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糖尿病発症のプロセス
おはようございます。
糖尿病発症のプロセスに関して、Dashさんからコメント及び貴重な個人データを提示していただきました。糖尿病予備軍(IFG、IGT)の方々には大いに参考になると思いますよ。
 
『私の過去データー
Dashです。
興味深い広島市の検診のデータを見させて頂きました。
OGTTではありませんが、私の健康診断時の空腹血糖値糖尿病の心配のある方の参考になるかと思い書き込んでみます。
35歳から51歳までのDataです。

03年(110mg/dl)/02年(103mg/dl)/01年(99mg/dl)/00年(91mg/dl)/99年(89mg/dl)/98年(84mg/dl)
/97年(88mg/dl)/96年(92mg/dl)/95年(81mg/dl)/94年(84mg/dl)/93年(78mg/dl)/92年(93mg/dl)/91年(98mg/dl)
1991年35歳からの空腹時血糖値です。
また45歳からは、HbA1c の値も検査していました。03年(5.5)/02年(4.7)/01年(4.9 )

03年から07年春までは、健康診断を受けていなくDataはありませんが、07年夏に2型の糖尿病と診断されました。

2003年にHbA1cが5.5とまだ糖尿病にはなっていないですが、健康診断を受けていない5年の間に悪くなったと思われます。
糖尿だとの診断時の血糖値は、270mg/dlで食パン一枚の朝食後2時間後の採血でした。
別の日の検査で空腹時血糖値が133mg/dl HbA1cが9.2 _| ̄|○

自覚症状はまったくなかったのですが、歯茎からの出血(糖尿からくる歯周病と後でわかりました)が06年あたりから出血を確認していたので、03年の空腹時が110mg/dl辺りから、糖尿病になる前兆だったのかも知れません。
この、空白の5年間の生活は、仕事の環境が変化しただけで食生活はそれほど変化がありません。
通勤して出社する形から自宅の仕事になったので、運動量が減った程度です。
自宅の仕事の自営業の方がストレスは多かったかもですが・・・(笑)

結果、OGTTではありませんが広島市の検診のデータと同じだったと思われます。
やはり、若くてもHbA1cの検査は必須にすべきと思いますね。

PS
先日書店で「わかさ」(2008年2月号)健康の雑誌があり表紙に糖尿病高血糖を薬に頼らず克服する今一番の新極意のタイトルに目が止まり、江部先生の糖質制限食よりいい方法なんてないよと思いつつパラパラめくると・・・
なんと江部先生が投稿されていたんですね・・・(笑) 思わず買っちゃいましたよ~
糖質制限食における食品の選び方早見表や冬の精選1週間メニューはとても参考になりました。
私のお勧めは、主な食品の糖質量ページで3Pにわたり、具体的な食材と糖質量が書かれていてとても参考になりました。
【2007/12/24 00:25】 URL | Dash』


Dashさん、貴重な個人データの提示、ありがとうございます。

Dashさんのデータ
「03年(110mg/dl)/02年(103mg/dl)/01年(99mg/dl)
03年(5.5)/02年(4.7)/01年(4.9% )
 07年夏に2型の糖尿病と診断。
血糖値は、270mg/dlで食パン一枚の朝食後2時間後の採血。
別の日の検査で空腹時血糖値が133mg/dl 、HbA1cが9.2%」


「2003年にHbA1cが5.5とまだ糖尿病にはなっていないですが、健康診断を受けていない5年の間に悪くなったと思われます。」

Dashさん、HbA1cが2002年は4.7%で、2003年が5.5%ですから、この一年でかなり増加しています。HbA1cは過去1.2ヶ月の血糖値の平均を示していますから、2002年の検診以降、食後の高血糖がすでにあったと考えられます。

従いまして2003年の検診の後、主食摂取後2時間血糖値かOGTT(経口血糖負荷試験)を行えば、少なくともIGTは確実にあったと思います。

それから、早朝空腹時血糖値が2003年に110mg/dlとなり、初めてIFGレベルとなっています。空腹時血糖値も2001年が99mg、2002年が103mgと着実に増加しています。

日本人の場合は、食後高血糖が数年間続いてから早朝空腹時血糖値が上昇してくることが多いので、この点でも2002年からIGTレベル以上が存在した可能性が高いのです。 従いまして、Dashさんの場合、2002年→2003年にかけて急速にインスリンの作用不足が目立ち始めたと考えられます。
この勢いなら、2004年に糖尿病発症のXdayがあったと思います。

Dashさんの仰有るとおり、HbA1cを健康診断に組み入れていれば、2004年には糖尿病の診断がついていたと考えられます。

また2002年→2003年にかけて、一般的には正常範囲ながらHbA1cが急上昇していますので、個人の経年的データとしてはここで異常と捉えても良いと思います。

ともあれ、初期糖尿病を一番早く簡単にチェックできるのは、上述の如く主食摂取後2時間の血糖値です。糖尿人予備軍の方々、くれぐれもご用心を。

なおDashさん、07年夏に空腹時血糖値が133mg/dl 、HbA1cが9.2%ていどなら糖質制限食で速やかに正常に復帰可能と思いますので美味しく楽しく 糖質制限食をお続け下さいね。   ∧__∧

*「わかさ」は記者の方が取材にきて原稿をまとめられました。
 私がそれを校正しまして記事となりました。

**
IFG:空腹時血糖値が110mg/dl~125mg/dlの間の人。
    109mg/dl以下は正常、126mg/dl以上は糖尿病
IGT:OGTT2時間値が140mg/dl~199mg/dlの間の人。
    139mg/dl以下は正常、200mg/dl以上は糖尿病。
テーマ:糖尿病
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
参考になりました。
江部先生、こんにちは。
先日、こちらのブログのコメントで、
夫の血液検査の結果のご相談をさせていただいたものです。

相談が個人的すぎて厚かましかったかな、と、
コメントを消そうかと思っていたところでしたが、
Dashさんの、ご自身の個人データが、
とても参考になりましたので、
この場をお借りして、お礼を申し上げたいと思います。
Dashさん、ありがとうございました。

要は、一度、
OGTT、もしくは、
主食摂取後2時間血糖値の測定をしてみた方がいいということ、
そして、
ひどくならないように、
早めに糖質制限食を始めた方がいいということですね。
血糖測定器もありますので、
早速主食摂取後2時間血糖値測定をやってみようと思います。
(しばらくがっつり糖質を摂っていないので、
 どうなるのかちょっと怖いですが^^;)
夫の場合、HbA1c5.1を維持していますので、
今のうちに気をつけて、
グルコーススパイクを起こさないようにして行こうと思います。

ありがとうございました。
2007/12/25(Tue) 12:29 | URL | ぴぐ | 【編集
ぴぐさん。

コメントありがとうございます。
前回のコメントに関しては
個人的ではありますが、ブログ読者の皆さんの参考にもなると思いますので
近日中に詳しく回答させていただきます。
2007/12/25(Tue) 13:56 | URL | 江部康二 | 【編集
著書を読ませていただきました。
私は2年ほど前体重150kgまで一気に体重が増えつい5月ぐらいまで知識はあったので減量にて痩せていく努力を続けていました。食後2h血糖は常に140程度食べないで受けると69というデータでした。
HbA1cは5.0程度だったのですが減量で痩せていたため顔は青ざめ生気を失っていました。
図書館で江部先生の本を見つけ2ヶ月実施したところ代謝も上がり毎日が本当に楽になりました
結局江部先生の著書それから夏井先生の著書を買って熟読してるところです。
和食がヘルシーという言葉や根拠の無い健康ブームで踊らされてる昨今本当に良い物を見つけたと思い食の研究等を行わせていただこうと思っております。元看護という職ですが今は頚椎内部の損傷にて左手が思うようではない。
つまり時間があったので捉えることが出来た書物でもありました。
夏井先生の著書もとてもわかりやすく書かれておりましたが、私も江部先生や夏井先生同様世の中に何かを感じてそして訴える行動を撮り続けたいと思っております。
僭越ながら今後のご活動期待させていただくと同時に応援をさせていただきたいと思っております。
長文となりましたが失礼させていただきます。
2014/07/24(Thu) 20:47 | URL | 西村由紀信 | 【編集
Re: 著書を読ませていただきました。
西村由紀信 さん

拙著のご購入、ありがとうございます。
糖質制限食なら、健康に減量が可能です。
このまま、美味しく楽しく末長く糖質制限食をお続けくださいね。
2014/07/24(Thu) 21:30 | URL | ドクター江部 | 【編集
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