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75gOGTTで、インスリンの分泌が少なめなのは、良いパターン。
【15/07/01 じょん

75OGTT時の血糖値とインスリン値

いつも先生のブログを楽しみにしています。また、完全ではありませんが、糖質制限をしています。

私は下垂体腺腫のためアクロメガリーになり、7年ほど前に手術をしました。腫瘍は完全に切除できました。1年に一度、再発がないかを検査をするために75OGTTをしています。糖負荷によりGHが抑制されるかどうかを確認しています。おかげさまで再発はないです。
さて、75OGTTのときに血糖値とインスリン値を測定しています。糖質制限前の昨年の検査結果ですが、次のような結果です。
Pre      血糖 94 mg/dL インスリン 3 μU/mL
30min  血糖 92 mg/dL インスリン 11 μU/mL
60min 血糖 111 mg/dL インスリン 14 μU/mL
90min 血糖 119 mg/dL インスリン 18 μU/mL
12min 血糖 122 mg/dL インスリン 20 μU/mL

この推移は問題ないのでしょうか?血糖値は高くないのですが、インスリンの分泌が少ないようにも思いますがいかがでしょうか?インスリンインデックスの基準値は0.4未満のようですが、計算するとマイナスになってしまいます。

いずれにしても糖質制限は継続していこうと考えています。家では私だけが実践しているので、食事の準備で家内には少し負担をかけているのが申し訳ないところです。

今後ともよろしくお願いいたします。】



こんばんは。

じょんさんから、75gOGTTの結果についてコメントをいただきました。

インスリンの分泌が、

前 インスリン 3 μU/mL
30min インスリン 11 μU/mL

ですので、空腹時基礎分泌インスリンに対して、30分値(追加分泌初期相)は3.67倍くらい出ていますが、確かに少量ですね。

少量の追加分泌インスリンで、血糖値が上昇するどころか、94mgから92mgに下がったのですから、とてもよいことと思います。

じょんさんの場合は、インスリンの効き目が非常にいいので、このような少量で血糖コントロールが良好に保てているといえます。

ちなみにインスリン抵抗性の指標であるHOMA-Rは0.7(1.6以下正常)と、とても良好です。

インスリンは人体に絶対に必要なホルモンですが、少量で済めば済むほどよいのです。

インスリンがたくさん分泌されることそのものが酸化ストレスリスクとなり、がんや老化の元凶となります。

じょんさんは、75gのブドウ糖を負荷してもこの程度のインスリン分泌で済んでいるので、とても好ましい状況です。

糖質制限食なら、さらにインスリン分泌は少なくて済むので、酸化ストレスリスクは殆どなくなります。

このまま美味しく楽しく末長く、糖質制限食をお続けくださいね。


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
吐き気に襲われましたT^T
こんばんは。初めまして。糖質制限を始めて3週間の『きょきょきょのきよ』と申します。一件質問させて頂いても宜しいでしょうか?
何時も仕事の時のお昼ご飯は自分の作ったお弁当でご飯はなしか、ほんの一口だけ入れるようにしているのですが、今日は同僚に誘われて外食に行きました。サラダとメインは食べて、付け合せの一口パスタ、マッシュポテト、パンは残したのですが、デチーズケーキを特別サービスデザートとして供されました。特別と言われて、仕方なくケーキを完食したのですが、午後から仕事をしていたら、だんだんと気分が悪くなり激しい吐き気に襲われました。トイレに行きましたが、吐き気だけで嘔吐はありませんでしたが、目眩を覚えました。この吐き気と目眩は、何だったんでしょうか?やはりチーズケーキを食べてしまった事が原因ですか?また、チーズケーキを食べてしまった今、何か心掛ける事はありますか?御多忙な所、申し訳ありませんがご教授頂ければ、幸いです。
2015/07/02(Thu) 19:12 | URL | きょきょきょのきよ | 【編集
江部先生、ありがとうございます
江部先生、ありがとうございます。
データの読み方もよくわかりました。これからも糖質制限を無理なく、継続していきます。
2015/07/02(Thu) 20:44 | URL | じょん | 【編集
Re: 吐き気に襲われましたT^T
きょきょきょのきよ さん

吐き気と目眩・・・私にもよくわかりません。

ともあれ、糖質制限食は人類本来の食事、人類の健康食ですので
つらくない範囲で緩くてもよいので、続けていきましょう。
2015/07/02(Thu) 22:16 | URL | ドクター江部 | 【編集
ありがとうございます
江部先生こんばんは。
毎日ブログ更新お疲れ様です。

私は緩余進行1型と三ヶ月前に判明した者です。
江部先生の本の高雄病院のメニューを真似てます。
先生の食事もボリュームもあり美味しそうですねっ!

糖質制限を始めて約三ヶ月
発覚時は血糖390
HbA1cは12でした。
先日の検査では、血糖105
HbA1cは6.1まで下がっていました。
投薬なしで、主治医もとても驚いており、糖質制限を認めてくれました。
体重も7キロ減 体調も大変良くなりました!
生理前に必ず数個出来てた吹き出物も出来なくなりました!


先生の本とブログのお陰です。
感謝感激です。

お忙しい事と思いますが、もしよろしければ教えて頂きたい事があります。

三ヶ月のGAD 抗体は2.1でした。
先日は1.9でした。
下がっているのはたまたまなのでしょうか?
膵島細胞質抗体も三ヶ月前にしましたが、こちらはマイナスでした。

先生はほとんどの場合、GAD 陽性の人は膵質細胞質抗体も陽性だと言っておられ、少し首を傾げていました。
もしかしたら2型の可能性もなくはない。と仰いました

江部先生も同じご意見でしょうか?

緩余進行ならば、早めのインスリンが良いと言われましたが、どの検査結果次第でインスリンスタートが決まるのでしょうか。

宜しくお願い致します。




2015/07/03(Fri) 00:31 | URL | みー | 【編集
Re: ありがとうございます
みー さん

現在の血糖コントロールなら、自分自身のインスリンは必ず分泌されています。
最近、抗GAD抗体が陽性でも、2.1とか1.9とか低めの陽性の場合は、結構長期間
内因性インスリンが確保されるケースがあると報告されています。

糖質制限食で血糖コントロール良好を保つことそのものがβ細胞の保護にもなっています。
インスリン分泌能が保たれているならば、インスリン注射はいりません。

早朝空腹時の血糖値とインスリン値を測定して、HOMA-β(インスリン分泌能)を計算してみましょう。

詳しくは主治医とご相談いただけば幸いです。
2015/07/03(Fri) 08:31 | URL | ドクター江部 | 【編集
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