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漢方薬って高いの?
おはようございます。
しばらく糖尿病のかたいお話が続きましたので、今日は久しぶりに漢方のお話です。


先日、新規の患者さんから高雄病院に問い合わせの電話がありました。「漢方薬を飲んでみたいのですが、結構高いのでしょうね?」

この質問は、私にとってはいささか意外でした。

漢方エキス剤は、昭和四二年に、小太郎漢方製薬の当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)、十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)、葛根湯(カッコントウ)、五苓散(ゴレイサン)の四品目が保険薬価に初めて収載されました。

その後、徐々に国民の漢方医学に対する期待は高まっていき、昭和五一年にはツムラのエキス剤三三品目が追補収載されて、急速に全国の医療機関に広まっていきました。現在では約一五〇処方が保険に通っています。

私としてはこのような経過があるので、ほとんどの患者さんは「漢方薬は保険が効く」ことをご存じのものと思っていたのです。また、「エキス剤は保険が効くけど、生薬は無理でしょうね?」という質問もありました。

実は、生薬は「日本薬局方」に初期から収載されていて、エキス剤をさかのぼること七年、昭和三五年に保険薬価に初めて登場しました。その後も徐々に増えて今では約二〇〇種類の生薬が保険で使えます。

ですから、胃炎喘息リウマチ腎炎不妊生理痛アトピー花粉症・冷え性・過敏性腸症候群・・・およそどんな病気でも、医療機関においては、ほとんど健康保険の範囲内で漢方薬を処方することができます。 (^_^)

難治性の病気や膠原病などでは一部、保険が効かない生薬が処方されることもあります。

詳細は
高雄病院(075-871-0245)
高雄病院京都駅前診療所(075-352-5050 )
でご相談いただけば幸いです。


江部康二
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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