糖質制限食でA1c、肥満、中性脂肪、γgGTPが改善。糖質制限食普及は?
【15/12/15 感謝

昨年10月の健康診断で、HbAc1が8・0と診断され、糖尿の可能性が高いと診断され、絶望に陥った40代前半の男です。

当時の体重は93キロ(ちなみに身長は175センチです)。
先生の本に従い、糖質制限を敢行しました。

といっても、人とランチに行くときに米だけ食べないのも変な奴扱いされるので、少しは食べて「ダイエットだから」とごまかしてきました。

一年後です。HbAc1は4・7に改善。異常なしとの判定。

体重も10キロ減り(まだまだ頑張りますよ)、焼酎生活をしながらも肝機能も、γGTPが120から50に改善。
中性脂肪も異常なしになりました。

いやあ、素晴らしすぎます。この糖質制限がなぜ、主流治療とならないのか?
日本の医学界にきちんと考えてほしいものです。

スレ違いの意見で申し訳ありません。これからも頑張ります。】


【感謝
先生。お返事ありがとうございます。医師からも驚かれました。
国内でも、先生のご尽力でかなり糖質制限の概念は広がってます。知り合いにも勧めてるのですが、従来のバランス食事による医療から抜けられないんですよね。残念です。】


こんばんは。
感謝さんから、糖質制限食で「HbA1c、肥満、中性脂肪、γgGTPが改善」という嬉しいコメントをいただきました。

感謝さん、拙著のご購入ありがとうございました。

           2014年10月   2015年、1年後
HbA1c         8.0%       4.7%
体重          93kg       83kg
BMI           30.36       27.1
γGTP         120        50
中性脂肪       高値        正常値


感謝さん、医師も驚く素晴らしい改善ですね。

γGTPは、一般にアルコールによる肝障害で高値となるとされていますが、脂肪肝でも高値となります。

感謝さんの場合も、焼酎を飲みながらγGTPが改善していますので、脂肪肝が良くなったと考えられます。

「いやあ、素晴らしすぎます。この糖質制限がなぜ、主流治療とならないのか?
日本の医学界にきちんと考えてほしいものです。」


糖質制限食実践により、リアルタイムに血糖値が改善します。

そして、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」 という合併症リスクを起こさない唯一の食事療法が糖質制限食です。

従来の糖尿病食(脂肪制限・高糖質食)では、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を必ず引き起こすので、合併症を防ぐことは理論的に無理です。

これらは生理学的事実に基づく、極めてシンプルな理論です。

旧来の常識に囚われずに自分の頭で考えれば、医師でなくても誰でも理解できると思います。

糖質制限食賛成派の医師は、自分の頭で考えて、糖質制限食を実践していて、そのメリットを実感して患者さんにも奨めています。

一方、糖質制限食反対派の医師は、自分の頭で考えることを放棄して、ガイドラインという常識に囚われています。

勿論自分で糖質制限食を実践している人は皆無です。

常識の壁に囚われずに新しいことに挑戦しようという気概が全く感じられないのは、残念なことです。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
先生、先日はコメントありがとうございました。
もう2点ほどよろしいでしょうか?
機能性低血糖症の正常型でも食後なのに空腹感が起きるのでしょうか?すごく不快になります。
また糖質制限をして痩せればインスリンの過剰分泌は正常値に戻ると考えていいのでしょうか?
2015/12/17(Thu) 21:52 | URL | ひろこ | 【編集
海外在住のものです。
4年ほど前に体調がすぐれなくなって血液検査をしたところ、HbA1cが11もあって糖尿病と診断されました。
目の前が真っ暗になりましたが、かかりつけ医から処方された投薬が始まりました。
メタフォルミン500mgを半錠から始まって現在では、午前中に2錠、お昼後に1錠、午後に2錠という風に(いずれも食後)計一日5錠飲んでいます。
他にもジクロン40mg(Zicron Gliclazide)をお昼後1錠とオングライザ5mg(Onglyza Saxagliptin)を夕食後に1錠服用しています。

私は肥満気味でコレステロール値も高く糖尿病薬以外にリプター40mg(Lipitor Acorvastatin)も1錠朝食後に飲んでいます。

メタフォルミンは日本の規定だとこの場合4錠までが限度だと聞きましたが、かかりつけ医にそれについて聞くと、「あまり取らないのがいいのだが、あなたの場合はよく効いているから続けましょう」という答えでした。

4年前ほどから薬の服用におかげかHbA1cが11から9、8、7と減っていきましたが、それからなかなか下がりにくくなってしまいました。
コレステロール値もだんだんと下がっていきましたが、またちょっと増えたりして、かかりつけ医も困っていたようでした。
こちらの栄養士の指導では、やはり糖分はご法度で炭水化物はご飯お茶碗1杯分くらいならまあOK、麺類はお皿の半分程度にしてくださいという感じでした。
糖分もあまり取らないときつくなるから、1週間に二回程度ならプレーンのビスケットなら2~3枚、バニラのアイス1カップくらいならいいですよというものでした。

かかりつけ医はHbA1c値が6以下を目標にしていると言ってましたが、薬を服用してもなかなかそこまでは行きません。

そんな時にネットで調べながら、江部先生のブログにたどり着きました。

最初は糖質制限ダイエットに興味がありつつもできるのかどうか不安だったりして、なかなか実行できないでいました。
今は電子書籍もあるので、海外にいても、江部先生の本などを購入して読んだりしていました。

この国でが糖尿病患者には一年に一度眼科検査が義務付けられているのですが、何年か問題がなかったせいもあり、糖質制限ダイエットをきちんとしていなかったのですが、今年、とうとうひっかっかってしまいました。
それは今現在はどうするということもないが、網膜症のかすかな兆候が見られるので注意せよというものです。

これは本格的に何とかしなくてはと思い、今年の9月から自分なりに先生の本を読みつつ、糖質制限ダイエットをはじめました。
まずはお米、麺類、パスタなどを止めることから始めました。
甘いものは制限していたのでそれはよかったのですが、やはり最初は炭水化物を食べないというのはつらかったです。
でも、今はだんだんと慣れてきました。
ただ、パンだけは食べたいので、栄養士に「これだけはダメ」と言われたフランスパン等は食べずになるべく黒パンやグルテンフリーのパンなどを食べるようにしています。
お芋や小麦製品もなるべく控えました。
カレーなどは糸こんにゃくなどにかけていただいたり、糸こんにゃくのパスタとか自分なりに工夫してなるべく炭水化物を取らないようにしています。

そうすると9月から始めたのですが、だんだんと自然に体重が落ちてきました。
12月の今、6kgの減量成功です。
そして自宅用のHbA1c測定値で月に一度朝の空腹時にヘモグロビン値を測定していますが、6.1→5.7→4.7→5.3とかかりつけ医が目指していた6以下の数値が出たのです。
その間にもかかりつけ医のところで血液検査をしたのですが、ひどく驚いていました。「何か特別なダイエットでもした?」と聞かれました。
一番最新の数値で5.3です。
それにコレステロール値も正常値範囲内に収まりました。(ただ、かかりつけ医は薬をやめていいですとは言わなかったです)
だから、上記の薬はまだずっと服用したままですが。
一時高かった血圧も120-80に安定し、こちらは薬は止めていいですと言われました。
「よくコントロールしてるね」と言われた時はさすがにうれしかったです。
これも江部先生のおかげです。
先生は日本国内のみでなく、海外にいる糖尿病患者も救ってくださっているのです。

この間足の検査(これも一年に2回の義務です)で看護師の方に会い、見てもらいましたが、足のほうも問題はないと言われましたが、気になることは眼科検査のことです。

今現在どうするということもないが、注意してくださいとは、どういったものなのかわからずに不安で仕方ありません。
足を見てくださった看護師の方はこのままきちんと数値のコントロールをしていけば、悪化は抑えられるわよとおっしゃってましたが。

先生は糖尿病患者は年に一度の眼科検査は必要だとブログにも書かれていましたね。

これから私は糖質制限ダイエットのほか、どんなことを気を付けていけばいいのでしょうか?
眼の手術とか聞くとめまいがおこりそうになってしまいます。
また、お薬は日本とは違うと思うのですが、全て食後に服用していますが、この薬もこのまま血糖値のコントロールには必要でなくなることはないのでしょうか?

矢継ぎ早に質問ばかりで申し訳ないです。
先生には本当に救われたと思っています。
ただ、合併症の恐怖がやはり消えないのがつらいところです。

お忙しいところにまったくもって恐縮でございます。当方、50代女性です。
2015/12/18(Fri) 05:24 | URL | ハロゲート | 【編集
Re: タイトルなし
ひろこ さん

糖質制限食なら、通常は食後の異常な空腹感は生じません。
炭水化物依存症レベルの人なら、炭水化物に対する渇望感はあると思います。

アルコール依存症、ニコチン依存症と似たようなものと思います。

肥満していて、インスリン抵抗性があるので、インスリン過剰分泌をして血糖コントロールすることとなります。
肥満が改善すれば、インスリン抵抗性も改善するので、インスリンの過剰分泌も改善すると思います。

2015/12/18(Fri) 08:30 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 海外在住のものです。
ハロゲート さん

拙著の御購入、ありがとうございます。

HbA1cが5.3%なら、合併症の進行はありませんので、美味しく楽しく糖質制限食を続けましょう。

糖質制限食で非常に血糖コントロールが良くなっているので、
低血糖になりやすい「ジクロン40mg(Zicron Gliclazide)・・・SU剤」を、まず中止できると思います。

ジクロンを中止できて、HbA1cが良好を維持していれば、メトホルミンを徐々に減らせると思います。
2015/12/18(Fri) 08:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
感謝さんへ
都内河北 鈴木です。

本日ブログの感謝さん主治医が糖質制限理論実践改善に「驚かれました。」と主治医の感想を述べてありますが、改善に対して医師として真摯な医療者思考でよかったですね。

私は悪化する糖尿病病態改善目指して江部先生糖質制限理論実践による改善結果出した事で、
日本糖尿病学会会長直弟子などに数々の程度低い嫌がらせとしか理解できない対応や転院紹介状文書文言を書かれました。

感謝さんが言われるように、私も江部先生へ送付しました糖質制限理論による改善医療データを基に知人はじめ健康に関心ある方達、眼科医院長、歯科医院長等に普及しています。

又私自身改善結果出した事で、改善以降の接する医療者の程度判断にもなりました。

江部先生の御蔭で糖尿病21年重症化が3ヶ月で正常化、2年足らず正確には1年8ヶ月で糖尿病服用薬不要に改善しました。

これらの病態人生体験から完治したことで、医療知識だけでなく諸々思考力広がり、
江部康二先生には感謝尽きません。

江部先生へ何等代償提供出来ない生活状況になりましたが、糖質制限理論改善証明者としてコメント投稿で御納得ください。

敬具

2015/12/18(Fri) 08:59 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
断食10日後の検診結果が出ました
江部先生こんにちは

断食10日後の検診結果が出ましたので、ご報告します。

○2015/11/4(橋本クリニック・仙台市)
尿酸値:6.3
TG(中性脂肪):56
HDLコレステロール:67
LDLコレステロール:139
総ケトン体:4040 (アセト酢酸:541 ・βヒドロキシ酪酸:3500 )
グルコース:108
HbA1c/NGSP:5.5
HbA1c/JDS:5.1
GA(グリコアルブミン):13.4
インスリン:2.9
抗GAD抗体:0.4未満

○体重・血糖値・血圧の推移
2015/12/5 断食開始
・・・・・体重 血糖値 血圧
01.12/05・55.5・110・126
02.12/06・55.0・83・131
03.12/07・54.0・71・117
04.12/08・53.0・80・117
05.12/09・52.0・83・117
06.12/10・51.5・95・115
07.12/11・51.5・89・120
08.12/12・51.0・89・122
09.12/13・50.5・73・126
10.12/14・50.0・76・126


※断食10日後(11日目の空腹時)の検診結果

○2015/12/15(橋本クリニック・仙台市)
ALT(GPT):13
‎AST(GOT):17
‎γ-GTP:16
クレアニチン:0.62
尿酸値:8.9
TG(中性脂肪):82
HDLコレステロール:53
LDLコレステロール:189
総ケトン体:9910(アセト酢酸:1410・βヒドロキシ酪酸:8510)
グルコース:92
HbA1c/NGSP:5.3
HbA1c/JDS:4.9
GA(グリコアルブミン):12.9


・尿酸値が上がりました。
断食による肉体的ストレスでしょうか。

・グリコアルブミンは基準値内でした。

・食品として、口からコレステロールを入れなくてもLDL-Cが上がりました。

・グルコースは正常で、糖新生も十分行われたようです。

・総ケトン体9910でもケトアシドーシスにはなりませんでした。
2015/12/18(Fri) 16:19 | URL | オスティナート | 【編集
都内河北 鈴木さま

本当に糖質制限はすごいですね。医療って患者も主体的にならなきゃ改善しませんよね。特に生活習慣が関わる糖尿病は。

糖質制限でやせたことど、負荷が掛かっていた膵臓が機能を回復したんですかね?早く糖質制限が血糖治療の主流になることを願ってますが、日本の医学界は過ちを認めないのが伝統芸だから、絶望的になりますよね。

個人的には、糖質制限を皆やると、インシュリン含め薬を使わなくなるから、製薬会社に、主流とされる医者たちは慮ってるんだと思いますね。腐ってますよ。
2015/12/18(Fri) 23:17 | URL | 感謝 | 【編集
Re: 感謝さんへ
都内河北 鈴木 さん

糖質制限賛成派の医師が増えればいいですね。
2015/12/19(Sat) 13:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 断食10日後の検診結果が出ました
オスティナート さん

検査結果のコメント、ありがとうございます。

断食あるいは低カロリー食により、尿酸値は上昇します。

断食により、肝臓がコレステロールを多く生産したということですか。
興味深いです。

総ケトン体9910は、なかなかの高値ですが、インスリン作用があるていど以上確保されていれば
ケトアシドーシスにはなりません。
オスティナートさんの場合も生理的なケトーシスで安全なものです。
2015/12/19(Sat) 15:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生ありがとうございます。
本日先生の糖質制限レシピ本が届いたので楽しみながらやっていきます!
最後の質問なんですが、私のような機能性低血糖正常型で肥満、インスリン抵抗性がある場合だと、どのような食事タイミングがいいのでしょうか?
3食にするのか低糖質なものを5回くらいに分けるのがいいのか、検索してもあまり出てこないのでよろしくお願い致します。
2015/12/19(Sat) 20:45 | URL | ひろこ | 【編集
Re: タイトルなし
ひろこ さん

当初は、3食緩やかな糖質制限から開始されて、試してみては如何でしょう。

あと間食も緩やかな糖質制限で2回くらいOKと思います。
2015/12/20(Sun) 09:11 | URL | ドクター江部 | 【編集
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