2015年11月06日 (金)
宗田先生からコメントをいただきました。
宗田先生、ありがとうございます。
【15/11/07 宗田哲男
ご紹介いただきありがとうございます
江部先生、ご紹介いただきありがとうございます。
この本は江部先生からいただいた、1通のメールがなければ生まれなかった本です。
糖質制限で健康になった私に与えられた江部先生の宿題は、胎児新生児は何を栄養源にしているのかという問いかけでした。それの答えを出すために、何年かかかりましたが、江部先生の予想通り、胎児はケトン体で生きていることがわかりました。そして、新生児もです。胎盤に高濃度のケトン体が存在することがわかって、ケトン体が危険なものではなく、むしろヒトの根源的なエネルギー源ということが、示唆されました。
さらに妊婦が妊娠後期にはコレステロールと中性脂肪がきわめて高くなることも、理由がわかりました。卵は、もっともコレステロールが高い食品です。これは、ヒナのために栄養源です。されば、妊婦の高いコレステロールも、胎児のためのものなのです。このコレステロールを下げようという医者はいません。コレステロール悪玉説はこうして根拠を失います。
胎児は今までブドウ糖で生きていると言われてきました。ところが、胎児はケトン体で生きているのです。ヒトの歴史では、ほとんどの期間、ケトン体優位の生活でした。胎児も新生児もケトン体で生きているとしたら、現代人が糖質優位の生活をしていることこそ不合理でしょう。
この本には江部先生のブログから当院にたどり着き、みごとに糖質制限でお産した、1型、2型糖尿病の妊婦をはじめ、たくさんの、高レベルのケトン体人間が登場します。
夏井睦先生は「炭水化物が人類を滅ぼす」と警鐘を鳴らしました。これに応えて私は「ケトン体が人類を救う」という未来予想図を提案します。
ケトン体が危険といって、糖質制限に反対する日本糖尿病学会幹部のみなさまには到底理解できない、5000-7000μmol/Lというケトン人間の素晴らしさを紹介して、ケトン体の無実を晴らし、ケトン体で生きる未来を探求したものです。御笑覧いただければ幸いです。】
こんばんは。
私の畏友、宗田哲男先生がとうとう本を上梓されました。
ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書)
2015/11/17発売 宗田 哲男 (著)
が、アマゾンで予約受付中です。
胎児絨毛のケトン体値
臍帯血のケトン体値
新生児のケトン体値
など、極めて貴重な科学的成果が、この本にまとめられています。
特に、「胎盤絨毛のケトン体値」「臍帯血のケトン体値」に関しては、世界で初の報告の可能性があります。
そして、胎児の主たるエネルギー源はケトン体であるという重要な事実も、しっかり根拠を示してこの本で取り上げられています。
ケトン体のうち、β-ヒドロキシ酪酸を測定した研究です。
β-ヒドロキシ酪酸の基準値は、成人では85μmol/L以下です。
それが
胎盤絨毛のケトン体値:600~4500 平均1930 98症例
臍帯血のケトン体値:16~1980 平均254.4 416症例
新生児のケトン体値(生後4日目):100~800 平均240.4 312症例
です。
成人の基準値に比し、胎児絨毛のβ-ヒドロキシ酪酸値は、20倍~30倍以上です。
これはとりもなおさず、胎児の主たるエネルギー源はケトン体であることを示しています。
従来の常識を、根底から覆した素晴らしい研究成果だと思います。
保守的な医学界にも衝撃が走ると思います。
ケトン体が危険なんてとんでもない誤解で、胎児にとってはこれ以上ない重要なエネルギー源なのです。
このように知的興味満載の本書ですので、ブログ読者の皆さん、是非ご一読いただけば幸いです。
江部康二
☆☆☆
以下は出版社の内容紹介と目次です
商品の説明
内容紹介
ブドウ糖信仰から目を覚ませ!
今、世界中で注目の「ケトン生活」の安全性を実証した待望の書
これまでの治療は間違っている! !
糖尿病、肥満をはじめ、がんやアルツハイマー病…etc.の治療に、
なぜ、糖質制限やケトン食が有効なのか……??
世界ではじめて、胎児や赤ちゃんが「糖質制限」していることを
発見し、多くの糖尿病妊婦を救っている医師による、渾身の1冊!
【内容】
胎児、赤ちゃんは糖質制限していた!
著者は、これまでに新生児や胎児の臍帯血や絨毛のケトン体(体内の脂肪の分解によって生まれる物質)
の濃度を多数測定、基準値の20~30倍にもなることを世界で初めて明らかにした。
これは、赤ちゃんがブドウ糖ではなくケトン体をエネルギー源としていることを意味し、さらにヒトが本来、ブドウ糖ではなくケトン体代謝によるエネルギーシステムを基本としていた食物史を暗示させる。
今も危険とされる高ケトン状態だが、ケトン食は今では糖尿病や肥満だけではなく、アルツハイマー病やがんなど、多くの疾患に有効として研究が進んでいる。
本書では自身の糖尿病や、妊娠糖尿病の妊婦の管理への有効性の実証に始まり、学会からの激しい非難、それに対する反証を展開。
豊富な実例や体験談も交えながら、栄養学の新しい常識を打ち立て、医学の新たな地平へと読者を案内する。
出版社からのコメント
【目次】
はじめに
序章 本書で伝えたいことのあらかじめのまとめ
第1章 私が糖尿病になったころ
第2章 妊婦の糖尿病に、はじめての糖質制限
第3章 ケトン体物語・前編……学会での非難から、新発見へ
(1)簡易ケトン体測定器との出会い、そして江部先生からの手紙
(2)私たちのケトン体研究
(3)翌年の学会発表は、まるで戦争状態だった!
(4)日本産婦人科学会での発表(2014年3月、東京)
(5)最終章 胎盤のケトン体研究 学会発表
(6)ケトン食の再発見……高ケトン体は危険ではない!
第4章 ケトン体物語・中編……さらに勇気ある妊婦の登場!
第5章 ケトン体物語・後編……こんなにすごい「ケトン体エンジン」
第6章 栄養学の常識は、じつは間違っている!
(1)栄養指導は間違いだらけ
(2)コレステロール悪玉説の終焉
第7章 妊娠糖尿病とはいったい何か……妊娠期の人体が教えてくれること
(1)妊娠糖尿病とはどんな病気なのか?
(2)では、妊娠糖尿病とはなぜ起こるのでしょう?
コラム1 タニタの弁当:カロリーでは血糖管理は無理!
第8章 さらば、白米幻想!
(1)ヒトは何を食べてきたのか?
(2)白米中毒から脱出せよ!
第9章 学会というおかしな世界……糖質制限批判を考える
(1)日本糖尿病学会誌からのなさけない告発状
(2)糖尿病治療の不思議……マッチポンプの医学
コラム2 全血液中の糖質はティースプーン1杯
第10章 「たくましき妊婦たち」と「ケトン体」が日本を救う! 《体験談》
最終章 ケトン体がつくる未来
(1)ケトン体が人類を救う! ……認知症、がん、…etc.への効果
(2)ケトジェニックな医師たち、ケトジェニックの達人たち
(3)Facebookグループの活躍と発展、人気ブログやHPからの発信
コラム3 合併症のある2型糖尿病も改善中 菊池啓司さん
コラム4 素晴らしきかなケトン人間(親子)の快適生活
コラム5 どんどんよくなる糖尿病
おわりに
宗田先生、ありがとうございます。
【15/11/07 宗田哲男
ご紹介いただきありがとうございます
江部先生、ご紹介いただきありがとうございます。
この本は江部先生からいただいた、1通のメールがなければ生まれなかった本です。
糖質制限で健康になった私に与えられた江部先生の宿題は、胎児新生児は何を栄養源にしているのかという問いかけでした。それの答えを出すために、何年かかかりましたが、江部先生の予想通り、胎児はケトン体で生きていることがわかりました。そして、新生児もです。胎盤に高濃度のケトン体が存在することがわかって、ケトン体が危険なものではなく、むしろヒトの根源的なエネルギー源ということが、示唆されました。
さらに妊婦が妊娠後期にはコレステロールと中性脂肪がきわめて高くなることも、理由がわかりました。卵は、もっともコレステロールが高い食品です。これは、ヒナのために栄養源です。されば、妊婦の高いコレステロールも、胎児のためのものなのです。このコレステロールを下げようという医者はいません。コレステロール悪玉説はこうして根拠を失います。
胎児は今までブドウ糖で生きていると言われてきました。ところが、胎児はケトン体で生きているのです。ヒトの歴史では、ほとんどの期間、ケトン体優位の生活でした。胎児も新生児もケトン体で生きているとしたら、現代人が糖質優位の生活をしていることこそ不合理でしょう。
この本には江部先生のブログから当院にたどり着き、みごとに糖質制限でお産した、1型、2型糖尿病の妊婦をはじめ、たくさんの、高レベルのケトン体人間が登場します。
夏井睦先生は「炭水化物が人類を滅ぼす」と警鐘を鳴らしました。これに応えて私は「ケトン体が人類を救う」という未来予想図を提案します。
ケトン体が危険といって、糖質制限に反対する日本糖尿病学会幹部のみなさまには到底理解できない、5000-7000μmol/Lというケトン人間の素晴らしさを紹介して、ケトン体の無実を晴らし、ケトン体で生きる未来を探求したものです。御笑覧いただければ幸いです。】
こんばんは。
私の畏友、宗田哲男先生がとうとう本を上梓されました。
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2015/11/17発売 宗田 哲男 (著)
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胎児絨毛のケトン体値
臍帯血のケトン体値
新生児のケトン体値
など、極めて貴重な科学的成果が、この本にまとめられています。
特に、「胎盤絨毛のケトン体値」「臍帯血のケトン体値」に関しては、世界で初の報告の可能性があります。
そして、胎児の主たるエネルギー源はケトン体であるという重要な事実も、しっかり根拠を示してこの本で取り上げられています。
ケトン体のうち、β-ヒドロキシ酪酸を測定した研究です。
β-ヒドロキシ酪酸の基準値は、成人では85μmol/L以下です。
それが
胎盤絨毛のケトン体値:600~4500 平均1930 98症例
臍帯血のケトン体値:16~1980 平均254.4 416症例
新生児のケトン体値(生後4日目):100~800 平均240.4 312症例
です。
成人の基準値に比し、胎児絨毛のβ-ヒドロキシ酪酸値は、20倍~30倍以上です。
これはとりもなおさず、胎児の主たるエネルギー源はケトン体であることを示しています。
従来の常識を、根底から覆した素晴らしい研究成果だと思います。
保守的な医学界にも衝撃が走ると思います。
ケトン体が危険なんてとんでもない誤解で、胎児にとってはこれ以上ない重要なエネルギー源なのです。
このように知的興味満載の本書ですので、ブログ読者の皆さん、是非ご一読いただけば幸いです。
江部康二
☆☆☆
以下は出版社の内容紹介と目次です
商品の説明
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ブドウ糖信仰から目を覚ませ!
今、世界中で注目の「ケトン生活」の安全性を実証した待望の書
これまでの治療は間違っている! !
糖尿病、肥満をはじめ、がんやアルツハイマー病…etc.の治療に、
なぜ、糖質制限やケトン食が有効なのか……??
世界ではじめて、胎児や赤ちゃんが「糖質制限」していることを
発見し、多くの糖尿病妊婦を救っている医師による、渾身の1冊!
【内容】
胎児、赤ちゃんは糖質制限していた!
著者は、これまでに新生児や胎児の臍帯血や絨毛のケトン体(体内の脂肪の分解によって生まれる物質)
の濃度を多数測定、基準値の20~30倍にもなることを世界で初めて明らかにした。
これは、赤ちゃんがブドウ糖ではなくケトン体をエネルギー源としていることを意味し、さらにヒトが本来、ブドウ糖ではなくケトン体代謝によるエネルギーシステムを基本としていた食物史を暗示させる。
今も危険とされる高ケトン状態だが、ケトン食は今では糖尿病や肥満だけではなく、アルツハイマー病やがんなど、多くの疾患に有効として研究が進んでいる。
本書では自身の糖尿病や、妊娠糖尿病の妊婦の管理への有効性の実証に始まり、学会からの激しい非難、それに対する反証を展開。
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出版社からのコメント
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はじめに
序章 本書で伝えたいことのあらかじめのまとめ
第1章 私が糖尿病になったころ
第2章 妊婦の糖尿病に、はじめての糖質制限
第3章 ケトン体物語・前編……学会での非難から、新発見へ
(1)簡易ケトン体測定器との出会い、そして江部先生からの手紙
(2)私たちのケトン体研究
(3)翌年の学会発表は、まるで戦争状態だった!
(4)日本産婦人科学会での発表(2014年3月、東京)
(5)最終章 胎盤のケトン体研究 学会発表
(6)ケトン食の再発見……高ケトン体は危険ではない!
第4章 ケトン体物語・中編……さらに勇気ある妊婦の登場!
第5章 ケトン体物語・後編……こんなにすごい「ケトン体エンジン」
第6章 栄養学の常識は、じつは間違っている!
(1)栄養指導は間違いだらけ
(2)コレステロール悪玉説の終焉
第7章 妊娠糖尿病とはいったい何か……妊娠期の人体が教えてくれること
(1)妊娠糖尿病とはどんな病気なのか?
(2)では、妊娠糖尿病とはなぜ起こるのでしょう?
コラム1 タニタの弁当:カロリーでは血糖管理は無理!
第8章 さらば、白米幻想!
(1)ヒトは何を食べてきたのか?
(2)白米中毒から脱出せよ!
第9章 学会というおかしな世界……糖質制限批判を考える
(1)日本糖尿病学会誌からのなさけない告発状
(2)糖尿病治療の不思議……マッチポンプの医学
コラム2 全血液中の糖質はティースプーン1杯
第10章 「たくましき妊婦たち」と「ケトン体」が日本を救う! 《体験談》
最終章 ケトン体がつくる未来
(1)ケトン体が人類を救う! ……認知症、がん、…etc.への効果
(2)ケトジェニックな医師たち、ケトジェニックの達人たち
(3)Facebookグループの活躍と発展、人気ブログやHPからの発信
コラム3 合併症のある2型糖尿病も改善中 菊池啓司さん
コラム4 素晴らしきかなケトン人間(親子)の快適生活
コラム5 どんどんよくなる糖尿病
おわりに
江部先生、ご紹介いただきありがとうございます。この本は江部先生からいただいた、1通のメールがなければ生まれなかった本です。糖質制限で健康になった私に与えられた江部先生の宿題は、胎児新生児は何を栄養源にしているのかという問いかけでした。それの答えを出すために、何年かかかりましたが、江部先生の予想通り、胎児はケトン体で生きていることがわかりました。そして、新生児もです。胎盤に高濃度のケトン体が存在することがわかって、ケトン体が危険なものではなく、むしろヒトの根源的なエネルギー源ということが、示唆されました。
さらに妊婦が妊娠後期にはコレステロールと中性脂肪がきわめて高くなることも、理由がわかりました。卵は、もっともコレステロールが高い食品です。これは、ヒナのために栄養源です。されば、妊婦の高いコレステロールも、胎児のためのものなのです。このコレステロールを下げようという医者はいません。コレステロール悪玉説はこうして根拠を失います。
胎児は今までブドウ糖で生きていると言われてきました。ところが、胎児はケトン体で生きているのです。ヒトの歴史では、ほとんどの期間、ケトン体優位の生活でした。胎児も新生児もケトン体で生きているとしたら、現代人が糖質優位の生活をしていることこそ不合理でしょう。
この本には江部先生のブログから当院にたどり着き、みごとに糖質制限でお産した、1型、2型糖尿病の妊婦をはじめ、たくさんの、高レベルのケトン体人間が登場します。
夏井睦先生は「炭水化物が人類を滅ぼす」と警鐘を鳴らしました。これに応えて私は「ケトン体が人類を救う」という未来予想図を提案します。
ケトン体が危険といって、糖質制限に反対する日本糖尿病学会幹部のみなさまには到底理解できない、5000-7000μmol/Lというケトン人間の素晴らしさを紹介して、ケトン体の無実を晴らし、ケトン体で生きる未来を探求したものです。御笑覧いただければ幸いです。
さらに妊婦が妊娠後期にはコレステロールと中性脂肪がきわめて高くなることも、理由がわかりました。卵は、もっともコレステロールが高い食品です。これは、ヒナのために栄養源です。されば、妊婦の高いコレステロールも、胎児のためのものなのです。このコレステロールを下げようという医者はいません。コレステロール悪玉説はこうして根拠を失います。
胎児は今までブドウ糖で生きていると言われてきました。ところが、胎児はケトン体で生きているのです。ヒトの歴史では、ほとんどの期間、ケトン体優位の生活でした。胎児も新生児もケトン体で生きているとしたら、現代人が糖質優位の生活をしていることこそ不合理でしょう。
この本には江部先生のブログから当院にたどり着き、みごとに糖質制限でお産した、1型、2型糖尿病の妊婦をはじめ、たくさんの、高レベルのケトン体人間が登場します。
夏井睦先生は「炭水化物が人類を滅ぼす」と警鐘を鳴らしました。これに応えて私は「ケトン体が人類を救う」という未来予想図を提案します。
ケトン体が危険といって、糖質制限に反対する日本糖尿病学会幹部のみなさまには到底理解できない、5000-7000μmol/Lというケトン人間の素晴らしさを紹介して、ケトン体の無実を晴らし、ケトン体で生きる未来を探求したものです。御笑覧いただければ幸いです。
世間に公表されるにおいて、様々な障壁があったと推察いたしますが、そのおかげでいったい何人の人が救われたことか。
ただただ、感謝の念でいっぱいです。
これからもよろしくお願いします。
ただただ、感謝の念でいっぱいです。
これからもよろしくお願いします。
2015/11/07(Sat) 09:13 | URL | クワトロ | 【編集】
こんにちは。
宗田先生の「ケトン体が人類を救う」は非常に楽しみです。
私も糖質制限をはじめて、半年近くなります。ときどきヨーグルトにMCTオイルを入れて食べることもあります。体内のケトン体の量が少しは増えているのかどうか知りたいところです。
ふとした疑問なのですが、胎児や新生児では血中ケトン体濃度が高値であり、それをエネルギーとしているとのことですが、成長するにつれて体内の代謝が変わり、成人にとっては極端に高値のケトン体はよくないということはないのでしょうか?成人においても胎児や新生児と同様なレベルのケトン体濃度でも問題ないのでしょうか?がんやてんかんではケトン療法がなされていることを考えれば、大きな問題があるようには思いません。果たしてケトン体は、胎児や新生児と成人において、同様な働きをするのかどうか興味があります。
いかがでしょうか?
宗田先生の「ケトン体が人類を救う」は非常に楽しみです。
私も糖質制限をはじめて、半年近くなります。ときどきヨーグルトにMCTオイルを入れて食べることもあります。体内のケトン体の量が少しは増えているのかどうか知りたいところです。
ふとした疑問なのですが、胎児や新生児では血中ケトン体濃度が高値であり、それをエネルギーとしているとのことですが、成長するにつれて体内の代謝が変わり、成人にとっては極端に高値のケトン体はよくないということはないのでしょうか?成人においても胎児や新生児と同様なレベルのケトン体濃度でも問題ないのでしょうか?がんやてんかんではケトン療法がなされていることを考えれば、大きな問題があるようには思いません。果たしてケトン体は、胎児や新生児と成人において、同様な働きをするのかどうか興味があります。
いかがでしょうか?
2015/11/07(Sat) 10:53 | URL | じょん | 【編集】
科学的なことは分かりませんが、こんな生物の基本的なこともわかってなかったのですか?医学はその基礎の上に成立するもののはずですから、治療法も自ずから変ってくるでしょうね。
会場:東京国際フォーラム
http://www.50shinpo.com/index.html
シンポジウム(2016/2/19)
<食事療法のエビデンス>
「食事療法に関する最近の動向」
「糖質制限の功罪」
「地中海食の効果」
「腎症に対するたんぱく質制限の効果と限界」
「カーボカウンティング」
http://www.50shinpo.com/index.html
シンポジウム(2016/2/19)
<食事療法のエビデンス>
「食事療法に関する最近の動向」
「糖質制限の功罪」
「地中海食の効果」
「腎症に対するたんぱく質制限の効果と限界」
「カーボカウンティング」
2015/11/07(Sat) 12:25 | URL | 精神科医師A | 【編集】
クワトロ さん
応援ありがとうございます。
私はともかくとして、宗田先生は、学会発表のたびに
嫌がらせと受けて大変でしたが、
敢然と正面突破されて、とうとう本の出版となりました。
「真実は強し」です。
応援ありがとうございます。
私はともかくとして、宗田先生は、学会発表のたびに
嫌がらせと受けて大変でしたが、
敢然と正面突破されて、とうとう本の出版となりました。
「真実は強し」です。
2015/11/07(Sat) 14:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
じょん さん
成人でも、脳はケトン体の方を、ブドウ糖よりエネルギー源として好みます。
全ての真核生物(ミトコンドリアあり)において、ケトン体は
赤ちゃんから成体まで、主たるエネルギー源です。
成人でも、脳はケトン体の方を、ブドウ糖よりエネルギー源として好みます。
全ての真核生物(ミトコンドリアあり)において、ケトン体は
赤ちゃんから成体まで、主たるエネルギー源です。
2015/11/07(Sat) 14:30 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ラスおやじ さん
ケトン体は極めて安全で主要なエネルギー源であり、
細胞内の伝達系にも重要な役割を果たしている、大変有用な物質です。
そんな大事なことが、全くわかっていなかったのですから、
守旧派の医師は、まずは勉強してほしいと思います。
ケトン体は極めて安全で主要なエネルギー源であり、
細胞内の伝達系にも重要な役割を果たしている、大変有用な物質です。
そんな大事なことが、全くわかっていなかったのですから、
守旧派の医師は、まずは勉強してほしいと思います。
2015/11/07(Sat) 14:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
「糖質制限の功罪」 ・・・それなら
「カロリー制限食の罪罪」もテーマにしてほしいものですね。
カロリー制限・高糖質食は、「慢性殺人食」としか言いようがありません。
情報をありがとうございます。
「糖質制限の功罪」 ・・・それなら
「カロリー制限食の罪罪」もテーマにしてほしいものですね。
カロリー制限・高糖質食は、「慢性殺人食」としか言いようがありません。
2015/11/07(Sat) 14:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんばんは。11月7日の中日新聞に「第54回日本臨床細胞学会秋期大会/市民公開講座~健康に生きる~(11月21日/名古屋国際会議場)」の広告があり、1部は、「子宮頸がんで苦しまないために知ってほしいこと」 2部は、「ゆるやかな糖質制限食の薦め-糖尿病と肥満を予防するために-」というテーマで、2部の座長:伊藤雅文氏(名古屋第一赤十字病院/病理部) 講師:灰本元氏(NPO法人日本ローカーボ食研究会) 同:篠壁多恵氏(名古屋大学大学院医学系研究科 予防医学) とあります。
2015/11/07(Sat) 21:17 | URL | デュピュイ取る | 【編集】
デュピュイ取る さん
情報をありがとうございます。
「ゆるやかな糖質制限食」でも、普通に「ガッツリ3食糖質を摂取している場合」に比べれば
『糖質の害』は減少しますので、よいと思います。
もちろん、スーパー糖質制限食なら、さらにいいですね。
情報をありがとうございます。
「ゆるやかな糖質制限食」でも、普通に「ガッツリ3食糖質を摂取している場合」に比べれば
『糖質の害』は減少しますので、よいと思います。
もちろん、スーパー糖質制限食なら、さらにいいですね。
2015/11/08(Sun) 09:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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