国立国際医療研究センターの植木浩二郎氏は糖質制限食に肯定的。
【16/05/28 ぴのこ

NHK「先どり きょうの健康」

江部先生、こんにちは。

先生もご覧になられたかもしれませんが、今日、NHK「先どり きょうの健康」という番組でテーマが「糖尿病 治療の秘けつ」を見ました。

番組の中で糖質制限食の話がほんの少しでしたが出ました。

解説の国立国際医療研究センター 糖尿病研究センター長 植木浩二郎氏は、

「一定の糖質制限食は有効。しかし極端に制限するのは治療の効果、安全性に議論がある。しかしながら食事療法はずっと続けなければいけないので患者が楽しく続けられることと治療に効果があることが重要。私の患者で糖質制限食を希望する人には効果を見ながら一緒に楽しく続けられるように努力している」

とかなり肯定的と思われるコメントでした。】


こんにちは。

ぴのこ さんから、NHK「先どり きょうの健康」の解説で、国立国際医療研究センター 糖尿病研究センター長 植木浩二郎先生が糖質制限食に肯定的なお話しをされたというコメントを頂きました。
テーマは「糖尿病 治療の秘けつ」です。

ぴのこさん、とても嬉しい情報をありがとうございます。

植木浩二郎先生は、東大におられた時から、常に冷静でニュートラルな姿勢を貫いておられて私も大変尊敬しております。

NHKにしては快挙ですね。

2013年1月13日(日)京都国際開会で開催された、
「第16回日本病態栄養学会年次学術総会のMeet the ExpertⅡ-2」
というセッションにおいて、東大糖尿病・代謝内科(当時)の植木浩二郎先生は

『脳はケトン体も利用できる』
『脂肪摂取率 25%未満でなければならないということに科学的根拠はない』
『蛋白質摂取量も体重基準で推奨しているが,これも科学的根拠はない』
『カロリー制限食に糖尿病患者の寿命を延長させるというエビデンスはない』


ということを、淡々と発言しておられました。

これらの科学的真実を普通に語るということは、今の糖尿病学会では結構難しいことなので、大変共感を覚えました。

また、Medical Tribune 2014年5月8日号において 、SGLT2阻害薬の特集記事が掲載されたことがあります。

その中で、植木浩二郎東京大学大学院分子糖尿病科学講座特任教授は、

「治療の選択肢が増えることは歓迎したい。しかし、SGLT2阻害薬の位置付けはこれから。当面は,肥満があり比較的若い糖尿病患者が適応になるだろう」

血糖値が上がるのは糖分の取り過ぎが一因。したがって、まず食事療法で炭水化物を制限する。それでも血糖をコントロールできない場合、この薬の投与を考えるのが望ましい」

と発言しておられます。

植木浩二郎先生、ニュートラルで信頼できる素晴らしいご発言です。

植木先生のような考えの糖尿病専門医が増えれば、合併症に苦しむ糖尿人が激減すると思います。

現行の<カロリー制限食(高糖質食)+薬物療法>では、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」が必ず生じて酸化ストレスリスクとなり、合併症予防は困難なのです。


☆☆☆

国立国際医療研究センター病院のサイト、スタッフ紹介から

植木 浩二郎 糖尿病研究センター長、 第一内分泌代謝科医長

東京大学医学部卒業
東京大学大学院医学系研究科 特任教授

コメント
「個々の患者さんの嗜好やライフスタイルを尊重する治療を行います。
そして、糖尿病が治る日を目指して研究も行っています。」




江部康二










テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
「糖質セイゲニストin北九州」月例会の運営方針の変更について ② 補足説明
昨日の「糖質セイゲニストin北九州」月例会の運営方針の変更について
の補足説明をさせてください。

少々、補足説明をさせていただきます。

これからも、これまで同様、和気藹々、江部式「糖質制限」の習熟に努める場を提供していきたいと思います。

ただし、参加者の増加に伴い、場が狭くなったことと、新たに、さまざまな考えを持つ人を迎えることとを想定して、思い切って提案した次第です。

年間を通してみると、それぞれ冠婚葬祭、私事、いろいろあるかとは思いますが、
参加人数の把握という運営の都合で、あえて年間会員制としてみました。
これまで、申し込みが、メール、フェイスブックのコメント、メッセージ、お友達に伝えておきましたとか、さらには突然の来訪とか、把握が難しかったことへの反省です。

すなわち、私個人としても、本業の遂行はもちろんですが、講演、執筆の依頼の増加による多忙を想定しました。
かつ、ランチの食器・食材の準備の安定性ということもあります。

多忙のため、あるいは、遠方のため、年の半分も出られないが、参加の道を閉ざしてほしくないという方のためには、ビジター会員という制度も加えたいと思います。
近々に、告知しますので、お申し出いただければと思います。

例)今のところの、ご質問
①何人程度の月例会を想定しているか
A:6~8月、50~80名(の部屋を確保しています。)
②今後の月例会のプログラムのラインナップ
A:6月は、マグネシウムについて。基本と時事を取り混ぜます。読書会(同じ書籍を読んで、内容について話し合う)も計画しています。要予習。
③時間は何時から何時までなのか
A:12時~17時の予約なので、12時半~16時半の開催
④実習の、特にパンの講習などは今後も企画されること
があるか
A:各種イベントを計画しています。「パンの講習」はもちろん、さまざまなジャンルのグループとの交流、ミニ講演会も企画しています。
2016/06/01(Wed) 14:41 | URL | 北九州 三島 | 【編集
糖質制限1年生で「糖質制限の主食もどきレシピ」読み直す
昨年6月上旬から「スーパー糖質制限」始めて、そろそろ1年になろうとしています。

途中、糖質制限ができそうなレシピを探しては片っ端から作って食べ、台湾素食、ベジタリアンにも、首突っ込みましたが、やはりどれも辛い。

水分ばかりほしくなり、塩分取りすぎじゃないかと心配になります。

レシピはどれも「おかず」用ですね。

これじゃあ長続きしない。いずれ、いやになる。

最近、味付けの濃いおかずばかりに飽きて、さっぱりしたものがほしくなりました。

ああ、ごはんが食べたい。



で、原点に還って、先生の「糖質制限の主食もどきレシピ」など読み直して、再考中です。「ごはんもどき」豆腐ごはん、「麺もどき」です。

2016/06/01(Wed) 16:32 | URL | 無菜 | 【編集
初めまして。初めてコメントさせていただきます。
いつもブログを読ませて頂いています。

私は一週間ほど前にもらった血液検査の結果が悪く、HbA1cの値が7.0を越えていたので、糖質制限食を始めました。
一週間経って、体重が95.9kg→92.7kg、体脂肪が42.3%→40.2%と体質が改善しており、今後も続けていこうと思います。

本題なのですが、私は糖質制限食を始める前から、アルファGPCというサプリメントを毎日服用しています。これは成長ホルモンの分泌を活発にする効果があるとのことでダイエット効果を期待して服用を始めたのですが、調べてみると成長ホルモンはインスリン抵抗性があり血糖値を上昇させ、過剰分泌されると糖尿病の原因になるとのことが書いてありました。
糖質制限食を続けるとして、このアルファGPCは服用し続けていても大丈夫なのでしょうか?
明日が糖尿治療の初診なので血糖値は現在日常的に計測しておらず、服用時とそうでない時の値の違いはわかりません、申し訳ありませんが何かわかりましたらお返事をお待ちしております。
2016/06/01(Wed) 18:46 | URL | ひろよし | 【編集
大阪府内科医会 第18回推薦医部会講演会
http://opa.japha.jp/2016/05/5h2831218.html

順天堂大学 田村好史

特別講演「糖尿病患者における運動と糖質の意義を再考する」

…運動量に合わせて糖質を調整すれば、高血糖と同時に脂肪肝の改善にも貢献する可能性があると指摘された
2016/06/01(Wed) 22:32 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: タイトルなし
ひろよし さん

私は、サプリを使いませんし、興味もありませんので
アルファGPCのことも全く知りません。

ともあれ、糖質制限食をキッチリ実践されるなら、サプリは必要ないと思います。
2016/06/01(Wed) 22:43 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 大阪府内科医会 第18回推薦医部会講演会
精神科医師A さん

異所性脂肪とインスリン抵抗性と糖質、

興味深い情報をありがとうございます。
2016/06/01(Wed) 22:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
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