2015年12月11日 (金)
こんにちは。
国立がん研究センターがん予防・検診研究センターの多目的コホート研究(JPHC Study)
低炭水化物スコアと糖尿病との関連について
-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-
が、PLoS One 2015年2月号に掲載されました。(*)
その結論は、
「女性で低炭水化物スコアが高いほど糖尿病発症のリスクが低下」
です。
少なくとも日本においては、低炭水化物食であるほど糖尿病発症リスクが低いということです。
高炭水化物群に比し、もっとも低炭水化物群では、糖尿病発症リスクが、4割低下していました。
さらに
「低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病リスクが低下」
です。
動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病リスクが低下ですから、肉や魚や卵をしっかり摂取する糖質制限食には、大きな追い風となる研究結果でした。
(*)PLoS One 2015年2月19;10(2):e0118377
Low-Carbohydrate Diet and Type 2 Diabetes Risk in Japanese Men and Women:
The Japan Public Health Center-Based Prospective Study
Akiko Nanri ,Tetsuya Mizoue,Kayo Kurotani,Atsushi Goto,Shino Oba,Mitsuhiko Noda,Norie Sawada,Shoichiro Tsugane,for the Japan Public Health Center-Based Prospective Study Group
江部康二
☆☆☆以下国立がん研究センターがん予防・検診研究センターのサイトから一部抜粋
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3540.html
多目的コホート研究(JPHC Study)
低炭水化物スコアと糖尿病との関連について
-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-
私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防や健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、東京都葛飾区、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、大阪府吹田の11保健所(呼称は2015年現在)管内にお住まいだった40~69歳の方々のうち、ベースラインおよび研究開始から5年後に行った調査時に糖尿病やがん、循環器疾患になっていなかった男女約6万名を、5年間追跡した調査結果にもとづいて、低炭水化物スコアと糖尿病発症との関連を調べた結果を、専門誌で論文発表しましたので紹介します(PLoS One 2015年2月19;10(2):e0118377)。
炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素は、例えば、炭水化物の摂取が多ければ、たんぱく質や脂質の摂取が少ないため、それぞれの栄養素について検討するよりも、3つの栄養素のバランスや食事全体として考える必要があります。そこで、アメリカのHaltonらが開発した炭水化物、たんぱく質、脂質の摂取量に基づき算出した『低炭水化物スコア』を用いて、糖尿病発症との関連を検討しました。
女性で低炭水化物スコアが高いほど糖尿病発症のリスクが低下
研究開始から5年後に行ったアンケート調査の結果を用いて、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)の摂取量により、低炭水化物スコアを算出しました。このスコアを5つのグループに分類し、その後5年間の糖尿病発症(男性691人、女性500人)との関連を調べました。糖尿病の発症は、研究開始10年後に行った自記式調査で、上記追跡期間内に糖尿病と診断されたことがある場合としました。
その結果、女性では低炭水化物スコアが高い(炭水化物の摂取が少なく、たんぱく質および脂質の摂取が多い)ほど糖尿病発症のリスクが低下する傾向が認められ、スコアが最も低い群に比べ最も高い群では糖尿病のリスクが約4割低下していました(図1)。一方、男性では低炭水化物スコアと糖尿病発症との関連はみられませんでした。
低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病リスクが低下
次に、たんぱく質および脂質を動物性由来または植物性由来に分けて低炭水化物スコアを算出し分析したところ、女性において、低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病のリスクが低下していました(図2)。低炭水化物/高植物性たんぱく質・脂質スコアは、統計学的に有意ではありませんが、男女ともこのスコアが高くなるほど糖尿病のリスクが低くなる傾向がみられました。
今回の研究では、女性において、低炭水化物スコアが高いほど糖尿病発症のリスクが低下するという結果が得られました。この関連は、食事のGL(グリセミック負荷:食事の中で摂取される炭水化物の質と量を示す指標)を調整することで弱まったことから、炭水化物の質や量が重要であると考えられます。
これまでに、低炭水化物スコアと糖尿病発症との関連を検討した前向き研究は欧米の2研究のみですが、一致した結果は得られていません。その理由としては、炭水化物の摂取量や供給源が日本人と欧米人で異なることが考えられます。
日本人は、GI(グリセミック指数:炭水化物の食後血糖値の上昇能を示す指標)が高い白米の摂取が多いため、食事のGLが高い傾向にあります。米飯や食事のGLは糖尿病発症との関連が報告されていることから、本研究では低炭水化物スコアが高い(炭水化物、あるいは白米の摂取が少ない)群ほど糖尿病リスクが低下したと考えられます。
本研究では、女性で、低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病のリスクが低下していましたが、これは魚の摂取によるものかもしれません。魚や魚に豊富に含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸やビタミンDは糖尿病のリスク低下との関連が報告されています。
また、男女ともに統計学的に有意な結果ではありませんが、低炭水化物/高植物性たんぱく質・脂質スコアで糖尿病のリスクが低くなる傾向がみられたことは、植物性食品に豊富なαリノレン酸やリノール酸摂取による糖代謝への好ましい効果が考えられます。
しかしながら、前者のスコアは欧米の研究とは異なる結果、低炭水化物スコアと糖尿病との関連については研究が少ないことから、さらなる検討が必要です。
国立がん研究センターがん予防・検診研究センターの多目的コホート研究(JPHC Study)
低炭水化物スコアと糖尿病との関連について
-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-
が、PLoS One 2015年2月号に掲載されました。(*)
その結論は、
「女性で低炭水化物スコアが高いほど糖尿病発症のリスクが低下」
です。
少なくとも日本においては、低炭水化物食であるほど糖尿病発症リスクが低いということです。
高炭水化物群に比し、もっとも低炭水化物群では、糖尿病発症リスクが、4割低下していました。
さらに
「低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病リスクが低下」
です。
動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病リスクが低下ですから、肉や魚や卵をしっかり摂取する糖質制限食には、大きな追い風となる研究結果でした。
(*)PLoS One 2015年2月19;10(2):e0118377
Low-Carbohydrate Diet and Type 2 Diabetes Risk in Japanese Men and Women:
The Japan Public Health Center-Based Prospective Study
Akiko Nanri ,Tetsuya Mizoue,Kayo Kurotani,Atsushi Goto,Shino Oba,Mitsuhiko Noda,Norie Sawada,Shoichiro Tsugane,for the Japan Public Health Center-Based Prospective Study Group
江部康二
☆☆☆以下国立がん研究センターがん予防・検診研究センターのサイトから一部抜粋
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3540.html
多目的コホート研究(JPHC Study)
低炭水化物スコアと糖尿病との関連について
-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-
私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防や健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、東京都葛飾区、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、大阪府吹田の11保健所(呼称は2015年現在)管内にお住まいだった40~69歳の方々のうち、ベースラインおよび研究開始から5年後に行った調査時に糖尿病やがん、循環器疾患になっていなかった男女約6万名を、5年間追跡した調査結果にもとづいて、低炭水化物スコアと糖尿病発症との関連を調べた結果を、専門誌で論文発表しましたので紹介します(PLoS One 2015年2月19;10(2):e0118377)。
炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素は、例えば、炭水化物の摂取が多ければ、たんぱく質や脂質の摂取が少ないため、それぞれの栄養素について検討するよりも、3つの栄養素のバランスや食事全体として考える必要があります。そこで、アメリカのHaltonらが開発した炭水化物、たんぱく質、脂質の摂取量に基づき算出した『低炭水化物スコア』を用いて、糖尿病発症との関連を検討しました。
女性で低炭水化物スコアが高いほど糖尿病発症のリスクが低下
研究開始から5年後に行ったアンケート調査の結果を用いて、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)の摂取量により、低炭水化物スコアを算出しました。このスコアを5つのグループに分類し、その後5年間の糖尿病発症(男性691人、女性500人)との関連を調べました。糖尿病の発症は、研究開始10年後に行った自記式調査で、上記追跡期間内に糖尿病と診断されたことがある場合としました。
その結果、女性では低炭水化物スコアが高い(炭水化物の摂取が少なく、たんぱく質および脂質の摂取が多い)ほど糖尿病発症のリスクが低下する傾向が認められ、スコアが最も低い群に比べ最も高い群では糖尿病のリスクが約4割低下していました(図1)。一方、男性では低炭水化物スコアと糖尿病発症との関連はみられませんでした。
低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病リスクが低下
次に、たんぱく質および脂質を動物性由来または植物性由来に分けて低炭水化物スコアを算出し分析したところ、女性において、低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病のリスクが低下していました(図2)。低炭水化物/高植物性たんぱく質・脂質スコアは、統計学的に有意ではありませんが、男女ともこのスコアが高くなるほど糖尿病のリスクが低くなる傾向がみられました。
今回の研究では、女性において、低炭水化物スコアが高いほど糖尿病発症のリスクが低下するという結果が得られました。この関連は、食事のGL(グリセミック負荷:食事の中で摂取される炭水化物の質と量を示す指標)を調整することで弱まったことから、炭水化物の質や量が重要であると考えられます。
これまでに、低炭水化物スコアと糖尿病発症との関連を検討した前向き研究は欧米の2研究のみですが、一致した結果は得られていません。その理由としては、炭水化物の摂取量や供給源が日本人と欧米人で異なることが考えられます。
日本人は、GI(グリセミック指数:炭水化物の食後血糖値の上昇能を示す指標)が高い白米の摂取が多いため、食事のGLが高い傾向にあります。米飯や食事のGLは糖尿病発症との関連が報告されていることから、本研究では低炭水化物スコアが高い(炭水化物、あるいは白米の摂取が少ない)群ほど糖尿病リスクが低下したと考えられます。
本研究では、女性で、低炭水化物/高動物性たんぱく質・脂質スコアが高いほど糖尿病のリスクが低下していましたが、これは魚の摂取によるものかもしれません。魚や魚に豊富に含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸やビタミンDは糖尿病のリスク低下との関連が報告されています。
また、男女ともに統計学的に有意な結果ではありませんが、低炭水化物/高植物性たんぱく質・脂質スコアで糖尿病のリスクが低くなる傾向がみられたことは、植物性食品に豊富なαリノレン酸やリノール酸摂取による糖代謝への好ましい効果が考えられます。
しかしながら、前者のスコアは欧米の研究とは異なる結果、低炭水化物スコアと糖尿病との関連については研究が少ないことから、さらなる検討が必要です。
こんばんは。
質問させて頂いてもよろしいでしょうか?
半年前に糖負荷試験をして血糖値が前が86、30分後131、60分後81、120分後90でした。インスリンは前が8.8で30分後が115です。
最近再検査したところ血糖値は前から順に84、151、96、100。インスリンは前が8.7で30分後に175でした。
半年前に医師から病名も言われずにボグリボースを処方されています。これはインスリン抵抗性というものでしょうか?
ちなみに20代後半で肥満です。
調べたところこの状態は痩せにくいというこでとても心配しています。
また再検査でインスリンがこんなに上がったのに主治医から説明も、特別食事指導もなく不安が更に増しました。
私は一体どのようにすごしたらいいのでしょうか?低血糖症の症状もありますし、糖尿病にならないよう糖尿病の方と同じ糖質制限をしていくべきでしょうか?
またマヌカハニーを小さじ1杯ほど摂取しているのですがやめたほうがいいですか?風邪を引きやすく免疫力を高めるというのと、普通の蜂蜜よりGI値も低いのでできればやめたくはないです。
長くなって申し訳ありませんが、将来を本気で心配しているので、有名な江部先生にアドバイスを頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
質問させて頂いてもよろしいでしょうか?
半年前に糖負荷試験をして血糖値が前が86、30分後131、60分後81、120分後90でした。インスリンは前が8.8で30分後が115です。
最近再検査したところ血糖値は前から順に84、151、96、100。インスリンは前が8.7で30分後に175でした。
半年前に医師から病名も言われずにボグリボースを処方されています。これはインスリン抵抗性というものでしょうか?
ちなみに20代後半で肥満です。
調べたところこの状態は痩せにくいというこでとても心配しています。
また再検査でインスリンがこんなに上がったのに主治医から説明も、特別食事指導もなく不安が更に増しました。
私は一体どのようにすごしたらいいのでしょうか?低血糖症の症状もありますし、糖尿病にならないよう糖尿病の方と同じ糖質制限をしていくべきでしょうか?
またマヌカハニーを小さじ1杯ほど摂取しているのですがやめたほうがいいですか?風邪を引きやすく免疫力を高めるというのと、普通の蜂蜜よりGI値も低いのでできればやめたくはないです。
長くなって申し訳ありませんが、将来を本気で心配しているので、有名な江部先生にアドバイスを頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
2015/12/11(Fri) 23:47 | URL | ひろこ | 【編集】
ひろこ さん
75gブドウ糖負荷試験は、2回とも正常型です。
ボグリボースは必要ないと思います。
30分後のインスリンが175分泌されているのは確かに多いです。
この場合、糖質を普通に摂取すれば、機能性低血糖になりやすいと思われます。
1回の食事の糖質量をあるていど減らせば、機能性低血糖の症状はでにくいと思います。
マヌカハニーも含めて、1回の食事の糖質量を30~40gの緩い糖質制限食でよいと思います。
75gブドウ糖負荷試験は、2回とも正常型です。
ボグリボースは必要ないと思います。
30分後のインスリンが175分泌されているのは確かに多いです。
この場合、糖質を普通に摂取すれば、機能性低血糖になりやすいと思われます。
1回の食事の糖質量をあるていど減らせば、機能性低血糖の症状はでにくいと思います。
マヌカハニーも含めて、1回の食事の糖質量を30~40gの緩い糖質制限食でよいと思います。
2015/12/12(Sat) 08:11 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生今回の記事ありがとうございます。先日不安になり低炭水化物、糖尿病予防で検索した所、私もこの記事を見つけましたが、医療関係者でないためよく理解出来ていませんでした。
ただ先日の精神科医Aさんの妊娠糖尿患者の追跡調査で低炭水化物で糖尿病発症率が高まったという記事も気になります。
お忙しい所、先生は元の論文を探されているという事でしたので、また記事にして頂けると嬉しいです。
いつもありがとうございます。
ただ先日の精神科医Aさんの妊娠糖尿患者の追跡調査で低炭水化物で糖尿病発症率が高まったという記事も気になります。
お忙しい所、先生は元の論文を探されているという事でしたので、また記事にして頂けると嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2015/12/12(Sat) 13:27 | URL | EM | 【編集】
こんにちは。減量目的で糖質制限を初めて10日程になる22歳の男です。いつもブログを拝見させて頂いております。
今回ご質問したいのは、タイトルの通りなのですが糖質制限中の酢の摂取についてです。
お酢の疲労回復効果などは世に広く知られているところでありますが、食事中に大さじ一杯程度の穀物酢を水で割るなどして摂取することは糖質制限に悪影響をおよぼすこと無く、その効果を得ることが出来ますでしょうか。
糖質制限にあわせて軽く筋トレも行っているので(毎晩肉類を数百グラム、ゆで卵なども積極的に摂取しカロリー不足には気をつけています)酢を摂る事についてご意見を頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
今回ご質問したいのは、タイトルの通りなのですが糖質制限中の酢の摂取についてです。
お酢の疲労回復効果などは世に広く知られているところでありますが、食事中に大さじ一杯程度の穀物酢を水で割るなどして摂取することは糖質制限に悪影響をおよぼすこと無く、その効果を得ることが出来ますでしょうか。
糖質制限にあわせて軽く筋トレも行っているので(毎晩肉類を数百グラム、ゆで卵なども積極的に摂取しカロリー不足には気をつけています)酢を摂る事についてご意見を頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
2015/12/12(Sat) 14:36 | URL | marble | 【編集】
marble さん
酢は、米酢で100g中に7.4g
穀物酢で100g中に2.4g
の糖質を含有しています。
いずれにせよ大さじ一杯ていどなら、糖質量は少ないので問題ないと思います。
酢は、米酢で100g中に7.4g
穀物酢で100g中に2.4g
の糖質を含有しています。
いずれにせよ大さじ一杯ていどなら、糖質量は少ないので問題ないと思います。
2015/12/12(Sat) 18:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生お忙しい中アドバイスして頂きありがとうございます。
主治医からは今は膵臓に負担がかかってるから膵臓の負担を減らす作用もあるからとボグリボースを出されているのですが、血糖値は普通だし必要あるのかなと疑問は持っていました...
先生のブログで機能性低血糖を検索したところそれ+炭水化物依存が当てはまるなと思ったのでゆる糖質制限をしてみようと思います。
また何か困ったことがあったら質問させて頂くかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
主治医からは今は膵臓に負担がかかってるから膵臓の負担を減らす作用もあるからとボグリボースを出されているのですが、血糖値は普通だし必要あるのかなと疑問は持っていました...
先生のブログで機能性低血糖を検索したところそれ+炭水化物依存が当てはまるなと思ったのでゆる糖質制限をしてみようと思います。
また何か困ったことがあったら質問させて頂くかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
2015/12/12(Sat) 21:32 | URL | ひろこ | 【編集】
こんにちは
先生、教えてください。
最近、朝の食前血糖値が150〜160の日があります。
前の夕食では、
大豆たんぱくを摂るようにしているので、
木綿豆腐150gに鰹節と醤油のみ使用
他は、鯖水煮缶かステーキ塩胡椒焼きどちらかにレタスぐらいです。
しっかりスーパー糖質制限しているつもりなのですが。
私は3年前に健康診断で糖尿だとわかり、先生の本を購入しすぐスーパー糖質制限を実践したのですが、医者にする必要なしと言われ、折角1ヶ月データーを取り血糖値も減量も効果があったのにやめることになりました。
知識もなく、相談できる人もなく、他に地元に推進している医者もいなくて。
ですが、改善されない状況にストレスは溜まるばかりで、今年10月よりスーパー糖質制限を再開しました。
結果1カ月後の11月のhbは8.3(10月11%)
2カ月後の今日は6.7でした。
体重も先月より5キロ減り10月から7キロ以上減りました。
先生や先生をお慕いする全国の糖質制限実行者の方たちのおかげです。
ジムでマンツーマンのトレーニングも行いました。
糖質制限を開始し、食前は90〜110食後2時間は100〜140でした。
それが、最近朝の食前が130〜160の日があるんです。
仕事柄、夕食時間は8時です。9時以降は何も食べていません。
だから、不安なんです。
医者は、あなたは変わったことしてるようだけど、それがいつまで続くかな、と糖質制限に無関心です。
あと、来月海外に行きますが、数日スーパー糖質制限ができなくても、数値はすぐ戻るでしょうか?
折角の旅行なので出来る限りは頑張りながらも現地のグルメも楽しみたいのです。
いっぱい書きましたがよろしくご指導お願いいたします。
最後に先生やこちらのブログを読まれているご自身のブログを書かれている全国の糖質制限実行者の皆様に、お礼を申し上げます。
毎日とても励みになっています。感謝しています。
先生、教えてください。
最近、朝の食前血糖値が150〜160の日があります。
前の夕食では、
大豆たんぱくを摂るようにしているので、
木綿豆腐150gに鰹節と醤油のみ使用
他は、鯖水煮缶かステーキ塩胡椒焼きどちらかにレタスぐらいです。
しっかりスーパー糖質制限しているつもりなのですが。
私は3年前に健康診断で糖尿だとわかり、先生の本を購入しすぐスーパー糖質制限を実践したのですが、医者にする必要なしと言われ、折角1ヶ月データーを取り血糖値も減量も効果があったのにやめることになりました。
知識もなく、相談できる人もなく、他に地元に推進している医者もいなくて。
ですが、改善されない状況にストレスは溜まるばかりで、今年10月よりスーパー糖質制限を再開しました。
結果1カ月後の11月のhbは8.3(10月11%)
2カ月後の今日は6.7でした。
体重も先月より5キロ減り10月から7キロ以上減りました。
先生や先生をお慕いする全国の糖質制限実行者の方たちのおかげです。
ジムでマンツーマンのトレーニングも行いました。
糖質制限を開始し、食前は90〜110食後2時間は100〜140でした。
それが、最近朝の食前が130〜160の日があるんです。
仕事柄、夕食時間は8時です。9時以降は何も食べていません。
だから、不安なんです。
医者は、あなたは変わったことしてるようだけど、それがいつまで続くかな、と糖質制限に無関心です。
あと、来月海外に行きますが、数日スーパー糖質制限ができなくても、数値はすぐ戻るでしょうか?
折角の旅行なので出来る限りは頑張りながらも現地のグルメも楽しみたいのです。
いっぱい書きましたがよろしくご指導お願いいたします。
最後に先生やこちらのブログを読まれているご自身のブログを書かれている全国の糖質制限実行者の皆様に、お礼を申し上げます。
毎日とても励みになっています。感謝しています。
2015/12/26(Sat) 11:41 | URL | クラム | 【編集】
クラム さん
肉、魚、卵、チーズ、豆腐、納豆、葉野菜、アボカド、茸、海藻・・・いろいろ食べて
必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、微量元素、食物繊維を充分量摂取しましょう。
朝の食前血糖値が150〜160・・・暁現象の可能性があります。
このままスーパー糖質制限食を続けて経過をみて、どうしても早朝空腹時血糖値が改善しないなら
DPP-4阻害剤を夕食前二内服、あるいは腎機能が正常ならメトグルコを夕食後や眠前に内服するのも選択肢の一つです。
両者併用もあります。
海外旅行、羽目をはずさないように注意すれば、大丈夫と思います。
肉、魚、卵、チーズ、豆腐、納豆、葉野菜、アボカド、茸、海藻・・・いろいろ食べて
必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、微量元素、食物繊維を充分量摂取しましょう。
朝の食前血糖値が150〜160・・・暁現象の可能性があります。
このままスーパー糖質制限食を続けて経過をみて、どうしても早朝空腹時血糖値が改善しないなら
DPP-4阻害剤を夕食前二内服、あるいは腎機能が正常ならメトグルコを夕食後や眠前に内服するのも選択肢の一つです。
両者併用もあります。
海外旅行、羽目をはずさないように注意すれば、大丈夫と思います。
2015/12/26(Sat) 18:00 | URL | ドクター江部 | 【編集】
| ホーム |