2014年05月10日 (土)
おはようございます。
「糖質制限食による体重減少効果」及び「糖質制限食で体重が減りすぎるケース」
について考えてみます。
<スーパー糖質制限食の4つの利点>
◆<糖質制限食による体重減少効果>
①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。
③食事中も含めて常に肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食により、食事誘発熱産生(DIT)が亢進する。
高蛋白食は、摂食時の食事誘発熱産生(DIT)が通常食に比べて増加します。
DITによる消費エネルギーは、実質吸収エネルギーの、糖質では6%、脂質では4%、タンパク質で30%です。
食事誘発熱産生(DIT)を、もっと簡単に説明すると、食事において
100キロカロリーの糖質だけを摂取した時は、6キロカロリーが、
100キロカロリーの脂質だけを摂取した時は、4キロカロリーが、
100キロカロリーのタンパク質だけを摂取した時は、30キロカロリーが
熱に変わり、消費エネルギーとしてカウントされるということです。
◆<糖質を摂取した場合>
A)血糖値が上昇してインスリン(肥満ホルモン)がたっぷり分泌される。
B)体脂肪は燃えなくなり、血糖値が中性脂肪に変わり蓄積される。
C)肝臓の糖新生はストップする。
D)高タンパク食よる亢進した食事誘発熱産生(DIT)はなくなる。
①②③④とA)B)C)D)両者を比べてみれば、高糖質食より糖質制限食の方が、体重減少効果が高いことが一目でわかると思います。
たとえ低脂質食でカロリー制限していても、糖質を摂れば体重減少への利点がすべて消えてしまうわけです。
これは食べ物に含まれるカロリーとは無関係の生理学的な特質であり、あくまで糖質を摂るかどうかがカギとなります。
このように同一摂取エネルギーであれば、糖質制限食のほうが脂質制限食より体重減少しやすいことは理論的に明白です。
<摂取エネルギーと消費エネルギー、基礎代謝量、身体活動量、食事誘発熱産生>
1)摂取エネルギー > 消費エネルギー → 体重増加
摂取エネルギー = 消費エネルギー → 体重不変
摂取エネルギー < 消費エネルギー → 体重減少
2)通常のカロリー制限食(低脂質・高糖質食)なら
「消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事)+食事誘発熱産生(DIT)」
3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い
「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加 」
が認められる。
1)は生理学的事実です。
2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比し、体重が減少しやすいことは、理論的に明白です。
<推定エネルギー必要量と糖質制限食>
減量を目指す時に、糖尿病学会推奨のように
男性:1400~1800kcal/日
女性:1200~1600kcal/日
といった、厳しいカロリー制限は必要ありません。
一方、国立健康・栄養研究所の「厚生労働省・日本人の食事摂取基準」(2010年)への解説によれば 推定エネルギー必要量は18才以上の成人で、年齢により差がありますが、
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー/日
女性:1450~1700キロカロリー/日
身体活動レベルが普通なら
男性:20200~2650キロカロリー/日
女性:1700~1950キロカロリー/日
身体活動レベルが高い場合
男性:2500~3050キロカロリー/日
女性:2000~2300キロカロリー/日
です。
スーパー糖質制限食実践と「日本人の食事摂取基準」の標準的な摂取エネルギーなら、適正体重になると思います。
<糖質制限食で体重が減りすぎる場合>
摂取エネルギー < 消費エネルギー → 体重減少
スーパー糖質制限食で体重が減りすぎる場合は、消費エネルギーが摂取エネルギーを上回っていることは明白です。
適正体重に関してBMI:20~25 の間で、その個人の一番体調がいい体重が、一つの目安です。
若い頃、よく動いていた頃、20才頃の体重も、一つの目安です。
「厚生労働省・日本人の食事摂取基準」における推定エネルギー必要量を確保していればスーパー糖質制限食で、適正体重になればそれ以上減ることはありません。
痩せ過ぎの人が「スーパー糖質制限食+推定エネルギー必要量」の実践により適正体重に増えることも経験します。
例えばBMIが17の人が、18になり20になりといったパターンです。
痩せすぎる場合の摂取エネルギー確保には、脂質の摂取が一番有効です。
オリーブオイルをしっかり料理に使用したり、ギリシャやスペインやイタリアのように直接飲んだり、糖質制限パンにつけて食べたりもいいです。
エゴマ油や紫蘇油のαリノレン酸を、生でそのまま野菜サラダにかけて食べるのもいいです。
脂質エネルギー確保には、ナッツ類ではクルミ・松の実・カボチャの種が糖質が少なくていいですし、果物のなかでは、アボカドやオリーブがいいです。
乳製品の中では、チーズが脂質が多く糖質が少なく、良質のエネルギー源です。
他のナッツ類も、20~30粒くらいなら、糖質制限食OKの間食で、糖質は5g以下です。
他の果物類も、1/3個くらいなら、糖質制限食OKの間食であり、果糖は血糖値をあまり上げずに直接中性脂肪に変わるので、体重増加には有効です。
果物糖質含有量
果物100gあたりの糖質含有量
アボカド 0.9g 1個
いちご 7.06 7粒
パパイア 7.28 1/2個
レモン 7.6 1個
夏みかん 8.8 1/4個
もも 8.9 2/3個
びわ 9.0 2.5個
グレープフルーツ 9.0 1/4個
すいか 9.2 1/58個
メロン 9.9 1/8個
はっさく 10.0 1/3個
なし 10.4
いよかん 10.6
うんしゅうみかん 11.0
ネーブル 10.8
パインアップル 11.9
いちじく 12.4
西洋なし 12.5
りんご 13.1
キウイフルーツ 13.2
さくらんぼ 14
柿 14.3
ぶどう 15.1
バナナ 21.4
上記は、果物100gあたりの糖質含有量です。
果物の糖質は果糖、ショ糖、ブドウ糖、糖アルコールなどです。
例えば、リンゴ1個(約240g)のカロリーは約150kcalであり、ビタミンC含量は8mg、遊離糖含有量は35.6g(果糖:18g、ブドウ糖:6g、ショ糖:9.6g、ソルビトール:2g)、水溶性食物繊維含量は0.95g、不溶性食物繊維含量は2.95gくらいだそうです。
勿論、果物の種類により果糖・ブドウ糖・ショ糖・糖アルコールの比率は異なると思いますが、このうち果糖は10%くらいしかブドウ糖に変わらないので、ほとんど血糖値を上昇させません。(2008年05月20日 ブログご参照ください)
従いまして、かなりおおざっぱですが、果物の糖質のうち約半分くらいが果糖と仮定すれば、穀物の糖質に比べれば血糖値は少し上昇させにくいといえます。
穀物のデンプン1gが、2型糖尿人の血糖値を3mg上昇させるとすれば、果物の糖質1gは、約半分の1.5mg上昇させると考えられます。
そうすると、果物の糖質10gくらいまでなら、糖質制限間食としてOKと言えます。
「糖質制限食による体重減少効果」及び「糖質制限食で体重が減りすぎるケース」
について考えてみます。
<スーパー糖質制限食の4つの利点>
◆<糖質制限食による体重減少効果>
①インスリン(肥満ホルモン)が基礎分泌以外ほとんど出ない。
②食事中も含めて常に体脂肪が燃えている。
③食事中も含めて常に肝臓で糖新生が行われ、それにかなりのエネルギーを消費する。
④高タンパク食により、食事誘発熱産生(DIT)が亢進する。
高蛋白食は、摂食時の食事誘発熱産生(DIT)が通常食に比べて増加します。
DITによる消費エネルギーは、実質吸収エネルギーの、糖質では6%、脂質では4%、タンパク質で30%です。
食事誘発熱産生(DIT)を、もっと簡単に説明すると、食事において
100キロカロリーの糖質だけを摂取した時は、6キロカロリーが、
100キロカロリーの脂質だけを摂取した時は、4キロカロリーが、
100キロカロリーのタンパク質だけを摂取した時は、30キロカロリーが
熱に変わり、消費エネルギーとしてカウントされるということです。
◆<糖質を摂取した場合>
A)血糖値が上昇してインスリン(肥満ホルモン)がたっぷり分泌される。
B)体脂肪は燃えなくなり、血糖値が中性脂肪に変わり蓄積される。
C)肝臓の糖新生はストップする。
D)高タンパク食よる亢進した食事誘発熱産生(DIT)はなくなる。
①②③④とA)B)C)D)両者を比べてみれば、高糖質食より糖質制限食の方が、体重減少効果が高いことが一目でわかると思います。
たとえ低脂質食でカロリー制限していても、糖質を摂れば体重減少への利点がすべて消えてしまうわけです。
これは食べ物に含まれるカロリーとは無関係の生理学的な特質であり、あくまで糖質を摂るかどうかがカギとなります。
このように同一摂取エネルギーであれば、糖質制限食のほうが脂質制限食より体重減少しやすいことは理論的に明白です。
<摂取エネルギーと消費エネルギー、基礎代謝量、身体活動量、食事誘発熱産生>
1)摂取エネルギー > 消費エネルギー → 体重増加
摂取エネルギー = 消費エネルギー → 体重不変
摂取エネルギー < 消費エネルギー → 体重減少
2)通常のカロリー制限食(低脂質・高糖質食)なら
「消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事)+食事誘発熱産生(DIT)」
3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い
「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加 」
が認められる。
1)は生理学的事実です。
2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比し、体重が減少しやすいことは、理論的に明白です。
<推定エネルギー必要量と糖質制限食>
減量を目指す時に、糖尿病学会推奨のように
男性:1400~1800kcal/日
女性:1200~1600kcal/日
といった、厳しいカロリー制限は必要ありません。
一方、国立健康・栄養研究所の「厚生労働省・日本人の食事摂取基準」(2010年)への解説によれば 推定エネルギー必要量は18才以上の成人で、年齢により差がありますが、
身体活動レベルが低い人は
男性:1850~2250キロカロリー/日
女性:1450~1700キロカロリー/日
身体活動レベルが普通なら
男性:20200~2650キロカロリー/日
女性:1700~1950キロカロリー/日
身体活動レベルが高い場合
男性:2500~3050キロカロリー/日
女性:2000~2300キロカロリー/日
です。
スーパー糖質制限食実践と「日本人の食事摂取基準」の標準的な摂取エネルギーなら、適正体重になると思います。
<糖質制限食で体重が減りすぎる場合>
摂取エネルギー < 消費エネルギー → 体重減少
スーパー糖質制限食で体重が減りすぎる場合は、消費エネルギーが摂取エネルギーを上回っていることは明白です。
適正体重に関してBMI:20~25 の間で、その個人の一番体調がいい体重が、一つの目安です。
若い頃、よく動いていた頃、20才頃の体重も、一つの目安です。
「厚生労働省・日本人の食事摂取基準」における推定エネルギー必要量を確保していればスーパー糖質制限食で、適正体重になればそれ以上減ることはありません。
痩せ過ぎの人が「スーパー糖質制限食+推定エネルギー必要量」の実践により適正体重に増えることも経験します。
例えばBMIが17の人が、18になり20になりといったパターンです。
痩せすぎる場合の摂取エネルギー確保には、脂質の摂取が一番有効です。
オリーブオイルをしっかり料理に使用したり、ギリシャやスペインやイタリアのように直接飲んだり、糖質制限パンにつけて食べたりもいいです。
エゴマ油や紫蘇油のαリノレン酸を、生でそのまま野菜サラダにかけて食べるのもいいです。
脂質エネルギー確保には、ナッツ類ではクルミ・松の実・カボチャの種が糖質が少なくていいですし、果物のなかでは、アボカドやオリーブがいいです。
乳製品の中では、チーズが脂質が多く糖質が少なく、良質のエネルギー源です。
他のナッツ類も、20~30粒くらいなら、糖質制限食OKの間食で、糖質は5g以下です。
他の果物類も、1/3個くらいなら、糖質制限食OKの間食であり、果糖は血糖値をあまり上げずに直接中性脂肪に変わるので、体重増加には有効です。
果物糖質含有量
果物100gあたりの糖質含有量
アボカド 0.9g 1個
いちご 7.06 7粒
パパイア 7.28 1/2個
レモン 7.6 1個
夏みかん 8.8 1/4個
もも 8.9 2/3個
びわ 9.0 2.5個
グレープフルーツ 9.0 1/4個
すいか 9.2 1/58個
メロン 9.9 1/8個
はっさく 10.0 1/3個
なし 10.4
いよかん 10.6
うんしゅうみかん 11.0
ネーブル 10.8
パインアップル 11.9
いちじく 12.4
西洋なし 12.5
りんご 13.1
キウイフルーツ 13.2
さくらんぼ 14
柿 14.3
ぶどう 15.1
バナナ 21.4
上記は、果物100gあたりの糖質含有量です。
果物の糖質は果糖、ショ糖、ブドウ糖、糖アルコールなどです。
例えば、リンゴ1個(約240g)のカロリーは約150kcalであり、ビタミンC含量は8mg、遊離糖含有量は35.6g(果糖:18g、ブドウ糖:6g、ショ糖:9.6g、ソルビトール:2g)、水溶性食物繊維含量は0.95g、不溶性食物繊維含量は2.95gくらいだそうです。
勿論、果物の種類により果糖・ブドウ糖・ショ糖・糖アルコールの比率は異なると思いますが、このうち果糖は10%くらいしかブドウ糖に変わらないので、ほとんど血糖値を上昇させません。(2008年05月20日 ブログご参照ください)
従いまして、かなりおおざっぱですが、果物の糖質のうち約半分くらいが果糖と仮定すれば、穀物の糖質に比べれば血糖値は少し上昇させにくいといえます。
穀物のデンプン1gが、2型糖尿人の血糖値を3mg上昇させるとすれば、果物の糖質1gは、約半分の1.5mg上昇させると考えられます。
そうすると、果物の糖質10gくらいまでなら、糖質制限間食としてOKと言えます。
緑茶やコーヒーが糖尿病リスクを低減 緑茶を2杯以上飲むと効果
2014年05月09日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2014/021797.php
緑茶やコーヒーを身近な嗜好品として楽しんでいる人は多い。その緑茶やコーヒーに、健康を増進する効果があるという研究が相次いで発表されている。糖尿病や脳卒中の予防効果があるという。
緑茶やコーヒーに糖尿病や脳卒中のリスクを低減する効果がみられる理由は、はっきりと分かっていないが、研究者は、緑茶にはカテキン、コーヒーにはポリフェノールであるクロロゲン酸が含まれることを指摘している。
緑茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用、抗炎症作用、抗血栓作用などの、血管を保護する効果がある。また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸にも抗酸化作用があり、動脈硬化などの予防に有効であると考えられている。
● 緑茶を飲み続けると血糖値が低下
ペンシルヴァニア州立大学農学部の研究チームは、マウスを使った実験で、緑茶の成分を摂取すると糖尿病と関連のある検査値が低下することを確かめた。
糖尿病のマウスに緑茶の抽出物を摂取させ、運動をさせたところ、16週間後に、体重は27.1%、腹部脂肪は36.6%減少した。空腹時血糖値は17%低下し、インスリン値も65%低下し、インスリン抵抗性は65%減少したことが明らかになった。
緑茶成分を摂取しなかったり、運動をしなかったマウスでは、体重や糖尿病の検査値の改善はみられなかった。マウスが摂取した緑茶の量は、人間では1日8~10杯に相当するという。緑茶を多めに飲む人の摂取量に近い量だ。
緑茶にはカテキンや天然の抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれる。マウス以外の動物実験でも、緑茶のポリフェノールに肥満を予防する効果があることが確かめられている。
「緑茶には糖尿病を改善する効果があることが明らかになりました。ただし、運動をしなければ、緑茶の成分をいかすことはできません。運動と緑茶の摂取の両方を行うことが重要です」と、同大学のジョシュア ランベルト准教授(食料科学)は言う。
今回の実験では、カフェイン抜きの緑茶を使用したが、緑茶にはカフェインも含まれる。このカフェインの作用も無視できない。カフェインには身体のエネルギー消費を促す作用があるからだ。マウスにカフェインのみを摂取させた実験では、基礎代謝が向上し、エネルギー消費が増えることが確かめられた。
●コーヒーの糖尿病の発症を予防する効果
コーヒーを飲む習慣のある人は、まったく飲まない人に比べ、2型糖尿病を発症する割合が低いという研究結果が、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌「ダイアビトロジア(Diabetologia)」に発表された。
研究チームは、米国で行われている3件の大規模な前向き研究の約12万人のデータを解析した。「看護師の健康に関する研究I」に参加した4万8,464人、「看護師の健康に関する研究II」に参加した4万7,510、「医療従事者追跡研究」に参加した2万7,759人を対象に調査した。
食生活やライフスタイルと、2型糖尿病の発症との関連を、20年以上追跡して調べたところ、1日のコーヒーの摂取量を4年間に1.5杯分ほど増やした人は、同じ量のコーヒーを飲み続けた人よりも2型糖尿病にかかる可能性が11%低いことが判明した。
さらに、コーヒーを飲む量を、1日に1~2杯減らした人では、糖尿病のリスクは17%高くなっていた。また、コーヒーの摂取量がもっとも多かったグループは1日3杯以上を飲んでおり、2型糖尿病のリスクはもっとも低く、1日1杯以下の人と比べて37%低かった。カフェイン抜きのコーヒーでは、摂取量の変化と2型糖尿病リスクとの間に関連性はみつからなかったという。
研究を行った米ハーバード公衆衛生大学院のシルパ ブパシラジュ氏は、「コーヒーに含まれるカフェイン、ポリフェノール、マグネシウムなどの成分に、糖尿病発症を抑える効果がある可能性がある」と指摘している。
ただし、コーヒーでカフェインを大量に摂取すると、イライラしたり、頭痛が起こることがあるという。「カフェインの大量摂取は危険が伴います。また、コーヒーに大量の砂糖が入っている場合もあります。コーヒーが良い影響を及ぼすからといって、飲む量を大きく増やすことは考えるべきではありません」と、ブパシラジュ氏は付け加えている。
緑茶やコーヒーを飲む習慣があると脳卒中リスクが低下
国立循環器病研究センターなどの研究チームは、緑茶やコーヒーに脳卒中リスクを低減する効果があることを、8万人以上の研究調査であきらかにしている。
脳卒中のリスクは、毎日2~3杯の緑茶を飲んでいる人では14%、4杯以上の緑茶を飲む人では20%、ほとんど飲まない人に比べて減少した。また、毎日1杯以上のコーヒーを飲んでいる人は、ほとんど飲まない人に比べて、脳卒中のリスクが20%減少した。
毎日1杯以上のコーヒーや2杯以上の緑茶を飲む人は、どちらの飲料もほとんど飲まない人に比べて大脳内出血のリスクが32%減少した。大脳内出血は血管が破裂して脳内で出血することで起こる。
「毎日の食事に緑茶やコーヒーを加えることで、脳卒中のリスクは減少します。ささやかでも前向きな生活スタイルの変化といえます」と研究者は述べている。
Research suggests that green tea, exercise boost weight loss, health(ペンシルヴァニア州立大学 2014年4月2日)
Increasing daily coffee consumption may reduce type 2 diabetes risk(ハーバード公衆衛生大学院 2014年4月24日)
2014年05月09日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2014/021797.php
緑茶やコーヒーを身近な嗜好品として楽しんでいる人は多い。その緑茶やコーヒーに、健康を増進する効果があるという研究が相次いで発表されている。糖尿病や脳卒中の予防効果があるという。
緑茶やコーヒーに糖尿病や脳卒中のリスクを低減する効果がみられる理由は、はっきりと分かっていないが、研究者は、緑茶にはカテキン、コーヒーにはポリフェノールであるクロロゲン酸が含まれることを指摘している。
緑茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用、抗炎症作用、抗血栓作用などの、血管を保護する効果がある。また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸にも抗酸化作用があり、動脈硬化などの予防に有効であると考えられている。
● 緑茶を飲み続けると血糖値が低下
ペンシルヴァニア州立大学農学部の研究チームは、マウスを使った実験で、緑茶の成分を摂取すると糖尿病と関連のある検査値が低下することを確かめた。
糖尿病のマウスに緑茶の抽出物を摂取させ、運動をさせたところ、16週間後に、体重は27.1%、腹部脂肪は36.6%減少した。空腹時血糖値は17%低下し、インスリン値も65%低下し、インスリン抵抗性は65%減少したことが明らかになった。
緑茶成分を摂取しなかったり、運動をしなかったマウスでは、体重や糖尿病の検査値の改善はみられなかった。マウスが摂取した緑茶の量は、人間では1日8~10杯に相当するという。緑茶を多めに飲む人の摂取量に近い量だ。
緑茶にはカテキンや天然の抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれる。マウス以外の動物実験でも、緑茶のポリフェノールに肥満を予防する効果があることが確かめられている。
「緑茶には糖尿病を改善する効果があることが明らかになりました。ただし、運動をしなければ、緑茶の成分をいかすことはできません。運動と緑茶の摂取の両方を行うことが重要です」と、同大学のジョシュア ランベルト准教授(食料科学)は言う。
今回の実験では、カフェイン抜きの緑茶を使用したが、緑茶にはカフェインも含まれる。このカフェインの作用も無視できない。カフェインには身体のエネルギー消費を促す作用があるからだ。マウスにカフェインのみを摂取させた実験では、基礎代謝が向上し、エネルギー消費が増えることが確かめられた。
●コーヒーの糖尿病の発症を予防する効果
コーヒーを飲む習慣のある人は、まったく飲まない人に比べ、2型糖尿病を発症する割合が低いという研究結果が、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌「ダイアビトロジア(Diabetologia)」に発表された。
研究チームは、米国で行われている3件の大規模な前向き研究の約12万人のデータを解析した。「看護師の健康に関する研究I」に参加した4万8,464人、「看護師の健康に関する研究II」に参加した4万7,510、「医療従事者追跡研究」に参加した2万7,759人を対象に調査した。
食生活やライフスタイルと、2型糖尿病の発症との関連を、20年以上追跡して調べたところ、1日のコーヒーの摂取量を4年間に1.5杯分ほど増やした人は、同じ量のコーヒーを飲み続けた人よりも2型糖尿病にかかる可能性が11%低いことが判明した。
さらに、コーヒーを飲む量を、1日に1~2杯減らした人では、糖尿病のリスクは17%高くなっていた。また、コーヒーの摂取量がもっとも多かったグループは1日3杯以上を飲んでおり、2型糖尿病のリスクはもっとも低く、1日1杯以下の人と比べて37%低かった。カフェイン抜きのコーヒーでは、摂取量の変化と2型糖尿病リスクとの間に関連性はみつからなかったという。
研究を行った米ハーバード公衆衛生大学院のシルパ ブパシラジュ氏は、「コーヒーに含まれるカフェイン、ポリフェノール、マグネシウムなどの成分に、糖尿病発症を抑える効果がある可能性がある」と指摘している。
ただし、コーヒーでカフェインを大量に摂取すると、イライラしたり、頭痛が起こることがあるという。「カフェインの大量摂取は危険が伴います。また、コーヒーに大量の砂糖が入っている場合もあります。コーヒーが良い影響を及ぼすからといって、飲む量を大きく増やすことは考えるべきではありません」と、ブパシラジュ氏は付け加えている。
緑茶やコーヒーを飲む習慣があると脳卒中リスクが低下
国立循環器病研究センターなどの研究チームは、緑茶やコーヒーに脳卒中リスクを低減する効果があることを、8万人以上の研究調査であきらかにしている。
脳卒中のリスクは、毎日2~3杯の緑茶を飲んでいる人では14%、4杯以上の緑茶を飲む人では20%、ほとんど飲まない人に比べて減少した。また、毎日1杯以上のコーヒーを飲んでいる人は、ほとんど飲まない人に比べて、脳卒中のリスクが20%減少した。
毎日1杯以上のコーヒーや2杯以上の緑茶を飲む人は、どちらの飲料もほとんど飲まない人に比べて大脳内出血のリスクが32%減少した。大脳内出血は血管が破裂して脳内で出血することで起こる。
「毎日の食事に緑茶やコーヒーを加えることで、脳卒中のリスクは減少します。ささやかでも前向きな生活スタイルの変化といえます」と研究者は述べている。
Research suggests that green tea, exercise boost weight loss, health(ペンシルヴァニア州立大学 2014年4月2日)
Increasing daily coffee consumption may reduce type 2 diabetes risk(ハーバード公衆衛生大学院 2014年4月24日)
BMI・・私は18くらいです。
おそらくそれが自分の適性なのだと思っております。
20まで上げたいのですが、やはり良質の脂質を多めに摂取するべきなんでしょうね。
チーズの割合を引き上げて見ます。
さて、糖質制限を行って1年半、身体は調子いいように感じます。
ただ、献血に行ったときに、「血が薄い」といって献血できませんでした。
それから1ヶ月、Feのサプリメントを摂取したのですが、やはり12.8くらいにとどまっていて、13.1以上でないと、献血できないとのことでした。
身体においては、それほど貧血の症状は出ておりません。
それほどとは語弊がありますが、全くありません。
単に運動量が減ったのがヘモグロビンの量を減らしたのでしょうか?
でも、糖質制限する前よりは運動量は増えてるように思うのですが・・。
ただ、献血30回目にしてこれでは残念な感じが残ってしまってます・・。
そういった事例はあるのでしょうか?
別に心配などはしておりません。
こういうものだと思っており、常に自分の身体と相談しながら行っております。
たまに、禁断を破って昼だけは普通の食事をしよう・・などと、甘いこともやったりして楽しんでます。
おそらくそれが自分の適性なのだと思っております。
20まで上げたいのですが、やはり良質の脂質を多めに摂取するべきなんでしょうね。
チーズの割合を引き上げて見ます。
さて、糖質制限を行って1年半、身体は調子いいように感じます。
ただ、献血に行ったときに、「血が薄い」といって献血できませんでした。
それから1ヶ月、Feのサプリメントを摂取したのですが、やはり12.8くらいにとどまっていて、13.1以上でないと、献血できないとのことでした。
身体においては、それほど貧血の症状は出ておりません。
それほどとは語弊がありますが、全くありません。
単に運動量が減ったのがヘモグロビンの量を減らしたのでしょうか?
でも、糖質制限する前よりは運動量は増えてるように思うのですが・・。
ただ、献血30回目にしてこれでは残念な感じが残ってしまってます・・。
そういった事例はあるのでしょうか?
別に心配などはしておりません。
こういうものだと思っており、常に自分の身体と相談しながら行っております。
たまに、禁断を破って昼だけは普通の食事をしよう・・などと、甘いこともやったりして楽しんでます。
2014/05/10(Sat) 11:43 | URL | クワトロ | 【編集】
初めまして。一か月前糖尿病と診断されました。薬はまだ飲まないで運動と食事でと言われて一か月頑張ってみましたが数値はあまり変わりませんでした。
今日本屋さんで先生の本を見つけて買ってきました。
明日から実践してみます。
今日本屋さんで先生の本を見つけて買ってきました。
明日から実践してみます。
2014/05/10(Sat) 19:16 | URL | やのたかこ | 【編集】
アンチ・エイジング医学10(2)212-219, 2014
「時間栄養学とアンチエイジング」
女子栄養大学副学長
香川靖雄
現在報道されている減量法は、月に10kg痩せられるなどと減量の速度を競っている。
しかし、脳は血糖だけがエネルギー源なので、血糖の急激な低下によって、筋肉や骨のタンパク質を血糖に変える糖新生反応が起こり、筋萎縮や骨粗鬆症で減量は永続しない。
◇
…まだこんなことを言っているのか、あきれてくる
「時間栄養学とアンチエイジング」
女子栄養大学副学長
香川靖雄
現在報道されている減量法は、月に10kg痩せられるなどと減量の速度を競っている。
しかし、脳は血糖だけがエネルギー源なので、血糖の急激な低下によって、筋肉や骨のタンパク質を血糖に変える糖新生反応が起こり、筋萎縮や骨粗鬆症で減量は永続しない。
◇
…まだこんなことを言っているのか、あきれてくる
2014/05/10(Sat) 20:25 | URL | 精神科医師A | 【編集】
クワトロ さん
全血献血の基準は
男性:13.0g/dL以上
女性:12.5g/dL以上
ですね。
糖質制限食で貧血になったという事例はほとんど経験していません。
全血献血の基準は
男性:13.0g/dL以上
女性:12.5g/dL以上
ですね。
糖質制限食で貧血になったという事例はほとんど経験していません。
2014/05/11(Sun) 09:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
長谷川 さん
興味深い情報をありがとうございます。
興味深い情報をありがとうございます。
2014/05/11(Sun) 09:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
やのたかこ さん
美味しく楽しく糖質制限食、実践してみてくださいね。
美味しく楽しく糖質制限食、実践してみてくださいね。
2014/05/11(Sun) 10:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
情報をありがとうございます。
香川先生、相変わらず旧態依然たる状況ですね。
1)脳はケトン体をエネルギー源としていくらでも利用できること
2)糖質を普通に摂取している人でも、空腹時や睡眠時には、ごく日常的に糖新生を行っていること
3)体重70kgの男性では、10~11kgの体タンパクがあり、タンパク質代謝の異化と同化の過程で、
そのうち約250~300gのタンパクが毎日入れ替わる(約3%)。
これらの生理学的事実を、香川先生、ご存じないのでしょうね。
情報をありがとうございます。
香川先生、相変わらず旧態依然たる状況ですね。
1)脳はケトン体をエネルギー源としていくらでも利用できること
2)糖質を普通に摂取している人でも、空腹時や睡眠時には、ごく日常的に糖新生を行っていること
3)体重70kgの男性では、10~11kgの体タンパクがあり、タンパク質代謝の異化と同化の過程で、
そのうち約250~300gのタンパクが毎日入れ替わる(約3%)。
これらの生理学的事実を、香川先生、ご存じないのでしょうね。
2014/05/11(Sun) 10:12 | URL | ドクター江部 | 【編集】
いつも貴重な情報をありがとうございます。
10台の頃から食後、授業中、車の運転中等の激しい眠気やだるさに悩んでいましたが3年前から糖質制限を行いほとんどの症状が解消しました。本当に感謝しています。
現在42歳身長176、体重は57キロです。73キロから16キロ減少で体調は良いのですが体重減少が止まらず困っています。
食事はオリーブオイルをたっぷりとりながら野菜、肉、魚、乳製品とバランスよくしっかりとっているつもりです。
糖質制限に疑問は無いのですが筋肉(筋力)はかなり落ちたというのが正直な印象です。
あと夜にたんぱく質をしっかり摂ると夜中にトイレの回数が多くなります。(あくまでも印象、体感ですが)
同様の症状の方、対策等ありましたらご意見お願いします。
10台の頃から食後、授業中、車の運転中等の激しい眠気やだるさに悩んでいましたが3年前から糖質制限を行いほとんどの症状が解消しました。本当に感謝しています。
現在42歳身長176、体重は57キロです。73キロから16キロ減少で体調は良いのですが体重減少が止まらず困っています。
食事はオリーブオイルをたっぷりとりながら野菜、肉、魚、乳製品とバランスよくしっかりとっているつもりです。
糖質制限に疑問は無いのですが筋肉(筋力)はかなり落ちたというのが正直な印象です。
あと夜にたんぱく質をしっかり摂ると夜中にトイレの回数が多くなります。(あくまでも印象、体感ですが)
同様の症状の方、対策等ありましたらご意見お願いします。
2014/05/11(Sun) 18:14 | URL | にか | 【編集】
糖質制限、より一層広めていきます。
さて、ロッテから糖類ゼロのチョコが出てました。
糖質ではないのですが、ひとつ辺りの糖質が2g程度の5つ入りです。
・・・お高いです(笑)
さて、ロッテから糖類ゼロのチョコが出てました。
糖質ではないのですが、ひとつ辺りの糖質が2g程度の5つ入りです。
・・・お高いです(笑)
2014/05/11(Sun) 21:20 | URL | クワトロ | 【編集】
ロッテのゼロチョコ、近所のダイソーで大量に出ていました。
当然、108円(税込)ですよ。
一箱、10個を買っちゃいました。
他のダイソーではかつて明治のNeo Sweets(これも糖類ゼロチョコ)も発見したことがありました。
ダイソー、狙い目ですよ。
ここからは、江部先生への報告です。
糖質制限四ヶ月目に入りました。
一度はBMI24.5まで行ったのですが、今は25.0で落ち着いちゃいました。
これが私の適性体重なのか?
HbA1cは12.8→9.6→7.6→6.6→6.1と四ヶ月でいい具合に落ちて行っています。
本当は今月は6以下を狙っていたのですがねぇ、残念でした。
糖質制限を始めてから色々な変化がありました。
その一つが35年間の喫煙習慣が無くなったことです。
一月の教育入院中は病院の敷地内の人目につかない場所でこっそり吸っていたほどのスモーカーだったんですが、ある日気づいたらもう一週間も吸っていない。
いつまで続くかなぁ、と試してみたらとうとう四ヶ月ですよ。
相変わらず身の回りにタバコは置いてありますが、それをわざわざ吸おうという気が起きないんです。
タバコも値上がりしましたからねぇ。
一ヶ月分のタバコ代が丁度医療費と薬代に化けました。
糖質制限で禁煙達成ってヒト、他にもおられますかねぇ?
あ、それと何故か血圧が次第に上昇しつつあります。
もともと低血圧だったのですが、それが80/40→100/50→110/60→130/70と一ヶ月ごとに推移して、今月はとうとう165/90がでました。
先月の診察では収縮期で130台ですから指摘を受けなかったのですが、今月は流石に指摘されました。
頭が痛いとかの自覚症状は特に無いのですが、ちょっと心配です。
季節の変わり目だから、と医師はあまり気にも留めていないようです。
糖質制限では血圧も改善されている事例が多いということなので、今後の推移を見たいと思います。
それとも改善して高血圧になった?w
当然、108円(税込)ですよ。
一箱、10個を買っちゃいました。
他のダイソーではかつて明治のNeo Sweets(これも糖類ゼロチョコ)も発見したことがありました。
ダイソー、狙い目ですよ。
ここからは、江部先生への報告です。
糖質制限四ヶ月目に入りました。
一度はBMI24.5まで行ったのですが、今は25.0で落ち着いちゃいました。
これが私の適性体重なのか?
HbA1cは12.8→9.6→7.6→6.6→6.1と四ヶ月でいい具合に落ちて行っています。
本当は今月は6以下を狙っていたのですがねぇ、残念でした。
糖質制限を始めてから色々な変化がありました。
その一つが35年間の喫煙習慣が無くなったことです。
一月の教育入院中は病院の敷地内の人目につかない場所でこっそり吸っていたほどのスモーカーだったんですが、ある日気づいたらもう一週間も吸っていない。
いつまで続くかなぁ、と試してみたらとうとう四ヶ月ですよ。
相変わらず身の回りにタバコは置いてありますが、それをわざわざ吸おうという気が起きないんです。
タバコも値上がりしましたからねぇ。
一ヶ月分のタバコ代が丁度医療費と薬代に化けました。
糖質制限で禁煙達成ってヒト、他にもおられますかねぇ?
あ、それと何故か血圧が次第に上昇しつつあります。
もともと低血圧だったのですが、それが80/40→100/50→110/60→130/70と一ヶ月ごとに推移して、今月はとうとう165/90がでました。
先月の診察では収縮期で130台ですから指摘を受けなかったのですが、今月は流石に指摘されました。
頭が痛いとかの自覚症状は特に無いのですが、ちょっと心配です。
季節の変わり目だから、と医師はあまり気にも留めていないようです。
糖質制限では血圧も改善されている事例が多いということなので、今後の推移を見たいと思います。
それとも改善して高血圧になった?w
2014/05/12(Mon) 13:32 | URL | 出戻りセイゲニスト Hiro | 【編集】
にかさん
症状改善、良かったです。
體重減少は、摂取エネルギー不足が原因です。
標準必要エネルギーをしっかり摂取していれば筋力も低下しません。
2014年05月10日 (土)の本ブログ記事
「糖質制限食と体重。2014年5月。」
をご参照ください。
症状改善、良かったです。
體重減少は、摂取エネルギー不足が原因です。
標準必要エネルギーをしっかり摂取していれば筋力も低下しません。
2014年05月10日 (土)の本ブログ記事
「糖質制限食と体重。2014年5月。」
をご参照ください。
2014/05/12(Mon) 19:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
出戻りセイゲニスト Hiro さん
タバコ(-)になったとは素晴らしいです。
HbA1cもコントロール良好ですね。
血圧は、不思議です。
80/40→100/50→110/60→130/70・・・ここまでは調度いい血圧です。
165/90はさすがに高いです。
一度家庭血圧を継続的に測定してみましょう。
病院でだけ高血圧の人も多いのです。
タバコ(-)になったとは素晴らしいです。
HbA1cもコントロール良好ですね。
血圧は、不思議です。
80/40→100/50→110/60→130/70・・・ここまでは調度いい血圧です。
165/90はさすがに高いです。
一度家庭血圧を継続的に測定してみましょう。
病院でだけ高血圧の人も多いのです。
2014/05/12(Mon) 19:07 | URL | ドクター江部 | 【編集】
情報ありがとうございます。
早速向かってみます。
ドラッグストアで見つけたので、無条件で安いだろうと思ってたのが間違いですね。
早速向かってみます。
ドラッグストアで見つけたので、無条件で安いだろうと思ってたのが間違いですね。
2014/05/12(Mon) 22:29 | URL | クワトロ | 【編集】
こんにちは。体質改善のため家族で糖質制限を始めました!二ヶ月ほどたったと思います。効果は、少しですが実感しております。
特に糖尿病や肥満体ではありませんが気になるものがよくなればと思ってやっています。
しかし、家族でやるとなると食費がかさみ、大変なことになっています。主人や男の人は多少ではお腹いっぱいにならないので、タンパク質や野菜を中心に食べています。効果を早く実感したいため3食費糖質抜きをしています。
そのためか、少しでも糖質を取りすぎるとぼーっとしたり少し目眩や眠気が出ますので体はすでに糖質制限の体なんだと思います。
食費がかさむので、糖質制限をゆるくしようと思っても糖質を取ると上記の症状が出たりするので怖くて食べられません。
けど、食費を考えて安く糖質制限すると、糖質もカロリーも制限することになります。
サイトでの糖質制限食品やスイーツも高価ですし、今更、砂糖たっぷりのスイーツ食べるのも怖い。
糖質制限貧乏な状態です。
やはり安いものは低カロリー、高糖質ですよね。
お金に余裕がある方だけの健康法なのでしょうか?
脂質(肉)を取らないと、糖質制限していても食後お腹がすきます。
毎食糖質10以下にしてインスリンが上がらないようにしていますが、なぜ食後空腹がくるのでしょうか?
続けたいけど、コスト的に続けられないかもしれない。
少し糖質を戻したいけど、血糖値の上昇による頭痛や目眩が怖い。
どうしたらいいでしょう?
特に糖尿病や肥満体ではありませんが気になるものがよくなればと思ってやっています。
しかし、家族でやるとなると食費がかさみ、大変なことになっています。主人や男の人は多少ではお腹いっぱいにならないので、タンパク質や野菜を中心に食べています。効果を早く実感したいため3食費糖質抜きをしています。
そのためか、少しでも糖質を取りすぎるとぼーっとしたり少し目眩や眠気が出ますので体はすでに糖質制限の体なんだと思います。
食費がかさむので、糖質制限をゆるくしようと思っても糖質を取ると上記の症状が出たりするので怖くて食べられません。
けど、食費を考えて安く糖質制限すると、糖質もカロリーも制限することになります。
サイトでの糖質制限食品やスイーツも高価ですし、今更、砂糖たっぷりのスイーツ食べるのも怖い。
糖質制限貧乏な状態です。
やはり安いものは低カロリー、高糖質ですよね。
お金に余裕がある方だけの健康法なのでしょうか?
脂質(肉)を取らないと、糖質制限していても食後お腹がすきます。
毎食糖質10以下にしてインスリンが上がらないようにしていますが、なぜ食後空腹がくるのでしょうか?
続けたいけど、コスト的に続けられないかもしれない。
少し糖質を戻したいけど、血糖値の上昇による頭痛や目眩が怖い。
どうしたらいいでしょう?
2014/05/13(Tue) 09:48 | URL | うー | 【編集】
お気持ちよくわかります。
糖質が如何に低価格で高カロリーなのかということを、糖質制限をやっていると思い知らされますね。
私はもともと肉や揚げ物が大好きでしたので、逆に糖質制限をやってもなかなか体重が落ちません。
やはり高カロリーの代表は肉ですね。
そして油。
つまりこの二つを組み合わせた料理が高カロリーということです。
後はどう安くするか、ですね。
基本は夕方のスーパー回りです。
肉や魚といった足の速い食材を夕方になると割引や半額で売っているスーパー、近くに一件ぐらいありませんか?
そして肉は安い豚のひき肉かコマ切れですね。
半額で手に入れれば40〜60円/100gですよ。
鶏はカロリーが低いし、今は豚と大して値段が変わらないのでパスです。
魚は鮮魚は高いので、干物を狙います。
何が割引になっているのかは行ってみるまではわからないので、その意味からも2、3日なら日持ちのする干物は有利です。
大量に仕入れたひき肉は、100gくらいの小分けにして冷凍しておきます。
解凍しやすさを考えて薄く広げた状態で冷凍するのがコツです。
ひき肉と細かく切ったタケノコ、椎茸を豆板醤とごま油で炒め、オイスターソースと中華スープで味を整えた後で甜麺醤で味付けします。
これを大量に作っておくと、麺類(当然糖質0g麺)に、刻んだキムチやごま油と混ぜて豆腐のトッピングと重宝します。
豆腐やナスと一緒に炒めれば、すぐに麻婆豆腐や麻婆茄子の出来上がりです。
特に茄子は油をかなり吸い込みますから、高カロリーのおかずの出来上がりです。
ナスの素揚げも良いですね、油たっぷりで。
生姜醤油で頂くのが好きです。
コマ切れが手に入れば、これまた半額で手に入れたキャベツと一緒に油炒めです。
惜しみなく油を使います。
鮮魚の切り身が安く手に入れば、油を摂る為に焼かずにムニエルにします。
もちろん小麦粉ではなくおからパウダーで。
あぁ、こんなモンを腹一杯食べてるから糖質制限にもかかわらずBMI25から落ちないんですね。
オマケに夜中にチーズやアーモンドで1000Kcalも摂取していれば当然ですね。
あ、太るためには夕食後のカロリー摂取も効果的だと思いますよ、私みたいに。
糖質が如何に低価格で高カロリーなのかということを、糖質制限をやっていると思い知らされますね。
私はもともと肉や揚げ物が大好きでしたので、逆に糖質制限をやってもなかなか体重が落ちません。
やはり高カロリーの代表は肉ですね。
そして油。
つまりこの二つを組み合わせた料理が高カロリーということです。
後はどう安くするか、ですね。
基本は夕方のスーパー回りです。
肉や魚といった足の速い食材を夕方になると割引や半額で売っているスーパー、近くに一件ぐらいありませんか?
そして肉は安い豚のひき肉かコマ切れですね。
半額で手に入れれば40〜60円/100gですよ。
鶏はカロリーが低いし、今は豚と大して値段が変わらないのでパスです。
魚は鮮魚は高いので、干物を狙います。
何が割引になっているのかは行ってみるまではわからないので、その意味からも2、3日なら日持ちのする干物は有利です。
大量に仕入れたひき肉は、100gくらいの小分けにして冷凍しておきます。
解凍しやすさを考えて薄く広げた状態で冷凍するのがコツです。
ひき肉と細かく切ったタケノコ、椎茸を豆板醤とごま油で炒め、オイスターソースと中華スープで味を整えた後で甜麺醤で味付けします。
これを大量に作っておくと、麺類(当然糖質0g麺)に、刻んだキムチやごま油と混ぜて豆腐のトッピングと重宝します。
豆腐やナスと一緒に炒めれば、すぐに麻婆豆腐や麻婆茄子の出来上がりです。
特に茄子は油をかなり吸い込みますから、高カロリーのおかずの出来上がりです。
ナスの素揚げも良いですね、油たっぷりで。
生姜醤油で頂くのが好きです。
コマ切れが手に入れば、これまた半額で手に入れたキャベツと一緒に油炒めです。
惜しみなく油を使います。
鮮魚の切り身が安く手に入れば、油を摂る為に焼かずにムニエルにします。
もちろん小麦粉ではなくおからパウダーで。
あぁ、こんなモンを腹一杯食べてるから糖質制限にもかかわらずBMI25から落ちないんですね。
オマケに夜中にチーズやアーモンドで1000Kcalも摂取していれば当然ですね。
あ、太るためには夕食後のカロリー摂取も効果的だと思いますよ、私みたいに。
2014/05/13(Tue) 13:03 | URL | 出戻りセイゲニスト Hiro | 【編集】
出戻りセイゲニスト Hiro さん
具体的な、食費節減のアイデアをありがとうございます。
私も時々、生協午後8時半の男で、刺身を半額くらいで買います。
具体的な、食費節減のアイデアをありがとうございます。
私も時々、生協午後8時半の男で、刺身を半額くらいで買います。
2014/05/13(Tue) 13:20 | URL | ドクター江部 | 【編集】
うーさん、Hiro さん、
頑張ってますね。素晴らしいことです。
さて私は日頃、次の食材で節約してますが・・・
・鶏もも@ブラジル産@業務スーパー
・鶏レバー@吉備高原産@同上
・樺太ししゃも@ロシア産?@同上
・卵@ドラッグストア
・木綿豆腐@業務スーパー
・乾燥おから@キョーワ@楽天
・もやし@一般スーパー
・キャノーラ油@ドラッグストア
・各種冷凍野菜@なるべく非中国産@業務スーパー
・ココア@健康デパート@楽天
以上で、カロリーも食物繊維も、ポリフェノールも、みな充分かも。
さらに
・キャノーラ油は、オリーブ油についでオメガ9油が多く、これで
血管も柔らかに。
・木綿豆腐は、長寿の元「マグネシウム」が含まれてます。
これは海藻類で補っても良いですね。
ということで私も、糖質制限&節約仲間です。お互いに知恵を
出し合いましょう。
他の皆さんは、どうやって節約してますか? ぜひ教えてください。
頑張ってますね。素晴らしいことです。
さて私は日頃、次の食材で節約してますが・・・
・鶏もも@ブラジル産@業務スーパー
・鶏レバー@吉備高原産@同上
・樺太ししゃも@ロシア産?@同上
・卵@ドラッグストア
・木綿豆腐@業務スーパー
・乾燥おから@キョーワ@楽天
・もやし@一般スーパー
・キャノーラ油@ドラッグストア
・各種冷凍野菜@なるべく非中国産@業務スーパー
・ココア@健康デパート@楽天
以上で、カロリーも食物繊維も、ポリフェノールも、みな充分かも。
さらに
・キャノーラ油は、オリーブ油についでオメガ9油が多く、これで
血管も柔らかに。
・木綿豆腐は、長寿の元「マグネシウム」が含まれてます。
これは海藻類で補っても良いですね。
ということで私も、糖質制限&節約仲間です。お互いに知恵を
出し合いましょう。
他の皆さんは、どうやって節約してますか? ぜひ教えてください。
2014/05/13(Tue) 15:51 | URL | はなもと | 【編集】
Hiro さん、
禁煙ご成功、おめでとうございます!
(実は私も禁煙仲間です)
もともと煙草を吸うと、人間は、代謝がアップするんですよ。アドレナリンやドーパミンも、出てきます。これで「疲れが取れた」ような気にもなる。
他方、糖質制限をしても、グルカゴン優位となるので、代謝がアップします。アドレナリンやドーパミンも、出てるはず。だから痩せるし、血中の中性脂肪も消費されます。
だから、糖質制限の力で代謝アップすれば、タバコの力で代謝アップする必要は、減ります。
かくして糖質制限を行えば、禁煙もしやすくなる。
ただし、禁煙したとはいえ、過去の喫煙歴が長いと、それで血管は硬くなってます。これは血圧を上げる要因ですね。
残念ながら、いったん硬くなった血管を、柔らかくするのは、けっこう難しいようです。
せめてオリーブ油を多め、飽和脂肪酸を少なめにして、細胞膜の脂質構成を変えましょう。これで少しは血管も、柔らかくなる。
※不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸より、グニャッと曲がりやすいんですよ。
飽和脂肪酸を無条件に悪玉視するのは非科学的ですが、こと喫煙歴アリの人に限りますと、やはり不利だと思います。
禁煙ご成功、おめでとうございます!
(実は私も禁煙仲間です)
もともと煙草を吸うと、人間は、代謝がアップするんですよ。アドレナリンやドーパミンも、出てきます。これで「疲れが取れた」ような気にもなる。
他方、糖質制限をしても、グルカゴン優位となるので、代謝がアップします。アドレナリンやドーパミンも、出てるはず。だから痩せるし、血中の中性脂肪も消費されます。
だから、糖質制限の力で代謝アップすれば、タバコの力で代謝アップする必要は、減ります。
かくして糖質制限を行えば、禁煙もしやすくなる。
ただし、禁煙したとはいえ、過去の喫煙歴が長いと、それで血管は硬くなってます。これは血圧を上げる要因ですね。
残念ながら、いったん硬くなった血管を、柔らかくするのは、けっこう難しいようです。
せめてオリーブ油を多め、飽和脂肪酸を少なめにして、細胞膜の脂質構成を変えましょう。これで少しは血管も、柔らかくなる。
※不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸より、グニャッと曲がりやすいんですよ。
飽和脂肪酸を無条件に悪玉視するのは非科学的ですが、こと喫煙歴アリの人に限りますと、やはり不利だと思います。
2014/05/13(Tue) 16:11 | URL | はなもと | 【編集】
はなもと さん
糖質制限食実践での食費節減アドバイス、
ありがとうございます。
糖質制限食実践での食費節減アドバイス、
ありがとうございます。
2014/05/13(Tue) 21:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
昨年の10月末からスーパー糖質制限を始めました。
73kgから一時64kg後半台まで落ちましたが、
いまは66kg台で停滞しています。
本当は、まだ落としたいのですが、
これはどのように捉えればいいでしょうか?
アドバイスを教えてください。
73kgから一時64kg後半台まで落ちましたが、
いまは66kg台で停滞しています。
本当は、まだ落としたいのですが、
これはどのように捉えればいいでしょうか?
アドバイスを教えてください。
たつ さん
体重減少は直線的ではなくて、階段状に減っていきます。
あとは、筋肉量にもよりますすが
BMI20以上25未満の、その個人の一番体調がいい適正体重で止まります。
体重減少は直線的ではなくて、階段状に減っていきます。
あとは、筋肉量にもよりますすが
BMI20以上25未満の、その個人の一番体調がいい適正体重で止まります。
2014/05/24(Sat) 08:43 | URL | ドクター江部 | 【編集】
スーパー糖質制限をして1カ月ほどたちます。
加工食品は、原材料名の糖質の表記と、成分表示の糖質(炭水化物)のg数とどっちを重視すればいいのでしょうか?
たらこソースを現在食べたいのですが、糖質は1.8gと低めですが、原材料名の始めの方に砂糖が表記されています。
砂糖が表記されていても、低糖質なら食べてもいいでしょうか、血糖値は上がらないのでしょうか、
ウインナーやシーザードレッシングなど、比較的低糖質なものでも砂糖が表記されており、正直制限しすぎて辛いです
主食抜きの20g以内に押さえれば、とりあえずインスリンはでませんか
糖質制限の成功者のかたに教えていただきたいです
よろしくお願いいたします
加工食品は、原材料名の糖質の表記と、成分表示の糖質(炭水化物)のg数とどっちを重視すればいいのでしょうか?
たらこソースを現在食べたいのですが、糖質は1.8gと低めですが、原材料名の始めの方に砂糖が表記されています。
砂糖が表記されていても、低糖質なら食べてもいいでしょうか、血糖値は上がらないのでしょうか、
ウインナーやシーザードレッシングなど、比較的低糖質なものでも砂糖が表記されており、正直制限しすぎて辛いです
主食抜きの20g以内に押さえれば、とりあえずインスリンはでませんか
糖質制限の成功者のかたに教えていただきたいです
よろしくお願いいたします
2014/05/24(Sat) 15:43 | URL | 友里 | 【編集】
友里 さん
砂糖が少量含まれていても、糖質1.8gとか少量ならoKです。
1回の食事の糖質量10~20g以下を目指すのがスーパー糖質制限食です。
これなら糖質を普通に60gとか摂取した場合に比べると、インスリンの分泌はごく少量ですみます。
砂糖が少量含まれていても、糖質1.8gとか少量ならoKです。
1回の食事の糖質量10~20g以下を目指すのがスーパー糖質制限食です。
これなら糖質を普通に60gとか摂取した場合に比べると、インスリンの分泌はごく少量ですみます。
2014/05/24(Sat) 19:39 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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