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「糖質制限食一般向け講演会 in 米子」2014年6月29日(日)
こんにちは

ブログ読者の皆さんには、交流会、講演会などいつも多数ご参加いただきありがとうございます。

今回の記事は、
鳥取県米子市で、初めての一般向け糖質制限食講演会のご案内です。
書籍販売もあります。

2014年6月29日(日)
13:30~ 講演会
     講演75分+質疑応答25分

質疑応答の時間もたっぷり取ります。

糖質過多な現代の食生活。

それによって引き起こされる糖尿病など生活習慣病の数々。

「糖質摂取が何故良くないか」そのメカニズムわかりやすく説明し、対して人類本来の食事といえる糖質制限食の有効性と可能性について具体的にお話しします。

そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。

同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。

食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。

米国糖尿病学会が、2013年10月の「栄養療法に関する声明」において、糖質制限食も正式に容認しました。

日本における糖質制限食の普及においてこの上ない追い風です。

お近くの方々は是非ご参加くださいね。

米子では、提携医療機関がまだないので、糖質制限食に興味ある医師のご参加も歓迎です。

医師の方は、前もって主催の(有)ナイスさんいんまでご連絡頂ければ助かります。

よろしくお願い申し上げます。


江部康二


☆☆☆
ナイスさんいん創立10周年特別企画講演会
「糖質制限食の有効性・可能性 ~糖尿病・メタボ・生活習慣病・がん・・・~」

■日程: 6月29日(日曜日)
■時間: 13:00より受付、13:30より開始
■会場: 米子全日空ホテル
 鳥取県米子市久米町53番2号
 http://www.anahotel-yonago.com/access/index.html

■受講費:一般¥3,000
■問い合わせ先:(有)ナイスさんいん 0859-27-3599

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
はじめまして
先生に教えていただきたいのです
10年前にパニック発作をおこし薬を服用し年数が経つにつれ診断される病名が増えていきました
薬の副作用もあり真剣に自分の身体と向き合おうと決めて断薬をして生活スタイルを改めて今があります
やっと先生のブログにたどりつき10年前のパニック発作が低血糖発作であったこと
長い間血糖値の乱高下が続いたこと
何度も尋常ではない冷や汗に見舞われながらの腹痛発作が糖尿病性ケトアシドーシスであったことを理解することができました
先生の本を購入し糖質制限食を取り入れています
低血糖発作はかなりなくなりましたが体重減少が止まりません(160センチ39キロです)
乱高下するタイプですのでインスリン注射や経口薬の服用を避けたいのです
どうしたらいいでしょうか・・・?

2014/06/22(Sun) 19:02 | URL | 42歳主婦 | 【編集
Re: タイトルなし
42歳主婦 さん

データが示してないのでよくわかりませんが、
糖尿病を患っておられるのですね。

自分自身の内因性インスリンが残存しているなら、
スーパー糖質制限食で、藥なしで血糖コントロールできることが多いと思います。

体重減少に関しては、脂質・タンパク質はしっかり食べて、
摂取エネルギーを充分量確保することが必要です。
2014/06/22(Sun) 19:21 | URL | ドクター江部 | 【編集
早々にお返事をくださりありがとうございます
数値は最近検査に行っておりませんのでまた近くご報告にまいります
糖質制限を行うようになって甘いものを食べなくなっていたのですが先生のブログから糖質オフスイーツなるものがあるのを知り早速注文し先日いただきました
あまりに美味しく感動し久しぶりに号泣してしまったほどです
傍で主人もつられて号泣しておりました
摂取カロリーが足りていないんですね
再度学びながら糖質制限食を続けてまいります
お忙しい中お返事くださいましてありがとうございました<(--)>
2014/06/22(Sun) 20:17 | URL | 42歳主婦 | 【編集
痩せすぎとLDLコレステロール高値(推定)
動脈血は脈拍によって血管を流れる血液量がかわるので、血管を太くしたり細くしたりします。それが血管の微細なひびの原因となります。このひびを修復するためにLDLコレステロールが使われていると推測されます。
痩せた人やこれまで菜食主義であった人が糖質制限食をしてタンパク質や脂肪を多く摂ると、血液は以前と比べて濃くなって血管に与える負荷が大きくなり、またこれら人はこれまでの食生活から血管壁の厚さも薄いと考えられるので、動脈壁のひびが起きやすく、それを修復するためLDLコレステロール値が上昇するかもしれません。つまり糖質制限食を始めたばかりなど、短期的には、血管のひび⇒血管壁の修復⇒LDLコレステロール高値⇒動脈硬化が起こることも考えられます。
これらの人も糖質制限食を続けていくと、長期的には血管壁が厚くなって血管のひびは起きにくくなり、LDLコレステロール値は低くなると思われます。
菜食主義で痩せすぎ人などは、初めはゆるい糖質制限をして血管壁を守る方法もいいかもしれません。
2014/06/23(Mon) 07:02 | URL | JUN ISOBE | 【編集
糖質制限と心疾患(推定)
糖質制限をすると心疾患が起こりやすくなる推定です。
それは糖の欠乏により、ミトコンドリアが作る人の活動エネルギーの不足に原因があると思われます。
人の活動エネルギーの生産には2系統あり、細胞質では嫌気的解糖系とミトコンドリア系でATPというエネルギーを作っています。
特徴は、ミトコンドリア系は好気性で、呼吸から得る酸素を使ってATPというエネルギーを生産します。
嫌気的解糖系は、酸素の必要がなく糖からピルビン酸を作る過程で、ATPを作っています。
体内では、体内の酸素供給にはヘモグロビンを使っているため赤色の筋肉部分(赤筋)などがミトコンドリア系から、白い筋肉部分(白筋)が嫌気的解糖系から主にエネルギーの提供を受けています。
心臓は赤筋でできていますから、ミトコンドリア系からATPエネルギーの提供を受けており、糖と酸素が必要になります。
そのため、糖が少なすぎると心臓の機能が落ちると思われます。(人は酸素が少ないと死んでしまうことの同様だと推定されます)
では高血糖ならミトコンドリアの活動を活発化できるかというと、高血糖の場合、ミトコンドリアはオーバーワークになり、機能不全、さらには分裂してしまいます。
人間は、細菌であったミトコンドリアを取り込むとき、ミトコンドリアのDNAの約80%を取り除き、残りの20%のDNAをもっていて(細胞とミトコンドリアのDNAは別、しかもミトコンドリアは母系のみで[たぶんほぼ]進化できない)人の体内でATPを作るための小器官にしたそうです。そのため
供給される糖の増減にさえ対応できないと思われます。そこで人体はインスリンを使って血糖をコントロールすることで、ミトコンドリアへ供給する糖の量を一定になるようコントロールしていると思われます。
まとめると、
低血糖…ミトコンドリアへ供給される糖の不足で、赤筋の心臓がエネルギー不足になる(つまり心疾患)
糖質制限…過度の場合、ミトコンドリアへ供給される糖の不足で、赤筋の心臓がエネルギー不足になる(つまり心疾患)
     ただし、糖質制限するとき葉野菜などを摂取すれば、食物繊維のために血糖値を比較的上げずに糖を供給できる
高血糖…ミトコンドリアへ供給される糖の過剰で、ミトコンドリアがオーバーワークし、機能不全や分裂が起きる(つまり糖尿病)
といえると思います。
糖質制限を始めたとき、葉野菜を食べてビタミンCを摂らないと、こむら返りなどが起きやすくなるのも、ミトコンドリアへ供給される糖の不足が関係しているかもしれません。
2014/06/23(Mon) 10:32 | URL | JUN ISOBE | 【編集
ISOBEさま
詳しく教えていただきましてありがとうございました<(--)>
2014/06/23(Mon) 12:57 | URL | 42歳主婦 | 【編集
江部先生、この間は記事の解説ありがとうございました。
今回は落語家さんの話なのでどこまで本気からわからないのですが、
糖尿人から見ると恐ろしい健康法を披露しておられるので、参考までに
--------------------------------------------------------------
米団治「健康法はコーラと塩とクエン酸」
日刊スポーツ 6月23日(月)14時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000032-nksports-ent

人間国宝桂米朝(88)の長男で、落語家の桂米団治(55)が23日、大阪市内で、
毎年夏恒例の「桂米団治独演会」(7月13日、大阪・サンケイホールブリーゼ)
取材会を開き、独自の斬新な健康法を明かした。
(中略)
それだけに、自分が55歳になった今年は、心境が例年とは違うようだ。
とはいえ、健康管理を問うと「健康診断は行かない。なんかあったときだけ、
血液検査をしてもらう。健康法はコーラと塩とクエン酸」との持論を展開した。

 米団治によると、10年ほど前から、昔の日本人の食事にならい
「おかず(=タンパク質)を減らして、おかゆに塩を好きなだけかけて、
梅干しで食べる」食事を理想としてきた。

 塩分過多など、どこ吹く風。塩は「おいしいと感じるまで使う」のだ。
米団治には、糖分、塩分、クエン酸を摂取することで、健康が保てるとの信念がある。

 おかゆが一番-とはいえ、それがかなわない場合には「コーラ(ブドウ糖)に塩(塩分)と、クエン酸スティックを入れて飲む」のが基本。
このため「コーラは1日2リットル飲む」そうだ。

 体に良いのか、悪いのか-謎は残るものの、米団治流健康理論にも、
少なくとも一理はある。炭水化物を主食としてきた日本人は、
糖分の分解能力にたけているとされ、一方で、
脂肪分の分解は欧米人に比べて弱いというデータもある。

 塩分(ナトリウム)は生命維持に欠かせず、
クエン酸は疲労回復にも効くと言われ「コーラに塩、クエン酸」は、
一考の価値があるかもしれない。(以上引用終わり)
--------------------------------------------------

私自身、コーラ500ミリリットルを毎晩飲んで糖尿になった人間なので、
この健康法はちょっと殺人的ではないかと不安になります。
タバコ同様に清涼飲料水にも危険表示を義務化しても良いのではないかと、
個人的には思っております。

2014/06/23(Mon) 15:04 | URL | タンヤオ | 【編集
尿酸値が高いのですが
はじめまして。糖質制限をYouTubeで知って実行して1ヵ月になります。おかげさまで数値も、ことごとく正常内にぎりぎりですが、収まりました。
 ところが尿素窒素24.0 尿酸13.6と高くなりました。LDLコレステロールが89→139です。
 自分は血管が細いのですが、関係ありますか?よろしければ、アドバイスをお願いします。
2014/06/23(Mon) 15:42 | URL | つるべ | 【編集
Re: タイトルなし
タンヤオさん

「コーラは1日2リットル飲む」

桂米団治さん、これは間違いなく危険ですね。
糖尿病発症の危険はあるし、グルコースミニスパイクと追加分泌インスリンの嵐が
毎日体内を駆けめぐってますね。

酸化ストレスリスク増大で、動脈硬化、がん、老化、アルツハイマー病のリスクとなります。
桂米団治さんが、信念で自分で続けるのは構わないとして
他人に奨めるのは御法度です。
2014/06/23(Mon) 15:43 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限と心疾患(推定)
JUN ISOBE さん

1)
糖質制限食で心疾患が起こりやすくなるというエビデンスはありません。

糖質制限食の長期予後の経過ですが、ハーバード大学の研究で、ニューイングランド・ジャーナルに掲載された「82,802人、20年間」という信頼度の高いものがあります。

Halton TL, et al. Low-carbohydrate-diet score and the risk of coronary heart disease in women. New England Journal of Medicine 2006;355:1991-2002.

この信頼度の高い論文の結論は、82,802人、20年間の研究において
「低炭水化物食に冠動脈疾患リスクなし。高炭水化物食にリスクあり。」
です。

2)
「ブドウ糖-グリコーゲン」エネルギーシステム・・・解糖など
「脂肪酸-ケトン体」エネルギーシステム・・・空腹時や睡眠時には人体の主たるエネルギー源です。

3)
肝臓で糖新生するので、糖質制限食で血糖値が不足することはありません。
人類は700万年の狩猟・採集時代は、糖質制限食と飢餓の繰り返しです。
飢餓の時にも肝臓が糖新生するので、低血糖にはなりません。

4)
脳はケトン体をエネルギー源として使えますが、赤血球はミトコンドリアがないので
ブドウ糖しか使えません。
肝臓の糖新生は主として、赤血球のためと考えられます。

5)
ブドウ糖→解糖→ピルビン酸→ミトコンドリア内に輸送されてアセチルCoAに
→ミトコンドリア内でTCA酸回路にてATP産生

6)
脂肪酸→カルニチンシャトル→ミトコンドリア内へ入りアシルCoA→ミトコンドリア内でアセチルCoAに
→ミトコンドリア内でTCA酸回路にてATP産生
2014/06/23(Mon) 16:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 尿酸値が高いのですが
つるべ さん

尿素窒素は24mg/dlでも、クレアチニン値が基準値なら、腎機能は、心配ないです。

尿酸13.6mg/dlは、摂取カロリー不足の可能性がありますので
しっかり脂質とタンパク質は食べましょう。
2014/06/23(Mon) 17:21 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生、米子にいらっしゃるとのこと、とても楽しみにしています!

米子の残席も残り僅かとのこと。
席が確保できて良かったです!

2014/06/23(Mon) 20:47 | URL | ぽぽ子 | 【編集
ご返事ありがとうございます。
 病院の薬はそのまま服用してよろしいのでしょうか?
血圧降下 アムルジピン、コレステロール降下 クレステロール、尿酸値降下 フェブリックで、交通事故の後遺症の痛み止めでノイトロピン、メロキシカムを飲んでます。めまいが現れるとは書いてありますが、度々現れるようになりました(ソファーから立ち上がって歩き始めなど)。やはりカロリー不足からの影響でしょうか?よろしくお願いします。何度もすいません。
2014/06/24(Tue) 11:00 | URL | つるべ | 【編集
Re: タイトルなし
つるべ さん

それぞれ定番の薬ですが、
薬のことは、処方した医師とご相談ください。
2014/06/24(Tue) 13:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ぽぽ子 さん

米子講演会へのご参加、ありがとうございます。
楽しくてわかりやすい話を目指します。
2014/06/24(Tue) 13:39 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生が近くにおいでくださるというのに、その日は…
とってもざんねんです~。
県内に糖質制限を理解してくださるお医者様が増えてくれることに
期待しています。
私の主治医、参加してくれないかなぁ~(笑)

糖質制限を初めて1年6か月過ぎました。
先月のA1cも5.5でした。ここ半年くらい5.3~5.6くらいを
行ったり来たりです。もちろんお薬も飲んでいません(*^_^*)
10以上あったのがウソのようです。

これも江部先生のおかげです。
これからも楽しくおいしく続けていきます。
鳥取にも糖質セイゲニストがふえてくれるといいなぁ。
2014/06/24(Tue) 18:21 | URL | ぷりゅい | 【編集
Re: タイトルなし
ぷりゅい さん

HbA1c10%が、5.3~5.6%とは、素晴らしい改善です。
良かったですね。
鳥取に糖質セイゲニストを増やすべく、楽しくわかりやすい講演を目指します。
2014/06/25(Wed) 13:40 | URL | ドクター江部 | 【編集
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