2015年10月27日 (火)
【15/10/26 滋賀県民
講演会ありがとうございます。
講演会ありがとうございました。
講演会で質問させていただいた、高雄病院に通院し、糖質制限指導を受け、劇的によくなった滋賀県民です。
大変ありがとうございます。数値を申し上げると、以下の通りです。
年月日 血糖値 HbA1c 尿素窒素 尿酸
14.12.13 469 12.2 15.8 4.5
15.01.10 105 9.5 23.1 6.7
15.02.14 85 6.9 22.2 7.0
15.03.14 94 6.0 25.0 6.7
15.04.18 93 5.5 32.2 7.2
15.06.06 101 5.4 23.5 6.7
15.08.01 106 5.6 20.5 7.5
15.09.26 97 5.6 22.5 7.3
糖質制限開始2か月で、HbA1cがほぼ正常値(7以下)に戻りました。
以前カロリー制限をしていたときは、11.5から6.9まで下がるのに半年かかりました。
ただカロリー制限中は辛く、その後断念してしまい元に戻ってしまいました。
現在スーパー糖質制限を実行中であり、米、パン、麺類の糖質をやめ、1週間に2、3回、糖質をとるときだけ、アカルボースを食前に飲むような状況です。
カロリー制限とは違い、食事量を減らすこともないので、今後もずっとつづけられそうです。
私の場合、カロリー制限を止めた後の健康診断で、糖尿病の再悪化が見つかり、たまたま糖質制限を推奨している産業医の先生から、高雄病院を紹介していただきました。
私自身一度カロリー制限で失敗したので、今回は違う方法でやってみようという思いもありました。
ただこんなにも劇的に数値が下がるとは思ってもいませんでした。
本当にありがとうございます。
ただ懸念点もあり、尿酸と尿素窒素の数値が、標準値より高くなっています。
当日の質問でも、この値について聞きましたが、あまり気にすることはないとのことでした。
なお血糖値が高い方が、体に悪いとの認識があり、糖質制限を止めるつもりはありません。
また先生は、摂取カロリーが少ないからではとのことでしたが、糖質は減りましたが、食べる量は変わっておらず、体重も糖質制限後、2kg程度しか減少していないことから、高たんぱく、高脂質になっているのが影響しているのではと心配しています。
現在経過観察中ですが、今後何に注意をすればよいのでしょうか。】
こんにちは。
滋賀医科大学 第41回若鮎祭 特別講演会
健康は食事から!
糖質制限食を始めよう!
にご参加頂いた滋賀県民さんから、糖質制限食で糖尿病劇的改善という嬉しいコメントを頂きました。
滋賀県民さん、講演会へのご参加、そしてコメントをありがとうございます。
年月日 血糖値 HbA1c
14.12.13 469mg 12.2%
始まりは、なかなかの大物ですね。
血糖値469mg/dlとは、すごいです。
仰る通りカロリー制限食は、つらいです。
和牛サーロインステーキの脂ののったのを200g食べたらそれだけで1000kcalです。
男性で1600kcal/日とかのカロリー制限食を指導されていたら、残りは600kcalしかありません。
これでは、「ステーキは食べるな!」と言われているようなものです。
スーパー糖質制限食開始3ヶ月後には、HbA1c6.0%とほぼ基準値です。
12.2%からですから、素晴らしい改善です。
高雄病院を紹介して頂いた糖質制限食推奨の産業医の先生、「good job」です。
ありがとうございます。
最近のHbA1cは、5.4~5.6%でコントロールは優で基準値内(正常値)です。
しかも、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」のない質のいいHbA1cです。
SU剤内服やインスリン注射でHbA1cがコントロール良好でも、その場合は、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」のある質の悪いHbA1cのことが多いので、注意が必要なのです。
さて、滋賀県民さんが心配しておられる「尿素窒素」と「尿酸」のことです。
スーパー糖質制限食の場合、高タンパク食になるので、尿素窒素がやや高値になることがありますが、これは生理的なもので、心配ありません。
血清クレアチニン値や血清シスタチンCが正常値なら、腎機能は大丈夫です。
「腎機能正常の人が高タンパク食を食べた結果腎機能が悪化した」というような論文(エビデンス)は存在しませんので安心してください。
次に尿酸ですが、過去痛風発作を起こしたことがないならば、9mg/dlまでは、経過観察でOKとされています。
4.5
6.7
7.0
6.7
7.2
6.7
7.5
7.3mg/dl
このデータの推移なら、薬なしで経過をみられても、全く問題ありません。
尿酸値は、従来、肉の摂りすぎや、ビールの飲み過ぎで高値となるということが常識だったのですが、食事由来のプリン体は総量の約20%に過ぎず、体内で生合成するプリン体80%に比し、かなり少ないということが判明しました。
<尿酸を上昇させる要因>
尿酸を確実に上昇させるのは、重要なものから順番に
1、ストレス
2、肥満
3、大量の飲酒
4、激しい運動
5、プリン体の摂りすぎ
だそうです。
<尿酸の生成と排泄、尿酸プール>
☆尿酸の生成
プリン体の代謝産物として、尿酸が作られます。
一日で産生される尿酸の総量:約700㎎
☆尿酸の排泄
一日で排出される尿酸の量:約700㎎
・ 尿から排泄:約525㎎(3/4)
・ 汗や消化液から排泄:約175㎎(1/4)
☆尿酸の体内プール
・ 健康な人の体内には常に1200㎎程度の尿酸がプールされています。
尿酸は、このように毎日生産と排泄を繰り返しながら一定量を保っています。
しかし、尿酸の排泄がうまくいかなくなったり、尿酸が体内で作られすぎると、尿酸値が上がります。
プリン体がきわめて多い(100g中300㎎以上)食品は、鶏レバー、白子などで、
多い(100g中200-300㎎)のは豚レバー、牛レバー、かつお、まいわし、大正えびなどです。
さすがに、これらの食品は摂りすぎない方がいいと思いますが、滋賀県民さんの場合は、このまま、スーパー糖質制限食を継続されていけば、そのうち基準値内に落ち着くと思います。
江部康二
講演会ありがとうございます。
講演会ありがとうございました。
講演会で質問させていただいた、高雄病院に通院し、糖質制限指導を受け、劇的によくなった滋賀県民です。
大変ありがとうございます。数値を申し上げると、以下の通りです。
年月日 血糖値 HbA1c 尿素窒素 尿酸
14.12.13 469 12.2 15.8 4.5
15.01.10 105 9.5 23.1 6.7
15.02.14 85 6.9 22.2 7.0
15.03.14 94 6.0 25.0 6.7
15.04.18 93 5.5 32.2 7.2
15.06.06 101 5.4 23.5 6.7
15.08.01 106 5.6 20.5 7.5
15.09.26 97 5.6 22.5 7.3
糖質制限開始2か月で、HbA1cがほぼ正常値(7以下)に戻りました。
以前カロリー制限をしていたときは、11.5から6.9まで下がるのに半年かかりました。
ただカロリー制限中は辛く、その後断念してしまい元に戻ってしまいました。
現在スーパー糖質制限を実行中であり、米、パン、麺類の糖質をやめ、1週間に2、3回、糖質をとるときだけ、アカルボースを食前に飲むような状況です。
カロリー制限とは違い、食事量を減らすこともないので、今後もずっとつづけられそうです。
私の場合、カロリー制限を止めた後の健康診断で、糖尿病の再悪化が見つかり、たまたま糖質制限を推奨している産業医の先生から、高雄病院を紹介していただきました。
私自身一度カロリー制限で失敗したので、今回は違う方法でやってみようという思いもありました。
ただこんなにも劇的に数値が下がるとは思ってもいませんでした。
本当にありがとうございます。
ただ懸念点もあり、尿酸と尿素窒素の数値が、標準値より高くなっています。
当日の質問でも、この値について聞きましたが、あまり気にすることはないとのことでした。
なお血糖値が高い方が、体に悪いとの認識があり、糖質制限を止めるつもりはありません。
また先生は、摂取カロリーが少ないからではとのことでしたが、糖質は減りましたが、食べる量は変わっておらず、体重も糖質制限後、2kg程度しか減少していないことから、高たんぱく、高脂質になっているのが影響しているのではと心配しています。
現在経過観察中ですが、今後何に注意をすればよいのでしょうか。】
こんにちは。
滋賀医科大学 第41回若鮎祭 特別講演会
健康は食事から!
糖質制限食を始めよう!
にご参加頂いた滋賀県民さんから、糖質制限食で糖尿病劇的改善という嬉しいコメントを頂きました。
滋賀県民さん、講演会へのご参加、そしてコメントをありがとうございます。
年月日 血糖値 HbA1c
14.12.13 469mg 12.2%
始まりは、なかなかの大物ですね。
血糖値469mg/dlとは、すごいです。
仰る通りカロリー制限食は、つらいです。
和牛サーロインステーキの脂ののったのを200g食べたらそれだけで1000kcalです。
男性で1600kcal/日とかのカロリー制限食を指導されていたら、残りは600kcalしかありません。
これでは、「ステーキは食べるな!」と言われているようなものです。
スーパー糖質制限食開始3ヶ月後には、HbA1c6.0%とほぼ基準値です。
12.2%からですから、素晴らしい改善です。
高雄病院を紹介して頂いた糖質制限食推奨の産業医の先生、「good job」です。
ありがとうございます。
最近のHbA1cは、5.4~5.6%でコントロールは優で基準値内(正常値)です。
しかも、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」のない質のいいHbA1cです。
SU剤内服やインスリン注射でHbA1cがコントロール良好でも、その場合は、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」のある質の悪いHbA1cのことが多いので、注意が必要なのです。
さて、滋賀県民さんが心配しておられる「尿素窒素」と「尿酸」のことです。
スーパー糖質制限食の場合、高タンパク食になるので、尿素窒素がやや高値になることがありますが、これは生理的なもので、心配ありません。
血清クレアチニン値や血清シスタチンCが正常値なら、腎機能は大丈夫です。
「腎機能正常の人が高タンパク食を食べた結果腎機能が悪化した」というような論文(エビデンス)は存在しませんので安心してください。
次に尿酸ですが、過去痛風発作を起こしたことがないならば、9mg/dlまでは、経過観察でOKとされています。
4.5
6.7
7.0
6.7
7.2
6.7
7.5
7.3mg/dl
このデータの推移なら、薬なしで経過をみられても、全く問題ありません。
尿酸値は、従来、肉の摂りすぎや、ビールの飲み過ぎで高値となるということが常識だったのですが、食事由来のプリン体は総量の約20%に過ぎず、体内で生合成するプリン体80%に比し、かなり少ないということが判明しました。
<尿酸を上昇させる要因>
尿酸を確実に上昇させるのは、重要なものから順番に
1、ストレス
2、肥満
3、大量の飲酒
4、激しい運動
5、プリン体の摂りすぎ
だそうです。
<尿酸の生成と排泄、尿酸プール>
☆尿酸の生成
プリン体の代謝産物として、尿酸が作られます。
一日で産生される尿酸の総量:約700㎎
☆尿酸の排泄
一日で排出される尿酸の量:約700㎎
・ 尿から排泄:約525㎎(3/4)
・ 汗や消化液から排泄:約175㎎(1/4)
☆尿酸の体内プール
・ 健康な人の体内には常に1200㎎程度の尿酸がプールされています。
尿酸は、このように毎日生産と排泄を繰り返しながら一定量を保っています。
しかし、尿酸の排泄がうまくいかなくなったり、尿酸が体内で作られすぎると、尿酸値が上がります。
プリン体がきわめて多い(100g中300㎎以上)食品は、鶏レバー、白子などで、
多い(100g中200-300㎎)のは豚レバー、牛レバー、かつお、まいわし、大正えびなどです。
さすがに、これらの食品は摂りすぎない方がいいと思いますが、滋賀県民さんの場合は、このまま、スーパー糖質制限食を継続されていけば、そのうち基準値内に落ち着くと思います。
江部康二
2015/10/27(Tue) 13:11 | URL | 精神科医師A | 【編集】
いつも質問に辛抱強くご回答いただき感謝です。
江戸期、明治期の東京人は運動量が多いため発病しにくかったんだろうという先生の記述を(2007/11の記事)読んで納得しました。
私も何度も試してやはり40分の散歩の有り無しが40程血糖値を変えることを確認しました。
さて血糖値は180を超えると血管内皮に障害が、また140あたりからリスクが増えるというお話でした。
今日の質問は追加分のインスリンは血糖値が上がることで分泌されるわけですがこのトリガーとなる血糖値の目安は解明されていますか?想像するに何らかの絶対値かあるいは上がり幅のようなものが刺激となると思うのですが閾値のような数値がわかれば教えていただきたいです。
できるだけその閾値を超えないようなコントロールをしたいです。
江戸期、明治期の東京人は運動量が多いため発病しにくかったんだろうという先生の記述を(2007/11の記事)読んで納得しました。
私も何度も試してやはり40分の散歩の有り無しが40程血糖値を変えることを確認しました。
さて血糖値は180を超えると血管内皮に障害が、また140あたりからリスクが増えるというお話でした。
今日の質問は追加分のインスリンは血糖値が上がることで分泌されるわけですがこのトリガーとなる血糖値の目安は解明されていますか?想像するに何らかの絶対値かあるいは上がり幅のようなものが刺激となると思うのですが閾値のような数値がわかれば教えていただきたいです。
できるだけその閾値を超えないようなコントロールをしたいです。
2015/10/27(Tue) 15:58 | URL | 風太郎 | 【編集】
風太郎 さん
インスリン追加分泌には、第一相と第二相があります。
第一相は、血糖値の上昇を感知したら即分泌されますが、
これは前もって、β細胞内にプールされています。
その後、糖質摂取が続いて血糖値の上昇が続けば、第二相がそれに応じて、分泌されていきます。
従って、閾値というよりは、食前からの血糖値上昇に応じて分泌されます。
つまり、ご指摘のように上がり幅が刺激となっています。
従いまして、スーパー糖質制限食摂取で、糖質が数グラムと少量だと、
食前血糖値より食後血糖値が下がることが時にあります。
この場合、インスリン追加分泌第一相が、血糖上昇分を上回って分泌されたということです。
もちろん、低血糖になるよううなことはありません。
インスリン追加分泌には、第一相と第二相があります。
第一相は、血糖値の上昇を感知したら即分泌されますが、
これは前もって、β細胞内にプールされています。
その後、糖質摂取が続いて血糖値の上昇が続けば、第二相がそれに応じて、分泌されていきます。
従って、閾値というよりは、食前からの血糖値上昇に応じて分泌されます。
つまり、ご指摘のように上がり幅が刺激となっています。
従いまして、スーパー糖質制限食摂取で、糖質が数グラムと少量だと、
食前血糖値より食後血糖値が下がることが時にあります。
この場合、インスリン追加分泌第一相が、血糖上昇分を上回って分泌されたということです。
もちろん、低血糖になるよううなことはありません。
2015/10/27(Tue) 16:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
おもしろそうな、公開討論会ですね。
宗田先生、フレー、フレー!!
おもしろそうな、公開討論会ですね。
宗田先生、フレー、フレー!!
2015/10/27(Tue) 16:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000003-asahi-soci
「加工肉1日50グラム、がんリスク18%増」 WHO
この手の研究って時々ありますが、信憑性はどうなんでしょう?
記事には赤身の肉も危険の可能性とあります。
糖質制限すると、どうしても赤身や加工肉の摂取が増えます。
「加工肉1日50グラム、がんリスク18%増」 WHO
この手の研究って時々ありますが、信憑性はどうなんでしょう?
記事には赤身の肉も危険の可能性とあります。
糖質制限すると、どうしても赤身や加工肉の摂取が増えます。
2015/10/27(Tue) 17:47 | URL | Opus 0 | 【編集】
2015/10/27(Tue) 22:34 | URL | 精神科医師A | 【編集】
こんばんは。
少し気になる記事があります。
26日にWHOがベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉を1日50グラム食べると、結腸や直腸のがんにかかるリスクを18%高める、などとする研究結果を発表しています。この研究は、WHO傘下の国際がん研究機関(IARC、仏リヨン)の作業グループがまとめ発表されたもののようです。加工肉は、IARCの発がん性の基準で、喫煙やアスベストなどと同じ「グループ1」に分類されています。また、牛や豚、馬などの赤身の肉についても、発がんの可能性があるとする分類に位置づけています。
江部先生は、糖質制限を実践する上で、肉、魚、野菜、ナッツ等、バランスよく食べることを勧めておられます。一方で、MEC食がありますが、こちらはどちらかというと肉食中心のように感じています。私の勘違いかもしれませんが。
このような記事をみると、糖質制限を実践していく上でも、江部先生が言われるように様々なものをバランスよく食べたほうがいいように感じています。
いかがでしょうか?
少し気になる記事があります。
26日にWHOがベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉を1日50グラム食べると、結腸や直腸のがんにかかるリスクを18%高める、などとする研究結果を発表しています。この研究は、WHO傘下の国際がん研究機関(IARC、仏リヨン)の作業グループがまとめ発表されたもののようです。加工肉は、IARCの発がん性の基準で、喫煙やアスベストなどと同じ「グループ1」に分類されています。また、牛や豚、馬などの赤身の肉についても、発がんの可能性があるとする分類に位置づけています。
江部先生は、糖質制限を実践する上で、肉、魚、野菜、ナッツ等、バランスよく食べることを勧めておられます。一方で、MEC食がありますが、こちらはどちらかというと肉食中心のように感じています。私の勘違いかもしれませんが。
このような記事をみると、糖質制限を実践していく上でも、江部先生が言われるように様々なものをバランスよく食べたほうがいいように感じています。
いかがでしょうか?
2015/10/28(Wed) 00:01 | URL | じょん | 【編集】
初めてコメントいたします。沖縄で野菜ソムリエとして活動している50代女性です。「野菜を食べて健康に」と伝える立場でありながら、いつしかBMI25となり、深く反省して、先生の著作とブログを参考に、糖質の低い野菜をたっぷり食べながら、たんぱく質をしっかり摂る糖質制限に挑戦し、おかげ様で春からの半年で体重は-15kg、体脂肪率は-12%、BMIはほぼ20を達成しました。
野菜ソムリエとして人前に立つ機会も多いため、「どうやってそんなに痩せたの!?」と反響が非常に大きく、「そのダイエット法を教えて欲しい」という声に応えて、「野菜ソムリエがサポートするダイエット講座」をスタートし、実は先生の著作「糖質制限の教科書」をテキストに使用させていただいております。20名を超える参加者は「MEC食では野菜は食べなくていいといわれるが、自分は野菜も食べながらダイエットしたい」という方がほとんどです。(ただし、薬で血糖値をコントロールしている方や、重篤な基礎疾患をお持ちの方は、参加をお断りいたしました。)
私は現在、琉球大学医学部第一外科のドクターと一緒に、楽しく美味しく野菜を食べて肥満を解消して健康になることを提案する「野菜style」という記事を地元紙に連載しており、そのコンセプトからも野菜を食べる大切さを伝えたいと思っております。ちなみに、この先生も、夜だけは糖質制限を実行していらっしゃいます。また、来週は地元ラジオ番組に出演の予定があり、そこでも糖質制限ダイエットの話題になると思います。
そこで、大変遅ればせながら、先生の著作やブログをお手本に自分自身がダイエットしたことを公の場で話したり、私の講座で先生の著作をテキストに使わせていただいておりますことを、お許しいただけないでしょうか?
なお、私の野菜ソムリエとしての活動やダイエット講座の様子は、こちらのサイトからご笑覧いただければと思います。
http://www.oyasai.or.jp/
http://oyasaipro.ti-da.net/e8020397.html
http://oyasaipro.ti-da.net/e8048788.html
以上、ご多忙な先生に大変恐縮ではございますが、お願いの件、ご検討くださいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
野菜ソムリエとして人前に立つ機会も多いため、「どうやってそんなに痩せたの!?」と反響が非常に大きく、「そのダイエット法を教えて欲しい」という声に応えて、「野菜ソムリエがサポートするダイエット講座」をスタートし、実は先生の著作「糖質制限の教科書」をテキストに使用させていただいております。20名を超える参加者は「MEC食では野菜は食べなくていいといわれるが、自分は野菜も食べながらダイエットしたい」という方がほとんどです。(ただし、薬で血糖値をコントロールしている方や、重篤な基礎疾患をお持ちの方は、参加をお断りいたしました。)
私は現在、琉球大学医学部第一外科のドクターと一緒に、楽しく美味しく野菜を食べて肥満を解消して健康になることを提案する「野菜style」という記事を地元紙に連載しており、そのコンセプトからも野菜を食べる大切さを伝えたいと思っております。ちなみに、この先生も、夜だけは糖質制限を実行していらっしゃいます。また、来週は地元ラジオ番組に出演の予定があり、そこでも糖質制限ダイエットの話題になると思います。
そこで、大変遅ればせながら、先生の著作やブログをお手本に自分自身がダイエットしたことを公の場で話したり、私の講座で先生の著作をテキストに使わせていただいておりますことを、お許しいただけないでしょうか?
なお、私の野菜ソムリエとしての活動やダイエット講座の様子は、こちらのサイトからご笑覧いただければと思います。
http://www.oyasai.or.jp/
http://oyasaipro.ti-da.net/e8020397.html
http://oyasaipro.ti-da.net/e8048788.html
以上、ご多忙な先生に大変恐縮ではございますが、お願いの件、ご検討くださいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
2015/10/28(Wed) 11:47 | URL | 沖縄の野菜ソムリエ | 【編集】
Opus 0 さん
加工肉はやや問題がありそうです。
赤身肉に関しては、糖質を普通に食べている人では、多く食べるとがんのリスクということです。
赤身肉はスーパー糖質制限食の場合は大丈夫と思うのですが、このあたり一度記事にしたいと思います。
加工肉はやや問題がありそうです。
赤身肉に関しては、糖質を普通に食べている人では、多く食べるとがんのリスクということです。
赤身肉はスーパー糖質制限食の場合は大丈夫と思うのですが、このあたり一度記事にしたいと思います。
2015/10/28(Wed) 12:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
鎧塚氏「糖質はがんにとってエサです。・・・」と仰有ってますね。
情報をありがとうございます。
鎧塚氏「糖質はがんにとってエサです。・・・」と仰有ってますね。
2015/10/28(Wed) 12:57 | URL | ドクター江部 | 【編集】
沖縄の野菜ソムリエ さん
糖質制限食でダイエット成功、良かったですね。
大腸の腸内細菌(酪酸菌など)にとって、食物繊維は必須です。
例えば酪酸菌が食物繊維を分解して、酪酸をつくり、その酪酸が大腸細胞のエネルギー源となっています。
食物繊維とビタミンCのために、糖質制限な野菜はしっかり摂ることが必要と思います。
「先生の著作やブログをお手本に自分自身がダイエットしたことを公の場で話したり、
私の講座で先生の著作をテキストに使わせていただいておりますことを、お許しいただけないでしょうか?」
OKですので、著作やブログをどんどん活用されて、糖質制限食の普及活動をお続けいただけば幸いです。
プリントで資料を配付される時は、出典の明示だけお願い申し上げます。
糖質制限食でダイエット成功、良かったですね。
大腸の腸内細菌(酪酸菌など)にとって、食物繊維は必須です。
例えば酪酸菌が食物繊維を分解して、酪酸をつくり、その酪酸が大腸細胞のエネルギー源となっています。
食物繊維とビタミンCのために、糖質制限な野菜はしっかり摂ることが必要と思います。
「先生の著作やブログをお手本に自分自身がダイエットしたことを公の場で話したり、
私の講座で先生の著作をテキストに使わせていただいておりますことを、お許しいただけないでしょうか?」
OKですので、著作やブログをどんどん活用されて、糖質制限食の普及活動をお続けいただけば幸いです。
プリントで資料を配付される時は、出典の明示だけお願い申し上げます。
2015/10/28(Wed) 13:28 | URL | ドクター江部 | 【編集】
じょん さん
加工肉は、IARCで「グループ1」であり、少量にとどめるほうが無難です。
赤身肉は、普通に糖質を食べている人にはがんのリスクですが、糖質制限食実践者の場合は
大丈夫と個人的には思います。
このことは、一度記事にしようと思います。
スーパー糖質制限食の範疇で
<必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラル、微量元素、食物繊維>+<EPA・DHA>
を確保していれば、そのまま人類本来の食事、人類の健康食です。
これを達成するには、魚や野菜、海草、茸なども必要です。
もちろん、肉・卵・チーズもいいです。
加工肉は、IARCで「グループ1」であり、少量にとどめるほうが無難です。
赤身肉は、普通に糖質を食べている人にはがんのリスクですが、糖質制限食実践者の場合は
大丈夫と個人的には思います。
このことは、一度記事にしようと思います。
スーパー糖質制限食の範疇で
<必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラル、微量元素、食物繊維>+<EPA・DHA>
を確保していれば、そのまま人類本来の食事、人類の健康食です。
これを達成するには、魚や野菜、海草、茸なども必要です。
もちろん、肉・卵・チーズもいいです。
2015/10/28(Wed) 13:32 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生、はじめまして。
初めて投稿させていただきます。
昨日糖質制限完全ガイドを購入し、これから読むところです。
私は都合上、付き合いで外食をするため、完全に糖質制限ができません。
週に2日は外食があります。
なるべく食べるものを選ぶつもりではいるのですが、どうしてもラーメンやうどんのお店に行く必要もあり(断れない付き合いなのです)、そのときは食べてしまうことになりそうです。
現在、Hba1cが7~8の間をいったり来たりしています。
食後時間がたっても血糖値が高かったり、朝一が高い傾向にあります。
糖質制限が、プチやスタンダードなど1日の食事のスタイルではなく、日によってばらついてしまうと効果は得られませんか?
初めて投稿させていただきます。
昨日糖質制限完全ガイドを購入し、これから読むところです。
私は都合上、付き合いで外食をするため、完全に糖質制限ができません。
週に2日は外食があります。
なるべく食べるものを選ぶつもりではいるのですが、どうしてもラーメンやうどんのお店に行く必要もあり(断れない付き合いなのです)、そのときは食べてしまうことになりそうです。
現在、Hba1cが7~8の間をいったり来たりしています。
食後時間がたっても血糖値が高かったり、朝一が高い傾向にあります。
糖質制限が、プチやスタンダードなど1日の食事のスタイルではなく、日によってばらついてしまうと効果は得られませんか?
2015/10/29(Thu) 00:48 | URL | よもぎ | 【編集】
よもぎ さん
スーパー糖質制限食が一番効果があります。
スタンダードだと、1日1回食後高血糖になります。
プチだと、1日2回食後高血糖になります。
単純に上記のようになります。
まあ、糖質制限すればするほど良いということです。
一方プチでも、3食糖質を食べている糖尿人に比べれば、ましです。
財布にいつも、αGI剤(グルコバイなど)を入れておいて、
糖質を摂らざるを得ないときは、食直前30秒に飲むという選択肢もあります。
それで食後高血糖を少しだけ防げると思います。
スーパー糖質制限食が一番効果があります。
スタンダードだと、1日1回食後高血糖になります。
プチだと、1日2回食後高血糖になります。
単純に上記のようになります。
まあ、糖質制限すればするほど良いということです。
一方プチでも、3食糖質を食べている糖尿人に比べれば、ましです。
財布にいつも、αGI剤(グルコバイなど)を入れておいて、
糖質を摂らざるを得ないときは、食直前30秒に飲むという選択肢もあります。
それで食後高血糖を少しだけ防げると思います。
2015/10/29(Thu) 14:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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