2014年12月30日 (火)
【全ての糖尿病患者にスタチンを推奨,降圧目標値は緩和
米国糖尿病学会が診療ガイドラインを改訂
米国糖尿病学会(ADA)は2014年12月23日,糖尿病の診療に関するガイドライン(GL)2015年度版“Standards of Medical Care in Diabetes-2015”をDiabetes Care(2015; 38: S 1-S94)で公表した。改訂に伴い糖尿病患者の降圧目標値が緩和された他,全ての糖尿病患者に中強度~高強度のスタチン療法が推奨され,脂質管理に関しては2013年に発表された米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)による合同GLと足並みをそろえた内容に変更された。】
MT Pro 2014年12月25日記事 から抜粋
こんにちは。
米国糖尿病学会が診療ガイドラインを改訂し、発表しました。
全ての糖尿病患者にスタチンが推奨されています。
しかしこのガイドラインは普通に糖質を食べている糖尿病患者を対象としたものです。
なぜなら、スーパー糖質制限食を実践している糖尿病患者群(スタチン無投与)とスタチン投与糖尿病患者群を比較したRCT研究論文はなく、エビデンスがないからです。
そもそもスーパー糖質制限食で血糖コントロール良好の糖尿病患者では、「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」といった酸化ストレスリスクがないし、脂質データも「HDL-C増加」「TG改善」「LDL-C基準値」となるので、スタチン含めて薬は不必要なのです。
ちなみに以下は、2014年9月の江部康二の検査データです。
内服薬は一切なしです。
身長167cm 57.5kg
空腹時血糖値:99mg/dl(110未満)
HbA1c:5.8% (NGSP)
ケトン体:265μM/L(26~122) 糖質制限食中は生理的で正常値
尿中ケトン体:陰性 心筋・骨格筋でケトン体をよく利用し腎再吸収増加
尿酸:3.7mg/dl(3.4~7.0)
TC:240mg/dl(150~219)
TG:55mg/dl(50~149)
HDL-C:85 mg/dl(40~98)
LDL-C:123 mg/dl(140未満)
2002年糖尿病発症、メタボの基準も満たしていた。
2002年からスーパー糖質制限食を開始し、全ての検査データは正常となり、半年で10kg減量に成功し、足かけ13年実践中。
糖質を一人前摂取すれば、食後血糖値は200mg/dlアップとなる。
江部康二
☆☆☆
以下は、2014年12月25日のMT Pro記事からの抜粋です。
https://medical-tribune.co.jp/mtpronews/1412/1412067.html?_login=1#_login
【 全ての糖尿病患者にスタチンを推奨,降圧目標値は緩和
米国糖尿病学会が診療ガイドラインを改訂
米国糖尿病学会(ADA)は2014年12月23日,糖尿病の診療に関するガイドライン(GL)2015年度版“Standards of Medical Care in Diabetes-2015”をDiabetes Care(2015; 38: S 1-S94)で公表した。改訂に伴い糖尿病患者の降圧目標値が緩和された他,全ての糖尿病患者に中強度~高強度のスタチン療法が推奨され,脂質管理に関しては2013年に発表された米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)による合同GLと足並みをそろえた内容に変更された。
拡張期血圧の目標値を80mmHgから90mmHgに引き上げ
成人と小児の1型および2型糖尿病の診断や治療,合併症の管理などを総合的に網羅した同GLは,最新知見に基づき毎年改訂される。今回公表されたGLは妊娠中の糖尿病管理に関する新たな章を含む14章で構成され,各章で詳細な推奨が示された。
前GLから大きな変更があったのは,糖尿病患者の心血管疾患(CVD)リスク管理に関する推奨内容だ。まず,複数のランダム化比較試験(RCT)で得られたエビデンスを踏まえ,拡張期血圧(DBP)の目標値が前GLの80mmHgから90mmHgに引き上げられた(推奨グレードA)。ただし,「若年患者で過度の治療負荷なしで目標値を達成できる場合など,一部の患者では80mmHg未満が適切な可能性がある(同B)」との見解が示された。収縮期血圧(SBP)の目標値は従来通り140mmHgとされた。
一方,脂質管理に関しては,脂質目標値を目指した治療から個々の患者の心血管リスクプロファイルに基づく治療への方針転換を示した2013年発表のACC/AHA合同GLに準じ,全ての糖尿病患者に対して中強度~高強度のスタチン療法が推奨された。具体的な推奨項目には「CVDを有する全糖尿病患者では,生活習慣の是正に高強度のスタチン療法を加えるべき(同A)」「40~75歳で他にCVD危険因子のない糖尿病患者では,中強度スタチン療法と生活習慣の是正を考慮(同A)」「他にCVD危険因子を有する糖尿病患者では,中強度~高強度スタチン療法と生活習慣の是正を行うことを考慮する(40歳未満の場合:同C,40~75歳の場合:同B)」などが含まれた。
アジア系でスクリーニング対象者のBMIカットオフ値を引き下げ
2型糖尿病患者の血糖管理に関しては,血糖降下療法のアルゴリズムが改訂された。使用薬剤にSGLT2阻害薬が追加されたこと,注射製剤の併用療法として基礎インスリンとGLP-1受容体作動薬の併用が記載されたことなどが主な変更点だ(図)。
1412067_fig.jpg
また,小児および青少年の糖尿病管理に関する章では,2014年6月にPosition Paperで示された1型糖尿病管理の推奨内容を踏襲し,18歳未満の小児のHbA1c目標値を7.5%未満とすることが推奨された(同E)。
この他,今回の改訂で注目されるのは,過体重・肥満者における前糖尿病・2型糖尿病スクリーニング対象者のBMIカットオフ値を,アジア系米国人に限定して25から23に引き下げられた点だ。これについて,ADAは「一般人口に比べてアジア系ではより低いBMIでも糖尿病リスクが上昇することを支持するエビデンスに基づいた推奨」と説明。GLとは別に公表されたPosition paperには,推奨の根拠となった研究のレビューが紹介された。
米国では近年,中国や日本,韓国などの東アジアや東南アジア,南アジアからの移民が急増。2060年までに米国民に占めるアジア系人口の割合は8.2%に上昇すると予測されているという。Position paperの筆頭著者である米・Joslin Diabetes CenterのWilliam C. Hsu氏は「以前のGLを適用すると,アジア系米国人では多くの高リスク者を見逃すことになる」と指摘。今後,さらなる研究によりアジア系と他の民族との違いを明らかにするためのデータを蓄積する必要があると強調している。
(岬 りり子)】
米国糖尿病学会が診療ガイドラインを改訂
米国糖尿病学会(ADA)は2014年12月23日,糖尿病の診療に関するガイドライン(GL)2015年度版“Standards of Medical Care in Diabetes-2015”をDiabetes Care(2015; 38: S 1-S94)で公表した。改訂に伴い糖尿病患者の降圧目標値が緩和された他,全ての糖尿病患者に中強度~高強度のスタチン療法が推奨され,脂質管理に関しては2013年に発表された米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)による合同GLと足並みをそろえた内容に変更された。】
MT Pro 2014年12月25日記事 から抜粋
こんにちは。
米国糖尿病学会が診療ガイドラインを改訂し、発表しました。
全ての糖尿病患者にスタチンが推奨されています。
しかしこのガイドラインは普通に糖質を食べている糖尿病患者を対象としたものです。
なぜなら、スーパー糖質制限食を実践している糖尿病患者群(スタチン無投与)とスタチン投与糖尿病患者群を比較したRCT研究論文はなく、エビデンスがないからです。
そもそもスーパー糖質制限食で血糖コントロール良好の糖尿病患者では、「食後高血糖」「平均血糖変動幅増大」といった酸化ストレスリスクがないし、脂質データも「HDL-C増加」「TG改善」「LDL-C基準値」となるので、スタチン含めて薬は不必要なのです。
ちなみに以下は、2014年9月の江部康二の検査データです。
内服薬は一切なしです。
身長167cm 57.5kg
空腹時血糖値:99mg/dl(110未満)
HbA1c:5.8% (NGSP)
ケトン体:265μM/L(26~122) 糖質制限食中は生理的で正常値
尿中ケトン体:陰性 心筋・骨格筋でケトン体をよく利用し腎再吸収増加
尿酸:3.7mg/dl(3.4~7.0)
TC:240mg/dl(150~219)
TG:55mg/dl(50~149)
HDL-C:85 mg/dl(40~98)
LDL-C:123 mg/dl(140未満)
2002年糖尿病発症、メタボの基準も満たしていた。
2002年からスーパー糖質制限食を開始し、全ての検査データは正常となり、半年で10kg減量に成功し、足かけ13年実践中。
糖質を一人前摂取すれば、食後血糖値は200mg/dlアップとなる。
江部康二
☆☆☆
以下は、2014年12月25日のMT Pro記事からの抜粋です。
https://medical-tribune.co.jp/mtpronews/1412/1412067.html?_login=1#_login
【 全ての糖尿病患者にスタチンを推奨,降圧目標値は緩和
米国糖尿病学会が診療ガイドラインを改訂
米国糖尿病学会(ADA)は2014年12月23日,糖尿病の診療に関するガイドライン(GL)2015年度版“Standards of Medical Care in Diabetes-2015”をDiabetes Care(2015; 38: S 1-S94)で公表した。改訂に伴い糖尿病患者の降圧目標値が緩和された他,全ての糖尿病患者に中強度~高強度のスタチン療法が推奨され,脂質管理に関しては2013年に発表された米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)による合同GLと足並みをそろえた内容に変更された。
拡張期血圧の目標値を80mmHgから90mmHgに引き上げ
成人と小児の1型および2型糖尿病の診断や治療,合併症の管理などを総合的に網羅した同GLは,最新知見に基づき毎年改訂される。今回公表されたGLは妊娠中の糖尿病管理に関する新たな章を含む14章で構成され,各章で詳細な推奨が示された。
前GLから大きな変更があったのは,糖尿病患者の心血管疾患(CVD)リスク管理に関する推奨内容だ。まず,複数のランダム化比較試験(RCT)で得られたエビデンスを踏まえ,拡張期血圧(DBP)の目標値が前GLの80mmHgから90mmHgに引き上げられた(推奨グレードA)。ただし,「若年患者で過度の治療負荷なしで目標値を達成できる場合など,一部の患者では80mmHg未満が適切な可能性がある(同B)」との見解が示された。収縮期血圧(SBP)の目標値は従来通り140mmHgとされた。
一方,脂質管理に関しては,脂質目標値を目指した治療から個々の患者の心血管リスクプロファイルに基づく治療への方針転換を示した2013年発表のACC/AHA合同GLに準じ,全ての糖尿病患者に対して中強度~高強度のスタチン療法が推奨された。具体的な推奨項目には「CVDを有する全糖尿病患者では,生活習慣の是正に高強度のスタチン療法を加えるべき(同A)」「40~75歳で他にCVD危険因子のない糖尿病患者では,中強度スタチン療法と生活習慣の是正を考慮(同A)」「他にCVD危険因子を有する糖尿病患者では,中強度~高強度スタチン療法と生活習慣の是正を行うことを考慮する(40歳未満の場合:同C,40~75歳の場合:同B)」などが含まれた。
アジア系でスクリーニング対象者のBMIカットオフ値を引き下げ
2型糖尿病患者の血糖管理に関しては,血糖降下療法のアルゴリズムが改訂された。使用薬剤にSGLT2阻害薬が追加されたこと,注射製剤の併用療法として基礎インスリンとGLP-1受容体作動薬の併用が記載されたことなどが主な変更点だ(図)。
1412067_fig.jpg
また,小児および青少年の糖尿病管理に関する章では,2014年6月にPosition Paperで示された1型糖尿病管理の推奨内容を踏襲し,18歳未満の小児のHbA1c目標値を7.5%未満とすることが推奨された(同E)。
この他,今回の改訂で注目されるのは,過体重・肥満者における前糖尿病・2型糖尿病スクリーニング対象者のBMIカットオフ値を,アジア系米国人に限定して25から23に引き下げられた点だ。これについて,ADAは「一般人口に比べてアジア系ではより低いBMIでも糖尿病リスクが上昇することを支持するエビデンスに基づいた推奨」と説明。GLとは別に公表されたPosition paperには,推奨の根拠となった研究のレビューが紹介された。
米国では近年,中国や日本,韓国などの東アジアや東南アジア,南アジアからの移民が急増。2060年までに米国民に占めるアジア系人口の割合は8.2%に上昇すると予測されているという。Position paperの筆頭著者である米・Joslin Diabetes CenterのWilliam C. Hsu氏は「以前のGLを適用すると,アジア系米国人では多くの高リスク者を見逃すことになる」と指摘。今後,さらなる研究によりアジア系と他の民族との違いを明らかにするためのデータを蓄積する必要があると強調している。
(岬 りり子)】
初めまして、
夏からメックをはじめて五キロ増えました。50キロから55キロです。
痩せたくてはじめたのに太ったんです。
糖質制限に切り替えたいのですが
どうしたらやせれますか?
夏からメックをはじめて五キロ増えました。50キロから55キロです。
痩せたくてはじめたのに太ったんです。
糖質制限に切り替えたいのですが
どうしたらやせれますか?
2014/12/30(Tue) 17:55 | URL | 三島ひかる | 【編集】
初めまして。ダイエット目的で先生の著書やこのサイトを拝見させて頂き、自分なりの糖質制限で7月から-7㎏ダイエットし、まだあと10㎏痩せたいと続けています。
私は20年以上前から混合性結合組織病を患っており、3年ほど前に妊娠きっかけに血小板が減少し、先日は4万5千になったので詳しく検査したら肝硬変からの脾臓肥大が原因みたいです。今のところ肝機能は正常で経過観察と言われたのですが、糖質制限をこのまま続けていきたいと思ってます。ただあまり糖質制限を理解していない家族には心配され糖質制限をやめるよう言われてしまいます。そこで先生の意見を伺いたく、ここに書いていいのか分かりませんが長々と書かせて頂きました。 お忙しいと思いますがぜひともよろしくお願いいたします。
私は20年以上前から混合性結合組織病を患っており、3年ほど前に妊娠きっかけに血小板が減少し、先日は4万5千になったので詳しく検査したら肝硬変からの脾臓肥大が原因みたいです。今のところ肝機能は正常で経過観察と言われたのですが、糖質制限をこのまま続けていきたいと思ってます。ただあまり糖質制限を理解していない家族には心配され糖質制限をやめるよう言われてしまいます。そこで先生の意見を伺いたく、ここに書いていいのか分かりませんが長々と書かせて頂きました。 お忙しいと思いますがぜひともよろしくお願いいたします。
2014/12/30(Tue) 18:27 | URL | yuki | 【編集】
初めまして。
ダイエットのため糖質制限をしているものです。
糖質制限を始めて約1ヵ月が経ち、体重は2kgほど落ちました。
しかし最近、今までピザ、ご飯、ポテト等の糖質が高いものを毎日たくさん食べるという生活を送っていたためか無性に糖質が高いもの、とくにポテトが食べたくなってしまいます。
やはり1日だけでも糖質が多いものを食べるとすぐに体重が戻ってしまったり、太りやすい体質になったりするのでしょうか。
ちなみに、今の食事は1日トータル5g程度の糖質かとらず、お肉(主にささみや鶏むね肉)中心です。食物繊維は10g~15g程度とっています。
忙しくなかなか江部先生のブログ、書籍を拝見できない為質問させていただきました。
もしよければご意見いただければと思います。
ダイエットのため糖質制限をしているものです。
糖質制限を始めて約1ヵ月が経ち、体重は2kgほど落ちました。
しかし最近、今までピザ、ご飯、ポテト等の糖質が高いものを毎日たくさん食べるという生活を送っていたためか無性に糖質が高いもの、とくにポテトが食べたくなってしまいます。
やはり1日だけでも糖質が多いものを食べるとすぐに体重が戻ってしまったり、太りやすい体質になったりするのでしょうか。
ちなみに、今の食事は1日トータル5g程度の糖質かとらず、お肉(主にささみや鶏むね肉)中心です。食物繊維は10g~15g程度とっています。
忙しくなかなか江部先生のブログ、書籍を拝見できない為質問させていただきました。
もしよければご意見いただければと思います。
2014/12/30(Tue) 18:47 | URL | tiaki | 【編集】
以前先生にお助けいただきありがとうございます
海外在住のためあたふたしていたところ先生のブログでたくさん勉強させてもらっています
人それぞれだとは思いますが、1か月後の検査結果がでましたので、数値の下がり具合とかご伝授いただければと思います
170cm ♀
71kg→67.5
空腹時 90~120まで 平均
食後2時間 105~125まで
その日で違いますがこの範囲内です
11/13 → 12/27
総コレステロール 301 →196
HDL 47.7 →50.9
TG 213 → 91
Glucose 205 → 112
NGSP 10 →7.8
IFCC 89→ 63
eAG 240→177
MCH 26.4→27.6
RDW 14.3→16.5
MPV 12.4→13.1
Segment neutrophil 46→53
Eosinophil 8→9
減ったのもありますが、増えたのもあります
1か月のみ高脂血症の薬は飲みました
今は飲んでいません。
体重の減りも緩い感じですが減っています
こんな感じなんですがいかがですか?
お忙しい中お時間ある時でご伝授いただければと思います
海外在住のためあたふたしていたところ先生のブログでたくさん勉強させてもらっています
人それぞれだとは思いますが、1か月後の検査結果がでましたので、数値の下がり具合とかご伝授いただければと思います
170cm ♀
71kg→67.5
空腹時 90~120まで 平均
食後2時間 105~125まで
その日で違いますがこの範囲内です
11/13 → 12/27
総コレステロール 301 →196
HDL 47.7 →50.9
TG 213 → 91
Glucose 205 → 112
NGSP 10 →7.8
IFCC 89→ 63
eAG 240→177
MCH 26.4→27.6
RDW 14.3→16.5
MPV 12.4→13.1
Segment neutrophil 46→53
Eosinophil 8→9
減ったのもありますが、増えたのもあります
1か月のみ高脂血症の薬は飲みました
今は飲んでいません。
体重の減りも緩い感じですが減っています
こんな感じなんですがいかがですか?
お忙しい中お時間ある時でご伝授いただければと思います
2014/12/30(Tue) 19:24 | URL | みょん | 【編集】
三島ひかる さん
スーパー糖質制限食実践で
厚生労働省のいう「標準必要エネルギー量」を摂取していただけばよいと思います。
運動しない女性なら「1450~1700キロカロリー」くらいが目安です。
なお、もしすでに、BMIが22くらいなら、糖質制限食でも、痩せないと思います。
スーパー糖質制限食実践で
厚生労働省のいう「標準必要エネルギー量」を摂取していただけばよいと思います。
運動しない女性なら「1450~1700キロカロリー」くらいが目安です。
なお、もしすでに、BMIが22くらいなら、糖質制限食でも、痩せないと思います。
2014/12/30(Tue) 20:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
yuki さん
糖新生が上手くできないほど進行した肝硬変は、糖質制限食の適応となりません。
軽度の肝硬変なら、糖新生ができるので、糖質制限食OKですが、
どのていどの肝硬変かは主治医とご相談ください。
糖新生が上手くできないほど進行した肝硬変は、糖質制限食の適応となりません。
軽度の肝硬変なら、糖新生ができるので、糖質制限食OKですが、
どのていどの肝硬変かは主治医とご相談ください。
2014/12/30(Tue) 20:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
tiaki さん
1回の食事の糖質量10~20g以下を目指すのがスーパー糖質制限食です。
この範囲なら、少量のポテト(50gのポテトサラダなど)はいけますね。
カロリー制限は必要ないですが、
厚生労働省のいう「標準必要エネルギー量」を摂取しましょう。
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー
女性:1450~1700キロカロリー
くらいが目安です。
ビタミンCが必要なので、葉野菜やブロッコリやピーマンなどは食べましょう。
ネットで、糖質制限食OKのピザ、お好みやき、ホットケーキ・・・いろいろありますよ。
1回の食事の糖質量10~20g以下を目指すのがスーパー糖質制限食です。
この範囲なら、少量のポテト(50gのポテトサラダなど)はいけますね。
カロリー制限は必要ないですが、
厚生労働省のいう「標準必要エネルギー量」を摂取しましょう。
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー
女性:1450~1700キロカロリー
くらいが目安です。
ビタミンCが必要なので、葉野菜やブロッコリやピーマンなどは食べましょう。
ネットで、糖質制限食OKのピザ、お好みやき、ホットケーキ・・・いろいろありますよ。
2014/12/30(Tue) 20:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
みょんさん
170cm 67.5kg
もうBMI23ですね。
もうそんなに痩せないと思います。
BMI22くらいまででしょう。
総コレステロール 301 →196
HDL 47.7 →50.9
TG 213 → 91
Glucose 205 → 112
NGSP 10 →7.8
糖尿病と脂質に関しては素晴らしい改善です。
170cm 67.5kg
もうBMI23ですね。
もうそんなに痩せないと思います。
BMI22くらいまででしょう。
総コレステロール 301 →196
HDL 47.7 →50.9
TG 213 → 91
Glucose 205 → 112
NGSP 10 →7.8
糖尿病と脂質に関しては素晴らしい改善です。
2014/12/30(Tue) 20:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生 いつも拝読しています。 今年も楽しみにしています。 おかげさまで糖質コントロールと運動で半年でA1c 7.3→5.9に改善しました。ところでスタチンはコレステロール低下のお薬と認識していました。 糖尿とどういう関係があるのでしょうか? 安易なスタチン服用で認知機能低下の事例もあるそうですが・・・
2015/01/01(Thu) 13:29 | URL | 横浜糖尿人 | 【編集】
横浜糖尿人 さん
スタチンは糖尿病を発症させやすくします。
論文によるエビデンスがあります。
2014年06月13日 (金)の本ブログ記事
「高強度スタチンは糖尿病リスク上昇に関連」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/?mode=m&no=2994
をご参照いただけば幸いです。
スタチンは糖尿病を発症させやすくします。
論文によるエビデンスがあります。
2014年06月13日 (金)の本ブログ記事
「高強度スタチンは糖尿病リスク上昇に関連」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/?mode=m&no=2994
をご参照いただけば幸いです。
2015/01/01(Thu) 16:26 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生 早速のご返信および情報ありがとうございます。
そういう関係にあるスタチンを米国糖尿病学会が推奨するのはなぜ???なんでしょう。
我が国のカロリー制限派と同じようなものなんでしょうか?
そういう関係にあるスタチンを米国糖尿病学会が推奨するのはなぜ???なんでしょう。
我が国のカロリー制限派と同じようなものなんでしょうか?
2015/01/01(Thu) 18:17 | URL | 横浜糖尿人 | 【編集】
横浜糖尿人 さん
薬には、スタチンだけでなく、全て「メリット」と「デメリット」があります。
それを天秤にかけて使用するということでしょう。
また欧米は日本に比べて「心筋梗塞」が多いので、それを恐れるあまりに「スタチン」に頼るという
構造もあります。
そして普通に糖質を食べている糖尿人は、心筋梗塞になりやすいのです。
ともあれ、たとえ糖尿人でも、スーパー糖質制限食を実践している場合は、
スタチンを含めて、藥はいらないことがほとんどですね。
薬には、スタチンだけでなく、全て「メリット」と「デメリット」があります。
それを天秤にかけて使用するということでしょう。
また欧米は日本に比べて「心筋梗塞」が多いので、それを恐れるあまりに「スタチン」に頼るという
構造もあります。
そして普通に糖質を食べている糖尿人は、心筋梗塞になりやすいのです。
ともあれ、たとえ糖尿人でも、スーパー糖質制限食を実践している場合は、
スタチンを含めて、藥はいらないことがほとんどですね。
2015/01/02(Fri) 08:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生
コメントいただきありがとうございます。
そうですね、糖質制限していれば問題なしですね。でも「全ての糖尿病患者にスタチンを推奨」なんて恐ろしい!
コメントいただきありがとうございます。
そうですね、糖質制限していれば問題なしですね。でも「全ての糖尿病患者にスタチンを推奨」なんて恐ろしい!
2015/01/03(Sat) 10:38 | URL | 横浜糖尿人 | 【編集】
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