2016年07月10日 (日)
こんばんは。
2016/7/10(日)
朝日カルチャーセンター横浜教室講座のご報告です。
人類最強の「糖質制限」論
ケトン体を味方にして痩せる、健康になる
と題してお話ししましたが、満員御礼の盛況でした。
ブログ読者の皆さんも大勢参加して頂きました。
いつもありがとうございます。
活発な質疑応答もありました。
女性糖尿病患者さんで高雄病院入院もされた方からは、
「糖質制限食半年で髪の毛が黒く回復して、歯周症も改善した」
といううれしいご報告を受けました。
そして、何とあの世界的眼科外科医の深作秀春先生にもご参加頂きました。
講座の前に、ご挨拶して名刺交換したのですが、とても嬉しいサプライズでした。
深作眼科を受診して、初めて糖尿病の診断を受ける患者さんも多いそうです。
そして、その糖尿病の患者さんを糖尿病代謝内科に紹介して治療を開始するとかえって、糖尿病網膜症が悪化することが多く、ずっと疑問に思っておられ、糖質制限食に辿り着かれたとのことでした。
現在、深作眼科では、糖尿病患者さんには糖質制限食を奨めておられ、糖尿病網膜症の経過も良好です。
私も、深作秀春先生という大変強力な味方を得て、嬉しい限りです。
なお、横浜から京都に帰って、参議院選挙に行ってきました。
原子力発電所はできるだけ早く廃止にして欲しいと思っていますので、原発反対の候補と政党に投票しました。
江部康二
☆☆☆
以下は、再掲です。
眼科・深作秀春先生のコメント。糖尿病専門医の治療で網膜症が悪化。
【糖尿病性網膜症を悪化させるもの
いま国際眼科学会講演のためにニューオーリンズに来ています。
当地でも、あらためて江部先生のブログを読んでいます。
江部康二先生の著書を読み、私の患者にも糖質制限食を勧めております。
眼科に糖尿病の自覚が無くて、目がおかしいから来院する方が多いのです。
眼底を見ると糖尿病性網膜症が始まっており、かなり前から糖尿病があったに違いないとわかります。
のどが渇いてやたらと水を飲むとか、よくお小水を出すとか、疲れやすかったとか、いくつも自覚症状があっても、目が悪くなって初めてわかる人が多いのです。
そして、あなたは糖尿病ですねと診断すると、決まって糖尿病なんて言われたことが無いと怪訝そうに言い返します。
血糖が500ぐらいある重症の方でもです。
まだ、糖尿病性網膜症が軽いので、糖尿病内科の専門医に糖尿病治療を委ねましょうと紹介します。
そして、内服薬やインシュリンなどを使って、内科医は急速に血糖を下げようとするのです。
食事療法でカロリー制限もしていますが、糖質のご飯は同様に食べさせています。
つまり、ご飯を食べて高血糖になり、それをインシュリンで無理やり下げると言う「血糖のジェットコースター」状態となります。
その結果1か月もすると、糖尿病性網膜症は良くなるどころか、どんどん悪化しているのです。
私はかなり前から、血糖値の激しい上下の変化やインシュリンが何らかの悪さをして網膜の血管を障害すると思っていました。
その為に、血糖はやや高めで良いから急に下げたり低血糖になったりしないようにと、何回も多くの内科医に依頼しても、彼らは血糖を下げることしか興味がないかの如く急速に下げようとします。
糖尿病性網膜症は増殖膜変化で網膜剥離を起こし失明に繋がる病気ですが、この増殖膜変化はどうも内科医の糖尿病治療の後に増加しているのです。
血糖値の激しい上下やインシュリンの何らかの作用で血管壁が破けて出血し、それが新生血管や増殖膜変化になっているのはまず間違いないと思います。
つまり、内科医の治療によって糖尿病性網膜症は悪化させられているとしか思えないのです。
さらに、日本には優秀な眼科外科医がほとんどいないために、増殖性網膜症による網膜剥離は、大学病院や総合病院のような研修施設で手術すると、ほとんどが手術がうまくいかずに失明させられています。
増殖性網膜症での網膜剥離は、研修病院での手に負える代物ではないのです。
これは研修対処から外し、我々のような海外でも研鑽したり競争して勝ち抜いたような専門家の手術に任せるべきだと思います。
内科的な糖尿病コントロールは糖質制限でやり、運悪くすでに増殖性変化が進んで網膜剥離になった患者は、我々のような専門家に任せて小切開での硝子体手術で必ず治すのが、現代での理想のような気がします。
それにしても、毎日毎日、糖尿病により網膜症を起こし、硝子体出血、網膜剥離になった患者さんが全国より来ます。
これ以上増やさないためにも、糖質制限、ケトン体栄養生活を広めて頂きたいと思います。
深作 秀春】
こんばんは。
世界的眼科外科医の深作秀春先生から、2016/5/7、あらてつさんのブログにコメントを頂きました。
大変、興味深い重要な内容なので、本ブログで取り上げて記事にさせて頂きました。
深作秀春先生、事後承諾で誠に申し訳ありませんが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
深作先生、拙著やブログをお読みいただきありがとうございます。
また、糖尿病患者さんへ糖質制限食を勧めて頂いて、嬉しい限りであり強い味方を得た思いです。
『まだ、糖尿病性網膜症が軽いので、糖尿病内科の専門医に糖尿病治療を委ねましょうと紹介します。
そして、内服薬やインシュリンなどを使って、内科医は急速に血糖を下げようとするのです。
食事療法でカロリー制限もしていますが、糖質のご飯は同様に食べさせています。
つまり、ご飯を食べて高血糖になり、それをインシュリンで無理やり下げると言う「血糖のジェットコースター」状態となります。
その結果1か月もすると、糖尿病性網膜症は良くなるどころか、どんどん悪化しているのです。』
歯に衣を着せぬ貴重なご意見です。
患者さんサイドに立つ眼科医からも同様の意見を聞きます。
内科の糖尿病専門医に通院しているのに、一旦糖尿病網膜症になったら、基本的に一方通行で、合併症は進行していくそうです。
それが、糖質制限食を実践した糖尿病網膜症患者さんにおいて、進行がぴったり止まり、改善傾向も見られたということで、最初はびっくりしたそうです。
「血糖のジェットコースター」状態(平均血糖変動幅増大)と「食後高血糖」を防ぐことができるのは糖質制限食だけです。
<カロリー制限・高糖質食(従来の糖尿病食)+薬物療法(インスリンや内服薬)>では、深作先生の仰るように「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」は決して防げず、酸化ストレスのリスクとなり、網膜症の進行を止めることはできません。血糖値に直接影響を与えるのは、糖質だけなのです。
『私はかなり前から、血糖値の激しい上下の変化やインシュリンが何らかの悪さをして網膜の血管を障害すると思っていました。
その為に、血糖はやや高めで良いから急に下げたり低血糖になったりしないようにと、何回も多くの内科医に依頼しても、彼らは血糖を下げることしか興味がないかの如く急速に下げようとします。』
糖尿病専門医は、臨床現場では「空腹時血糖値とHbA1c」を血糖コントロール評価の基準にしているので「食後高血糖」や「平均血糖変動幅増大」という最大のリスクを本気でチェックしていないのが現状なのです。
糖尿病専門医がせめてグリコアルブミン(GA)を検査してくれれば、質の悪いHbA1cを見つけ出すことができるのですが、現実には行われていません。
『糖尿病性網膜症は増殖膜変化で網膜剥離を起こし失明に繋がる病気ですが、この増殖膜変化はどうも内科医の糖尿病治療の後に増加しているのです。
血糖値の激しい上下やインシュリンの何らかの作用で血管壁が破けて出血し、それが新生血管や増殖膜変化になっているのはまず間違いないと思います。
つまり、内科医の治療によって糖尿病性網膜症は悪化させられているとしか思えないのです。』
<高糖質食+薬物治療(インスリンや内服薬)>という糖尿専門医のワンパターンの治療では、「食後高血糖」や「平均血糖変動幅増大」は必ず生じ、酸化ストレスリスクがどんどん増大します。
酸化ストレスが増大すると細小血管の病変に悪影響を及ぼし出血もありえると思います。
また細小血管すなわち毛細血管は一層の内皮細胞とそれをとり巻く周皮細胞から構成されていますが、高血糖によるAGEsの形成は、細小血管の周皮細胞も内皮細胞も共に障害します。
これらの理由で、糖尿病専門医の治療によって、糖尿病網膜症がかえって悪化するのだと考えられます。
『日本には優秀な眼科外科医がほとんどいないために、増殖性網膜症による網膜剥離は、大学病院や総合病院のような研修施設で手術すると、ほとんどが手術がうまくいかずに失明させられています。
増殖性網膜症での網膜剥離は、研修病院での手に負える代物ではないのです。
これは研修対象から外し、我々のような海外でも研鑽したり競争して勝ち抜いたような専門家の手術に任せるべきだと思います。』
仰る通りと思います。
そうでないと、糖尿病による増殖性網膜症の患者さんに被害者が続出してしまいます。
『内科的な糖尿病コントロールは糖質制限でやり、運悪くすでに増殖性変化が進んで網膜剥離になった患者は、我々のような専門家に任せて小切開での硝子体手術で必ず治すのが、現代での理想のような気がします。』
こちらも、仰る通りと思います。
『それにしても、毎日毎日、糖尿病により網膜症を起こし、硝子体出血、網膜剥離になった患者さんが全国より来ます。
これ以上増やさないためにも、糖質制限、ケトン体栄養生活を広めて頂きたいと思います。』
この事実は現実に、日本糖尿病学会主導による従来の糖尿病治療(高糖質食+薬物療法)が、まったく上手くいっていない動かぬ証拠と言えます。
少しでも早く糖質制限食の有効性と安全性を医学界に啓蒙していき、従来の糖尿病食(合併症製造食)からの脱却を目指さないと日本の糖尿人が可哀想過ぎます。
2016年01月19日 (火)の本ブログ記事
「眼科外科医の糖質制限食。世界的眼科外科医の深作秀春先生からコメント頂きました。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3662.html
もご参照頂けば幸いです。
江部康二
2016/7/10(日)
朝日カルチャーセンター横浜教室講座のご報告です。
人類最強の「糖質制限」論
ケトン体を味方にして痩せる、健康になる
と題してお話ししましたが、満員御礼の盛況でした。
ブログ読者の皆さんも大勢参加して頂きました。
いつもありがとうございます。
活発な質疑応答もありました。
女性糖尿病患者さんで高雄病院入院もされた方からは、
「糖質制限食半年で髪の毛が黒く回復して、歯周症も改善した」
といううれしいご報告を受けました。
そして、何とあの世界的眼科外科医の深作秀春先生にもご参加頂きました。
講座の前に、ご挨拶して名刺交換したのですが、とても嬉しいサプライズでした。
深作眼科を受診して、初めて糖尿病の診断を受ける患者さんも多いそうです。
そして、その糖尿病の患者さんを糖尿病代謝内科に紹介して治療を開始するとかえって、糖尿病網膜症が悪化することが多く、ずっと疑問に思っておられ、糖質制限食に辿り着かれたとのことでした。
現在、深作眼科では、糖尿病患者さんには糖質制限食を奨めておられ、糖尿病網膜症の経過も良好です。
私も、深作秀春先生という大変強力な味方を得て、嬉しい限りです。
なお、横浜から京都に帰って、参議院選挙に行ってきました。
原子力発電所はできるだけ早く廃止にして欲しいと思っていますので、原発反対の候補と政党に投票しました。
江部康二
☆☆☆
以下は、再掲です。
眼科・深作秀春先生のコメント。糖尿病専門医の治療で網膜症が悪化。
【糖尿病性網膜症を悪化させるもの
いま国際眼科学会講演のためにニューオーリンズに来ています。
当地でも、あらためて江部先生のブログを読んでいます。
江部康二先生の著書を読み、私の患者にも糖質制限食を勧めております。
眼科に糖尿病の自覚が無くて、目がおかしいから来院する方が多いのです。
眼底を見ると糖尿病性網膜症が始まっており、かなり前から糖尿病があったに違いないとわかります。
のどが渇いてやたらと水を飲むとか、よくお小水を出すとか、疲れやすかったとか、いくつも自覚症状があっても、目が悪くなって初めてわかる人が多いのです。
そして、あなたは糖尿病ですねと診断すると、決まって糖尿病なんて言われたことが無いと怪訝そうに言い返します。
血糖が500ぐらいある重症の方でもです。
まだ、糖尿病性網膜症が軽いので、糖尿病内科の専門医に糖尿病治療を委ねましょうと紹介します。
そして、内服薬やインシュリンなどを使って、内科医は急速に血糖を下げようとするのです。
食事療法でカロリー制限もしていますが、糖質のご飯は同様に食べさせています。
つまり、ご飯を食べて高血糖になり、それをインシュリンで無理やり下げると言う「血糖のジェットコースター」状態となります。
その結果1か月もすると、糖尿病性網膜症は良くなるどころか、どんどん悪化しているのです。
私はかなり前から、血糖値の激しい上下の変化やインシュリンが何らかの悪さをして網膜の血管を障害すると思っていました。
その為に、血糖はやや高めで良いから急に下げたり低血糖になったりしないようにと、何回も多くの内科医に依頼しても、彼らは血糖を下げることしか興味がないかの如く急速に下げようとします。
糖尿病性網膜症は増殖膜変化で網膜剥離を起こし失明に繋がる病気ですが、この増殖膜変化はどうも内科医の糖尿病治療の後に増加しているのです。
血糖値の激しい上下やインシュリンの何らかの作用で血管壁が破けて出血し、それが新生血管や増殖膜変化になっているのはまず間違いないと思います。
つまり、内科医の治療によって糖尿病性網膜症は悪化させられているとしか思えないのです。
さらに、日本には優秀な眼科外科医がほとんどいないために、増殖性網膜症による網膜剥離は、大学病院や総合病院のような研修施設で手術すると、ほとんどが手術がうまくいかずに失明させられています。
増殖性網膜症での網膜剥離は、研修病院での手に負える代物ではないのです。
これは研修対処から外し、我々のような海外でも研鑽したり競争して勝ち抜いたような専門家の手術に任せるべきだと思います。
内科的な糖尿病コントロールは糖質制限でやり、運悪くすでに増殖性変化が進んで網膜剥離になった患者は、我々のような専門家に任せて小切開での硝子体手術で必ず治すのが、現代での理想のような気がします。
それにしても、毎日毎日、糖尿病により網膜症を起こし、硝子体出血、網膜剥離になった患者さんが全国より来ます。
これ以上増やさないためにも、糖質制限、ケトン体栄養生活を広めて頂きたいと思います。
深作 秀春】
こんばんは。
世界的眼科外科医の深作秀春先生から、2016/5/7、あらてつさんのブログにコメントを頂きました。
大変、興味深い重要な内容なので、本ブログで取り上げて記事にさせて頂きました。
深作秀春先生、事後承諾で誠に申し訳ありませんが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。
深作先生、拙著やブログをお読みいただきありがとうございます。
また、糖尿病患者さんへ糖質制限食を勧めて頂いて、嬉しい限りであり強い味方を得た思いです。
『まだ、糖尿病性網膜症が軽いので、糖尿病内科の専門医に糖尿病治療を委ねましょうと紹介します。
そして、内服薬やインシュリンなどを使って、内科医は急速に血糖を下げようとするのです。
食事療法でカロリー制限もしていますが、糖質のご飯は同様に食べさせています。
つまり、ご飯を食べて高血糖になり、それをインシュリンで無理やり下げると言う「血糖のジェットコースター」状態となります。
その結果1か月もすると、糖尿病性網膜症は良くなるどころか、どんどん悪化しているのです。』
歯に衣を着せぬ貴重なご意見です。
患者さんサイドに立つ眼科医からも同様の意見を聞きます。
内科の糖尿病専門医に通院しているのに、一旦糖尿病網膜症になったら、基本的に一方通行で、合併症は進行していくそうです。
それが、糖質制限食を実践した糖尿病網膜症患者さんにおいて、進行がぴったり止まり、改善傾向も見られたということで、最初はびっくりしたそうです。
「血糖のジェットコースター」状態(平均血糖変動幅増大)と「食後高血糖」を防ぐことができるのは糖質制限食だけです。
<カロリー制限・高糖質食(従来の糖尿病食)+薬物療法(インスリンや内服薬)>では、深作先生の仰るように「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」は決して防げず、酸化ストレスのリスクとなり、網膜症の進行を止めることはできません。血糖値に直接影響を与えるのは、糖質だけなのです。
『私はかなり前から、血糖値の激しい上下の変化やインシュリンが何らかの悪さをして網膜の血管を障害すると思っていました。
その為に、血糖はやや高めで良いから急に下げたり低血糖になったりしないようにと、何回も多くの内科医に依頼しても、彼らは血糖を下げることしか興味がないかの如く急速に下げようとします。』
糖尿病専門医は、臨床現場では「空腹時血糖値とHbA1c」を血糖コントロール評価の基準にしているので「食後高血糖」や「平均血糖変動幅増大」という最大のリスクを本気でチェックしていないのが現状なのです。
糖尿病専門医がせめてグリコアルブミン(GA)を検査してくれれば、質の悪いHbA1cを見つけ出すことができるのですが、現実には行われていません。
『糖尿病性網膜症は増殖膜変化で網膜剥離を起こし失明に繋がる病気ですが、この増殖膜変化はどうも内科医の糖尿病治療の後に増加しているのです。
血糖値の激しい上下やインシュリンの何らかの作用で血管壁が破けて出血し、それが新生血管や増殖膜変化になっているのはまず間違いないと思います。
つまり、内科医の治療によって糖尿病性網膜症は悪化させられているとしか思えないのです。』
<高糖質食+薬物治療(インスリンや内服薬)>という糖尿専門医のワンパターンの治療では、「食後高血糖」や「平均血糖変動幅増大」は必ず生じ、酸化ストレスリスクがどんどん増大します。
酸化ストレスが増大すると細小血管の病変に悪影響を及ぼし出血もありえると思います。
また細小血管すなわち毛細血管は一層の内皮細胞とそれをとり巻く周皮細胞から構成されていますが、高血糖によるAGEsの形成は、細小血管の周皮細胞も内皮細胞も共に障害します。
これらの理由で、糖尿病専門医の治療によって、糖尿病網膜症がかえって悪化するのだと考えられます。
『日本には優秀な眼科外科医がほとんどいないために、増殖性網膜症による網膜剥離は、大学病院や総合病院のような研修施設で手術すると、ほとんどが手術がうまくいかずに失明させられています。
増殖性網膜症での網膜剥離は、研修病院での手に負える代物ではないのです。
これは研修対象から外し、我々のような海外でも研鑽したり競争して勝ち抜いたような専門家の手術に任せるべきだと思います。』
仰る通りと思います。
そうでないと、糖尿病による増殖性網膜症の患者さんに被害者が続出してしまいます。
『内科的な糖尿病コントロールは糖質制限でやり、運悪くすでに増殖性変化が進んで網膜剥離になった患者は、我々のような専門家に任せて小切開での硝子体手術で必ず治すのが、現代での理想のような気がします。』
こちらも、仰る通りと思います。
『それにしても、毎日毎日、糖尿病により網膜症を起こし、硝子体出血、網膜剥離になった患者さんが全国より来ます。
これ以上増やさないためにも、糖質制限、ケトン体栄養生活を広めて頂きたいと思います。』
この事実は現実に、日本糖尿病学会主導による従来の糖尿病治療(高糖質食+薬物療法)が、まったく上手くいっていない動かぬ証拠と言えます。
少しでも早く糖質制限食の有効性と安全性を医学界に啓蒙していき、従来の糖尿病食(合併症製造食)からの脱却を目指さないと日本の糖尿人が可哀想過ぎます。
2016年01月19日 (火)の本ブログ記事
「眼科外科医の糖質制限食。世界的眼科外科医の深作秀春先生からコメント頂きました。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3662.html
もご参照頂けば幸いです。
江部康二
(江部先生へ)
糖質制限につきまして、ご教示くださりありがとうございました。心より感謝申し上げます。
本日も満席で、糖質制限が世の中に広く親しまれていると感じました。益々のご発展をお祈り申し上げます。
私ごとで恐縮ですが、糖質制限食は糖尿病だけではなく、ダイエットにも効果的と言われておりますように、私も糖質制限食を始めてから、5キロ痩せました。
先ずはお腹がすいたら、コップ一杯の水を飲んで落ち着き、何を食べるのか考える精神的な余裕があれば、食事の質と量が変わります。
騙されたと思って、是非お試しくださいませ。
糖質制限につきまして、ご教示くださりありがとうございました。心より感謝申し上げます。
本日も満席で、糖質制限が世の中に広く親しまれていると感じました。益々のご発展をお祈り申し上げます。
私ごとで恐縮ですが、糖質制限食は糖尿病だけではなく、ダイエットにも効果的と言われておりますように、私も糖質制限食を始めてから、5キロ痩せました。
先ずはお腹がすいたら、コップ一杯の水を飲んで落ち着き、何を食べるのか考える精神的な余裕があれば、食事の質と量が変わります。
騙されたと思って、是非お試しくださいませ。
横浜講演会出席者 さん
朝日カルチャー横浜講座へのご参加、ありがとうございます。
減量成功も良かったですね。
朝日カルチャー横浜講座へのご参加、ありがとうございます。
減量成功も良かったですね。
2016/07/11(Mon) 07:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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