< カロリー制限・高糖質食+薬物療法>では、合併症予防は困難!
こんにちは。

まさえさんから、1年前の健康診断で糖尿病の診断を受けたあと、糖質制限食を実践されて、1年後の検査でコントロール良好になったというコメントを頂きました。


【16/02/08 まさえ

ありがとうございます!

江部先生、こんにちは。

糖質制限のすごさを実感し、感謝をお伝えしたく、全く無関係なこちらにコメント、という形をお許しください。

私は38歳、女性です。
父母兄、と家族全員が糖尿です。

母は透析の末、多臓器不全で他界
父は数年前に腎不全、脳出血で現在透析中
兄(44歳)は一型糖尿病で昨年脳梗塞(幸い軽かったため仕事復帰)

という、糖尿オンパレードの家系ながら、奇跡的に免れていたのですが、昨年ついに健康診断後に病院から直接「受診したほうがいい」と連絡が来てしまい、絶望的な気持ちになっていました。

しかし、食事や水分をかなり制限し、薬を飲み、インシュリンを打ち続けていたにも関わらず、3人ともどんどん悪くなっていくのを目の当たりにしていたため、なんとなく病院には足を運べずにいました。

なんとかならないか必死にいろいろと調べていくうちに、江部先生のブログや監修のショップへたどり着き、ブログなどを拝見しながら病院へは行かずに、糖質制限を始めました。

血糖値は測れないものの、体重がスルスルと落ちていきました。

痩せればいいわけではないと戒めながら、たまに甘えながらも1年が経ち、先月、ドキドキしながら1年ぶりに健康診断を受けました。

送られてきた診断結果を恐る恐る開けました。

体重     61.6㎏ → 53.1㎏
空腹時血糖値 199 → 125
HbA1c    9.4% → 5.8%

となっていました。

糖尿オンパレードの家系で糖質制限だけで下がるのかドキドキしましたが、びっくりしました。

ストイックさが足りず、空腹時血糖値はまだ少し高いですが、諦めずに慌てずに一生続けようと思います!!

来年の健康診断は、空腹時血糖値も正常範囲にまで下げるのが目標です。

糖尿オンパレードの家族ですが、諦めずにがんばります!

江部先生、本当に本当にありがとうございます。】



まさえさん。

糖質制限食1年間で、HbA1cが9.4%から5.8%とは、見事な改善です。

早朝空腹時血糖値も125mg/dlですから、境界型くらいなので、もうすぐ正常値になりそうですね。
良かったです。

ご両親とも透析ですから、まさえさんも血糖コントロールを良好に保つことが大変重要です。

御母上は残念でした。

「食事や水分をかなり制限し、薬を飲み、インシュリンを打ち続けていたにも関わらず、3人ともどんどん悪くなっていく」

ここで疑問が出てきます。

現在、毎年新たに、糖尿病が元で、人工透析16000人、失明3000人、足切断3000人の合併症が発症しています。

これらの方々は、全て医師や栄養士の言うことを聞かずに、薬もまともに内服せずに暴飲・暴食をしたのでしょうか?

いえいえそんなことはありません。

ほとんどの方は、まさえさんのご両親と同様、医師や栄養士の言うとおりに、つらくとも我慢してカロリー制限食を実践し、酒も飲まず、運動もし、血糖コントロールが徐々に悪くなれば、経口糖尿病薬が増えていき、それでも効果が良くなければ、インスリン注射を導入して、清く正しく頑張ってきたにもかかわらず、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病壊疽・・・を合併してきてしまったのです。

即ち、糖尿病患者さんに罪はないのです。

罪は一重に高糖質食にあるのです。

カロリー制限食(高糖質・低脂質食)を実践する限りは、かなり運が良くない限り糖尿病合併症から免れることは至難の技です。

何故なら、糖質を摂取する限り、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」という酸化ストレスリスク(☆)、動脈硬化リスクを必ず生じるからです。

「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」は糖尿病合併症の最も大きな要因です。

これらをを防ぐことこそが合併症予防の優先順位の一番なのです。

そして糖質制限食が唯一、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を防ぐことができる治療食なのです。

ACCORDの結果(RCT研究論文)とランセットの報告(コホート研究論文)によれば、

「高糖質食を摂取しながら、強力な糖尿病の薬物治療を行えばかえって総死亡率が上昇する」

という、明確なエビデンスが存在します。(*)

私は一人の医師であり、一人の糖尿人です。

医師として糖尿人として、日本糖尿病学会に、一言申しあげたいのです。

上記の明白なエビデンスを無視せずに、現実を認めて、ワンパターンの食事療法(カロリー制限・高糖質・低脂肪食)の見直しに着手するのが糖尿病専門医として科学的な態度と言えるのではないでしょうか?


(☆)酸化ストレス

人体は、酸化反応と抗酸化反応のバランスがとれていると、正常に機能します。

酸化反応が抗酸化反応を上まわった状態を酸化ストレスといいます。

細胞内のミトコンドリアの活動で日常的に活性酸素が発生しますが、生体の抗酸化反応で処理しています。

スーパーーパーオキシドディスムターゼ (Superoxide dismutase, SOD) は、細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素です。
生体内のビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなどが抗酸化作用を有しています。

ヒトにおいて、最も一般的な酸化ストレスの発生源は喫煙と高血糖です。

『高血糖→糖化蛋白生成亢進→糖化蛋白が種々の酵素と反応して活性酸素生成。』

高血糖は、糖化蛋白の生成を亢進させます。

糖化蛋白は、様々な酵素と反応して、活性酸素を生成します。

活性酸素は生体の酸化反応の大本です。

酸化ストレスが、動脈硬化・老化・癌・アルツハイマー・パーキンソン等、様々な疾病の元凶とされています。

血糖値に関しては食後高血糖と平均血糖変動幅増大が最大の酸化ストレスリスクとされています。


(*)
2011年07月21日 (木) の本ブログ記事
「ACCORDとLancet誌2010年2月6日号の報告、HbA1cの目標値は?」
をご参照頂けば幸いです。

江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
私の医者は糖質制限を全否定しました
私の経験では医者は最初から糖質制限を肝臓が悪くなるからと全否定でした。何をやっても減量できず最後の手段と思い実行、結果10ヶ月で10キロ体重が減りLDL以外は全て正常になった57歳の男性です。治療を永続的にやりたい為なのかと思ってしまいます。毎日その病院では朝から患者さんが並んで開院を待っています。むしろ若い薬剤師さんのアドバイスの方が的確で、減量の本質をついている江部先生にたどりつきました。感謝です。
2016/02/09(Tue) 17:13 | URL | ひろせ | 【編集
江部先生

いつもブログ興味深く拝読しています。

今年はじめから本格的な糖質制限を始めています。スーパー糖質制限食で、はじめて5週間になりました。
目的はダイエットですが、家系的にも年齢的にも糖尿病予備群なので、もちろん将来の健康の為でもあります。

しかしながら開始して10日ぐらいで1.5キロぐらいは落ちたのですが、以後一向に体重は減りません。

昨年も糖質制限にチャレンジしたのですが、同時にカロリー制限をしてしまった為におそらく代謝が悪くなり、また続けるのも辛くなったので止めました。

今回はよって、カロリー制限は特にしていません。
ケトンスティックではケトン体はかなりしっかり検出でき、尿糖はほぼありませんでした。

ケトン体が検出できて4週間経っても全く体重が減らないのは、カロリーを摂り過ぎなのでしょうか。
私はもともと朝食は摂らないので、昼・夜の糖質制限で、カロリーを気にしないといっても、それほど量は食べていないと思います。(40歳、58キロ)
お昼:オムレツ(卵2個)、アボカド、カリフラワーのサラダなど
夜:ステーキ、ブロッコリー炒め、チーズ といった感じです。お酒は飲みません。

カロリーとりすぎとも思えず、ケトン体も出ているのに体重が全く減らないのが少し不安です。
長く好き放題食べてきましたので、すぐに急激に痩せるとも思っていませんが、ここ1ヶ月0.1キロも減らないのが気になります。

これまで色々なダイエットをしすぎて簡単に痩せられない身体なのかな、と思いつつも。

糖質制限ダイエットが向いていない人も居ると聞いたのでそれに該当するのでは?と思い質問させていただきました。

もし可能でしたら、ご意見を伺えると幸いです。

よろしくお願いいたします。
2016/02/09(Tue) 20:46 | URL | emi | 【編集
空腹時・食後血糖値正常なのにHbA1c高値
以前、こちらで質問させていただいたことのある、糖尿病のクリニックで管理栄養士をしている者です。
先生、教えていただきたいことがあります。
私事なのですが、糖尿病の遺伝があり将来糖尿病になりやすい体質が遺伝しているので、痩せ型ですが、緩やかな糖質制限(1日糖質100g未満くらいです)を実施して半年ぐらいになります。SMBG(糖尿病ではないので、自費で購入して測定しています)は、毎日ではないですが測定していて、糖質制限を始めてからFPG80台、PPG(1h:100前後、2h:90前後)です。今日、たまたま新人看護師さんの練習に採血をしてもらったところ、朝食2時間後の血糖値が74でHbA1cが5.7%でした。糖質制限をしてからおやつも極力控えていて、暴飲暴食もほとんどありません。
空腹時・食後血糖値がこれだけ正常なのに、HbA1cが高め(このくらいの血糖値なら、もう少しHbA1cが低くてもよい気がします)なのは、なぜでしょうか?
ちなみに、私の両親の兄弟は眼瞼黄色腫があり、私も家族性の高コレステロール血症がありLDLが140くらいです。
乳び血症などで高めに出ているのでしょうか?
勉強不足ですみません。教えていただければと思います。
2016/02/09(Tue) 22:51 | URL | クリームパン | 【編集
ビタミンC
テレビや動画サイトによく出演してる武田邦彦中部大学教授(元名古屋大学大学院教授)が、人類は元来、樹木の上で果実ばかり食べていたからビタミンCを自製する能力を失ったと、動画サイトで発言してました。なるほど一理あるかもと思いました。私がビタミンのことで質問したい訳ではありません。大変おこがましいですが、ご参考になるかと思いまして。
なお、武田さんは物理、資源、原子力など広範囲の知識が豊富な方ですが、食事はご飯が最も大切と言われ「最近、炭水化物を抜けば良いという変な説が流行ってる」と嘲笑めいた口調で話してはりました。ちょっとした情報提供までです。
2016/02/10(Wed) 08:22 | URL | コバタケ | 【編集
お礼とご報告
江部先生
おはようございます。以前に夫の腎臓の機能が落ちているということで1月14日にスーパー糖制限をしていいものかをご相談させていただいた「スーパー糖制限をしたい夫婦」(改め、「けとん」とさせていただきます。)です。
スーパー糖制限実施後の変化です。
ほとんどの検査結果はスーパー糖制限を始めて3週間後の状態(HbA1cと体重は現在の結果)です。昨日採血した検査結果は来月に教えてもらえるので、現在はきっともっと良くなっていると思われます。

夫(もともと肝臓等の数値の異常なし。)
HbA1c:8.4→7.6→7.0(現在)
クレアチニン:1.08→1.06(懸念の数値が少し改善!)
体重:91キロ→85キロ(現在)
昨夜、主治医にアマリールはやめます宣言(糖制限を始める時にはもうすでに飲んでいなかったんですけどね。)し、糖尿病薬としては、朝にグラクティブ、毎食前ボグリボース、毎食後グリコラン(お昼に増えた。)となりました。
夫は職業柄給食を食べねばいけないのでどうしても炭水化物中心の食事を取らざるを得ないことが多々あります。が、せめてその分は家での料理等で夫のクレアチニンの改善が本物になるようにサポートしていきたいと思います。

私(異常があったものの変化)
HbA1c:8.3→7.4→6.5(現在)
中性脂肪245→153
総コレステロール251→201
(HDL:58→60)
LDL:163→108
クレアチニン:0.68→0.70(ちょっと悪化ですが基準値内)
体重:93キロ→86キロ(現在)
私はどうしても就寝時の血糖値は100以下がほとんどなのに起床時140近くあるときがあり、主治医には相談しましたが、「就寝時に何も食べていないのに朝に血糖値が上がる理由がわからない。」と言われました。(糖新生は考えに入れておられない?)
そこで、(先生のブログやご本を参考に)「食後すぐに飲んでいるエクアとグリコランを時間をずらして寝る前に飲むというのはだめですか。」とお尋ねしましたら「食後すぐから血糖値があがるから、それはやめたほうがいい。」とのことで…。結局、毎食前のセイブルと朝・晩エクア、グラクティブの投薬数および飲み方の変更なしでした。

それにしてもこのスーパー糖制限は、体調だけでなく、思考もこれまでの人生になく前向き。性格まで変えられるのだわ、と嬉しい驚きです。
何もかも、江部先生との出会いのお蔭です。本当に感謝しています。
2016/02/10(Wed) 08:39 | URL | けとん(スーパー糖制限をしたい夫婦 改め) | 【編集
Re: 私の医者は糖質制限を全否定しました
ひろせ さん

減量成功、良かったですね。

既に、2013年10月には、米国糖尿病学会が、地中海食などと共に、糖質制限食を正式に受容しているのですから
そのお医者さん、勉強不足ですね。
2016/02/10(Wed) 08:53 | URL | ドクター江部 | 【編集
御礼と経緯について
江部先生

初めまして。
先月高松から入院した、やましろの身内です。
少し前から、糖尿病=糖質制限だと考えていたのですが、
素人の意見では説得できないと考え、香川県での受け皿を模索していました。
そこで事後だったのですが、
先生の高松公演を、美術館通り診療所の瀬尾先生が主催されているのを知り、
瀬尾先生に受診、その後、高雄病院への入院の方向に誘導する。
という目論見を立てました。

ですが現実は、義母自身が、現状の治療に大きな不安を持っていたため、
急がせはしましたが、ほとんど説得する必要もなく、今回の入院となりました。

その後の、
2型の治療を受けていたはずなのに1型だった。(おいおい)
食事療法でインスリン50単位が4単位まで激減できた。
体重が4Kg減った。
と言う一連の展開は、本人曰く「マジックのよう」。
私も、ある程度の効果はある。と思っていたのですが、想像以上でした。

一番良かったのは、
(1型なんだから)病気は避けようがなかった。
そして、
(透析を待つだけではなく)対処の方法がある。
と義母自身が得心した事かと思います。

これも、江部先生始めとした病院スタッフの皆様のお陰だと、大変感謝しております。

私事ですが、私が携わっている建築の世界でも、「ルールだから正しい」
と言う事があります。
昔の行いを最新の知識で責める事は間違いです。
ですが、
「気づいたのだから変えようよ」
と言うのがなかなか通用しないんですね。
「医療の巨大転換を加速する」
は、ホント思いっきり膝を叩いてしまいました。
2016/02/10(Wed) 11:14 | URL | cacico | 【編集
Re: タイトルなし
emi さん

糖質制限食実践によりその人の適正体重になります。

BMI20以上で25未満の間で、その個人の体調が良い体重が適正体重です。
2016/02/10(Wed) 13:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 空腹時・食後血糖値正常なのにHbA1c高値
クリームパン さん

HbA1c(5.7%)から計算する平均血糖値は116.9mg/dlです。

糖質制限を始めてからFPG80台、PPG(1h:100前後、2h:90前後)なら、HbA1cが少し高すぎますね。

グリコアルブミンを調べてみましょう。
グリコアルブミンとHbA1cの値が乖離しているなら、グリコアルブミンの方が信頼できます。
2016/02/10(Wed) 13:26 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ビタミンC
コバタケ さん

人類は、約700万年前、アフリカの森が減少して草原が増えたとき、

チンパンジーなどの猿に樹上から追っ払われて、地上生活になり、二足歩行も開始されたと思います。

武田先生、知識豊富なのでしょうが、少なくとも糖質制限食に関しては非論理的発言であり、勉強されてないと思います。
2016/02/10(Wed) 13:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: お礼とご報告
けとん さん

腎機能悪化の最大のリスクは高血糖ですので、血糖コントロールが肝要です。

肥満も腎機能悪化のリスクですので、糖質制限食で減量するのはとても好ましいです。


2016/02/10(Wed) 13:51 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 御礼と経緯について
cacico さん

御母上、1型糖尿病でしたが、インスリンが50単位(1日4回注射)から
4単位(1日1回、持続型のみ)に減って
血糖コントロールも極めて良好でしたので、良かったです。



2016/02/10(Wed) 14:02 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございました
さっそくお返事いただきありがとうございました。
患者さんの中にもHbA1cとGAが乖離ている方がいらっしゃいます。
先生がアドバイス下さったように、私もGAを調べてみたいと思います。
いつもありがとうございます。
2016/02/10(Wed) 15:47 | URL | クリームパン | 【編集
感謝
江部先生
ご多忙の中、コメントをありがとうございました。
7日の日曜日には念願の「カフェハルディン」に行くことができ、夫婦で糖質制限ランチをいただきました。(お持ち帰りできるメニューも注文してその日の夕食にしました。ハルディン三昧(笑))
あれこれ考えなくていい外食ができるということはストレス発散にもなりますね。先生にも、ハルディンさんにも感謝です!

それから、私はスーパー制限食を始めてからは夕食後の血糖値は高くても大概120までの状態で、就寝前は85~95ぐらいです。なのに、起床後は140ぐらいになることが多々…。
そこで『夕食後のエクアとグリコランのうち、エクアは今まで通り食後に服用、グリコランは食後に飲まず、寝る前に飲む(起床時の高血糖を抑えられるかも)』ということを自己責任のうえ実行してみようと考えています。
もしよかったら先生のご意見をお聞かせいただければありがたいです。
(こんな質問なので勿論スルーしていただいても当然です。お気になさらないでください。)つい甘えて失礼ばかりで申し訳ありません。

寒風の中先生には無理をなさらずご自愛のほどを。
いつも本当にありがとうございます。



2016/02/10(Wed) 16:50 | URL | けとん | 【編集
7日間の断食終了しました
江部先生
こんにちは!先日ご教授頂いた、糖質制限での断食、7日間終了しました。先生のご教授のお陰です。ありがとうございました。

標準的に食したものは、
朝;プロテイン(糖質が2g程度)、具なし味噌汁、青汁(小松菜50g、みかんやレモン少々、塩少々)
昼;すまし汁(じゃこを粉にしたもの+お醤油)
夜;ヨーグルト100gまたは豆乳100mlまたはなし

これを基本にヨーグルトや豆乳を抜いたり、その日によってアレンジしていました。カロリーは210キロカロリーを守り、糖質は平均すると10g以下でした。

体重は3.1キロ落ちました。デトックス(宿便、利尿、発熱、発汗)、視力の大幅回復、研ぎ澄まされたような感覚は、今までの人参&りんごジュース断食と同じく効果がありました。(発熱は初めてでした)

大変さは、、、、と言いますと、超スーパー断食一年をしてきましたが、今回の断食はすごくキツかったです(笑)。人参&リンゴジュース断食は、一日約1000キロカロリーほど摂取できているので、たとえジュースでも空腹感はここまでではありません。今回の210キロカロリー/日は、四六時中空腹間との闘い(笑)でした。

この断食中、毎日ジムでかなりきつい筋トレと走ることを続けていましたが(3日目までは多少緩くしました)、3日目を越えると、逆にエネルギーが湧いてきました。

先生がご教授してくださったやり方で、超スーパー糖質制限+断食+ハードな運動は、実践可能なプログラムだと思いました。当初、止めた方がよいとおっしゃっていたトレーナーさん達も、断食をしながら元気になっていく私の姿を見て、とても興味を持たれたようです。やってみたいともおっしゃっていました(笑)。嬉しいです。

余談ですが、糖質制限をはじめてすぐに4キロほど落ちましたが、その後は停滞でした。先生の講演会で『糖質制限をしていても、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太ります。カロリーは全く関係ないというわけではない』とお聞きしましたが、その通りだと痛感です(笑)。例えばステーキ100g、どの部位なのか、国産なのか外国産なのかによって、カロリーは2~5倍違うことがあります。糖質制限は、糖質だけを考えれば、例えば黒毛和牛のA5を食べても全く問題ないので、美味しいものを十分食べられます。私はカロリーを気にせずに食べていましたが、比較してみますと、黒毛和牛A5リブロースと、アメリカ牛赤身100gの比較は、なんと4~5倍(脂によってはもっと多い可能性も)違います。和牛やモツ、焼き鳥の鶏皮、豚ロース等は、低糖質でも高カロリーなため、少量でもカロリーオーバー=痩せない、と痛感しました(笑)。モツや焼き鳥の鶏皮などは結構食べていましたが、しばらくお休みです(笑)。

先生が教えてくださった方法だけを徹底した一年間でしたが、実体験してみて全てがおっしゃる通りでした。糖質制限を批判する諸先生方も多数いらっしゃるようですが、是非一年間体験してみて頂きたいと思う日々です。ありがとうございます!!
2016/02/10(Wed) 17:05 | URL | ほんだ | 【編集
Re: 感謝
けとん さん

私は、早朝空腹時血糖値を下げたい患者さんには、
グリコラン(メトグルコ)は、夕食後と眠前の2回投与が多いです。

それにより、夜間から明け方の肝臓の糖新生をブロックする意図です。

明らかに、この投与法のほうが、早朝空腹時血糖値が改善します。
2016/02/10(Wed) 22:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 7日間の断食終了しました
ほんだ さん

断食、無事終了、良かったです。

スーパー糖質制限食を実践しながらの断食なので
「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」が非常に活発になっていると思います。

それで、運動をしても、筋肉はほとんど「脂肪酸-ケトン体エネルギーシステム」を利用していたので
元気だったのでしょう。

「人参&リンゴジュース断食は、一日約1000キロカロリーほど摂取できている」
これは、断食というよりは少食療法ですね。
2016/02/11(Thu) 13:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可