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運動とエネルギー源③運動強度と嫌気的・好気的代謝
おはようございます。

今日はとてもいい天気です。運動日和ですね。本当はテニスにいきたいところですが、リボーンの原稿が本日締め切りなので、今とりかかっています。

さて今回は、運動強度とエネルギー源のお話です。

3、運動強度と嫌気的代謝・好気的代謝

陸上競技を例にすると
100m競争だと、嫌気的代謝が90%で好気的代謝が10%
400m競争だと、嫌気的代謝が70%で好気的代謝が30%、
800m競争だと、嫌気的代謝が40%で好気的代謝が60%、
1500mは、それぞれ20%と80%
10000mは、それぞれ3%と97%
42.195km(マラソン)は、それぞれ1%と99%
となります。

好気的代謝には、「脂肪酸-ケトン体システム」と「グリコーゲン-ブドウ糖システム」があります。

脂肪酸-ケトン体のシステムより、ブドウ糖システムのほうが速くエネルギー(ATP)の供給ができるので、強度が高い運動のときほど、筋肉は、ブドウ糖を使う率が増えていきます。

中長距離の場合、脂肪酸システムを上手に利用して、筋肉中のグリコーゲンを温存し、ラストスパートの時に一気にブドウ糖を燃やして高強度運動を行うのが理想的ですね。

江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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