2015年12月09日 (水)
おはようございます。
「糖尿病・肥満を克服する高雄病院の糖質制限給食」
江部康二著、講談社
2012年4月刊行
が、第16刷となりました。
これで累計6万部になります。
順調な増刷で嬉しい限りです。
これも、ブログ読者の皆さんのおかげです。
ありがとうございます。
過去約600人の入院糖尿病患者さんに供給して、血糖コントロールに画期的な実績を上げてきた、高雄病院の「糖質制限」給食。
余すことなく、1ヶ月間、31日分の日替わりメニューのレシピをを写真付きで紹介しました。
講談社・編集の谷山涼葉さんによれば、
『高雄病院の「糖質制限」給食こそは、日本の糖質制限食の王道です。』
この発言にすっかり乗せられてその気になって、本書が企画されました。
高雄病院栄養課には、部長の橋本眞由美さんをはじめ、全面的にお世話になり感謝です。
現在、入院糖尿病患者さんだけでなく、外来通院糖尿病患者さんにも、昼食に高雄病院の「糖質制限」給食(予約が必要です)を提供しています。
本書の特徴は、各項目を読みやすい文字数に簡略にまとめて、糖質制限食の理論や疫学研究を紹介してあることです。
最新の糖質制限食基礎知識が、さくさくと手に入ると思います。
もう一つ、私、江部康二の一週間の糖質制限食ライフ(朝食、昼食、夕食)が取り上げられているのも特徴です。
外食、自宅での食事、アルコールなど密着取材して記載しています。
取材は自分自身で、講演旅行のときも、手帳にメモをとって記録しました。
患者さんの体験談も男女それぞれ、載せさせていただきました。
K・Kさん、井上和子さん、ありがとうございました。
糖質制限食最新の基礎知識と高雄病院のレシピを、本書1冊で得ることができます。
是非、ご一読いただけば幸いです。
江部康二
☆☆☆
『高雄病院の「糖質制限」給食』の表紙裏から以下転載
従来の糖尿病食(糖質60%)を実践する限りは、食後高血糖が必ず生じます。
そのため、食事療法・運動・服薬・インスリン注射などを行っているにもかかわらず、糖尿病腎症による腎不全で人工透析になる方が、年間16271人もおられます。
本書の「スーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)」を実行すれば、薬に頼ることなく、速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。
高雄病院理事長 江部康二
☆☆☆
『高雄病院の「糖質制限」給食』のイントロから以下転載
<糖質制限食は人類の健康食>
糖質制限食は、高雄病院で1999年から日本で初めて開始した食事療法です。
わかりやすく言うと米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの糖質が多い食品を食べないで、肉や魚貝や豆腐や葉野菜などをしっかり摂取する食事療法です。
糖質制限食というと変わった食事というイメージなのですが、実は人類本来の自然な食事なのです。
人類が誕生したのが約700万年前で、農耕が始まるまでは、生業は狩猟・採集であり、全ての人類が糖質制限食でした。
約10000年前に農耕が始まり、主食が穀物へと変化し、現在まで続いています。
即ち穀物を主食としたのは、人類の歴史の中でわずか1/700の期間に過ぎません。
このように歴史的に進化の過程をみると「糖質制限食」と「穀物を主食とする高糖質食」、どちらが人類にとって自然な食事なのかはいうまでもありません。
糖質制限食は、人類本来の食事、いわば人類の健康食ですので、糖尿病や肥満をはじめとして様々な生活習慣病が改善していきます。
しかも糖質制限食は、糖質を抜くだけで脂質やタンパク質はOKなので「美味しく楽しく」続けられるのが特長です。
またお酒も蒸留酒や辛口のワインや糖質ゼロ発泡酒ならOKなので、糖質制限食を足かけ10年続けている私にとっても、とても嬉しい食事療法なのです。
本書ではその効果を高雄病院の12年以上の経験、1500人以上の治療実績をもとに、糖尿病・肥満・生活習慣病について解説し、レシピを紹介しました。
さらに最近は糖質制限食OKのスイーツ、お好み焼きなども開発され、下戸のかたにも手厚くフォローできるようになりました。
「糖尿病・肥満を克服する高雄病院の糖質制限給食」
江部康二著、講談社
2012年4月刊行
が、第16刷となりました。
これで累計6万部になります。
順調な増刷で嬉しい限りです。
これも、ブログ読者の皆さんのおかげです。
ありがとうございます。
過去約600人の入院糖尿病患者さんに供給して、血糖コントロールに画期的な実績を上げてきた、高雄病院の「糖質制限」給食。
余すことなく、1ヶ月間、31日分の日替わりメニューのレシピをを写真付きで紹介しました。
講談社・編集の谷山涼葉さんによれば、
『高雄病院の「糖質制限」給食こそは、日本の糖質制限食の王道です。』
この発言にすっかり乗せられてその気になって、本書が企画されました。
高雄病院栄養課には、部長の橋本眞由美さんをはじめ、全面的にお世話になり感謝です。
現在、入院糖尿病患者さんだけでなく、外来通院糖尿病患者さんにも、昼食に高雄病院の「糖質制限」給食(予約が必要です)を提供しています。
本書の特徴は、各項目を読みやすい文字数に簡略にまとめて、糖質制限食の理論や疫学研究を紹介してあることです。
最新の糖質制限食基礎知識が、さくさくと手に入ると思います。
もう一つ、私、江部康二の一週間の糖質制限食ライフ(朝食、昼食、夕食)が取り上げられているのも特徴です。
外食、自宅での食事、アルコールなど密着取材して記載しています。
取材は自分自身で、講演旅行のときも、手帳にメモをとって記録しました。
患者さんの体験談も男女それぞれ、載せさせていただきました。
K・Kさん、井上和子さん、ありがとうございました。
糖質制限食最新の基礎知識と高雄病院のレシピを、本書1冊で得ることができます。
是非、ご一読いただけば幸いです。
江部康二
☆☆☆
『高雄病院の「糖質制限」給食』の表紙裏から以下転載
従来の糖尿病食(糖質60%)を実践する限りは、食後高血糖が必ず生じます。
そのため、食事療法・運動・服薬・インスリン注射などを行っているにもかかわらず、糖尿病腎症による腎不全で人工透析になる方が、年間16271人もおられます。
本書の「スーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)」を実行すれば、薬に頼ることなく、速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールが可能です。
高雄病院理事長 江部康二
☆☆☆
『高雄病院の「糖質制限」給食』のイントロから以下転載
<糖質制限食は人類の健康食>
糖質制限食は、高雄病院で1999年から日本で初めて開始した食事療法です。
わかりやすく言うと米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの糖質が多い食品を食べないで、肉や魚貝や豆腐や葉野菜などをしっかり摂取する食事療法です。
糖質制限食というと変わった食事というイメージなのですが、実は人類本来の自然な食事なのです。
人類が誕生したのが約700万年前で、農耕が始まるまでは、生業は狩猟・採集であり、全ての人類が糖質制限食でした。
約10000年前に農耕が始まり、主食が穀物へと変化し、現在まで続いています。
即ち穀物を主食としたのは、人類の歴史の中でわずか1/700の期間に過ぎません。
このように歴史的に進化の過程をみると「糖質制限食」と「穀物を主食とする高糖質食」、どちらが人類にとって自然な食事なのかはいうまでもありません。
糖質制限食は、人類本来の食事、いわば人類の健康食ですので、糖尿病や肥満をはじめとして様々な生活習慣病が改善していきます。
しかも糖質制限食は、糖質を抜くだけで脂質やタンパク質はOKなので「美味しく楽しく」続けられるのが特長です。
またお酒も蒸留酒や辛口のワインや糖質ゼロ発泡酒ならOKなので、糖質制限食を足かけ10年続けている私にとっても、とても嬉しい食事療法なのです。
本書ではその効果を高雄病院の12年以上の経験、1500人以上の治療実績をもとに、糖尿病・肥満・生活習慣病について解説し、レシピを紹介しました。
さらに最近は糖質制限食OKのスイーツ、お好み焼きなども開発され、下戸のかたにも手厚くフォローできるようになりました。
「糖尿病・肥満を克服する高雄病院の糖質制限給食」の増刷、おめでとうございます。私の「糖質制限」食が、この本のおかげで、エサから脱皮しました。(笑)
恒例の第二日曜日開催の「糖質セイゲニストin北九州」の第46回月例会は、忘年会の会場予約の都合で、19日(土)に延期になります。
勉強会、忘年会「マグロのフルコース」、バーと流れます。
お楽しみの「糖質制限ランチ」は、
・九州食肉学問所・鹿児島放牧黒豚、しゃぶしゃぶ、
・コッコファームの飲むチーズ、
・三島の元祖「糖質制限、年越しそば」
をご用意しています。
*ただいま、キャンセル待ちですが、16日までお待ちいただける方は、ご連絡ください。misimyk@yahoo.co.jp
恒例の第二日曜日開催の「糖質セイゲニストin北九州」の第46回月例会は、忘年会の会場予約の都合で、19日(土)に延期になります。
勉強会、忘年会「マグロのフルコース」、バーと流れます。
お楽しみの「糖質制限ランチ」は、
・九州食肉学問所・鹿児島放牧黒豚、しゃぶしゃぶ、
・コッコファームの飲むチーズ、
・三島の元祖「糖質制限、年越しそば」
をご用意しています。
*ただいま、キャンセル待ちですが、16日までお待ちいただける方は、ご連絡ください。misimyk@yahoo.co.jp
2015/12/09(Wed) 14:25 | URL | 北九州 三島 | 【編集】
北九州 三島 さん
第46回ですか。
すごいです。
感嘆します。
第46回ですか。
すごいです。
感嘆します。
2015/12/09(Wed) 22:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
今晩は。9日のテレビ東京系WBSでは、発泡酒と第3のビールの原材料で使われているトウモロコシが遺伝子組み換え物に変わってきたことがわかったと放送されました(ただし、ビールは今までどおり非遺伝子組み換え物)。理由①仕入価格?②原材料表示制度→ビールの原材料「コーンスターチ」で組み換えならその表示が必要らしい、発泡酒などは「糖類」だけでよい。一方、遺伝子組み換え先進国のアメリカでは、非遺伝子組み換えの表示がある商品の売上が上がってきているとの事。今回コメントしたのは、放送で画面に出てきた発泡酒などの中に、愛飲しているいわゆる「糖質ゼロビール」があったからです。気にする方はご注意を、気にしない方はごくごくどうぞ。※ただ、注意しようにも「糖質」としか表示してありませんが。※テレビで見聞きしたものを文章にしたので、不正確な点があるかもしれません。
2015/12/10(Thu) 00:27 | URL | デュピュイ取るモバイル | 【編集】
デュピュイ取るモバイル さん
情報をありがとうございます。
情報をありがとうございます。
2015/12/10(Thu) 16:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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