2016/1/30(土)、清須市で腎臓病の市民講座。糖質制限食。低蛋白食。
こんにちは。

2016/1/30(土)午後から清須市で腎臓病の市民講座が開催されます。
http://www.kiyosu8823.com/chubu/annai/syousai_i.htm


日時
平成28年1月30日(土) 13時00分 ~ 17時00分
*受付は12時30分からです。

場所
西枇杷島会館 2階 ホール/定員約130名
清須市西枇杷島町花咲84番地

テーマ
透析導入を遅らせるための腎不全の食事療法
-美味しく・楽しく続けるために-

講師
[管理栄養士の立場から]
菅野丈夫/昭和大学病院 管理栄養士

[患者・患者家族の立場から]
腎臓病の食事療法を実践している患者・患者家族からのメッセージ

[医師の立場から]
伊藤喜亮/きよすクリニック 院長

主催:中部臨床栄養研究会
後援:清須市



講座では、

昭和大学の管理栄養士さん(低たんぱく食)、
患者さん、
きよすクリニック 伊藤喜亮先生 

の順番で、 低蛋白食と糖質制限食のお話があります。

伊藤喜亮先生は私のメル友です。

伊藤先生の講演内容は、通常の低たんぱく食である、でんぷんや低たんぱく米主体の食事療法の話しではなく、糖質を減らすことの重要性、コレステロール、脂質などについてお話しされるそうです。

糖尿病腎症以外の原因による慢性腎不全では、腎保護のために低たんぱく食が有効ですが、糖尿病腎症で通常のたんぱく制限の効果が低いのは、「糖尿病だから腎臓が悪くなる」というメカニズムに働きかけていないからとのことです。

糖質制限食にも低たんぱく食にも共に精通された伊藤喜亮先生のお話は、とても興味深いと思います。

清須市、名古屋市、愛知県、岐阜県など近隣のブログ読者の皆さん、是非、ご参加のほど。


江部康二


【16/01/12 愛知S
腎症の不安
初コメントです。50歳男子です。
昨年10月にうっ血性心不全で地元の総合病院に2週間入院しました。
入院時のデータがBNP:1225、HbA1C:11.1、クレアチニン:1.73、eGFR:34.7でした。入院目的は数値を立て直す事で1600Kcalと塩分6g以下の食事療法でした。
退院後の外来でBNP:73.3→16.3、HbA1C:8.5→6.6、クレアチニン:2.06→1.89→1.58→1.65という推移です。隔月での循環器と内分泌でのデータです。
糖尿病とは診断されていませんが退院後は測定器を購入し毎日食前の血糖値を測定しています。糖質制限は昨年12月から実施で、平均100で安心していましたが、NHKチョイスを見てから食後を測定してみると、塩やきとり(長ネギ1本分、鶏むね50g)、無調整豆乳(300ml)、プレーンヨーグルト(100g)の朝食後2Hで155でした。
糖質制限しているつもりが、グルコーススパイクを起こしていました。
一番不安なのはこの数値(1月8日・クレアチニン:1.65)で病院では腎症と診断していないことです。栄養士に聞くと4期に入るまでは大丈夫だとか。
一度江部先生の診察を受けたく予約しようと思います。】


16/01/12 ドクター江部
Re: 腎症の不安
愛知Sさん

長ネギ1本で、可食部が81g、そのうち糖質が4gくらい、
無調整豆乳300mlで、糖質が9.6gくらい、
プレーンヨーグルト100gの糖質は、5gくらいです。
合計すると、朝食一食分の糖質量は、約18.6gです。

朝食後2Hで155は、1gの糖質が約3mg血糖値を上昇させるということで、想定範囲内のように思えます。

「1月8日・クレアチニン:1.65」は、糖尿病腎症と思います。
通常は普通の病院では「蛋白制限」が推奨されます。

一方、高血糖が最もクレアチニン値を悪化させるので、糖質制限食で血糖コントロール良好を保つことは
腎機能悪化の予防になりえると思います。

2015年06月06日 (土)
「高タンパク食と腎機能と糖質制限食」
をご参照いただけば幸いです。


【16/01/12 愛知S
アドバイスありがとうございます
江部先生、アドバイスありがとうございます。
合併症は難渋するがゆえ、エビデンスを作るのも患者の努力が無ければ始りませんね。
一年ほど前に「オヤジダイエット部」という番組をテレビで見たことを思い出し、再度ネットで検索していたら江部先生の糖質制限にたどり着きました。
肉OK,あぶらOK,アルコールOK、当時はこの内容を馬鹿にしていましたが、今はなるほどです。
退院時の体重は65㎏でしたが、現在58㎏です。身長は153㎝なので、目標は標準BMIまであと7㎏です。
そして決して戻らないと言われる腎症をくい止め透析回避することです。】
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
NHK総合、総合診察医ドクターG
今晩14日午後10時~「のどが詰まった!糖尿病患者に謎の異変・・・」と新聞の番組表に書いてあります。※再放送は、来週の午後2時過ぎ~(愛知県)
2016/01/14(Thu) 14:13 | URL | デュピュイ取るモバイル | 【編集
Re: NHK総合、総合診察医ドクターG
デュピュイ取るモバイル さん

2016/1/14(木)NHK総合、総合診察医ドクターG
視聴しました。

糖尿病がベースにあって、悪性外耳道炎からの咽頭膿瘍で骨まで破壊されて、
迷走神経、舌咽神経が圧迫されて嚥下障害で誤嚥して窒息。
そのショックで迷走神経反射で意識喪失してその時の記憶障害もあった。

これは、かなりまれなケースですね。
参考にはなりますが、日常診療では、こういうまれなケースもあると
頭の片隅にいれておくかなという印象でした。

2016/01/15(Fri) 07:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
感想
先生のおっしゃるとおり、まれな症例なんでしょうが、元々そういう番組です(笑)。私の感想は、やはり糖尿病を放置しているとさまざまな症状が出てくる事、今までの食事療法ではなかなか良くならない事です。私は糖尿病を「糖質アレルギー」と思うようにしています。
2016/01/15(Fri) 09:07 | URL | デュピュイ取るモバイル | 【編集
NHKEテレ、団塊スタイル
おはようございます。今晩20時~放送の団塊スタイルでは、聴力老化の進行を防ぐ▽意外!糖尿病が関係 とあります。私も最近聴力が落ちてきたと気になっていました。
2016/01/15(Fri) 09:13 | URL | デュピュイ取るモバイル | 【編集
Re: NHKEテレ、団塊スタイル
デュピュイ取るモバイル さん

情報をありがとうございます。
2016/01/15(Fri) 17:59 | URL | ドクター江部 | 【編集
遅れ馳せながら
こんにちは、1月30日(土)開催の腎臓病の市民講座に行ってきました。
目からウロコのお話でいっぱいでした。「おいしく、楽しく」の江部先生との共通のキーワードで話が進んでいくのでとても聞きやすい講座でした。
特にケトン体、ケトン食の有効性のお話が興味深かったです。
開催のご紹介ありがとうございました。

2月12日(金)の検査でクレアチニン1.44、尿素窒素44という結果でしたが
糖尿病性腎症と判断するならばクレアチニン値の下降は糖質制限によるもの、
尿素窒素は高値だが、江部先生の『主食をやめると健康になる』の第3章に
あるように「尿素窒素はやや増加傾向になる人が多い…」とあります。

さらに自己測定ですが、ごはん130g(糖質46.8)を食べて血糖値を測定したら直前:97、0.5H:143、1H:213、1.5H:186、2H:187という結果でした。

入院中のカロリー制限食にはぞっとしますね。恐ろしいです。

私の結論としては蛋白質制限食の導入は見送り、もう暫く糖質制限食で様子を見ようと思います。
来月の検査結果で判断したいと思います。
2016/02/14(Sun) 11:26 | URL | 愛知S | 【編集
Re: 遅れ馳せながら
愛知S さん

クレアチニン値が下がったのは良いことと思います。
機会があれば、血清シスタチンC値も測定しましょう。
シスタチンCは信頼度の高い腎機能検査です。
2016/02/14(Sun) 15:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
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