2016年06月19日 (日)
【16/06/20 muneta
千葉の産科医です。がっこうさんのお子さんの1型糖尿病のことで意見をのべます。
学校検診で尿糖が3+で発見されて、1型と判定されてインスリンをすすめられた方が、昨年2人来院されました。
抗GAD抗体は70前後と、20前後でしたが、HbA1cも同じくらいの15歳の女性です。
糖尿病の専門施設からは、強くインスリンをすすめられたのですが、お母さんが糖質制限を知っていたり、当院で生まれたお子さんだったので、糖質制限で何とかできないかという相談でした。
二人とも糖質の多い食事をしていたのですが、ご飯やお菓子をやめて頑張るというので、糖質制限で、過ごしています。
1年になりますが、1人は、抗GAD抗体も陰性化していたり、もう一人もインスリン分泌は保たれています。食事も唐揚げを主食にして楽しく頑張っています。
検尿でわかった場合は、まだインスリン分泌が保たれている場合が多いと思いますし、糖質制限ですい臓を守っていけば、見通しは明るいと思います。
江部先生のおっしゃるように、ぜひ糖質制限で見守ってあげてくださることをお勧めします。】
産婦人科医の宗田哲男先生から、コメントを頂きました。
宗田先生、ありがとうございます。
2016/6/20
江部康二
【16/06/18
がっこー
15歳の息子が1型と診断されました
初めまして。
15才の息子が学校の尿研修でひっかかりました。
4月の二次健診で空腹時血糖92、1時間後202、2時間後152HbALC5.4でした。
165センチ52kg瘦せ型です。
三次健診の連絡が来てそれまでの2週間糖質制限1日130gを目標に実施しました。
ただし前日夕方の食事はあえて牛丼一杯とサラダを食べさせました。
結果は空腹時血糖84、1時間後175、2時間後143HbALC5.3となりました。
Cペプチド空腹時1.08、1時間後3.83、2時間後4.74です。
しかしながらGADが877という異常な高さで1型と診断されました。
現在はインシュリン注射のタイミングを見るため来月は朝食をとってから検査に来るようにとのことです。
主治医は甘いもの以外はなんでも食べて良いと言います。
ここでお伺いしたいのはGDA877という数値はあり得るのでしょうか?
機械の誤判定?ではと勘ぐっていまいます。
というのも息子には全く自覚症状がありません。
発症した方のブログでもGDAが10を超えている程度でした。
逆にGDA877で自覚症状が無いというケースはあるのでしょうか?
この数値で糖質制限して少しでもインシュリン注射を遅くする希望はあるのでしょうか?
GDA877とはどんな意味合いの数値なのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですがアドバイス頂けると幸いです。】
こんにちは。
1型糖尿病の御子息に関して、がっこうさんから、コメント・質問を頂きました。
がっこー さん、抗GAD抗体が、877U/mlという数値はあると思います。
従いまして、1型糖尿病の診断は間違いないと思います。
一方、抗GAD抗体陽性なら、必ず膵臓のβ細胞を壊すということではありません。
抗体が陽性でも活動してないパターンもあります。
従って抗GAD抗体の数字が高いほど、β細胞がたくさん破壊されるということではありません。
実は、1型糖尿病でインスリン分泌がゼロとなるのは、高血糖によるβ細胞の破壊の方が主と思います。
小学校低学年で発症の1型糖尿病などは、現実には診断が遅れることが多いと思います。
痩せてきたり、水をガブガブ飲むなどの症状は、発症からかなり経過してから出現します。
従って、知らないうちに高血糖が半年、1年持続して、そのためにβ細胞が壊れるというケースが多いのです。
ご子息の場合、早く発見できたので、ラッキーと思います。
「Cペプチド空腹時1.08、1時間後3.83、2時間後4.74」
自分自身の内因性インスリンは、現時点で充分でていますので糖質制限食を実践すれば、膵臓のβ細胞が守られて、当分、インスリン注射なしで血糖コントロールができると思います。
1型糖尿病でインスリン注射なしの方は、私が直接知る限りでも数名はおられます。
『緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準(2012) 日本糖尿病学会
http://www.jds.or.jp/modules/study/index.php?content_id=17
において、
「GAD抗体やICAの抗体価にかかわらず、インスリン分泌能の低下がごく緩徐であるため、あるいは変化しないため、発症(診断)後10年以上たってもインスリン依存状態まで進行しない例がある。」
という記載があります。
食後高血糖を必ず生じる従来の糖尿病食でも、まれに10年以上インスリンフリーな緩徐進行1型糖尿人がおられるということですので、食後高血糖を生じないスーパー糖質制限食なら、もっと長期にわたり、インスリンフリーを達成できる可能性があります。
美味しく楽しくスーパー糖質制限食で、血糖コントロール良好を保ち、できるだけ長くインスリンフリーを目指しましょう。
江部康二
千葉の産科医です。がっこうさんのお子さんの1型糖尿病のことで意見をのべます。
学校検診で尿糖が3+で発見されて、1型と判定されてインスリンをすすめられた方が、昨年2人来院されました。
抗GAD抗体は70前後と、20前後でしたが、HbA1cも同じくらいの15歳の女性です。
糖尿病の専門施設からは、強くインスリンをすすめられたのですが、お母さんが糖質制限を知っていたり、当院で生まれたお子さんだったので、糖質制限で何とかできないかという相談でした。
二人とも糖質の多い食事をしていたのですが、ご飯やお菓子をやめて頑張るというので、糖質制限で、過ごしています。
1年になりますが、1人は、抗GAD抗体も陰性化していたり、もう一人もインスリン分泌は保たれています。食事も唐揚げを主食にして楽しく頑張っています。
検尿でわかった場合は、まだインスリン分泌が保たれている場合が多いと思いますし、糖質制限ですい臓を守っていけば、見通しは明るいと思います。
江部先生のおっしゃるように、ぜひ糖質制限で見守ってあげてくださることをお勧めします。】
産婦人科医の宗田哲男先生から、コメントを頂きました。
宗田先生、ありがとうございます。
2016/6/20
江部康二
【16/06/18
がっこー
15歳の息子が1型と診断されました
初めまして。
15才の息子が学校の尿研修でひっかかりました。
4月の二次健診で空腹時血糖92、1時間後202、2時間後152HbALC5.4でした。
165センチ52kg瘦せ型です。
三次健診の連絡が来てそれまでの2週間糖質制限1日130gを目標に実施しました。
ただし前日夕方の食事はあえて牛丼一杯とサラダを食べさせました。
結果は空腹時血糖84、1時間後175、2時間後143HbALC5.3となりました。
Cペプチド空腹時1.08、1時間後3.83、2時間後4.74です。
しかしながらGADが877という異常な高さで1型と診断されました。
現在はインシュリン注射のタイミングを見るため来月は朝食をとってから検査に来るようにとのことです。
主治医は甘いもの以外はなんでも食べて良いと言います。
ここでお伺いしたいのはGDA877という数値はあり得るのでしょうか?
機械の誤判定?ではと勘ぐっていまいます。
というのも息子には全く自覚症状がありません。
発症した方のブログでもGDAが10を超えている程度でした。
逆にGDA877で自覚症状が無いというケースはあるのでしょうか?
この数値で糖質制限して少しでもインシュリン注射を遅くする希望はあるのでしょうか?
GDA877とはどんな意味合いの数値なのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですがアドバイス頂けると幸いです。】
こんにちは。
1型糖尿病の御子息に関して、がっこうさんから、コメント・質問を頂きました。
がっこー さん、抗GAD抗体が、877U/mlという数値はあると思います。
従いまして、1型糖尿病の診断は間違いないと思います。
一方、抗GAD抗体陽性なら、必ず膵臓のβ細胞を壊すということではありません。
抗体が陽性でも活動してないパターンもあります。
従って抗GAD抗体の数字が高いほど、β細胞がたくさん破壊されるということではありません。
実は、1型糖尿病でインスリン分泌がゼロとなるのは、高血糖によるβ細胞の破壊の方が主と思います。
小学校低学年で発症の1型糖尿病などは、現実には診断が遅れることが多いと思います。
痩せてきたり、水をガブガブ飲むなどの症状は、発症からかなり経過してから出現します。
従って、知らないうちに高血糖が半年、1年持続して、そのためにβ細胞が壊れるというケースが多いのです。
ご子息の場合、早く発見できたので、ラッキーと思います。
「Cペプチド空腹時1.08、1時間後3.83、2時間後4.74」
自分自身の内因性インスリンは、現時点で充分でていますので糖質制限食を実践すれば、膵臓のβ細胞が守られて、当分、インスリン注射なしで血糖コントロールができると思います。
1型糖尿病でインスリン注射なしの方は、私が直接知る限りでも数名はおられます。
『緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準(2012) 日本糖尿病学会
http://www.jds.or.jp/modules/study/index.php?content_id=17
において、
「GAD抗体やICAの抗体価にかかわらず、インスリン分泌能の低下がごく緩徐であるため、あるいは変化しないため、発症(診断)後10年以上たってもインスリン依存状態まで進行しない例がある。」
という記載があります。
食後高血糖を必ず生じる従来の糖尿病食でも、まれに10年以上インスリンフリーな緩徐進行1型糖尿人がおられるということですので、食後高血糖を生じないスーパー糖質制限食なら、もっと長期にわたり、インスリンフリーを達成できる可能性があります。
美味しく楽しくスーパー糖質制限食で、血糖コントロール良好を保ち、できるだけ長くインスリンフリーを目指しましょう。
江部康二
千葉の産科医です。がっこうさんのお子さんの1型糖尿病のことで意見をのべます。学校検診で尿糖が3+で発見されて、1型と判定されてインスリンをすすめられた方が、昨年2人来院されました。抗GAD抗体は70前後と、20前後でしたが、HbA1cも同じくらいの15歳の女性です。糖尿病の専門施設からは、強くインスリンをすすめられたのですが、お母さんが糖質制限を知っていたり、当院で生まれたお子さんだったので、糖質制限で何とかできないかという相談でした。二人とも糖質の多い食事をしていたのですが、ご飯やお菓子をやめて頑張るというので、糖質制限で、過ごしています。1年になりますが、1人は、抗GAD抗体も陰性化していたり、もう一人もインスリン分泌は保たれています。食事も唐揚げを主食にして楽しく頑張っています。検尿でわかった場合は、まだインスリン分泌が保たれている場合が多いと思いますし、糖質制限ですい臓を守っていけば、見通しは明るいと思います。江部先生のおっしゃるように、ぜひ糖質制限で見守ってあげてくださることをお勧めします。
定説は真実とは限らない!
糖尿病学会の治療の間違いがよくわかります。
低インシュリン=糖質制限に尽きると!
糖尿病合併症は高血糖によるものではない!
高インシュリン療法は動脈硬化を促進する!
インシュリンは毒性が強く、分泌促進薬は使わない!
糖尿病体質は長生きできる(インシュリン分泌が少ないから)
鳥類は高血糖で、300~800mg/dlだが、血管障害はなく、天寿を全うしている。
糖尿病網膜症でもインシュリンをやめて、高血糖でも可逆的に正常回復する。
その他、通説を覆す治療成績が参考になります。
パワーポイントの講演スライドや動画がありますので以下を参照ください。
ブログリンク先
http://e.oisyasan.ne.jp/asahi-cl/
新井 圭輔
(あさひ内科クリニック院長)
糖尿病学会の治療の間違いがよくわかります。
低インシュリン=糖質制限に尽きると!
糖尿病合併症は高血糖によるものではない!
高インシュリン療法は動脈硬化を促進する!
インシュリンは毒性が強く、分泌促進薬は使わない!
糖尿病体質は長生きできる(インシュリン分泌が少ないから)
鳥類は高血糖で、300~800mg/dlだが、血管障害はなく、天寿を全うしている。
糖尿病網膜症でもインシュリンをやめて、高血糖でも可逆的に正常回復する。
その他、通説を覆す治療成績が参考になります。
パワーポイントの講演スライドや動画がありますので以下を参照ください。
ブログリンク先
http://e.oisyasan.ne.jp/asahi-cl/
新井 圭輔
(あさひ内科クリニック院長)
2016/06/20(Mon) 14:24 | URL | 元気な中高年 | 【編集】
元気な中高年 さん
1)
過剰なインスリンは、酸化ストレスとなり、がん、老化、動脈硬化、糖尿病合併症、アルツハイマー病などのリスクとなります。
2)
基礎分泌インスリンは、ヒトの生命維持に必要不可欠です。
3)
スーパー糖質制限食でも、基礎分泌の2~3倍レベルのインスリンは分泌されますし、
追加分泌インスリンも必要不可欠です。
4)
高血糖のリスクも、独立して明確にあります。
①早朝空腹時血糖値が140mgを超えてくるとがんのリスクとなります。(エビデンスとなる論文あり)
②食後高血糖もガンや血管障害のリスクとなります。(国際糖尿病連合2007,2011、エビデンスあり)
5)
インスリン注射やSU剤がない時代から糖尿病は存在して、高血糖の害による合併症でで平均寿命は短かったです。
1)2)3)4)5)が、科学的な事実です。
元気な中高年 さんも、ご自分でしっかり考えて、判断しましょう。
1)
過剰なインスリンは、酸化ストレスとなり、がん、老化、動脈硬化、糖尿病合併症、アルツハイマー病などのリスクとなります。
2)
基礎分泌インスリンは、ヒトの生命維持に必要不可欠です。
3)
スーパー糖質制限食でも、基礎分泌の2~3倍レベルのインスリンは分泌されますし、
追加分泌インスリンも必要不可欠です。
4)
高血糖のリスクも、独立して明確にあります。
①早朝空腹時血糖値が140mgを超えてくるとがんのリスクとなります。(エビデンスとなる論文あり)
②食後高血糖もガンや血管障害のリスクとなります。(国際糖尿病連合2007,2011、エビデンスあり)
5)
インスリン注射やSU剤がない時代から糖尿病は存在して、高血糖の害による合併症でで平均寿命は短かったです。
1)2)3)4)5)が、科学的な事実です。
元気な中高年 さんも、ご自分でしっかり考えて、判断しましょう。
2016/06/20(Mon) 17:05 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、宗田先生お忙しい中貴重なご意見ありがとうございました。
息子にもまだ可能性があることが分かって安堵しております。
糖質制限続けていきます。
主治医が、どんな意見なのか気になるところです。
息子にもまだ可能性があることが分かって安堵しております。
糖質制限続けていきます。
主治医が、どんな意見なのか気になるところです。
2016/06/21(Tue) 18:59 | URL | ガッコー | 【編集】
はじめまして、
先生のブログを拝見し、
緩徐進行性1型糖尿病と糖質制限について、アドバイスいただきたく連絡いたしました。
男性(59歳 )です。 身長 168cm 体重 59kg
毎年受けている健康診断でA1Cの値が5.7~5.9とやや高く、今年3月に糖尿の専門医院に受診したところ、抗AGD抗体陽性で緩徐進行性1型糖尿病と診断されました。
早期発見でインスリンが分泌されている状態なので今のところインスリンの必要は無く経過観察といわれています。
過去の健康診断の結果を見ると、6~7年前からA1Cや空腹時血糖が高くなり始めているので、6~7年前に1型糖尿病に罹患下のではないかと思っています。
糖質制限を始める前は、玄米や野菜中心の直生活をしていました。お酒は飲みせん、タバコもすいません。
緩徐進行性1型糖尿病と診断せれてから、掛かり付けの医師に相談しながら私になりに膵臓に負担をかけない、血糖値の上下の変動が少ない食生活が良いと思い長質制限を始めようと思いました。
糖質制限は、今年、1月中旬から1日120g以下(週一回は甘お菓子などを食べていました)をはじめ、1型糖尿病と診断されたため3月20日からスーパー糖質制限を始めました。
今後、できれば糖質制限など食生活や生活習慣の改善でインスリンを使わず生活していきたいと思っています。
(掛かり付けの医師は糖質制限には否定派ですが、私が糖質制限を行っていることについては受け入れて頂いています。)
その上で、先生に幾つか質問があります。
○ ブログには1型糖尿病でインスリンフリーを続けている患者さんの話が載っていますが、緩徐進行性1型糖尿病での糖質制限の効果、インスリンフリーの可能性などをお聞かせください。
○ 緩徐進行性1型糖尿病での糖質制限行っていくうえで注意点をお聞かせください。
○ 尿素窒素の値が高くなってきたが大丈夫ですか?
○ 中性脂肪、低い HDLとLDLが高いが大丈夫ですか?
○ スーパー糖質制限を始めて約1ヵ月後に検査を受けましたがA1Cの値に変化は見られませんでした、なぜでしょうか?A1C 6.0%(3/9)→6.1%(4/20)
今後、A1Cが下がる可能性はありますか?
○ ケトン体について、時々血液(リブレで測定)でケトン体を測定しています。
200~300ぐらいです。
ケトン体の数値があまり上がりませんが、ケトン回路に切り替わっていないと言う事ですか?
よろしくお願いします。
年齢 59歳 身長 168cm 体重 59kg
検査結果
2023/3/9 2023/4/20
抗GAD抗体 36.6 -
インスリン空腹 2.7 -
c-ペプチド 1.2 -
A1C 6.0 6.1
血糖(BS)前 110 113
総ケトン体 269 164
アセト酢酸 63 39
3ヒドロキシンカク酸 206 125
尿素窒素 22.6 32.0
中性脂肪 42 42
HDL 70 87
LDL 140 188
先生のブログを拝見し、
緩徐進行性1型糖尿病と糖質制限について、アドバイスいただきたく連絡いたしました。
男性(59歳 )です。 身長 168cm 体重 59kg
毎年受けている健康診断でA1Cの値が5.7~5.9とやや高く、今年3月に糖尿の専門医院に受診したところ、抗AGD抗体陽性で緩徐進行性1型糖尿病と診断されました。
早期発見でインスリンが分泌されている状態なので今のところインスリンの必要は無く経過観察といわれています。
過去の健康診断の結果を見ると、6~7年前からA1Cや空腹時血糖が高くなり始めているので、6~7年前に1型糖尿病に罹患下のではないかと思っています。
糖質制限を始める前は、玄米や野菜中心の直生活をしていました。お酒は飲みせん、タバコもすいません。
緩徐進行性1型糖尿病と診断せれてから、掛かり付けの医師に相談しながら私になりに膵臓に負担をかけない、血糖値の上下の変動が少ない食生活が良いと思い長質制限を始めようと思いました。
糖質制限は、今年、1月中旬から1日120g以下(週一回は甘お菓子などを食べていました)をはじめ、1型糖尿病と診断されたため3月20日からスーパー糖質制限を始めました。
今後、できれば糖質制限など食生活や生活習慣の改善でインスリンを使わず生活していきたいと思っています。
(掛かり付けの医師は糖質制限には否定派ですが、私が糖質制限を行っていることについては受け入れて頂いています。)
その上で、先生に幾つか質問があります。
○ ブログには1型糖尿病でインスリンフリーを続けている患者さんの話が載っていますが、緩徐進行性1型糖尿病での糖質制限の効果、インスリンフリーの可能性などをお聞かせください。
○ 緩徐進行性1型糖尿病での糖質制限行っていくうえで注意点をお聞かせください。
○ 尿素窒素の値が高くなってきたが大丈夫ですか?
○ 中性脂肪、低い HDLとLDLが高いが大丈夫ですか?
○ スーパー糖質制限を始めて約1ヵ月後に検査を受けましたがA1Cの値に変化は見られませんでした、なぜでしょうか?A1C 6.0%(3/9)→6.1%(4/20)
今後、A1Cが下がる可能性はありますか?
○ ケトン体について、時々血液(リブレで測定)でケトン体を測定しています。
200~300ぐらいです。
ケトン体の数値があまり上がりませんが、ケトン回路に切り替わっていないと言う事ですか?
よろしくお願いします。
年齢 59歳 身長 168cm 体重 59kg
検査結果
2023/3/9 2023/4/20
抗GAD抗体 36.6 -
インスリン空腹 2.7 -
c-ペプチド 1.2 -
A1C 6.0 6.1
血糖(BS)前 110 113
総ケトン体 269 164
アセト酢酸 63 39
3ヒドロキシンカク酸 206 125
尿素窒素 22.6 32.0
中性脂肪 42 42
HDL 70 87
LDL 140 188
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