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1型糖尿人の血糖コントロール改善報告
【15/07/01 ちくてつ

1型糖尿人の血糖コントロール改善報告です

 江部先生、ありがとうございます。
 おかげさまで、糖質制限食によって、血糖のコントロールが上手にできるようになってきました。
 インスリンの量も減ってきました。
 この調子で、やってゆきたいと思います。

 最近の血糖コントロールの調子は口中の感覚でわかります。
 目覚めた時に、口中の感覚が「正常人」のそれに近づいています。それまでは乾いていたり、ざらついていたり、若干の違和感がありました。

 もうひとつは気分の落ち着きです。血糖の乱高下は、気分障害を引き起こします。「ジキル博士とハイド氏」のようになります。
 低血糖は感情を爆発させることも知られます。
 このような症状はまったく出ていないので、血糖のコントロールが大事だとわかります。

 そして、血糖のコントロールがなかなか難しいと言われる1型の方にお伝えしたいのは、毎日4、5回血糖値を測り、血糖log=記録をつけましょう、ということです。
 その記録を読み返し、「ここはもう少しインスリンを入れほうが良かった」とか、「ここではインスリンが多かった」とか、記入します。
 ◎◎◎◎という料理をいただくと、血糖値が食後1時間で◎◎◎mg/dl上がった、このような事例が積み重なり、血糖のコントロールが上手にできるようになります。

 私の記録です、ご参考まで。
【血糖値log】 mg/dl
      朝イチ   昼前  午後3時頃 夕方   就寝前
6月26日 103  102  149   120  130
     (ベーサル7.5+ボーラス8.0=合計15.5単位)
6月27日 123   71  106    92  151  
     (ベーサル7.5+ボーラス6.8=合計14.3単位)  
6月28日 102  108        122  134
     (ベーサル7.5+ボーラス6.5=合計14.0単位)
6月29日 118  136   65   128  166
     (ベーサル7.5+ボーラス9.5=合計17.0単位)
6月30日  72  138   99   126   84
     (ベーサル7.5+ボーラス5.0=合計12.5単位)
 主治医の定めてくれたインスリン量は1日20単位ですから、7〜8割くらいに減らせました。
 
 これと対照的なのが、インスリンポンプが不調だったころです。
5月19日 290  292  186   145  194
    (ベーサル7.5+ボーラス12.5=合計20.0単位)

 心配な数値が並んでいました。
 でも、いま、コントロールできるようになりました。
 1型の方の励みになれば、うれしいです。】


こんにちは。

劇症1型糖尿人のちくてつさんから
「1型糖尿人の血糖コントロール改善報告」
をコメントいただきました。

いつも貴重な体験報告をありがとうございます。
とても参考になります。

ちくてつさんは1型ですが、HbA1cが5.7%くらいで、
      朝イチ  昼前  午後3時頃  夕方    就寝前
6月26日 103  102  149   120  130mg/dl
など血糖変動幅も大変少ないですし、食後高血糖もありません。

「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」という酸化ストレスリスクがないので、合併症発症も予防できます。
今の血糖コントロールなら、健常人と変わりませんね。

糖質制限食とインスリンポンプの併用ということで、これだけの素晴らしい成果がでているのだと思います。


 【もうひとつは気分の落ち着きです。血糖の乱高下は、気分障害を引き起こします。
「ジキル博士とハイド氏」のようになります。
 低血糖は感情を爆発させることも知られます。
 このような症状はまったく出ていないので、
血糖のコントロールが大事だとわかります。】


そうですね。

血糖値の乱高下がかなり心理的な不安定さを起こします。

血糖値が急上昇すると、ぼーっとしたり眠たくなったりします。

同様に血糖値が急下降しても同様の症状が出ます。

低血糖では、イライラしたり怒りやすくなったり不安になったりと、心理的な症状が出ますし、易疲労感、気力低下、集中力低下、物忘れ、頭痛、めまい、発汗、震え、心悸亢進などがでることもあります。

血糖コントロールがよくなり、心理的に安定するということは、他者との交流など生活の質(QOL)を保つ上では、非常に大きな意味があります。

これからも美味しく楽しく末長く、糖質制限食をお続けくださいね。


江部康二

テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
ありがとうございます!
私も一年前に一型糖尿病になりました。
まわりの一型の方はカーボカウントぐらいで、最初この江部先生のブログでもあまり一型の情報は載ってなくて、糖質制限をしているのは私だけなのかなぁと思っていたんですが、最近になってちくてつ様からたくさん情報をいただけて、一型の事が毎日のように取り上げていただけてすごく励みになっています!
私も毎日食べた物と血糖値をノートに書いて日々勉強しています。
最初病気になった時は恐怖でいっぱいだったんですが、今ではもう余裕です!
糖質を控えれば血糖値が乱高下する事は全然ないですから(^^)
江部先生、ちくてつ様、これからもブログや著書を拝見して応援していますね!
ありがとうございます。
2015/07/01(Wed) 14:50 | URL | みよ | 【編集
Re:1型糖尿人の血糖コントロール改善報告
いつも詳しくレポートして戴きありがとうございます。主治医からインスリンポンプを勧めてくれたことがありましたが、尻込みをしていました。効果は大きいようですね。
入浴などに支障はないのでしょうか。

昨日は宴会があり、ビールなどを飲んでしまい、朝測ると197mg/dlでした。少し油断してしまいました。ともかく落ちついて生活することが肝心ですね。


2015/07/01(Wed) 16:25 | URL | ラスおやじ | 【編集
江部先生初めまして。

1型糖尿病歴41年の女性です。
発症は、妊娠9か月で死産をして、一週間位でケトンアチドーシスになり、3日間意識がありませんでした。その時の血糖は1000でした。

その頃は、インスリン注射も自分で煮沸消毒をした注射器と針を使っていました。
今では考えられないことばかりでした。

初めから綱渡り型、ブリットル型といわれ、コントロールがとても難しく、今では3大合併症が全部きてしまっています。

40年以上、低血糖が多いからと基礎インスリンがとても少なくボーラスでコントロールしてきました。最近カーボカウントのことを知り炭水化物に対するインスリンでコントロールを始めました。
基礎をかなり増やしたので、以前よりはコントロールしやすくなりました。

先生にお聞きしたいのは、透析にまでなってしまってからは糖質制限食は無理でしょうか。
タンパクを採ればリンも上がってしまいますから。

因みに私自身のインスリンは全くでていません。
前出のちくてつさんの書いていらしたことも殆ど実践しているので、合併症がある割には至って元気です。

お忙しい所を申し訳ありません。
2015/07/01(Wed) 18:28 | URL | ちいこ | 【編集
健康診断で
はじめまして。
ちゃっぴぃと申します、今年40歳の男性です。
 
4、5年前から血糖値が高く、血糖値を下げる薬を飲んでましたが、効果なく、こちらのブログ記事に辿り着いて糖質制限をはじめました。

糖質制限を始めて1年半くらいになります。1年前の健康診断では、さがらなかった血糖値が僅か半年で正常値になり、中性脂肪その他も問題ないくらいでした。

しかし、LDL-Cが高く、脂質異常といわれました。コレステロール値は上がってもいずれ落ち着いてくると先生のブログにありましたのであまり気にせず、糖質制限を続けておりました。

今年も健康診断の結果がでたので、数値をみたところ、やはりLDL-Cの値が高いままでした。健康診断の先生からは高脂血症なので治療が必要とのことでアトルバスタチンを処方されました。

しかし、副作用もあるみたいだし、正直、
薬は使いたくありません。

今回の数値は、次のような結果でした。薬を飲んだほうが良いのでしょうか?
お忙しいところ恐れ入りますがご教授くださるとうれしいです。

空腹時血糖100 HgA1c 5.2
中性脂肪70 HDL-c 64
LDL-c 216

2015/07/01(Wed) 19:29 | URL | ちゃっぴぃ | 【編集
Re: タイトルなし
ちいこ さん

人工透析になった場合、糖質制限食は実践しやすくなります。
タンパク制限が解除されるからです。
メリットもたくさんあります。

2012年10月07日 (日)の本ブログ記事
「人工透析中の糖尿人と糖質制限食について専門医のアドバイス。」
をご参照いただけば幸いです。
2015/07/01(Wed) 21:10 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 健康診断で
ちゃっぴぃ さん

中性脂肪が低め正常で、HDLコレステロールも充分量あります。
この場合のLDLコレステロールは、末梢組織に肝臓からコレステロールを運ぶ重要な役割をになっている
良いコレステロールです。

中性脂肪が高値で、HDLコレステロールが低値の場合は、
小粒子LDLコレステロールや酸化コレステロールという、悪いコレステロールが多くなるので良くないのです。

ちゃっぴぃ さんの場合は、スタチンは必要ないと思います。

ブログ扉にある、「コレステロール」の項の記事をじっくり読んでいただけば幸いです。
2015/07/01(Wed) 21:17 | URL | ドクター江部 | 【編集
75OGTT時の血糖値とインスリン値
いつも先生のブログを楽しみにしています。また、完全ではありませんが、糖質制限をしています。
私は下垂体腺腫のためアクロメガリーになり、7年ほど前に手術をしました。腫瘍は完全に切除できました。1年に一度、再発がないかを検査をするために75OGTTをしています。糖負荷によりGHが抑制されるかどうかを確認しています。おかげさまで再発はないです。
さて、75OGTTのときに血糖値とインスリン値を測定しています。糖質制限前の昨年の検査結果ですが、次のような結果です。
Pre      血糖 94 mg/dL インスリン 3 μU/mL
30min  血糖 92 mg/dL インスリン 11 μU/mL
60min 血糖 111 mg/dL インスリン 14 μU/mL
90min 血糖 119 mg/dL インスリン 18 μU/mL
12min 血糖 122 mg/dL インスリン 20 μU/mL

この推移は問題ないのでしょうか?血糖値は高くないのですが、インスリンの分泌が少ないようにも思いますがいかがでしょうか?インスリンインデックスの基準値は0.4未満のようですが、計算するとマイナスになってしまいます。

いずれにしても糖質制限は継続していこうと考えています。家では私だけが実践しているので、食事の準備で家内には少し負担をかけているのが申し訳ないところです。

今後ともよろしくお願いいたします。
2015/07/01(Wed) 21:38 | URL | じょん | 【編集
ちいこさんへ
エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013

http://www.jsn.or.jp/guideline/pdf/CKD_evidence2013/03honbun_teisei.pdf

2. リンの制限方法

 「この問題に対しては,透析患者に食品添加物を含んだ食事を避けるように指導することで,血清リンが0.6 mg/dL 減少することがRCT で示されており…」

  ◇

 このように、リンを含んだ食品添加物の入っている食品をさけるようにするべきでしょう
2015/07/01(Wed) 21:40 | URL | 精神科医師A | 【編集
インスリンポンプおすすめですが・・・
 江部先生、ありがとうございます。

 2型糖尿人の江部先生であればこそ、1型の糖尿人も信頼してこのブログで情報公開をされているのだと思います。

 1型糖尿病は「重篤な病気」という説明をバーンスタイン先生の「糖尿病の解決」で、はじめて知りました。

 それに、発症して気づいたのは、1型糖尿病の方の情報開示がほとんどないことでした。

 私自身、情報がほしくて調べても情報がないので、バーンスタイン先生の本を参考にして、色々と工夫し、かつ、自分で人体実験している最中です。
 そして、「これはいい」と思ったものは、江部先生のこのブログで紹介し、皆さんの役に立てばいいなと思っています。
 江部先生、どうぞお許しください。
 
 ところで、1型糖尿病は重篤な病気ですが、恥ずべき病気ではありません。もちろん、2型糖尿病もそうです。
 それどころか、あらゆる病気もそうです、と思います。
 
 アドラー心理学で言うなら、「恥ずかしい」と思うのは「私のみ」であり、私以外の誰一人として、恥ずかしいとは思っていないのです。

 ただし、自分が恥ずかしいと思っていることや、自分の不幸について人に言うと、「それはあなたの問題でしょ」と思われて、同情されるどころか、「ダメな人間」とレッテルを貼られます。

 そもそも、「世の中でいちばんつよい人間は病人」と、昔から言われています。
 自分は布団に寝ていて、あごで家族を言いなりにするとも言われています。
 
 でも本当のところは、自分の病気を人に話しても人は同情しません。心理学の実験で確かめられている事実です。
 なぜなら、それは愚痴だからです。
 愚痴を言う人間は、皆さんも、人の愚痴を聞かれた時に感じたことがあると思いますが、「ダメな人間」と思われてしまうのです。

 愚痴はやめましょう。
 そうではなくて、バーンスタイン先生のように、重篤な病気をどのように克服されてきたか、その試練の連続の、人体実験の情報公開を読めば、それだけで勇気をいただけます。

 私は、1型糖尿病という大きなハンデを背負って生きています。
 1型糖尿病カードももっています。
 3・11のような大震災のときに、インスリンを優先的にいただけるようにしてもらうカードです。1型以外の方はご存知ないでしょうね。

 それでも私は「本当に1型糖尿病ですか?」と言われるくらいになりたいと願っています。
 血糖値を正常人と同じレベル、HbA1c5.0以下にできれば、そうなります。それが私の目標であり、「できる」と思えるようになってきました。

 私の「人体実験」が、1型糖尿人の皆さんの参考になりましたら、うれしいです。
2015/07/01(Wed) 21:48 | URL | ちくてつ | 【編集
お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。先生のブログで書かれていたことと、病院でいわれたことがあまりにかけ離れてて不安になり、コメントさせてもらいました。

薬が必要ないようなので安心して、糖質制限を続けたいとおもいます。

ありがとうございました
2015/07/01(Wed) 22:17 | URL | 江部先生 | 【編集
インスリンポンプが主流になると思います
 らすさま、インスリンポンプについては、主治医の先生が糖尿病専門医でしたら、相談されたらいいと思います。
 アメリカではインスリンポンプが普及していて、最新型はかなり良くなっていると、1型糖尿人のドクターが報告されています。
 いまより、もっといいものが出るでしょう。
 現在のポンプは英語ベースですので、これをしっかり理解する必要があります。
 ポンプの操作も、かなりの慣れが必要です。
 しかし、「労あれば楽あり」、慣れれば注射よりはるかに楽です。
 ですから、私は注射には戻れません。
 血糖のコントロールも、「注射では難しいな」と思えます。

 入浴については、問題ありません。
 キャップをかぶせるだけでいいのです。
 「ほんとうですか?」と思われるでしょうね。私もそうでした。
 でも、「ほんとうです」
 シャワーもそうです。

 デメリットについても、説明したいと思います。
 メーカーも、ポンプ利用の人たちも、情報を開示していませんが、お腹の部位に針を置くと、注入トラブルが生じます。
 私の場合、身長168センチ、体重59キロですから、お腹に皮下脂肪がついていません。
 糖質制限食でお腹すっきりです(^^)
 ところが、ポンプの針には、すっきりお腹は不向きなのです。
 ぽっちゃりお腹で、皮下脂肪がたっぷりのほうがいいみたいです。
 この件については、近々、ポンプ利用者の集まりがありますから、みなさんに聞いて報告します。

 ですから、私の場合、針はお尻に置きます。
 お尻に針の跡がつきます。
 これはグレープシードオイルでケアします。
 ふつうのスキンケア化粧品などは、界面活性剤や防腐剤が入っていますから、ダメです。
 
 そして針からチューブでポンプにつないでいるわけですが、腰のベルトのところでチューブが圧迫されます。
 この対策として、Amazonで安価に販売しているシリコンチューブを使い、インスリンポンプのチューブをプロテクトします。

 このような説明では、わかりにくいと思います。
 現在の血糖コントロールを1年くらい続けて、「これでいい」とわかった時点で、1型の皆さんに提案できるように、ウエブで写真や動画などを公開したいと考えています。
 
 ただ、私の体験から、インスリンポンプを使いはじめると、「注射には戻れない」ので、上手に活用する方法を学んで、1か月ほど試すのもいいと思います。
 ポンプはレンタルです。料金については主治医に聞きましょう。
 私の場合、主治医は協力的で血糖測定器のセンサーなどは多目に出してくれます。
 それで月の治療費が1万9000円程度です。

 そうそう、大事なことがひとつ、血糖を測定するための指に針を指しますが、アルコール綿での消毒はNG=ダメです。
 消毒になっていませんし、将来、タコができます。
 ポンプの針の設置もそうです。
 これは「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」で知りました。

 「傷はアルコール綿で消毒するな」
 
 このような大事な情報も含めて、1型糖尿人の必読書が「バーンスタイン医師の糖尿病の解決」です。
 こちらで3800円で販売しています。
 1型糖尿人たちが何度も読み返されることを、私は希望します。

http://www.medical-tribune.co.jp/books/health/091106000024/
2015/07/02(Thu) 05:44 | URL | ちくてつです | 【編集
血糖測定部位
透析後2型糖尿病の者です
私は血糖測定を
手掌の小指側手首側の
肉厚部位で行っています。
指先より痛くないからです。

夏井先生の新しい創傷治療では
インシュリン注入・血糖測定時の
アルコール綿消毒不要は常識ですね。
実際幾度となく血糖測定を行っていますが、
消毒なし・テッシュ圧迫止血でトラブル皆無です。
2015/07/02(Thu) 15:08 | URL | へっぽこ | 【編集
江部先生、精神科医師A様

コメントありがとうございます。
早速、読ませていただきました。
勉強になることばかりです。参考にさせていただきます。
リンがクリアできれば糖質制限食も夢ではないなと思います。

人工透析も10年になりますが、透析終了後も買い物に歩ける位の元気さを保っています。
透析の辛さやひどい疲れなどは経験したことがありません。
透析も1型糖尿病と同じで、本人のやり方次第ということだと思います。

残念ながら糖尿病の方は合併症がきてしまいましたが、ちくてつさんのお話は興味深いものばかり。
私も30年以上前にインスリンポンプを使用していました。
今のポンプは、インスリン1単位以下の操作ができるようですね。色々改良されていますね。
また勉強させてください。




2015/07/02(Thu) 15:30 | URL | ちいこ | 【編集
江部先生、精神科医師A様

コメントありがとうございます。
ブログの記事もリンの制限も参考にさせていただきます。
リンがクリアできれば糖質制限食も夢ではないと思っております。

ちくてつさんのインスリンポンプについても興味をもって拝見しています。
30年以上前、私もインスリンポンプを使用していました。
今のポンプは、とても性能がよくなっているようですね。
又色々勉強させてください
2015/07/02(Thu) 15:49 | URL | ちいこ | 【編集
Re: インスリンポンプおすすめですが・・・
ちくてつ さん

コメントありがとうございます。
主治医が仰るように、ちくてつさんは、超優秀な1型糖尿人と思います。

1型でHbA1c5.7%とかは、めったにおられません。
2型の江部康二は藥なしですが、HbA1c5.8%です。

ちくてつさんは、素晴らしいです。
2015/07/02(Thu) 18:06 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 血糖測定部位
へっぽこ さん

私も
手掌の小指側手首側の
肉厚部位で行っています。

私が使っているのはニプロです。
指先、手掌、前腕のどこでもOKなので便利です。

私もSMBGでは、消毒は皆無です。
2015/07/02(Thu) 18:17 | URL | ドクター江部 | 【編集
グレープシードオイル&腹巻きを愛用しています
 皆さん、温かいコメント、ありがとうございます。
 私の動機づけになったのは、体験でした。
 血糖値の記録をつけていて、何度も何度も、「なんとかしなくちゃ」と思ったことが動機となりました。
 たとえば、1月19日です。
 時間     血糖値      メモ
 0649時 263mg/dl リスプロ4単位をボーサル注入
 0923時 236mg/dl インスリンが入っていない?
 1209時 316mg/dl 4単位を1時間のスクエア注入
 1333時 318mg/dl
 ここで24時間サポートの電話相談に連絡しました。
 ポンプが不調?
 サポートの方から、針の交換をアドバイスされて、従いました。
 1405 交換直後に2単位を注入。
 1439 177mg/dl
 1739  94mg/dl  1単位を30分のスクエア注入し、夕食
 2008 127mg/dl  2単位を30分のスクエア注入
 2245 113mg/dl
 この日のまとめには、「ポンプの不調に気づかず、外出すれば危なかった」と書いていました。
 この日も、前日も、赤字で「ポンプ不調」と記入しています。
 この記録から、大事な経験則が生まれました。
 インスリンポンプの針を置く部位がお腹の場合は、「ポンプ不調」が起き得ること。
 その後も何度か起きましたので、針はお尻に置くことにすると、トラブルがなくなりました。
 もうひとつは、インスリンが入っていれば血糖値が下がるので、速効型であってもリスプロの追加注入は「下がり過ぎる」危険がある、ということでした。
 バーンスタイン先生は、「リスプロは5時間効果が持続する」と言われています。
 私の主治医は、「効果は4時間持続しますから、追加注入はやめましょう」と教えてくれました。
 しかしこれは、私が「以前、ヒューマログの追加注入で低血糖状態になりました。1、2時間後の追加注入はだめですね?」と聞いたことに、答えてくれたのです。

 「問えば、答えてもらえる」、「問わなければ、答えてもらえない」

 患者の課題は「問うこと」であり、医師の仕事は「答える」ことですね。

 患者が学んで質問すれば、医師もよろこんで答えてくれます。
 こうして、いい関係が築けますね。

◎グレープシードオイルの効果は抜群だと思います

 これも私の体験です。
 6月25日、月一の診察日です。
 その前に採血をします。そして血液検査をしてもらいます。
 この日の採血では、血管のところが赤黒く変色して、汚い痕が残りました。
 その日から、抗酸化力の強いグレープシードオイルを塗り始めました。
 「ソル・レオーネ グレープシード・オイル」、Amazonで842円で購入しました。評判のよいオイルです。

 ふだんはこれで足のマッサージをしています。

 7月3日の今日、完璧に元の肌に再生しました。
 これは私の友人たちに、赤黒く変色した写真(使用前)と再生した写真(使用後)を見せて確認してもらいました。
 
 糖尿病の知人も、「足のタコが痛くなった頃に教わり、足に塗ってマッサージを始めたところ、数日で痛みが消えました。1か月後の今は、タコ自体が小さくなりました。完全に治ると思います」と教えてくれました。
 皆さんの参考にしていただきたいですね。

◎グンゼの愛情腹巻きを愛用しています

 糖尿人も、正常人も健康で元気に暮らすには体温が高いほうがいいと思います。
 体温が高いとがんにもかかりにくいということも言われています。
 体温の高い臓器には、がんができにくいと言われていて、心臓、脾臓がそうだという説があります。

 私が信じているのは、バカボンのパパ、じゃりン子チエの父親のテツ、それにフーテンの寅さんの元気の秘訣、「腹巻き」です。
 みな、かなりの薄着ですね。でも、お腹はしっかり腹巻きで温めています。

 糖尿病を発症して以降、ご存知のとおり、がんのリスクが高くなりましたから、私は体温を「高く」維持したい、36.5度以上にしたいと努力しています。

 そのいちばん簡単な方法が、お風呂、シャワー以外の24時間、腹巻きをすることです。
 以前から、ちょっとお高い、ハイテク腹巻きをつけていましたが、最近、愛用し始めた下着のグンゼが、素晴らしい腹巻きを発売していることを知って、こちらに切り替えました。
 (グンゼ)GUNZE 愛情腹巻 遠赤綿リッチ腹巻 1189円です。Amazonで購入しました。
 非常に着心地がよく、薄くて身体にフィットします。
 太ももからバストの上部までをカバーしてくれます。
 そして、私はインスリンポンプを胸の谷間に首から吊るしていますので、この腹巻きでぴったりフィットさせることができます。
 ワイシャツを着ても、全然目立ちません。
 
 それでいて、体のなかから温かく、汗かきの友人も「乾きやすくて良い素材です」とよろこんでいます。
 使い始めて1か月ちょっとですが、体温が0.1度くらいアップしています。
 36.5度、36.6度を記録するようになりました。
 
 糖尿病と体温、意外な盲点かもしれませんが、体温と免疫力の関係は知られています。
 さらには、体温とうつの関係もそうです。
 免疫学者の安保徹先生は「うつと低体温」の因果関係を指摘しました。
 「最後は免疫力があなたを救う!」の145ページです。
<私は、この憂うつ感の原因は低体温にあると考え、治療の柱は体を温めることだと考えています。知り合いのうつ病治療家も「うつ病の人は、例外なく極端にからだが冷えている」と言っていました>

 「糖尿国」の皆さんの参考になりましたら、うれしいです。


 
2015/07/03(Fri) 09:47 | URL | ちくてつです | 【編集
ブドウ糖負荷試験前の運動は?
はじめまして、江部先生
42歳 148cm 39kg の女性です。

ちょうど1年前、かかりつけのクリニックで食後2時間後くらいに採血をする機会がありました。そこで血糖値145mg/dlくらいあることが分かり、主治医の先生からはあまり気にしなくていいといわれました。

半年前の職場の健康診断では、空腹時血糖84mg/dl HbA1c4.9%でほぼ例年通りの結果でした。

食後高血糖だとわかってから気になっていたのですが、偶然にも6月初めに近くの薬局の店頭で自己血糖測定器(アキュチェックSTメーター)を見つけ、早速購入しました。

糖質制限(3食主食抜き)開始し始めてからは、食後1時間値110mg/dl台のことがほとんどです。

今朝、ご飯100g+キャベツの御味噌汁や納豆他で、だいたい45gの糖質を摂取したところ、
   0分 82mg/dl
  30分 163mg/dl
  60分 172mg/dl
  120分 137mg/dl でした。

この結果を見て、やはり一度医療機関を受診しようかと考えています。
確定診断があったほうが、周囲にも、糖質制限をしている事情を説明しやすいかな…と。

そこで、質問なのですが、ブドウ糖負荷試験3日前から150g以上の糖質を摂取とのことですが、
高血糖になるとわかっていて、計4日間も糖質を大量にとるのは非常に不安なのです。

せめて3日間、糖質を取った後に、運動をして血糖値を下げたいと考えています。しかし、血糖値を運動によって下げることは「ブドウ糖負荷試験前3日間の150g以上の糖質摂取」の検査条件に反するものなのでしょうか?それともそんなことは関係ないのでしょうか?

江部先生、お忙しいところ恐れいますが、ご教授お願いいたします。


2015/07/04(Sat) 16:29 | URL | ゆうげつ | 【編集
1型糖尿人の食生活に驚き!
 昨年11月はじめ、劇症1型糖尿病を発症し、血糖値1800mg/dlをはるかに超える状態から、生還しました。

 それまで、糖尿病の「と」の字も意識したことはありませんでした。
 が、インスリンが出ないために、一生インスリンを打たなければならない重篤な病気だと知って、生き延びるための努力を始めました。
 幸いに江部先生の著書に出会い、血糖値を正常人並にすれば、合併症は起きないし、健康に、元気に「暮らせそうだ」と納得しました。
 そして、自分の体で人体実験を始めて7か月。
 主治医も、ナースもいい人ばかりです。
 1型糖尿人の懇親会を年に2度、開いていると聞いていました。
 そして、誘われて、今日、参加しました。

 5つのサークルにわかれて、情報交換しました。
 私はインスリンポンプの使用者&使用希望者のサークル。
 使用者は、私も含めて4人。
 ポンプの針をお尻に置いている私以外の人は、トラブルに悩んでおられるようでした。
 というか、「トラブル、ふつうに、あります」という感じです。
 
 それ以前に、血糖値がコントロールできないことが当たり前のようでした。
 皆さん、口を揃えて「血糖値のコントロールがむずかしい」と言われていました。

 つまり、糖質制限をされていないのです。

 インスリンの注入によって、食欲が増進し、美味しいものをどんどん食べているとか!

 また、それらを食べるために、インスリンを多目に注入し、多目ですから誤差が大きくて、低血糖になったりしているとか!

 血糖値20くらいになって失神し、「気分よく目覚めたら、病院でした。あのまま死んだら幸せだったです。その日の食事は完食しました」
 こんな風に、隣の74歳の1型糖尿人の先輩が話されていました。

 1型糖尿人は、血糖のコントロールが難しいです。
 でも、私は注射よりインスリンポンプのほうがコントロールしやすいと体験からわかりました。
 コントロールしやすいという意味は、バーンスタイン先生のような「超厳格な糖質制限食」でなくていい、という意味です。

 バーンスタイン先生は1型糖尿人であり、HbA1c4.5くらいの、平均血糖値85mg/dlのレベルに長年自分を保ち、患者さんたちにもそれを求めておられます。

 私にはできません。

 が、インスリンポンプを使えば、トラブルがなくなって1か月半で、HgA1c5.7以下が維持できると確信できるようになりましたから、そのうちに5.0を達成できると思います。
 それも、毎日、糖質ゼロビールや焼酎、つまみをいただいたり、その他の好きなものをいただいたりし、ストレスのないかたちの糖質制限でです。

 私ができているのに、今日、はじめて1型糖尿人の方々に会って、「血糖値が下がらない」、「コントロールできない」という話を聞いて不思議に思いました。

 なぜ、下がらないのでしょうか?
 なぜ、下げようしないのでしょうか?

 つまりは、「下げようとされていない」これが真実のようでした。
 それに300mg/dl超えでも全然、体に支障はでませんから、慣れてしまうようでした。

 ところで、アドラー心理学では、たとえば、喫茶店でウエイトレスが、お客さんである「あなたに水をかけた」直後、あなたがウエイトレスに激怒した、という事例が紹介されています。

 アドラーさんは、「あなたはウエイトレスに怒りをぶつけたくて全力でそうしている」
 こう説明します。
 そして、怒りをぶつけるのは、「怒りたいというあなたの欲求に全力で応えているということだ」と言うのです。
 あなたのなかに怒りのマグマが溜まっていて、それを爆発されるきっかけを待っている、という説明です。
 あなたは、全力で、怒りたくて怒っている。

 これ、わかります。
 私もそうでしたから。
 気分障害に悩んでいました。
 それはそれはひどく、人を傷つけました。
 人をひどく傷つけ、自分はひどく落ち込みました。
 それがどうやら、血糖値の乱高下せいだとわかり、コントロールができるようになってはじめて、「ジキル博士とハイド氏」の状態から脱却できました。

 いまは、レストランでも、「いいんですよ。全然平気。気にしないで」とウエイトレスに言います。
 怒るなんで考えられません。
 そして最近、懇意のパブで、顔なじみの女性店員が「お客さん、怒ったこと、あるんですか?」と真顔で聞いてくれました。
 「ありません」と答えながら、かつての自分を思い出しました。

 この事例を、つまり、アドラー心理学を、今日の1型の皆さんの「血糖値がコントロールできない」という状況に当てはめましょう。

 隣の74歳の男性が、「4回も低血糖で入院しました」と言われていました。
 後で考えると、自慢のようでした。
 「私は特別なんだ」と聞こえました。

 かくいう私も、劇症1型糖尿病を発症し、血糖値1800mg/dlを超えました、と言って自慢しています。もしも自慢に聞こえるようでしたら、愚かです。
 「ちくてつさん、愚かですね」と言ってください。
 「その通りです」と答えます。

 しかし、ほとんど死にかけていたところから生還し、それでも正常人なみの血糖値を維持したいと努力しているというスタンスなら、「頑張っている」と評価されるでしょうね。

 話がそれました。

 そこで、隣の男性に話しかけました。
 好物がカツだと耳に入ったので、
 「トンカツの衣をはがすと、血糖値を抑えられますよ」
 その返事は、
 「衣が美味しからトンカツを食べるんでしょ」
 
 まさしく、その通りです。

 「血糖値のコントロールができない」と嘆く、1型糖尿人&インスリンポンプ人に同情するのは、無駄であり、意味のないことだとわかりました。
 求められていないのにするアドバイスは、「小さな親切、大きなお世話」だともわかりました。

 しかし、糖尿病の真実とは、「血糖値はコントロールできる」です。
 ところが、「血糖値をコントロールできない人は、全力でコントロールしないようにしている」のです。

 トンカツの衣、美味しいですよね。
 神田「まつや」のもりそば、かき揚げ天丼、超オイシイですよね。
 キッチン南海のカツカレー、極うまっです。
 築地のお寿司屋さんの寿司も、本当に美味しいですね。
 それに、日本酒、地酒の数々。
 数え上げればキリがないです。

 血糖値をコントロールするためには、これらを捨てざるをえません。
 私がいちばんさいしょに捨てたのは、43年間、毎日1箱以上吸ってきたタバコでした。
 私のいちばんの好物でした。
 が、江部先生の「血管を傷つける」という説明で納得し、捨てました。
 以来、一度も吸いたくなく、夢でも吸っていません。
 糖尿人の喫煙は大きなリスクです。

 そして、問題のある患者のケアをするのは主治医の課題=仕事です。
 血糖値のコントロールができないと嘆く人のケアも、主治医の課題ですが、本人が全力で血糖値を上げようとしているので、「馬の耳に念仏」のようです。

 「1型糖尿国」は命懸けの世界ですから、私にとっては、人間観察の最前線であり、興味津々の世界です。

 
 
2015/07/04(Sat) 23:39 | URL | ちくてつです | 【編集
Re: ブドウ糖負荷試験前の運動は?
ゆうげつ さん

とりあえず
ゆうげつさんのデータなら、もう
75g経口ブドウ糖負荷試験は、必要ないと思います。

詳しくは、記事にしたいと思います。
2015/07/05(Sun) 10:11 | URL | ドクター江部 | 【編集
糖質制限食で63キロから73キロになった方がいます
 「1型糖尿国」の一員です。
 「糖尿国」の一員である江部先生のブログにおじゃましています。
 先生には、たいへんお世話になっています。
 ありがとうございます。

 今日、先生のブログの熱心な読者から、電話をいただきました。
 1型糖尿病を発症し、2年半の方でした。女性です。
 私の先輩です。私は7か月ですから。

 お電話の前にメールをいただきました。
 お時間のある時に、色々と話したい、ということでした。
 歓迎です。
 私も、1型の方と色々と話したいと思っていたからです。

 ところが、です。
 1型糖尿病の会に出て、がっかりでした。
 皆さん、血糖値をコントロールしたいと口にされますが、口先でしかないのです。
 そもそも、炭水化物を食べていて血糖値がコントロールできるわけがない。
 1型糖尿病人は、ご飯やラーメン、パンを食べているなら、コントロールは不可能です。
 低血糖で死亡する恐れすらあります。
 
 ですから、「1型糖尿人の会にはもう出ない」と思っていたのが昨日です。

 そこへ、「お電話していいですか?」と、くだんの、江部先生のブログ仲間の方からメールがきました。

 「いいですよ」と返信し、電話で情報交換をしました。

 私が1型にならなければ、また、お相手のKさんが1型にならなければ、絶対に話し合うことのなかった間柄です。
 が、本当に有意義でした。

 私は「血糖のコントロールができる」と、1型糖尿人の常識を打破したいと努力しています
 お電話をいただいた方は、「糖質制限の効果が無い」ことを2年半、身体で体験し、記録しつつ、「何とかしたい」と思われていた方でした。

 アノマリーというか、極限状態といいますか、常識とは次元の違う出来事、現象が起きることがあります。

 それに意味があると、つまり、「アノマリーにこそ意味がある」と、私は長年、経験や体験から研究してきました。

 それはともかくも、お電話をいただいてわかったのは、率直で、正直で、ものごとを正確に相手に伝えることのできる人の体験談でした。

 「2年半前に1型糖尿病を発症し、糖質制限を始めて、最初は血糖のコントロールがうまくゆきました。
 ところが、それがだめになり、体重は10キロも増えて、血糖値も200mg/dlが2週間も続きます」
 
 糖質制限で効果が出ないという実例でした。
 身長168センチは私と同じです。
 私は劇症1型を発症した直後から、糖質制限を行い、体重は10キロ減の58キロ〜59キロで推移しています。
 この女性は、63キロが73キロになりました。
 手足の指、手足もむくんでおられるようです。これだけ体重が増えれば、それはむくみますよね。

 いろいろお話しましたが、ご本人は「新陳代謝が悪い」と思われていました。
 そこで、「体温はいかがですか?」と聞きましたら、36.5度とのことでした。立派な体温です。

 では、考えられることはなんでしょうか?
 
 どんな医者も答えられない疑問です。
 この方も、あらゆるツテを頼られて、解決策を得られなかったのですから、難問でしょうね。

 インスリンがなければ余命半年以内の1型糖尿人が、糖質制限食を行い、体重が増加し、血糖値のコントロールができなくなっている。
 その理由として考えられるのは何か?
 医者には絶対に答えられない難問ですが、私は答えることができます、と思います。
 もちろん、聞かれた場合のみですが――。

 インスリンが身体に合わないのです。
 
 インスリンは、いわば薬(反対から読むとリスクです)であって、外部から注入する異物です。
 
 みなさん、ご存知でしょうか? 輸血という医学的な治療は「臓器移植」と同じで、同様のリスクがあるのです。
 
 インスリンという異物を体外から体内に投入、注射すれば、身体の免疫系がインスリンという外部からきた外敵を攻撃し、破壊しようとするのは当然です。
 が、それでも、インスリンが効くというのは、免疫系以上にインスリンの「乱暴な効果」が上回るからだと思います。

 最初は効果のあったインスリンの注射が効果がなくなって、血糖値のコントロールができなくなり、体重が10キロも増えた。
 ふつうはありえない話ですが、そもそも1921年にインスリンが発見されるまで、私たち1型糖尿病人は発症後半年以内に死んでいたのです。
 どんな副作用の事例があっても不思議でないと私は思います。

 ところで、インスリンは神の恩恵でしょうか?
 いいえ、たんなる薬に過ぎません。
 効果があっても、「かならず副作用があります」、なかには、「暴力的な副作用」もあるでしょう。
 止められない食欲も、暴力的な副作用ですね。
 悩んでいる人、困っている人は多いでしょうね。
 
 インスリンを上手に使う、そしてできるだけ健康で長生きしたい。
 1型糖尿病人である私たちの願いです。
 が、インスリンの暴力的な副作用に悩んでおられる方もいるようですね。

 
 
 
2015/07/05(Sun) 17:48 | URL | ちくてつ | 【編集
江部先生、はじめまして。今年44になる中年男子です。
春の健康診断で
中性脂肪・・193mg/dL
HDL・・46mg/dL
LDL・・187mg/dL
血糖・・97mg/dL
高脂血症
と診断されました。先生の糖質制限に出合い、私もさっそくスーパー糖質制限をはじめまして、約3か月たった今日再検査(中性脂肪・LDL)の結果がでました。

中性脂肪・・37mg/dL
LDL・・215mg/dL

ということで、LDLが以前よりも上昇したのですが、大丈夫なんでしょうか?スーパー糖質制限で、肉類を多く摂取してたんです。HDLがわからないので、ちょと心配してます。
何卒ご指導お願いいたします。
2015/07/27(Mon) 23:59 | URL | ぼん | 【編集
Re: タイトルなし
ぼん さん

1)
中性脂肪が低くて、HDLコレステロールがしっかりあれば、
そのLDLコレステロールは、良いコレステロールですので心配ないです。

2)
中性脂肪が多くて、HDLコレステロールが低い場合は
小粒子LDLや酸化LDLといった悪いコレステロールが増えるので問題です。

糖質制限食の場合は、1)のパターンなので心配ないのです。

詳しくは扉ページのカテドリーのコレステロールの項をご参照いただかけば幸いです。
2015/07/28(Tue) 08:35 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生おはようございます。

ご指導ありがとうございました。
ほっとしました。
これからも、スーパー糖質制限続けていきます。
私は、介護士で老人保健施設で働いてまして、そこにいるNSには、
「LDLが動脈硬化の原因だから」「肉の取りすぎは・・」
といわれました。
内心、「体にわるいのか?やはり」と思ったりも。
でも、糖質制限は味方だと確信しました。
本当にありがとうございました。
これからも頑張ります!
また、何かあったら、ご指導お願い致します。


2015/07/28(Tue) 10:14 | URL | ぼん | 【編集
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