2015年04月08日 (水)
江部先生、「糖質制限は危ない」って本当ですか?
(洋泉社)江部 康二 (著) \1404-
2015/4/11刊行。アマゾンで予約受付中。
こんばんは。
今回は、グルコーススパイク(ブドウ糖スパイク)のお話です。
近年の糖尿病の話題として、
『空腹時血糖値と食後高血糖値の差(ブドウ糖スパイク)が大きいほど、リアルタイムに大血管の内皮が傷害されて動脈硬化になりやすく、将来心筋梗塞や脳梗塞などの合併症の危険性が高まる』
ということが明らかとなりました。
糖尿病の人は、当然、ブドウ糖スパイクが大きいわけです。
また食後血糖値が180mg/dlを超えると動脈硬化のリスクとなります。
例えば、空腹時血糖値が100mg/dl~110mg/dl未満などと正常でも、糖質一人前を摂取後の血糖値のピークは200~300mg/dlとなってしまいます。1gの糖質が体重64kgの人で、約3mg血糖値を上昇させるからです。
ちなみに脂質やタンパク質を食べても、血糖値は上昇しないので、ブドウ糖スパイクは起こりません。
つまり、2型糖尿人が従来の糖尿病食(高糖質食)を実践してひもじいのを我慢してカロリー制限しても、糖質を摂取するので食後高血糖は防げません。
炊いたご飯軽く1杯は150gで、250kcalですが、糖質を55g含んでいるので、165mgも血糖値を上げ、グルコーススパイクを必ず生じるのです。
そして食後血糖値と空腹時の血糖変動幅の増加(平均血糖変動幅増大)も血管内皮の障害を生じますが、これを生じるのも糖質摂取時だけです。
スーパー糖質制限食なら、食後高血糖も平均血糖変動幅増大も生じません。
このように将来の糖尿病合併症を予防するためには、糖質制限食以外の食事療法は存在しないのです。
次に、糖尿病がない人でも、精製された炭水化物(高GI食品)を食べれば、糖尿病の人に比べれば小さいとはいえ、ブドウ糖スパイクを生じます。
健常者でも耐糖能には個人差がありますが、一人前の糖質摂取で、30~60mgくらい血糖値が上昇します。
このとき、180mg/dlを超える食後高血糖を防ぐためにインスリンの追加分泌は数倍~30倍でます。
そうすると代謝全般に乱れが生じて、アレルギー疾患や高脂血症・肥満など様々な生活習慣病にも悪影響を与えます。
私は、この小さなブドウ糖スパイクを、『ミニスパイク』と呼んでいます。
この『グルコースミニスパイク』と『インスリンの過剰分泌』を毎日数回繰り返しているのが、現代人の食生活ですが、これこそが、様々な生活習慣病の元凶と考えられます。
精製された炭水化物は、特に血糖を上昇させやすい食品です。
GIの基準となるブドウ糖が100として、マッシュポテトは血糖上昇指数(GI)が87、白パンなどの精製小麦粉製品は75もあります。
ちなみに白米は73、玄米は68、うどんが55、スパゲッティ49、茹でた大豆が15です。(*炭水化物=糖質+食物繊維)
http://www.mendosa.com/gilists.htm
このサイトは、David Mendosaという、「ミスターGI」とも呼べるマニアックなおじさんが運営していて、およそGIのことならなんでも載っています。
英文ですが、GIに興味がある方はお暇なときに覗いてみてください。
やや意外なのは、うどんやスパゲッティの方が玄米よりGIが低いということです。
4/26(土)に『うどん県』で『糖質制限食』の講演ですが、ほんの少しですが、おみやげができました。
糖尿病が無ければ、うどんやスパゲッティや玄米などGIの比較的低いものを主食としていれば、ミニスパイクも生じにくく、血管内皮の障害のリスクも無くなりますし代謝も安定します。
例えば欧米の栄養ガイドラインには、精製された穀物はやめて、未精製の穀物を食べるよう明記してあります。
しかしながら、糖尿病の人は低GI食品でも含まれる糖質の絶対量に応じて血糖が上昇するので、GI値はあまり役に立たず、糖質制限が必要なのです。
過去経験的に、「玄米魚菜食がいろんな病気の改善に良い」と言われ、高雄病院でも1984年から玄米魚菜食を給食で提供してきました。
なぜ良いのか、理論的根拠に長年悩んでいましたが、「ブドウ糖ミニスパイク理論」でやっと説明がつきました。
世界中に、今まで様々な食事療法があり、それぞれ治療効果を謳っていますが、やはり「ブドウ糖ミニスパイクが少ない」という一点で共通していることが多いようです。
なお、スーパー糖質制限食ならミニスパイクも全く起こらず、血糖値は勿論、血流・代謝全てが安定します。
江部康二
(洋泉社)江部 康二 (著) \1404-
2015/4/11刊行。アマゾンで予約受付中。
こんばんは。
今回は、グルコーススパイク(ブドウ糖スパイク)のお話です。
近年の糖尿病の話題として、
『空腹時血糖値と食後高血糖値の差(ブドウ糖スパイク)が大きいほど、リアルタイムに大血管の内皮が傷害されて動脈硬化になりやすく、将来心筋梗塞や脳梗塞などの合併症の危険性が高まる』
ということが明らかとなりました。
糖尿病の人は、当然、ブドウ糖スパイクが大きいわけです。
また食後血糖値が180mg/dlを超えると動脈硬化のリスクとなります。
例えば、空腹時血糖値が100mg/dl~110mg/dl未満などと正常でも、糖質一人前を摂取後の血糖値のピークは200~300mg/dlとなってしまいます。1gの糖質が体重64kgの人で、約3mg血糖値を上昇させるからです。
ちなみに脂質やタンパク質を食べても、血糖値は上昇しないので、ブドウ糖スパイクは起こりません。
つまり、2型糖尿人が従来の糖尿病食(高糖質食)を実践してひもじいのを我慢してカロリー制限しても、糖質を摂取するので食後高血糖は防げません。
炊いたご飯軽く1杯は150gで、250kcalですが、糖質を55g含んでいるので、165mgも血糖値を上げ、グルコーススパイクを必ず生じるのです。
そして食後血糖値と空腹時の血糖変動幅の増加(平均血糖変動幅増大)も血管内皮の障害を生じますが、これを生じるのも糖質摂取時だけです。
スーパー糖質制限食なら、食後高血糖も平均血糖変動幅増大も生じません。
このように将来の糖尿病合併症を予防するためには、糖質制限食以外の食事療法は存在しないのです。
次に、糖尿病がない人でも、精製された炭水化物(高GI食品)を食べれば、糖尿病の人に比べれば小さいとはいえ、ブドウ糖スパイクを生じます。
健常者でも耐糖能には個人差がありますが、一人前の糖質摂取で、30~60mgくらい血糖値が上昇します。
このとき、180mg/dlを超える食後高血糖を防ぐためにインスリンの追加分泌は数倍~30倍でます。
そうすると代謝全般に乱れが生じて、アレルギー疾患や高脂血症・肥満など様々な生活習慣病にも悪影響を与えます。
私は、この小さなブドウ糖スパイクを、『ミニスパイク』と呼んでいます。
この『グルコースミニスパイク』と『インスリンの過剰分泌』を毎日数回繰り返しているのが、現代人の食生活ですが、これこそが、様々な生活習慣病の元凶と考えられます。
精製された炭水化物は、特に血糖を上昇させやすい食品です。
GIの基準となるブドウ糖が100として、マッシュポテトは血糖上昇指数(GI)が87、白パンなどの精製小麦粉製品は75もあります。
ちなみに白米は73、玄米は68、うどんが55、スパゲッティ49、茹でた大豆が15です。(*炭水化物=糖質+食物繊維)
http://www.mendosa.com/gilists.htm
このサイトは、David Mendosaという、「ミスターGI」とも呼べるマニアックなおじさんが運営していて、およそGIのことならなんでも載っています。
英文ですが、GIに興味がある方はお暇なときに覗いてみてください。
やや意外なのは、うどんやスパゲッティの方が玄米よりGIが低いということです。
4/26(土)に『うどん県』で『糖質制限食』の講演ですが、ほんの少しですが、おみやげができました。
糖尿病が無ければ、うどんやスパゲッティや玄米などGIの比較的低いものを主食としていれば、ミニスパイクも生じにくく、血管内皮の障害のリスクも無くなりますし代謝も安定します。
例えば欧米の栄養ガイドラインには、精製された穀物はやめて、未精製の穀物を食べるよう明記してあります。
しかしながら、糖尿病の人は低GI食品でも含まれる糖質の絶対量に応じて血糖が上昇するので、GI値はあまり役に立たず、糖質制限が必要なのです。
過去経験的に、「玄米魚菜食がいろんな病気の改善に良い」と言われ、高雄病院でも1984年から玄米魚菜食を給食で提供してきました。
なぜ良いのか、理論的根拠に長年悩んでいましたが、「ブドウ糖ミニスパイク理論」でやっと説明がつきました。
世界中に、今まで様々な食事療法があり、それぞれ治療効果を謳っていますが、やはり「ブドウ糖ミニスパイクが少ない」という一点で共通していることが多いようです。
なお、スーパー糖質制限食ならミニスパイクも全く起こらず、血糖値は勿論、血流・代謝全てが安定します。
江部康二
本日、長崎市薬剤師会の勉強会がありました。
講師は有床クリニックのDrでかかりつけDrというスタンスの先生です。
糖尿病の治療という内容で、後援は第一三共。その中の話で糖質制限の話をされていました。決してカロリー制限を否定される訳ではないのですが、良いとこ取りで良いではないかと。非常にナチュラルな先生で、高齢な患者さんはHba1cは8.5でも良いでしょうとアバウトなところもおありでしたが、徐々に糖質制限が認知されているのを実感しました。
また先週土曜日には山田悟先生が医師会で講演をされたそうで、かなりの討論があったとか。
聞きたかった・・・。
日本の端でまだまだの感はありますが、今後糖質制限が広がっていくのを期待しております。
江部先生の今後の御活躍を祈念します。
講師は有床クリニックのDrでかかりつけDrというスタンスの先生です。
糖尿病の治療という内容で、後援は第一三共。その中の話で糖質制限の話をされていました。決してカロリー制限を否定される訳ではないのですが、良いとこ取りで良いではないかと。非常にナチュラルな先生で、高齢な患者さんはHba1cは8.5でも良いでしょうとアバウトなところもおありでしたが、徐々に糖質制限が認知されているのを実感しました。
また先週土曜日には山田悟先生が医師会で講演をされたそうで、かなりの討論があったとか。
聞きたかった・・・。
日本の端でまだまだの感はありますが、今後糖質制限が広がっていくのを期待しております。
江部先生の今後の御活躍を祈念します。
2015/04/08(Wed) 21:52 | URL | rikko | 【編集】
rikko さん。
とてもいいですね。
一般の臨床医には確実に糖質制限食が浸透してきていると思います。
とてもいいですね。
一般の臨床医には確実に糖質制限食が浸透してきていると思います。
2015/04/08(Wed) 23:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先日製薬会社の方(MRではなく,本社の方です)と話す機会がありました.
その方は私が糖質制限食をしているとは知らなかったのですが(バイキング夕食をとりながらの会話だったのですが,私の皿を見てベジタリアンだと思ったそうです),決して糖質制限食を頭ごなしに否定はされませんでしたね.
食後高血糖が大血管障害の最大リスクだとも理解されていましたし,『糖質制限食は,α-グルコシダーゼ阻害剤よりもずっと効果的ですからね』とも話していました. 糖尿病学会よりも,むしろ製薬会社の方が冷静にエビデンスで判断している感じです.
その方は私が糖質制限食をしているとは知らなかったのですが(バイキング夕食をとりながらの会話だったのですが,私の皿を見てベジタリアンだと思ったそうです),決して糖質制限食を頭ごなしに否定はされませんでしたね.
食後高血糖が大血管障害の最大リスクだとも理解されていましたし,『糖質制限食は,α-グルコシダーゼ阻害剤よりもずっと効果的ですからね』とも話していました. 糖尿病学会よりも,むしろ製薬会社の方が冷静にエビデンスで判断している感じです.
2015/04/09(Thu) 07:19 | URL | しらねのぞるば | 【編集】
江部先生おはようございます。
仙台在住のリハ医ヘルミです。
昨夜仙台で、山田悟先生の講演があり拝聴してまいりました。すごい盛況で、補助席まで出ていました。
「緩やかな糖質制限は100利あって1害なし」というタイトルでしたが、初手から座長が「100害あって1利なし」と読み間違えて苦笑しましたが、山田先生すごい早口であれこれぶっ飛ばし、面白かったです。
でも、肝心要の「糖質だけが血糖を上げる、糖質を摂らなくても低血糖にはならない、脳はケトン体を使って活動できる」ということがあまり触れられていなかったのが残念でした。
まぁ、旧態依然の食事指導をしている人たち相手では刺激が強すぎると思われたのかもしれませんが。
その後の情報交換会で赤ワインを飲んでいる人がたくさんいて、医療関係者の中にも糖質制限実践者が増えているなと感じられたのも面白かったです。
仙台在住のリハ医ヘルミです。
昨夜仙台で、山田悟先生の講演があり拝聴してまいりました。すごい盛況で、補助席まで出ていました。
「緩やかな糖質制限は100利あって1害なし」というタイトルでしたが、初手から座長が「100害あって1利なし」と読み間違えて苦笑しましたが、山田先生すごい早口であれこれぶっ飛ばし、面白かったです。
でも、肝心要の「糖質だけが血糖を上げる、糖質を摂らなくても低血糖にはならない、脳はケトン体を使って活動できる」ということがあまり触れられていなかったのが残念でした。
まぁ、旧態依然の食事指導をしている人たち相手では刺激が強すぎると思われたのかもしれませんが。
その後の情報交換会で赤ワインを飲んでいる人がたくさんいて、医療関係者の中にも糖質制限実践者が増えているなと感じられたのも面白かったです。
2015/04/09(Thu) 08:44 | URL | ヘルミ | 【編集】
54才、女性です。ほぼスーパー糖質制限して1年2ヶ月です。(1ヶ月に2度ほど、スィーツを食べることはあります。)
52才の時の職場の健康診断でHbA1cが5.1(JDS値)、実母が糖尿病だったため、53才の健康診断2ヶ月前から、スーパー糖質制限を始めました。結構まじめに取り組みましたのに、5.6(NGSP)。なんで上がったの〜?と思いつつ、スーパー糖質制限を続けました。で、今年54才の健康診断の結果が、5.8です。空腹時血糖、随時血糖は計っていません。体重は1年前より1キロ減、BMI18、中性脂肪42です。
ほぼスーパー糖質制限しているのに、なぜHbA1c 下がるどころか、上がるのでしょうか?以前のコメント欄の答えに、脂質の摂取量のことが書かれていたように思いますが、関係ありますか?もともとお肉が好きではなかったので、玄米魚菜食を続けていました。スーパー糖質制限始めてからは、お肉を食べるようにしてはいますが、少ないです。卵、大豆でタンパク質を摂るようにしていますが。お友達に、糖質制限を勧めているのに、この結果では どう説明してよいのか…。
52才の時の職場の健康診断でHbA1cが5.1(JDS値)、実母が糖尿病だったため、53才の健康診断2ヶ月前から、スーパー糖質制限を始めました。結構まじめに取り組みましたのに、5.6(NGSP)。なんで上がったの〜?と思いつつ、スーパー糖質制限を続けました。で、今年54才の健康診断の結果が、5.8です。空腹時血糖、随時血糖は計っていません。体重は1年前より1キロ減、BMI18、中性脂肪42です。
ほぼスーパー糖質制限しているのに、なぜHbA1c 下がるどころか、上がるのでしょうか?以前のコメント欄の答えに、脂質の摂取量のことが書かれていたように思いますが、関係ありますか?もともとお肉が好きではなかったので、玄米魚菜食を続けていました。スーパー糖質制限始めてからは、お肉を食べるようにしてはいますが、少ないです。卵、大豆でタンパク質を摂るようにしていますが。お友達に、糖質制限を勧めているのに、この結果では どう説明してよいのか…。
しらねのぞるば さん
同感です。
MRさんも含めて、製薬会社の人の方が、欧米の最新知識にも詳しいと思います。
同感です。
MRさんも含めて、製薬会社の人の方が、欧米の最新知識にも詳しいと思います。
2015/04/10(Fri) 08:05 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ヘルミ さん
お久しぶりです。
相変わらず、お酒はたっぷり飲んでおられますか?
HDL-CやLDL-Cの経過は如何でしょう?
肝心要の「糖質だけが血糖を上げる、糖質を摂らなくても低血糖にはならない、脳はケトン体を使って活動できる」ということがあまり触れられていなかったのが残念でした。
山田悟氏はクレバーな方なので、糖尿病学会守旧派と対立構造にならないように
そこら辺のことを意図的に避けておられるのだと思います。
ともあれ、「今日の治療指針2015」糖尿病病の食事療法において、糖質制限食賛成派の
山田悟氏が執筆できる時代になったことには、今昔の感を覚えます。
お久しぶりです。
相変わらず、お酒はたっぷり飲んでおられますか?
HDL-CやLDL-Cの経過は如何でしょう?
肝心要の「糖質だけが血糖を上げる、糖質を摂らなくても低血糖にはならない、脳はケトン体を使って活動できる」ということがあまり触れられていなかったのが残念でした。
山田悟氏はクレバーな方なので、糖尿病学会守旧派と対立構造にならないように
そこら辺のことを意図的に避けておられるのだと思います。
ともあれ、「今日の治療指針2015」糖尿病病の食事療法において、糖質制限食賛成派の
山田悟氏が執筆できる時代になったことには、今昔の感を覚えます。
2015/04/10(Fri) 08:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
HbA1c5.8 さん
52才:HbA1cが5.5%
2ヶ月前から糖質制限食を開始して
53才:HbA1cが5.6%
54才:HbA1cが5.8%
確かにやや不思議ですね。
ただ、肉や魚を充分量摂取せずに、野菜が多いと、
野菜にも少量ではありますが、糖質が含まれています。
大量の野菜は、血糖値の上昇に関与します。
脂質とタンパク質は直接血糖値に影響を与えることはありません。
まあ、スーパー糖質制限食を13年間実践中の江部康二のHbA1cも
5.5~5.9%をいったりきたりしていますが・・・。
52才:HbA1cが5.5%
2ヶ月前から糖質制限食を開始して
53才:HbA1cが5.6%
54才:HbA1cが5.8%
確かにやや不思議ですね。
ただ、肉や魚を充分量摂取せずに、野菜が多いと、
野菜にも少量ではありますが、糖質が含まれています。
大量の野菜は、血糖値の上昇に関与します。
脂質とタンパク質は直接血糖値に影響を与えることはありません。
まあ、スーパー糖質制限食を13年間実践中の江部康二のHbA1cも
5.5~5.9%をいったりきたりしていますが・・・。
2015/04/10(Fri) 08:29 | URL | ドクター江部 | 【編集】
場違いな質問であれば、申し訳ありません。
先日、書き込みさせていただいたのですが、反映されていないので、再度書き込みさせていただきます。
過食嘔吐という行為は、糖尿病になってしまうリスクになるのでしょうか?(過食30分+嘔吐5分)
お恥ずかしい質問で申し訳ありません。
とても、心配しています。
お答え願えないでしょうか?
先日、書き込みさせていただいたのですが、反映されていないので、再度書き込みさせていただきます。
過食嘔吐という行為は、糖尿病になってしまうリスクになるのでしょうか?(過食30分+嘔吐5分)
お恥ずかしい質問で申し訳ありません。
とても、心配しています。
お答え願えないでしょうか?
2015/04/10(Fri) 18:07 | URL | Aki | 【編集】
Aki さん
ご質問の件に関しては、
経験がありませんので、こたえる立場にありません。
ご質問の件に関しては、
経験がありませんので、こたえる立場にありません。
2015/04/10(Fri) 18:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
いつもブログを楽しみに拝見してます.
スポーツ業界では依然としてどのレベルの競技者に対しても夏場の運動の熱中症対策.脱水症対策としてスポーツ飲料を勧める情報をよく見かけます.
私は経験上,通常の運動であれば水やお茶で水分補給は十分だと考えています.
江部さんがいうように,1時間程度なら全く問題なく運動できます.
ランニングコーチなどスポーツ飲料を勧める方は経験上,スポーツ飲料が有効だと感じたのだと思います.
グルコーススパイクが起こりにくい体質だからスポーツ飲料(に含まれる糖質)の弊害が起こりにくいという可能性はありますか?
グルコーススパイクによる低血糖状態を起こす可能性と,影響が殆ど出ない可能性と,どちらが多いんでしょうか?
スポーツ業界では依然としてどのレベルの競技者に対しても夏場の運動の熱中症対策.脱水症対策としてスポーツ飲料を勧める情報をよく見かけます.
私は経験上,通常の運動であれば水やお茶で水分補給は十分だと考えています.
江部さんがいうように,1時間程度なら全く問題なく運動できます.
ランニングコーチなどスポーツ飲料を勧める方は経験上,スポーツ飲料が有効だと感じたのだと思います.
グルコーススパイクが起こりにくい体質だからスポーツ飲料(に含まれる糖質)の弊害が起こりにくいという可能性はありますか?
グルコーススパイクによる低血糖状態を起こす可能性と,影響が殆ど出ない可能性と,どちらが多いんでしょうか?
キム さん
ブドウ糖や砂糖の入ったスポーツ飲料は必要ないと思います。
運動をした後でも高糖質食を摂取したら血糖を維持するのにインスリン分泌されるという研究報告があります。
熱中症ガイドライン・日本救急医学会2015年によれば
熱中症の予防・治療には
「0.1 から 0.2%程度の食塩水( 1L の水に 1 から 2g の 食塩)」
を推奨です。
ブドウ糖や砂糖の入ったスポーツ飲料は必要ないと思います。
運動をした後でも高糖質食を摂取したら血糖を維持するのにインスリン分泌されるという研究報告があります。
熱中症ガイドライン・日本救急医学会2015年によれば
熱中症の予防・治療には
「0.1 から 0.2%程度の食塩水( 1L の水に 1 から 2g の 食塩)」
を推奨です。
2016/07/18(Mon) 10:58 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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