2015年10月17日 (土)
こんにちは。
東洋経済ONLINE、2015年10月17日、
『心を変えれば健康になれる!』アドラー心理学で病気も良くなる 江部康二著
の著者インタビュー記事が載りました。
かなり照れくさいのですが、紹介したいと思います。
江部康二
以下東洋経済ONLINEの著者インタビューを一部転載です。
☆☆☆
http://toyokeizai.net/articles/-/87182
糖質制限の権威が語る「心と健康」の深い関係
アドラーは最強の健康法だった!
江部 康二 :高雄病院理事長2015年10月17日
「糖質オフ」食品が普及する昨今、新しい健康常識として定着した感がある「糖質制限食」。
その開拓者で普及の立役者でもある江部康二氏は、京都の高雄病院の理事長で、漢方やアトピー治療、断食療法などのパイオニアでもあった。
江部氏は、幾多の新療法を確立してきた自らの考え方がアドラーの心理学に非常に近いと言い、
『心を変えれば健康になれる!――アドラー心理学で病気も良くなる』を上梓した。
その江部氏に話を聞く。
糖質制限食ブームを巻き起こしたカリスマ医師が、今、いちばん伝えたいことは、「心と健康」の深い関係だった。
「病気を治すのは医者ではなく、あなた自身の心の持ち方です」
江部 康二(えべ こうじ) 内科医、漢方医。
高雄病院理事長、日本糖質制限医療推進協会理事長、江部診療所所長。
1950年生まれ。74年京都大学医学部卒業。
78年から高雄病院に勤務。
漢方療法、絶食療法、食養生、心理療法なども取り入れ、独自の臨床活動を行ってきた。
99年高雄病院に糖質制限食を導入し、2001年から本格的に取り組む。
02年に自らも糖尿病であると気づいて以来、さらに研究に力を注ぎ「糖質制限食」の体系を確立。
自身の糖尿病も克服する。
アドラーを日本医療の新常識に
――アドラーの心理学が病気の治療や健康と、どう関係しているのでしょうか。
たとえば、アドラーは「人を心と身体に分けることはできない」と言いました。
この見方は「全体論」と呼ばれ、漢方やホリスティック医学とも共通していて、専門分化が進みすぎて全体像がわかりにくいという、現代の西洋医学の問題点を解決するカギなんですよ。
特に、アトピーなどのアレルギー性疾患、メタボや糖尿病など現代社会で大きな問題となっている生活習慣病は、心と身体の結び付きに注目しないと改善できません。
このように、アドラーの問題解決についての考え方は、病気の治療や健康を考える際にも応用が可能で、実践的な健康法として非常に有用なのですね。
――アドラーを健康に応用するとは、具体的に言うと?
アドラーは自分と他人の「課題の分離」が重要だと言っていますが、病気の治療を有効にするためには、医者と患者の課題の分離が非常に大切です。
また、アドラーは対等な人間関係が悩み解決の前提だとしていますが、治療においても医者と患者とが「対等な人間関係」を築くことが、治療を有効にする前提となります。
ここまで挙げてきた「全体論」「課題の分離」「対等な人間関係」など、アドラーの提唱している考え方はどれも医療現場では重要で、今、言ったように実践的に使えます。
でも残念ながら、今の日本の医療現場では常識になっているとは言えません。
だからこそ、アドラーを応用した健康法をご紹介することには、意味があると思っているのです。
医者としての経験則、「心を変えると健康になれる」
――新しい療法をいくつも確立できた秘訣は?
別に目新しい療法ばかり探していたわけではないのです。
けれど、漢方やアトピー治療、心理療法、断食療法、玄米魚菜食、そして糖質制限食と、図らずも開拓者の役を何度もすることになったのは、私がアドラー的であることと無関係ではないのかもしれません。
私はアドラーの専門家ではありませんが、医者として生きるうちに、偶然にも、彼の勧めるような考え方や態度を、自然に身に付けていたようなのですね。
そこで、今度の本ではアドラー的な人間が出来上がっていく実例として、兄や両親との人間関係を含めた私の半生もご紹介しています。
たとえば、私は糖尿病です。
普通なら、糖尿病だという事実がわかればショックでしょうが、「これで、俺は糖質制限食の実験台になれる」と、むしろ前向きに心を変えることができました。
糖質制限食にたどり着けたのには、私自身の「心を変える」というアドラー的な態度があったからなのです。
言わば、医者として生きてきた私の半生は、アドラーの結論が健康の面でも正しいことを証明していたようなものだと、今にして思うんですよ。
――心を変えるとは、具体的にどのように変えるのでしょうか。
それまでの常識にとらわれず、病気と治療について新しい眼で見直すことを、「心を変える」と言っています。
「治さなくてもいい」病気もある
たとえば、アトピーの患者さんには、それが治ると、もっと悪い病気を発症させるケースがあり、中にはアトピーが完治した途端、精神病を発症して、自殺未遂を起こした人もいます。
こうしたケースを「治らなくてもいいアトピー」と私は呼びます。
この例では、「病気は何が何でも治すべきだ」という常識にとらわれると、真の健康が見えなくなると思うんですよ。
患者さんの健康のためには、むしろ治さないほうがいい病気もあるという事実は、心を変えないと気づくことができないんですね。
逆に、心を変えると新しい健康観が見えて、それを実現できると思うのです。
――新しい健康観とはどういうことでしょうか。
私は「健康の意味を自分で決めていい」と思っています。
すると、100人いれば、100とおりのそれぞれに違った健康観があることになります。
人によっては、「病気があっても健康に生きることは可能」という健康観もありうるのです。
たとえば、先ほども申し上げたとおり私は糖尿病ですが、糖質制限食を実行していて血糖値は正常ですし、合併症のリスクも正常な人とほぼ同じです。
現実に、私は病気なのに、健康になれたわけです。
同じように、どんな重病の人でも、心を変えれば、健康になれる道は必ずあります。
心を変えることで、自分自身が真に求める健康とは何なのかがわかるんですね。
自分の求める健康がわかってこそ、楽しく元気に生きていくことができるのだと思うんです。
つまり、新しい健康観とは、「自分が本当に求める健康」のことなのです。
今度の本を読んだことがきっかけになって、多くの人が心を変えて、本当に自分らしい健康を手に入れる。
ぜひ、そうなってほしいと、大いに期待しているんですよ。
東洋経済ONLINE、2015年10月17日、
『心を変えれば健康になれる!』アドラー心理学で病気も良くなる 江部康二著
の著者インタビュー記事が載りました。
かなり照れくさいのですが、紹介したいと思います。
江部康二
以下東洋経済ONLINEの著者インタビューを一部転載です。
☆☆☆
http://toyokeizai.net/articles/-/87182
糖質制限の権威が語る「心と健康」の深い関係
アドラーは最強の健康法だった!
江部 康二 :高雄病院理事長2015年10月17日
「糖質オフ」食品が普及する昨今、新しい健康常識として定着した感がある「糖質制限食」。
その開拓者で普及の立役者でもある江部康二氏は、京都の高雄病院の理事長で、漢方やアトピー治療、断食療法などのパイオニアでもあった。
江部氏は、幾多の新療法を確立してきた自らの考え方がアドラーの心理学に非常に近いと言い、
『心を変えれば健康になれる!――アドラー心理学で病気も良くなる』を上梓した。
その江部氏に話を聞く。
糖質制限食ブームを巻き起こしたカリスマ医師が、今、いちばん伝えたいことは、「心と健康」の深い関係だった。
「病気を治すのは医者ではなく、あなた自身の心の持ち方です」
江部 康二(えべ こうじ) 内科医、漢方医。
高雄病院理事長、日本糖質制限医療推進協会理事長、江部診療所所長。
1950年生まれ。74年京都大学医学部卒業。
78年から高雄病院に勤務。
漢方療法、絶食療法、食養生、心理療法なども取り入れ、独自の臨床活動を行ってきた。
99年高雄病院に糖質制限食を導入し、2001年から本格的に取り組む。
02年に自らも糖尿病であると気づいて以来、さらに研究に力を注ぎ「糖質制限食」の体系を確立。
自身の糖尿病も克服する。
アドラーを日本医療の新常識に
――アドラーの心理学が病気の治療や健康と、どう関係しているのでしょうか。
たとえば、アドラーは「人を心と身体に分けることはできない」と言いました。
この見方は「全体論」と呼ばれ、漢方やホリスティック医学とも共通していて、専門分化が進みすぎて全体像がわかりにくいという、現代の西洋医学の問題点を解決するカギなんですよ。
特に、アトピーなどのアレルギー性疾患、メタボや糖尿病など現代社会で大きな問題となっている生活習慣病は、心と身体の結び付きに注目しないと改善できません。
このように、アドラーの問題解決についての考え方は、病気の治療や健康を考える際にも応用が可能で、実践的な健康法として非常に有用なのですね。
――アドラーを健康に応用するとは、具体的に言うと?
アドラーは自分と他人の「課題の分離」が重要だと言っていますが、病気の治療を有効にするためには、医者と患者の課題の分離が非常に大切です。
また、アドラーは対等な人間関係が悩み解決の前提だとしていますが、治療においても医者と患者とが「対等な人間関係」を築くことが、治療を有効にする前提となります。
ここまで挙げてきた「全体論」「課題の分離」「対等な人間関係」など、アドラーの提唱している考え方はどれも医療現場では重要で、今、言ったように実践的に使えます。
でも残念ながら、今の日本の医療現場では常識になっているとは言えません。
だからこそ、アドラーを応用した健康法をご紹介することには、意味があると思っているのです。
医者としての経験則、「心を変えると健康になれる」
――新しい療法をいくつも確立できた秘訣は?
別に目新しい療法ばかり探していたわけではないのです。
けれど、漢方やアトピー治療、心理療法、断食療法、玄米魚菜食、そして糖質制限食と、図らずも開拓者の役を何度もすることになったのは、私がアドラー的であることと無関係ではないのかもしれません。
私はアドラーの専門家ではありませんが、医者として生きるうちに、偶然にも、彼の勧めるような考え方や態度を、自然に身に付けていたようなのですね。
そこで、今度の本ではアドラー的な人間が出来上がっていく実例として、兄や両親との人間関係を含めた私の半生もご紹介しています。
たとえば、私は糖尿病です。
普通なら、糖尿病だという事実がわかればショックでしょうが、「これで、俺は糖質制限食の実験台になれる」と、むしろ前向きに心を変えることができました。
糖質制限食にたどり着けたのには、私自身の「心を変える」というアドラー的な態度があったからなのです。
言わば、医者として生きてきた私の半生は、アドラーの結論が健康の面でも正しいことを証明していたようなものだと、今にして思うんですよ。
――心を変えるとは、具体的にどのように変えるのでしょうか。
それまでの常識にとらわれず、病気と治療について新しい眼で見直すことを、「心を変える」と言っています。
「治さなくてもいい」病気もある
たとえば、アトピーの患者さんには、それが治ると、もっと悪い病気を発症させるケースがあり、中にはアトピーが完治した途端、精神病を発症して、自殺未遂を起こした人もいます。
こうしたケースを「治らなくてもいいアトピー」と私は呼びます。
この例では、「病気は何が何でも治すべきだ」という常識にとらわれると、真の健康が見えなくなると思うんですよ。
患者さんの健康のためには、むしろ治さないほうがいい病気もあるという事実は、心を変えないと気づくことができないんですね。
逆に、心を変えると新しい健康観が見えて、それを実現できると思うのです。
――新しい健康観とはどういうことでしょうか。
私は「健康の意味を自分で決めていい」と思っています。
すると、100人いれば、100とおりのそれぞれに違った健康観があることになります。
人によっては、「病気があっても健康に生きることは可能」という健康観もありうるのです。
たとえば、先ほども申し上げたとおり私は糖尿病ですが、糖質制限食を実行していて血糖値は正常ですし、合併症のリスクも正常な人とほぼ同じです。
現実に、私は病気なのに、健康になれたわけです。
同じように、どんな重病の人でも、心を変えれば、健康になれる道は必ずあります。
心を変えることで、自分自身が真に求める健康とは何なのかがわかるんですね。
自分の求める健康がわかってこそ、楽しく元気に生きていくことができるのだと思うんです。
つまり、新しい健康観とは、「自分が本当に求める健康」のことなのです。
今度の本を読んだことがきっかけになって、多くの人が心を変えて、本当に自分らしい健康を手に入れる。
ぜひ、そうなってほしいと、大いに期待しているんですよ。
江部先生、こんにちわ。
紹介の著書、興味深く購入読ませていただきたく思います。
今日は運動と血糖値の関係について質問させて頂きます。
ス-パ-糖質制限を行っているにもかかわらず、HbA1cが5.7~6.0とやや高めなので、血糖値測定器を購入し血糖値を測定してみました。
すると、筋トレを行った後のみ、血糖値は大きく上昇していることがわかりました。
先生のブログ、2008,11,04の運動と血糖値は読ませていただきました。数分間の強い運動は血糖値を上昇させると記されています。
一方、多くの先生、山田先生などは有酸素運動も筋トレのようなレジスタンス運動も血糖値には有効と述べておられます。
つきましては、筋トレのようなかなり強い運動は糖尿人とって、有益なのか有害なのかをお聞きしたく思います。
以下に血糖値測定結果を記します。
朝食前空腹時: 93(10/3)、96(10/4)、93(10/5)、89(10/9)、99(10/17)
朝食後2時間(室内で過ごし運動なし):110(10/2)、113(10/9)
朝食2時間後から1.5時間の筋トレ、1時間後:164(10/3)、165(10/10)、その後数時間で110~120に下がっている。
夕食前:117(10/2)、111(10/3)、114(10/9)
筋トレ:アエロバイク15分(心拍125程度の負荷)、次いで脚、腕、腹筋などマシンをを使い、10~15回が限界の負荷で45分、次いでランニングマシンで歩行(6.3km/時)30分。これを週3回。
糖質量:朝食8g、昼食5g、夕食13g程度
以上の結果から暁現象はないと思います。
通常の血糖値はそれほど高くなく、筋トレをやると大きく上昇しているので、これがHbA1cを高めにする原因ではないかと危惧しています。
しかし、筋肉量は糖の消費にも必要であり、ロコモティブシンドロ-ムにも重要と言われています。
糖尿人にとってどのような運動がいいのかご教示いただければ幸いです。
名古屋・h
紹介の著書、興味深く購入読ませていただきたく思います。
今日は運動と血糖値の関係について質問させて頂きます。
ス-パ-糖質制限を行っているにもかかわらず、HbA1cが5.7~6.0とやや高めなので、血糖値測定器を購入し血糖値を測定してみました。
すると、筋トレを行った後のみ、血糖値は大きく上昇していることがわかりました。
先生のブログ、2008,11,04の運動と血糖値は読ませていただきました。数分間の強い運動は血糖値を上昇させると記されています。
一方、多くの先生、山田先生などは有酸素運動も筋トレのようなレジスタンス運動も血糖値には有効と述べておられます。
つきましては、筋トレのようなかなり強い運動は糖尿人とって、有益なのか有害なのかをお聞きしたく思います。
以下に血糖値測定結果を記します。
朝食前空腹時: 93(10/3)、96(10/4)、93(10/5)、89(10/9)、99(10/17)
朝食後2時間(室内で過ごし運動なし):110(10/2)、113(10/9)
朝食2時間後から1.5時間の筋トレ、1時間後:164(10/3)、165(10/10)、その後数時間で110~120に下がっている。
夕食前:117(10/2)、111(10/3)、114(10/9)
筋トレ:アエロバイク15分(心拍125程度の負荷)、次いで脚、腕、腹筋などマシンをを使い、10~15回が限界の負荷で45分、次いでランニングマシンで歩行(6.3km/時)30分。これを週3回。
糖質量:朝食8g、昼食5g、夕食13g程度
以上の結果から暁現象はないと思います。
通常の血糖値はそれほど高くなく、筋トレをやると大きく上昇しているので、これがHbA1cを高めにする原因ではないかと危惧しています。
しかし、筋肉量は糖の消費にも必要であり、ロコモティブシンドロ-ムにも重要と言われています。
糖尿人にとってどのような運動がいいのかご教示いただければ幸いです。
名古屋・h
都内河北 鈴木です
新著昨日購入しました。
読み出しのスタッフの言葉から感動!
江部先生との面識は立川講演参加時江部先生待合室まで改善お礼を伝えたく押しかけましたが、本日ブログでのアドラー心理学そのものの対応でした。
私の体験した日本糖尿病学会信者医者達にはありえない対応でした。
私は多数改善コメントしているように、多大なる恩恵を受けている江部先生なのに、江部先生は何等権威風を吹かせる事無く、待合室まで押しかけた私に椅子より立ち上がり対応して頂きました。
恐縮したと共に驕り内無い対応に心安らぎ、糖質制限理論により生還した1患者として、偉大さを感じました。
又上記の行動こそがアドラー心理学に通じる行動だと感銘受けました。
本日より熟読させていただきます。
又、本ブログでアドラー心理学に関心持たせて頂いた1型糖尿病のちくてつさんへも感謝です。
敬具
新著昨日購入しました。
読み出しのスタッフの言葉から感動!
江部先生との面識は立川講演参加時江部先生待合室まで改善お礼を伝えたく押しかけましたが、本日ブログでのアドラー心理学そのものの対応でした。
私の体験した日本糖尿病学会信者医者達にはありえない対応でした。
私は多数改善コメントしているように、多大なる恩恵を受けている江部先生なのに、江部先生は何等権威風を吹かせる事無く、待合室まで押しかけた私に椅子より立ち上がり対応して頂きました。
恐縮したと共に驕り内無い対応に心安らぎ、糖質制限理論により生還した1患者として、偉大さを感じました。
又上記の行動こそがアドラー心理学に通じる行動だと感銘受けました。
本日より熟読させていただきます。
又、本ブログでアドラー心理学に関心持たせて頂いた1型糖尿病のちくてつさんへも感謝です。
敬具
2015/10/18(Sun) 11:43 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
名古屋・hさん
拙著のご購入、ありがとうございます。
運動と血糖値は兎に角、個人差が大きいのでそれぞれが、自分で工夫することが必要と思います。
そしてまだわかっていないことが多いのです。
一般に筋トレがあるていどハードだと、アドレナリンが分泌されると思います。
アドレナリンがでると血糖値が上昇します。
しかし、筋トレ後しばらくの間は、GLUT4が細胞表面にあがりやすくなっているし、
また筋肉中のグリコ-ゲンが減っているので、
仮に糖質を摂取しても筋肉細胞がどんどん血糖を取り込み、血糖値があまり上昇せずにすむ人もあるようです。
有酸素運動(ウオーキングなど)の血糖低下効果も、個人差が大きいです。
一般に基礎分泌が一定以下に減少している人や、肥満の人は有酸素運動効果が出にくいです。
名古屋・hさんの今のデータ、
HbA1cが5.7~6.0、早朝空腹時血糖値100mg未満、
なら、合併症の心配はないので、筋トレを継続されていいと思いますよ。
2008年02月25日 (月)
運動とエネルギー源⑨ 糖質制限食と筋力トレーニング
2008年03月04日 (火)
運動とエネルギー源⑩ 筋力トレーニングと血糖値
2008年03月12日 (水)
運動とエネルギー源⑪糖尿病と胃麻痺
2013年05月13日 (月)
運動と筋肉と血糖取り込み
もご参照頂けば幸いです。
拙著のご購入、ありがとうございます。
運動と血糖値は兎に角、個人差が大きいのでそれぞれが、自分で工夫することが必要と思います。
そしてまだわかっていないことが多いのです。
一般に筋トレがあるていどハードだと、アドレナリンが分泌されると思います。
アドレナリンがでると血糖値が上昇します。
しかし、筋トレ後しばらくの間は、GLUT4が細胞表面にあがりやすくなっているし、
また筋肉中のグリコ-ゲンが減っているので、
仮に糖質を摂取しても筋肉細胞がどんどん血糖を取り込み、血糖値があまり上昇せずにすむ人もあるようです。
有酸素運動(ウオーキングなど)の血糖低下効果も、個人差が大きいです。
一般に基礎分泌が一定以下に減少している人や、肥満の人は有酸素運動効果が出にくいです。
名古屋・hさんの今のデータ、
HbA1cが5.7~6.0、早朝空腹時血糖値100mg未満、
なら、合併症の心配はないので、筋トレを継続されていいと思いますよ。
2008年02月25日 (月)
運動とエネルギー源⑨ 糖質制限食と筋力トレーニング
2008年03月04日 (火)
運動とエネルギー源⑩ 筋力トレーニングと血糖値
2008年03月12日 (水)
運動とエネルギー源⑪糖尿病と胃麻痺
2013年05月13日 (月)
運動と筋肉と血糖取り込み
もご参照頂けば幸いです。
2015/10/18(Sun) 16:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
都内河北 鈴木 さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
「江部先生は何等権威風を吹かせる事無く、待合室まで押しかけた私に椅子より立ち上がり対応して頂きました。 」
そうでしたか。
自然に対等な関係で、対応できていたなら、私も嬉しいです。よかったです。
拙著のご購入、ありがとうございます。
「江部先生は何等権威風を吹かせる事無く、待合室まで押しかけた私に椅子より立ち上がり対応して頂きました。 」
そうでしたか。
自然に対等な関係で、対応できていたなら、私も嬉しいです。よかったです。
2015/10/18(Sun) 16:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
筋トレの影響について回答ありがとうございました。
紹介いただいた他のブログも参考にさせていただきました。
自分で工夫してさらなる改善を試みたいと思います。
名古屋・h
筋トレの影響について回答ありがとうございました。
紹介いただいた他のブログも参考にさせていただきました。
自分で工夫してさらなる改善を試みたいと思います。
名古屋・h
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