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京大病院入院。給食と糖質制限食は?
【14/03/06 BT

京大病院病院食

はじめまして。

基準値に迫り来る血糖値を押し止めようと、三年ほど前に糖質制限を始め、現在は極めて良好な状態を保っています。

さて、最近、江部先生の母校の大学病院に膀胱腫瘍の手術のために入院した際、ダメ元で糖質制限中であることを伝えて、病院食についての配慮をお願いしてみました。

私 主食は食べないんです。
京 では何か代わりのものが出せないか考えましょう。
私 例えば?
京 カロリーメイトとか。
私 それなら結構です。お豆腐とかならありがたいですが。

と、こんなやり取りの結果、毎食小さな豆腐が1パック追加で出されました。

しかし、ご飯は220gだか250gだかのまま。

もったいないのでご飯なしにして欲しいとお願いしたところ、それは規則上できないとのことでした。

お豆腐はありがたくいただきましたが、毎食無駄になっていくご飯を見るのは複雑な思いでした。

入院中の糖質制限を謂わば黙認してくれたことには感謝していますが、病院食のオプションとして糖質制限食が取り入れられるまでの、道のりの長さを思いました。

病院食のおかずは薄味でとてもおいしかったです。

ご飯の代わりは、持参のくるみや、院内ローソンのブランパンが役に立ちました。

ローソンでバターも置いていてくれれば完璧だったのですが。

これからも折に触れて、様々なリクエストやお願いはしていきたいと思います。

一歩でも半歩でも前へ進めるように。】


【14/03/07 BT

補足

江部先生

コメント取り上げていただいてありがとうございます。

一点書き忘れたことがありますので補足です。

糖質制限の理由として、逆流性食道炎があってご飯を食べると胸焼けがして困るという点も申し述べました。もちろんこれは事実です。ひょっとすると、このことも糖質制限黙認につながったのかも知れません。

同室にガンの化学療法を始めようとしている糖尿病のお年寄りがおられました。副作用で食欲がなくなったときのための特別メニューの説明が耳に入ってきました。

「ご飯が食べにくければ、おにぎりでも、おうどんでも、焼きそばでも、お好きなものをお選びいただけますのでご安心ください。」

ステロイド系の薬剤で血糖値の上昇が予測されるので、インシュリンの量を増やして対応するとの説明もされていました。

これが現状なんだと痛感した一コマでした。】


こんにちは。

BTさんから、京大病院病院食と糖質制限食について、興味深いコメントをいただきました。

ありがとうございます。

血糖値良好、良かったですね。

主食を食べないということを容認してくれて小さいながらも豆腐パックをつけてくれたとは、京大病院の栄養士さん、なかなかのサービスぶりですね。

規則上、ご飯を出さざるを得ないのも、理解できます。

他の京大病院入院経験ありの患者さんからの情報でも、京大病院の栄養士さんの何割かは糖質制限食に理解があるとのことでした。

まあ、病院全体の栄養科としては、カロリー制限食が建前なのでしょう。

泌尿器科入院も幸いしたと思います。

京大病院糖尿病代謝内科入院だと、唯一無二の従来の「糖尿病食」を強要されて、バトルになった可能性もありますね。

手術などで、入院の時は、 BT さんのように、とりあえず話してみるアプローチもあります。

一方、何も言わないで、おかずだけ食べて院内のコンビニで糖質制限OKのおでん、豚シャブサラダ、蒸し鶏サラダ、ゆで卵、ナッツ類・・・

などでしのぐのもありと思います。

***
BTさんから、追加コメントがありました。

逆流性食道炎も、スーパー糖質制限食で、たちどころに解決ですね。


江部康二


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
勇気づけられます
明日入院ですが、私も栄養士さんにお話ししようと思っています。
足の怪我なので、体重が少ない方がいいに決まってます。

規約とはいえ、ご飯を残すのには抵抗があるのです。
例えば、イスラム教の方が入院されれば食べちゃいけないものがあるわけで、
その際には例外として対応してるんじゃないかな。

糖質制限だって同じことなのになぁ。
2014/03/07(Fri) 17:02 | URL | bonita | 【編集
ボディビルダー・山本義徳氏も週刊現代の記事に反論
江部先生、こんにちは。

規則による制約がある中で、精一杯、患者のニーズに応えようとしてくれる病院側の誠意には頭が下がりますね。

ところで、先般の週刊現代の糖質制限ネガキャン記事については、以前に何度かこちらのコメント欄で紹介させていただいた、かのインテリボディビルダー・山本義徳氏も、御自身のブログで呆れつつ憤りを露わにされていました。

また、同氏はそのエントリーの中で「日本におけるローカーボ食の旗手」と称える書き方で江部先生のお名前を挙げていたことも、あわせてご報告させていただきます。

-------------------------------------

以下、山本義徳氏ブログ「ランボー、クレー、モーツァルト あるいは不思議の環」より

「ローカーボ・ダイエットは危険? 」
http://ameblo.jp/doronjo7/entry-11775627629.html


ネットで週刊現代の記事を見つけてビックリ。

専門家が警告 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない 糖質制限ダイエットで「寝たきり」が続出中!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38359?page=5


このブログの読者だったら、いかにこの記事が滅茶苦茶かは、説明しなくてもわかるはず。
「タンパク質が必要になるから糖質を減らしてはいけない」とは、いったい何のことか??

腎臓や肝臓や血管に障害を引き起こす可能性?? ローカーボは米国糖尿病学会が認めているというのに、今更なにを言っているのやら。


こんなとき、私はショーペンハウアーの言葉を思い出す。即ち、

・・・・・・・・・

既存の常識を打ち破る新しい事実が発見されると、最初は無視される。

そして次は猛烈な反発にあう。

最後には、自明のことだった(最初からわかっていた)として処理される。

"All truth passes through three stages. First, it is ridiculed. Second, it is violently opposed. Third, it is accepted as being self-evident."

・・・・・・・・・

数年後、ローカーボ食の優秀性がさらに周知されるようになったころ、「専門家」たちは、こういうだろう。「私たちは、最初から低糖質食の良さを知っていた」と。


先日、日本におけるローカーボ食の旗手である江部医師のブログで、イノベータ理論が紹介されていた。
スタンフォード大学の社会学者であるエベレット・M・ロジャースによれば、新しい商品やサービスが登場すると、顧客は次の層に分かれるという。

(中略)

さて、レイトマジョリティに正しい知識が広まるのはいつの日か。
2014/03/07(Fri) 17:04 | URL | 豆蔵 | 【編集
補足
江部先生

コメント取り上げていただいてありがとうございます。

一点書き忘れたことがありますので補足です。

糖質制限の理由として、逆流性食道炎があってご飯を食べると胸焼けがして困るという点も申し述べました。もちろんこれは事実です。ひょっとすると、このことも糖質制限黙認につながったのかも知れません。

同室にガンの化学療法を始めようとしている糖尿病のお年寄りがおられました。副作用で食欲がなくなったときのための特別メニューの説明が耳に入ってきました。

「ご飯が食べにくければ、おにぎりでも、おうどんでも、焼きそばでも、お好きなものをお選びいただけますのでご安心ください。」

ステロイド系の薬剤で血糖値の上昇が予測されるので、インシュリンの量を増やして対応するとの説明もされていました。

これが現状なんだと痛感した一コマでした。
2014/03/07(Fri) 17:29 | URL | BT | 【編集
はじめまして。
糖質制限初心者です。

「WHO,疾病予防のための糖類摂取量「1日スプーン6杯程度」を推奨へ
GL案への意見募集を開始

http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1403/1403024.html
2014/03/07(Fri) 18:18 | URL | SUGAR | 【編集
Re: タイトルなし
SUGAR さん

ありがとうございます。

制限の対象となるのはグルコース,フルクトースなどの単糖類,
スクロースやテーブルシュガーなどの二糖類ですね。
2014/03/07(Fri) 18:38 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ボディビルダー・山本義徳氏も週刊現代の記事に反論
豆蔵 さん

ボディビルダー・山本義徳氏はすごい知識の持ち主ですね。
ボディビル理論など、大変参考になります。
私などよりはるかに詳しいと思います。
2014/03/07(Fri) 18:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 勇気づけられます
bonita さん

整形外科なら、食事に関しては、糖尿病内科ほどうるさく言わないと思いますよ。
最低でも、おかずだけ作戦は可能と思います。
2014/03/07(Fri) 18:44 | URL | ドクター江部 | 【編集
ご相談させてください
いつも先生の書籍・ブログ等を拝見し、参考にさせていただいております。
ダイエット目的でスーパー糖質制限を始めて4か月程度経過しました。


職場の健康診断の結果、データに変化がありました。

()は昨年度(糖質制限実施前)データです。

空腹時血糖値92(86)
HbA1c 5.2(5.4)

総コレステロール 312(212)
HDL 140(81)
LDL 109(103)
中性脂肪 47(20)

糖質制限で体重は4kg減少しました。
元々HDLコレステロールは高めでしたが、ここまで上昇したのは
初めてです。

糖質制限を始めてから現在まで、穀類などの糖質はほとんど摂っておらず、主食は糖質制限用のパンを食べ、肉・魚などの摂取率もかなり上がりました。

ストイックにやりすぎている面もあるので、もう少し緩めの糖質制限にしたいとも思っているのですが、体重の戻り(リバウンド)が怖くて、なかなか上手に糖質を取り入れられずにいます。

上記の検査データは良い兆候なのでしょうか?
このままいまの糖質制限を続けても支障はないか、
スーパー糖質制限を緩めていくコツなど、先生にご教示いただけたら幸いです。お忙しい中、お手数おかけして大変申し訳ありません。
2014/03/07(Fri) 19:21 | URL | きよ | 【編集
Re: ご相談させてください
きよ さん

拙著のご購入、ありがとうございます。
HDLが81から140mgに上昇しています。
確かに基準値より多いですが、問題ないです。
特殊な家族性の高HDL血症を除けば、HDL高値は、心筋梗塞や癌のリスクを減少させますので、良い兆候です。
きよさんの場合、もともと81mg/dlですので、家族性の特殊な高HDL血症ではないですので。

1回の食事の糖質量を10~20g以下を目指すのがスーパー糖質制限食です。
糖尿病がないなら、体重が維持できるていどの糖質量まで緩めてもOKと思います。
例えば、1回の食事の糖質量が、20~40gとかですね。
2014/03/08(Sat) 08:31 | URL | ドクター江部 | 【編集
WHOのドラフト
WHOのコメント募集ページでは、『SUGARS』と書いていますが、MTProでは、それを糖類と訳しています。
http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2014/consultation-sugar-guideline/en/
原文では、単糖類、二糖類。。。と書いていて、全てのものに含まれる『SUGARS』とのことです。ですから、糖類と言ってしまって良いのかわかりませんが、ガイドライン案の内容からすると、『血糖値を上昇させる糖質』と考えるのが妥当なのかなと思います。
それにしても、25gと言うのは、スーパー糖質制限よりも、かなり強硬な糖質制限になりますね。
2014/03/08(Sat) 09:33 | URL | 東京たぬき | 【編集
江部先生、初めまして。

テレビで糖質制限を知り、1ヶ月ほど前より糖質制限ダイエットを始めまして、カロリー制限だけのダイエットの時の倍ほどのスピードで体重が落ちてびっくりしています。

その効果に関してはとてもうれしい驚きであり、目標の体重まであとしばらくは続けていこうと思っています。

しかし一つ問題が起きまして。糖質制限を始めてから良い事ばかりではなく、明らかにお酒に弱くなりました。しかも悪酔いをします。

それまで結構多目に飲んでフラフラになっても寝てしまえば次の日は二日酔いも無く元気でした。

しかし、糖質制限をして少し経ってから、お酒に対しての抵抗が弱くなったといいますか、今まで一度も経験しなかった嘔吐などもありました。

もしかしたら糖質制限で多大な負担が肝臓などにかかっているのではと素人考えで思ったりしていますが、原因が糖質制限にあるとするならば、どういう理由によるものでしょうか?

他の原因も探ってみましが、変わったところは糖質制限をしているという部分だけです。カロリー制限ダイエットしている時には起きなかった症状です。

ちなみに糖質制限は1日20g~30gの所謂スーパー糖質制限食と言われるものです。
2014/03/08(Sat) 10:41 | URL | リーフ | 【編集
太ってます
江部先生
初めてコメントします。ダイエット目的で、一週間前からスーパー糖質制限を始めました。170cm,74.6kg.39才♀です。

一週間で全く体重が変わりませんでした。筋肉痛のような疲れがずっとあります。
痩せない理由は、わかってます。食べ過ぎです。2000kcal程度食べてます。
でも、肌の調子はよくなってるし、少しずつ疲れも取れてきてるし、続けていきたいと思ってます。
でも、おなかいっぱい食べても、食後1時間程度から、おなか空いたって感じます。ナッツだと食べても満足しないので、コンビニの唐揚げを食べたりしてます。

先生は、大食漢は糖質制限に向いていないと仰っていますが、どのくらい食べる人をイメージしていますか?
自分の食べる量が、たんぱく質脂肪不足からくるものなのか、大食漢からなのかわからなくて不安になってます。
2014/03/08(Sat) 13:16 | URL | ぽん | 【編集
Re: WHOのドラフト
東京たぬき さん

WHOのコメント、糖類ということでよいと思います。

「糖類=単糖類+二糖類」
で、オリゴ糖やデンプンなどの多糖類は含まれません。

「糖質=単糖類+二糖類+多糖類」です。

実際の糖類の食材としては、ブドウ糖・果糖・砂糖などですね。
穀物や芋のたぐいは含まれないと思います。
2014/03/08(Sat) 13:57 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
リーフ さん

糖質制限食で酒に強くなったというのは、夏井睦先生をはじめ、よく聞きます。
弱くなったというのは、初耳です。

もしかしたら、エネルギー摂取不足の可能性がありますので、ご留意いただけば幸いです。
エネルギー摂取不足がない場合は、翌日に残らないていどの酒量にされては如何でしょう。

なおスーパー糖質制限食は、1回の食事の糖質摂取量が、10~20g以下をめざします。
1日だと、30~60gですね。
2014/03/08(Sat) 14:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: こんにちは。
ドリーム さん

まだよくわからない段階なのですね。

2014/03/08(Sat) 14:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 太ってます
ぽん さん

大食漢タイプと思われます。


2012年03月04日 (日)の本ブログ記事
「大食漢タイプと倹約遺伝子タイプは痩せにくい」

2012年10月17日 (水)の本ブログ記事
「糖質制限食と体重減少、過敏性腸症候群が改善。」

をご参照ください。
2014/03/08(Sat) 14:14 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生
はじめまして。北海道で薬剤師をしております。
江部先生の糖質制限食について勉強中です。
自身も生活に取り入れはじめ、もともと肥満体型ではないのですが、日に日に体が軽くなるのを感じます。いつも眠い‥というのもなくなってきました。
日本糖質制限医療推進協会の提携医療機関には北海道の病院はひとつもないようですね。
患者さんにお話をする際にその処方箋を書いている医師が糖質制限を推進しているか、していないかわかるようになれば、指導行いやすくなりますので、これからの糖質制限という新しく画期的で正しい医療の拡大に期待します。
患者さんが病院を選ぶ時代ですから、糖尿病と診断された患者さんが、糖質制限を推進している病院や医師を選んで受診できるようになると良いなと思います。
自分自身は自分と家族の健康を維持するため、糖質制限食を続けていこうと思います。
乱文にて失礼致しました。
2014/03/08(Sat) 15:40 | URL | みか | 【編集
Re: タイトルなし
薬剤師のみか さん

山村美雪先生が糖質制限食を指導しておられると思います。
一度連絡をとってみたいと思います。

所在地:〒060-0001 
札幌市中央区北1条西2丁目
札幌時計台ビル1F・2F
札幌スポーツクリニック
整形外科
内科
内科(直通)TEL:011-206-8755
山村美雪Dr
糖質制限に理解あり。
管理栄養士さんも糖質制限に沿って指導。
2014/03/09(Sun) 07:24 | URL | ドクター江部 | 【編集
炭水化物依存性みたいです
江部先生、返信ありがとうございます。
先生のブログの過去ログを見ていて、私は炭水化物依存性の状態みたいです。条件全部に当てはまります。食事して、満腹になっても、満足できないんですよ~。
時間がかかっても、甘いものやごはんに依存しない生活を目指します。本来の身体の機能を取り戻したいです。
2014/03/09(Sun) 11:33 | URL | ぽん | 【編集
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