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胎児新生児のケトン体は高値であり、危険なものではない!
【15/01/02 宗田 哲男

江部先生、明けましておめでとうございます。

昨年の糖質制限食10大ニュースでは、トップには、私たち永井クリニックと宗田マタニティクリニックの共同研究である「胎児新生児のケトン体は高値であり、危険なものではない!」という学会発表が取り上げられました。大変うれしいことです。

もとはと言えば、この研究は、3年になりますが、4年前の江部先生から与えられた、「新生児・胎児は何を栄養源にしているのか?」という私たち永井クリニック、宗田マタニティクリニックへの宿題から始まった研究です。ですから、この結果は江部先生とともに喜びたく思います。

同時にこの重大な発表を理解できずに、自分で、検証せずに「ケトン体は危険だ」と推測で言い続けている、学会幹部や栄養学者たちは、犯罪者だと思います。

1滴だけ、分娩時の臍帯血か赤ちゃんのかかとの血液で測ればケトン体が測れます。そうすれば「ケトン体が高いと知能を低下させる」とか「ケトン体が高いとケトアシドーシスをおこす」とか言う論文が、無意味で、誤った作文だと気が付くはずです。

今度の病態栄養学会では、もっとすごいことを発表します。

江部先生からの宿題の最終章です。ブログの読者のみなさま、楽しみにしてください。】



こんばんは。
宗田哲男先生から、心強いコメントをいただきました。

宗田先生、ありがとうございます。
2015年1月10日(土)11日(日)
国立京都京都国際会館で、第18回日本病態栄養学会年次学術集会が開催されます。

宗田先生のご発表、とても楽しみです。

永井クリニッックの松本桃代さん、生田佳絵さんのご発表も楽しみです。

コントラバシー2では、糖質制限食を正面から取り上げているので、山田悟氏次第ですが、論争なるのか否か、これも楽しみですね。

宗田マタニティクリニック、永井クリニック以外にも、井上病院 栄養科 梶塚 智子氏と東京大学医学部附属病院 病態栄養治療部 大谷 遼子氏も糖質制限食の演題です。

糖質制限食、広がりを見せているようですね。

今回の発表(最終章)で、いよいよ長年のケトン体への濡れ衣が払拭されるといいですね。

「1滴だけ、分娩時の臍帯血か赤ちゃんのかかとの血液で測ればケトン体が測れます。」

本当に簡単にできる検査なのに、ケトン体危険説の産婦人科医は何故、実行しないのでしょうね。

或いは本当はすでに調べていて、新生児のケトン体は高値とわかっているけれど、いままでの行きがかり上、公にできずに隠しているのでしょうか?


いずれにせよ犯罪的ですが・・・。


江部康二



☆☆☆
第18回日本病態栄養学会年次学術集会


コントラバーシー2
1月11日(日) 14:00~15:00 Main Hall

◇妊娠中の糖質制限は適切か?
 座長 東北大学病院 周産母子センター 杉山 隆

CV2-1 妊婦の糖質制限の懸念点
 京都府立医科大学 内分泌・代謝内科学 福井 道明

CV2-2 妊娠中の糖質摂取をどうすべきか?
 北里大学北里研究所病院 糖尿病センター 山田 悟


一般演題(ポスター)3・4 イベントホール
ポスター3 栄養教育・指導②
第1日目 1月10 日(土) 13:10~14:06 イベントホール

P-022 厳格な血糖コントロールを求め低炭水化物療法を実践した1 例
井上病院 栄養科 梶塚 智子、他


ポスター22 小児栄養・母子栄養
第1日目 1月10 日(土) 18:00~18:56 イベントホール

P-168 妊娠糖尿病における糖質制限食事療法の導入効果の検証 第3 報
永井クリニック 松本 桃代、他
P-169 胎児、新生児-胎盤系の高ケトン血症の研究(糖質制限食による妊娠管理第3報)
宗田マタニティクリニック 宗田 哲男、他


一般演題28 糖尿病④
第2日目 1月11 日(日) 14:00~15:00 Room B-1

O-160 入院中糖質制限食を導入した患者の検討
東京大学医学部附属病院 病態栄養治療部 大谷 遼子、他

一般演題29 糖尿病⑤
O-164 妊娠糖尿病の産後検査の実態とアプローチ方法について
永井クリニック 生田 佳絵、他


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
孫の自主的糖質制限
いつも拝読しております千葉市在住かれんです。千葉には宗田先生がいらして大変心強く思っております。さて、一才4ヶ月の孫が大の母乳党、未だに一般の離乳食が進まず母乳の他はチーズ、納豆、ヨーグルトばかり口にしています。でも体格は標準、病気知らず、言葉を始めとして知的には標準以上の発達と言われました。母乳に足りないビタミンDは飲ませているようです。甘い果汁などは嫌がり、自ら糖質制限食を実践している孫ですが、従来の見方から言えば偏食で改善の指導をされて当然かとも思われます。このまま孫の嗜好に合わせて自然のままでよろしいのでしょうか。
2015/01/03(Sat) 15:32 | URL | かれん | 【編集
Re: 孫の自主的糖質制限
かれん さん

お孫さんは、問題ないと思います。
ただ、母乳は1才半くらいでそろそろやめないと、お母さんのほうが
歯が弱るとか、毛が抜けるとでてきやすいのでそちらには留意しましょう

果汁が嫌でも、お魚や肉がOKなら食べさせましょう。
2015/01/03(Sat) 17:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
ご助言ありがとうございました
今夕くだんの孫が両親と共に来訪、大勢で食卓を囲んだところテーブル上のフライドチキンに興味を示したので与えてみました。少量ながら自分でつまんで食べたので食事の雰囲気も大切にしながら、好きなものを増やしていけたらと思いました。母親の健康のためには適当な時期の乳離れがやはり大切なのですね。先生のご助言を息子夫婦に伝えたいと思います。
2015/01/03(Sat) 21:15 | URL | かれん | 【編集
病態栄養学会迫る!
 病態栄養学会では、糖尿病学会誌に批判投稿をした評議員の金塚 東氏、谷川敬一郎氏との論争が注目です。敵前逃亡されるかもしれないが…

 インスリンを何十単位注射するのと、ケトン体が上昇するのと、どちらが危険か、学問的考察を行って発言してほしいですね
2015/01/04(Sun) 21:37 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: 病態栄養学会迫る!
精神科医師A さん

食後高血糖、平均血糖変動幅増大、インスリン大量投与、肥満・・・

妊娠糖尿病で、
糖質を食べさせて、上記のとんでもないリスクのある治療法をするより

糖質制限食実践なら、全て解決ですね。
2015/01/04(Sun) 22:06 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 病態栄養学会迫る!
日本病態栄養学会の1日目AM参加感想です.
1日目午前は会長講演・基調講演などでした.

和食が世界遺産に登録されたのに便乗して,今回の病態栄養学会では,「和食文化」をテーマにとりあげました.総会では「京都和食宣言2015」を決議するという悪乗りぶりです. つまり,「和食は日本の伝統文化であり,日本人の健康食である」→「したがって,和食をベースにした食品交換表は,健康人・病人の理想食」と,こういう流れにしたいのでしょうか.

ところが,基調講演では,栄養学の立場ではない先生方から,歴史・文化の観点も含めた講演が行われ,その内容を聴講すると,必ずしも学会の意図通りにはならなかったようです.静岡文化芸術大 熊倉学長や料亭菊之井 村田主人の講演は,「和食は,単にその構成成分だけで論議されるべきものではなく,盛り付け・食べ方まで含めた文化そのものなのだ」などと,たしかに日本伝統食の歴史的深みを感じさせる内容でした. 特に熊倉先生は,ご飯の椀を常に片手に持ち,各種の菜とご飯を同時に食べて『口中調理』する食べ方まで含めて和食なのだと強調されていましたが,これは完全に「食べ順療法」とは正反対ですね.学会が和食を推奨するのなら,ここはどうするのでしょう.なお「日本でのみ作られ,食べられている食事が和食である」と定義してしまうと,たこ焼きやお好み焼き,果てはカツカレー・オムライスまで和食になる,には笑いましたが,.

基調講演3番目では,実際に高級懐石 京料理1食分をまるまる分析した実例が報告されました(京大農 伏木先生).その結果は,全83品目・850Kcalと,(ファミレスのハンバーグがそれだけで600kcalあることを思えば)たしかにヘルシーではありますが,そのカロリー比を見ると,脂質28%,蛋白質42%,炭水化物30%であったそうです. これほど食品交換表とかけ離れた京料理を「和食」の名の元にひっくるめようとするのは,あまりにも無理があると感じました.また,炭水化物カロリー比30%って,糖尿病学会の言う,「やってはならない糖質制限食」に該当してしまうのではないですか? さらに糖尿病学会は,「昔の日本人は脂質の摂取カロリー比率が10%以下だったが,現在では食の欧米化で25%を越えている.これが糖尿病・肥満の原因だ」と何度も繰り返していますが,京料理は例外なのでしょうか?
2015/01/10(Sat) 14:49 | URL | しらねのぞるば | 【編集
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