2014年11月26日 (水)
こんにちは。
11月24日のヤフーニュースに 『炭水化物は飽和脂肪より健康に悪い? 研究』 という記事が載りました。
米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)で発表された、米オハイオ州立大学のジェフ・ボレック氏の論文の紹介記事です。
結論としては、
「摂取する飽和脂肪は必ずしも体内にセーブ(蓄積)されないこと、そして、脂肪に関してセーブ(調節)すべき主要な因子は、食事に含まれる炭水化物だということ」
です。
「食事中の炭水化物を減らして飽和脂肪を約2倍に増やした場合、血液中の飽和脂肪の総量は増加せず、大半の参加者で
血中の飽和脂肪が低下していた」
そうです。
「炭水化物が非常に少ない食事を摂取すると、体は飽和脂肪を優先的に燃焼させる」
「今回の成果は飽和脂肪を悪者扱いしてきた通説に異を唱えるもので、食事に含まれる飽和脂肪と病気が相互的に関連してないことの知見を拡大するものだ」
「飽和脂肪に関する誤解が広く流布している。集団調査では、食事の飽和脂肪と心臓病との関連性は明らかに存在しない。それでも、食事指針は飽和脂肪の制限を推奨し続けている。これは科学的ではないし、賢明でもない」
とのボレック氏の言は、まさに我が意を得たりです。
食事において『糖質制限して飽和脂肪解禁』が、健康維持には科学的と言えます。
さらに『飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は関係がない』 という信頼度の高い2010年のAm J Clin Nutrの総説もあります。飽和脂肪酸悪玉説の崩壊ですね。
「21論文、約35万人をメタアナリシスして、5~23年追跡して1.1万人の脳心血管イベントが発生。
飽和脂肪摂取量と脳心血管イベントハザード比を検証してみると、飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことが判明。」
Siri-Tarino, P.W., et al., Meta-analysis of prospective cohort studies
evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease.
Am J Clin Nutr, 2010. 91(3): p. 535-46.
江部康二
☆
以下はヤフーニュースです。
【ヤフー ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141124-00000004-jij_afp-int
炭水化物は飽和脂肪より健康に悪い? 研究
AFP=時事 11月24日(月)配信
心臓病など多岐にわたる健康上の問題に関連するとして長きにわたり悪者扱いされてきた飽和脂肪だが、摂取量を2倍~3倍近くにしても、その血中濃度は上昇しないことを明らかにしたとする研究論文が、21日の米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)で発表された。
一方、炭水化物については、糖尿病と心臓病のリスク増に関連がある脂肪酸の血中濃度上昇に関係していることが、同じ研究で示された。
論文の主執筆者、米オハイオ州立大学(Ohio State University)のジェフ・ボレック(Jeff Volek)氏は、論文の中で「ポイントは、摂取する飽和脂肪は必ずしも体内にセーブ(蓄積)されないこと、そして、脂肪に関してセーブ(調節)すべきの主要な因子は、食事に含まれる炭水化物だということだ」と語っている。
研究チームは今回の研究で、実験に参加した16人に対し、4か月半の厳しい食事管理を行った。食事の内容は3週ごとに変更され、含まれる炭水化物、総脂質、飽和脂肪が調整された。
その結果、食事中の炭水化物を減らして飽和脂肪を増やした場合、血液中の飽和脂肪の総量は増加しなかった。それどころか大半の参加者で血中の飽和脂肪が低下していたことを研究チームは確認した。
論文によると、炭水化物の少ない食事を与えると、体内の「パルミトレイン酸」と呼ばれる脂肪酸が低下したとされ、これは炭水化物の再導入で徐々に増加したという。パルミトレイン酸について研究チームは、「病気を促進する恐れがある、健康に有害な炭水化物の代謝」に関係するものとしている。
このパルミトレイン酸の増加は、炭水化物が体内で燃焼されずに脂肪に変換される割合が増加していることを示していると研究チームは指摘する。
「炭水化物が非常に少ない食事を摂取すると、体は飽和脂肪を優先的に燃焼させる」とボレック氏は説明。
「今回の研究に参加する以前に比べて約2倍の飽和脂肪を参加者に摂取させたが、血液中の飽和脂肪の量を測定すると、大半の参加者では低下していた」とした。
また今回の成果は「飽和脂肪を悪者扱いしてきた通説に異を唱えるもので、食事に含まれる飽和脂肪と病気が相互的に関連してないことの知見を拡大するものだ」と付け加えている。
参加者は実験終了までに、血糖、インスリン、血圧に「著しい改善」がみられ、体重も平均で10キロ減少したという。
「飽和脂肪に関する誤解が広く流布している。集団調査では、食事の飽和脂肪と心臓病との関連性は明らかに存在しない。それでも、食事指針は飽和脂肪の制限を推奨し続けている。これは科学的ではないし、賢明でもない」とボレック氏は話している。
翻訳編集 AFPBB News】
☆☆
以下のサイトで、米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された米オハイオ州立大学のジェフ・ボレック氏の論文を見ることができます。
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0113605
米オンライン科学誌プロスワン
Effects of Step-Wise Increases in Dietary Carbohydrate on Circulating Saturated Fatty Acids and Palmitoleic Acid in Adults with Metabolic Syndrome
Brittanie M. Volk,et all
Published: November 21, 2014DOI: 10.1371/journal.pone.0113605
Abstract
Recent meta-analyses have found no association between heart disease and dietary saturated fat; however, higher proportions of plasma saturated fatty acids (SFA) predict greater risk for developing type-2 diabetes and heart disease. These observations suggest a disconnect between dietary saturated fat and plasma SFA, but few controlled feeding studies have specifically examined how varying saturated fat intake across a broad range affects circulating SFA levels. Sixteen adults with metabolic syndrome (age 44.9±9.9 yr, BMI 37.9±6.3 kg/m2) were fed six 3-wk diets that progressively increased carbohydrate (from 47 to 346 g/day) with concomitant decreases in total and saturated fat. Despite a distinct increase in saturated fat intake from baseline to the low-carbohydrate diet (46 to 84 g/day), and then a gradual decrease in saturated fat to 32 g/day at the highest carbohydrate phase, there were no significant changes in the proportion of total SFA in any plasma lipid fractions. Whereas plasma saturated fat remained relatively stable, the proportion of palmitoleic acid in plasma triglyceride and cholesteryl ester was significantly and uniformly reduced as carbohydrate intake decreased, and then gradually increased as dietary carbohydrate was re-introduced. The results show that dietary and plasma saturated fat are not related, and that increasing dietary carbohydrate across a range of intakes promotes incremental increases in plasma palmitoleic acid, a biomarker consistently associated with adverse health outcomes.
11月24日のヤフーニュースに 『炭水化物は飽和脂肪より健康に悪い? 研究』 という記事が載りました。
米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)で発表された、米オハイオ州立大学のジェフ・ボレック氏の論文の紹介記事です。
結論としては、
「摂取する飽和脂肪は必ずしも体内にセーブ(蓄積)されないこと、そして、脂肪に関してセーブ(調節)すべき主要な因子は、食事に含まれる炭水化物だということ」
です。
「食事中の炭水化物を減らして飽和脂肪を約2倍に増やした場合、血液中の飽和脂肪の総量は増加せず、大半の参加者で
血中の飽和脂肪が低下していた」
そうです。
「炭水化物が非常に少ない食事を摂取すると、体は飽和脂肪を優先的に燃焼させる」
「今回の成果は飽和脂肪を悪者扱いしてきた通説に異を唱えるもので、食事に含まれる飽和脂肪と病気が相互的に関連してないことの知見を拡大するものだ」
「飽和脂肪に関する誤解が広く流布している。集団調査では、食事の飽和脂肪と心臓病との関連性は明らかに存在しない。それでも、食事指針は飽和脂肪の制限を推奨し続けている。これは科学的ではないし、賢明でもない」
とのボレック氏の言は、まさに我が意を得たりです。
食事において『糖質制限して飽和脂肪解禁』が、健康維持には科学的と言えます。
さらに『飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は関係がない』 という信頼度の高い2010年のAm J Clin Nutrの総説もあります。飽和脂肪酸悪玉説の崩壊ですね。
「21論文、約35万人をメタアナリシスして、5~23年追跡して1.1万人の脳心血管イベントが発生。
飽和脂肪摂取量と脳心血管イベントハザード比を検証してみると、飽和脂肪酸摂取量と脳心血管イベント発生は、関係がないことが判明。」
Siri-Tarino, P.W., et al., Meta-analysis of prospective cohort studies
evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease.
Am J Clin Nutr, 2010. 91(3): p. 535-46.
江部康二
☆
以下はヤフーニュースです。
【ヤフー ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141124-00000004-jij_afp-int
炭水化物は飽和脂肪より健康に悪い? 研究
AFP=時事 11月24日(月)配信
心臓病など多岐にわたる健康上の問題に関連するとして長きにわたり悪者扱いされてきた飽和脂肪だが、摂取量を2倍~3倍近くにしても、その血中濃度は上昇しないことを明らかにしたとする研究論文が、21日の米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)で発表された。
一方、炭水化物については、糖尿病と心臓病のリスク増に関連がある脂肪酸の血中濃度上昇に関係していることが、同じ研究で示された。
論文の主執筆者、米オハイオ州立大学(Ohio State University)のジェフ・ボレック(Jeff Volek)氏は、論文の中で「ポイントは、摂取する飽和脂肪は必ずしも体内にセーブ(蓄積)されないこと、そして、脂肪に関してセーブ(調節)すべきの主要な因子は、食事に含まれる炭水化物だということだ」と語っている。
研究チームは今回の研究で、実験に参加した16人に対し、4か月半の厳しい食事管理を行った。食事の内容は3週ごとに変更され、含まれる炭水化物、総脂質、飽和脂肪が調整された。
その結果、食事中の炭水化物を減らして飽和脂肪を増やした場合、血液中の飽和脂肪の総量は増加しなかった。それどころか大半の参加者で血中の飽和脂肪が低下していたことを研究チームは確認した。
論文によると、炭水化物の少ない食事を与えると、体内の「パルミトレイン酸」と呼ばれる脂肪酸が低下したとされ、これは炭水化物の再導入で徐々に増加したという。パルミトレイン酸について研究チームは、「病気を促進する恐れがある、健康に有害な炭水化物の代謝」に関係するものとしている。
このパルミトレイン酸の増加は、炭水化物が体内で燃焼されずに脂肪に変換される割合が増加していることを示していると研究チームは指摘する。
「炭水化物が非常に少ない食事を摂取すると、体は飽和脂肪を優先的に燃焼させる」とボレック氏は説明。
「今回の研究に参加する以前に比べて約2倍の飽和脂肪を参加者に摂取させたが、血液中の飽和脂肪の量を測定すると、大半の参加者では低下していた」とした。
また今回の成果は「飽和脂肪を悪者扱いしてきた通説に異を唱えるもので、食事に含まれる飽和脂肪と病気が相互的に関連してないことの知見を拡大するものだ」と付け加えている。
参加者は実験終了までに、血糖、インスリン、血圧に「著しい改善」がみられ、体重も平均で10キロ減少したという。
「飽和脂肪に関する誤解が広く流布している。集団調査では、食事の飽和脂肪と心臓病との関連性は明らかに存在しない。それでも、食事指針は飽和脂肪の制限を推奨し続けている。これは科学的ではないし、賢明でもない」とボレック氏は話している。
翻訳編集 AFPBB News】
☆☆
以下のサイトで、米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された米オハイオ州立大学のジェフ・ボレック氏の論文を見ることができます。
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0113605
米オンライン科学誌プロスワン
Effects of Step-Wise Increases in Dietary Carbohydrate on Circulating Saturated Fatty Acids and Palmitoleic Acid in Adults with Metabolic Syndrome
Brittanie M. Volk,et all
Published: November 21, 2014DOI: 10.1371/journal.pone.0113605
Abstract
Recent meta-analyses have found no association between heart disease and dietary saturated fat; however, higher proportions of plasma saturated fatty acids (SFA) predict greater risk for developing type-2 diabetes and heart disease. These observations suggest a disconnect between dietary saturated fat and plasma SFA, but few controlled feeding studies have specifically examined how varying saturated fat intake across a broad range affects circulating SFA levels. Sixteen adults with metabolic syndrome (age 44.9±9.9 yr, BMI 37.9±6.3 kg/m2) were fed six 3-wk diets that progressively increased carbohydrate (from 47 to 346 g/day) with concomitant decreases in total and saturated fat. Despite a distinct increase in saturated fat intake from baseline to the low-carbohydrate diet (46 to 84 g/day), and then a gradual decrease in saturated fat to 32 g/day at the highest carbohydrate phase, there were no significant changes in the proportion of total SFA in any plasma lipid fractions. Whereas plasma saturated fat remained relatively stable, the proportion of palmitoleic acid in plasma triglyceride and cholesteryl ester was significantly and uniformly reduced as carbohydrate intake decreased, and then gradually increased as dietary carbohydrate was re-introduced. The results show that dietary and plasma saturated fat are not related, and that increasing dietary carbohydrate across a range of intakes promotes incremental increases in plasma palmitoleic acid, a biomarker consistently associated with adverse health outcomes.
こんにちは。
糖尿人とは別の家族も11月のはじめから糖質制限をはじめました。
血圧が180以上あり一人で悩んでいたようですが
20日頃に何気なく計ったら160台まで下がっていました。(家庭用ですから病院だともう少し高いとおもいます)
そしてさらに下がり昨日の数値は124/75です。
一日に何回も計って嬉しそうで
本当に「著しい改善」でびっくりします。
(因みに26日目、体重5キロ減)
我が家の人間はお世辞にも意思のかたいほうではないのにみんな食事を元に戻すとか、隠れて自分だけ食べようとはしません。
糖尿病じゃないほうの家族には人と何か食べに行く時は好きにしたら?と言ってあるのですけどファミレスでステーキだけ食べたり工夫して糖質を控えているようです。
体調が良くなってきたからしんどい時に戻りたくないんでしょうね…
糖尿人とは別の家族も11月のはじめから糖質制限をはじめました。
血圧が180以上あり一人で悩んでいたようですが
20日頃に何気なく計ったら160台まで下がっていました。(家庭用ですから病院だともう少し高いとおもいます)
そしてさらに下がり昨日の数値は124/75です。
一日に何回も計って嬉しそうで
本当に「著しい改善」でびっくりします。
(因みに26日目、体重5キロ減)
我が家の人間はお世辞にも意思のかたいほうではないのにみんな食事を元に戻すとか、隠れて自分だけ食べようとはしません。
糖尿病じゃないほうの家族には人と何か食べに行く時は好きにしたら?と言ってあるのですけどファミレスでステーキだけ食べたり工夫して糖質を控えているようです。
体調が良くなってきたからしんどい時に戻りたくないんでしょうね…
2014/11/26(Wed) 16:32 | URL | タブー改 | 【編集】
タブー改 さん
それは素晴らしいですね。
糖質制限食、家族皆でやると、とても楽です。
それは素晴らしいですね。
糖質制限食、家族皆でやると、とても楽です。
2014/11/26(Wed) 21:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
初めまして。
糖尿家系なのでその予防のため、
糖質制限を実施していますが
マウス実験で低たんぱく、高炭水化物のマウスが一番寿命が長く、
高たんぱく、低炭水化物のマウスが一番寿命が短いというのを読んで、
少し怖くなりました。
糖質制限を初めて半年以上になりますが、どんなに野菜をとっても便秘気味なのも治らずちょっと挫折しかけています。
糖尿家系なのでその予防のため、
糖質制限を実施していますが
マウス実験で低たんぱく、高炭水化物のマウスが一番寿命が長く、
高たんぱく、低炭水化物のマウスが一番寿命が短いというのを読んで、
少し怖くなりました。
糖質制限を初めて半年以上になりますが、どんなに野菜をとっても便秘気味なのも治らずちょっと挫折しかけています。
2014/11/26(Wed) 23:06 | URL | Y子 | 【編集】
安心して脂質解禁を楽しめる記事ですね。
内容も興味深いですが、このニュースへのコメントもとても面白いです。糖質制限に対するダイレクトな世の反応て見ているようです。やっぱりまだ賛否両論ですね。
内容も興味深いですが、このニュースへのコメントもとても面白いです。糖質制限に対するダイレクトな世の反応て見ているようです。やっぱりまだ賛否両論ですね。
2014/11/27(Thu) 08:36 | URL | たまご | 【編集】
江部先生
Y子さんの件ですが、どうやら2014年のCell Metabolism誌の3月号に掲載されていた論文を基にしたもののようです。
http://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131%2814%2900065-5
はたして信頼性は如何ほどなものでしょうか?
Y子さんの件ですが、どうやら2014年のCell Metabolism誌の3月号に掲載されていた論文を基にしたもののようです。
http://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131%2814%2900065-5
はたして信頼性は如何ほどなものでしょうか?
2014/11/27(Thu) 17:40 | URL | 福助 | 【編集】
Y子さん
糖質制限食は、世の中の様々な食事法の中の一つに過ぎません。
糖質を極端に制限する事で体調を悪くされる方もおられます。
他の食事法も試してみるなどして、ご自分に合うものを探していくしかないと思います。
私も昨冬糖尿病の診断を受け糖質制限食を実践してそろそろ一年経ちますが、月一度の血液検査で異常値が続いたり血圧が高めになる等しており、いろいろ試行錯誤しています。
あと便秘気味との事ですが、基本的には、体の不調や異変があれば先ず病院へ行かれるべきかと思います。
糖質制限食は、世の中の様々な食事法の中の一つに過ぎません。
糖質を極端に制限する事で体調を悪くされる方もおられます。
他の食事法も試してみるなどして、ご自分に合うものを探していくしかないと思います。
私も昨冬糖尿病の診断を受け糖質制限食を実践してそろそろ一年経ちますが、月一度の血液検査で異常値が続いたり血圧が高めになる等しており、いろいろ試行錯誤しています。
あと便秘気味との事ですが、基本的には、体の不調や異変があれば先ず病院へ行かれるべきかと思います。
2014/11/27(Thu) 19:42 | URL | KKK | 【編集】
ねずみは生態系がちがいます。
私たちは動物性生態系(狩猟民族)DNAです。
便秘気味の方は脂質を多目にとりましょう。!
このブログ他Dr.渡辺信幸検索しましょう。
私たちは動物性生態系(狩猟民族)DNAです。
便秘気味の方は脂質を多目にとりましょう。!
このブログ他Dr.渡辺信幸検索しましょう。
Y子 さん
マウスなど齧歯類の主食は、本来草の実すなわち穀物です。
マウスに高タンパク食を食べさせるのは
主食が葉っぱのゴリラにステーキを食べさせるようなものですので無意味です。
2014年03月01日 (土)の本ブログ記事
高脂肪食とねずみ(マウス、ラット)、「薬物の動物実験」と「食物の動物実験」
をご参照ください。
マウスなど齧歯類の主食は、本来草の実すなわち穀物です。
マウスに高タンパク食を食べさせるのは
主食が葉っぱのゴリラにステーキを食べさせるようなものですので無意味です。
2014年03月01日 (土)の本ブログ記事
高脂肪食とねずみ(マウス、ラット)、「薬物の動物実験」と「食物の動物実験」
をご参照ください。
2014/11/28(Fri) 08:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、おはようございます。
先生の本やご意見を参考に、糖質制限をはじめ三ヶ月がすぎ、8月末に7,6あったhbA1cも今回の検査で、6,1まで下がりました。
先生の本に出会っていなかったら、今のような改善には、至っていなかったと思います。本当に、ありがとうございます。
さて、最近では、糖質制限にも慣れてきて、食品の買い物の時には、必ず栄養成分の表示されている商品や原材料を確認する癖がつきましたが、日本の食品は、本当に何にでも砂糖が使用されている事に驚きました。
砂糖とは無縁の筈の、かつおの削り節の入った出しパックや塩漬けの素と書かれた浅漬けの素、中でも一番驚いたのは、塩コショウとして販売されている香辛料にさえ原材料に砂糖やブドウ糖、でんぷん等の糖類が入っているものがある事でした。確かに少し甘味があると、おいしく感じられるものもありますが、糖質制限している人間にとっては、調味料の糖質も気をつけなければいけませんね。。。自分が糖質制限食をするようになって、糖質王国日本?って、驚くことばかりの毎日です。
先生の本やご意見を参考に、糖質制限をはじめ三ヶ月がすぎ、8月末に7,6あったhbA1cも今回の検査で、6,1まで下がりました。
先生の本に出会っていなかったら、今のような改善には、至っていなかったと思います。本当に、ありがとうございます。
さて、最近では、糖質制限にも慣れてきて、食品の買い物の時には、必ず栄養成分の表示されている商品や原材料を確認する癖がつきましたが、日本の食品は、本当に何にでも砂糖が使用されている事に驚きました。
砂糖とは無縁の筈の、かつおの削り節の入った出しパックや塩漬けの素と書かれた浅漬けの素、中でも一番驚いたのは、塩コショウとして販売されている香辛料にさえ原材料に砂糖やブドウ糖、でんぷん等の糖類が入っているものがある事でした。確かに少し甘味があると、おいしく感じられるものもありますが、糖質制限している人間にとっては、調味料の糖質も気をつけなければいけませんね。。。自分が糖質制限食をするようになって、糖質王国日本?って、驚くことばかりの毎日です。
あやにゃん さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
HbA1cの改善、良かったですね。
ご指摘通り、調味料の糖質もばかにならないので要注意です。
スーパーでも生協でも、「見渡せば糖質」なのです。
拙著のご購入、ありがとうございます。
HbA1cの改善、良かったですね。
ご指摘通り、調味料の糖質もばかにならないので要注意です。
スーパーでも生協でも、「見渡せば糖質」なのです。
2014/11/29(Sat) 14:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生お世話になります。
7月末に糖尿病の診断を受け薬を飲むようになりましたが江部先生の本に出会い糖質制限を開始したところ、今月の検査で糖尿病の薬も飲まなくてよくなり、体重も102キロ→78キロまで改善できました。
妻も喜んでおり、江部先生のお陰です。ありがとうございます。
体重の減少は今月になりSTOPしてしまいましたが、今後も糖質制限は継続したいと思います。
7月末に糖尿病の診断を受け薬を飲むようになりましたが江部先生の本に出会い糖質制限を開始したところ、今月の検査で糖尿病の薬も飲まなくてよくなり、体重も102キロ→78キロまで改善できました。
妻も喜んでおり、江部先生のお陰です。ありがとうございます。
体重の減少は今月になりSTOPしてしまいましたが、今後も糖質制限は継続したいと思います。
吉井 さん
拙著のご購入、ありがとうございます。
血糖値の改善と休薬も良かったですね。
体重は、その個人の適正な値まで階段状に減ると思います。
拙著のご購入、ありがとうございます。
血糖値の改善と休薬も良かったですね。
体重は、その個人の適正な値まで階段状に減ると思います。
2014/12/01(Mon) 17:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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