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伊藤一長長崎市長銃撃事件 と米国銃乱射事件に思う
おはようございます。江部康二です。京都は昨日夜から大変寒いです。昨夜は久しぶりに毛布をだして寝ました。

朝起きて新聞やテレビのニュースを見てますと、先日凶弾に倒れ亡くなられた、伊藤一長長崎市長と米国での大学構内の銃乱射の事件の続報が次々出ています。

どちらも、銃による痛ましい事件であり、亡くなられた方、親族の方、親しい方々の無念と心の痛みは計り知れないものがあると思います。

私も、患者様の命をお預かりする医師として、改めて命の尊さを思い知らされました。

亡くなられた方々のご冥福を、こころよりお祈り致します。

さて糖尿病のお話です。

今回のテーマは、『空腹時血糖値より食後血糖値が大事』です。

空腹時血糖値は110mg/dl未満が正常、110~126未満が境界領域、126以上は糖尿病
食後2時間血糖値は140未満が正常、140~200未満が境界領域、200以上は糖尿病、と定義されています。

しかし食後の高血糖が数年間続いてから、はじめて空腹時血糖値が境界領域に悪化してくることがほとんどなので、今の健康診断のシステムでは初期の糖尿病を見逃してしまう可能性が極めて高いのです。

不肖、江部康二、高雄病院という医療機関に勤務しながらも、職場健診は早朝空腹時の採血でした。1997年には107、1998年には115、1999年には112でした。両親糖尿病なので「境界領域か。そろそろ糖尿病やばいかな?」くらい軽くとらえていたのです。今から思えばこの時点で充分食後高血糖だったのです。

そして2002年、たまたま主食摂取後2時間の血糖値を測定したら260あって、青天の霹靂というほどではないのですが、びっくりしてがっくりして、糖尿人確定となったのです。

現在職場のメタボな方々には、主食後2時間の血糖値測定を勧めて、糖尿病の早期発見を目指しています。

ブログ見て頂いている皆さんも、メタボ腹の自覚のある人は、糖尿病の早期発見のために是非糖質摂取後2時間の血糖値を測定してみてくださいね。
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
メタボ腹には今しばらくの猶予があると思っていますが、
先生、食後2時間でないとダメですか?
1時間のデータがあって、それはOKだったのですが・・
2007/04/19(Thu) 18:55 | URL | ラオ子 | 【編集
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