの世代65人のうち、20人で“血糖値スパイク”が起きていることが判明。また別の調査では、やせ型の20代女性の5人に1人に、“血糖値スパイク”が起きているというデータもあります。老若男女、誰にでも起こりうる問題なのです。
厄介なことに、この“血糖値スパイク”は「空腹時の血糖値」を調べる通常の健康診断などではなかなか見つけられません。食後1~2時間のうちに血糖値を調べない限り、“血糖値スパイク”が起きていることに気づきにくいのです。
青線は、健康な人の1日の典型的な血糖値の変化。ゆるやかに上下している。
一方、赤線が「血糖値スパイク」が起きている人。
とがった針のような血糖値の急上昇が、食後にだけ起きるのが特徴だ。
(血糖値が140以上に急上昇すると、「血糖値スパイク」と判定される。)
突然死のリスクを高める”血糖値スパイク”
心筋梗塞を起こして病院に運ばれた40代の男性。検査の結果、心臓から延びる太い血管が「動脈硬化」を起こして細くくびれ、血流が滞っていました。これまで男性は、健康診断で心臓に問題を指摘されたことはありません。しかし、医師から告げられた思いもよらない動脈硬化の原因は、“血糖値スパイク”。なぜ食後の血糖値の急上昇が、動脈硬化を引き起こすのでしょうか?
イタリアの最新研究で、そのメカニズムが突き止められました。血管の内壁の細胞を糖分の多い液と少ない液にかわるがわる浸し、“血糖値スパイク”が繰り返し起きている状態を再現したところ、細胞から大量の「活性酸素」が発生することが判明。活性酸素は、細胞を傷つける有害物質です。“血糖値スパイク”の状態を2週間続けると、細胞のおよそ4割が死んでしまいました。実はこれが動脈硬化につながる原因。
血管の壁が傷つくと、それを修復しようと集まった免疫細胞が、傷ついた血管壁の内側に入り込んで壁を厚くし、血管の内側を狭めていきます。それが「動脈硬化」です。“血糖値スパイク”が起きている人は、血管の随所で動脈硬化が多発し、やがて心筋梗塞や脳梗塞を引き起こして、突然死のリスクが高まることになります。
動脈硬化によってふさがり、血流が滞った状態の心臓の血管。
こうした動脈硬化が至るところで多発するのが、「血糖値スパイク」を起こしている人の特徴であることがわかってきた。
認知症・がんのリスクを高めることも
通常、食事から摂取された糖分は、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって筋肉の細胞などに取り込まれ、血液中に残る糖分の量(=血糖値)は適正に調整されています。
ところが、生まれ持った体質や生活習慣の乱れが原因で、細胞が糖を吸収する能力が低下することがあります。すると、インスリンが頑張っても、血液中の糖をうまくに細胞に送りこむことができず、血糖値が急上昇します。そこですい臓は、さらに大量のインスリンを出し、なんとか糖を細胞に取り込ませて血糖値を正常レベルに戻します。このようにして、針のように上がり下がりする“血糖値スパイク”が生じるのです。
最近、この「インスリンの多い状態」が体に及ぼす“悪影響”が、明らかになってきました。インスリンが多い状態では、記憶力が衰えやすいことが、ネズミの実験で確かめられたのです。脳を調べると、「アミロイドベータ」という物質が蓄積していました。この物質は、アルツハイマー型認知症の原因とも言われ、脳の神経細胞を死に至らしめる有害な老廃物です。つまり“血糖値スパイク”が生じて体内のインスリンが多い状態の人は、脳内で「アミロイドベータ」の蓄積が進んでいる可能性があるのです。 さらにインスリンには細胞を増殖させる働きがあるため、がん細胞の増殖も促す危険性が指摘されています。
アミロイドベータが脳に蓄積すると、神経細胞が死んで脳が萎縮してしまう。
これがアルツハイマー型認知症の原因とも考えられている。
「血糖値スパイク」は、そんなアミロイドベータを増やしてしまうことが、最新研究でわかってきた。
“血糖値スパイク”が起きているかどうか、どうすればわかる?
福岡県久山町では九州大学と共同で、40代以上の住民およそ8000人を対象に大規模な健康調査を行い、そのおよそ2割に“血糖値スパイク”が生じていることを突き止めました。同様な状況が全国で生じているとすると、日本全体で“血糖値スパイク”を生じている人は1400万人以上もいると推定されます。
さらに大量の調査データを分析したところ、どんな人が“血糖値スパイク”を起こしやすいかという「条件」も明らかになってきました。それを基に、今回番組では九州大学の研究者と共同で、“血糖値スパイク”の危険度を判定できる「チェックテスト」を作成しました。“血糖値スパイク”の起こりやすさに影響する8つの大きな要素から、あなたが“血糖値スパイク”を起こしているかどうか、その危険性を判定することができます。ぜひ試してみてください。
どうすれば”血糖値スパイク”を解消できる?
チェックテストで“血糖値スパイク”の危険度が高いと判定されたら、どうすれば良いのか?ご安心ください。実は最新研究で、恐ろしい“血糖値スパイク”も、ごく簡単な食事や生活の工夫によって、たちまち解消できることがわかってきているのです。
重要なポイントは、ご飯やパンなどに多く含まれる糖質が体に吸収されるスピードを遅くし、血糖値の急上昇を抑えること。
番組では、大きく3つの対策をご紹介しました。
◆対策1 食べる順番は「野菜」⇒「肉・魚」⇒「ご飯・パン」
食物繊維を多く含む野菜などを最初に食べると、食物繊維が腸の壁をコーティングし、後から糖が入ってきた時に、その吸収をゆっくりにする作用があります。
その次に食べるなら、タンパク質や脂質を含む肉や魚など。胃から腸へ運ばれる際、タンパク質や脂質に反応して「インクレチン」というホルモンが放出され、その働きで胃腸の動きが遅くなります。
その後にご飯やパンなど糖質を含むものを食べれば、消化吸収に時間がかかるため、血糖値の上昇が緩やかになるのです。(とはいえ、糖質をたくさんとれば、やはり食後の血糖値の過剰な上昇を招きます。糖のとりすぎには気をつけましょう。)
◆対策2 「朝ごはん」はちゃんと食べよう!「ごはん抜き」は厳禁
実験によれば、1日3食を規則正しく食べている時には“血糖値スパイク”が生じなかった人でも、朝ごはんを抜くと、昼食の後に“血糖値スパイク”が発生。朝食も昼食も抜くと、夕食の後にさらに大きな“血糖値スパイク”が生じてしまうことがわかりました。つまり、しばらく何も食べずにいた後の食事では、“血糖値スパイク”が一層起きやすくなるのです。
忙しくても、きちんと3食食べることが、“血糖値スパイク”を解消する重要なポイントだったのです。
◆対策3 「食後すぐ」の「ちょこちょこ動き」が効果的!
“血糖値スパイク”を抑えるには、運動も大事。と言っても、そんなに大したことをしなくても効果があることが、最近の研究で明らかになってきました。食事のあと、「食休み」と思って動かずにいると、とくに “血糖値スパイク”が起きている人はなかなか血糖値が下がらず、血糖値の高い状態が続いてしまいます。ところが食後すぐにちょっとした散歩をした程度でも、速やかに血糖値が下がることがわかったのです。
食後15分間程度は、消化吸収をよくするため、全身の血液が胃腸に集められます。すると胃腸の動きが活発になり、食事中の糖分もどんどん腸から吸収されて、血糖値が急速に上がりがちです。ところがこの間に体を動かすと、手や足の筋肉などに血液が奪われ、胃腸の活動が低下します。すると、食べたものに含まれる糖分の吸収にも時間がかかり、“血糖値スパイク”が抑えられるのです。
つまり、体を動かすなら「食後すぐ」が効果的!少し離れたところまでランチを食べに出て、食後すぐ歩いて帰るのも良いでしょう。日常的な動作程度でも、とにかく意識して食後すぐに活発に体を動かしてみることをお勧めします。
糖尿病ばかりか、心筋梗塞・脳梗塞、がん、認知症まで招く、恐ろしい“血糖値スパイク”。でも、血糖値が上昇するメカニズムを知り、それを抑える生活習慣を心がければ、たちまち解消できます!大事なのは、健康診断の「正常」という結果だけで慢心せず、自分の日ごろの血糖値の変化に意識・関心を持つことです。
「危険度チェック」でリスクが高いと判定された人も、上記のような対策を続けるうちに、血糖値が上がりにくい体が取り戻され、様々な病気のリスクを解消することができます。ぜひこれを機会に、ふだんの食事や生活の習慣を見直して、“血糖値スパイク”の脅威と決別しましょう!
2016年10月8日(土)
午後7時30分~8時43分
NHKスペシャル
“血糖値スパイク”が危ない
~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~
視聴しました。
おおたさん、岸和田のセイゲニストさんからコメントを頂きました。
ありがとうございます。
お二人が仰っているように、私が日頃、警鐘を鳴らし続けてきた「グルコーススパイク(ブドウ糖スパイク)」について、詳しく解説があったのは大変良かったです。
糖尿病と診断される前の段階で、健康診断では正常な人でも、ブドウ糖スパイクがあり、心筋梗塞、脳梗塞、ガン、認知症のリスクとなることがきちんと説明されていました。
また、インスリンの過剰分泌が認知症のリスクになることも説明されました。
ある会社では、65人中20人にブドウ糖スパイクが認められたそうです。
ご本人は、全く気がついてないわけですから、実に危険です。
早期に、発見するには、食事開始後、60分で採血して血糖値で測定することです。
例えば、午前8時に食事開始なら、午前9時に医院で血糖測定です。
また出演した医師が、血糖自己測定器を奨めていました。
これは、とても良いことです。
血糖自己測定器、大分、安価となりました。
私から見ると、『糖尿病学会さん、墓穴を掘った』と思いました。
血糖自己測定器が普及すれば、<糖質摂取→血糖値上昇→ブドウ糖スパイク>という流れが一目瞭然です。
ステーキを食べても、ブドウ糖スパイクを生じないことはすぐに分かります。
そうなると、糖質制限食の理論的正当性が認識されると思います。
それにしても、「ブドウ糖スパイク」「インスリン過剰分泌」は、糖質摂取のときだけ生じて、たんぱく質と脂質では生じないという肝腎なことが説明なしだったのは如何なものでしょう?
このように前半はそれなりに良いところが多かったのですが、ブドウ糖スパイクに対する対策が、残念でした。
◆対策1 食べる順番は「野菜」⇒「肉・魚」⇒「ご飯・パン」
こんな方法では効果は限定的です。
結局、6人が試みて、2人しか改善していません。
糖質の摂取量を減らす糖質制限食こそが、ブドウ糖スパイク改善の根本的な食事療法です。
糖質制限食なら、全員が改善です。
◆対策2 「朝ごはん」はちゃんと食べよう!「ごはん抜き」は厳禁
そもそも人類は長い間、1日2食です。
日本でも1日3食になったのは、江戸中期以降です。
そして糖質制限食なら、朝食抜きの、1日2食でもブドウ糖スパイクは、まったく生じません。
◆対策3 「食後すぐ」の「ちょこちょこ動き」が効果的!
これは、良いと思います。
やる価値があります。
糖質制限食に関して、折角視聴者から質問があったのですが、回答した医師は、「ブドウ糖スパイクは予防できる。体重も改善する。極端な糖質制限は良くない」と煮え切らない説明をしました。
ともあれ、NHKさん、喝!ですね。
このようなテーマの番組を企画したならば、
『「ブドウ糖スパイク」「インスリン過剰分泌」は糖質摂取のときだけ生じて、たんぱく質と脂質では生じない。』
『糖質制限食実践で、ブドウ糖スパイクとインスリン過剰分泌は防げる』
という明確な事実を、NHKは国民に広く知らせる義務があったと思います。
江部康二
【16/10/09 岸和田のセイゲニスト
昨夜のNHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」観ました。
http://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20161008
放送内容は、血糖値スパイクの身体への影響が取り上げられてました。これは、江部先生がいつも言われてる事が放送されたのは、本当に嬉しかったです。
ですが「誰でも食事をすれば血糖値スパイクが起こりえる」という流れから、最後は、「野菜から食べる」「食後の運動」などありきたりのお茶を濁す感じになりました。
この糖質(炭水化物)制限は、酒やタバコとは違い、日本の食生活の根幹(生産から加工供給に至るまで、関わってる人口が多すぎる)に関わる事なので、本当にこれからも苦難な道のりと再認識出来ました。
今後は、現在の血圧計の様な(さらに出来ればスマホで)針を刺すことなく、簡単に血糖値が計測出来る物が出回れば、より説得力が強まると思いました。】
【16/10/08 おおた
NHKスペシャル「血糖値スパイク」
本日、放送のNHKスペシャルを見ました。
1.良かった点
江部先生が重要視されていらっしゃる、血糖値スパイクをこれだけ大々的に特集した番組は、おそらく初めてではないでしょうか。
番組の説明で、血糖値スパイクは糖尿病とは別の病気であり、健康診断で正常な人でも血糖値スパイクになり得る。 血糖値スパイクは認知症、心筋梗塞、脳梗塞、ガンの元となる。これらのことを解りやすく説明されており、私を含めて多くの視聴者は、血糖値スパイクの恐ろしさが良く理解できたのではないでしょうか?
2.悪かった点
肝心な糖質制限の話がほんの少ししか出ませんでした。視聴者の糖質制限の質問に慶応大の先生が肯定的なのか、否定的なのか、よく分からない回答をしていました。
また、血糖値スパイクの改善方法として、「食べる順番に気を付けろ」で最後にしっかり糖質を食べて「改善した」という人は6人中たった2人であり、根本的な改善とは言えないではないでしょうか?
以上、乱文申し訳ありませんが、取り急ぎ御報告までです。】
☆☆☆
以下、NHKのサイトから一部抜粋
http://www.nhk.or.jp/special/kettouchi/result/index.html
NHKスペシャル
“血糖値スパイク”が危ない
~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~
放送:10月8日(土)午後7時30分~午後8時43分
健康診断では「血糖値は正常」と言われたのに、知らないうちに体中の大事な血管が痛めつけられ、突然死やがん、認知症まで招いてしまう――。そんな恐ろしい「血糖値の異常」がいま日本人に蔓延しているという事実が、最新研究によって明らかになってきました。名付けて“血糖値スパイク”(食後高血糖)。
その知られざる実態と、超簡単な撃退法を大特集!
健康診断では見つかりにくい「血糖値の異常」
「血糖値」とは血液中を流れる糖分の量を示すもので、一般的な健康診断の検査項目にも入っています。これが一定値より高い状態が続くと「糖尿病」と診断されます。
ところが最近の研究で、糖尿病ではない人の中に、「普段は正常だが、“食後の短時間だけ”血糖値が急上昇する」という現象が起きていることがわかってきました。それこそが、今回取り上げた「血糖値スパイク」。番組の調査では、健康診断で正常と言われていた働き盛りの世代65人のうち、20人で“血糖値スパイク”が起きていることが判明。また別の調査では、やせ型の20代女性の5人に1人に、“血糖値スパイク”が起きているというデータもあります。老若男女、誰にでも起こりうる問題なのです。
厄介なことに、この“血糖値スパイク”は「空腹時の血糖値」を調べる通常の健康診断などではなかなか見つけられません。食後1~2時間のうちに血糖値を調べない限り、“血糖値スパイク”が起きていることに気づきにくいのです。
青線は、健康な人の1日の典型的な血糖値の変化。ゆるやかに上下している。
一方、赤線が「血糖値スパイク」が起きている人。
とがった針のような血糖値の急上昇が、食後にだけ起きるのが特徴だ。
(血糖値が140以上に急上昇すると、「血糖値スパイク」と判定される。)
突然死のリスクを高める”血糖値スパイク”
心筋梗塞を起こして病院に運ばれた40代の男性。検査の結果、心臓から延びる太い血管が「動脈硬化」を起こして細くくびれ、血流が滞っていました。これまで男性は、健康診断で心臓に問題を指摘されたことはありません。しかし、医師から告げられた思いもよらない動脈硬化の原因は、“血糖値スパイク”。なぜ食後の血糖値の急上昇が、動脈硬化を引き起こすのでしょうか?
イタリアの最新研究で、そのメカニズムが突き止められました。血管の内壁の細胞を糖分の多い液と少ない液にかわるがわる浸し、“血糖値スパイク”が繰り返し起きている状態を再現したところ、細胞から大量の「活性酸素」が発生することが判明。活性酸素は、細胞を傷つける有害物質です。“血糖値スパイク”の状態を2週間続けると、細胞のおよそ4割が死んでしまいました。実はこれが動脈硬化につながる原因。
血管の壁が傷つくと、それを修復しようと集まった免疫細胞が、傷ついた血管壁の内側に入り込んで壁を厚くし、血管の内側を狭めていきます。それが「動脈硬化」です。“血糖値スパイク”が起きている人は、血管の随所で動脈硬化が多発し、やがて心筋梗塞や脳梗塞を引き起こして、突然死のリスクが高まることになります。
動脈硬化によってふさがり、血流が滞った状態の心臓の血管。
こうした動脈硬化が至るところで多発するのが、「血糖値スパイク」を起こしている人の特徴であることがわかってきた。
認知症・がんのリスクを高めることも
通常、食事から摂取された糖分は、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって筋肉の細胞などに取り込まれ、血液中に残る糖分の量(=血糖値)は適正に調整されています。
ところが、生まれ持った体質や生活習慣の乱れが原因で、細胞が糖を吸収する能力が低下することがあります。すると、インスリンが頑張っても、血液中の糖をうまくに細胞に送りこむことができず、血糖値が急上昇します。そこですい臓は、さらに大量のインスリンを出し、なんとか糖を細胞に取り込ませて血糖値を正常レベルに戻します。このようにして、針のように上がり下がりする“血糖値スパイク”が生じるのです。
最近、この「インスリンの多い状態」が体に及ぼす“悪影響”が、明らかになってきました。インスリンが多い状態では、記憶力が衰えやすいことが、ネズミの実験で確かめられたのです。脳を調べると、「アミロイドベータ」という物質が蓄積していました。この物質は、アルツハイマー型認知症の原因とも言われ、脳の神経細胞を死に至らしめる有害な老廃物です。つまり“血糖値スパイク”が生じて体内のインスリンが多い状態の人は、脳内で「アミロイドベータ」の蓄積が進んでいる可能性があるのです。 さらにインスリンには細胞を増殖させる働きがあるため、がん細胞の増殖も促す危険性が指摘されています。
アミロイドベータが脳に蓄積すると、神経細胞が死んで脳が萎縮してしまう。
これがアルツハイマー型認知症の原因とも考えられている。
「血糖値スパイク」は、そんなアミロイドベータを増やしてしまうことが、最新研究でわかってきた。
“血糖値スパイク”が起きているかどうか、どうすればわかる?
福岡県久山町では九州大学と共同で、40代以上の住民およそ8000人を対象に大規模な健康調査を行い、そのおよそ2割に“血糖値スパイク”が生じていることを突き止めました。同様な状況が全国で生じているとすると、日本全体で“血糖値スパイク”を生じている人は1400万人以上もいると推定されます。
さらに大量の調査データを分析したところ、どんな人が“血糖値スパイク”を起こしやすいかという「条件」も明らかになってきました。それを基に、今回番組では九州大学の研究者と共同で、“血糖値スパイク”の危険度を判定できる「チェックテスト」を作成しました。“血糖値スパイク”の起こりやすさに影響する8つの大きな要素から、あなたが“血糖値スパイク”を起こしているかどうか、その危険性を判定することができます。ぜひ試してみてください。
どうすれば”血糖値スパイク”を解消できる?
チェックテストで“血糖値スパイク”の危険度が高いと判定されたら、どうすれば良いのか?ご安心ください。実は最新研究で、恐ろしい“血糖値スパイク”も、ごく簡単な食事や生活の工夫によって、たちまち解消できることがわかってきているのです。
重要なポイントは、ご飯やパンなどに多く含まれる糖質が体に吸収されるスピードを遅くし、血糖値の急上昇を抑えること。
番組では、大きく3つの対策をご紹介しました。
◆対策1 食べる順番は「野菜」⇒「肉・魚」⇒「ご飯・パン」
食物繊維を多く含む野菜などを最初に食べると、食物繊維が腸の壁をコーティングし、後から糖が入ってきた時に、その吸収をゆっくりにする作用があります。
その次に食べるなら、タンパク質や脂質を含む肉や魚など。胃から腸へ運ばれる際、タンパク質や脂質に反応して「インクレチン」というホルモンが放出され、その働きで胃腸の動きが遅くなります。
その後にご飯やパンなど糖質を含むものを食べれば、消化吸収に時間がかかるため、血糖値の上昇が緩やかになるのです。(とはいえ、糖質をたくさんとれば、やはり食後の血糖値の過剰な上昇を招きます。糖のとりすぎには気をつけましょう。)
◆対策2 「朝ごはん」はちゃんと食べよう!「ごはん抜き」は厳禁
実験によれば、1日3食を規則正しく食べている時には“血糖値スパイク”が生じなかった人でも、朝ごはんを抜くと、昼食の後に“血糖値スパイク”が発生。朝食も昼食も抜くと、夕食の後にさらに大きな“血糖値スパイク”が生じてしまうことがわかりました。つまり、しばらく何も食べずにいた後の食事では、“血糖値スパイク”が一層起きやすくなるのです。
忙しくても、きちんと3食食べることが、“血糖値スパイク”を解消する重要なポイントだったのです。
◆対策3 「食後すぐ」の「ちょこちょこ動き」が効果的!
“血糖値スパイク”を抑えるには、運動も大事。と言っても、そんなに大したことをしなくても効果があることが、最近の研究で明らかになってきました。食事のあと、「食休み」と思って動かずにいると、とくに “血糖値スパイク”が起きている人はなかなか血糖値が下がらず、血糖値の高い状態が続いてしまいます。ところが食後すぐにちょっとした散歩をした程度でも、速やかに血糖値が下がることがわかったのです。
食後15分間程度は、消化吸収をよくするため、全身の血液が胃腸に集められます。すると胃腸の動きが活発になり、食事中の糖分もどんどん腸から吸収されて、血糖値が急速に上がりがちです。ところがこの間に体を動かすと、手や足の筋肉などに血液が奪われ、胃腸の活動が低下します。すると、食べたものに含まれる糖分の吸収にも時間がかかり、“血糖値スパイク”が抑えられるのです。
つまり、体を動かすなら「食後すぐ」が効果的!少し離れたところまでランチを食べに出て、食後すぐ歩いて帰るのも良いでしょう。日常的な動作程度でも、とにかく意識して食後すぐに活発に体を動かしてみることをお勧めします。
糖尿病ばかりか、心筋梗塞・脳梗塞、がん、認知症まで招く、恐ろしい“血糖値スパイク”。でも、血糖値が上昇するメカニズムを知り、それを抑える生活習慣を心がければ、たちまち解消できます!大事なのは、健康診断の「正常」という結果だけで慢心せず、自分の日ごろの血糖値の変化に意識・関心を持つことです。
「危険度チェック」でリスクが高いと判定された人も、上記のような対策を続けるうちに、血糖値が上がりにくい体が取り戻され、様々な病気のリスクを解消することができます。ぜひこれを機会に、ふだんの食事や生活の習慣を見直して、“血糖値スパイク”の脅威と決別しましょう!
私は、第二日曜日の月例会の準備に追われ、TVは見ていません。今夜、録画で見ようと思っています。のんびり構えていたのにはわけがあります。ヤフーの記事に満足してしまったからです。ところが、参加者の皆さんが、先生と同じような感想を言われるので、へんだなと思い、確認すると、ヤフーの記事とTV番組の内容に違いがあるとのことでした。圧力、編集、・・・なんでしょうね。
2016/10/09(Sun) 20:52 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
北九州 三島 さん
NHKスペシャル、
結局、「糖質だけが直接血糖値を上昇させる」 → だから「スパイクを防ぐには糖質制限」
という、肝心要のところに触れないのでは、
隔靴掻痒の感ありですね。
NHKスペシャル、
結局、「糖質だけが直接血糖値を上昇させる」 → だから「スパイクを防ぐには糖質制限」
という、肝心要のところに触れないのでは、
隔靴掻痒の感ありですね。
2016/10/10(Mon) 09:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
記事に取り上げて頂きありがとうございます。先生方の地道な啓蒙活動が少しずつ世間に浸透していく事と思います。
これからも苦難の道のりですが啓蒙活動よろしくお願いいたします。
この放送を観て私の周りでも糖質制限を始めてみようという人も現れてきました(嬉)
これからも苦難の道のりですが啓蒙活動よろしくお願いいたします。
この放送を観て私の周りでも糖質制限を始めてみようという人も現れてきました(嬉)
2016/10/10(Mon) 09:42 | URL | 岸和田のセイゲニスト | 【編集】
番組中、「最新」という言葉が、何度も。笑ってしまいました。江部先生のブログや本を見たり読んだりしている人なら、「何や、言葉を変えて、新説のように言って、ずるいな」と思われたでしょう。
検査で、数値を出しながら、何を食べたか明示しないのも、裏がありそう。汗;
それでも、子供の糖質制限を容認する発言が複数回あったのは、ちょっとうれしかったです。
さて、昨日の第55回の定例勉強会。新人さんが、新人さんを呼んで来てくれて、その新人さんたちが、翌月には、目の輝き、肌・髪のつや、体全体、発想までも、健康度を増していくのが如実に見て取れて、「あ~、糖質制限はなんてすばらしいんだ」と、改めて感動させられました。NHKの番組担当者の皆さんに、お見せしたい。笑
ps 同じメディアでも、昨年10月の韓国中央文化放送の取材と放送は誠実なものでした。その番組を見た、韓国のドクター5人が、10月2日の宗田、小幡先生、私の、東京講演会にいらっしゃいました。こちらもとても熱心でした。
検査で、数値を出しながら、何を食べたか明示しないのも、裏がありそう。汗;
それでも、子供の糖質制限を容認する発言が複数回あったのは、ちょっとうれしかったです。
さて、昨日の第55回の定例勉強会。新人さんが、新人さんを呼んで来てくれて、その新人さんたちが、翌月には、目の輝き、肌・髪のつや、体全体、発想までも、健康度を増していくのが如実に見て取れて、「あ~、糖質制限はなんてすばらしいんだ」と、改めて感動させられました。NHKの番組担当者の皆さんに、お見せしたい。笑
ps 同じメディアでも、昨年10月の韓国中央文化放送の取材と放送は誠実なものでした。その番組を見た、韓国のドクター5人が、10月2日の宗田、小幡先生、私の、東京講演会にいらっしゃいました。こちらもとても熱心でした。
2016/10/10(Mon) 09:42 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
番組の中での診断アンケートへの参加者が、16万人を超えていたのには、さすがNHKだなとびっくりすると共に、今まで血糖値は大丈夫と安心していた一般の人の関心の高さを感じました。
糖質制限約2年の私の周りの方々からも、質問を頂くのですが、先生のブログを毎日読ませて頂いていながら、恥ずかしながら、理解があやふやな部分について質問させて下さいませ。
番組では、芸人の塚地さんが、二個のおにぎりと野菜ジュースを召し上がって、40分後の血糖値が98,
1時間10分位が、110 前後だったのです。
二型糖尿者の私としては羨ましい限りの結果です。
全体で 50~60gの糖質を摂ってですから!
さて、塚地さんのような方は、インスリンの量が同じでも効きが良いという事ですか?
追加分泌量が多いということはありますか?
蛇足ですが、だから、彼が小太りであるとか……
よろしくお願いいたします。
糖質制限約2年の私の周りの方々からも、質問を頂くのですが、先生のブログを毎日読ませて頂いていながら、恥ずかしながら、理解があやふやな部分について質問させて下さいませ。
番組では、芸人の塚地さんが、二個のおにぎりと野菜ジュースを召し上がって、40分後の血糖値が98,
1時間10分位が、110 前後だったのです。
二型糖尿者の私としては羨ましい限りの結果です。
全体で 50~60gの糖質を摂ってですから!
さて、塚地さんのような方は、インスリンの量が同じでも効きが良いという事ですか?
追加分泌量が多いということはありますか?
蛇足ですが、だから、彼が小太りであるとか……
よろしくお願いいたします。
岸和田のセイゲニスト さん
『この放送を観て私の周りでも糖質制限を始めてみようという人も現れてきました(嬉)』
それは、良かったです。
NHKスペシャル、少しは役に立っていますね。
『この放送を観て私の周りでも糖質制限を始めてみようという人も現れてきました(嬉)』
それは、良かったです。
NHKスペシャル、少しは役に立っていますね。
2016/10/10(Mon) 14:47 | URL | ドクター江部 | 【編集】
北九州 三島 さん
『それでも、子供の糖質制限を容認する発言が複数回あったのは、ちょっとうれしかったです。』
見ていましたが、気がつきませんでした。
どこら辺でしたか?
『それでも、子供の糖質制限を容認する発言が複数回あったのは、ちょっとうれしかったです。』
見ていましたが、気がつきませんでした。
どこら辺でしたか?
2016/10/10(Mon) 14:49 | URL | ドクター江部 | 【編集】
シーラオキ さん
塚地さん、小太りですから、インスリン抵抗性があると思われます。
従って、結構たくさんの追加分泌インスリンを出して、血糖コントロールしておられる可能性が高いです。
つまり、追加分泌インスリンの量が多いので、このままいくと、今よりさらに肥満しやすいと思われます。
塚地さん、小太りですから、インスリン抵抗性があると思われます。
従って、結構たくさんの追加分泌インスリンを出して、血糖コントロールしておられる可能性が高いです。
つまり、追加分泌インスリンの量が多いので、このままいくと、今よりさらに肥満しやすいと思われます。
2016/10/10(Mon) 14:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
本日の東洋経済オンラインの記事に、表現がヤンワリとソフトな箇所もありますが、糖質制限について、簡潔に且つポイントをしっかり押さえた記事が載っていました。
直接、東洋経済オンラインにアクセスするよりYahoo!ニュースを経由してアクセスすると、多くの一般読者からのコメントが寄せられているので、そのコメントの内容が、ある意味興味深いんです。
私たち江部先生のブログ読者の多くは、糖質制限について、様々な視点でコツコツと正しい知識を積み重ねてきて、また、その知識を日々実践し、自分自身の身体で成果を実感していると思います。なので、ここ2〜3日、江部先生のブログ内でも話題になっている「女性自身」や「NHKスペシャル」の件のように、ネットやテレビ、雑誌などで飛び交う雑多な情報で本筋が揺らぐことは無いです。しかし、一般の人たちの中には、そうでない人たちも多くいることが分かります。ギャップを感じます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161010-00139238-toyo-soci
直接、東洋経済オンラインにアクセスするよりYahoo!ニュースを経由してアクセスすると、多くの一般読者からのコメントが寄せられているので、そのコメントの内容が、ある意味興味深いんです。
私たち江部先生のブログ読者の多くは、糖質制限について、様々な視点でコツコツと正しい知識を積み重ねてきて、また、その知識を日々実践し、自分自身の身体で成果を実感していると思います。なので、ここ2〜3日、江部先生のブログ内でも話題になっている「女性自身」や「NHKスペシャル」の件のように、ネットやテレビ、雑誌などで飛び交う雑多な情報で本筋が揺らぐことは無いです。しかし、一般の人たちの中には、そうでない人たちも多くいることが分かります。ギャップを感じます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161010-00139238-toyo-soci
2016/10/10(Mon) 15:11 | URL | おどりスト | 【編集】
おどりスト さん
情報をりがとうございます。
情報をりがとうございます。
2016/10/10(Mon) 16:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
NHKのは見なかったのですが、糖質だけが血糖値を上げる!とズバリとは言わない。
米作を含めた農業で生業を立てている人がいます。
また、その生産で私たち日々の食生活を潤しています。
医療費削減も重要ですが、そういう産業に配慮して『ズバリ』とは言えないと思います。
穀物が「害」だとしてしまうと、経済が酷く混乱いたします。
私自身は境界型のようで、昨年末から糖質制限を始め、まだまだですが体重の減少、降圧剤のランク減などの効果が表れております。
ご飯、パスタ、スイーツなど、外食屋の前を通るたび背筋が寒くなる有様です。
いろいろな情報が、阿鼻叫喚とばかり飛び交います。
それに流されず、何を選択するのかは本人の意思と判断力にかかってきます。
そんなことから、現状の農業生産に反旗を翻す気はなく、糖質制限の正しい情報を選び、自己管理していくことにしています。
日本人は、熱しやすく冷めやすくもあります。
米作を含めた農業で生業を立てている人がいます。
また、その生産で私たち日々の食生活を潤しています。
医療費削減も重要ですが、そういう産業に配慮して『ズバリ』とは言えないと思います。
穀物が「害」だとしてしまうと、経済が酷く混乱いたします。
私自身は境界型のようで、昨年末から糖質制限を始め、まだまだですが体重の減少、降圧剤のランク減などの効果が表れております。
ご飯、パスタ、スイーツなど、外食屋の前を通るたび背筋が寒くなる有様です。
いろいろな情報が、阿鼻叫喚とばかり飛び交います。
それに流されず、何を選択するのかは本人の意思と判断力にかかってきます。
そんなことから、現状の農業生産に反旗を翻す気はなく、糖質制限の正しい情報を選び、自己管理していくことにしています。
日本人は、熱しやすく冷めやすくもあります。
2016/10/11(Tue) 16:01 | URL | 今井 | 【編集】
今井 さん
私も同感です。
何を選択するのかは本人の意思と判断力と思います。
糖尿病がない人や若い人は、日頃の自分の運動量に応じて、穀物摂取してよいと思います。
人類71億を養うには、穀物も必要と思います。
糖尿病がある人は、糖質制限食が唯一、合併症を予防できる食事療法です。
私も同感です。
何を選択するのかは本人の意思と判断力と思います。
糖尿病がない人や若い人は、日頃の自分の運動量に応じて、穀物摂取してよいと思います。
人類71億を養うには、穀物も必要と思います。
糖尿病がある人は、糖質制限食が唯一、合併症を予防できる食事療法です。
2016/10/11(Tue) 16:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
この番組でも活用されていた 採血なしで測れる 米アボット・ラボラトリーズ社製の「フリースタイル リブレ」の日本発売は いつになるのかご存知でしょうか?
以前 今年には発売という記事をみたのですが いまだ 出てません。
以前 今年には発売という記事をみたのですが いまだ 出てません。
2016/11/17(Thu) 21:14 | URL | ひろりん | 【編集】
ひろりん さん
アボット社のMRさんに、以前聞いたら、今年中には発売したいと、仰っていたように記憶していますが、
なかなか、苦戦されているようですね。
少なくとも、2016年中は無理と思います。
アボット社のMRさんに、以前聞いたら、今年中には発売したいと、仰っていたように記憶していますが、
なかなか、苦戦されているようですね。
少なくとも、2016年中は無理と思います。
2016/11/18(Fri) 07:32 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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