「糖質制限危険説」は一体どこまで真実なのか。東洋経済オンライン。
おはようございます。

2016/7/1(金)
東洋経済オンライン 
http://toyokeizai.net/articles/-/125237


「糖質制限危険説」は一体どこまで真実なのか
根拠なき脅しに惑わされず正しい知識を持て


という記事が掲載されました。

ニュートラルで、きっちりした内容で好感がもてます。

とても良い記事で、糖質制限推進派の私も納得できます。

<糖質制限食 VS 従来の糖尿病食(カロリー制限・高糖質食)>

なお、長期的安全性と有効性に関してですが、従来の糖尿病食にも糖質制限食にも長期の有効性・安全性を示すエビデンスは少ないのは同様です。

しかし、毎日数回「食後高血糖」を生じ、毎日「平均血糖変動幅増大」を生じる『従来の糖尿病食』を長期に続けて何か良いことがある可能性は、理論的にはゼロです。

つまり、合併症予防は理論的に不可能です。

一方『糖質制限食』なら、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」は生じないので、理論的に合併症予防ができる唯一の食事療法です。



江部康二



以下、東洋経済オンライン から一部抜粋してみました。

「糖質制限危険説」は一体どこまで真実なのか
根拠なき脅しに惑わされず正しい知識を持て

空前の「糖質制限ダイエット」ブーム

糖質制限ダイエットが、空前のブームを迎えている。厚揚げをパンに見立てたサンドイッチ、肉と野菜だけが詰まったお弁当、こんにゃく麺を使った冷やし中華――。人気画像投稿SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のインスタグラムでも、糖質制限は30万件近い投稿があり、人気の話題だ。

糖質制限市場を狙ったビジネスも今が花盛りだ。関連書籍や雑誌は今や数え切れないほど出版され、今年に入ってからはコンビニのローソンや外食チェーンのガストなどが、次々「低糖質」を売りにした商品を強化しはじめた。

週刊東洋経済7月2日号(6月27日発売)は、『健康格差』を特集。糖質制限ダイエットの真実にも迫っている。糖質制限とは、血糖値を上げる糖質を多く含んだ炭水化物や甘いものなどを控える食事法のこと。われわれ日本人は、1日の摂取カロリーの6割程度を糖質(成人男性で糖質345g程度=ご飯お茶碗6.2杯分)から摂取しているのが普通だ。
そこから、「減らせば減らした分だけ体重が落ちる」(北里大学北里研究所病院の山田悟医師)。

現在は、3食主食抜きの厳しい方法や、夜だけ主食を抜く方法、さらには1食につきお茶碗半分程度の白米を目安とする、ゆるやかな方法などが一般的だ。日本では、糖尿病患者に対する血糖コントロール法として研究が重ねられてきたが、健常者のダイエットにも効果的だと、10年ほど前から徐々に人気が上昇。今や、多少なりとも体型を気にする人ならば、かなりの割合で挑戦したことがあるダイエット方法となった。


このダイエットの最大の魅力は、短期間で大きな減量効果があること。Nさん(30代・男性)も、その効果を実感した1人だ。子どもの頃から自らの肥満体にコンプレックスを抱いてきたKさんは、これまでカロリー制限、ジム通いといった数々のダイエットに挑戦しては挫折してきた。藁にもすがる思いで雑誌に特集されていた糖質制限に挑戦してみたのが2年半前のこと。1日3食すべて主食を抜くという厳しいやり方で臨んだところ、身長170cmで76kgあった体重が、半年で15kg落ちた。

今なお、挫折はしていない。「食べることが大好きな僕にとって、お腹いっぱい食べられないのはストレス。その点、糖質さえ控えれば、肉も脂っこいものも食べて良いこのダイエットは自分に合っていた。職場の飲み会に参加しても、乾杯のビールを糖質の含まないハイボールに替えれば良いだけだから、心置きなく楽しめる」(Kさん)。


糖質制限ダイエットのカギ

そもそも糖質を制限すると、なぜ痩せるのだろうか。カギとなるのは、別名「肥満ホルモン」とも呼ばれるインスリンの働きだ。

糖質を摂取して血糖値が上がると、それを下げるために膵臓からインスリンが分泌され、血中のブドウ糖を筋肉細胞に蓄積しようとする。だが、ブドウ糖の量が過剰だと、脂肪細胞がそれを取り込み、中性脂肪に変えてしまう。これが、糖質の過剰摂取が肥満につながる理由だ。白米は茶碗一膳で55g、うどん1玉52gと、われわれが「主食」とする穀物の糖質は高い。

一方、タンパク質や脂質は血糖値を上げない。たとえば脂身たっぷりのサーロインステーキを100g食べたとしても、含まれる糖質はたったの0.3g。血糖値がほとんど上がらず、インスリンの大量分泌も起きないので、太りにくいというワケだ。

糖質制限が、脂質を控えたカロリー制限よりも高い減量効果を持つことは、医学的なエビデンスがすでに複数ある。2008年に世界的な権威を持つ医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に掲載された、肥満のイスラエル人に対する2年間の検証によれば、脂質を控えてカロリー制限をしたグループよりも、カロリー制限なしで炭水化物を控えたグループのほうが体重の減少幅は大きく、同時に血中のコレステロール値も低かった。今年6月の米国糖尿病学会では、順天堂大学の研究グループが日本人にも同様の効果があることを報告している。

これだけを聞けば、史上最強のダイエット法のようにも思える。だが、従来の食事の栄養バランスをガラリと変えることになるため、気になるのが安全性だ。「頭がぼーっとする」「階段で息が上がる」というちょっとした体の不調から、「あの著名人の死は糖質制限が原因ではないか?」という深刻なものまで、さまざまなレベルでのうわさが飛び交う。そして事実、日本糖尿病学会が2013年に出した提言では、長期間にわたって極端に糖質だけを制限した食事は「推奨しない」としている。

ただし、数々の「糖質制限危険論」のなかには、間違った糖質制限が原因で引き起こされる不調を指摘している場合や、科学的な根拠が薄いものも少なくない。

まず、「頭が働かない」「力が出ない」といった不調は、糖質制限のやり方を間違えていることが原因だ。糖質制限の第一人者として知られる高雄病院の江部康二医師は、こうした症状について「9割9分の確率でエネルギー不足を起こしている」と指摘する。

熱心なダイエッターたちはつい、脂身たっぷり肉などに抵抗を感じ、低カロリーの豆腐や鶏のささみ、野菜ばかりを選びがちになっている。すると、体重や脂肪は急激に落ちるが、同時にエネルギー不足で元気もなくなってしまう。江部医師は、「適切に行う秘訣は、炭水化物を控えて不足する食物繊維やビタミンCを葉野菜などから補ったうえで、適正カロリー内で動物性脂肪やタンパク質をしっかり取ることだ」と指摘する。

死亡リスクについては、2008年に聖路加国際病院の医師らが、「5年以上の糖質制限で死亡率が高まる可能性がある」という結論の論文を発表。糖質制限危険論者の筆頭格、日本糖尿病学会もこれを論拠の1つとしている。


論文に問題点あり

だが、この論文に問題点が多いことは、すでに複数の専門家が指摘していることだ。山田医師は、この論文が「因果関係のわからない『観察研究』という手法によって書かれているため、死亡率上昇の原因が糖質制限にあるとは言えない」と言う。江部医師によれば、「信ぴょう性のまちまちな論文からデータを集積して記されているため、全体の信ぴょう性が低くなっている」。

この論文は欧米人を対象にしたものだが、2014年に出た日本人を対象とした同様の研究では、糖質摂取量の一番低い被験者の死亡率が最も低い、という正反対の結果も出ている。

糖質制限の危険性を明確に裏付ける根拠が出てこない状況を受けて、長らく糖質制限に異端のレッテルを貼っていた米国糖尿病学会が変わり始めた。まず、2008年には1年間の安全保証期限付きで糖質制限の有効性を認め、2013年には期限なしの容認に至ったのだ。


そして、いまだ糖質制限への慎重な姿勢を崩していない日本糖尿病学会の中にも変化の動きが出てきた。6月中旬に糖尿病学会理事長で東大教授の門脇孝医師にインタビューしたところ、「(糖尿病学会の理事長ではなく)一人の糖尿病研究者として、糖質量を総摂取カロリーの4割以下に抑える糖質制限は、大いに推奨される」との見解が示されたのだ。

門脇医師が推奨するのは、平均的な体格の男性で1日の糖質量を150g以下(=白米茶碗2.7膳分)のゆるやかな糖質制限。実際、東大病院では2015年4月から、糖尿病患者の食事として、従来の糖質が1日の総摂取カロリーの5割以上を占めるメニューに加えて、この4割の「低糖質」メニューも用意しているという。

門脇医師は、実は自身も糖質制限の実践者。「安全性への検証が進めば、より自信をもっておすすめできるようになる」とも言及。かつては糖質制限を強固に反対していた学会内において、そのトップが糖質制限を容認したことは大きな意味を持つ。


安全、危険と言い切るにはまだ早い

間違えてはいけないのが、糖質制限を危険だとする根拠がない一方で、同時に糖質制限を20年、30年といった長期で行った場合に本当に安全なのか、それを証明する検証結果もまた無いということだ。さらに、深刻な腎障害を持った人や妊婦など、糖質制限には慎重になるべき人がいる。

ひとえに糖質制限と言っても、すべての人に同じやり方が適当なわけではないことも忘れてはならない。東京イセアクリニック特別顧問の久保明医師は、現在の糖質制限の加熱ぶりに対してこう警告する。「糖質制限を始めるにあたって、今の自分がどのような健康状態で、普段どのような栄養素をどの程度取っているのかという視点が欠如している人が多すぎる」

糖質制限は危険か安全か、という単純な2元論ではなく、そもそも自分の嗜好やライフスタイルに合った方法なのか、そして自分の目指す体型になるために、現在の食事の何をどう変えれば良いのか。そこから考えるのが最短ルートといえよう。


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
マヨネーズの脂肪酸組成について
糖質制限のメリットデメリットは、自分が体験して初めてわかるもの。
憶測や思い込みで、危険などと発言する医者のいい加減さに腹が立ちます。



ところで、「マヨネーズと糖質制限食」という2011年05月21日 (土)の話題で、
「オレイン酸型食品の雄、マヨネーズは 糖質制限食の優等生です」
というお話とあり、キューピーマヨネーズの脂肪酸組成数値が載っていました。

他のメーカーもそうなのかどうか気になり、糖質がキューピーより多いですが、味の素に聞きましたら、

「ピュアセレクト マヨネーズ」
 α-リノレン酸:リノール酸:オレイン酸は8:27:55

「ピュアセレクト コクうま 65%カロリーカット」
 リノール酸:α-リノレン酸:オレイン酸は6:33:51

「ピュアセレクト サラリア」
 リノール酸:α-リノレン酸:オレイン酸は7:31:52


先生のお話どおり、オレイン酸が多いことがわかりました。

リノール酸が多いとばかり思い込んでいましたので、安心して、マヨネーズを使いたいと思います、ただし摂りすぎには気をつけます。



糖質制限からいえば、キューピーがいいですけど、ヨメさんが味の素マヨネーズが好きだからという。
ヨメさんは糖尿病ではないので、自分と食生活はまったく違います。糖質制限にはぜんぜん興味なし。おかげで体型も(苦笑)
2016/07/04(Mon) 11:53 | URL | 無菜 | 【編集
カロリー
プチ糖質制限からスタンダードに切り替えました

糖質大好き人間としては辛いところですが頑張ります
ふと思ったのですが、ご飯200gは簡単に食べられますが、同等のカロリーを糖質制限メニューで摂るのはなかなか大変なんですね

摂取カロリーの半分以上を糖質で摂取していたので、カロリー不足にならない様に糖質制限を続けたいと思います
ダイエット=カロリー制限と思い込んでいましたが、頭を切り替えたいと思います
2016/07/04(Mon) 12:05 | URL | ほあろ | 【編集
夏井睦先生ブログ読んで痛快!!
都内河北 鈴木です。

週刊東洋経済7月2日号記事・「江部先生と門脇理事長が討論」についてのメ~ルについて読んだ夏井先生の7月2日ブログでの発言が痛快!です。

「本当だとすると、医者のクズ、人間のクズだな。」
真理有る武闘派論客夏井先生の言葉には癒されます。

日本糖尿病学会公認専門家治療と称して悪化一途救急搬送などあり以降、
眼・脳に進行性後遺症被害受けた私本人としては、
患者自身が自力学習、江部先生・糖質制限理論に出会えて改善以上、生還した事へ何等反省学習無い処か、日本糖尿病学会のカロリ~制限食を盲信している信者医者達へは痛烈な言葉ですが、
狂信的信者医者には理解不能かもしれません。

隠蔽嫌がらせは熱心なんですが!!(笑い)
(証明医療デ~タ・文書存在してます。)
事実として信者外・分野外医療の接する関心ある眼科・歯科・脳神経の各院長方々へは提示してあります。

江部先生には上記証明デ~タ・文書は送付してありますから上記文面御理解把握できるかと思います。

今後も江部先生、夏井先生には真の医療理念の御活躍を御願致します。

敬具
2016/07/04(Mon) 12:26 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
立証責任
医学素人の私でも糖質制限が健康的で正しいと確信してます。
人類は700万年前に誕生し、ホモサピエンスは15万年前に誕生し、ホモサピエンスは6万年前に出アフリカを果たし、12000年前に小麦栽培、6000年前に米栽培を始め、以後、それまでの狩猟、漁労、採集(人類本来の食事)から、炭水化物を主食に変えました。炭水化物の栽培は安定的に飢えをしのげるから人類はそうしたのでしょう。しかし、身体的には人類本来の食事が適合しているに違いありません。
例えば、ライオンなど肉食動物に、栄養が偏ってると人間様が考えて、炭水化物や野菜を与えたとして、健康的になるのでしょうか?
牛や馬など草食動物に逆にエネルギーやタンパク質不足と考えて、それらを与えて健康的になるのでしょうか?
たぶん、健康を害するか食べることを拒絶すると思います。何百、何千年前の先祖が決めて延々受け継がれてきたことを変えるからです。
しかし、もし健康的になるなら糖質制限を見直す端緒になると思います。
ここまで江部先生や夏井先生の受け売りですが、もし糖質制限が危険と言いたいなら、そういう実験をされたらいかがでしょうか?
糖質制限を危険視する人たちにそういう立証をする責任があると思います。
なぜなら、人類本来の食事が不健康と常識はずれのことを言ってるからです。
2016/07/04(Mon) 12:58 | URL | コバタケ | 【編集
初めまして、最近糖質制限を始めたばかりの者です。今回のお話と関係の無い質問で申し訳ないですが、私は貧乏なのになぜか太っていました。
3食お米オンリーの生活だったからだと思います。1日で2合ほど食べたりしていましたので…。
糖質制限を始めて、お豆腐、卵、キャベツやネギなど少量の野菜で生活してから、日に日に体重が落ちてきました。何をしても痩せなかったので凄く嬉しいです。

ですが貧乏でお肉やお魚を買うお金が無いため、どうやっても摂取カロリー不足になってしまいます。1日700カロリーくらいでしょうか…?
もっとお豆腐や卵でカロリーを摂取しようと思っても、糖質制限を始めてから食が細くなり食べられません。ちゃんとお肉やお魚を食べた日は、摂取カロリーが1200を越えたりもします。

糖質制限とカロリー制限の併用は危険だと聞きました。したくてカロリー制限しているわけではないのですが、どうしたらいいのでしょうか。
バターや脂などで摂取カロリーを増やせば問題ありませんか?宜しければ教えてください。
2016/07/04(Mon) 13:38 | URL | RIKAKO | 【編集
パラダイムシフト
先生の予言した通りですね。
世間はすさまじい勢いで変化の最中でしょうか。

さて、懺悔ながら糖質制限食で・・・。
今年の年末で糖質制限丸4年が経過します。
当初は、凄まじい糖質制限ぶりでした。
年数の経過とともに、自分に甘くなっています。
基本はスーパーをもとに、おやつがてら(自作のおからとホットケーキミックスを少し加えて作る蒸しパンもどき)食べ、炭水化物の量を糖質量として単純計算しながら、まぁ30~50g程度なら大丈夫だろうと、週に1~2度ほどは緩くなっています。人間、調子よくなると甘いですね。
とはいえ、3食/日とすれば、21食/週ですが、そのうち4食/週ほど、40g前後の食事が入るわけです。
わかっているのです。
だから、自分を軽くしたいのでコメントさせていただきました。

2016/07/04(Mon) 14:08 | URL | クワトロ | 【編集
RIKAKOさん
私も糖質制限を始めた頃は、カロリー不足でヘロヘロになって困りました。お肉もお魚もオリーブオイルも高いですしね。
色々悩みましたが、お肉は「すじ肉」お嫌いですか?
臭いは、一度さっと茹でて茹で汁を捨て、コンニャクと炒めて煮ます。人工甘味料を入れて煮ると美味しいですよ。タンパク質と脂がタップリ摂れます。
「すじ肉」を買う時はパックの中をよく吟味して下さい。文字では表現し難く、慣れてくると自分の好きな部位がわかるようになりますよ。一度で懲りずに何度か挑戦してみて下さい。
2016/07/04(Mon) 16:31 | URL | まちこ | 【編集
Re: パラダイムシフト
クワトロ さん

中等度以上の糖尿病でなければそのくらい問題ないと思います。

美味しく楽しく末長くが、優先順位の一位なので、
我慢する必要はありません。

40gなら緩い糖質制限食の範疇ですね。
2016/07/04(Mon) 16:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
RIKAKO さん

鶏肉や豚肉など比較的安価な、糖質制限食OK食材はどうでしょう?
バターはとてもいいですが、やや高価ですね。

魚も安売りの時や、生協など午後8:30くらいの閉店間際は3割~5割びきになりますね。


2016/07/04(Mon) 16:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: Re: タイトルなし
RIKAKO さん

鶏卵は安くて栄養価の高いタンパク源ですので、嫌いでなければ、バターやラード、牛脂などで調理するか、ゆで卵などで1日3~4個摂取されると良いです。

鶏のむね肉を安売りしているときにまとめ買いして冷蔵庫の冷凍室に保存して調理の1日前に冷蔵室に入れて自然解凍し、舞茸のみじん切りを入れて調理すると柔らかくなります。この情報はNHKのガッテン!という番組で紹介されたものですが、むね肉を柔らかく調理する方法は、低温調理などいくつもありますのでネットで検索してみてください。

高血圧でなければ、塩分を多めに摂取すると糖質制限で起き得る副作用を抑えることができます。塩分が少ない方が健康に良いと考えて薄味にし過ぎると食欲がなくなることがあります。なお、塩分は少なすぎても害があることが判明しています。
2016/07/04(Mon) 18:13 | URL | OgTomo | 【編集
まちこさん
アドバイスありがとうございます。ですが、近所にすじ肉を扱っているお店が無くて…。
ネットで調べたら朝だけ置いてあるお店もあると書いてありましたが、残念ながら午前は仕事ため買いに行くのは厳しそうです。

デパ地下の精肉屋さんではいつでも置いてあるのか、ご存知ですか?…精肉屋さんだとやはり普通にお肉を買った方が安くなってしまいそうですね。
もしすじ肉を見かけたら試してみます。ご親切にありがとうございました。
2016/07/04(Mon) 19:24 | URL | RIKAKO | 【編集
順天堂大学の発表
第76回 米国糖尿病学会(ADA2016)
開催日: 2016年6月10日~14日

日本人の2型糖尿病患者で、6ヵ月間の低糖質食はカロリー制限食よりもHbA1c改善に有効
https://www.m3.com/academy-flash-report/articles/10509?refererType=mailmagazine&portalId=mailmag&mmp=TA160616&mc.l=163069374


 食事療法は、糖尿病の管理において最も重要な方策の1つであるが、同時に多くの患者にとって日常生活で遂行することが最も難しい治療法の1つでもある。そのため、カロリー制限食(CRD)を用いた食事療法について繰り返し指導を受けているにもかかわらず、血糖管理不良の患者も多い。過去の研究によると、西洋諸国では低糖質食(LCD)がCRDの有用な代替となっていると考えられるが(Feinman RD et al. Nutrition 2015; 31: 1-13)、日本ではその有用性について、いまだ十分に検討されていない。このような状況を踏まえ、順天堂大学大学院(代謝内分泌内科学)の佐藤淳子氏らは、日本人の2型糖尿病患者におけるLCDの有効性と安全性を検討する無作為化比較試験を実施した。

 本試験は、無作為化、非盲検、並行群間比較試験であり、順天堂大学病院で2013年9月~2014年11月まで、外来ベースにて実施された。対象は、重症又は重篤な合併症がなく、CRD療法歴のある血糖管理不良の成人2型糖尿病患者66例であった。

 患者は、ベースラインと1、2、4、および6ヵ月目に食事に関する指導を受け、CRD群は理想的カロリーとバランスのとれた栄養素の摂取、LCD群は1日130gの糖質の摂取(その他制限なし)を保つこととした。主要評価項目は、HbA1cのベースラインから6ヵ月後までの変化量、副次評価項目はBMI及び脂質代謝の変化と、低血糖エピソードの頻度とした。統計解析は、Mann-Whitney U検定又はWilcoxon符号順位検定を実施した。

 CRD群32例/LCD群30例(per protocol解析対象集団)は、男性:女性が8例:24例/7例:23例、年齢(平均値±標準偏差)が58.4±10.0歳/60.5±10.5歳であった。また、CRD群/LCD群ではベースラインのHbA1c値[中央値(四分位範囲)、以下同]は8.3(8.0~9.3)%/8.0(7.6~8.9)%、BMI(kg/m2)[中央値(四分位範囲)、以下同]は26.5(24.6~30.1)/26.7(25.0~30.0)であった。試験開始時の薬物療法の状況や治療満足度(DSTQスコア)に、両群で明らかな差は認められなかった。

 HbA1cのベースラインから6ヵ月後までの変化量は、CRD群が0(-0.68~0.4)、LSD群が-0.65(-1.53~-0.1)で、HbA1c低下はLSD群のほうが有意に大きかった(p=0.008)。また、BMIのベースラインから6ヵ月後までの変化量は、CRD群が-0.22(-0.58~-0.24)、LSD群が-0.58(-1.51~-0.16)であり、BMI低下もLSD群で有意に大きかった(p=0.03)。血中脂質の変化量には、両群間で有意差を認めなかった。一方、インスリン療法に伴い低血糖症状を呈した患者は、CRD群では0例であったのに対し、LCD群では4例存在した。

 LCD群では、糖質摂取変化量(中央値)が-87g、摂取カロリー変化量(中央値)が-406kcalで、CRD群のそれぞれ-3gおよび-14kcalよりも明らかに大きな減少がみられた。しかし、試験終了時のLCD群の糖質1日摂取量(中央値)は、設定した130gを上回る149gであり、糖質制限の難しさも浮き彫りとなった。また、LCD群のほうが、糖尿病治療薬は減少する傾向を認めた一方で、試験中止例も多かった。

 患者数の少ない非盲検であったことや、患者申告に基づく食事データの使用、薬物療法の併用等でバイアスも含まれうるといった制限があるものの、本試験から日本人の2型糖尿病患者におけるLCDの有効性が確認された。佐藤氏は、LCD群の一部における低血糖発現を踏まえ、「LCDを試す際は、血糖降下薬の十分な管理も重要」と注意を促すとともに、「今後さらに、より簡便で安全な食事療法に関する長期試験が必要」との見解を示した。
2016/07/04(Mon) 21:52 | URL | 精神科医師A | 【編集
わざわざのご回答、ありがとうございます
私の単なる愚痴こぼしにコメントをいただき恐縮です。
ありがとうございました。
2016/07/04(Mon) 22:37 | URL | クワトロ | 【編集
まちこさま 牛筋
牛筋、デパ地下のお肉屋さんで売っています。
ウィンドウには並んでいないことが多いので、店員さんに尋ねると有るか無いか教えてくれます。
私は、池袋東武の今半で手に入れています。
500gずつ冷凍パックされています。
値段も500~700円ぐらいだと思います。
昔はもっと安かったです。
他の牛筋より、今半のはかなり高級です。柔らかく美味しい。
私は、圧力鍋に葱と生姜を入れて、予め下茹でしてから使っています。
2016/07/05(Tue) 08:08 | URL | 今井 | 【編集
Re: 順天堂大学の発表
精神科医師A さん

情報をありがとうございます。
m3.com 学会速報ですね。

113回日本内科学会講演会2016年4月17日(日曜日,第7ブース) で、ポスター発表された研究を
今回、米国糖尿病学会で発表ですので、糖質セイゲニストとしては嬉しいです。
2016/07/05(Tue) 08:34 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖質制限をして一番感動したことは、
糖質制限を半信半疑で始めて、すぐに体の変化が出ました。
17年間悩んでいた尿もれが、ピタッと止まりました。飛んでも走ってもクシャミをしても大丈夫になりました。
お金を貯めて手術をするつもりでしたが、糖質制限を続ける限りは大丈夫なのでは?と思っています。
2016/07/05(Tue) 09:00 | URL | ぱくぱく | 【編集
Re: 糖質制限をして一番感動したことは、
ぱくぱく さん

それは素晴らしい変化ですね。
糖質制限食で全身の血流・代謝が改善するので、筋肉が本来の力を発揮できるようになったのでしょう。
2016/07/05(Tue) 09:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
順天堂大学発表、、、。
都内河北 鈴木です。

江部先生が糖質制限理論論文発表して何年たちます?
ADAやジョスリンなどがが2005年以降、江部先生糖質制限理論裏づけになるエビデンス発表して何年たちます?

アメリカは医学是正10年スパンで再検証考察している事実!!

日本のの医学は後進国なんですね!!

今回2016年順天堂発表以前に、より明確に理路整然と江部先生が糖質制限理論を発表しているではないですか。

私は何とか2012年9月下旬に江部先生を垣間見て知り、糖尿病重症化する21年が3ヶ月足らずで正常化から服用薬不要に生還出来たのに、
順天堂大学、今更ですよね!!

情けない日本国医療界!!

江部先生・糖質制限理論生還者として痛感しています。

脚気・高木兼寛医師の時代と何等変わらぬ権威肩書き主義の国民無視の島国体質には呆れます。

敬具


2016/07/05(Tue) 10:46 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
Re: 順天堂大学発表、、、。
都内河北 鈴木 さん

順天堂大学、東大病院、確かに遅かったですが、
それでも糖質制限食容認の方向にに変化してきているので、
良いこととは思います。
2016/07/05(Tue) 14:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
門脇先生,ここでも【緩やかな糖質制限食】を提唱
日経メディカル電子版の最新号にこんな記事がありました.

リポート「10年ぶりに見直されるか? メタボ健診」 2016年7月5日

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201607/547430.html&pr=1

記事の内容はタイトル通りで,メタボ基準の必須項目としていた腹囲測定を見直すかどうか,というものなのですが,この記事の最後に,東大 門脇先生のコメントとして,

(メタボの)指導効果を得るコツとして東京大学の門脇孝氏は,

『血糖,脂質,血圧の高値など検査値の異常が見つかった場合には,その原因を医師と患者が⼀緒になって確認していくことが重要と説明.
~中略~
(以前は)脂質量に対する指導を中心に行っていたが,【脂質にこだわらず緩やかな糖質制限を用いるなど】,患者の嗜好や希望に応じて健康的な食事を摂取できるよう指導する姿勢が医師にも求められる 』

と,門脇先生はここでも糖質制限食を提唱しています.

さて,日本糖尿病学会は今後どうするのでしょうね.

2016/07/05(Tue) 15:38 | URL | しらねのぞるば | 【編集
Re: 門脇先生,ここでも【緩やかな糖質制限食】を提唱
しらねのぞるば さん

情報をありがとうございます。

門脇先生、米国糖尿病学会の糖質制限食容認を受けて、

ソフトランディングを目指しておられるのでしょうか。
2016/07/05(Tue) 16:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
門脇孝の変節
門脇孝が変節した最大の要因は、単に金 (病院経営、儲け) の問題ではないだろうか? 糖尿人がどんどん増えてくれたのは「意図した通り」だったが、その割に儲けは増えない、患者が理論武装して歯向かうようになり、同じ金額を売り上げるのにも手間もかかり、コスパが悪い。それに、そういう患者はそのうち来なくなる。学会員からも「何とかしろ」と突き上げが来る。数年前から「40%未満の糖質制限は勧められない」と玉虫色の煙幕で言質を与えず、自分だけはいつでも退却できる体制を整え、隊員を最前線に送り出していたわけだ。梯子を外された学会員、これからどうするんでしょうね? 昨日まで患者に対して「炭水化物は60%取れ」と命令してたわけでしょ? まあ、日比野佐和子、大和田潔は自業自得ですね、自分の商売のために糖質制限批判してただけだから。森谷敏夫に至っては「(自分のように)トレーニングでカロリー消費すれば糖尿病にならない」と単なる自慰行為なので論外。
2016/07/05(Tue) 22:05 | URL | 通りすがり | 【編集
Re: 門脇孝の変節
通りすがり  さん

糖質制限食は、実は、給食の原材料が高価となるので、病院経営的にはややつらい所があるのです。
高雄病院では糖質制限食はかなりの部分、サービスになっています。
2016/07/06(Wed) 13:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可