2014年08月21日 (木)
【14/08/21 まろたん
新潮45・今月号の記事に・・・。
江部康二 先生
ご存知かも知れませんが、新潮45・今月号の記事。
管理栄養士・幕内秀夫なる人が、 「糖質制限食のリスク」について、 寄稿されています。
江部先生・夏井先生などの、個人名は名指しされていませんが、 提唱者が「医師だけに信憑性をもたれてしまう」 と問題提起されています。
「危ないのは、女性のまじめな人です」 と特筆されています。
トコトン極めてしまう傾向があるので、 危険度が高いと。
ま、この指摘、一理はありますが。
私はおっさんですから、この件に限らず、 「ほどほど、ぼちぼち」路線です。
何事についても、ハマルことはありません。
そんな私は、先生の提唱されている糖質制限食の、 主旨・エッセンスだけは、参考にさせていただいてます。
どシロウトには、とても有益な情報です。
なにしろ、毎日の「オサンドン」のことですから。
雑誌記事のご紹介でした。
今後もご健闘ください。】
まろたん さん
情報をありがとうございます。
私自身が34才から、18年間、「玄米魚菜食的な食事」を実践してきましたので 幕内秀夫さんは、よく知っています。
それどころか、「学校給食にお米を」という趣旨の運動を一緒にやっていました。
「完全米飯給食が日本を救う」東洋経済新報社 (2000年)
井上 ひさし (著)、 江部 康二 (著)、, 坂内 幸子 (著)、 島田 彰夫 (著)、谷口 威夫 (著)、 幕内 秀夫 (著)
という本を、一緒に出版したこともあります。
「玄米菜食+魚貝+鶏肉」は高雄病院では、1984年から給食に導入して、現在もアトピー患者さんなどには供給しています。
病院給食に玄米というのは、当時日本で初めてだったかもしれません。
私自身、1984年から
「玄米か胚芽米を主食として、おかずはお魚中心に野菜たっぷりで、肉や油脂は控えめにして週2回はテニスをし、糖質が総摂取カロリーの60%」
の食生活を実践していました。
一般的なおじさんに比べれば、とてもヘルシーな食事と運動のライフスタイルです。
まさに幕内氏の推奨されるヘルシーな食生活を、当時の私も信じて実践していたのに、2002年、糖尿病が発覚しました。
あとからデータを見直せば1993年時点で、すでに食後高血糖があった可能性が高いのです。
結局、私自身が、高糖質食実践で見事に糖尿病を発症したわけです。
今から思えば、玄米中心とはいえ、総摂取カロリーの60%を糖質から摂っていて、それに見合うだけの日常的な運動量が、決定的に不足していたのでしょう。
一方、私は今も玄米魚菜食を否定しているのではなく、推奨もしています。
今でもアトピー患者さんの入院時には玄米魚菜食を提供しています。
しかし、糖尿病の人が玄米魚菜食を摂取すれば、必ず食後高血糖を生じるので危険なのです。
血糖値を上昇させるのは糖質だけで、タンパク質・脂質は上昇させません。
これはADA(米国糖尿病協会)の患者用テキストブックに明記してある、厳然たる生理学的事実です。(*)
また、糖質を摂取すれば、大量のインスリンが分泌され、タンパク質を摂取するとごく少量のインスリンが分泌されます。
脂質はカロリーはたっぷりですが、摂取してもインスリンは分泌されません。
これも議論の余地など無い生理学的事実です。
現在、高雄病院では、テーラーメードダイエットの枠組みの中で、年齢・疾病・嗜好・運動量などにより、糖質制限食と玄米魚菜食(玄米など未精製穀物の摂取量は運動量に合わせて調整)を適宜使い分けています。
『江部先生・夏井先生などの、個人名は名指しされていませんが、 提唱者が「医師だけに信憑性をもたれてしまう」 と問題提起されています。』
糖質制限食に信憑性はあるので、それはとても良いことですね。
糖質制限食の基礎理論は、生理学的事実の積み重ねであり、議論の余地などないです。
例えば上述の米国糖尿病学会の記載などですね。
そして、糖質制限食は狩猟・採集時代700万年間の人類の本来の食生活です。
人類は700万年かけて、糖質制限食を実践しながら突然変異を繰り返して進化して消化管、生理、栄養、代謝のシステムを完成させました。
すなわち、人類の身体は糖質制限食に適合するように特化したシステムを有しています。
穀物を日常的に食べ始めたのは、農耕開始後の約1万年に過ぎません。
摂取エネルギーの60%を穀物からとるような食生活は、とんでもないバランスであり人類の身体に大きな負担をかけています。
糖質制限食こそが人類本来の食生活であり、人類の健康食なのです。
幕内秀夫氏には、とりあえず、以下の本を熟読していただけば、信頼度の高い学術論文も豊富に提示してありますし、真実は見えてくると思うのですが・・・。
糖尿病治療のための! 糖質制限食パーフェクトガイド
江部康二(著) 2013年 東洋経済新報社
やせたければ脂肪をたくさんとりなさい ダイエットにまつわる20の落とし穴
ジョン・ブリファ (著), 江部康二 (監修), 夏井 睦 (監修), 大田直子 (翻訳)
2014年 朝日新聞出版
(*)
Life With Diabetes:A Siries of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center,
American Diabetes Assoiation ,3rd Ed,2004
江部康二
新潮45・今月号の記事に・・・。
江部康二 先生
ご存知かも知れませんが、新潮45・今月号の記事。
管理栄養士・幕内秀夫なる人が、 「糖質制限食のリスク」について、 寄稿されています。
江部先生・夏井先生などの、個人名は名指しされていませんが、 提唱者が「医師だけに信憑性をもたれてしまう」 と問題提起されています。
「危ないのは、女性のまじめな人です」 と特筆されています。
トコトン極めてしまう傾向があるので、 危険度が高いと。
ま、この指摘、一理はありますが。
私はおっさんですから、この件に限らず、 「ほどほど、ぼちぼち」路線です。
何事についても、ハマルことはありません。
そんな私は、先生の提唱されている糖質制限食の、 主旨・エッセンスだけは、参考にさせていただいてます。
どシロウトには、とても有益な情報です。
なにしろ、毎日の「オサンドン」のことですから。
雑誌記事のご紹介でした。
今後もご健闘ください。】
まろたん さん
情報をありがとうございます。
私自身が34才から、18年間、「玄米魚菜食的な食事」を実践してきましたので 幕内秀夫さんは、よく知っています。
それどころか、「学校給食にお米を」という趣旨の運動を一緒にやっていました。
「完全米飯給食が日本を救う」東洋経済新報社 (2000年)
井上 ひさし (著)、 江部 康二 (著)、, 坂内 幸子 (著)、 島田 彰夫 (著)、谷口 威夫 (著)、 幕内 秀夫 (著)
という本を、一緒に出版したこともあります。
「玄米菜食+魚貝+鶏肉」は高雄病院では、1984年から給食に導入して、現在もアトピー患者さんなどには供給しています。
病院給食に玄米というのは、当時日本で初めてだったかもしれません。
私自身、1984年から
「玄米か胚芽米を主食として、おかずはお魚中心に野菜たっぷりで、肉や油脂は控えめにして週2回はテニスをし、糖質が総摂取カロリーの60%」
の食生活を実践していました。
一般的なおじさんに比べれば、とてもヘルシーな食事と運動のライフスタイルです。
まさに幕内氏の推奨されるヘルシーな食生活を、当時の私も信じて実践していたのに、2002年、糖尿病が発覚しました。
あとからデータを見直せば1993年時点で、すでに食後高血糖があった可能性が高いのです。
結局、私自身が、高糖質食実践で見事に糖尿病を発症したわけです。
今から思えば、玄米中心とはいえ、総摂取カロリーの60%を糖質から摂っていて、それに見合うだけの日常的な運動量が、決定的に不足していたのでしょう。
一方、私は今も玄米魚菜食を否定しているのではなく、推奨もしています。
今でもアトピー患者さんの入院時には玄米魚菜食を提供しています。
しかし、糖尿病の人が玄米魚菜食を摂取すれば、必ず食後高血糖を生じるので危険なのです。
血糖値を上昇させるのは糖質だけで、タンパク質・脂質は上昇させません。
これはADA(米国糖尿病協会)の患者用テキストブックに明記してある、厳然たる生理学的事実です。(*)
また、糖質を摂取すれば、大量のインスリンが分泌され、タンパク質を摂取するとごく少量のインスリンが分泌されます。
脂質はカロリーはたっぷりですが、摂取してもインスリンは分泌されません。
これも議論の余地など無い生理学的事実です。
現在、高雄病院では、テーラーメードダイエットの枠組みの中で、年齢・疾病・嗜好・運動量などにより、糖質制限食と玄米魚菜食(玄米など未精製穀物の摂取量は運動量に合わせて調整)を適宜使い分けています。
『江部先生・夏井先生などの、個人名は名指しされていませんが、 提唱者が「医師だけに信憑性をもたれてしまう」 と問題提起されています。』
糖質制限食に信憑性はあるので、それはとても良いことですね。
糖質制限食の基礎理論は、生理学的事実の積み重ねであり、議論の余地などないです。
例えば上述の米国糖尿病学会の記載などですね。
そして、糖質制限食は狩猟・採集時代700万年間の人類の本来の食生活です。
人類は700万年かけて、糖質制限食を実践しながら突然変異を繰り返して進化して消化管、生理、栄養、代謝のシステムを完成させました。
すなわち、人類の身体は糖質制限食に適合するように特化したシステムを有しています。
穀物を日常的に食べ始めたのは、農耕開始後の約1万年に過ぎません。
摂取エネルギーの60%を穀物からとるような食生活は、とんでもないバランスであり人類の身体に大きな負担をかけています。
糖質制限食こそが人類本来の食生活であり、人類の健康食なのです。
幕内秀夫氏には、とりあえず、以下の本を熟読していただけば、信頼度の高い学術論文も豊富に提示してありますし、真実は見えてくると思うのですが・・・。
糖尿病治療のための! 糖質制限食パーフェクトガイド
江部康二(著) 2013年 東洋経済新報社
やせたければ脂肪をたくさんとりなさい ダイエットにまつわる20の落とし穴
ジョン・ブリファ (著), 江部康二 (監修), 夏井 睦 (監修), 大田直子 (翻訳)
2014年 朝日新聞出版
(*)
Life With Diabetes:A Siries of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center,
American Diabetes Assoiation ,3rd Ed,2004
江部康二
江部先生も、玄米菜食をされたことがおありなのですね!
6年前にガンを患った私。しょうがなく抗がん剤もやりました、紹介してもらった先生に逆らえなかったから(今は近藤誠先生を支持しますが)。
そのあと、ネットでガン患者の相談を受けている医師の団体に入会、そこでは、玄米菜食を推奨していたので、私も動物タンパク質は魚と卵にしてました。3年前から、73才の主人が糖質制限食を始めたので、それに合わせて食事は肉・魚・野菜になりました。主人も医者ですが、後輩で糖尿病学会の重鎮が、食事の60%は炭水化物にするのがバランスがいいのです、と自信たっぷりに言うので、それまで殆ど御飯は食べてなかったのに、食べ始めて、えらい目にあった、のです。私は、それまでと一変した食事内容に不安を覚えています。
銀座の漢方ガン治療の医師は、糖分がガンのエサ、糖分をとらないことが必要、とブログや著書で述べられています。
元がん患者としては、どないしたらええねん!という気になります。
6年前にガンを患った私。しょうがなく抗がん剤もやりました、紹介してもらった先生に逆らえなかったから(今は近藤誠先生を支持しますが)。
そのあと、ネットでガン患者の相談を受けている医師の団体に入会、そこでは、玄米菜食を推奨していたので、私も動物タンパク質は魚と卵にしてました。3年前から、73才の主人が糖質制限食を始めたので、それに合わせて食事は肉・魚・野菜になりました。主人も医者ですが、後輩で糖尿病学会の重鎮が、食事の60%は炭水化物にするのがバランスがいいのです、と自信たっぷりに言うので、それまで殆ど御飯は食べてなかったのに、食べ始めて、えらい目にあった、のです。私は、それまでと一変した食事内容に不安を覚えています。
銀座の漢方ガン治療の医師は、糖分がガンのエサ、糖分をとらないことが必要、とブログや著書で述べられています。
元がん患者としては、どないしたらええねん!という気になります。
2014/08/21(Thu) 19:27 | URL | かやねずみ | 【編集】
スーパー糖質制限をして2年。
HbA1cも5.3-5.4%位で
食後血糖値も80前後で安定して
薬などもなく
先生からも妊娠許可をもらい
妊活中の者です。
先日、海外旅行の際、
シンガポール航空を利用し
ノーカーボハイドレートミールをリクエストして
機内食をいただきましたのでご報告です。
感想としてはまずまず…ですかね。
少しガッカリしました。
メイン料理に
プレーンオムレツとマッシュルームとブリッコリーで
デザートにスイカ、パイナップル、パパイヤ一切れずつ
ドリンクはオレンジジュースと密封してあるお水
これだけでした。
砂糖は0カロリーのものが置いてありました。
普通の食事に比べると
質素なものでした。
幸い、ナッツ類を持っていたので
空腹にはなりませんでした。
ノーカーボハイドレートミールがあるだけでも
ありがたいことですが
もう少し量があってもよかったな、という印象でした。
報告でした。
HbA1cも5.3-5.4%位で
食後血糖値も80前後で安定して
薬などもなく
先生からも妊娠許可をもらい
妊活中の者です。
先日、海外旅行の際、
シンガポール航空を利用し
ノーカーボハイドレートミールをリクエストして
機内食をいただきましたのでご報告です。
感想としてはまずまず…ですかね。
少しガッカリしました。
メイン料理に
プレーンオムレツとマッシュルームとブリッコリーで
デザートにスイカ、パイナップル、パパイヤ一切れずつ
ドリンクはオレンジジュースと密封してあるお水
これだけでした。
砂糖は0カロリーのものが置いてありました。
普通の食事に比べると
質素なものでした。
幸い、ナッツ類を持っていたので
空腹にはなりませんでした。
ノーカーボハイドレートミールがあるだけでも
ありがたいことですが
もう少し量があってもよかったな、という印象でした。
報告でした。
2014/08/21(Thu) 23:56 | URL | ポリくんラブ | 【編集】
かやねずみ さん
玄米菜食が、がんの治療・予防に有効か否かは、よくわかりません。
いわゆるエビデンスがないのです。
一方、欧米の食事のガイドラインは、必ず「未精製穀物」を摂取するように推奨しています。
つまり、白米より玄米、白いパンより全粒粉のパンのほうが、健康に好ましいということは、
エビデンスレベルと思います。
そして、長年の玄米菜食実践者が、がんを患うことがあるのは、間違いのない事実です。
がん発生率が白米の人より少ないのか同等なのかまではわかりません。
それからがん細胞が、基本ブドウ糖しかエネルギー源にできないのは、事実です。
がんと糖質制限食については、また記事にしたいと思います。
玄米菜食が、がんの治療・予防に有効か否かは、よくわかりません。
いわゆるエビデンスがないのです。
一方、欧米の食事のガイドラインは、必ず「未精製穀物」を摂取するように推奨しています。
つまり、白米より玄米、白いパンより全粒粉のパンのほうが、健康に好ましいということは、
エビデンスレベルと思います。
そして、長年の玄米菜食実践者が、がんを患うことがあるのは、間違いのない事実です。
がん発生率が白米の人より少ないのか同等なのかまではわかりません。
それからがん細胞が、基本ブドウ糖しかエネルギー源にできないのは、事実です。
がんと糖質制限食については、また記事にしたいと思います。
2014/08/22(Fri) 08:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ポリくんラブ さん
血糖値とHbA1cは絶好調です。
赤ちゃん、授かったらいいですね。
シンガポール航空は、糖質制限食、ベジタリアン食、イスラム食・・・
いろんな食事パターンに対応していて、好ましいです。
でもそうですか、量が少なかったですか。
ナッツがあって良かったです。
血糖値とHbA1cは絶好調です。
赤ちゃん、授かったらいいですね。
シンガポール航空は、糖質制限食、ベジタリアン食、イスラム食・・・
いろんな食事パターンに対応していて、好ましいです。
でもそうですか、量が少なかったですか。
ナッツがあって良かったです。
2014/08/22(Fri) 08:36 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生おはようございます。仙台在住、大酒のみのヘルミです。
本日M3を眺めていたら、PPIのコマーシャルプログラムで「脂質の多い食事はコレシストキニン(CCK)の分泌により食道下部括約筋(LES)を弛緩させ逆流性食道炎を悪化させる」という内容を目にしました。
これって、ホントかいな?と思いました。
江部先生が何度もブログで書かれている通り、糖質制限にすると素早く逆流性食道炎は改善しますよね。
芋を食べて胸焼けは私も経験ありますが、脂っこいもので胸焼けってするものでしょうか。胃袋が丈夫なせいか、自分ではわからないのでお尋ねしようと思った次第です。
もしかして「CCK→LES弛緩→GERD増悪に違いない」なんて、経験に基づかない頭でっかち理論なのかも?
どなたか糖質セイゲニストで脂食べて胸焼けした方がいたら教えてください。
本日M3を眺めていたら、PPIのコマーシャルプログラムで「脂質の多い食事はコレシストキニン(CCK)の分泌により食道下部括約筋(LES)を弛緩させ逆流性食道炎を悪化させる」という内容を目にしました。
これって、ホントかいな?と思いました。
江部先生が何度もブログで書かれている通り、糖質制限にすると素早く逆流性食道炎は改善しますよね。
芋を食べて胸焼けは私も経験ありますが、脂っこいもので胸焼けってするものでしょうか。胃袋が丈夫なせいか、自分ではわからないのでお尋ねしようと思った次第です。
もしかして「CCK→LES弛緩→GERD増悪に違いない」なんて、経験に基づかない頭でっかち理論なのかも?
どなたか糖質セイゲニストで脂食べて胸焼けした方がいたら教えてください。
2014/08/22(Fri) 10:31 | URL | ヘルミ | 【編集】
ヘルミ さん
「脂質の多い食事はコレシストキニン(CCK)の分泌により食道下部括約筋(LES)を弛緩させ逆流性食道炎を悪化させる」
これは、どう考えてもガセネタですね。
脂の乗った、牛サーロインステーキを200~300g食べても、胸やけは生じないです。
一方、芋とか饅頭とかご飯とか一人前食べると、てきめんに胸やけがしやすいです。
脂の乗ったステーキを食べて胸やけしたと思っている人は、
付け合わせのポテトやパンやご飯を食べていませんか?
ステーキ単独では胸やけは起こらないと思います。
「脂質の多い食事はコレシストキニン(CCK)の分泌により食道下部括約筋(LES)を弛緩させ逆流性食道炎を悪化させる」
これは、どう考えてもガセネタですね。
脂の乗った、牛サーロインステーキを200~300g食べても、胸やけは生じないです。
一方、芋とか饅頭とかご飯とか一人前食べると、てきめんに胸やけがしやすいです。
脂の乗ったステーキを食べて胸やけしたと思っている人は、
付け合わせのポテトやパンやご飯を食べていませんか?
ステーキ単独では胸やけは起こらないと思います。
2014/08/22(Fri) 16:19 | URL | ドクター江部 | 【編集】
たまたま、ダィエットのために糖質を減らしたら、長年困っていた食後の舌苔と口臭が治りました。
舌苔、本当に気持ちわるくて、舌を掃除するためのタングスクレーパーという器具をいつも持ち歩いていたんです。これが不要になりました。
インドに数千年前から伝わる伝承医学では、代謝しきれなかった未消化物が老廃物となり、舌苦として現れると考えるそうです。
たまたま糖質をやめてみて、糖質が体に合わないとはっきり体感しました。
先生のお話も、なるほどと納得しました。
舌苔、本当に気持ちわるくて、舌を掃除するためのタングスクレーパーという器具をいつも持ち歩いていたんです。これが不要になりました。
インドに数千年前から伝わる伝承医学では、代謝しきれなかった未消化物が老廃物となり、舌苦として現れると考えるそうです。
たまたま糖質をやめてみて、糖質が体に合わないとはっきり体感しました。
先生のお話も、なるほどと納得しました。
2014/08/24(Sun) 04:31 | URL | ゆう | 【編集】
ゆう さん
良かったです。
いろんな症状が、糖質制限食で良くなるのは、人類本来の食生活だからと思います。
良かったです。
いろんな症状が、糖質制限食で良くなるのは、人類本来の食生活だからと思います。
2014/08/24(Sun) 17:32 | URL | ドクター江部 | 【編集】
大学で教える者ですが、
この幕内秀夫なる人物の「変な給食」という本を学生が参考にしていて、激怒したことがあります
はじめからバイアスのかかった取りあげ方をしており、
給食関係者の本来の意図や思い、願いなどを無視して
センセーショナルな話題をブチ上げようとする姿勢は
単なる週刊誌記事と同レベルの唾棄すべき出版物だ、と。
今回のその書籍も同レベルなのではないでしょうか?
この幕内秀夫なる人物の「変な給食」という本を学生が参考にしていて、激怒したことがあります
はじめからバイアスのかかった取りあげ方をしており、
給食関係者の本来の意図や思い、願いなどを無視して
センセーショナルな話題をブチ上げようとする姿勢は
単なる週刊誌記事と同レベルの唾棄すべき出版物だ、と。
今回のその書籍も同レベルなのではないでしょうか?
2014/09/24(Wed) 06:16 | URL | 名無しさん | 【編集】
名無しさん さん
幕内さんは、自分の体験談や伝聞が主であり、
根拠となる生理学的事実や論文は示していません。
従って信頼度は低い書籍と思われます。
幕内さんは、自分の体験談や伝聞が主であり、
根拠となる生理学的事実や論文は示していません。
従って信頼度は低い書籍と思われます。
2014/09/24(Wed) 14:05 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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