2015年01月23日 (金)
【15/01/22 ろんご
ケトン臭について
毎日さまざまな質問にボランティアでお答えくださる江部先生のお仕事の邪魔になるのでは、と思いつつもどうしてもお聞きしたく、メールしました。
糖質制限食を行って3か月ですが、ケトン臭がひどいようです。家族には「糖尿病がひどくなっているのでは?」と言われたり、電車にのったときや会社の会議などでは露骨に嫌な顔をして鼻を押さえる人、同僚には「最近体の調子が悪いのでは?」とまで聞かれました。
ケトン臭がでる人と、でない人の違いは何なのでしょうか?体質でしょうか?医学的に解明はできないのでしょうか。
江部先生はケトン臭は半年くらいで消えるとおっしゃっておりますが、このままどんどん臭いがひどくなるのではないかという恐怖で、糖質制限をやめたほうがいいのではないかと迷いがでてきています。
ケトン臭以外は、まったく良好でとても体調が良いため、できたら続けたいのですが、人とのコミュニケーションが困難であるストレスは耐え難く、生活に支障がでてきているため、悩んでいます。
なぜケトン臭が出る人と出ない人がいるのか、自分なりに考えました。
○脂肪の代謝に必要な栄養素(ビタミンB、C、鉄など?)が足りていない
○運動不足
○脂肪をとりすぎている
○インスリンの基礎分泌量が少ないことが関係している?
江部先生はケトン臭はでられなかったとのこと、本当にうらやましいです。
お答えいただければ、幸いです。】
こんばんは。
ろんごさんから、糖質制限食とケトン臭(アセトン臭)についてコメント・質問をいただきました。
ろんごさん、まずは、ケトン臭は必ず改善していくので心配いりませんよ。
糖質制限食実践の初期の段階では、血中ケトン体濃度が高まるにつれて、尿中や呼気中にアセトンが排泄されます。
アセトンには特有の臭気があります。
これにより、呼気が甘酸っぱい臭いになることがあります。
個人差が何故あるのかは、よくわかりませんが、ケトン体の利用効率の差かもしれません。
ともあれ水をどんどん飲んで、尿からどんどん、アセトンを排泄してしまえば、呼気から出るアセトン臭は減りますし、体臭も減ると思います。
3ケ月から半年たつと、血中のケトン体が基準値より高値でも尿中や呼気中に排泄されなくなります。
心筋や骨格筋など体細胞のケトン体利用効率がよくなり、腎臓のケトン体再吸収も向上するからです。
農耕以前のご先祖様と同じ状態になるといえます。
この頃になると甘酸っぱい臭い(アセトン臭)もなくなります。
ところでケトン体、アセトン・・・耳慣れない用語ですよね。(∵)?
アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸のことをまとめてケトン体といいます。
アセト酢酸は容易にアセトンに変わります。ケトン体は、脂肪酸の分解により肝臓で作られ、血液中に出されます。
このうちβ-ヒドロキシ酪酸は、ケトン基をもっていないので、厳密にいえばケトン体ではないのですが、医学界でも生理学界でも長年習慣的にケトン体に含めています。
ケトン体は心筋、骨格筋、腎臓などさまざまな臓器で日常的にエネルギー源として利用されています。
人体に日常的に存在しているものなので、毒性はありません。 (^_^)
実際、意外かもしれませんが、基礎代謝の多くを占める骨格筋や心筋は、空腹時には、エネルギー源のほとんどが脂肪酸-ケトン体です。
つまり、私達は、ごく日常的に毎日24時間、「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムを利用して生きているのです。
総ケトン体の基準値は26~122μM/Lですが、これはあくまでも、現代人が日常的に三食以上糖質を摂取している条件下の基準値です。
断食中や スーパ^ー糖質制限食の初期の段階だと、「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが活性化するので、血中ケトン体は2000~4000μM/Lていどに上昇するのが普通です。
江部康二のように13年間、スーパー糖質制限食を続けている場合、総ケトン体は、300~1400μM/Lていどで、当然とっくに尿中ケトン体は陰性化しています。
これは、スーパー糖質制限食を実践している場合の正常値、そして農耕以前の人類の正常値と考えられます。
要するに「脂肪酸-ケトン体」システムが活発化すれば、単純に血中のケトン体値は高値となりますが、インスリン作用が確保されていて、血糖値が正常なら全く何の問題もありませんし、これは生理的な正常な現象なのです。
インスリン作用が欠落して全身の高度な代謝失調を生じて、血糖値300~1000mg/dlとかになり、結果としてケトン体も高値となる重病の「糖尿病ケトアシドーシス」とは、はっきり区別する必要があります。
医学の教科書
「ハーパー・生化学」(原著27版)の訳本、155ぺージ・図16-9の説明に、
「心臓のような肝外組織では代謝エネルギー源は次の順に好まれて酸化される。
(1)ケトン体.(2)脂肪酸.(3)グルコース」
との記載があります。
また157ページ左側27行には、
「遊離脂肪酸は肝臓、心臓、骨格筋において好まれて利用される代謝エネルギー源であり、グルコースの消費を節約することができる。」
とあり、
157ページ、左側38行には、
「ケトン体は、骨格筋と心筋の主要な代謝エネルギー源であり、脳のエネルギーの必要性を部分的に満たす。」
とあります。
江部康二
ケトン臭について
毎日さまざまな質問にボランティアでお答えくださる江部先生のお仕事の邪魔になるのでは、と思いつつもどうしてもお聞きしたく、メールしました。
糖質制限食を行って3か月ですが、ケトン臭がひどいようです。家族には「糖尿病がひどくなっているのでは?」と言われたり、電車にのったときや会社の会議などでは露骨に嫌な顔をして鼻を押さえる人、同僚には「最近体の調子が悪いのでは?」とまで聞かれました。
ケトン臭がでる人と、でない人の違いは何なのでしょうか?体質でしょうか?医学的に解明はできないのでしょうか。
江部先生はケトン臭は半年くらいで消えるとおっしゃっておりますが、このままどんどん臭いがひどくなるのではないかという恐怖で、糖質制限をやめたほうがいいのではないかと迷いがでてきています。
ケトン臭以外は、まったく良好でとても体調が良いため、できたら続けたいのですが、人とのコミュニケーションが困難であるストレスは耐え難く、生活に支障がでてきているため、悩んでいます。
なぜケトン臭が出る人と出ない人がいるのか、自分なりに考えました。
○脂肪の代謝に必要な栄養素(ビタミンB、C、鉄など?)が足りていない
○運動不足
○脂肪をとりすぎている
○インスリンの基礎分泌量が少ないことが関係している?
江部先生はケトン臭はでられなかったとのこと、本当にうらやましいです。
お答えいただければ、幸いです。】
こんばんは。
ろんごさんから、糖質制限食とケトン臭(アセトン臭)についてコメント・質問をいただきました。
ろんごさん、まずは、ケトン臭は必ず改善していくので心配いりませんよ。
糖質制限食実践の初期の段階では、血中ケトン体濃度が高まるにつれて、尿中や呼気中にアセトンが排泄されます。
アセトンには特有の臭気があります。
これにより、呼気が甘酸っぱい臭いになることがあります。
個人差が何故あるのかは、よくわかりませんが、ケトン体の利用効率の差かもしれません。
ともあれ水をどんどん飲んで、尿からどんどん、アセトンを排泄してしまえば、呼気から出るアセトン臭は減りますし、体臭も減ると思います。
3ケ月から半年たつと、血中のケトン体が基準値より高値でも尿中や呼気中に排泄されなくなります。
心筋や骨格筋など体細胞のケトン体利用効率がよくなり、腎臓のケトン体再吸収も向上するからです。
農耕以前のご先祖様と同じ状態になるといえます。
この頃になると甘酸っぱい臭い(アセトン臭)もなくなります。
ところでケトン体、アセトン・・・耳慣れない用語ですよね。(∵)?
アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸のことをまとめてケトン体といいます。
アセト酢酸は容易にアセトンに変わります。ケトン体は、脂肪酸の分解により肝臓で作られ、血液中に出されます。
このうちβ-ヒドロキシ酪酸は、ケトン基をもっていないので、厳密にいえばケトン体ではないのですが、医学界でも生理学界でも長年習慣的にケトン体に含めています。
ケトン体は心筋、骨格筋、腎臓などさまざまな臓器で日常的にエネルギー源として利用されています。
人体に日常的に存在しているものなので、毒性はありません。 (^_^)
実際、意外かもしれませんが、基礎代謝の多くを占める骨格筋や心筋は、空腹時には、エネルギー源のほとんどが脂肪酸-ケトン体です。
つまり、私達は、ごく日常的に毎日24時間、「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムを利用して生きているのです。
総ケトン体の基準値は26~122μM/Lですが、これはあくまでも、現代人が日常的に三食以上糖質を摂取している条件下の基準値です。
断食中や スーパ^ー糖質制限食の初期の段階だと、「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステムが活性化するので、血中ケトン体は2000~4000μM/Lていどに上昇するのが普通です。
江部康二のように13年間、スーパー糖質制限食を続けている場合、総ケトン体は、300~1400μM/Lていどで、当然とっくに尿中ケトン体は陰性化しています。
これは、スーパー糖質制限食を実践している場合の正常値、そして農耕以前の人類の正常値と考えられます。
要するに「脂肪酸-ケトン体」システムが活発化すれば、単純に血中のケトン体値は高値となりますが、インスリン作用が確保されていて、血糖値が正常なら全く何の問題もありませんし、これは生理的な正常な現象なのです。
インスリン作用が欠落して全身の高度な代謝失調を生じて、血糖値300~1000mg/dlとかになり、結果としてケトン体も高値となる重病の「糖尿病ケトアシドーシス」とは、はっきり区別する必要があります。
医学の教科書
「ハーパー・生化学」(原著27版)の訳本、155ぺージ・図16-9の説明に、
「心臓のような肝外組織では代謝エネルギー源は次の順に好まれて酸化される。
(1)ケトン体.(2)脂肪酸.(3)グルコース」
との記載があります。
また157ページ左側27行には、
「遊離脂肪酸は肝臓、心臓、骨格筋において好まれて利用される代謝エネルギー源であり、グルコースの消費を節約することができる。」
とあり、
157ページ、左側38行には、
「ケトン体は、骨格筋と心筋の主要な代謝エネルギー源であり、脳のエネルギーの必要性を部分的に満たす。」
とあります。
江部康二
ご回答くださり、ありがとうございます。先生にそういっていただき、安心しました。
ケトン体の利用効率の差、ですか。実は、糖質制限を始める前は、甘い菓子パンを主食にするような食生活でした。そこからの糖質制限だったので、体が追いつかず利用効率が悪いのかもしれません。
ケトン臭はもう少し続ければ消えると信じて、がんばります。周りには、もうしばらく迷惑をかけてしまうことと糖質制限の理解を求めようと思います。水分を多くとり、努力します。
またご報告させていただきます。
ちなみに、口の中は、糖質をとっていた頃よりさっぱりしていて快適です。糖質がないため、歯垢も付きづらくなったように思います。
また、汗をかくようになった気がします。冬なのに、寝汗をかきます。よく代謝がなされて、脂肪が燃えているんでしょうね。
今が体質が変わる正念場と信じて、乗り越えようと思います。
ケトン体の利用効率の差、ですか。実は、糖質制限を始める前は、甘い菓子パンを主食にするような食生活でした。そこからの糖質制限だったので、体が追いつかず利用効率が悪いのかもしれません。
ケトン臭はもう少し続ければ消えると信じて、がんばります。周りには、もうしばらく迷惑をかけてしまうことと糖質制限の理解を求めようと思います。水分を多くとり、努力します。
またご報告させていただきます。
ちなみに、口の中は、糖質をとっていた頃よりさっぱりしていて快適です。糖質がないため、歯垢も付きづらくなったように思います。
また、汗をかくようになった気がします。冬なのに、寝汗をかきます。よく代謝がなされて、脂肪が燃えているんでしょうね。
今が体質が変わる正念場と信じて、乗り越えようと思います。
2015/01/24(Sat) 08:06 | URL | ろんご | 【編集】
私は体調が悪い時に、糖質制限をして、一気に体が軽くなり、仕事にも復帰できました。
今、それから二年ほど経っていますが、最近臭いの方は酷くなってるようで、咳き込まれてしまうことが増えてきました。
(肉体労働で、水分をとれる時間が限られているのもあるかもしれませんが、それも含めて腎臓?が弱っているのかもしれません)
仕事を変えようか、新しい職場でも匂いが問題になるのではないか・・・。不安だらけですが、今が踏ん張りどころだと思って頑張ります。
炭水化物をとると体調が悪くなるのは身に染みているので。
今、それから二年ほど経っていますが、最近臭いの方は酷くなってるようで、咳き込まれてしまうことが増えてきました。
(肉体労働で、水分をとれる時間が限られているのもあるかもしれませんが、それも含めて腎臓?が弱っているのかもしれません)
仕事を変えようか、新しい職場でも匂いが問題になるのではないか・・・。不安だらけですが、今が踏ん張りどころだと思って頑張ります。
炭水化物をとると体調が悪くなるのは身に染みているので。
2016/03/14(Mon) 13:26 | URL | 中村 | 【編集】
中村 さん
2年も経過したら、通常はケトン臭は消えると思うのですが・・・。
ともあれ、肉体労働なら、脱水に注意で、水分補給はしっかりしましょう。
2年も経過したら、通常はケトン臭は消えると思うのですが・・・。
ともあれ、肉体労働なら、脱水に注意で、水分補給はしっかりしましょう。
2016/03/15(Tue) 17:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
初めまして、体臭で周りの人達が嫌がっているので悩んでます。
ココナッツオイルを用いて糖質をなるべく取らないようにしているのですが接客業の為、臭いで買い物客、仕事場の人達に迷惑をかけています。
申し訳ない気持ちともっと体重を落として体臭の出ない体、薬の要らない体になろう頑張ってますがとても今は辛いです。
始めてもうすぐ1ヶ月くらいになると思いす。
糖尿による臭い、ダイエットの臭い、加齢臭の臭いが混ざり合って強烈な臭いを出しているのではないかと心挫けそうになってます。
一生糖尿とは付き合っていかないといけないため、きつい臭いを放っているのかと悩みます。
今日は水を沢山飲むように心がけて様子を見てみようと思ってますが臭いは緩和されるでしょうか
ココナッツオイルを用いて糖質をなるべく取らないようにしているのですが接客業の為、臭いで買い物客、仕事場の人達に迷惑をかけています。
申し訳ない気持ちともっと体重を落として体臭の出ない体、薬の要らない体になろう頑張ってますがとても今は辛いです。
始めてもうすぐ1ヶ月くらいになると思いす。
糖尿による臭い、ダイエットの臭い、加齢臭の臭いが混ざり合って強烈な臭いを出しているのではないかと心挫けそうになってます。
一生糖尿とは付き合っていかないといけないため、きつい臭いを放っているのかと悩みます。
今日は水を沢山飲むように心がけて様子を見てみようと思ってますが臭いは緩和されるでしょうか
こん さん
糖質制限食実践で臭いに関与するものとしては、アセトン臭があります。
糖質制限食実践で、体内のケトン体(βヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトン)が高値となります。
このうちアセトンが、呼気で排泄されるので、
最初の1~3ヶ月間、アセトン臭がでる方がたまにおられます。
アセトンの臭いは甘酸っぱい臭いです。
水をしっかり飲んで、1~3ヶ月たてばでなくなると思います。
それ以外は、糖質制限とは無関係な個人差による体臭と考えられます。
糖質制限食実践で臭いに関与するものとしては、アセトン臭があります。
糖質制限食実践で、体内のケトン体(βヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトン)が高値となります。
このうちアセトンが、呼気で排泄されるので、
最初の1~3ヶ月間、アセトン臭がでる方がたまにおられます。
アセトンの臭いは甘酸っぱい臭いです。
水をしっかり飲んで、1~3ヶ月たてばでなくなると思います。
それ以外は、糖質制限とは無関係な個人差による体臭と考えられます。
2017/10/10(Tue) 12:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
早速のお返事ありがとうございます
以前から臭いがきつい事を陰で言われてたりいたのですが、今日は売り場周辺が甘酸っぱい酢イカ、酢飯のような臭いがすると指摘されました
これはもしやケトン臭では?と思い休憩に入った時、尿臭も甘酸っぱい感じがしまた泡立っていたように思います
糖尿になっているというのもあるためアンモニア臭ではなかった事にホッとしてます。
回答してくださった事を信じて水を沢山飲むようにしていきたいと思います。
ありがとうございます
以前から臭いがきつい事を陰で言われてたりいたのですが、今日は売り場周辺が甘酸っぱい酢イカ、酢飯のような臭いがすると指摘されました
これはもしやケトン臭では?と思い休憩に入った時、尿臭も甘酸っぱい感じがしまた泡立っていたように思います
糖尿になっているというのもあるためアンモニア臭ではなかった事にホッとしてます。
回答してくださった事を信じて水を沢山飲むようにしていきたいと思います。
ありがとうございます
たびたびすみません
飲む水の量は何Lが良いですか
飲む水の量は何Lが良いですか
こん さん
アセトン臭が早く消えるように、どんどん尿を出すという意味で、
通常より、500~1000mlくらい多く飲んでみては如何でしょう。
アセトン臭が早く消えるように、どんどん尿を出すという意味で、
通常より、500~1000mlくらい多く飲んでみては如何でしょう。
2017/10/11(Wed) 22:06 | URL | ドクター江部 | 【編集】
早速実行してみますありがとうございます
お忙しいところ恐れいります。
糖尿病予防とダイエット目的でスーパー糖質制限を始めました。
甘いものが食べたくなくなったり、食後の眠気があまり感じなくなったり、空腹時にイライラしなくなったりとメリットがいろいろとありましたが、便秘ときついアセトン臭に悩まされ二週間ほどで残念ながら糖質制限を中断しました。
中断後1カ月経ち、便秘は解消しましたがアセトン臭は残ったままです。
毎日4リットルほど水分を取っていますが、改善されなくて困っております。
中断した場合にはアセトン臭が消えるのにはどの程度時間がかかるのでしょうか。
なお持病はありません。
糖尿病予防とダイエット目的でスーパー糖質制限を始めました。
甘いものが食べたくなくなったり、食後の眠気があまり感じなくなったり、空腹時にイライラしなくなったりとメリットがいろいろとありましたが、便秘ときついアセトン臭に悩まされ二週間ほどで残念ながら糖質制限を中断しました。
中断後1カ月経ち、便秘は解消しましたがアセトン臭は残ったままです。
毎日4リットルほど水分を取っていますが、改善されなくて困っております。
中断した場合にはアセトン臭が消えるのにはどの程度時間がかかるのでしょうか。
なお持病はありません。
2019/12/11(Wed) 10:45 | URL | Y | 【編集】
Y さん
糖質制限食を中断し、糖質を食べたら脂肪はあまり燃えなくなり、血中ケトン体は速やかに、減少し基準値になります。
従ってアセトン臭(甘酸っぱい臭い)も、1~2日で消えると思います。
糖質制限食を中断し、糖質を食べたら脂肪はあまり燃えなくなり、血中ケトン体は速やかに、減少し基準値になります。
従ってアセトン臭(甘酸っぱい臭い)も、1~2日で消えると思います。
2019/12/12(Thu) 08:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、お忙しいところご回答ありがとうございます。
臭いはすぐに消えるものなのですね。
水分を多くとる以外にアセトン臭を解消する方法はありますか?
臭いはすぐに消えるものなのですね。
水分を多くとる以外にアセトン臭を解消する方法はありますか?
2019/12/12(Thu) 12:22 | URL | Y | 【編集】
Y さん
血中ケトン体が基準値となれば、アセトン臭はなくなります。
またスーパー糖質制限食で血中ケトン体高値(400~800~1200)でも
3ヶ月くらい経過すると、体内でどんどんケトン体をエネルギ-源として利用するようになるので
尿中ケトン体は陰性となります。
血中ケトン体が基準値となれば、アセトン臭はなくなります。
またスーパー糖質制限食で血中ケトン体高値(400~800~1200)でも
3ヶ月くらい経過すると、体内でどんどんケトン体をエネルギ-源として利用するようになるので
尿中ケトン体は陰性となります。
2019/12/12(Thu) 16:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、たびたびご回答ありがとうございました。
それでは血中ケトン体が落ち着くまで水分を取って気長に待ってみます。
それでは血中ケトン体が落ち着くまで水分を取って気長に待ってみます。
2019/12/12(Thu) 19:39 | URL | Y | 【編集】
Y さん
糖質を摂取すれば、脂肪の分解が速やかに減少するので
それに伴い、血中ケトン体も速やかに低下して、1~2日で基準値となります。
糖質を摂取すれば、脂肪の分解が速やかに減少するので
それに伴い、血中ケトン体も速やかに低下して、1~2日で基準値となります。
2019/12/13(Fri) 08:15 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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