2015年06月15日 (月)
こんばんは。
糖質制限食と「脳心血管疾患」について考えて見ます。
これらは、冠動脈疾患や脳卒中のことですので、ベースには動脈硬化の問題があります。
糖質制限食で動脈硬化のリスク要因となる
「コレステロール、中性脂肪、血糖、血圧、肥満など・・・」
全てが改善しますので少なくとも理論的には、動脈硬化の予防になると思います。
次は、糖質制限食の安全性を示す長期的エビデンスですね。
以下、4つの信頼度の高い研究があります。
1)ニューイングランドジャーナル掲載のコホート研究(冠動脈疾患)
低炭水化物・高脂肪・高タンパク食に冠動脈疾患のリスクなし。
82802人 20年間 2006年掲載 ハーバード大学
炭水化物摂取比率36.8±6.1%グループと58.8±7.0%のグループの比較。
一方総炭水化物摂取量は冠動脈疾患リスクの中等度増加に関連していた。
高GLは冠動脈疾患リスク増加と強く関連していた。
Halton TL, et al. Low-carbohydrate-diet score and the risk of coronary heart disease in women. New England Journal of Medicine 2006;355:1991-2002.
82802人の看護師を20年研究ですので、アンケートも緻密でニューイングランドジャーナルですから論文の信頼度も高いです。
炭水化物摂取比率36.8%の一番低い群から、58.8%の一番多い群まで10グループに分けての比較研究です。
GLはGlycemic Lord の略です。
GL(グリセミック・ロード)とは血糖負荷指数といった意味です。
<一人前の分量の食べ物に含まれる糖質のグラム数>×<その食べ物のGI>÷100で計算した数値が、GLです。
20以上が高、19~11が中、10以下が低とされています。
GL値とは、実際の食事でその食品の一人前の糖質分量を考慮して、どれだけ血糖値を上げやすいかを示す目安です。
糖質を多く摂取すると冠動脈疾患のリスクが増加し、糖質摂取比率が少なくても冠動脈疾患のリスクなしです。
2)コホート研究のメタアナリシス(脳心血管疾患)
21論文、約35万人をメタアナリシスして、
5~23年追跡して1.1万人の脳心血管イベントが発生。
飽和脂肪摂取量と脳心血管イベントハザード比を検証してみると、飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことが判明。
Siri-Tarino, P.W., et al., Meta-analysis of prospective cohort studies evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease. Am J Clin Nutr, 2010. 91(3): p. 535-46.
メタアナリシスで、約35万人が対象の巨大な研究で、信頼度も高いです。
糖質制限食では、動物性脂肪の摂取を制限していないので、飽和脂肪酸の摂取量は一般食に比べてかなり多いです。
本研究により、飽和脂肪酸の摂取量は脳心血管疾患とは関係ないことがわかり、糖質制限食には大きな追い風です。
3)前向きコホート試験NIPPON DATA80(心血管死、総死亡率)
前向きコホート試験NIPPON DATA80 9200人 29年間 中村保幸ら。
第10分位(糖質摂取比率51.5%)のグループは、
第1分位(糖質摂取比率72.7%)のグループに比べて
女性においては心血管死のリスクが、59%、総死亡リスクが79%、
男女合わせると、それぞれ、74%、84%しかないという素晴らしい結論で、糖質制限群の圧勝。
Br J Nutr 2014; 112: 916-924
この研究は、日本人の研究です。
9200人を29年間ですので、大きな信頼度の高いコホート研究です。
糖質摂取比率が一番多い群から一番少ない群まで、10グループに分けて比較検討しています。
糖質摂取比率の少ない群は、多い群に比し、心血管死と総死亡リスクが有意に減っていますので、やはり糖質制限食には大きな追い風の研究です。
4)上海コホート研究(心血管疾患)
「糖質摂取量により4群に分けて、
糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」
女性:糖質264g/日未満、264~282g未満、282~299g未満、299g以上
男性:糖質296g/日未満、296~319g未満、319~339g未満、339g以上
11万7366人を対象に、調べた研究。
女性が6万4,854人で、平均追跡期間が9.8年。
男性が5万2,512人で、mannnin 平均追跡期間が5.4年。
Am J Epidemiol. 2013 Nov 15;178(10):1542-9.
Dietary carbohydrates, refined grains, glycemic load, and risk of coronary heart disease in Chinese adults.
上海の研究です。
糖質を普通に食べている集団を、糖質摂取量により、4群に分けて比較検討しています。
11万7366人を平均9.8年追跡ですから、大きな信頼度の高いコホート研究です。
男女とも、糖質摂取量が多い群ほど心血管疾患の発症リスクが高いというわかりやすい結論です。
糖質の害、恐るべしです。
江部康二
糖質制限食と「脳心血管疾患」について考えて見ます。
これらは、冠動脈疾患や脳卒中のことですので、ベースには動脈硬化の問題があります。
糖質制限食で動脈硬化のリスク要因となる
「コレステロール、中性脂肪、血糖、血圧、肥満など・・・」
全てが改善しますので少なくとも理論的には、動脈硬化の予防になると思います。
次は、糖質制限食の安全性を示す長期的エビデンスですね。
以下、4つの信頼度の高い研究があります。
1)ニューイングランドジャーナル掲載のコホート研究(冠動脈疾患)
低炭水化物・高脂肪・高タンパク食に冠動脈疾患のリスクなし。
82802人 20年間 2006年掲載 ハーバード大学
炭水化物摂取比率36.8±6.1%グループと58.8±7.0%のグループの比較。
一方総炭水化物摂取量は冠動脈疾患リスクの中等度増加に関連していた。
高GLは冠動脈疾患リスク増加と強く関連していた。
Halton TL, et al. Low-carbohydrate-diet score and the risk of coronary heart disease in women. New England Journal of Medicine 2006;355:1991-2002.
82802人の看護師を20年研究ですので、アンケートも緻密でニューイングランドジャーナルですから論文の信頼度も高いです。
炭水化物摂取比率36.8%の一番低い群から、58.8%の一番多い群まで10グループに分けての比較研究です。
GLはGlycemic Lord の略です。
GL(グリセミック・ロード)とは血糖負荷指数といった意味です。
<一人前の分量の食べ物に含まれる糖質のグラム数>×<その食べ物のGI>÷100で計算した数値が、GLです。
20以上が高、19~11が中、10以下が低とされています。
GL値とは、実際の食事でその食品の一人前の糖質分量を考慮して、どれだけ血糖値を上げやすいかを示す目安です。
糖質を多く摂取すると冠動脈疾患のリスクが増加し、糖質摂取比率が少なくても冠動脈疾患のリスクなしです。
2)コホート研究のメタアナリシス(脳心血管疾患)
21論文、約35万人をメタアナリシスして、
5~23年追跡して1.1万人の脳心血管イベントが発生。
飽和脂肪摂取量と脳心血管イベントハザード比を検証してみると、飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことが判明。
Siri-Tarino, P.W., et al., Meta-analysis of prospective cohort studies evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease. Am J Clin Nutr, 2010. 91(3): p. 535-46.
メタアナリシスで、約35万人が対象の巨大な研究で、信頼度も高いです。
糖質制限食では、動物性脂肪の摂取を制限していないので、飽和脂肪酸の摂取量は一般食に比べてかなり多いです。
本研究により、飽和脂肪酸の摂取量は脳心血管疾患とは関係ないことがわかり、糖質制限食には大きな追い風です。
3)前向きコホート試験NIPPON DATA80(心血管死、総死亡率)
前向きコホート試験NIPPON DATA80 9200人 29年間 中村保幸ら。
第10分位(糖質摂取比率51.5%)のグループは、
第1分位(糖質摂取比率72.7%)のグループに比べて
女性においては心血管死のリスクが、59%、総死亡リスクが79%、
男女合わせると、それぞれ、74%、84%しかないという素晴らしい結論で、糖質制限群の圧勝。
Br J Nutr 2014; 112: 916-924
この研究は、日本人の研究です。
9200人を29年間ですので、大きな信頼度の高いコホート研究です。
糖質摂取比率が一番多い群から一番少ない群まで、10グループに分けて比較検討しています。
糖質摂取比率の少ない群は、多い群に比し、心血管死と総死亡リスクが有意に減っていますので、やはり糖質制限食には大きな追い風の研究です。
4)上海コホート研究(心血管疾患)
「糖質摂取量により4群に分けて、
糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」
女性:糖質264g/日未満、264~282g未満、282~299g未満、299g以上
男性:糖質296g/日未満、296~319g未満、319~339g未満、339g以上
11万7366人を対象に、調べた研究。
女性が6万4,854人で、平均追跡期間が9.8年。
男性が5万2,512人で、mannnin 平均追跡期間が5.4年。
Am J Epidemiol. 2013 Nov 15;178(10):1542-9.
Dietary carbohydrates, refined grains, glycemic load, and risk of coronary heart disease in Chinese adults.
上海の研究です。
糖質を普通に食べている集団を、糖質摂取量により、4群に分けて比較検討しています。
11万7366人を平均9.8年追跡ですから、大きな信頼度の高いコホート研究です。
男女とも、糖質摂取量が多い群ほど心血管疾患の発症リスクが高いというわかりやすい結論です。
糖質の害、恐るべしです。
江部康二
こんにちは。
これらは確かに追い風です。しかし糖質が少ないと言っても、我々が目指すところからするといずれも中~高糖質ですので、スーパー糖質制限のデータが待たれますね。
これらは確かに追い風です。しかし糖質が少ないと言っても、我々が目指すところからするといずれも中~高糖質ですので、スーパー糖質制限のデータが待たれますね。
2015/06/16(Tue) 07:46 | URL | HK | 【編集】
HK さん
仰る通りです。
現時点で糖質摂取比率12%のスーパー糖質制限食のコホートデータはないですね。
スーパー糖質制限食に近いデータなら、
伝統的食生活を守っている頃のイヌイットの例があります。
生肉・生魚が主の頃のイヌイットには、心筋梗塞が極めて少なかったことが知られていますので
生肉・生魚の食生活(スーパー糖質制限食)が動脈硬化予防になっていた可能性が高いです。
仰る通りです。
現時点で糖質摂取比率12%のスーパー糖質制限食のコホートデータはないですね。
スーパー糖質制限食に近いデータなら、
伝統的食生活を守っている頃のイヌイットの例があります。
生肉・生魚が主の頃のイヌイットには、心筋梗塞が極めて少なかったことが知られていますので
生肉・生魚の食生活(スーパー糖質制限食)が動脈硬化予防になっていた可能性が高いです。
2015/06/16(Tue) 08:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
日本糖尿病学会はすぐに「糖質制限は長期エビデンスが…」といいますが、じゃあDPP-4阻害剤は長期エビデンスがあるんですか?と言いたくなりますね。まぁ私も飲んでいますけどね。
SGLT2阻害剤に至っては、死亡例も出ているというのに。
SGLT2阻害剤に至っては、死亡例も出ているというのに。
2015/06/16(Tue) 08:24 | URL | misako | 【編集】
偉そうなことは言えませんが、ほぼスーパー糖質制限を実施して満3年目が来ようとしています。
当初は、本当に不安だらけで日々の変化の数値に振り回されてました。
血液検査すればコレステロールが高い。
ですが、幸運にも江部先生のブログ救われました。
先生は12年も実績を積まれたのですから。
私も腹をくくって継続し、2年が過ぎた頃、揺るぎない自信につながりました。
もう迷わないです。
食べて健康になれる。
従来のダイエットとはなんだったのか?
痩せる目的で行っているのではないのです。
真に健康を目指しているのです。
人としての自然の本来の容を求めているのです。
健康にならないほうがおかしいくらいですね。
単に糖質を制限するだけで、どれほどのリスクから解放されることか。
先生の情報と接することができて本当に感謝しております。
まだまだ周りでは異端児扱いですが、良いことは自明の理ですからね。
いやでも表舞台で当たり前のように扱われるでしょうね。
当初は、本当に不安だらけで日々の変化の数値に振り回されてました。
血液検査すればコレステロールが高い。
ですが、幸運にも江部先生のブログ救われました。
先生は12年も実績を積まれたのですから。
私も腹をくくって継続し、2年が過ぎた頃、揺るぎない自信につながりました。
もう迷わないです。
食べて健康になれる。
従来のダイエットとはなんだったのか?
痩せる目的で行っているのではないのです。
真に健康を目指しているのです。
人としての自然の本来の容を求めているのです。
健康にならないほうがおかしいくらいですね。
単に糖質を制限するだけで、どれほどのリスクから解放されることか。
先生の情報と接することができて本当に感謝しております。
まだまだ周りでは異端児扱いですが、良いことは自明の理ですからね。
いやでも表舞台で当たり前のように扱われるでしょうね。
2015/06/16(Tue) 08:41 | URL | クワトロ | 【編集】
クワトロ さん
糖質制限食で体調良好、良かったです。
私は、2002年6月に糖尿病発覚で、スーパー糖質制限食開始ですから
調度13年間ですね。
私も体調良好です。
65才ですが、歯も全部残っていて虫歯も歯周症もなしです。
夜中のおしっこも、基本なしです。
血液・尿検査も全て基準値内です。
糖質制限食で体調良好、良かったです。
私は、2002年6月に糖尿病発覚で、スーパー糖質制限食開始ですから
調度13年間ですね。
私も体調良好です。
65才ですが、歯も全部残っていて虫歯も歯周症もなしです。
夜中のおしっこも、基本なしです。
血液・尿検査も全て基準値内です。
2015/06/16(Tue) 08:47 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こんにちは。
質問をさせてください。
様々なネットで書かれる糖質制限でちょっと気になっているのが、
たんぱく質・脂質はいくら摂取しても大丈夫という論調が多い事なのですが、
高たんぱく質・高脂質の食事を延々と続けた際に
何かデメリットがあると発表されたりはしているのでしょうか?
糖質を制限しても大丈夫と書いているものはたくさんあるのですが、
たんぱく質、脂質の過剰摂取はどうなのかがよく分かりませんでした。
質問をさせてください。
様々なネットで書かれる糖質制限でちょっと気になっているのが、
たんぱく質・脂質はいくら摂取しても大丈夫という論調が多い事なのですが、
高たんぱく質・高脂質の食事を延々と続けた際に
何かデメリットがあると発表されたりはしているのでしょうか?
糖質を制限しても大丈夫と書いているものはたくさんあるのですが、
たんぱく質、脂質の過剰摂取はどうなのかがよく分かりませんでした。
2015/06/17(Wed) 19:01 | URL | ななみ | 【編集】
ななみ さん
高たんぱく質・高脂質の食事・・・
即ち糖質制限食で総死亡率が上昇とかいう論文はありますが、信頼度は低いですね。
2015年02月03日 (火)
「能登氏が2013年に発表した糖質制限食批判論文は信頼度が低い」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3271.html
をご参照いただけば幸いです。
高たんぱく質・高脂質の食事・・・
即ち糖質制限食で総死亡率が上昇とかいう論文はありますが、信頼度は低いですね。
2015年02月03日 (火)
「能登氏が2013年に発表した糖質制限食批判論文は信頼度が低い」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3271.html
をご参照いただけば幸いです。
2015/06/18(Thu) 18:55 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お返事ありがとうございます。
私が知りたいのは、糖質の量に関係無く、たんぱく質や脂質の過剰摂取そのものには
何か問題が発生する事があるかという事なんです。
というのもネットで以下のニュース記事を読んで、本当にどこまでもたんぱく質を摂取しても大丈夫なの?と不安になったので
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/06/high-protein-diet-risks_n_4909634.html
私が知りたいのは、糖質の量に関係無く、たんぱく質や脂質の過剰摂取そのものには
何か問題が発生する事があるかという事なんです。
というのもネットで以下のニュース記事を読んで、本当にどこまでもたんぱく質を摂取しても大丈夫なの?と不安になったので
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/06/high-protein-diet-risks_n_4909634.html
2015/06/19(Fri) 00:44 | URL | ななみ | 【編集】
ななみ さん
動物性蛋白質や動物性脂質を多く摂取している群は、
がんや総死亡率が高いという論文はあります。
しかし、これらの研究は、すべて糖質を40~60%摂取している集団における研究です。
スーパー糖質制限食実践者のように、糖質摂取比率12%ていどの集団の長期の研究はゼロです。
従って、スーパー糖質制限食実践者が、動物性脂肪・動物性蛋白質を多く食べても
大丈夫か否かは、エビデンスをしてはわかりません。
一方、スーパー糖質制限食なら、がんや動脈硬化のリスクとなる「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」「高インスリン血症」
がないので、大きな利点となります。
スーパー糖質制限食という大きな利点をベースに私は、動物性蛋白質や動物性脂肪をを普通の人の倍以上は摂取しています。
動物性蛋白質や動物性脂質を多く摂取している群は、
がんや総死亡率が高いという論文はあります。
しかし、これらの研究は、すべて糖質を40~60%摂取している集団における研究です。
スーパー糖質制限食実践者のように、糖質摂取比率12%ていどの集団の長期の研究はゼロです。
従って、スーパー糖質制限食実践者が、動物性脂肪・動物性蛋白質を多く食べても
大丈夫か否かは、エビデンスをしてはわかりません。
一方、スーパー糖質制限食なら、がんや動脈硬化のリスクとなる「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」「高インスリン血症」
がないので、大きな利点となります。
スーパー糖質制限食という大きな利点をベースに私は、動物性蛋白質や動物性脂肪をを普通の人の倍以上は摂取しています。
2015/06/19(Fri) 08:14 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ななみさん
何であれ、過剰摂取は良くないわけで、水でも死に至ります。
(炭水化物抜きで)長期的に摂り続けてどうなるか?
イヌイットは健康に暮らしていました。
まずは糖質制限とは何なのか、理論を把握することが先と思います。
何であれ、過剰摂取は良くないわけで、水でも死に至ります。
(炭水化物抜きで)長期的に摂り続けてどうなるか?
イヌイットは健康に暮らしていました。
まずは糖質制限とは何なのか、理論を把握することが先と思います。
2015/06/19(Fri) 09:34 | URL | 福助 | 【編集】
すみません、テーマが外れているかもしれませんが、良かったら、耳を傾けていただきたいと投稿しました。
「バーンスタイン先生の糖尿病の解決」で、たくさんのヒントを得た私ですが、「これはー、大事かも」と思って、1か月実践してきた方法があります。
足のケアです。
大学病院に月イチ、外来診察に行きます。
インスリンポンプ人は義務だそうです。
主治医はやさしい人で、私が問うことに完璧に応えてくれますが、その他のことはほとんど言いません。
「順調ですよ」とか、「尿酸値が高いですから気をつけて」くらいです。
ちなみに、私の尿酸値は数値10を超えて、主治医は「いつ痛風が出てもおかしくありません。親指がおかしくなったら、すぐ電話してください」と2か月前に言いました。
でも、私は「痛風は出ない」と確信しています。
その理由はまたの機会に。
いまは足のケアです。
大学病院の掲示板に、糖尿病合併症患者の悲惨な足が写真で掲載されていました。
皆さん、ごらんになったことがありますか?
糖尿病の方、ぜひ、ごらんになってください。
糖質制限の意欲が2倍、3倍になるでしょう。
バーンスタイン先生の本に、足のケアの方法が書いてありました。
大学病院の掲示板で、合併症の足を見て驚いたので、早速始めました。
もっとも簡単な方法からです。
つねに靴下をはく。
簡単ですね。
つぎが、天然のオイルをつかったマッサージ。
バーンスタイン先生は、バージンオイルをすすめておられます。
それで始めました。
その直後、非常に優秀な科学者の友人にこの話をしましたら、
「それなら、抗酸化力が抜群のグレープシードオイルがいいですよ」と教わりました。
すぐに実践しました。
とてもいい感じでした。
この頃、68歳の女性にこの話を伝えました。
「グレープシードオイルは、私、使っています。今日からやってみます」と言いました。
そして、今日、2015年6月19日、彼女から報告がありました。
「ほんとうにありがとうございます。うれしいです。
じつは、教えていただいたころ、足に問題があったのです。
靴ずれでタコができて、それが悪化して、痛くなっていました。
どうしようか、迷っていたのです。
そこへグレープシードオイルの話です。
塗ってマッサージを始めて数日で、痛みが消えました。
3週間くらいのいま、タコが柔らかくなっています。
グレープシードオイル、本当に良いです」
バーンスタイン先生の本には、「足のタコは削ったりしては絶対にダメ」と書いてあります。下肢切断につながるような重大リスクが生じるのです。
本を読んで確認してください。
糖尿人の足のケア、ほんとうに大事なことですが、あまり情報公開されていないようです。
でも、グレープシードオイルのマッサージでかなり改善されると思います。
糖質制限食&グレープシードオイルのマッサージ、皆さんがお試しになることを、私は希望します。
「バーンスタイン先生の糖尿病の解決」で、たくさんのヒントを得た私ですが、「これはー、大事かも」と思って、1か月実践してきた方法があります。
足のケアです。
大学病院に月イチ、外来診察に行きます。
インスリンポンプ人は義務だそうです。
主治医はやさしい人で、私が問うことに完璧に応えてくれますが、その他のことはほとんど言いません。
「順調ですよ」とか、「尿酸値が高いですから気をつけて」くらいです。
ちなみに、私の尿酸値は数値10を超えて、主治医は「いつ痛風が出てもおかしくありません。親指がおかしくなったら、すぐ電話してください」と2か月前に言いました。
でも、私は「痛風は出ない」と確信しています。
その理由はまたの機会に。
いまは足のケアです。
大学病院の掲示板に、糖尿病合併症患者の悲惨な足が写真で掲載されていました。
皆さん、ごらんになったことがありますか?
糖尿病の方、ぜひ、ごらんになってください。
糖質制限の意欲が2倍、3倍になるでしょう。
バーンスタイン先生の本に、足のケアの方法が書いてありました。
大学病院の掲示板で、合併症の足を見て驚いたので、早速始めました。
もっとも簡単な方法からです。
つねに靴下をはく。
簡単ですね。
つぎが、天然のオイルをつかったマッサージ。
バーンスタイン先生は、バージンオイルをすすめておられます。
それで始めました。
その直後、非常に優秀な科学者の友人にこの話をしましたら、
「それなら、抗酸化力が抜群のグレープシードオイルがいいですよ」と教わりました。
すぐに実践しました。
とてもいい感じでした。
この頃、68歳の女性にこの話を伝えました。
「グレープシードオイルは、私、使っています。今日からやってみます」と言いました。
そして、今日、2015年6月19日、彼女から報告がありました。
「ほんとうにありがとうございます。うれしいです。
じつは、教えていただいたころ、足に問題があったのです。
靴ずれでタコができて、それが悪化して、痛くなっていました。
どうしようか、迷っていたのです。
そこへグレープシードオイルの話です。
塗ってマッサージを始めて数日で、痛みが消えました。
3週間くらいのいま、タコが柔らかくなっています。
グレープシードオイル、本当に良いです」
バーンスタイン先生の本には、「足のタコは削ったりしては絶対にダメ」と書いてあります。下肢切断につながるような重大リスクが生じるのです。
本を読んで確認してください。
糖尿人の足のケア、ほんとうに大事なことですが、あまり情報公開されていないようです。
でも、グレープシードオイルのマッサージでかなり改善されると思います。
糖質制限食&グレープシードオイルのマッサージ、皆さんがお試しになることを、私は希望します。
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