2016年08月09日 (火)
おはようございます。
糖質制限食実践により、血液・尿検査のデータが変化します。
例えば、血糖値や中性脂肪やHDLコレステロール値など、さまざまな数値が改善します。
ただ、これらの検査データは、はっきり一定の傾向が出るものと、そうでないものがありますので、まずはその変化を示します。
最後に、私自身の検査データを示します。
<スーパー糖質制限食実践時の血液・尿検査データの推移>
①血糖値は糖質制限食実践時にリアルタイムに改善します。
②スーパー糖質制限食なら、HbA1cは月に1~2%改善します。
③中性脂肪も速やかに改善します。
④HDLコレステロールは増加しますが、増加の程度と速度に個人差があります。
⑤LDLコレステロールは低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も半年〜1年~2年、3年、数年くらいで落ち着くことが多いですが、
個人差があります。
⑥総コレステロールは、低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も半年〜1年~2年、3年、数年くらいで落ち着くことが多いですが、
個人差があります。
⑦尿酸も低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した場合は、ほとんどが摂取エネルギー不足が原因です。
⑧尿素窒素はやや増加傾向になる人が多いですが、そのうち落ちつくことが多いです。
⑨クレアチニンは不変です。
⑩血清シスタチンCも不変です。
⑪血清カリウムも不変です。
⑫血中ケトン体は基準値より高値となりますが、生理的なもので心配ありません。
⑬尿中ケトン体は当初3カ月〜半年は陽性になりますが、その後陰性になることが多いです。
⑭脂肪肝に付随するGPTやγGTP値も改善します。
⑮TSH、FT4、FT3も不変です。
上記に記載していない血液検査や尿検査については、糖質制限食開始前後で差はありません。
TSH、FT4が正常でFT3だけ低下している場合「低T3症候群」といい、ほとんどの場合は摂取エネルギー不足が原因です。
これは甲状腺機能低下症ではありませんので注意が必要です。
例えば「神経性食欲不振症」などでも「低T3症候群」を呈します。
LDLコレステロール・総コレステロールに関して「低下・不変・上昇」と個人差があるのですが、糖質制限食開始前に菜食中心で食材のコレステロールが少ない場合、肝臓でコレステロールをつくる能力が高まっています。
そういう場合糖質制限食で肉や卵などコレステロールの多い食材を摂取すると、一過性にLDL-コレステロール値が高くなりますが、半年~1年~2年~3年~数年くらいで落ち着くことが多いです。
私自身は、HDLコレステロールはかなり増加し、
LDLコレステロールは少し低下しました。
尿酸値が上昇した場合、摂取エネルギー不足のことが多いので注意が必要です。
私は2002年発覚の糖尿人で、その数年前から、早朝の空腹時血糖値109~111~112mg/dlとか、ギリギリ境界型でした。
2002年に糖尿病が発覚していらい、スーパー糖質制限食を実践しています。
食事は朝食抜きで、1984年、34才のときから昼と夕の2回です。
身長:167cm 体重:67kg からスーパー糖質制限食を開始して半年で56~57kgとなりました。
現在56~57kgくらいです。
2016年1月8日で66才となりました。
以下は2016年7月9日、朝9時、空腹時の検査結果です。
<江部康二の検査データ>
空腹時血糖値:94mg(SMBGでは102mg)
HbA1c:5.8%(6.2未満、NGSP)
GA:13.3%(11.8~16.0)
CRP:0.09mg/dl
ケトン体:1010μM/L(26~122) 糖質制限食中は生理的で正常値
アセト酢酸:126M/L(13~69)
3ヒドロキシ酪酸:885μM/L(76以下)
尿酸:3.7mg/dl(3.4~7.0)
TC:248mg/dl(150~219)
TG:79mg/dl(50~149)
HDL-C:101mg/dl(40~98)
LDL-C:130mg/dl(140未満)
BUN:17.6mg/dl(8~20)
クレアチニン:0.66mg/dl(0.6~1.1) eGFR:91.8
シスタチンC:0.64/L (0.61~1.00)eGFR:117.8ml/min./1.73m2
IRI:3.5(3~15μU/ml)
γGTP:37IU/L(48以下)
GOT:24IU/L(9~38)
GPT:22IU/L(5~39)
アルブミン:4.5g/dl(3.8~5.3)
尿中アルブミン:5.2mg/g・c(30.0未満)
尿蛋白:陰性
尿糖:陰性
尿中アセトン体:陰性
IRI:3.5(3~15μU/ml)
空腹時採血血糖値94mg
<HOMA-R=空腹時血糖値×空腹時インスリン値÷405>
<HOMA-β=360×空腹時インスリン値(μU/ml)÷(空腹時血糖値mg/dl-63)>
HOMA-R:0.81 1.6以下が正常で、2.5以上は抵抗性があり。
HOMA-β:40.6 正常値:40-60
空腹時血糖値94mgで、今回は正常型でした。
SMBG(自己血糖測定)だと毛細血管血なので、102mgと静脈採血より少し高めでした。
90mg台とか100mg台のこともありますし、不摂生だと120mg台もあります。
若干、暁現象もあります。
IRI3.5μUと、今回は正常値で、HOMA-R:0.81 で正常です。
IRI3.5μUと正常範囲内で低めですが、空腹時血糖値は94mgと正常であり、少ないインスリンの量で折り合いがついているのでよい傾向です。
HOMA-βは、2002年以降ずっと、40未満でインスリン分泌能が減少でしたが、2014年4月初めて、40と基準値下限に達しました。
その後は基準値以下も多く、波がありましたが、2015年9月は68と過去最高値でした。
今回は40.6で、正常でした。
HbA1cは5.6~5.9%(NGSP値)くらいを行ったり来たりしています。
グリコアルブミン(GA)は、過去ずっと13.4%(11.8~16.0)、13.1%、13.2%、13.3%ですので、極めて良好なデータです。
HbA1cの値に対して、GAが相対的にさらに良い値なのは、食後高血糖がほとんどないことを示していて大変好ましいのです。
ケトン体は1010μM と基準値よりはるかに高値ですが、心筋・骨格筋をはじめ全身の細胞がケトン体をしっかり効率よく利用していて、腎臓の再吸収も良好なので、尿中アセトン体は陰性です。
尿酸は3.7mgと低いくらいですが、これは体質と思います。
一日のタンパク質摂取量は130~140gくらいと、普通人よりかなり大量のタンパク質を摂取してます。
14年間継続して、体重1kgあたり2.4gのタンパク質摂取ですね。
それでも尿酸は低めですし、腎機能に何の問題もありません。
BUN:17.6mg/dl(8~20)と基準値内で、クレアチニンもシスタチンCも正常です。
高タンパク食を14年間続けてますが、eGFRはとても良いです。
クレアチニン:0.66mg/dl(0.6~1.1) eGFR:91.8
シスタチンC:0.64/L (0.61~1.00) eGFR:117.8
脂質もかなりの量(平均110g/日)食べていますが中性脂肪は79mgです。
糖質は1日に40g足らずです。
TCは248mg、HDL-Cは101mg、LDL-Cは130mg、TGは79mg。
コレステロールに関しては、HDL-コレステロールが多いのが目立ちます。
中性脂肪が少なくて、HDL-Cが多いので、真の悪玉の小粒子LDL-Cや酸化LDL-Cは少ないと考えられ安心です。
糖質制限食でHDL-Cが増加しますが、程度には個人差があります。
総コレステロール値は、2007年ガイドライン以降では、評価基準から外されています。
なお、お酒は、糖質ゼロ発泡酒、焼酎の水割り、赤ワイン、辛口白ワインなどを、雨の日も風の日も雪の日も嵐の日も雷が鳴っても・・・。
毎日毎日、適宜、適量??飲んでいます。( ̄_ ̄|||)
肝機能は幸い、過去から現在まで常に正常です。 (^^)
患者さんには、「もし肝機能に異常がでたら、必ずお酒は減らします。」と言っておりますが・・・。
江部康二
糖質制限食実践により、血液・尿検査のデータが変化します。
例えば、血糖値や中性脂肪やHDLコレステロール値など、さまざまな数値が改善します。
ただ、これらの検査データは、はっきり一定の傾向が出るものと、そうでないものがありますので、まずはその変化を示します。
最後に、私自身の検査データを示します。
<スーパー糖質制限食実践時の血液・尿検査データの推移>
①血糖値は糖質制限食実践時にリアルタイムに改善します。
②スーパー糖質制限食なら、HbA1cは月に1~2%改善します。
③中性脂肪も速やかに改善します。
④HDLコレステロールは増加しますが、増加の程度と速度に個人差があります。
⑤LDLコレステロールは低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も半年〜1年~2年、3年、数年くらいで落ち着くことが多いですが、
個人差があります。
⑥総コレステロールは、低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も半年〜1年~2年、3年、数年くらいで落ち着くことが多いですが、
個人差があります。
⑦尿酸も低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した場合は、ほとんどが摂取エネルギー不足が原因です。
⑧尿素窒素はやや増加傾向になる人が多いですが、そのうち落ちつくことが多いです。
⑨クレアチニンは不変です。
⑩血清シスタチンCも不変です。
⑪血清カリウムも不変です。
⑫血中ケトン体は基準値より高値となりますが、生理的なもので心配ありません。
⑬尿中ケトン体は当初3カ月〜半年は陽性になりますが、その後陰性になることが多いです。
⑭脂肪肝に付随するGPTやγGTP値も改善します。
⑮TSH、FT4、FT3も不変です。
上記に記載していない血液検査や尿検査については、糖質制限食開始前後で差はありません。
TSH、FT4が正常でFT3だけ低下している場合「低T3症候群」といい、ほとんどの場合は摂取エネルギー不足が原因です。
これは甲状腺機能低下症ではありませんので注意が必要です。
例えば「神経性食欲不振症」などでも「低T3症候群」を呈します。
LDLコレステロール・総コレステロールに関して「低下・不変・上昇」と個人差があるのですが、糖質制限食開始前に菜食中心で食材のコレステロールが少ない場合、肝臓でコレステロールをつくる能力が高まっています。
そういう場合糖質制限食で肉や卵などコレステロールの多い食材を摂取すると、一過性にLDL-コレステロール値が高くなりますが、半年~1年~2年~3年~数年くらいで落ち着くことが多いです。
私自身は、HDLコレステロールはかなり増加し、
LDLコレステロールは少し低下しました。
尿酸値が上昇した場合、摂取エネルギー不足のことが多いので注意が必要です。
私は2002年発覚の糖尿人で、その数年前から、早朝の空腹時血糖値109~111~112mg/dlとか、ギリギリ境界型でした。
2002年に糖尿病が発覚していらい、スーパー糖質制限食を実践しています。
食事は朝食抜きで、1984年、34才のときから昼と夕の2回です。
身長:167cm 体重:67kg からスーパー糖質制限食を開始して半年で56~57kgとなりました。
現在56~57kgくらいです。
2016年1月8日で66才となりました。
以下は2016年7月9日、朝9時、空腹時の検査結果です。
<江部康二の検査データ>
空腹時血糖値:94mg(SMBGでは102mg)
HbA1c:5.8%(6.2未満、NGSP)
GA:13.3%(11.8~16.0)
CRP:0.09mg/dl
ケトン体:1010μM/L(26~122) 糖質制限食中は生理的で正常値
アセト酢酸:126M/L(13~69)
3ヒドロキシ酪酸:885μM/L(76以下)
尿酸:3.7mg/dl(3.4~7.0)
TC:248mg/dl(150~219)
TG:79mg/dl(50~149)
HDL-C:101mg/dl(40~98)
LDL-C:130mg/dl(140未満)
BUN:17.6mg/dl(8~20)
クレアチニン:0.66mg/dl(0.6~1.1) eGFR:91.8
シスタチンC:0.64/L (0.61~1.00)eGFR:117.8ml/min./1.73m2
IRI:3.5(3~15μU/ml)
γGTP:37IU/L(48以下)
GOT:24IU/L(9~38)
GPT:22IU/L(5~39)
アルブミン:4.5g/dl(3.8~5.3)
尿中アルブミン:5.2mg/g・c(30.0未満)
尿蛋白:陰性
尿糖:陰性
尿中アセトン体:陰性
IRI:3.5(3~15μU/ml)
空腹時採血血糖値94mg
<HOMA-R=空腹時血糖値×空腹時インスリン値÷405>
<HOMA-β=360×空腹時インスリン値(μU/ml)÷(空腹時血糖値mg/dl-63)>
HOMA-R:0.81 1.6以下が正常で、2.5以上は抵抗性があり。
HOMA-β:40.6 正常値:40-60
空腹時血糖値94mgで、今回は正常型でした。
SMBG(自己血糖測定)だと毛細血管血なので、102mgと静脈採血より少し高めでした。
90mg台とか100mg台のこともありますし、不摂生だと120mg台もあります。
若干、暁現象もあります。
IRI3.5μUと、今回は正常値で、HOMA-R:0.81 で正常です。
IRI3.5μUと正常範囲内で低めですが、空腹時血糖値は94mgと正常であり、少ないインスリンの量で折り合いがついているのでよい傾向です。
HOMA-βは、2002年以降ずっと、40未満でインスリン分泌能が減少でしたが、2014年4月初めて、40と基準値下限に達しました。
その後は基準値以下も多く、波がありましたが、2015年9月は68と過去最高値でした。
今回は40.6で、正常でした。
HbA1cは5.6~5.9%(NGSP値)くらいを行ったり来たりしています。
グリコアルブミン(GA)は、過去ずっと13.4%(11.8~16.0)、13.1%、13.2%、13.3%ですので、極めて良好なデータです。
HbA1cの値に対して、GAが相対的にさらに良い値なのは、食後高血糖がほとんどないことを示していて大変好ましいのです。
ケトン体は1010μM と基準値よりはるかに高値ですが、心筋・骨格筋をはじめ全身の細胞がケトン体をしっかり効率よく利用していて、腎臓の再吸収も良好なので、尿中アセトン体は陰性です。
尿酸は3.7mgと低いくらいですが、これは体質と思います。
一日のタンパク質摂取量は130~140gくらいと、普通人よりかなり大量のタンパク質を摂取してます。
14年間継続して、体重1kgあたり2.4gのタンパク質摂取ですね。
それでも尿酸は低めですし、腎機能に何の問題もありません。
BUN:17.6mg/dl(8~20)と基準値内で、クレアチニンもシスタチンCも正常です。
高タンパク食を14年間続けてますが、eGFRはとても良いです。
クレアチニン:0.66mg/dl(0.6~1.1) eGFR:91.8
シスタチンC:0.64/L (0.61~1.00) eGFR:117.8
脂質もかなりの量(平均110g/日)食べていますが中性脂肪は79mgです。
糖質は1日に40g足らずです。
TCは248mg、HDL-Cは101mg、LDL-Cは130mg、TGは79mg。
コレステロールに関しては、HDL-コレステロールが多いのが目立ちます。
中性脂肪が少なくて、HDL-Cが多いので、真の悪玉の小粒子LDL-Cや酸化LDL-Cは少ないと考えられ安心です。
糖質制限食でHDL-Cが増加しますが、程度には個人差があります。
総コレステロール値は、2007年ガイドライン以降では、評価基準から外されています。
なお、お酒は、糖質ゼロ発泡酒、焼酎の水割り、赤ワイン、辛口白ワインなどを、雨の日も風の日も雪の日も嵐の日も雷が鳴っても・・・。
毎日毎日、適宜、適量??飲んでいます。( ̄_ ̄|||)
肝機能は幸い、過去から現在まで常に正常です。 (^^)
患者さんには、「もし肝機能に異常がでたら、必ずお酒は減らします。」と言っておりますが・・・。
江部康二
いつも勉強させて頂いております
4月の検診でγ-GTP値が242でした
とりあえず1ヶ月禁酒したところ53になり少しずつ呑み始め、今月は31になりました
晩酌は芋焼酎100mlを水割りで呑んでます
これに糖質0の発泡酒が付く事もありますが、数値が安定したらこのまま続けようと思っております
糖尿病(グラクティブ)と高血圧(ノルバスク)と高脂血症(リバロ)の薬は服用してますが、これらの作用でγ-GTP値が下がったのでしょうか?
アルコールは先生の記事を参考に呑む様にしております 辛口の赤ワインが好きなので呑むことが出来て嬉しいです
4月の検診でγ-GTP値が242でした
とりあえず1ヶ月禁酒したところ53になり少しずつ呑み始め、今月は31になりました
晩酌は芋焼酎100mlを水割りで呑んでます
これに糖質0の発泡酒が付く事もありますが、数値が安定したらこのまま続けようと思っております
糖尿病(グラクティブ)と高血圧(ノルバスク)と高脂血症(リバロ)の薬は服用してますが、これらの作用でγ-GTP値が下がったのでしょうか?
アルコールは先生の記事を参考に呑む様にしております 辛口の赤ワインが好きなので呑むことが出来て嬉しいです
2016/08/09(Tue) 13:27 | URL | ほあろ | 【編集】
昨年12月中旬から糖質制限をしています。
今年6月の職場での成人病予防検査(通称:メタボ検査)において、今まで出ていた血尿がマイナスになっていました。
これは、8/4(木)にいつものメンタル先生の所に行った時、検査結果通知表を見ていただいて気づきました。
あと、赤血球はしっかりしているのですが、数値を見てメンタル先生は「鼾かかない?」「かきます。かなり・・・(^_^;)」
睡眠時無呼吸症候群です。
平成14年ごろ、テント泊の登山に行き、朝起きたらパーティーの仲間が私のシュラフの周りを囲み私の顔を覗き込んでいました。
呼吸が止まっていたそうです・・・・。
その頃の私の鼾を録音してくれた友がおり、そのテープはかなりの音量です。
昔は、かかなかったのですが、今は同居人に言わすと昔ほどでないとか…。
何しろ、もっと痩せなければなりません。
少し減量が停滞しています。その原因は夜に食べる少しの・・・・スイカとリンゴのようです。
HA1Cは、変わらずですが、諦めていた事象に変化があり、また目標もでき、日々の生活が楽しくなっております。
糖質制限に邁進します。
糖質オフのパン、週末しっかり作っています。
佐々木栄子先生の会での試食会で知り合いになりました調理師さんから「クラウド・ブレッド」を教えていただきました。
キビ砂糖をエリスリトール(ラカンカ)に替え作りましたが、少々難しい
今年6月の職場での成人病予防検査(通称:メタボ検査)において、今まで出ていた血尿がマイナスになっていました。
これは、8/4(木)にいつものメンタル先生の所に行った時、検査結果通知表を見ていただいて気づきました。
あと、赤血球はしっかりしているのですが、数値を見てメンタル先生は「鼾かかない?」「かきます。かなり・・・(^_^;)」
睡眠時無呼吸症候群です。
平成14年ごろ、テント泊の登山に行き、朝起きたらパーティーの仲間が私のシュラフの周りを囲み私の顔を覗き込んでいました。
呼吸が止まっていたそうです・・・・。
その頃の私の鼾を録音してくれた友がおり、そのテープはかなりの音量です。
昔は、かかなかったのですが、今は同居人に言わすと昔ほどでないとか…。
何しろ、もっと痩せなければなりません。
少し減量が停滞しています。その原因は夜に食べる少しの・・・・スイカとリンゴのようです。
HA1Cは、変わらずですが、諦めていた事象に変化があり、また目標もでき、日々の生活が楽しくなっております。
糖質制限に邁進します。
糖質オフのパン、週末しっかり作っています。
佐々木栄子先生の会での試食会で知り合いになりました調理師さんから「クラウド・ブレッド」を教えていただきました。
キビ砂糖をエリスリトール(ラカンカ)に替え作りましたが、少々難しい
2016/08/09(Tue) 14:02 | URL | 今井 | 【編集】
いつも勉強させて頂いております。
先生の血液検査のデータとても参考になります。
私は6年前に人間ドックで甲状腺乳頭がんが発見され、全摘手術を受け毎日チラーヂンを服用しております。
一年半ほど前よりダイエット目的で糖質制限を始めました。
糖尿病とは診断されたことはないのですが、3ヶ月に一度の甲状腺の受診の際に受ける血液検査の空腹時血糖値が糖質制限を始めてから高くなるようになり、気になるので自宅で毎朝測っております。
毎朝100~120くらいあり、今朝は137もありました。
朝の空腹時血糖値が高くなる原因はなんでしょうか?
昨夜の夕飯は自宅で糖質0麺で冷やし中華とゴーヤチャンプルでした。
毎夜、寝る前に生クリーム&バター&ココナッツオイルをクリーマーでアワアワにしてホットミルクのようにして飲んでおります。
全く素人なので宜しくお願いします。
先生の血液検査のデータとても参考になります。
私は6年前に人間ドックで甲状腺乳頭がんが発見され、全摘手術を受け毎日チラーヂンを服用しております。
一年半ほど前よりダイエット目的で糖質制限を始めました。
糖尿病とは診断されたことはないのですが、3ヶ月に一度の甲状腺の受診の際に受ける血液検査の空腹時血糖値が糖質制限を始めてから高くなるようになり、気になるので自宅で毎朝測っております。
毎朝100~120くらいあり、今朝は137もありました。
朝の空腹時血糖値が高くなる原因はなんでしょうか?
昨夜の夕飯は自宅で糖質0麺で冷やし中華とゴーヤチャンプルでした。
毎夜、寝る前に生クリーム&バター&ココナッツオイルをクリーマーでアワアワにしてホットミルクのようにして飲んでおります。
全く素人なので宜しくお願いします。
ほあろ さん
糖尿病(グラクティブ)と高血圧(ノルバスク)と高脂血症(リバロ)で、γGTPは下がりません。
ウルソという薬でγGTPが下がることがあります。
「糖質制限食+糖質制限なお酒」なら、γGTPは上昇しないと思います。
糖尿病(グラクティブ)と高血圧(ノルバスク)と高脂血症(リバロ)で、γGTPは下がりません。
ウルソという薬でγGTPが下がることがあります。
「糖質制限食+糖質制限なお酒」なら、γGTPは上昇しないと思います。
2016/08/09(Tue) 15:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
回答ありがとうございます
やはり糖質制限の効果だったんですね
油揚げや卯の花や刺身こんにゃくをおつまみにして芋焼酎での晩酌を続けようと思います
やはり糖質制限の効果だったんですね
油揚げや卯の花や刺身こんにゃくをおつまみにして芋焼酎での晩酌を続けようと思います
2016/08/09(Tue) 15:23 | URL | ほあろ | 【編集】
たかちゃん 様
甲状腺ホルモン(チラージンS)は、血糖値を上昇させる可能性があります。
糖質制限食実践で、空腹時血糖値が高くなることはありません。
チラージンSの影響や他の要因により、空腹時血糖値が「境界型」~「糖尿病型」になっていると考えられます。
糖尿病の人においては、
寝る前の血糖値が100mg/dlなのに、
何も食べずに寝て起きて朝8時の血糖値が130mg/dlとか上昇していることがあります。
これを「暁現象」といいます。
暁現象に関しては
2015年01月03日 (土)の本ブログ記事
「暁現象と糖新生とメトグルコ」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-category-85.html
をご参照いただけば幸いです。
甲状腺ホルモン(チラージンS)は、血糖値を上昇させる可能性があります。
糖質制限食実践で、空腹時血糖値が高くなることはありません。
チラージンSの影響や他の要因により、空腹時血糖値が「境界型」~「糖尿病型」になっていると考えられます。
糖尿病の人においては、
寝る前の血糖値が100mg/dlなのに、
何も食べずに寝て起きて朝8時の血糖値が130mg/dlとか上昇していることがあります。
これを「暁現象」といいます。
暁現象に関しては
2015年01月03日 (土)の本ブログ記事
「暁現象と糖新生とメトグルコ」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-category-85.html
をご参照いただけば幸いです。
2016/08/09(Tue) 16:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
早々に返信ありがとうございます。
新井圭輔先生のFacebookを読ませて頂いてるのですが、ガン予防のためにメトホルミン服用が有効とあったので、試してみようと思うのですがチラーヂンと併用しても大丈夫でしょうか?
新井圭輔先生のFacebookを読ませて頂いてるのですが、ガン予防のためにメトホルミン服用が有効とあったので、試してみようと思うのですがチラーヂンと併用しても大丈夫でしょうか?
たかちゃん 様
大丈夫と思います。
大丈夫と思います。
2016/08/09(Tue) 22:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ありがとうございます。
先生のブログをいつも楽しく拝見しております。
先生のブログで糖質制限をしても糖質を摂取すれば血糖値が爆上げすることが分かり、地道にカロリー制限(糖質は制限せず)と運動療法を実施し、去年の健康診断では空腹時血糖値123、Hba1c(NGSP)6.8だったのが今年の健康診断では空腹時血糖値80、Hba1c(NGSP)4.9まで回復しました。もちろん一切投薬もインスリン注射もしておらず4月頃からは食事制限は止めましたが運動は趣味で続けております。これも先生の「糖質制限で糖尿病がどんどん良くなる」というお手本があったからこそです。
本当にありがとうございました。
先生のブログをいつも楽しく拝見しております。
先生のブログで糖質制限をしても糖質を摂取すれば血糖値が爆上げすることが分かり、地道にカロリー制限(糖質は制限せず)と運動療法を実施し、去年の健康診断では空腹時血糖値123、Hba1c(NGSP)6.8だったのが今年の健康診断では空腹時血糖値80、Hba1c(NGSP)4.9まで回復しました。もちろん一切投薬もインスリン注射もしておらず4月頃からは食事制限は止めましたが運動は趣味で続けております。これも先生の「糖質制限で糖尿病がどんどん良くなる」というお手本があったからこそです。
本当にありがとうございました。
2016/08/09(Tue) 23:32 | URL | 中年男子 | 【編集】
中年男子 さん
食事療法と運動で
インスリン抵抗性が改善し、
糖尿病が治ったと言えるレベルに改善したと考えられます。
去年の時点で、インスリン分泌能力はかなり残っていた考えられます。
良かったですね。
食事療法と運動で
インスリン抵抗性が改善し、
糖尿病が治ったと言えるレベルに改善したと考えられます。
去年の時点で、インスリン分泌能力はかなり残っていた考えられます。
良かったですね。
2016/08/10(Wed) 15:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、
いつもありがとうございます。
⑦について、「スーパー糖質制限実践時に、尿酸が上昇した場合は、ほとんどが摂取エネルギー不足が原因」ということの理屈をお教えいただけますでしょうか。
HbA1cを含め他の数値は皆改善されているのに、尿酸だけが――
(1/24)4.9 → (2/14)糖質制限開始 → (3/21)7.8 → (5/23)8.5
――と、治療を要する 9 にせまる勢いです。
カロリー制限はしていない(計算していない)のですが、糖質制限を始めてからお腹があまり空かなくなり、食べる量は減っているのではないかとの自覚はあります。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
(どこかにすでに記述があるようでしたらご紹介くださいませ。探したつもりですが。)
いつもありがとうございます。
⑦について、「スーパー糖質制限実践時に、尿酸が上昇した場合は、ほとんどが摂取エネルギー不足が原因」ということの理屈をお教えいただけますでしょうか。
HbA1cを含め他の数値は皆改善されているのに、尿酸だけが――
(1/24)4.9 → (2/14)糖質制限開始 → (3/21)7.8 → (5/23)8.5
――と、治療を要する 9 にせまる勢いです。
カロリー制限はしていない(計算していない)のですが、糖質制限を始めてからお腹があまり空かなくなり、食べる量は減っているのではないかとの自覚はあります。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
(どこかにすでに記述があるようでしたらご紹介くださいませ。探したつもりですが。)
2017/05/28(Sun) 07:38 | URL | ちびあんこ | 【編集】
ちびあんこ さん
カロリー不足で尿酸値が上昇するメカニズムは、私は把握していません。
絶食療法が一番明確ですが、絶食前5~6mg/dlくらいの正常値の人が
絶食の極期には、10~11mg/dlくらいになります。
カロリー不足で尿酸値が上昇するメカニズムは、私は把握していません。
絶食療法が一番明確ですが、絶食前5~6mg/dlくらいの正常値の人が
絶食の極期には、10~11mg/dlくらいになります。
2017/05/28(Sun) 20:42 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、
お休みの日にありがとうございます。m(_ _)m
絶食ということは、糖質制限に限ったことではないんですね。
あまり高くなるようでしたら病院で相談してみます。
糖質制限が悪者にされないとよいのですけど。
お休みの日にありがとうございます。m(_ _)m
絶食ということは、糖質制限に限ったことではないんですね。
あまり高くなるようでしたら病院で相談してみます。
糖質制限が悪者にされないとよいのですけど。
2017/05/29(Mon) 13:57 | URL | ちびあんこ | 【編集】
てんかんのケトン食療法で、尿酸が上昇するとの報告があります
2017/05/29(Mon) 16:32 | URL | 精神科医師A | 【編集】
ちびあんこ さん
断食が究極のカロリー制限です。
とにかく、摂取カロリーが少ないと尿酸値が上昇します。
断食が究極のカロリー制限です。
とにかく、摂取カロリーが少ないと尿酸値が上昇します。
2017/05/29(Mon) 18:30 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2017/05/29(Mon) 18:37 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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