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低カロリーダイエットで失敗、糖質制限ダイエットで成功。
【14/10/11 プーすけ

はじめまして。

健康診断で、肥満、高LDLコレステロール血症、高尿酸血症で要精密検査となったものです。

身長158センチに体重75キロとりっぱなメタボです。

これではいけないと、ダイエットを開始し、その時に先生の糖質制限を知りました。

実は以前から炭水化物抜きダイエットは知っていました。

しかし、10年前、某大学の食物栄養学の教授の講演で「脳はぶどう糖が必須だから、絶対に主食は抜いてはいけません」と聞かされ、ずっとそうだと信じていました。

なので、今回、この教授の話とは全く違う糖質制限に不安を覚えながらも、何度も低カロリーダイエットを失敗してきているので、今度こそという思いが強くありました。

8月1日より開始し、本日現在65,5キロと、9.5キロ減量できました。

先日驚いたのが、職場の人に勧められ、断りきれず1個だけ食べた伊勢の名物であるお餅の味がおいしく感じなかったことです。

私は、あのお餅が大好物で、以前は一人で4個くらいぺろっと食べてしまうほどでした。

しかし、先日食べたとき、甘ったるさに気持ち悪いとさえ思ってしまいました。

たった2か月、糖質を制限しているだけで、こんなに味覚が変わるんだとおもいました。

日頃、ラカントと、大豆粉やおからでケーキも作るので、決して甘いのもを食べていないわけではないのですが・・・。

低カロリーダイエットを繰り返していた時と違い、空腹感もなく、ストレスを感じないすばらしい減量法です。

それに、運動もしていないのに、体組成計で図るたび、減るのが筋肉ではなく体脂肪率だということも驚きです。

先日、健康診断があり、結果はまだですが、どこまで改善できているか期待と不安でドキドキしています。

今後もおいしく糖質制限を続けながら、目標体重55キロをめざします。

それに、糖尿で、BOTという治療を受けている友人に、糖質制限を行ってほしいという思いがあります。

友人の主治医は糖質制限を知っておられ、進められているようですが、本人が「ご飯我慢できない」と拒否しています。

まずは、自分がお手本となって辛くないよ、こんなに改善するんだよと教えてあげたいと思っています。

長々と書いてしまい申し訳ございません。】


こんにちは。

プーすけさんから、
「低カロリーダイエットで失敗、糖質制限ダイエットで成功。」
という嬉しいコメントをいただきました。

身長158cm。体重75kg。
2014年8月1日から糖質制限食を開始して、10月11日、2ヶ月ちょっとで9.5kg減量して、65.5kg。

楽にできて、体脂肪率も減少とは、素晴らしい成果ですね。

カロリー制限によるダイエットは、一旦体重が減少しても、人体が基礎代謝を低下させて、低カロリー状態に適応するので、
ほとんど失敗します。

具体的には、カロリー制限で、半年くらいは体重減少しますが、その後は徐々に体重が増えていきます。

カロリー制限をやめて元の摂取量に戻せば、基礎代謝が低下している分、今までより太りやすくなります。

糖質制限食なら、カロリー制限はなく標準必要摂取カロリーを摂取してもいいので、基礎代謝の低下はなく、ダイエット効果も継続します。

糖質制限食による体重減少効果は、以下の①~④によります。

①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。
③食事中も含めて常に肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食により、食事誘発熱産生(DIT)が亢進する。。

詳しくは
2014年04月14日 (月)の本ブログ記事
「糖質制限食による体重減少効果。2014年4月。」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2925.html
をご参照ください。

それから、スーパー糖質制限食を実践すると食後高血糖はリアルタイムに改善しますが、肝臓や腎臓が糖新生(アミノ酸や乳酸などからブドウ糖を作ること)しますので、低血糖にはなりません。

さらに、脳はケトン体という脂肪酸の分解物をエネルギー源としていくらでも利用できますから、「脳はブドウ糖が必須」という某大学の食物栄養学の教授の発言は完璧な間違いです。

必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、微量元素は、食材から摂取することがに絶対に必要ですが、必須糖質はありません。これは議論の余地のない生理学的事実です。

体内で必要なブドウ糖は、肝臓で糖新生してまかなうので、食物から摂取する必要はないのです。

国際食事エネルギーコンサルテーショングループの報告では、「炭水化物(この場合は糖質とほぼ同義)の理論的な最小必要量はゼロである」(☆)と明記されています。


プーすけさん、これからも、安心して、美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続けくださいね。


(☆)
Eur J Clin Nutr. 1999 Apr;53 Suppl 1:S177-8.
Report of the IDECG Working Group on lower and upper limits of carbohydrate and fat intake. International Dietary Energy Consultative Group.
Bier DM, Brosnan JT, Flatt JP, Hanson RW, Heird W, Hellerstein MK, J?quier E, Kalhan S, Koletzko B, Macdonald I, Owen O, Uauy R.


江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
日本糖尿病学会は あれほどSGLT2阻害薬を「夢の新薬」と絶賛していましたが
とうとう死者が出てしまいましたね.

糖尿病新薬,使用の患者2人死亡…利尿薬を併用
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141011-OYT1T50075.html?from=ytop_main1

調べてみると,米国FDAは,SGLT2阻害薬については「効果の割には副作用が多い」と,最初の申請は却下していたのですね.

日本糖尿病学会は,各種メディアを通じて「これまでにない機序の新薬なので,大いに期待される」と持ち上げてきたのに,Recommendationを2回出しただけで,それで責任は免れると思っているのでしょうか?

また厚労省は,現時点でもSGLT2阻害薬について,医薬品・医療機器等安全性情報を出していませんが,死者が出るまでは出す必要はないという立場でしょうか? これでは日本の糖尿病患者は人体実験台ですね.
2014/10/11(Sat) 15:57 | URL | しらねのぞるば | 【編集
SGLT2阻害薬で死亡2例
糖尿病新薬、使用の患者2人死亡…利尿薬を併用

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=106478
2014/10/11(Sat) 20:52 | URL | 精神科医師A | 【編集
記事
江部先生こんばんは。御存知かとは思いますがこんな記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00050075-yom-soci
2014/10/11(Sat) 20:56 | URL | アッピ | 【編集
Re: 日本糖尿病学会は あれほどSGLT2阻害薬を「夢の新薬」と絶賛していましたが
しらねのぞるば さん

SGLT2阻害薬、FDAのことは知りませんでした。
情報をありがとうございます。

4月に鳴り物入りで発売して、
6月と8月に勧告ですから、
日本糖尿病学会、事態の深刻さには気がついて、
対応は早かったと思います。

しかし、6月や8月の勧告にあるように
本来SGLT2阻害薬は、ごく限られた症例に使うべき薬剤です。
4月に勧告レベルの注意喚起していれば、これほど重篤な副作用が多発することはなかったと思われますので
やはり日本糖尿病学会の責任は免れないと思います。

そして、基礎代謝を落としてしまう可能性が高いので短期間にとどめるべき薬剤です。
そして、きっちり、スーパー糖質制限食なら、必要ない薬です。
2014/10/12(Sun) 09:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
ぷーすけさんと同感です。
ぷーすけさんと同感です。
やはり糖質制限してみて解ることは同じなんですね。安心しました。(^^)

糖質制限前の私は、甘党で、例えば、旅先でもご当地ソフトクリームなどは必ず食べていました。
そして毎日、スナック菓子、チョコレートや清涼飲料水を食べる始末…。
カロリー制限では、この欲望は無くなるどころか増えていきました(泣)

そして糖質制限始めた当初2週間余りは、イライラし、自問自答の日々でした。(今にして思えば禁断症状だったと思います)
それを過ぎると、悪い夢から覚めたかのように、糖質(炭水化物)から興味が急速薄れていくのが、はっきりわかりました。
と同時に、食べ物の嗜好がこんなに変わるのかと、一番自身が驚いています。
周囲からは洗脳されてると揶揄されますが…(^^;)

この辺りが、糖質は嗜好品では?言われるところだと思いました。

その後は、ストレスもなく、糖質制限を続けられています。しかも続けると、減量は勿論、体調も良くなってくる!
本当に素晴らしい糖質制限食!

と同時に巷では、糖質制限で失敗、リバウンドということも見かけます。これはやはり糖質の持つ依存性が原因なのだと思います。意志の弱い私は、スーパー糖質制限食でいかなければならないと再認識させられました。
2014/10/12(Sun) 10:58 | URL | 岸和田のセイゲニスト | 【編集
医療従事者のためのローカーボグループ
江部先生、初めまして。
私は総合病院で看護師をしており、現在育児休暇中であります。

妊娠で体重が15kg増えてしまい、母乳育児にもかかわらず出産後も中々痩せないため産後ダイエットとしてカロリー制限食を取り入れていました。

しかし飽きっぽい私には食事作りが大変で長続きせずリバウドしてしたいました。

そこで先生の著書「主食をやめれば健康になる」を拝読させていただきました。早速糖質制限ダイエットを始めたところ体重減少のみならず肩凝りや頭痛など様々な不定愁訴が改善しました。開始2ヶ月ぐらいですが、現在4kgほど痩せることができました。今は肉・卵・チーズを主食とし、食べ過ぎることなく楽しく続けています。このまま続けて標準体重になるのが目標です。
江部先生には本当に感謝しています。ありがとうございます!

ところで、今回お便りさせて頂いたのは別件です。
ダイエットと体調改善を体験し、糖質制限の効果を実感することで、これはもっと医療界に広め、患者さんへ還元していかねばならないと感じています。
そこで今回、「医療従事者のためのローカーボグループ」というFacebook非公開グループを立ち上げました。
https://www.facebook.com/groups/1490938184488334/

既に参加して頂いた医療者からは、まだ職場で糖質制限の理解がないために患者さんへの栄養指導はこっそりとされているということを聞いています。
そういった医療者は全国にたくさんいるはずですが、個人個人で活動されており、疑問や悩みを分かち合う同業者が必要と考えています。
このグループの活動により、医療者間での糖質制限に関する知識や経験などを共有し、医療施設や在宅において医療者や患者さんへボトムアップで普及させる一助になればと思っています。
まだ立ち上がったばかりなので混沌としていますが、パラダイムシフトを加速させるための大切な役割と自負しております。

私自身の活動の宣伝で申し訳ありませんが、江部先生にこの活動にご理解をいただきお知り合いや友人の医療者や、先生のブログを読んでらっしゃる医療者へお伝えいただければ幸いです。
不適切でありましたらこのコメントは削除頂いて構いません。
何卒よろしくお願いします。



2014/10/12(Sun) 11:11 | URL | ハルママ | 【編集
医師の責任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00050075-yom-soci

私も読んで青ざめました。
医師が勧めた薬を飲んで、重篤若しくは死に至るとは、最悪としか言いようがありません。
糖質制限して、5年目ですが全ての検査結果が健常人以上です。
医師は現実を見て欲しいですよね。
2014/10/12(Sun) 20:03 | URL | daniel | 【編集
Re: 医療従事者のためのローカーボグループ
ハルママ さん

拙著「主食をやめれば健康になる」のご購入、ありがとうございます。
体重減少、体調良好、良かったです。

「医療従事者のためのローカーボグループ」というFacebook非公開グループ・・・いいですね。
私自身はFacebookはほとんどしてないのですが、
普及活動、期待してます。
2014/10/13(Mon) 09:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
栄養と料理2014年11月号
糖尿病特集

http://www.eiyo21.com/eiyo/detail00092.shtml#s003

佐々木敏がズバリ読む栄養データ

「糖質制限ダイエットで本当にやせるかを考察せよ。」

香川靖雄

「甘味を感じるしくみと健康的な糖分のとり方」

  ◇

…ところで香川センセイ、どう解説されるでしょう
2014/10/13(Mon) 10:43 | URL | 精神科医師A | 【編集
Re: 栄養と料理2014年11月号
精神科医師A さん

情報をありがとうございます。
佐々木敏先生なら、ニュートラルな解説と思います。
2014/10/13(Mon) 10:50 | URL | ドクター江部 | 【編集
ウエイトトレーニングと糖質制限食
40代男性です(^ ^)

身体づくりが趣味で、ジムで週に2回、ウエイトトレーニングをしています(^ ^)

体脂肪を少なくする目的もあり、半年前から糖質制限食を始めました(^ ^)

結果、身長176センチで、
体重は77kgから69kgへウエイトダウンし、メタボ体型から、20代の時の体型に戻りました(^ ^)

糖質制限食の凄さにホント驚いてます(^ ^)


しかし気になる事が一つ(>_<)

ウエイトの重力をアップさせる事が出来なくなりました(>_<)

半年前と比べて、スクワットやベンチプレス等、挙げられる重量が殆ど変わりません(>_<)
(4ヶ月前からはスーパー糖質制限食にしてました)


ネット等で調べると、ウエイトトレーニングでの筋肥大には炭水化物は不可欠と書いてあります(>_<)


糖質制限食を続ける場合、ウエイトトレーニングでの筋肥大効果は諦めるしかないでしょうか?
2014/10/15(Wed) 08:44 | URL | マルチネス | 【編集
Re: ウエイトトレーニングと糖質制限食
マルチネスさん

筋力トレーニングをしたすぐあとに糖質を適量摂取し、
それ以外の食事はスーパー糖質制限食とすることで、体型維持と筋肉量アップの両立が可能です。

2008年02月25日 (月)の本ブログ記事
「運動とエネルギー源⑨ 糖質制限食と筋力トレーニング」

2008年03月04日 (火)の本ブログ記事
「運動とエネルギー源⑩ 筋力トレーニングと血糖値」

をご参照いただけば幸いです。
2014/10/15(Wed) 13:59 | URL | ドクター江部 | 【編集
筋力トレーニング後のみの糖質摂取
江部先生

早速のお返事有難うございます。



「筋力トレーニングをしたすぐあとに糖質を適量摂取し、
それ以外の食事はスーパー糖質制限食とすることで、体型維持と筋肉量アップの両立が可能です。」


まさに目からうろこです。
私はこれまで筋トレ後は全くと言っていいほど
糖質は摂取してませんでした。

これが筋トレの効果が少なかった原因なんですね。


下記の二つの記事も読ませて頂きました。

2008年02月25日 (月)の本ブログ記事
「運動とエネルギー源⑨ 糖質制限食と筋力トレーニング」

2008年03月04日 (火)の本ブログ記事
「運動とエネルギー源⑩ 筋力トレーニングと血糖値」


これからは高重量のウエイトを用いたウエイトトレーニングの直後のみ糖質を摂取し、それ以外の食事はスーパー糖質制限食にして、理想の体型を目指そうと思います。

2014/10/16(Thu) 22:31 | URL | マルチネス | 【編集
どこが間違っているのでしょうか?
江部先生

はじめまして。
以前から先生の糖質制限の本を読み、
何度か試みていたのですが、
ご飯はやめられても、
パン、甘いお菓子の誘惑に負け、
失敗を繰り返していました。

2人目の出産を終え、
なんとかその前までの体重には戻せたのですが、
そこからどうにも痩せられません。
幼少期から太っており、
最高は身長158cm体重は90kg近くまでありました。
あの手この手でダイエットを繰り返し、現在66~68kgで停滞。
いろんな方法をやってみましたが、
66kgの壁がやぶれません。

12月から藁をもすがる思いで、
糖質制限にチャレンジ!
自分ではスーパー糖質制限をしているつもりです。
今回は、パンもお菓子もやめられています。


しかし・・・

痩せません。

1kgも・・・

やり方がおかしいのでしょうか?
朝は、am5:00頃
無調整豆乳に、
ココナッツオイルを溶かし、
パルスイートで甘みをプラス、
粉末の青汁も混ぜた1杯を飲みます。
後は、豆腐、肉、ナッツ、チーズ
適量・・・お腹が満足する位は食べてしまいますが、食べ過ぎでしょうか?

昼は、12:00~14:00
位とまちまちで
食事は外食でしたら、
肉を中心に、
炭水化物はとらないようにしてます。
もちろん、ポテトや甘いものも。

夜は基本食べません。
付き合いで外食するときはありますが、
夜食べると必ず次の日太ります。

お酒は焼酎が好きなので、
寝る前に飲んでいます。
間食は、
おからクッキーや、ナッツなど。
食べ過ぎの量ではないと思うのですが。

本当にまったく痩せなくて、
みなさんの成功のコメントなどを読むと、
なんで私は成功しないんだろう・・・
と、すごく悲しくなります。

しかし、
体調はものすごくいいのです!
疲れないし、
便通も、肌の調子も、
良いのです!
飢餓感も感じないし、
気持ちも安定してるんです。

だからこそ、
体重面でも結果を出したいのですが、
何が間違っているのでしょうか???
適正体重にはあと-10kg位あると思いますし。

どうぞ、アドバイスをいただけましたら嬉しいです。
楽しく糖質制限を続けていきたいのです。

ご多忙の事と思いますが、
一読、またアドバイスいただけましたら
幸いです。
よろしくお願い致します。





2015/01/13(Tue) 06:19 | URL | ふみふみ | 【編集
Re: どこが間違っているのでしょうか?
ふみふみ さん

158cm 66kg BMI:26.4

あと一頑張りですね。
アジア人は、BMI25を切ればいいので、62kgを目指せばいいです。

朝昼の一日二食で、標準必要エネルギーの1400~1600kcal/日くらいで
スーパー糖質制限食を続けてみては如何でしょう。
2015/01/13(Tue) 10:54 | URL | ドクター江部 | 【編集
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