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滋賀医科大学・若鮎祭  糖質制限食・特別講演会のご報告
こんばんは。

滋賀医科大学 第41回若鮎祭 特別講演会
健康は食事から!
糖質制限食を始めよう!

<日時>
2015/10/25(日) 14:30~16:30
講演:90分間  質疑応答:30分間


のご報告です。

滋賀医科大学臨床講義棟1階 臨床講義室1が満席でしたので、150人くらい参加していただいて満員御礼でした。

寒風の中、ブログ読者の皆さんもたくさんご参加いただきありがとうございました。
高雄病院や江部診療所の患者さんもご参加いただき、ありがとうございました。

私も背広にネクタイでしたが、滋賀医科大学が、少し山の中ということもあり、かなり肌寒かったです。

滋賀医大出身の糖質制限食賛成派の医師も複数ご参加頂きました。

精神科医師Aさん、小児科の岡田先生、母校での講演会へのご参加、ありがとうございました。
滋賀医大の医学生諸君ももちろん参加です。

4回生が、実務を担当するということで学祭実行委員の安田さん、司会と進行、お疲れ様でした。
安田さんのお父上も、講演に来て頂いたとのことでした。

講演会、質疑応答とも終始、笑いに包まれて和やかな雰囲気でとても喋りやすかったです。
わかりやすく楽しくお話できたかなと思っています。

高雄病院に入院されて、糖尿病が劇的によくなったとコメントとされた参加者もおられて、私も、面目躍如といったところでした。(さくらではありませんので念のため・・・。)

質疑応答も30分しっかり行いました。

講演会・質疑応答終了後は、サイン会と撮影会になり、私もなかなかの人気者でした。



江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ケトン臭と重曹について
初めて投稿させて頂きます。

江部先生,昨日の講演会では私の『耐糖能』に関する質問に対し,詳しく丁寧にお答え頂きまして誠にありがとうございました。

不躾ながら,もう一つだけ質問させて頂く御無礼をお赦し下さい。

私は糖質制限開始後に,体重及び肝臓の数値が劇的に改善したことについては昨日お話ししたとおりですが,実は『ケトン臭』が激しく,唯一の悩みの種となっております…

重曹を服用するとニオイが軽減すると聴いたので,早速小さじ半分の重曹をごくぬるま湯で溶いたものを朝晩2回飲むようにしました。

そこで質問なんですが,確かに代謝性アシドーシスの治療等でメイロンが投与される事はあるようですが,①果たしてケトン臭に効果はあるのでしょうか,②仮に小さじ半分程度の重曹で効果があるとした場合,ケトン代謝が減退してしまう懸念はありますか…の2点について,是非とも御教示頂けないでしょうか。

昨日は楽しく,ためになるお話をお聞かせ頂き,本当にありがとうございました!

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以下,よもやま話…

私はレアの牛肉にアレルギーがある事もあって,渡辺信幸先生が提唱されるMEC®には二の足を踏んでいます。

そこで,MECを実践されている方からするとやや守旧的に思われてしまう懸念は否めませんが,魚・油脂・鶏肉・大豆(Fish・Oil・Chicken・Soy)を主なカロリー源とする食事法を実践しています。

言葉遊びで,『渡辺先生がMECなら,こっちは【FOCS】だな』…なんて思っていたら,油脂の頭文字も【FOCS】となるどころか,その他の論点も全てこれに当て嵌まってしまい,何だか狐(FOX)につままれた気分になったので一念発起して整理し,【FOCSダイエット】としてまとめてみました(※営利目的ではありません)。
http://www30.atwiki.jp/focs/

サイトの方はまだまだ未完成ですが,今後も『言葉遊び』として楽しく研究を続けていく所存です。
2015/10/26(Mon) 21:45 | URL | FOCS | 【編集
講演会ありがとうございます。
講演会ありがとうございました。
講演会で質問させていただいた、高雄病院に通院し、糖質制限指導を受け、劇的によくなった滋賀県民です。大変ありがとうございます。数値を申し上げると、以下の通りです。

年月日    血糖値  HbA1c  尿素窒素  尿酸
14.12.13  469    12.2   15.8 4.5
15.01.10  105    9.5  23.1 6.7
15.02.14   85    6.9   22.2 7.0
15.03.14 94 6.0 25.0 6.7
15.04.18 93 5.5 32.2 7.2
15.06.06 101 5.4 23.5 6.7
15.08.01 106 5.6 20.5 7.5
15.09.26 97 5.6 22.5 7.3

糖質制限開始2か月で、HbA1cがほぼ正常値(7以下)に戻りました。以前カロリー制限をしていたときは、11.5から6.9まで下がるのに半年かかりました。ただカロリー制限中は辛く、その後断念してしまい元に戻ってしまいました。
現在スーパー糖質制限を実行中であり、米、パン、麺類の糖質をやめ、1週間に2、3回、糖質をとるときだけ、アカルボースを食前に飲むような状況です。カロリー制限とは違い、食事量を減らすこともないので、今後もずっとつづけられそうです。私の場合、カロリー制限を止めた後の健康診断で、糖尿病の再悪化が見つかり、たまたま糖質制限を推奨している産業医の先生から、高雄病院を紹介していただきました。私自身一度カロリー制限で失敗したので、今回は違う方法でやってみようという思いもありました。ただこんなにも劇的に数値が下がるとは思ってもいませんでした。本当にありがとうございます。
ただ懸念点もあり、尿酸と尿素窒素の数値が、標準値より高くなっています。当日の質問でも、この値について聞きましたが、あまり気にすることはないとのことでした。なお血糖値が高い方が、体に悪いとの認識があり、糖質制限を止めるつもりはありません。また先生は、接種カロリーが少ないからではとのことでしたが、糖質は減りましたが、食べる量は変わっておらず、体重も糖質制限後、2kg程度しか減少していないことから、高たんぱく、高脂質になっているのが影響しているのではと心配しています。現在経過観察中ですが、今後何に注意をすればよいのでしょうか。
2015/10/26(Mon) 23:55 | URL | 滋賀県民 | 【編集
ラカンカエキスについて
江部先生 こんにちは。
いつも楽しみに拝見しています。
ラカンカエキスについて、お尋ねします。
「顆粒にするためのショ糖」を加えない、100%のラカンカエキスという商品を見ました。
5gで1.2Kcalとのこと。
これは、血糖値に影響を与えないものを考えていいでしょうか?
教えていただけますと助かります。よろしくお願いします。
2015/10/27(Tue) 10:30 | URL | ちょこ | 【編集
Re: ケトン臭と重曹について
FOCS さん

重曹を飲んでも、ケトン臭には影響ないと思います。
またケトン代謝が減退することもないと思います。

血中ケトン体高値で、呼気中にアセトンが排泄されるとケトン臭となります。
3ヶ月ぐらい経過すると、心筋・骨格筋など体細胞が、しっかりケトンを利用するようになるので、
通常はアセトンがあまり排泄されなくなり、ケトン臭もなくなると思うのですが・・・。
2015/10/27(Tue) 12:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ラカンカエキスについて
ちょこ さん

「5gで1.2Kcal」

そうすると、少し人体に吸収されるということですね。
計算上は、5g中に、0.3gの糖質が含まれて、吸収されることとなります。
微量ですが、その分、少しだけ血糖が上昇すると思われます。

詳細は、メーカーに問い合わせて見てください。
2015/10/27(Tue) 12:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございました
江部先生,早速御回答頂き,ありがとうございました!

今後も試行錯誤しながら,ケトン臭と付き合っていく所存です…

なお,【FOCSダイエット】の方は『お遊び』程度に頑張って参りますので,温かい目で見守って頂けると大変心強いです。
2015/10/27(Tue) 13:06 | URL | FOCS | 【編集
滋賀医大の文献です
ジョスリン糖尿病学 第2版(2007医学書院)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031855395&Action_id=121&Sza_id=C0

監訳:滋賀医科大学内科学講座(内分泌代謝内科)教授 柏木厚典
    (後の病院長です)

 Joslin糖尿病センターは最近太りすぎや肥満合併2型糖尿病患者の食事療法勧告を改定した。血糖コントロールと減量を達成するための食事療法を定めるためにさらに研究が求められるが、われわれは、負のカロリーバランスとする食事計画を個々の患者ごとに決定する際には以下の勧告を使用している

[炭水化物] 総カロリーの40%以下とし、野菜、果物、そのままか砕いた穀物のような低グリセミックインデックス食を主な摂取カロリーとすべきである。細かく挽いた穀物、パスタ、パン、シリアル、いもといったでんぶん質の食品はできるだけ避けるべきである

[蛋白質] 筋肉とエネルギー消費をまかなうために、総摂取カロリーの30%は蛋白質とすべきである。望ましい蛋白源は、赤身や挽肉より、魚類、特に冷水魚で、鮭、まぐろ、鰯、その他、鶏肉、七面鳥、他の食用鳥類、大豆である。さらに、蛋白質は満腹感を増し、低蛋白食は食欲を増してしまうというデータがある。蛋白質は患者が望ましい低カロリー食を達成し維持するのを助ける

[脂質] 脂質は毎日の総カロリーのうち30%とし、主に一価と多価不飽和脂肪(例えば、木の実、オリープ油、キヤノーラ油)と魚類から摂取すべきである。ω-3脂肪酸を多く含有していればもっとよい。牛肉、豚肉、羊肉のような飽和脂肪を多く含む肉、高脂質の製品は少量にすべきである。同様に、トランス脂肪酸を多く含む食品は避けるべきである
2015/10/28(Wed) 16:42 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: 滋賀医大の文献です
精神科医師A さん

ありがとうございます。

ジョスリン糖尿病学 第2版(2007医学書院) ・・・糖質40%、タンパク質30%、脂質30%

これは、ゾーンダイエットですね。
2015/10/29(Thu) 14:31 | URL | ドクター江部 | 【編集
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