2014年04月13日 (日)
【14/04/13 appleflower
赤身の肉・加工肉
江部先生
いつも勉強させて頂いており感謝申し上げます。
ところで赤身の肉・加工肉ですが、がんや循環器疾患のリスクを高めることを示唆する文献はたくさんあります。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=red+meat+cancer
糖質を制限するとき、代わりのカロリー源として脂質とタンパク質が自然に増えますが、良い物も良くないものもあるはずです。
いろんな文献を見ていますと、中でも赤身の肉と加工肉は、飽和脂肪酸など好ましくないものが含まれており、摂り過ぎないほうが良いのではないか。
可能な限り肉よりは魚にしたほうが、不飽和脂肪酸もたくさん撮れるし健康には良い、ということだと考えています。どうぞお考えをお聞かせ下さい。】
こんばんは。
appleflower さんから
「赤みの肉、加工肉、飽和脂肪酸・・・がんや循環器疾患のリスク?」
というコメント・質問をいただきました。
確かに、そういう結論のいろんな文献がありますが、 全て糖質を30数%~50~60%摂取している集団のデータなので、 スーパー糖質制限食実践者(糖質摂取比率12%)にはあてはまりません。
次に世界ガン研究基金の2007年の報告について検討してみます。
World cancer reserch fund
http://www.wcrf-uk.org/preventing_cancer/recommendations.php
このサイトで、必要な確認だけして、内容を検討してみました。
まずは、ウィキペディアの解説です。よくまとまっているので、以下に引用しました。
【食生活指針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%8C%87%E9%87%9D
世界がん研究基金によるがん予防の勧告
1997年に4500以上の研究を研究を元に、「食べもの、栄養とがん予防」 (Food, Nutrition, and the Prevention of Cancer: A Global Perspective) が報告された。日本では、がん予防14か条、タバコの制限を加えてがん予防15か条として紹介された。
2007年11月1日、世界がん研究基金とアメリカがん研究協会によって7000以上の研究を根拠に「食べもの、栄養、運動とがん予防[15]」が報告されている。
①肥満 ゴール:BMIは21-23の範囲に。 推薦:標準体重の維持、BMI25未満。
②運動 推薦:毎日少なくとも30分の運動。
③体重を増やす飲食物 推薦:高エネルギーの食べものや砂糖入り飲料やフルーツジュース、ファーストフードの摂取を制限する。飲料として水や茶や無糖コーヒーが推奨される。
④植物性食品 ゴール:毎日少なくとも600gの野菜や果物と、少なくとも25グラムの食物繊維を摂取するための精白されていない穀物である全粒穀物と豆を食べる。 推奨:毎日400g以上の野菜や果物と、全粒穀物と豆を食べる。精白された穀物などを制限する。
トランス脂肪酸は心臓病のリスクとなるが、がんへの関与は知られていない。
⑤動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。
⑥アルコール 男性は1日2杯、女性は1日1杯まで。
⑦保存、調理 ゴール:塩分摂取量を1日に5g以下に。 推奨:塩辛い食べものを避ける。
塩分摂取量を1日に6g以下に。カビのある穀物や豆を避ける。
⑧サプリメント ゴール:サプリメントなしで栄養が満たせる。 推奨:がん予防のためにサプリメントに頼らない。
⑨母乳哺育 6か月、母乳哺育をする。これは母親を主に乳がんから、子供を肥満や病気から守る。
⑩がん治療後 がん治療を行ったなら、栄養、体重、運動について専門家の指導を受ける。
***
タバコの煙もがんの主因であると強調している。また、タバコとアルコールは相乗作用で発癌物質となる。】
世界ガン研究基金の報告においても
「動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。」
と、明快な記載ですね。
しかし、世界ガン研究基金の報告の元になった数多くの文献も全て糖質を30数%~50~60%摂取している集団のデータなので、 スーパー糖質制限食実践者にはあてはまらないと思います。
肥満に関しては、大腸・食道・膵臓・腎臓・子宮内膜(子宮)・乳房のガンになるリスクが高まるとしています。
これら6つのガンに関しては、はっきり肥満がリスクになるということです。
また、胆嚢に関しては、肥満がおそらく発ガンのリスクを高めるとしています。
肥満がリスクになるガンは、高インスリン血症が関与している可能生が高いと思います。
「高インスリン血症」と「高血糖」には、発ガンリスクであるというエビデンスがあります。
ごく普通の食事をしている集団(糖質摂取比率30数%~60%)においては、糖質摂取比率12%のスーパー糖質制限食集団に比べると、糖尿病でない耐糖能正常の人においても、必ず「食後高血糖」と「高インスリン血症」を生じています。
「食後高血糖」と「高インスリン血症」を日常的に生じている集団においては、世界ガン研究基金の報告のように
「動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける」
ほうが発ガンに関して、安全な可能性が高いということは私も賛成です。
しかし、「食後高血糖」と「高インスリン血症」を日常的に生じていないスーパー糖質制限食集団には、「赤み肉や加工肉で発ガンリスク」という文献的エビデンスは皆無なわけですので、何ともいいようがありません。
個人的には「高インスリン血症」と「高血糖」という発ガンリスクがほとんどないスーパー糖質制限食なら、少なくとも、肥満関連のガンや西欧型のガンに対しては、予防効果がある可能性が高いと思いますが、あくまでも仮説であり、エビデンスがあるわけではありません。
加工肉にはいろいろな添加物が多いので、少量がいいかと思います。
そして魚と肉との比率は、大ざっぱに<1:1>くらいがいいかなと思っています。
勿論、魚が多くてもいいです。
私自身はスーパー糖質制限食を 2002年から実践して12年目ですが、赤みの肉はしっかり食べています。
鶏肉も魚貝も卵も大豆製品もよく食べますし、葉野菜、海藻、茸もよく食べます。
間食でチーズ、ナッツ、スルメ、焼き海苔、干し海老、メザシ・・・もよく食べます。
果物は、少量を時に食べることがあります。
江部康二
赤身の肉・加工肉
江部先生
いつも勉強させて頂いており感謝申し上げます。
ところで赤身の肉・加工肉ですが、がんや循環器疾患のリスクを高めることを示唆する文献はたくさんあります。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=red+meat+cancer
糖質を制限するとき、代わりのカロリー源として脂質とタンパク質が自然に増えますが、良い物も良くないものもあるはずです。
いろんな文献を見ていますと、中でも赤身の肉と加工肉は、飽和脂肪酸など好ましくないものが含まれており、摂り過ぎないほうが良いのではないか。
可能な限り肉よりは魚にしたほうが、不飽和脂肪酸もたくさん撮れるし健康には良い、ということだと考えています。どうぞお考えをお聞かせ下さい。】
こんばんは。
appleflower さんから
「赤みの肉、加工肉、飽和脂肪酸・・・がんや循環器疾患のリスク?」
というコメント・質問をいただきました。
確かに、そういう結論のいろんな文献がありますが、 全て糖質を30数%~50~60%摂取している集団のデータなので、 スーパー糖質制限食実践者(糖質摂取比率12%)にはあてはまりません。
次に世界ガン研究基金の2007年の報告について検討してみます。
World cancer reserch fund
http://www.wcrf-uk.org/preventing_cancer/recommendations.php
このサイトで、必要な確認だけして、内容を検討してみました。
まずは、ウィキペディアの解説です。よくまとまっているので、以下に引用しました。
【食生活指針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB%E6%8C%87%E9%87%9D
世界がん研究基金によるがん予防の勧告
1997年に4500以上の研究を研究を元に、「食べもの、栄養とがん予防」 (Food, Nutrition, and the Prevention of Cancer: A Global Perspective) が報告された。日本では、がん予防14か条、タバコの制限を加えてがん予防15か条として紹介された。
2007年11月1日、世界がん研究基金とアメリカがん研究協会によって7000以上の研究を根拠に「食べもの、栄養、運動とがん予防[15]」が報告されている。
①肥満 ゴール:BMIは21-23の範囲に。 推薦:標準体重の維持、BMI25未満。
②運動 推薦:毎日少なくとも30分の運動。
③体重を増やす飲食物 推薦:高エネルギーの食べものや砂糖入り飲料やフルーツジュース、ファーストフードの摂取を制限する。飲料として水や茶や無糖コーヒーが推奨される。
④植物性食品 ゴール:毎日少なくとも600gの野菜や果物と、少なくとも25グラムの食物繊維を摂取するための精白されていない穀物である全粒穀物と豆を食べる。 推奨:毎日400g以上の野菜や果物と、全粒穀物と豆を食べる。精白された穀物などを制限する。
トランス脂肪酸は心臓病のリスクとなるが、がんへの関与は知られていない。
⑤動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。
⑥アルコール 男性は1日2杯、女性は1日1杯まで。
⑦保存、調理 ゴール:塩分摂取量を1日に5g以下に。 推奨:塩辛い食べものを避ける。
塩分摂取量を1日に6g以下に。カビのある穀物や豆を避ける。
⑧サプリメント ゴール:サプリメントなしで栄養が満たせる。 推奨:がん予防のためにサプリメントに頼らない。
⑨母乳哺育 6か月、母乳哺育をする。これは母親を主に乳がんから、子供を肥満や病気から守る。
⑩がん治療後 がん治療を行ったなら、栄養、体重、運動について専門家の指導を受ける。
***
タバコの煙もがんの主因であると強調している。また、タバコとアルコールは相乗作用で発癌物質となる。】
世界ガン研究基金の報告においても
「動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける。赤肉より、鶏肉や魚が推奨される。 ゴール:赤肉は週300g以下に。 推奨:赤肉は週500g以下に。乳製品は議論があるため推奨していない。」
と、明快な記載ですね。
しかし、世界ガン研究基金の報告の元になった数多くの文献も全て糖質を30数%~50~60%摂取している集団のデータなので、 スーパー糖質制限食実践者にはあてはまらないと思います。
肥満に関しては、大腸・食道・膵臓・腎臓・子宮内膜(子宮)・乳房のガンになるリスクが高まるとしています。
これら6つのガンに関しては、はっきり肥満がリスクになるということです。
また、胆嚢に関しては、肥満がおそらく発ガンのリスクを高めるとしています。
肥満がリスクになるガンは、高インスリン血症が関与している可能生が高いと思います。
「高インスリン血症」と「高血糖」には、発ガンリスクであるというエビデンスがあります。
ごく普通の食事をしている集団(糖質摂取比率30数%~60%)においては、糖質摂取比率12%のスーパー糖質制限食集団に比べると、糖尿病でない耐糖能正常の人においても、必ず「食後高血糖」と「高インスリン血症」を生じています。
「食後高血糖」と「高インスリン血症」を日常的に生じている集団においては、世界ガン研究基金の報告のように
「動物性食品 赤肉(牛・豚・羊)を制限し、加工肉(ハム、ベーコン、サラミ、燻製肉、熟成肉、塩蔵肉)は避ける」
ほうが発ガンに関して、安全な可能性が高いということは私も賛成です。
しかし、「食後高血糖」と「高インスリン血症」を日常的に生じていないスーパー糖質制限食集団には、「赤み肉や加工肉で発ガンリスク」という文献的エビデンスは皆無なわけですので、何ともいいようがありません。
個人的には「高インスリン血症」と「高血糖」という発ガンリスクがほとんどないスーパー糖質制限食なら、少なくとも、肥満関連のガンや西欧型のガンに対しては、予防効果がある可能性が高いと思いますが、あくまでも仮説であり、エビデンスがあるわけではありません。
加工肉にはいろいろな添加物が多いので、少量がいいかと思います。
そして魚と肉との比率は、大ざっぱに<1:1>くらいがいいかなと思っています。
勿論、魚が多くてもいいです。
私自身はスーパー糖質制限食を 2002年から実践して12年目ですが、赤みの肉はしっかり食べています。
鶏肉も魚貝も卵も大豆製品もよく食べますし、葉野菜、海藻、茸もよく食べます。
間食でチーズ、ナッツ、スルメ、焼き海苔、干し海老、メザシ・・・もよく食べます。
果物は、少量を時に食べることがあります。
江部康二
江部先生、こんばんは。
>個人的には「高インスリン血症」と「高血糖」という発ガンリスクがほとんどない
>スーパー糖質制限食なら
>少なくとも、肥満関連のガンや西欧型のガンに対しては予防効果がある
>可能性が高いと思いますが、
私も、数々の事例を鑑みるに、その可能性は非常に高いと思います。
そして、糖質を厳格に制限すれば、予防のみならず末期ガンの治療効果までもたらされることが、以前こちらでも話題に上った、
「無料で副作用がなく、他の一般的ガン治療と併行できる新たなガン治療法」
http://merx.me/archives/31221
…にて紹介されていましたね。
また、上記サイトの内容が、こちらで更に詳細に翻訳されているのですが、
↓
「がんとケトン食:CBN番組『the 700 Club』から」
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/97b0e2d0106beba3e8d827287fbcc246
その番組の中で、動物性脂肪と循環器疾患の関係についても、循環器専門医が次のように説明しています。
>脂肪を多く摂取することは心臓に悪いという理由でケトン食をためらう人も多くいます。しかし、脂肪は天然のものであれば、たとえそれがココナッツオイルやバターのような飽和脂肪酸であっても、健康に良いと多くの医者は言います。
>循環器の専門医のステファン・シナトラ博士(Dr. Stephen Sinatra)は言います。
>
>[シナトラ博士]
>「心臓病の主な原因はコレステロールかって?。それは全くの間違いです」
>
>[リポーター]
>彼の著書「The Great Cholesterol Myth(偉大なコレステロール神話)」の中で、シナトラ博士は心臓病の本当の原因は、糖質を多く摂取することによって引き起こされる炎症であることを指摘しています。
>
>[シナトラ博士]
>「私たち医師は、糖質の危険性について、患者に説明して理解させる必要があります。不幸にも、多くの人はその事実を聞かされていません。多くの人はその反対のこと、つまり脂肪の危険性について教え込まれています。しかし、トランス脂肪酸を摂取しない限り、脂肪自体は健康的なのです。」
>
>[リポーター]
>したがって、糖質の摂取を減らし、天然の脂肪とタンパク質を食べれば、心臓の健康状態は良くなり、がんを予防することもできるのです。
>個人的には「高インスリン血症」と「高血糖」という発ガンリスクがほとんどない
>スーパー糖質制限食なら
>少なくとも、肥満関連のガンや西欧型のガンに対しては予防効果がある
>可能性が高いと思いますが、
私も、数々の事例を鑑みるに、その可能性は非常に高いと思います。
そして、糖質を厳格に制限すれば、予防のみならず末期ガンの治療効果までもたらされることが、以前こちらでも話題に上った、
「無料で副作用がなく、他の一般的ガン治療と併行できる新たなガン治療法」
http://merx.me/archives/31221
…にて紹介されていましたね。
また、上記サイトの内容が、こちらで更に詳細に翻訳されているのですが、
↓
「がんとケトン食:CBN番組『the 700 Club』から」
http://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/97b0e2d0106beba3e8d827287fbcc246
その番組の中で、動物性脂肪と循環器疾患の関係についても、循環器専門医が次のように説明しています。
>脂肪を多く摂取することは心臓に悪いという理由でケトン食をためらう人も多くいます。しかし、脂肪は天然のものであれば、たとえそれがココナッツオイルやバターのような飽和脂肪酸であっても、健康に良いと多くの医者は言います。
>循環器の専門医のステファン・シナトラ博士(Dr. Stephen Sinatra)は言います。
>
>[シナトラ博士]
>「心臓病の主な原因はコレステロールかって?。それは全くの間違いです」
>
>[リポーター]
>彼の著書「The Great Cholesterol Myth(偉大なコレステロール神話)」の中で、シナトラ博士は心臓病の本当の原因は、糖質を多く摂取することによって引き起こされる炎症であることを指摘しています。
>
>[シナトラ博士]
>「私たち医師は、糖質の危険性について、患者に説明して理解させる必要があります。不幸にも、多くの人はその事実を聞かされていません。多くの人はその反対のこと、つまり脂肪の危険性について教え込まれています。しかし、トランス脂肪酸を摂取しない限り、脂肪自体は健康的なのです。」
>
>[リポーター]
>したがって、糖質の摂取を減らし、天然の脂肪とタンパク質を食べれば、心臓の健康状態は良くなり、がんを予防することもできるのです。
2014/04/13(Sun) 20:33 | URL | 豆蔵 | 【編集】
米国で1、2を争う癌専門病院 ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの センター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演
Why We All Don't Get Cancer
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか?
A fats 脂質
B carbohydrates 糖質
C proteins たんぱく質
「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」
参考までに。
Why We All Don't Get Cancer
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか?
A fats 脂質
B carbohydrates 糖質
C proteins たんぱく質
「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」
参考までに。
2014/04/13(Sun) 21:20 | URL | HSG | 【編集】
錠剤の大きさをキープするために、賦形剤を使いますよね。
賦形剤はデンプンやデキストリン、乳糖など血糖値上昇に寄与する成分が一般的に使われます。
錠剤の中の薬効成分が数十mgなことを考えると、殆ど賦形剤を摂取している、といっても過言では無いように思えます。
私は幸いにして糖質制限のお陰で投薬量を減らすことができましたが、シックデイなどでは一回の投薬量が8錠、なんてこともありました。
一日で20錠くらいの錠剤を飲めば、こりゃかなりの血糖値上昇に繋がるんじゃないか?なんて変な事が気になりました。
賦形剤はデンプンやデキストリン、乳糖など血糖値上昇に寄与する成分が一般的に使われます。
錠剤の中の薬効成分が数十mgなことを考えると、殆ど賦形剤を摂取している、といっても過言では無いように思えます。
私は幸いにして糖質制限のお陰で投薬量を減らすことができましたが、シックデイなどでは一回の投薬量が8錠、なんてこともありました。
一日で20錠くらいの錠剤を飲めば、こりゃかなりの血糖値上昇に繋がるんじゃないか?なんて変な事が気になりました。
2014/04/14(Mon) 01:54 | URL | 出戻りセイゲニスト Hiro | 【編集】
江部先生
早速ご返事を頂きありがとうございました。
『赤身の肉と加工肉は、普通の食事をしている群ではリスクを高めるというデータがある。しかしスーパー糖質制限食をしている群では、まだ何のデータもない。スーパー糖質制限食のさまざまなメリットを考えると、赤身の肉や加工肉を食べてもリスクは高まらないのではないかと期待している。』ということですね。よくわかりました。
世界がん研究基金のサイトは知りませんでした。良くまとまっているようなので読んでみます。どうもありがとうございました。
早速ご返事を頂きありがとうございました。
『赤身の肉と加工肉は、普通の食事をしている群ではリスクを高めるというデータがある。しかしスーパー糖質制限食をしている群では、まだ何のデータもない。スーパー糖質制限食のさまざまなメリットを考えると、赤身の肉や加工肉を食べてもリスクは高まらないのではないかと期待している。』ということですね。よくわかりました。
世界がん研究基金のサイトは知りませんでした。良くまとまっているようなので読んでみます。どうもありがとうございました。
2014/04/14(Mon) 05:47 | URL | appleflower | 【編集】
豆蔵 さん
情報をありがとうございます。
米国にも、私達と同じ立場の医師がいるのは心強いことです。
情報をありがとうございます。
米国にも、私達と同じ立場の医師がいるのは心強いことです。
2014/04/14(Mon) 16:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
HSG さん
情報をありがとうございます。
米国で1、2を争う癌専門病院 ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの センター長兼CEO
Craig.Thompson 博士の講演
「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」
これって、スローンケータリング癌センターのトップのお話しですから、
すごいことですね。
情報をありがとうございます。
米国で1、2を争う癌専門病院 ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの センター長兼CEO
Craig.Thompson 博士の講演
「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」
これって、スローンケータリング癌センターのトップのお話しですから、
すごいことですね。
2014/04/14(Mon) 17:35 | URL | ドクター江部 | 【編集】
出戻りセイゲニスト Hiro さん
実は
小児難治性てんかんのケトン食の時には、
錠剤の賦形剤が、厳密にチェックされています。
せっかくコントロールされていた、てんかん発作が、錠剤の賦形剤の乳糖で
惹起されることがあるので、注意が必要だそうです。
実は
小児難治性てんかんのケトン食の時には、
錠剤の賦形剤が、厳密にチェックされています。
せっかくコントロールされていた、てんかん発作が、錠剤の賦形剤の乳糖で
惹起されることがあるので、注意が必要だそうです。
2014/04/14(Mon) 17:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
appleflowerさん
仰有る通りです。
仰有る通りです。
2014/04/14(Mon) 17:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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