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人工甘味料の許容量は?
【14/09/19 大阪人

人口甘味料の摂取量の目安

江部先生、こんばんは。

いつもブログを拝見させていただいております。

私は糖質制限で血糖コントロールして2年になります。

おかげさまで、先月の検査でHbA1c(NGSP)は5.0%でした。

空腹時血糖値も85~100くらいです。

で、今回の記事についてですが 私はビールが好きなので糖質ゼロビールをよく飲むのですが 人口甘味料の摂取量を調べてもそこまで詳しいのを見つけられませんでしたので質問させて下さい。

ゼロコーラやペプシネックス そして一般的な糖質ゼロビール(人工甘味料入り) だと1日に摂取可能な量は約何リッターでしょう。

申し訳ありませんが教えて頂けると嬉しいです。

宜しくお願い致します。】


こんにちは。

人工甘味料の許容量に関して、大阪人さんから、コメント・質問をいただきました。

まず人工の添加物に対する無毒性量というのがあります。

無毒性量というのは「これ以上食べると毒になる」という量の2分の1の量のことです。

無毒性量を、さらに安全係数100で割ったものが1日許容摂取量(ADI)です。

例えばスクラロースは、

厚生労働省のホームページ
http://www.ffcr.or.jp/Zaidan/mhwinfo.nsf/0/06717d18e8757f2b4925672e0026538a?OpenDocument

に、動物実験の結果などが詳しく載っています。

これによるとスクラロースは、無毒性量が1500mg/kg体重/日です。

そうすると1日許容摂取量(ADI)は15mg/kg体重/日

日本人のショ糖の平均摂取量(35.0g)を、全てスクラロース(ショ糖の600倍の甘さ)に置き換えたとして計算される1日推定摂取量は、58.3mgとなります。

日本人の平均体重50kgで除すると、1日あたり1.17mg/kg体重を摂取することとなります。

これは、ADI:15mgの、12分の1ですね。

このページにケーキや飲料水などにおける使用基準も記載してあります。

例えば清涼飲料水は1kgにつき0.40g以下が使用基準です。

体重が50kgの人の1日許容摂取量(ADI)は750mgです。

ダイエット飲料に1kgにつき0.4gの上限のスクラロースが含まれているとしたら1875ccを飲むと、調度750mgですね。

他の人工甘味料は調べていませんが、350ml缶で3本(1050ml)くらいまでなら、まず1日許容摂取量(ADI)を超えることはないと思います。

より詳しくは、厚生労働省のサイトや、下記のJECFAのサイトで自分でお調べいただけば幸いです。

各添加物の安全性に関しては、

JECFA安全性評価-指定添加物のサイト
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/FFCRHOME.nsf/pages/JECFA-ADI-D07

をみると、あいうえお順で、人工甘味料を始めとしてほとんどの添加物が記載されています。

なお、ラカントSの主成分である
糖アルコールのエリスリトールはJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門委員会)により『安全性が十分に高いので、1日摂取許容量は定める必要がない(ADI not specified)』との評価を受けており、その安全性は世界的にも認証されています。(1999年6月)



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
江部先生、ご丁寧に解説いただきありがとうございます。

いつも感謝しております。

1日に350mlを3本なら心配いらないんですね。

その数値も安全に安全を考えての事なので

実際はもう少し余裕があるんだなって事が分かりました。

本当にありがとうございます。
2014/09/21(Sun) 22:31 | URL | 大阪人 | 【編集
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