脱・肥満県  宮崎の未来を考えるシンポジウム ご報告
こんにちは。

脱・肥満県 
宮崎の未来を考えるシンポジウム
〜糖質制限という選択〜
2016年4月10日(日)


のご報告です。

4月10日(日)の宮崎市は、あいにくの小雨が降るお天気でしたがなんと400名を超える参加者で、大盛況となりました。

事務局に用意して頂いていた
『糖質制限の教科書』2015年(洋泉社)
『人類最強の「糖質制限」論~ケトン体を味方に して痩せる、健康になる』
2016年(SB新書)
は、あっという間に売り切れたそうです。

4月9日(土)に飛行機で宮崎入りして前夜祭では、「尾崎牛」や「イノシシの生ハム」「8年間熟成の豚生ハム」などのレア物をご馳走して頂き、バローロワインなどもしっかり呑みました。
とてもとても美味しかったです。 (^^)

私は、第一部で70分間、糖質制限食のお話しをしました。

人類史、
人類の食生活3段階と血糖変動幅、
酸化ストレス、
米国では糖質摂取比率が増え、脂肪摂取比率が減り、肥満倍増、
三重の肥満ホルモンインスリン、
米国糖尿病学会が2013年、糖質制限食を正式に容認、
胎盤、新生児、臍帯のケトン体濃度は高値が当たり前、
ケトン体の安全性、
脳はブドウ糖だけでなくケトン体もエネルギー源として利用、
糖尿病ケトアシドーシスは、インスリン作用欠落が前提、
糖質制限食、地中海食、脂肪制限食・・・糖質制限食が一番体重減少
症例報告、
江部康二の検査データ、
日本の糖尿病合併症:人工透析16000人、失明3000人、足切断3000人、
従来の糖尿病食(カロリー制限高糖質食)は『合併症製造食』、
米国では糖尿病は増え続けているが合併症は半減、
久山町の悲劇:糖尿病激増、
糖質制限食とその可能性:糖質制限食は人類本来の食事、人類の健康食

などなど、盛りだくさんにお話ししました。


第二部では
倉元光明先生(医師)
亀川寛大先生(医師)
長野仁美氏(熱血ナース Mrs.GAGA)
上田耕市氏(株式会社虎屋代表取締役社長)
佐藤有紀氏(ラディッシュセブン 取締役店長)
江部康二

の6名で、糖質制限実践パネルディスカッションを行いました。

倉元先生は、糖質制限食実践で減量成功され、逆流性食道炎も改善しゴルフで一日歩いても足がつらなくなったと体験を語られました。糖質制限食による糖尿病治療や夏井睦先生の湿潤療法を実践しておられます。

亀川先生は、ラーメン医者(365日で375杯のラーメンを食べたそうです)の頃は、食事のたびに眠たくなっていたのが、糖質制限後はまったく眠気とはさよならで、仕事の能率が非常に良くなったとのことでした。宮崎医科大学(現宮崎大学)第一外科の出身で、倉元先生の後輩です

Mrs.GAGAは、ご自身の長年の手のアトピー性皮膚炎が糖質制限食で全快し、ブログでも写真入りで公開しておられます。
Mrs.GAGAのブログは、月に20~30万のアクセスがある人気ブログです。

上田社長は、糖質制限で15kgの減量に成功され、実験的にもう一回糖質を食べて10kgリバウンドし、もう一回糖質制限食に戻され、減量です。糖質制限OKな洋菓子、和菓子を作って頂いていて、糖質セイゲニストの強い味方です。

佐藤店長は、玄米菜食では、減量できなかったのがMrs.GAGAの指導をうけて糖質制限食を実践され、100kgあった体重が2週間で90kgになったそうです。糖質制限OKなお惣菜を作って頂いていて、やはり糖質セイゲニストの強い味方です。


2年前の2014/2/23(日)に行った糖質セイゲニストin宮崎 講演会 「カロリー制限から糖質制限へ」も熱気に溢れる講演会でしたが、医師の参加はお一人でした。

その後Mrs.GAGAの、ご尽力により、宮崎でも、複数の医師が糖質セイゲニストとなり、今回の講演会では、10名くらいの医師が参加されました。宮崎の糖質制限食、未来は明るいですね。

最後に事務局の皆さん、お招き頂いてありがとうございました。

そしてスタッフの皆さん、400人を超える大イベントの大成功は、皆さんの貢献のおかげです。

ご苦労様でした。お疲れ様でした。ありがとうございました。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
いつもお世話になっております
お忙しい中質問に何度もお答えくださりありがとうございます。
勉強不足の看護師なのですが、特に薬などジェネリックになったりしまして、名前で薬剤が想像できなくなる昨今。
DPP-4阻害剤(ジャヌビア、トラゼンタ、ネシーナ、エクアなど)と
SU剤(アマリール、グリミクロン、オイグルコンなど)のブログを拝見しました。

ある患者さんがビデュリオンというインシュリン?を1回/週 皮下注されてます。(初めて知りました)

~GLP-1受容体作動薬であるエキセナチドを有効成分とする世界で初めての週1回投与の2型糖尿病治療薬です。~ということらしいですが・・・

これはどういった作用機序なのでしょうか?

****
嘔吐下痢、インフル、スポーツ、熱中症予防など何を保水されてますか?
アミノバイタル、バーム、OS-1 etc.などは安全でしょうか?(糖類の量で決まるのでしょうが)
2016/04/11(Mon) 23:54 | URL | ぴーなっさん | 【編集
ありがとうございました
御講演及び前夜祭で先生のお話をお聴きし、大変有意義でした。
更に勉強したいと思います。ありがとうございました。
2016/04/12(Tue) 08:20 | URL | 木下浩 | 【編集
Re: いつもお世話になっております
ぴーなっさん

アストラゼネカのサイトから以下一部引用です。

http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/2013051602
ビデュリオン®皮下注は、GLP-1受容体作動薬であるエキセナチドを有効成分とする週1回投与の2型糖尿病治療薬です。GLP-1は食事摂取に伴い消化管から分泌され、すい臓からのインスリン分泌を促進するホルモン「インクレチン」のひとつです。エキセナチドはこのGLP-1と同様の作用を有し、血糖値が高い状態においてインスリン分泌を促し、血糖値を改善します。

エキセナチドは1日2回投与製剤であるバイエッタ®皮下注として日本においては2010年10月に製造販売承認を取得いたしましたが、この度、新たなエキセナチド製剤として持続性製剤であるビデュリオン®皮下注を、世界で初めての週1回投与の2型糖尿病治療薬として発売することとなりました。』


通常の水分補給に関しては
2015年07月24日 (金)の本ブログ記事
「糖質制限OKな飲み物。夏の水分補給。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3462.html
をご参照いただけば幸いです。

下痢や嘔吐があるときは電解質の補給が必要で、点滴がいいですね。
糖尿人が水分補給を目的として点滴をする場合は、生理的食塩水が中心となります。す
なわち、ブドウ糖は含まれておらず、糖質ゼロ・カロリーゼロの点滴です。
約0.9%パーセントの食塩水で、細胞液または体液・血液と等しい浸透圧をもっています。
この場合は、血糖値を上昇させることなく脱水が改善できます。
2016/04/12(Tue) 10:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ありがとうございました
木下浩 先生

宮崎市に糖質セイゲニストの医師が増えて、嬉しい限りです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
2016/04/12(Tue) 10:56 | URL | ドクター江部 | 【編集
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