糖質制限サミット2016「 糖質制限食の今と未来」のご報告。糖質制限のあゆみ。
こんばんは。

2016/6/12(日)東京、品川プリンスホテルメインタワーで、

糖質制限サミット2016「 糖質制限食の今と未来」

が開催されました。

満員御礼の大盛況で、本ブログ読者の皆さんも多数ご参加頂き、ありがとうございました。

私もパネラーの一人として参加しました。

一番最初に、「糖質制限食のあゆみ」と題して20分間お話ししました。

パネルディスカッションでは、

糖質制限食、
ケトン食、
ケトン食とがん、
アイオワ大学とNIHのがんとケトン食研究、
GLUT1欠損症、
脳のエネルギー源、
日本のがんの変遷、
赤ちゃんとケトン体、
妊婦とケトン体・・・

などなど盛りだくさんの話題で盛り上がり、質問タイムがほとんどとれない状況でした。

懇親会でも質問攻めと写真攻めにあい、新幹線の時間ぎりぎりまで付き合いましたが、ほとんど食べる暇がありませんでした。

帰りの新幹線でサケとばとナッツとハイボール、家に帰って、刺身と糖質ゼロ麺と、糖質ゼロ発泡酒と焼酎の水割りで心地よく眠りにつきました。


パネラーの白澤卓二先生、南雲吉則先生、溝口徹先生、宗田哲男先生、ありがとうございました。
お疲れ様でした。

司会の 斎藤 糧三先生
総合司会の 南 美希子さん、
ありがとうございました。

とても有意義な楽しい会でした。


☆☆☆


以下は、私の講演内容です。


1)糖質制限のあゆみ
2016年6月12日(日)17:00~ 20分間

糖質制限サミット
品川プリンスメインタワー17階 

財団法人高雄病院
社団法人日本糖質制限医療推進協会
理事長 江部康二


2)インスリン発見以前

糖尿病治療食=糖質制限食

糖尿病学の父と呼ばれるエリオット・ジョスリン医師が執筆した「ジョスリン糖尿病学」の初版は1916年の刊行。
炭水化物は総摂取カロリーの20%が標準と記載。
背景にはこの頃すでに「食後血糖値を上昇させるのは、3大栄養素のなかで主として糖質である」という認識あり。


3)インスリンの発見・抽出・使用

1921年、カナダの整形外科医フレデリック・バンティングと医学生チャールズ・ベストがインスリンの抽出に初めて成功。
1922年、トロント総合病院において、当時14歳の1型糖尿病患者、レナード・トンプスン少年に世界で初めてインスリンを注射し、血糖のコントロールに成功。


4)米国糖尿病学会による推奨食事療法の変化


1950年、米国糖尿病学会(ADA)ガイドラインを初制定。
  炭水化物40%を推奨。
1971年改訂、炭水化物45%を推奨。
1986年改訂、炭水化物60%を推奨。
1994年改訂の際は、総摂取カロリーに対するたんぱく質摂取量の割合は10〜20%という規定はあるものの、炭水化物・脂質の規定は撤廃。

*インスリンの発見以後、炭水化物の摂取比率は増え続けたが、1994年で一定の歯止めがかかった。


5)血糖と糖質・蛋白質・脂質 米国糖尿病学会 2004年

摂取後血糖に直接変わるのは糖質のみである。
糖質は速やかに吸収され、120分以内に100%血糖に変わる。
蛋白質は直接血糖に変わらない。
脂肪は直接血糖に変わらない。

「炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有している。
  炭水化物だけが、血糖値に直接作用する。」

1997年版では蛋白質50%、脂質10%未満が血糖に変わるとしていたが、2004年版で削除・変更。
*ADA:Life With Diabetes A Series of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center 2004


6)栄養素が血糖に変わる割合と時間→間違いだった。

糖尿病教室パーフェクトガイド 1997、ADA  医歯薬出版、2001年より

たんぱく質が50%血糖に変わる・・・間違い
脂質が10%未満血糖に変わる・・・間違い

7)近年の米国糖尿病学会(ADA)と糖質制限食

ADAは、2007年まで糖尿病の食事療法において糖質制限食は推奨しないとしていた。
2008年、「食事療法に関する声明2008」において、「減量が望まれる糖尿病患者には低カロリー食、もしくは低炭水化物食によるダイエットが推奨される」と、1年の期限付きで、糖質制限食の有効性を認める見解を記載。
2011年、肥満を伴う糖尿病患者に2年間の期限付きで糖質制限食の有効性を容認。

2013年、 「食事療法に関する声明2013」において期限や限定なしで、糖質制限食を容認


8)ADAが糖質制限食も受容 2013年10月、5年ぶりに「食事療法に関する声明」を改訂

全ての糖尿病患者に適した唯一無二の食事パターンは存在しない。 
患者ごとに個別に様々な食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食, DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能。
炭水化物、蛋白質、脂質における理想的な比率を示唆するエビデンスはない。(B)
炭水化物摂取をモニタリングは、依然として血糖管理の改善における重要な戦略。(A)

「成人糖尿病患者の食事療法に関する声明(Nutrition Therapy Recommendations for the Management of Adults With Diabetes)2013」

9)ADAの見解は日本糖尿病学会への痛烈な批判

(1)2013年ADA(米国糖尿病学会)の最新の見解
「全ての糖尿病患者に適した唯一無二の食事パターンは存在しない」

(2)日本糖尿病学会は、1969年の食品交換表第2版以降、2013年の第7版まで、40年以上一貫してカロリー制限食を唯一無二の食事療法として推奨し続けている。

*ADA(米国糖尿病学会)の最新の見解(1)は、
日本糖尿病学会の推奨(2)に対する痛烈な批判となっており、
糖質制限食にとって大きな追い風と言える。


10)日本の糖尿病食の歴史
約100年前の大正時代の最先端の糖尿病食事療法は「厳重食」と呼ばれたスーパー糖質制限食であった。
文豪・夏目漱石(1867〜1916年)は、糖尿病。1916年、厳重食によって、糖尿病と糖尿病神経障害は著明に改善したが、胃潰瘍のために死亡。
1938(昭和13)年、1943(昭和18)年に刊行された女子栄養大学の栄養学の雑誌の「厳重食」の解説をみると、まさに「厳重食=スーパー糖質制限食」であった。
1943年ごろの日本ではまだ厳重食のほうが糖尿病食事療法として幅を利かせていた。
1965年「食品交換表」初版から「カロリー制限食」の開始。


11)日本糖尿病学会の「食品交換表」

日本糖尿病学会の「食品交換表」の初版が1965年に発行。
「(1)適正なカロリー(2)糖質量の制限(3)糖質、たんぱく質、脂質のバランス(4)ビタミンおよびミネラルの適正な補給」と記載。

1969年「食品交換表」第2版、発行。
「(1)適正なカロリー(カロリーの制限)(2)糖質、たんぱく質、脂質のバランス(3)ビタミンおよびミネラルの適正な補給」と変更。
初版にあった糖質量の制限という記載を削除。

その後、食品交換表は1978年第3版、1980年第4版、1983年第4版補、1993年第5版、2002年第6版と改訂があったが、基本は唯一無二の「カロリー制限」食で、糖質60%、脂質20%、たんぱく質20%という総摂取エネルギー比率。

12)糖尿病治療ガイドの変化
「糖尿病治療ガイド」は日本糖尿病学会が発行している糖尿病診療のガイドブック。1999年に初版が作成されて以来,ほぼ2年おきに改訂され、発行。
「食事療法」という項目で、初版から「2012-2013」版までは「適正なエネルギー摂取量」を通常「男性では1400〜1800kcal」「女性では1200〜1600kcal」と一貫して記載。
「2014-2015」版では「男性では1400〜2000kcal」「女性では1200〜1800kcal」と15年ぶりに、 200kcal増加に変更されていた。
大きな変化であるが、増加に関して学会からは何の説明もない。
「糖尿病治療におけるカロリー制限食には、長期的有効性・安全性に関してエビデンスはない」という私たちの批判に対して、200kcal増やして、矛先をかわした?


13)糖質制限食の「凍結と復活」

戦前までは糖尿病治療食として、夏目漱石も食べた厳重食(ほぼスーパー糖質制限食)があった。しかし1969年に発行された食品交換表第2版以降は、糖質制限の考え方に基づいた食事療法は日本では凍結。

その後、国内での糖質制限食の臨床実践は、1999年に私の実兄、江部洋一郎医師が高雄病院で開始し、有効例を重ねるまで途絶えた。同時期に釜池豊秋医師も愛媛県宇和島市で実践を開始した。→糖質制限食の復活。


14)糖質制限食、医学論文の発表
高雄病院では2001年以降、病院をあげ精力的に研究。
  2004年、「復活」以降の、糖質制限食に関する最初の医学論文を発表。
*江部康二他「糖尿病食事療法として糖質制限食を実施した3症例」  
京都医学会雑誌51(1):125-130、2004
2008年、坂東浩医師、中村巧医師、約1000人の肥満患者を治療して糖質制限食の有効性を報告。
*坂東浩,中村巧「カーボカウントと糖質制限食」治療,90(12):3105-3111,2008
2009年、2010年、江部康二も引き続き医学雑誌に論文を発表。
*江部康二「主食を抜けば(糖質を制限すれば)糖尿病は良くなる!」治療,91(4):682-683,2009
*:江部康二「低糖質食(糖質制限食carbohydrate restriction)の意義」内科,105(1):100-103,2010


15)糖質制限食の普及と書籍①

2005年、本邦初の一般向け書籍を出版。
*江部康二「主食を抜けば糖尿病は良くなる!糖質制限食のすすめ」
  2005年、東洋経済新報社
2006年、荒木裕医師「断糖宣言!」、エディットハウス
2007年、釜池豊秋医師「医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術」 、実業之日本社
「糖質制限食」という言葉が、日本で一般に普及していったのは、一般向け書籍が出版された、2005年以降から。
この間日本糖尿病学会はメディアへのプレスリリースなどで、繰り返し糖質制限食の長期安全性に対して、科学的根拠の乏しい批判的見解を発表。
2011年、夏井睦医師は自身のサイトで、2012年、三島塾塾長・三島学氏は月例会で糖質制限関連の情報を発信し続け、2014年、フェイス・ブック糖質制限グループも立ち上がり、大きな波となっていった。


16)糖質制限食の普及と書籍②

2009年、溝口徹医師、「うつ」は食べ物が原因だった!、青春出版社
2011年、南雲 吉則医師、「50歳を超えても30代に見える生き方」、講談社
2012年、山田悟医師、「糖質制限食のススメ」、東洋経済新報社
2012年、白澤卓二医師、「<白澤式>ケトン食事法」、かんき出版
2013年、斎藤 糧三医師、「腹いっぱい肉を食べて1週間5㎏減! ケトジェニック・ダイエット」、SB新書
2013年、夏井睦医師、「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学」、光文社新書
2014年、渡辺信幸医師、「日本人だからこそ『ご飯』を食べるな 肉・卵・チーズが健康長寿をつくる」、講談社
2015年、宗田哲男医師、「ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか」、光文社新書
2016年、江部康二、「人類最強の『糖質制限』論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる」、SB新書


17)糖質制限食の普及と医師、転換点

日本糖尿病学会会員の医師から多数、学会にディベート開催の要望あり。
2012年1月15日、第15回日本病態栄養学会年次学術集会で「糖尿病治療に糖質制限食は是か?非か?」ディベート開催。京都国際会館。
  糖質制限食が医学界の表舞台に初登場したという大きな意味あり。
  「是」側の演者は江部康二。門脇孝日本糖尿病学会理事長が座長。
  久保明医師(高輪メディカルクリニック)が「非」側の演者。
  通常3000人規模の学会に約4000人の医師・栄養士が参加して大盛況。
ディベートを境に江部康二のブログのアクセス数は1000件ほど急増し、全国の医師会、保険医協会、病院などからの講演依頼が増加。糖質制限食に興味を抱き、自分で始める医師も目に見えて増加。

18)ケトン体の安全性の確認
絶食療法初期やケトン食では、血中総ケトン体は3000〜4000μM/Lくらいで、
  基準値(26~122)の30〜40倍もの高値。インスリン作用が保たれている限り、
  それ自体は生理的な現象でまったく安全。一時的に酸性血症となるが、
  人体の緩衝作用によって、しばらくすると正常なpHに戻る。

2014年第17回日本病態栄養学会。宗田医師らの発表。
 *胎児の胎盤(絨毛間液)の平均βヒドロキシ酪酸値、平均1730μmol/L(58検体)
 *新生児の血中平均βヒドロキシ酪酸値は、 平均240.4μmol/L(312例、生後4日)
 *成人の現行の基準値は、 βヒドロキシ酪酸値は85 μmol/L以下。
2015年第18回日本病態栄養学会。宗田医師らの発表。分娩時60検体。
 *胎盤組織液の平均βヒドロキシ酪酸値は2235.0μmol/L、臍帯血は平均779.2μmol/L

血糖の基準値は空腹時「60〜109mg/dl」。食後血糖値が180mgを超えてくると、リアル タイムで血管を傷つけ、酸化ストレスを引き起こし、動脈硬化の大きなリスク。血糖値が基準値の30倍(3000mg)ともなれば想像を超えた数値であり、当然生命を保てない。
血糖値の安全範囲は、ケトン体に比し極めて狭い。

19)糖質制限食・医師アンケート2263名
日経メディカル・オンライン2014年7月9日号の記事。
インターネットで医師にアンケートし、2263名が有効回答。
支持が15.1%、どちらかというと支持が43.2%。
合計58.3%の医師が容認し、過半数超え。
3人に1人は、自ら糖質制限食を実践。
4人に1人が、患者さんに推奨。
支持派にも温度差はあるが、一般の医師においては、すでに支持派が過半数を超えており、革命は終了していた?
糖質制限食に興味ある医師が多く回答した偏りはありえるが、この事実を日本糖尿病学会はどう考えるのか?


20)今日の治療指針2015年版  
       
糖尿病の食事指導に糖質制限食が初登場
日本の医学書で最もポピュラーなものの一つが「今日の治療指針」。
1959年が初版で毎年刊行され、医療機関の9割以上が所持。
糖質制限食が初登場 → 今昔(こんじゃく)の感(かん)あり。
山田悟医師(北里研究所病院糖尿病センター・センター長)が執筆。
 冒頭で『・・・食事療法に唯一無二の方法は存在しない。・・・
 ・・・選択可能な食事療法として、カロリー制限食、糖質制限食、
 順番ダイエット、低GI食、地中海食などがある・・・』と記載。
米国糖尿病学会2013年10月の栄養療法に関する声明を意識した内容。
次いで、カロリー制限食と糖質制限食の解説。
糖質制限食の具体的な解説に大きくスペース。
残念ながら、2016年の「今日の治療指針」は再び、カロリー制限食。


21)糖質制限食の未来
2012年1月、第15回日本病態栄養学会年次学術集会の
  ディベート「糖尿病治療に糖質制限食は是か?非か?」は、
  医学界における大きな転換点となった。
2013年10月、米国糖尿病学会(ADA)が「栄養療法に関する声明」において糖質制限食を正式に容認したことは大きな追い風となった。
  5年に一度程度改訂されるADAの「栄養療法に関する声明」は、
  権威ある重みのあるものである。
2014年1月、第17回日本病態栄養学会において宗田医師らの研究発表によりケトン体の安全性が確認されたことも大きな追い風となった。
糖質制限食の広がりは、歴史的な流れを見ると、いよいよ加速している。
生理学的事実・基礎理論に基づく糖質制限食の未来は明るい。



江部康二



☆☆☆

「高齢化社会ニッポン」を救う、ドクターが集結!
糖質制限サミット2016

6月12日(日) 17:00- @品川プリンスホテルメインタワー


一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会(JFDA)は、この度「糖質制限サミット2016」と題したパネルディスカッションを開催します。

痩せる食事法として急速に認知度を高めている糖質制限ダイエットは、「超高齢化社会ニッポン」を救う健康的な食事法、そしてアンチエイジングの切り札としても注目されています。

その一方で、侃侃諤諤、賛否両論の意見がマスコミを賑わしてもいます。

いったい何が正しくて、何が間違っているのか? 

「糖質制限」について、日本を代表する斯界の権威が一堂に会し、正しい「糖質制限」の普及につとめます。

パネラーは、糖質制限の第一人者、江部康二先生、一日一食健康法を確立した「奇跡の還暦」南雲吉則先生、「ケトン体が人類を救う」の著者、宗田哲男先生、オーソモレキュラー医学の第一人者、溝口徹先生、そしてアンチエイジング研究のトップランナー、白澤卓二先生の5名(順不同)。

司会は、一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会(JFDA)副理事長の斎藤糧三先生です。

臨床でのエビデンスをもとに繰り広げられるスリリングなドクターたちの大討論会をお見逃しなく!

糖質制限サミット2016 

ディスカッションテーマ「 糖質制限食の今と未来」



【日時】
・ 2016年6月12日(日)

【会場】
・シンポジウム 17:00~19:00 品川プリンスホテルメインタワー 17F
・懇親会 19:00~21:00 品川プリンスホテルメインタワー 15F

【パネラー】(五十音順)

・江部 康二( えべ・こうじ)
  一般財団法人 高雄病院理事長 一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長
・白澤 卓二( しらさわ・たくじ)
  一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会(JFDA) 理事長 白澤抗加齢医学研究所(株)所長
・南雲 吉則( なぐも・よしのり)
  ナグモクリニック 総院長
・溝口  徹( みぞぐち・とおる)
  新宿溝口クリニック 院長
・宗田 哲男( むねた・てつお)
  宗田マタニティクリニック 院長

【司会】
・ 斎藤 糧三( さいとう・りょうぞう)
  一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会(JFDA) 副理事長 (株)日本機能性医学研究所所長

【総合司会】
・ 南 美希子( みなみ・みきこ)
 アナウンサー/エッセイスト


【参加費】
・講演会 一般 11,000円(税込) 会員 9,000円(税込)
・講演会&懇親会 一般 16,000円(税込) 会員 14,000円(税込)
・懇親会 一般 6,000円(税込) 会員 6,000円(税込)


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
毎日の投稿を楽しみに拝読しております。
私約20年間の糖尿人です。一昨年10月から糖質制限を開始し、Wt82kg→60kg 夕のみオイグルコン服用時 Hba1c 5.9~6.2 → 現在内服中止で 5.8
今年5月末の血液検査でも異常なく快適な生活を送る事が出来ております。
比較的悶絶する事もなく減量でき、糖質制限との出会いに感謝の日々です。
いかんせん息子が日に日にWtアップしており私の経験談を聞かせるのですが、Wtは減る様相が見えません。第一子も誕生し自覚を願い、帰省時に声かけしていますが。Ht170㎝ Wt90~ある様です。息子への効果的な助言の仕方などありましたらお教え頂ければと思いこの欄への投稿をいたしました。ご指導いただければ幸いです。
2016/06/13(Mon) 23:14 | URL | a.usagi | 【編集
糖質制限サミット2016に参加して
(感想)
私は糖尿病患者で、糖質制限サミット2016に初めて参加させて頂きました。
前半のシンポジュウムは、とても活気があって充実しており、後半の懇親会は、先生方と共に楽しいお食事会でした。

上記徒然日記の中で、糖質制限食に関わるドクターのお名前が、江部康二先生を含め14名と三島塾長1名、合計15名記載してあります。
来年の糖質制限(東京)サミット2017も、糖質制限食を支持するより多くの先生方が一つとなって、糖質制限食を行う患者さんや一般の方々との気軽な交流の場となるよう期待しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
2016/06/14(Tue) 03:06 | URL | 糖尿病徒然日記の愛読者 | 【編集
こんにちは。海外在住ですが、空港で偶然先生の本を見かけ、わずかながら糖質制限(朝昼は主食を取り、夜は主食抜き)を数週間行い、一昨日、妊娠糖尿病50g糖負荷試験を受けてきました。現在、妊娠26週です。結果は146で不合格。不妊治療時代より「基準値内ではあるが血糖値が高め」と聞いていたので、妊娠糖尿病になってしまうかもしれないとずっと危機感を抱いていました。先生の本を読み、理にかなっていて、簡単で、わかりやすい!と思い、妊婦ということもあり、ゆっくりではですが糖質制限を続けてきました。ですので、今回の結果が本当に残念な事と、今後75gの再検査が控えているため(実際にはこちらでは100gのようです)、何としても合格できるようにと今勉強をしているところです。妊婦が糖質制限を行う事は先生の本も読み、抵抗は無いのですが、色々考えても素人判断でよく分からなかったことを質問させていただきたく思います。
①再検査までの数日間、糖質制限を行い、再検査で75gのブドウ糖を急に飲むと、逆に血糖値が以前より上昇してしまうのではないか。
②朝昼は主食の制限はせず、夜のみに行うことは夜の食後の血糖値、翌日の朝食後の血糖値の上昇を招かないか。
③プチ糖質制限をしている場合も、分食をしたほうがいいのか。
④今回の検査でわずかながらに不合格となり、自分なりに原因を考えてみました→ほぼ毎日牛乳を飲んでいた(今はヨーグルトに切り替えましたが)、睡眠時間が短かった、ストレス、分食をしていなかった、食事のことばかりに気を取られ、食後の運動がおろそかになっていた などを考えてみましたが、先生から見てどの原因が大きいと思われますか?

妊娠糖尿病と判断されれば、血糖値測定器などで食前食後の血糖値が分かるようになると思うのですが、今は手元にはなく、さぐりさぐりの状態です。でも、何としてでも再検査を突破したいです。海外に住んでいて、ただでさえ不便で不安です。入院や食事指導が入り、炭水化物たっぷり食べなきゃいけないなんてことになるのが怖いです。
どうぞ宜しくお願いします。
2016/06/14(Tue) 07:59 | URL | くるみ | 【編集
食事について質問させていただきます。
江部先生
初めまして。いつもブログを拝見させていただいております。
突然の質問で恐縮です。
私は現在、乳がんで闘病中です。主人も癌になり、夫婦で闘病生活を送っており、糖質制限の食事をしております。
主人は今月初めまで放射線治療をしていましたが、副作用で味覚がおかしくなり、治療中にあまり食べられなくなってしまうこともあり、一気に8〜9kg痩せてしまいました。今は放射線も一旦終わり、食欲も戻ってしっかり食べていますが、糖質制限の食事をしていると、炭水化物は食べないため、体重維持は出来ても太ることはありません。かなり痩せてしまったので、あと4〜5kgは戻したいなと思っていますが、なかなか難しいのです。糖質制限の食事でも体重を増やす食材、食品はありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
2016/06/14(Tue) 08:15 | URL | ikueuki | 【編集
Re: タイトルなし
a.usagi さん

糖質制限食で、肥満改善、糖尿病改善、良かったです。
オイグルコンは、副作用の多い薬なので、休薬できたのは素晴らしいです。

人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる
(SB新書) 新書 – 2016/4/6


を、息子さんが読んでくれれば、いいですね。

あとは英国の諺にあるように
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」
ということとなります。

2016/06/14(Tue) 09:56 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限サミット2016に参加して
糖尿病徒然日記の愛読者 さん

糖質制限サミット2016へのご参加、ありがとうございます。
今後とも、糖質制限食のより一層の普及にむけて、活動を続けていきますので
応援よろしくお願い申し上げます。
2016/06/14(Tue) 09:58 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
くるみ さん

「①再検査までの数日間、糖質制限を行い、再検査で75gのブドウ糖を急に飲むと、逆に血糖値が以前より上昇してしまうのではないか。 」
検査前の3日間以上は、150g/日以上の糖質を摂取しましょう。

「②朝昼は主食の制限はせず、夜のみに行うことは夜の食後の血糖値、翌日の朝食後の血糖値の上昇を招かないか。」
妊娠糖尿病で、インスリンなしを希望されるなら、3食とも糖質制限がいいと思います。
<妊娠中の血糖値コントロール目標>は
朝食前血糖値70~100mg/dl
食後1時間血糖値140mg/dl未満
食後2時間血糖値120mg/dl未満
GA(グリコアルブミン)15.8%未満
となります。
これを満たすなら、緩やかな糖質制限でもOKです。

「③プチ糖質制限をしている場合も、分食をしたほうがいいのか。 」
どうしても糖質が食べたいなら分食ですね。
緩やかな糖質制限なら、分食は必要ないと思います。

「④今回の検査でわずかながらに不合格となり、自分なりに原因を考えてみました→ほぼ毎日牛乳を飲んでいた(今はヨーグルトに切り替えましたが)、
睡眠時間が短かった、ストレス、分食をしていなかった、食事のことばかりに気を取られ、食後の運動がおろそかになっていたなどを考えてみましたが、先生から見てどの原因が大きいと思われますか? 」

どれも少しは関与している可能性はあります。
一方、緩やかな糖質制限なら、全て問題は解決すると思います。
緩やかな糖質制限食は、一回の食事の糖質量が「30~40g」で一日三回です。
それで充分と思います。
なおスーパー糖質制限食は一回の食事の糖質量が「10~20g以下」となります。
勿論、スーパー糖質制限食でも問題ないです。
2016/06/14(Tue) 10:13 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 食事について質問させていただきます。
ikueuki さん

オリーブオイル、エゴマ油、ココナッツオイルなどしっかり脂質を摂って、カロリーを確保しましょう。
豚バラ、牛サーロインなど動物性脂肪もカロリー確保にいいですね。

あとアボカドは果物の中で一番糖質が少なくて、糖質制限OK食品で、カロリーも多いです。



2016/06/14(Tue) 10:18 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生、お返事ありがとうこざいます。本を買った方から直接アドバイスが頂けて、嬉しく安心しました。

やはり糖質制限直後に糖負荷試験をすると結果が逆に悪くなってしまうんですね…。素人判断で再検査まで糖質制限を始めないでよかったです。再検査まで1日150gの糖質を分食しながら摂取していこうと思います。

再検査後は妊娠糖尿病と確定してもしなくても、糖質制限をしようと思います。妊婦の糖質制限について先生のブログを拝見していきます。本当にありがとうございました。
2016/06/14(Tue) 12:38 | URL | くるみ | 【編集
先日はお疲れさまでした。
私も糖質制限サミットに参加させていただきました。江部先生のお話を直接聞くことができるなんて、私にとって貴重で大切な2時間となりました。糖質制限食の今に至るまでの背景とお人柄を感じさせられる素敵なお話、本当にありがとうございました。

私は今大学3年生です。栄養学や食事コントロールとは全く関係のない、四年制大学に通っています。

ですが高校生の頃に、低糖質な食事法をはじめ、ケトジェニックダイエットに出会い現在元気に生活をしております。

今更ながら私は管理栄養士の仕事に魅力を感じ、目指すことのできる専門学校に通いなおし、一から勉強を始めようと考えているところです。

そこで、"イメージ"ではありますが
そういった専門学校は
従来の典型的な バランスの良い食事、
炭水化物60%の…
を良いと認知してきた先生方が指導しているイメージを勝手ながらに抱いております。


12日に宗田先生が
○○栄養学校の提供した入院食 と、酷い写真を用いてお話をなさっておりましたが、
そういった御指導をなさる先生方から教わり、疑問を抱きながらも資格のためにはとりあえず… といった専門学校生活を送るのであろうか、と不安を感じております。


でも管理栄養士を目指すのであれば
仕方がないですよねm(_ _)m


食事が原因で、身体を壊していたり、体型維持ができずに困っている方々の食事コントロールを、サポートできるような人になりたいです。





2016/06/14(Tue) 13:21 | URL | サトウ | 【編集
Re: タイトルなし
くるみ さん

妊婦と糖質制限については、
なんと言っても、
産婦人科医師で私の友人の宗田哲男先生のサイトが、参考になりますよ。

http://ketontai.com/profile

http://muneta.org/
2016/06/14(Tue) 15:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
サトウ さん

私達、糖質制限賛成派の医師も、医学部で糖質制限食を学ぶ機会はゼロでした。

医学部卒業後、相当経過したあとに、「糖質制限食の有効性・安全性」について
自分の頭で考えて決断して、参入した次第です。

2016/06/14(Tue) 16:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生、本当に本当にありがとうございます。不妊治療を1年半して、体外受精で授かった赤ちゃんで、つわりもほとんどなく、ここまで順調に来ていたので、本当に心配していましたが、先生のおかげで気分が楽になりました。はい、宗田先生のサイトもこれから拝読し、勉強します。
また結果が出たら報告させてください!これからもブログ楽しみにしています。
2016/06/14(Tue) 16:25 | URL | くるみ | 【編集
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