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「お砂糖真時代協議会」の動画は、間違いです。
【14/07/13 bonita

目が離せませんでした

もう脳の栄養は糖分だけではないという事が、実証されているこの世の中で、このCMを流していいのでしょうか?テレビ局の倫理観最低ですね。

多くの人が騙されない様に祈るばかりです。

http://www.youtube.com/watch?v=KE_p6qNd0oI



【13/06/20 Hix
JARO

はじめてコメントさせていただきます。

先生の著書に巡り会い、糖質制限を始めて一年が経とうとしています。

自分は38になりますが、20年近く糖尿病とつきあい、インスリンを使い続けてきました。従来のカロリー制限食を実践しながら、インスリンを増やすことも合併症もなくここまでやってこれたのは、今にして思えば奇跡ですね(^_^;)

現在はA1c:5.5(NGSP)あたりに落ちつき、インスリンも1/3ほど減らすことができ、先生には感謝の言葉もありません。

ひとつ残念なのは、これほどのデータを目の前にしながら、いまだに主治医が糖質制限に否定的なことです。

自分は群馬県に住んでいます。近くに糖質制限推奨を表明されている医師がいらしたらすぐにでも鞍替えするのですが、今のところ見つけることができていません。

ところで、話題になっていた「お砂糖真時代協議会」のCMを目にしました。

やはり表現に問題があったので、自分もJAROに電話し、あらためてケトン体やグルットワンについてお話しして、先方への指導をお願いしてみました。

すでに数件苦情が寄せられているとのことで、すぐに対応がありました。

CMの放映期間が来週いっぱいなので、撮り直すのは現実的ではない。

ケトン体については、問題の場面で字幕スーパーでふれる。

次回のCMは、今回の指摘を留意して作成する。

以上のような話にまとまったとの説明がJAROからの回答でした。

自分から行動すれば、少しずつでも環境は変えていける実感がしました。

これからも糖質制限を続け、微力でもその普及の支えになれる活動をしていきます。】


bonita さん

「お砂糖真時代協議会」の動画ですね。
この動画、大間違いです。

「お砂糖真時代協議会」の動画の内容は以下の1)2)3)4)です
1)脳は、ブドウ糖をたった一つのエネルギーとして活動を続けています。
2)脳は、ブドウ糖を蓄えておくことができません。
3)脳に素早くエネルギーを送り込むことができるのは砂糖です。
4)あなたの脳にお砂糖は足りているでしょうか?


1)は完全に間違っています。脳は脂肪酸の代謝産物のケトン体をいくらでも利用できるからです。正確には、脳はケトン体とブドウ糖をエネルギー源とします。

2)3)に関しては、脳はブドウ糖を蓄えることはできませんが、血流がある限りその中に血糖が存在しているので、脳においてブドウ糖が不足することはありません。

すなわち、砂糖など食べなくても、空腹時血糖値(60~109mg)があるていど下がってくれば、肝臓でアミノ酸、乳酸、グリセロール(中性脂肪の代謝産物)からブドウ糖をつくって血糖値を維持するシステムが、人体には備わっています。

これを糖新生といいます。

700万年間の狩猟・採集時代には飢餓との戦いが日常であった人類のご先祖においては、肝臓の糖新生はフル稼働していたことでしょう。

このように例え絶食状態でも肝臓の糖新生により、ご先祖は低血糖に陥ることはなかったのです。

4)必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラル、微量元素は食材から必ず摂取する必要があります。
しかし必須糖質はありませんので、理論的には砂糖どころか糖質ゼロでもヒトは生きていけるのです。
砂糖など、そもそも必要ないのです。

なお、人体で唯一、エネルギー源として、ブドウ糖しか利用できないのは赤血球です。

赤血球には、細胞内エネルギー生産装置であるミトコンドリアがないので、ケトン体や脂肪酸がエネルギー源として利用できず、ブドウ糖だけなのです。

2013年6月にHix さんがJAROに電話されて、回答があり、この件は解決済みかと思っていたら、ほとぼりが冷めたらまた、復活ですか?

「お砂糖真時代協議会」・・・懲りない面々ですね。

いい加減にして欲しいです。

公共の電波で、嘘の情報を流すのは、即刻中止すべきです。


江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
その通りです。
それにしても、ひど過ぎますね。

『重要なエネルギー源のひとつです。』

としてもらいたいですね。

『砂糖から摂る必要はありません。』

とは、言えないですけどね。
2014/07/13(Sun) 12:29 | URL | 長山です。 | 【編集
糖質を摂らないと、血液中 のステムセル(造血幹細胞)が減ってしまう
江部先生こんにちわ。

日本抗加齢医学会理事長、坪田一男氏が「アンチエイジング・バトル最終決着}」という本(朝日新書、2014年3月30日第1刷発行)の「必要なのは糖質制限?脂質制限?」項の中の、62ペ-ジで、

「糖質を摂らないと、血液中のステムセル(造血幹細胞)が減ってしまうことが最近の研究でわかってきた。ステルセムが減っているということは、血管が老化しているということ。」

と述べ、糖質を摂ることが大事と記載されています。

最近の研究の文献やデ-タは示されていません。

これまで江部先生から学んだ知識ではこんなことは考えられないし、3年半ス-パ-糖質制限を実行している自分の経験からは、むしろ血管は若返ると感じています。

ただ、この本は多くの人の興味を引く問題に賛否両論を紹介、最後に著者の見解を述べているもので、例えば、食事は1日1回vs3回、腸内細菌でアンチアイジングは可能?、ED薬は飲むべきvs飲まなくてよいなど多数のことが取り上げられています。
また、日本抗加齢学会やその理事長もどんな人であるかは知りません。

従って、反論の必要もないかもしれませんが、造血幹細胞が減ることがあるのか血管が老化するのかどうか、先生の見解をお聞かせいただければありがたいです。

名古屋・h
2014/07/13(Sun) 14:42 | URL | 名古屋・h | 【編集
>人体で唯一、エネルギー源として、ブドウ糖しか利用できないのは赤血球です。

糖質制限でブドウ糖が不足して、赤血球が減少して貧血等を来す事は無いのですか?
2014/07/13(Sun) 15:40 | URL | KKK | 【編集
Re: 糖質を摂らないと、血液中 のステムセル(造血幹細胞)が減ってしまう
名古屋・h さん

造血幹細胞は骨髄に存在します。
糖質制限食で造血幹細胞が減るという信頼できるエビデンスはないと思います。
坪田一男先生、その研究というのを明らかにして欲しいですね。

私を含めて、糖質セイゲニストが、貧血や白血球減少症になりやすいとは聞いたことがありません。
糖質制限しても造血幹細胞は減らないと思います。
2014/07/13(Sun) 17:29 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
KKK さん

糖質制限しても、糖新生するので、血液中のブドウ糖(血糖)は不足しません。

肝臓が糖新生で、ブドウ糖を作って
血糖値を一定以上に保っているのは、
まさに赤血球のためなのです。

赤血球のエネルギー源を確保するのが、糖新生の一番大切な役割です。
脳はいくらでもケトン体をエネルギー源として利用できるので、
ブドウ糖は、ほとんどなくても活動できます。

「GLUT1欠損症とケトン食」がキーワードです。

2014年02月03日 (月)の本ブログ記事
「脳はケトン体をエネルギー源とします。」
をご参照ください
2014/07/13(Sun) 17:37 | URL | ドクター江部 | 【編集
がん患者には砂糖は毒!?
6年前にガンで手術・抗がん剤を経験した私。ガン関連の資料漁りもしました。「漢方がん治療」を考える、というブログと江部先生のブログの2つを熟読しています。この福田先生も糖質制限賛成ですね。ご参考までに。
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/38c8b54e7b7363916387e04a4cfb45a6
2014/07/14(Mon) 06:24 | URL | かやねずみ | 【編集
造血幹細胞
回答ありがとうございました。

先生の言われる通り、最近の研究というあいまいな表現ではなく、発表されている研究を明確に示すべきと思います。

名古屋・h
2014/07/14(Mon) 09:07 | URL | 名古屋・h | 【編集
Re: がん患者には砂糖は毒!?
かやねずみ さん

情報をありがとうございます。
2014/07/14(Mon) 19:22 | URL | ドクター江部 | 【編集
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