2014年04月16日 (水)
【14/04/13 HSG
がんになりたいなら炭水化物
米国で1、2を争う癌専門病院
ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの
センター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演
Why We All Don't Get Cancer
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか?
A fats 脂質
B carbohydrates 糖質
C proteins たんぱく質
「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」
参考までに。】
こんにちは。
HSGさんから、大変貴重な情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。
ニューヨーク・メモリアル・スローン・ケタリング癌センター
http://www.mskcc.org/
は、HSGさんのご指摘通り、全米屈指の超有名な癌センターです。
日本における国立癌センターのイメージと同格、あるいは、それ以上のレベルの癌センターです。
U.S.News & World Reportベスト・ホスピタル癌部門において、常に上位2位以内に選ばれている実績があります。
そのセンター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演がユーチューブで見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
英語の堪能な友人にも見て貰いました。
CEO曰く、
「今どきの人間は食べすぎで、太っている人間の体内では細胞の変異が起き易い」
そうです。
そして、
「私達は、モデル生物において、優れたエビデンスを得ています。」
続いて、
「脂質を過剰摂取させてもガン発生率は全く増えません。
炭水化物を過剰摂取させると、ガン発生率が劇的に増えます。
タンパク質はその中間です」
「なので、炭水化物ベースの食事について大きな議論をすることになるでしょう・・・。」
これって、全米1・2位を誇る癌センターのCEOが、糖質制限食を推奨しているってことですよね。(^-^)v(^-^)v
何ともはや、想定範囲外の嬉しい驚きです。
糖質制限食にとって、この上ない追い風がまた吹いたということですね。
江部康二
がんになりたいなら炭水化物
米国で1、2を争う癌専門病院
ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの
センター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演
Why We All Don't Get Cancer
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか?
A fats 脂質
B carbohydrates 糖質
C proteins たんぱく質
「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」
参考までに。】
こんにちは。
HSGさんから、大変貴重な情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。
ニューヨーク・メモリアル・スローン・ケタリング癌センター
http://www.mskcc.org/
は、HSGさんのご指摘通り、全米屈指の超有名な癌センターです。
日本における国立癌センターのイメージと同格、あるいは、それ以上のレベルの癌センターです。
U.S.News & World Reportベスト・ホスピタル癌部門において、常に上位2位以内に選ばれている実績があります。
そのセンター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演がユーチューブで見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
英語の堪能な友人にも見て貰いました。
CEO曰く、
「今どきの人間は食べすぎで、太っている人間の体内では細胞の変異が起き易い」
そうです。
そして、
「私達は、モデル生物において、優れたエビデンスを得ています。」
続いて、
「脂質を過剰摂取させてもガン発生率は全く増えません。
炭水化物を過剰摂取させると、ガン発生率が劇的に増えます。
タンパク質はその中間です」
「なので、炭水化物ベースの食事について大きな議論をすることになるでしょう・・・。」
これって、全米1・2位を誇る癌センターのCEOが、糖質制限食を推奨しているってことですよね。(^-^)v(^-^)v
何ともはや、想定範囲外の嬉しい驚きです。
糖質制限食にとって、この上ない追い風がまた吹いたということですね。
江部康二
お忙しい中、お返事を頂きまして誠にありがとうございました。
昨夜は心配でなかなか寝られませんでしたが、今日はゆっくり休めそうです。
本当にありがとうございました。
昨夜は心配でなかなか寝られませんでしたが、今日はゆっくり休めそうです。
本当にありがとうございました。
2014/04/16(Wed) 14:34 | URL | 匿名希望 | 【編集】
おはようございます。
17日となりましたが、いよいよスーダラ節、じゃなっくて、スーグラ錠発売ですね。 糖質制限をきっちりできていれば、いらないのかもしれませんが、私はそちらに逃げそうです...
以前の記事で、2割くらい(だったかな)の人が、糖質制限から脱落すると先生はおっしゃってましたが、そういう人たちへの投与は考えてらっしゃいますか?
17日となりましたが、いよいよスーダラ節、じゃなっくて、スーグラ錠発売ですね。 糖質制限をきっちりできていれば、いらないのかもしれませんが、私はそちらに逃げそうです...
以前の記事で、2割くらい(だったかな)の人が、糖質制限から脱落すると先生はおっしゃってましたが、そういう人たちへの投与は考えてらっしゃいますか?
2014/04/17(Thu) 08:57 | URL | なお | 【編集】
調子に乗って連投すみません。
あと、ザルティア錠も今日発売ですね。
私個人としては、すっごく興味があります。 あちらの悩みはなかなか話題にしにくいですが、
先生の外来にかかられている男性のDM患者さんでは、こういう悩みは多いのでしょうか?
あと、ザルティア錠も今日発売ですね。
私個人としては、すっごく興味があります。 あちらの悩みはなかなか話題にしにくいですが、
先生の外来にかかられている男性のDM患者さんでは、こういう悩みは多いのでしょうか?
2014/04/17(Thu) 09:28 | URL | なお | 【編集】
江部先生、いつもブログでわかりやすく説明していただきありがとうございます。妊娠時に妊娠糖尿になり、それ以来7年、運動やプチ糖質制限をしてきましたが、加齢にはなかなか勝てないようです。HbA1cは昨年まであまり変化なくきたのですが、昨年空腹時血糖値が弱冠高くなり、今年の健診はこれからですが不安です。昨年は糖質をとった後の2時間後血糖値は変化なかったのですが。
ところでネットでみていて、糖新生は糖質をとらない時に起こるとあり、本当でしょうか?夕飯に糖質をとった方が朝の空腹時血糖値はよい数値が出るとの意見もあり…。もちろん毎食糖質をとれば、HbA1cは上がると思うのですが。
インシュリンの基礎分泌は、糖質をとっている日常と糖質をとらない日常では数値は変わるのでしょうか?よくわかっていなくてすみません。追加分泌は糖質をとれば高くなると思うのですが。
病気になる不安と恐れが絶えず、これからも先生のブログを励みに頑張っていきたいです。
ところでネットでみていて、糖新生は糖質をとらない時に起こるとあり、本当でしょうか?夕飯に糖質をとった方が朝の空腹時血糖値はよい数値が出るとの意見もあり…。もちろん毎食糖質をとれば、HbA1cは上がると思うのですが。
インシュリンの基礎分泌は、糖質をとっている日常と糖質をとらない日常では数値は変わるのでしょうか?よくわかっていなくてすみません。追加分泌は糖質をとれば高くなると思うのですが。
病気になる不安と恐れが絶えず、これからも先生のブログを励みに頑張っていきたいです。
2014/04/17(Thu) 11:53 | URL | さくら | 【編集】
なお さん
脱水と尿路感染注意が必要な薬ですので高齢者には慎重投与ですね。
比較的若くて、糖質制限が困難な人には、症例を絞って処方するかもしれません。
脱水と尿路感染注意が必要な薬ですので高齢者には慎重投与ですね。
比較的若くて、糖質制限が困難な人には、症例を絞って処方するかもしれません。
2014/04/18(Fri) 08:13 | URL | ドクター江部 | 【編集】
なお さん
EDに関しては、スーパー糖質制限食で改善することもあります。
ブログコメントでは、薬物ではなくて、「スーパー糖質制限食でED改善」との報告が時々あります。
EDに関しては、スーパー糖質制限食で改善することもあります。
ブログコメントでは、薬物ではなくて、「スーパー糖質制限食でED改善」との報告が時々あります。
2014/04/18(Fri) 08:16 | URL | ドクター江部 | 【編集】
さくら さん
1)肥満などがあり、インスリン抵抗性が増加している場合は、インスリン基礎分泌は増加します。
2)インスリン抵抗性がない場合は、糖質摂取に関わらず、インスリン基礎分泌は、24時間持続的に一定量がでています。
3)糖質を日常的に摂取して肥満していけば、インスリン抵抗性が増加して、基礎分泌インスリンも増加していきます。
1)肥満などがあり、インスリン抵抗性が増加している場合は、インスリン基礎分泌は増加します。
2)インスリン抵抗性がない場合は、糖質摂取に関わらず、インスリン基礎分泌は、24時間持続的に一定量がでています。
3)糖質を日常的に摂取して肥満していけば、インスリン抵抗性が増加して、基礎分泌インスリンも増加していきます。
2014/04/18(Fri) 08:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
妹が 偶然私と同じ糖質制限をしていて 乳癌を見つけて 治療しています。
それも 糖質制限で20㌔位痩せて 胸も痩せて 見つけたのです。
胸が大きな妹だったので 痩せないと 見つけられなかったと思います。
今は 抗がん剤→手術→放射線とホルモン剤で 治療中です。
スーパー糖質制限して 本当に 良かったと思いました。
心から 感謝しています。私のブログにも このページを紹介しました。
ありがとうございます。
それも 糖質制限で20㌔位痩せて 胸も痩せて 見つけたのです。
胸が大きな妹だったので 痩せないと 見つけられなかったと思います。
今は 抗がん剤→手術→放射線とホルモン剤で 治療中です。
スーパー糖質制限して 本当に 良かったと思いました。
心から 感謝しています。私のブログにも このページを紹介しました。
ありがとうございます。
2014/04/19(Sat) 07:10 | URL | ☆MISAO | 【編集】
☆MISAO さん
それは良かったです。
2014年04月16日 (水)の本ブログ記事
「糖質摂取多いと癌のリスク。スローン・ケタリング癌センターCEOの講演。」
にありますように、
炭水化物を過剰摂取させると、ガン発生率が劇的に増えます。
スーパー糖質制限食なら、再発予防効果が期待できると思います。
それは良かったです。
2014年04月16日 (水)の本ブログ記事
「糖質摂取多いと癌のリスク。スローン・ケタリング癌センターCEOの講演。」
にありますように、
炭水化物を過剰摂取させると、ガン発生率が劇的に増えます。
スーパー糖質制限食なら、再発予防効果が期待できると思います。
2014/04/19(Sat) 08:11 | URL | ドクター江部 | 【編集】
はじめまして。
URLご参照ください。
その中でびっくりしたのは、1842年にフランスのタンチョウ医師が発表した研究論文です。
彼は次の50年間、あらゆる主要なヨーロッパの 都市で各々の都市で消費されている穀物のパーセンテージに基づき正確なガンの発生率を予測することができると主張しました 。
そしてそれは正しいことが示されました。
ベルリンの人は穀物の消費量が多く、それに応じて癌の発生率は高くなり、その他各々の都市でも、穀物の消費量に対応してガンが発生しました。
そして穀物が消費されなかった地域の住民にはガンは発生しなかったのです。
つまり、170年以上も前に、タンチョウ医師はガンの原因を炭水化物の摂取である、と看破していたということです。
これは、現代に比べて食生活が均質化しておらず穀物の消費の地域差が大きい時代であったからこそ可能な統計だったとも言えますが、驚くべき結果であると思います。
同時にとても問題だと思うのは、すでにこの時代に穀物がガンの原因である大きな可能性が示されていたのに、この研究論文のことがさほど広く知られていないことです。
少なくとも日本語の文献は私は見つけることができませんでした。
もう少し詳しい情報はないものでしょうか?
そしてぜひ、ブログで取り上げてください。
URLご参照ください。
その中でびっくりしたのは、1842年にフランスのタンチョウ医師が発表した研究論文です。
彼は次の50年間、あらゆる主要なヨーロッパの 都市で各々の都市で消費されている穀物のパーセンテージに基づき正確なガンの発生率を予測することができると主張しました 。
そしてそれは正しいことが示されました。
ベルリンの人は穀物の消費量が多く、それに応じて癌の発生率は高くなり、その他各々の都市でも、穀物の消費量に対応してガンが発生しました。
そして穀物が消費されなかった地域の住民にはガンは発生しなかったのです。
つまり、170年以上も前に、タンチョウ医師はガンの原因を炭水化物の摂取である、と看破していたということです。
これは、現代に比べて食生活が均質化しておらず穀物の消費の地域差が大きい時代であったからこそ可能な統計だったとも言えますが、驚くべき結果であると思います。
同時にとても問題だと思うのは、すでにこの時代に穀物がガンの原因である大きな可能性が示されていたのに、この研究論文のことがさほど広く知られていないことです。
少なくとも日本語の文献は私は見つけることができませんでした。
もう少し詳しい情報はないものでしょうか?
そしてぜひ、ブログで取り上げてください。
糖質制限食のススメを遅まきながら購入させていただきました。興味深く読ませていただいております。
質問が浮かんだのですが、少しよろしいでしょうか。
制限するのは糖質だけでなく、蛋白質も少しは控えた方がよいのか今回のブログで思いました。
限られた食費をやりくりしているので制限が増えるのにやぶさかではないのですが、
でも私の場合は事情がありまして、母と祖母が癌で早くに亡くなっているんです。
もともと癌の家系ということで、やはり癌に気をつけるべく糖質制限しようと思うのです。
癌にかかるのを防ぐために、私のような遺伝的に危ない場合は、脂質を中心にしてケトン食
にした方がよいような気がします。
なにか良いアドバイスはございますでしょうか。
ルーズなものですから厳密に制限し続けられるかわかりませんが、がんばっていこうと思います。
質問が浮かんだのですが、少しよろしいでしょうか。
制限するのは糖質だけでなく、蛋白質も少しは控えた方がよいのか今回のブログで思いました。
限られた食費をやりくりしているので制限が増えるのにやぶさかではないのですが、
でも私の場合は事情がありまして、母と祖母が癌で早くに亡くなっているんです。
もともと癌の家系ということで、やはり癌に気をつけるべく糖質制限しようと思うのです。
癌にかかるのを防ぐために、私のような遺伝的に危ない場合は、脂質を中心にしてケトン食
にした方がよいような気がします。
なにか良いアドバイスはございますでしょうか。
ルーズなものですから厳密に制限し続けられるかわかりませんが、がんばっていこうと思います。
2014/04/19(Sat) 21:12 | URL | 慣行 | 【編集】
じゃろはち さん
大変興味深い情報をありがとうございます。
是非、拝見したいのですが、
URLがわかりませんので、ご教示頂けば幸いです。
大変興味深い情報をありがとうございます。
是非、拝見したいのですが、
URLがわかりませんので、ご教示頂けば幸いです。
2014/04/20(Sun) 10:23 | URL | ドクター江部 | 【編集】
URL欄に記入いたしておりますが、わかりにくかったですね。
本文中に再掲させていただきます。
http://fourfoldhealing.com/2010/06/10/a-holistic-approach-to-cancer/
ぜひ、御覧ください。
本文中に再掲させていただきます。
http://fourfoldhealing.com/2010/06/10/a-holistic-approach-to-cancer/
ぜひ、御覧ください。
2014/04/20(Sun) 11:15 | URL | じゃろはち | 【編集】
じゃろはち さん
ありがとうございます。
読んでみます。
ありがとうございます。
読んでみます。
2014/04/20(Sun) 12:40 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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